JPH10111973A - 電子通貨用処理機およびその処理方法 - Google Patents

電子通貨用処理機およびその処理方法

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JPH10111973A
JPH10111973A JP26407496A JP26407496A JPH10111973A JP H10111973 A JPH10111973 A JP H10111973A JP 26407496 A JP26407496 A JP 26407496A JP 26407496 A JP26407496 A JP 26407496A JP H10111973 A JPH10111973 A JP H10111973A
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electronic currency
card
electronic
processing machine
bank
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JP26407496A
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Masayuki Oki
雅之 大木
Atsuhiko Urushibara
篤彦 漆原
Toshiyuki Utsuki
利之 宇津木
Kotaro Yamashita
廣太郎 山下
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G07F7/08Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
    • G07F7/0866Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means by active credit-cards adapted therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/30Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使い易い電子通貨用処理機を提供するととも
に盗難などの異常が生じた場合指定の連絡先に警報が伝
達される電子通貨用処理機提供するもの。 【解決手段】 電子通貨用処理機120には鍵機能を有
する開閉機構335が設けられ、処理機120の内部に
電子通貨用カード10と情報のやり取りを行うためのリ
ーダーライター328と外部と情報のやり取りを行うた
めの通信回路326とが設けられ、開閉機構の鍵機能を
解除する操作が行われた場合これを表す信号が通信回路
326から所定の連絡先110に送られることを特徴と
する電子通貨用処理機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子通貨用カード
に電子通貨を入金するための機能を少なくとも有する電
子通貨用処理機およびその操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子通貨を収納したICカード相
互間の通信により、電子通貨のやりとりを行う電子通貨
システムが提案されている。このシステムに使用するI
Cカードは、その内部に通信機能を有するマイクロプロ
セッサと、処理プログラム及び電子通貨の残額を格納す
る保持機能を有するメモリ(不揮発性メモリ、例えばE
EPROM等によるメモリ)とを備えて構成される。そ
して、ICカードは、銀行、商店、公共機関、個人の住
宅等に備えられる端末を通信回線を介して任意に接続可
能に構成される電子通貨システムを介して、また、専用
の端末を使用することにより、例えば他のICカードと
の間で、電子通貨の出し入れが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述で提案されている
電子通貨システムは、未だ、システムを構成する各機器
が何のような機能、形態を備えるべきかが定められてお
らず、開発途上にあるものである。今後色々な提案によ
り電子通貨制度が確立し、人々の生活に於いて重要な役
割を果たすものと思われる。現在、人々が現金を使用
し、必要な現金は銀行から引き出している。現金の使用
はいくつかの問題を有している。現金に代わり、電子通
貨が使用されることにより、問題点のいくつかは解決す
ると思われる。電子通貨制度を確立するためには、銀行
などの通貨送金元から送られてくる通貨を電子通貨用カ
ードに収納する電子通貨用処理機が必要となる。
【0004】本発明の目的は、前述した、送られてくる
通貨を電子通貨用カードに収納するために適した電子通
貨用処理機を提供することにある。本発明に於いては送
られてくる通貨は、国が発行している通常の通貨であっ
ても良いし、電子通貨の発行を国がコントロールしてい
ればそのコントロールされている電子通貨であっても良
い。これは政府の政策であり、本発明は技術的にはどち
らにも使用できる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、少なくとも通貨額情報を記憶する機能を有する電子
通貨用カードの挿入口と、入力手段と、表示手段とを有
し、上記挿入口から挿入された電子通貨用カードに送金
されて来た電子通貨を収納する機能を有する電子通貨用
処理機において、上記入力手段の上側に上記表示手段を
配置し、上記入力手段の横に操作手順指示手段を配置し
たことにより達成される。
【0006】他の発明によれば前記目的は、上記電子通
貨用処理機には鍵機能を有する開閉機構が設けられ、上
記処理機の内部に上記電子通貨用カードと情報のやり取
りを行うためのリーダーライターと外部と情報のやり取
りを行うための通信回路とが設けられ、上記開閉機構の
鍵機能を解除する操作が行われた場合これを表す信号が
上記通信回路から所定の連絡先に送られることにより達
成される。
【0007】更に他の発明によれば前記目的は、上記電
子通貨用処理機に鍵機能を有する開閉機構が設けられ、
上記処理機の内部には上記電子通貨用カードと情報のや
り取りを行うためのリーダーライターと外部と情報のや
り取りを行うための通信装置とが設けられ、また上記開
閉機構の鍵機能の解除操作が行われることなく上記開閉
機構が操作された場合、これを表す信が所定の連絡先へ
送られると共に警報が発せられるようにしたことにより
達成される。
【0008】更に他の発明によれば前記目的は、電子通
貨用処理機の据え付け状態を検知する検知器と警報機が
設けられ、上記電子通貨用処理器を移動させた場合上記
警報機が動作するように上記検知器と上記警報機が接続
されており、上記警報機の動作を停止させる操作を行な
うための入力手段が設けられていることにより達成され
る。
【0009】更に他の発明によれば前記目的は、送られ
てきた通貨を電子通貨用カードに収納する電子通貨用処
理方法において、引出元の銀行口座を特定する操作が行
われ、この特定された銀行口座から通貨が引出され、上
記電子通貨用カードに入金されることにより達成され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電子通貨用処
理機の実施形態を図面により詳細に説明する。図1は電
子通貨用処理機120を壁102に固定した実施形態で
あり、図2は上記電子通貨用処理機120を据付台10
5に固定した実施形態である。電子通貨システムは実際
の貨幣の代わりに貨幣としての額を保持する電子記憶機
能を有する電子貨幣用カードを使用する。買い物等の支
払いは、実際の通貨に代わり上記電子貨幣用カードに保
持された金額(電子通貨の保持金額)から支払うべき金
額を支払相手のカードに移すことで行われる。実際の現
金が減ってくると銀行から通貨を引き出す行為が一般的
に行われる。電子通貨システムに於いては、カードに保
持された電子通貨の額が銀行からの送金額に基づいて増
えることにより現金の引出に相当する行為が行われる。
【0011】銀行へ現金を預金する行為が一般的に行わ
れる。電子貨幣システムに於いては、カードの電子通貨
額から操作された額の電子通貨が銀行に送られ、その送
金額に基づきカードの保持額が減少し、銀行の預金額が
それに見合って増加する行為が預金の行為となる。もち
ろん他人の講座への送金なども同様に可能である。
【0012】図1と図2に示す上記電子通貨用処理機1
20は、上記電子通貨の引出し、銀行への送金などを可
能にするものである。公共的な建物に図1や図2の形態
で設けられたり、商店やデパート、商業ビルに図示の形
態で設けられる。
【0013】次に図3を参照して、電子通貨システムの
構成を説明する。1は銀行営業店システム、2は流通シ
ステム、3はエンドユーザシステム、4は公共機関又は
デパート、商業ビルなどのシステム、5は銀行計算機セ
ンタ、6は電子通貨発行組織、7は公衆通信網、10は
電子通貨用カードである。電子通貨用カードは小型で薄
い形状を達成するためICで作られることが望ましい。
従って以下ICカードと記す。11は外付けICカード
リーダ/ライタ、12は窓口端末、13は内部通信回
線、14は現金自動預入支払機、15は電子金庫、16
は電子通貨トランザクション制御端末、17はリレーコ
ンピュータ、21は電子通貨用POS端末、22はPO
S端末、23はストアコントローラー、24はセンタ装
置、25は情報制御システム、26はワークステーショ
ン、31は電子財布、32はパーソナルコンピュータ、
33はPCカード型カードリーダ/ライタ、34はIC
カード電話機、51は勘定系システムホスト、52は外
接系システム、53は外接系制御端末、110は管理
室、120は電子通貨用処理機である。
【0014】図3に示す電子通貨システムは、公衆通信
網7に、銀行営業店システム1、百貨店、スーパーマー
ケット等の大型商店に設けられる流通システム2、パー
ソナルコンピュータ32やICカード電話機34を有す
るエンドユーザシステム3、管理室110を介して電子
通貨処理機120が接続される公共機関などに置かれる
電子通貨処理システム、などで構成されている。図示例
では、代表的なシステムがそれぞれ1システムずつ示さ
れているが、多数のシステムが公衆通信網7に接続され
て構成することができる。また、銀行営業店システム
は、専用回線等により銀行計算機センタ5に接続され、
銀行計算機センタ5には、電子通貨発行組織6が接続さ
れている。
【0015】ICカード10は、その内部に通信回路と
して動作する通信機能を有するマイクロプロセッサと、
処理プログラム及び電子通貨の残額を格納する不揮発性
書き込み可能メモリー例えばEEPROM等によるメモ
リを備えて構成され、エンドユーザである個人が所持す
ると共に、電子通貨システムに参加する銀行、商店、自
動販売機等により所持される。
【0016】銀行営業店システム1は、窓口端末12、
現金自動預入支払機14が内部通信回線13を介して接
続され、さらに、リレーコンピュータ17を介して銀行
計算機センタに接続されて構成されているが、電子通貨
決済のために、窓口端末12にICカードリーダ/ライ
タ11が設けられ、現金自動預入支払機14には、IC
カードリーダ/ライタが内蔵され、また、電子通貨トラ
ンザクション制御端末16を介して電子金庫15が接続
されて構成される。
【0017】銀行計算機センタ5は、勘定系システムホ
スト51と、外接系システム52とにより構成され、外
接系システム52は、外接系制御端末53、リレーコン
ピュータ17、電子金庫15が備えられて構成されてい
る。
【0018】流通システム2は、通常、POS端末が、
内部通信回線13、ストアコントローラー23を介して
センタ装置24に接続されて構成されるが、電子通貨決
済のために、通常のPOS端末22には外付けのICカ
ードリーダ/ライタ11が設けられ、あるいは、電子通
貨用POS端末21を使用して構成される。また、セン
タ装置24は、情報制御システム25、ワークステーシ
ョン26、電子金庫15を備えて構成される。
【0019】エンドユーザシステム3は、主に個人ユー
ザシステムであり、簡単にはICカード内の電子通貨の
残高を表示することのできる電子財布31だけでもよ
い。この電子財布31には、電卓等の機能を加えること
も可能である。また、パーソナルコンピュータ32は、
個人が所有するものに、電子通貨決済のために、PC型
カードリーダ/ライタ33を設けて、公衆通信網7と接
続可能に構成される。また、通常の電話機に電子通貨を
収納するICカード10に対する処理機能を備えたIC
カード電話機34を使用することもできる。
【0020】前述のエンドユーザーシステム3における
パーソナルコンピュータ32、ICカード電話装置34
は、その内部に2枚のICカードに対する2組のカード
リーダ/ライタを設けることにより、2枚のICカード
相互間で電子通貨のやり取りを行うことができる。これ
により、例えば、ご主人のICカード内の電子通貨を、
奥様のICカードに移す等の、通常の現金を取り扱う場
合と同様な処理を行わせることができる。
【0021】公共機関などに置かれる電子通貨処理シス
テム4は、上述の通り、電子通貨用処理機120の近く
にこれを管理する管理室110がある場合には、電子通
貨用処理機120は上記管理室を介して公衆回線7につ
ながり、この公衆回線に接続されている銀行に接続され
る。上記管理室110が無い場合は、電子通貨用処理機
120は直接公衆回線7に接続される。また小規模のシ
ステムでは、電子通貨用処理機120は公衆回線ではな
く専用線で目的の装置やシステム、例えば銀行営業店シ
ステム1に接続されてもよい。
【0022】システムに参加する銀行、商店、自動販売
機、個人等には、電子通貨発行組織6からICカード1
0が配布され、また、銀行は、通常に流通している現金
と交換に電子通貨を受け取り、外接系システム52内に
設けられる電子金庫15内に格納する。この電子金庫1
5は、その内部に多数のICカード10を格納してお
り、各カード10には、電子通貨発行組織から受け取っ
た電子通貨が分配されて収納される。外接系システム5
2における電子金庫15内のICカードに収納される電
子通貨は、各銀行営業店に設置されている銀行営業店シ
ステム1における電子金庫15内のICカード10に分
配される。
【0023】電子通貨システムに参加するエンドユーザ
ーとしての個人は、配布されたICカード10を所持
し、銀行営業店システム1の窓口端末12、現金自動預
入支払機14により、銀行に持つ自己の口座の預金を電
子通貨に交換して引き下して、自己のICカード10内
に収納する。また、所有するPCカード型リーダ/ライ
タ33を有するパーソナルコンピュータ32、または、
ICカード電話機34を、公衆通信網7を介して銀行営
業店システム1に接続して、更には、電子通貨用処理機
120により前述の場合と同様に、銀行に持つ自己の口
座の預金を電子通貨に交換して引き出し、自己のICカ
ード10内に収納することができる。
【0024】前述の電子通貨の引き出しの際、個人の所
持するICカードは、自己のICカード内に有する通信
機能により、電子通貨用処理機120を介して、銀行営
業店システム1内の電子金庫15内のICカードと接続
される。そして、電子通貨トランザクション制御端末1
6の制御の下に、銀行営業店システム1内の電子金庫1
5内のICカード10に収納されている電子通貨が、個
人の所持するICカード10内に収納される。このと
き、銀行営業店システム1内の電子金庫15内のICカ
ード10に収納されている電子通貨の残高は、個人の所
持するICカード10内に収納した分だけ減額される。
また、個人の口座からの預金の引き下しは、従来から行
われていたと同様に預金講座の額が引出額に基づき減少
し、ICカード内の金額は引出額に基づいて増額する。
また、ICカード内の電子通貨は、前述とは逆に、上記
電子通貨用処理機120を介して、銀行営業店システム
1内の電子金庫15内のICカード内に返却し、同時に
自己の口座に預入することができる。
【0025】前述のようにして、電子通貨を自己のIC
カード10内に収納したユーザは、各種商店等におい
て、そのICカードを現金と同様に使用して商品の買物
を行い、また、各種のサービスを受けることが可能であ
る。これらの対価として上記ユーザーのカード10に保
持された電子通貨は商店やサービス業の所有するカード
に移される。これは現金の支払いと考え方が同じであ
る。
【0026】上述の制度が一般に行われるには、必要が
生じた場合現金を銀行の自分の講座から自由に引き出す
が如く、電子通貨を自己のカード10内に収納する装置
が身近に常に有ることが必要である。人々が良く出入り
つる公共の建物、デパート、ホテル等のサービス業の建
物に比較的容易に設置できる装置が必要である。図1や
図2に示す電子通貨用120はこの例である。
【0027】図4に電子通貨用処理機120の一実施態
様を示す。図1や図2との違いは、会話できるためのま
たは耳から指示が聞けるためのハンドセット(受話器セ
ット)180が設けられていることである。電子通貨用
処理機120はカバー220と本体240とから構成さ
れている。カバー220には片側に凹部130が設けら
れ、その凹部130の上部に表示装置132が配置さ
れ、下部に入力装置134が配置されている。凹部に表
示装置や入力装置を設けることにより、個人の情報特に
カード内の電子通貨の額などを他人から見えにくくする
効果が有る。また操作の状況を回りから見えにくくして
いるので個人の番号やその他カードの安全性に関する番
号の入力を他人から見えにくくする効果が有る。更にま
た周りからの光の量を押さえることが出来るので、表示
を見易くする効果が有る。
【0028】凹部130の下にカード挿入160が配置
されいてる。その中央はカードの挿入または取り出しが
容易なように切り欠き162が設けられている。カバー
220の他の側は操作ガイダンス表示部250が配置さ
れている。本電子通貨用処理機120の操作の状態に応
じて操作ガイダンス表示部250に操作の指示が出るの
で、不慣れな人でも簡単に操作でき、また操作の誤りも
防止できる。操作ガイダンス表示部250の下には印刷
された用紙の取り出し口である明細用紙排出口170が
有る。操作ガイダンス表示部250の下に明細用紙排出
口170が設けられていることにより、操作ガイダンス
表示部250の指示による操作が進んだ段階で明細用紙
排出口170から明細を印字した用紙が出てくるので操
作との一体感ができ、操作に不慣れな人や子供やお年寄
りもまた目の不自由な人も操作し易いし、操作の結果が
明示された明細用紙を誤りなく取ることができる効果が
有る。電子通貨用処理機120の中央上部には監視カメ
ラ340が設けられ、装置周囲の状況を管理室110や
銀行の支店へ常に送っている。これらの画像は記録され
犯罪の防止に利用されたり、不測の事態の対応に利用さ
れる。
【0029】送受話器からなるハンドセット180が設
けられているので、目の不自由な人達に利用してもらえ
る等の目的で耳からの情報伝達も合わせて可能となる。
また故障や操作の不慣れな人のため管理人との間での会
話が可能となる。
【0030】上記表示装置132と入力装置134の詳
細を図5に示す。表示装置132は液晶表示素子で作ら
れ、この装置の内部に配置されたコンピュータにより制
御される。入力装置134は機能キー135、136、
137、138、139と数字を示すゼロから9までの
キーと操作キー140、141、142などから構成さ
れている。機能キー135は、銀行講座から通貨を引出
しカードへ入金する操作の指示を行う。機能キー136
は、カードに保持されている電子通貨を銀行の口座や他
の指定した相手方へ送金するための操作の指示を行う。
機能キー137は、銀行口座の残高を紹介する操作の指
示を行う。機能キー135や136で入金や出金を行っ
た後又は前に銀行口座の金額を確認する場合にこの機能
キーで指示できる。機能キー138は、カードの履歴で
あるカードの入金や出金を打ち出す、即ち電子通貨用カ
ード10の使用の履歴を印字して出力するための操作の
指示を行う。機能キー139は、カードからの電子通貨
の出金の許可を行うかどうかの操作を行う。カードに出
金許可「ロック解除」を行うとカードからの電子通貨の
出金が可能となる。出金許可されていない「ロック」状
態では、電子通貨の出金ができない。カードを落とした
場合、ロックされていると、拾った人が使用しようとし
ても出金出来ない。一方ロックが解除されていると、カ
ードから電子通貨を不正に引き出されることを防止でき
ない。
【0031】次に操作キーを説明する。操作キー140
は、番号などの入力に誤りがあった場合の入力された情
報の消去やキャンセルを行うキーである。操作キー14
1は操作の中止や取り引きの中止を指示するキーであ
る。操作キー142は、各手順毎の入力の終了を確認す
るもので、次の手順に進むために入力情報をコンピュー
タに送信する指示を行う。
【0032】電子通貨用処理機120の操作ガイダンス
表示部250の詳細を図6に示す。電子通貨用処理機1
20に操作しようとする人(以下利用者と記す)が近づ
くと、図6に示す表示部252が点灯する。カードの挿
入の指示が出る。カードが挿入されると表示部254が
点灯し、表示装置132に銀行名が表示される。銀行名
表示に相当する数字を入力装置134の数字キーで指定
することで取り引き相手の銀行が指定される。なお、銀
行を指定する操作の後、確認のため操作キー142を操
作して次のステップに進むようにしてもよい。次に表示
部256が点灯する。取り引き銀行との間で何を行うか
を指示するステップである。機能キー135から137
の中から選択して指示する。取り引き銀行の口座から通
貨を引き出す場合、機能キー135を操作する。銀行と
の間であらかじめ定めている本人確認のための暗証番号
の入力が表示部258の点灯により指示される。暗証番
号を操作キーの数字キーから入力し、操作キー142で
送信する。番号入力の途中で入力誤りが有れば操作キー
140で入力番号をクリアーし、正しい番号を入力し直
すことができる。暗証番号が入力され送信釦142が操
作されると、暗証番号が正しいかどうかが確認され、正
しい場合次の操作である金額の入力の指示が、表示部2
60の表示により指示される。金額が入力され確認の意
図も含め操作キー142が操作されると表示部264が
表示される。これは処理に時間が掛かるためで、ユーザ
に不安を与えないためである。表示部260の指示に基
づいて入力された金額がカードに収納されると、表示部
264が点灯し、カードがカード取り出し口160に出
てくる。表示部264の指示に従いカードを取り出し一
連の操作は終了する。上記捜査中にエラーが発生すると
表示部266が点灯し、エラーの発生が表示される。
【0033】捜査中にエラーが発生すると、エラーの内
容とその対応がコンピュータから指示され、表示装置1
32に表示される。このエラーが簡単に訂正できないよ
うな場合や故障に繋がる場合はハンドセット(受話器セ
ット)180で担当者と相談できる。
【0034】電子通貨用処理機120の制御回路300
を図7に示す。ディジタル計算機310は、セントラル
プロセッシングユニット312と、ランダムアクセスメ
モリ314とリードオンリーメモリ316と、アナログ
デジタル変換回路318と、SC1とポートからなる入
出力ポート320と、通信ポート324と、から構成さ
れている。セントラルプロセッシングユニット312の
バスには、表示装置132と、操作ガイダンス表示部2
50と、カバー220の本体240からの開閉を可能に
するカバーロック回路334と、取り付けセンサー33
6と、警報のためのブザー338と、カメラ340と、
電源監視リセット回路322とが接続されている。プリ
ンター330は上記入出力ポート320に接続されてい
る。プリンター330の温度を検出するセンサー332
が設けられ、このセンサーの出力であるプリンター33
0の温度はアナログデジタル変換回路318により計算
機に取り込まれる。入力装置134は入出力ポート32
0に接続されている。カードのリーダー/ライター32
8は同様に入出力ポートに接続されている。公衆回線や
専用線により情報のやり取りを行う通信モデム326は
上記通信ポート324に接続されている。
【0035】図8(a)、(b)、(c)は電子通貨用
処理機120の基本構成を示す。先に説明した通り、カ
バー220の前面に表示装置132と入力装置134と
操作ガイダンス表示部250が配置されるように構成さ
れている。カバー220の内側には操作ガイダンス表示
部250取り付けられ、更にその奥(後方)には、表示
装置132と入力装置134とを備えると共に図7の回
路を備えたメイン基板300が取り付けられている。カ
バー220の内側上部にはカメラ340が取り付けられ
ている。
【0036】電子通貨用処理機120の本体240には
シート用ロール紙362とプリンタ330とカードのリ
ーダー/ライター328と通信モデム326とバッテリ
ーを有する電源342が取り付けられている。シート用
ロール紙362については、更に詳細に後述する。図8
(a)、(b)、(c)に示すこれらの装置の配置によ
り、電子通貨用処理機120が小型で軽量でしかもメイ
ンテナンスが用意である効果がある。
【0037】電子通貨用処理機120のカバー220を
本体240から開ける機構や電子通貨用処理機120の
取り付け機構を図9(a)や図9(b)を用いて説明す
る。なお、説明を簡単にするため、図9(a)や図9
(b)では、内部のプリンター330やカードのリーダ
ー/ライター328や通信モデム326などを省略して
いる。図1や図2に示す如く、電子通貨用処理機120
の本体240は壁や取り付け台に固定されている。設置
面に台282が螺子288により固定され、この台28
2に本体240が固定される。台282にはフック28
4が設けられ、本体240の後部が引っ掛けられる。フ
ック284と螺子290により台282に本体240が
固定される。本体240を台282に固定するために代
表してフック284と螺子290を一個づつ示したが、
これらを複数個設ける方が望ましい。また全て螺子だけ
で取り付けても良い。取り付けセンサー336が本体2
40の底部と台282との間に設けられており、本体2
40が台から取り外されたことを検知する。台282が
設置台の設置面280に固定されていて離れなくなって
いるので、取り付けセンサー336は本体240を設置
台から取り外したことを検知することとなる。
【0038】この実施態様では台282を介して本体2
40を固定しているが、台282を用いることなく直接
設置台に固定してもよい。この場合も取り付けセンサー
336は上述と同様設置台からの取り外しを検出する。
【0039】図9(a)や図9(b)は、図2に示す、
設置台に本体240を固定した態様であるが、図1に示
すように壁に本体240を固定してもよい。この場合、
本体240の底部ではなく後部が設置面に直接または台
282に相当する固定板を介して壁に固定されることに
なる。取り付けセンサー336はこの場合本体240の
後部に設けられることになる。取り付けは、図9(a)
や図9(b)と同様螺子やフックを使用することとな
る。
【0040】図9(a)や図9(b)を用い、カバー2
20の開閉について説明する。メイン基板300には図
7の計算機が入力装置134や表示装置132と共に設
けられている。不正に操作されることにより記憶されて
いる履歴を引き出されたり、不正な取り引きが行われる
恐れがある。関係者のみがカバー220を開けることが
出来るように配慮する必要がある。このため入力装置1
34の#マークキーを操作する。表示装置132に機能
番号の入力指示が出る。指示に従ってロック機構335
の解除依頼を示す番号を入力する。次に表示装置132
により暗証番号の入力依頼が表示される。これにより暗
証番号を入力すると図7のカバーロック回路334がが
動作し、ロック機構335の鍵が解除される。これによ
りカバー220をヒンジ286により開くことが出来
る。もし無理にカバー220を開こうとするとロック機
構335に無理な力が働きこれを検知してデェジタル計
算機310はブザー338に指令を送り、ブザー338
が警報音を発する。
【0041】図10(a)、(b)はロール紙362の
取り替えを説明する図であり、上述の説明では電子通貨
用処理機120は送受話器セツト180を有しているが
説明を簡単にするためこの送受話器セツト180を省略
して示す。メカニカル鍵370を解除するとロール紙ケ
ース368が少し外に出てくる。このロール紙ケース3
68に新しいロール紙362をはめ込み、ロール紙ケー
ス368を押し込むと自動的にメカニカル鍵370が施
錠される。ロール紙ケース368へのロール紙362の
セツトはロール紙芯364の両端がロール紙ケース36
8の切り欠きにそれぞれはめ込まれることで行われるよ
うにしてもよい。上記ロール紙ケース368が電子通貨
用処理機120のカバー本体240に挿入され、メカニ
カル鍵370が自動的に施錠されると、ロール紙362
の紙の先端は自動的にプリンター330に導かれ、プリ
ンター330に挿入される。その後プリンター330が
動作するとロール紙362が自動的にプリンター330
に送り込まれる。ロール紙362が少なくなると、プリ
ンター330より警報情報が図7のデェジタル計算機3
10に伝えられ、ロール紙が少なくなったことを示す警
報情報が通信モデム326から予め登録されている管理
室または予め登録されている管理銀行に伝えられる。新
しいロール紙362の挿入(セット)は上述の通りであ
る。
【0042】電子通貨用処理機120の他の実施態様を
図11に示す。カバー220の前面上部の大きな範囲に
わたり凹み382が設けられている。この凹み382は
上述の凹部130と同じような効果を狙っている。上記
凹み382の底部384はタッチセンサー層を有する表
示装置386を有している。この装置は液晶表示装置の
表面である表示面に、人の指などが近づいたり触れたり
するとその位置を検出できるタッチセンサー層が被せら
れている。
【0043】タッチセンサー層を有する表示装置386
は、電子通貨用処理機120の使用状態に応じまた使用
目的に応じ表示内容が変わる。電子通貨引出金額の入力
指示に従い金額を入力している状態の表示を図11に示
している。タッチセンサー層を有する表示装置386の
上側に操作ガイダンス表示部388があり、銀行口座か
らの引出金額の指示が表示されている。この操作ガイダ
ンス表示部388の表示目的は、操作をやさしく指示す
るためのもので、前記実施態様の操作ガイダンス表示部
250と同じである。このガイダンスに従い入力を行う
ための操作キーはガイダンスの内容に従ってガイダンス
表示部の下方に表示される。この状態では、入力キーと
して数字キー392が、また操作キーとして訂正キー3
94と確認キー396と取り引き中止キー398が表示
される。数字キー392は金額などの数字を入力するキ
ーで、手を近づけた数字キーが選択され数字が入力情報
表示部390に表示される。数字入力に誤りがあれば訂
正キー394で訂正する。入力を終えると確認キー39
6を操作することにより、操作ガイダンス表示部388
の表示に従ったステップが終了する。次のステップの操
作が操作ガイダンス表示部388に表示される。このよ
うにして操作が行われる。取り引きを中止する場合は取
り引き中止キー398を操作する。図4の電子通貨用処
理機120と同じ引用数字、170と160と162は
同じ物である。なお図4と同様送受話器セツト180を
備えても良い。
【0044】この実施態様では、操作ガイダンス表示部
388や入力情報表示部390や操作キーの表示を大き
くすることが可能で、見易くまた操作し易い。各操作ス
テップに合わせて必要な入力キーや操作キーを表示し不
必要なキーの表示を消去出来るので、誤動作を防止でき
る。さらに操作ガイダンス表示部388の下側に入力キ
ーである数字キー392や操作キーを配置しているの
で、視線をあまり動かすことなく操作や入力を行うこと
ができる。更に入力情報表示部390と数字キー392
との間に入力情報表示部390があるのでガイダンスと
入力情報の表示が近く、見易くまた操作や入力を行い易
い。
【0045】図12に電子通貨用処理機120の他の実
施態様を示す。図4で説明の電子通貨用処理機120と
同じ引用番号は機能の装置を示す。電子通貨用処理機1
20の表面の上側からカードを挿入し、上側から明細用
紙を排出する構成である。カード挿入口160と明細用
紙排出口170が上側にあるのでカード忘れを無くし、
プリントアウトした明細用紙の取るのを忘れにくい利点
がある。表示装置132と機能キー135、136、1
37、139と入力装置134とが接近して配置されて
いるので、操作(入力)がし易い。左側に操作ガイダン
ス表示部250が配置されている。操作ガイダンス表示
部250は図6に示す通りで、ガイダンス項目毎にその
印刷部分270があり、さらに次に行うべきガイダンス
を明示するLEDが各ガイダンス項目毎に設けられたて
る。選択されたガイダンスのLEDを選択的に点灯する
ことにより、次の操作(入力)すべき内容が指示され
る。この実施態様は構成が簡単で安価となる。図4で説
明の電子通貨用処理機120と同様、カード挿入口16
0には切り欠き162が設けられている。プリンタの用
紙は明細用紙排出口170に近い右側面からロール紙ケ
ースにより供給する。また必要であればカメラを内蔵し
ても良いし、側部に送受話器セツト180を設けても良
い。
【0046】銀行口座から電子通貨を引き出してカード
10へ入れる場合、カード10に対する本人確認のみで
信頼して銀行からの引出を許可しても良い。また安全性
を確認するには銀行口座からの通貨の引出は、新たな本
人確認に基づいて行うようにしても良い。ここで本人確
認とは、暗証番号を使用者に入力させその番号が予め秘
密に決められていた番号と一致などの所定の関係にある
ことにより使用者の身分を保証し信頼するものである。
銀行の指定や口座の指定は入力装置から入力しても良い
し、図10、図11、図12に銀行カード挿入口164
で示すごとく、指定銀行のカードを挿入することで指定
しても良い。この場合は指定が簡単となる利点がある。
また銀行カードを挿入させることで本人しか持たない銀
行カードを持っている条件が加わるので、信頼性や安全
性が向上する。更に銀行カードに基づき確認番号である
暗証番号を入力させることにより、よりセキュリティー
が向上する。
【0047】図13は電子通貨用カード10の支払許可
(アンロックとも記す)、支払い禁止(ロックとも記す)の
指示フローである。ステップ1000は待ち状態で、画
面には日付と時間が表示されている。但しこの状態は待
機状態であり、画面にその他共通に使用できる情報やお
知らせを表示してもよい。
【0048】ステップ1002で利用者がカードを挿入
する。利用者が電子通貨用処理機120に近づいたこと
を検知してカードの挿入表示を行ってもよい。この方が
不慣れな利用者に安心感を与えることができる。また次
のステップ1004と本ステップ1002を逆にしても
よい。つまり1004の操作を行ってからステップ10
02の操作を行ってもよい。この場合利用者が近づいた
らステップ1004の表示を行ってもよい。不慣れな利
用者に安心感を与える効果が有る。ステップ1004で
は利用内容つまり電子通貨用処理機120を利用しよう
とする機能を選択する。利用機能が先ず表示される。例
えば電子通貨用カード10のロックやアンロックの操
作、電子財布31である電子通貨用カード10の残高
表示の操作、電子財布31である電子通貨用カード1
0から銀行や他の機関への送金操作、この操作は電子財
布31からの出金操作になる、電子財布31である電
子通貨用カード10への銀行口座からの入金操作などで
ある。機能選択キー135〜139の中から1つを選択
する。また機能選択キー135〜139を使用する代わ
りに〜の項目を表示装置132に表示し、この中の
1つを数字で選択するようにしてもよい。
【0049】ここでは機能選択キー139が選択された
またはロック/アンロック操作が選択されたとして、
このロック/アンロック操作を説明する。ステップ11
02で挿入されたカード10のロック/アンロック状態
が読み取られ、ロックされている場合はアンロック操作
を利用者が希望すると判断しステップ1104に移る。
一方電子通貨用カード10の読み取りの結果アンロック
であった場合、利用者が電子通貨用カード10をロック
することを希望していると判断してステップ1122へ
移る。
【0050】ステップ1104て゛利用者の正当性を確
認する。予め利用者本人のみしか知らんい暗証番号を決
めておき、この番号を入力することで本人が真の利用者
であることを確認する。このため暗証番号の入力を指示
する表示が行われる。その指示に従って番号を入力す
る。入力された数字は特定の記号例えば「*」に置き換
えられて表示される。
【0051】ステップ1104とステップ1122で電
子通貨用カード10のロック/アンロック状態を表示し
てもよい。上述では、既にロック状態にあり利用者がア
ンロック状態にしたいと希望しているとの想定であり、
ロック状態と表示される。この表示は無くても良いが、
利用者が勘違いしていることがあり、その場合には表示
により誤りを見付けることが出来る。ステップ1104
やステップ1122で、もし利用者が勘違いしていてア
ンロック状態にしたいと思っていたのに既にアンロック
状態になっていた場合またはその逆の場合、ステップ1
104や1122で勘違いに気付き操作を中止すること
が出来る。
【0052】上述では利用者に予め状態を表示する方法
を示したが、紛失したアンロック状態の電子通貨用カー
ド10を拾った者がこの電子通貨用処理機120にその
カードを挿入することでアンロック状態が分かってしま
う問題がある。従って全く状態を表示せず、アンロック
状態の場合暗証番号などの確認なく直ちにロック状態に
してもよい。この方法ではロック状態からアンロック状
態に変える場合のみ本人の確認を行い、確認後アンロッ
ク状態にする。アンロック状態からロック状態への変更
は安全サイドに状態変更するので本人の確認無しに状態
変更する。このようにすればもし利用者が勘違いしてい
ても関係なく以上のように処理することで特に不都合が
生ぜずまた安全性も維持できる。
【0053】ステップ1104で利用者の正当性の確認
が出来ればステップ1106へ移りアンロックの操作の
確認の要求指示を出す。このステップ1106で再度ア
ンロックの指示が利用者から入力されると、電子通貨用
カード10をロック状態からアンロック状態に変更す
る。これは電子通貨用カード10のリーダー/ライター
41から電子通貨用カード10の状態を表す情報をロッ
クを示す情報からアンロックを示す情報に変更すること
で行われる。
【0054】ステップ1106からステップ1108に
移り電子通貨用処理機120のカード挿入口から逆に電
子通貨用カード10を少し、手で摘まむ事ができる程度
に排出する。利用者は電子通貨用カード10を取り出す
ことができる。ステップ1110で所定時間の経過を待
ち、操作待ち状態であるステップ1000に戻る。
【0055】ステップ1102に戻って、電子通貨用カ
ード10がアンロック状態の場合はステップ1122へ
手順が移る。このステップ1122で電子通貨用カード
10はアンロック状態からロック状態に変えられる。そ
してステップ1124でステップ1108と同様に電子
通貨用カード10が排出される。ステップ1126で所
定時間の経過が確認されると待機状態のステップ100
0となる。
【0056】次に電子通貨用カード10である電子財布
31から銀行へ電子通貨を送金する操作を図14を用い
て説明する。図でステップ1000は待ち状態で図13
のステップ1000と同じである。ステップ1002で
電子通貨用カード10を電子通貨用処理機120に挿入
する。図13の同符号のステップと同様に利用者が電子
通貨用処理機120に近づくことによりカード挿入の表
示を行ってもよい。ステップ1004で利用者が利用目
的を選択する。つまり電子通貨用処理機120の利用し
たい機能を選択する。ここでは電子通貨用カード10か
ら指定の銀行口座に入金する機能を利用するものとす
る。ステップ1004でその機能を選択する。ステップ
1204で電子通貨用カード10の利用者が正当な利用
者であることを確認するために予め決めておいた暗証番
号を入力する。この番号が予め決められた番号である場
合に利用者が正当な利用者と判断し次のステップ120
2へ移る。ステップ1202で通貨を引き出す銀行と口
座を指定する。このステップは前のステップ1204の
前に行っても良いし、更に後の1206の後に行っても
良い。銀行と口座の指定は銀行を指定する番号を入力し
てもよいし、予め利用できる銀行のリストが表示されて
おり、この中から銀行を番号でまたはタッチすることに
より選定してもよい。銀行を指定した後、口座番号を番
号を入力することで指定する。電子通貨用カード10に
対応して予め指定銀行や口座を決めておく方式が考えら
れる。この場合は電子通貨用カード10を電子通貨用処
理機120が読み取った時点で銀行や口座が指定された
ことになる。
【0057】銀行や口座番号の指定方法として利用した
い銀行の発行している専用カードを挿入する方法があ
る。他の挿入口または同一の挿入口から銀行カードを挿
入し銀行と口座を指定できるようにしてもよい。この方
法は上述の方法に比べ、利用者が銀行カードを持つこと
が一般化している社会では利用者の銀行と口座の指定の
わずらわしさ、あるいは入力ミスを取り除くことが出来
る。しかしカードを電子通貨用カード10以外に持つこ
とになり、銀行カードを持たない利用者にとって更にカ
ードを持つことは不便となる。銀行カードを挿入するこ
とで指定が完了するようにしても良いが、ここで安全性
を高めるため、銀行カードの挿入後銀行カードの正当な
利用者であることを確認するために暗証番号を再度入力
させてもよい。電子通貨用カード10は安全性が十分考
慮されているので本人の確認はステップ1204で十分
であるが、銀行カードの使用はそのカードに対して利用
者が正当であるとの確認を行った上で可能にするとの方
法も安全性を向上する上での分かり易いルールである。
従って利用者の納得を得たルールとして定着させる意味
は大きい。図14の操作は銀行口座へ電子通貨用カード
10から通貨が送金される操作である。この場合は銀行
口座に通貨が入るのであり、不正操作の可能性は非常に
低い。従って銀行カードの利用者の正当性を確認する意
味が少なくこれを省略しても問題は無い。しかし、次の
図15は銀行口座からの通貨の引出であり、不正が行わ
れる恐れが高い。この場合、銀行カードに対する利用者
の正当性を確認する意味は大きい。
【0058】ステップ1204で電子通貨用カード10
の利用者の正当性を確認するための操作を行う。ここで
は指示に従って暗証番号を入力する。このステップの操
作と機能は、図13のステップ1104と同じである。
次にステップ1202で銀行と引出元口座の指定を行
う。先ず電子通貨用カード10の正当な利用者であるこ
とを確認してから銀行と口座を指定する方が利用者に理
解し易い流れになる。次にステップ1206で電子通貨
用カード10から引出し銀行口座へ入金する金額を入力
する。
【0059】電子通貨用カード10からの電子通貨の引
出には、電子通貨用カード10がアンロック状態になっ
ている事が必要である。ステップ1208で電子通貨用
カード10がアンロック状態かどうかを確認する。ロッ
ク状態であればステップ1210へ移り、電子通貨用カ
ード10をアンロック状態にする。このステップ121
0では利用者に操作させても良いし操作内容が決まって
いるので自動的にアンロック状態にしてもよい。このア
ンロックにする手順を利用者に知らせることが望まし
く、どちらにしてもロック状態からアンロック状態に変
更するまたはしたことを表示するなどで知らせることが
必要である。なおステツプ1208ではカードがロック
状態かアンロック状態かを検知するだけでなくこれを次
のステップ1214で元に戻すために記録する。
【0060】電子通貨用カード10がアンロック状態と
なるとステップ1212で電子通貨用カード10から指
定の銀行口座への送金動作が行われる。この動作は通信
回線を介した情報のやり取りが生じるので、処理に時間
が掛かるので利用者に不安を感じさせないよう送金動作
の進行に従って進行内容を表示する。このステップ12
12の終了により電子財布31である電子通貨用カード
10から銀行口座への送金が終了する。送金した金額に
対応して当然であるが電子財布31の保持金額は減少
し、入金された銀行口座の預金額は増加する。電子財布
31において通貨の出し入れがあるとその内容はその都
度リーダー/ライターから電子通貨用カード10に書き
込まれる。上記ステップ1000から1212までの通
貨出し入れと出し入れ先の履歴は電子通貨用処理機12
0のリーダー/ライター328により電子通貨用カード
10のメモリーの所定番地に書き込まれる。
【0061】次にステップ1214へ移り電子通貨用カ
ード10を1208で記録しておいた状態に戻す。即ち
電子通貨用カード10を挿入する時のロック/アンロッ
ク状態に戻す。カード10がロック状態であったのであ
れば、アンロック状態となっているのでステップ121
6によりロック状態に戻す。
【0062】ステップ1218で電子通貨のやり取りの
状況と銀行口座の預金残高が出力される。上述のような
電子財布31の通貨の出し入れを行うとその履歴を確認
する必要が生じる。ステップ1214からステップ12
22は履歴確認のための手順である。この手順は以下詳
細に説明するが、単に履歴確認のみを行いたい場合は図
14や図13のステップ1004でキー138を押すな
どして履歴モードを選定するとステップ1004からス
テツプ1204へ移り利用者の確認を行った後、ステッ
プ1218へがジャンプするようにしてもよい。これに
より履歴の確認のみを行うことが可能となる。
【0063】ステップ1218で、電子通貨用カード1
0に記録されている電子通貨出し入れの履歴がリーダー
/ライターから読み出され、プリンター330によりロ
ール紙362に印字される。このとき時間が掛かるので
ステップ1218の詳細な実行の進行に従い進行内容が
表示される。これにより利用者の不安を解消する。
【0064】ステップ1218が終了するとステップ1
220が実行される。これによりカードが手で引き抜け
る程度に排出される。ステップ1222で所定時間の経
過待ちが行われ、待ち状態1000に戻る。
【0065】銀行の口座から金をおろし、電子通貨とし
て電子財布31に入金する方法を図15を用いて説明す
る。ステップ1000と1002は図14のステップ1
000や1002と同じである。ステップ1004の機
能選択で銀行からの引出機能を示す機能キー135が選
択されるとする。ステツプ1204は図14のステップ
と同じである。このステップで電子財布31に対する利
用者の正当性が確認される。ステップ1202で銀行口
座が入力される。これは図14のステップ1202と同
じである。このステップ1202はステップ1004の
前でも良いしまたステップ1204の後でも良い。図1
4で説明の通り銀行カードを挿入することで銀行口座を
指定しても良い。このとき銀行カードに対する暗証番号
を入力させることにより利用者の銀行カードに対する正
当性を確認しても良い。このことにより安全性が向上す
る。またステップ1204の操作とステップ1004の
操作はどちらが前後していても良い。図14や図13に
おいてもこの前後関係は同様であるが、図13ではステ
ツプ1104の操作無しに電子通貨用カード10のロッ
ク操作を行えるようにすることも考えられる。この場合
は機能選択ステツプ1004の後必要に応じステップ1
104を行う方が良い。機能選択1004と利用者の正
当性の確認ステツプ1104(図14と図15ではステ
ップ1204)両方を行う場合はステップ1104や1
204で利用者の正当性を確認してから利用機能を入力
させる方が利用者の感覚に適合し操作し易いことが考え
られる。
【0066】ステップ1242で銀行から電子財布31
に入金する金額を入力する。図6の操作ガイダンスで指
示することにより操作が行われる。また金額の入力を指
示する表示を表示部に出す方が利用者に便利である。
【0067】ステップ1004や1202、1204、
1242により、利用者の正当性や目的および金額さら
に銀行口座が定まるのでステップ1244で銀行と電子
通貨用カード10との間で電子通貨の引出と送金の処理
が行われ、指示に基づく金額の電子通貨が電子通貨用カ
ード10に入金される。この処理は通信ラインを介する
ことがあり、時間が掛る場合がある。従って進行状態に
応じた表示を行うことで利用者の不安をやわらげること
ができる。
【0068】ステツプ1244の後、ステップ1246
で銀行口座の金額の出し入れの状況や電子財布への入金
の状況をプリンター330で印字する。ステツプ124
4の後電子財布31の金額の変動を印字するとの目的で
図14のステップ1214から1222を実行させても
良い。レシートの印字はプリンター330などの機械部
分の動作が伴うので時間が掛る。従って動作の進行中を
示す表示または進行状態を表示する。ステップ1248
でカードを手で引き出せる程度に排出させステツプ12
50で一定時間経過させて待ち状態1000に戻る。
【0069】図16に電子通貨用カード10の内部構成
を示す。511は電子通貨用ICチップであり、512
はCPU、513はメモリ、514は電子通貨用カード
10用の接点である。電子通貨用カード10は電子通貨
用ICチップ511と制御用のCPU512とEPRO
M等の書き込み可能な不揮発性メモリなどからなるメモ
リ513から構成され、電子通貨用カード10用の接点
514を介して電子通貨システムの対応情報機器と情報
のやり取りを行うことができる。
【0070】電子通貨用カード10による電子通貨の使
用では現金の使用と異なり、支払いなどの取り引きの履
歴を残す機能を持つ。電子通貨による取り引きが行われ
るたびに、取り引き相手のカードのIDや日付、金額な
どの履歴情報が電子通貨用ICチップ511内のメモリ
に記録される。情報の流れ515はこれを示す。電子通
貨用カード10のロックやアンロックの操作はCPU5
12が判断して電子通貨用ICチップ511にロック/
アンロックの情報を書き込むことで行われる。その他利
用者の正当性を判断するための入力された暗証番号と予
め記録されている暗証番号との照合や電子通貨の保持機
能はCPU512が行い、その時に必要な情報の保持は
電子通貨用ICチップ511で行われる。メモリ513
は電子通貨用カード10の使い勝手を良くするための情
報を保持するメモリで電子通貨用ICチップ511に比
べ安全性はやや低い。銀行口座の指定等はメモリ513
に記憶しておくことが出来る。また買い物などの内容は
同様にメモリ513に保持し、必要に応じ出力すること
が出来る。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば使い易い電子通貨用処理
機が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壁掛型の電子通貨用処理機の外観
図。
【図2】本発明に係る据え置型の電子通貨用処理機の外
観図。
【図3】本発明に係る電子通貨システムの構成図。
【図4】本発明に係る電子通貨用処理機の一実施態様
図。
【図5】本発明に係る表示装置と入力装置の詳細図。
【図6】本発明に係る操作ガイダンス表示部の詳細図。
【図7】本発明に係る電子通貨用処理機の制御回路図。
【図8】本発明に係る電子通貨用処理機の基本構成図。
【図9】本発明に係る電子通貨用処理機の固定方法を示
す詳細図。
【図10】本発明に係る電子通貨用処理機のロール紙の
取り替えを説明する説明図。
【図11】本発明に係る電子通貨用処理機の他の実施態
様図。
【図12】本発明に係る電子通貨用処理機の更に他の実
施態様図。
【図13】本発明に係る電子通貨用処理機のロック/ア
ンロックの操作フロー図。
【図14】本発明に係る電子通貨の銀行への払い込み操
作フロー図。
【図15】本発明に係る電子通貨の銀行からの引きおろ
し操作のフロー図。
【図16】本発明に係る電子通貨用カードの基本構成
図。
【符号の説明】 1:銀行営業店システム、 2:流通システム、 3:
エンドユーザシステム、4:公共機関又はデパート、
商業ビル、 5:銀行計算機センター、 6:電子通貨
発行組織、 7:公衆通信網、 10:電子通貨用カー
ド、 11:外付けICリーダ/ライタ、 12:窓口
端末、 13:内部通信回線、 14:現金自動預入支
払機、 15:電子金庫、 16:電子通貨トランザク
ション、17:リレーコンピュータ、 21:電子通貨
用POS端末、 22:POS端末、 23:ストアコ
ントローラ、 24:センタ装置、 25:情報制御シ
ステム、 26:ワークステーシュン、 31:電子財
布、 32:パーソナルコンピュータ、 33:PCカ
ード型カードリーダ/ライタ、 34:ICカード電話
機、 41:内蔵型ICカードリーダ/ライタ、 4
2:自動販売機、51:勘定系システムホスト、 5
2:外接系システム、53:外接系制御端末、 10
2:壁、 105:据付台、 110:管理室、 12
0:電子通貨用処理機、 130:凹部、 132:表
示装置132、 134:入力装置、135〜139
140:操作キー、 142:操作キー、 160:カ
ード挿入、 162:切り欠き、 164:銀行カード
挿入口、 170:明細用紙排出口、 180:送受話
器セツト180、 220:カバー、 240:本体、
250:操作ガイダンス表示部、 252〜266:表
示部、 282:台、284:フック、 290:螺
子、 300:メイン基板、 310:デェジタル計算
機、 312:セントラルプロセッシングユニット、
314:ランダムアンセスメモリ、 316:リードオ
ンリーメモリ、 318:アナログデェジタル変換回
路、 320:入出力ポート、 324:通信ポート、
286:ヒンジ、 334:カバーロック回路、 3
35:ロック機構、 336:取り付けセンサー33
6、 338:ブザー338、 362:ロール紙、
364:ロール紙芯、 368:ロール紙ケース、 3
70:メカニカル鍵、 382:凹み、 384:凹み
底部、 386:タッチセンサー層を有する表示装置、
388:操作ガイダンス表示部、 390:入力情報表示
部、 392:数字キー、394:訂正キー、 396:
確認キー、 398:取り引き中止キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 廣太郎 東京都品川区南大井六丁目26番2号 株式 会社日立製作所新金融システム推進本部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子通貨の額を表す情報を記憶する機能を
    有する電子通貨用カードの挿入口と、入力手段と、表示
    手段とを有し、上記挿入口から挿入された電子通貨用カ
    ードに送金されて来た電子通貨を収納する機能を有する
    電子通貨用処理機において、上記入力手段の上側に上記
    表示手段を配置し、上記入力手段の横に操作手順を指示
    するための操作手順指示手段を配置したことを特徴とす
    る電子通貨用処理機。
  2. 【請求項2】請求項1の電子通貨用処理機において、処
    理機の前面に凹部が設けられ、上記入力手段と上記表示
    手段は上記凹部に設けられていることを特徴とする電子
    通貨用処理機。
  3. 【請求項3】電子通貨用カードを挿入するための挿入口
    と、入力手段と、表示手段とを有し、上記挿入口から挿
    入された電子通貨用カードに送金されて来た電子通貨を
    保持させる機能を有する電子通貨用処理機において、上
    記電子通貨用処理機には鍵機能を有する開閉機構が設け
    られ、上記処理機の内部に上記電子通貨用カードと情報
    のやり取りを行うためのリーダーライターと外部と情報
    のやり取りを行うための通信回路とが設けられ、上記開
    閉機構の鍵機能を解除する操作が行われた場合これを表
    す信号が上記通信回路から所定の連絡先に送られること
    を特徴とする電子通貨用処理機。
  4. 【請求項4】電子通貨用カードを挿入するための挿入口
    と、入力手段と、表示手段とを有し、上記挿入口から挿
    入された電子通貨用カードに送金されて来た電子通貨を
    収納する機能を有する電子通貨用処理機において、上記
    電子通貨用処理機に鍵機能を有する開閉機構が設けら
    れ、上記処理機の内部には上記電子通貨用カードと情報
    のやり取りを行うためのリーダーライターと外部と情報
    のやり取りを行うための通信装置とが設けられ、また上
    記開閉機構の鍵機能の解除操作が行われることなく上記
    開閉機構が操作された場合、これを表す信が所定の連絡
    先へ送られると共に警報が発せられるようにしたことを
    特徴とする電子通貨用処理機。
  5. 【請求項5】電子通貨用カードの挿入口と、表示手段と
    を有し、上記挿入口から挿入された電子通貨用カードに
    送金されて来た電子通貨を収納する機能を有する電子通
    貨用処理機において、電子通貨用処理機の据え付け状態
    を検知する検知器と警報機が設けられ、上記電子通貨用
    処理器を移動させた場合上記警報機が動作するように上
    記検知器と上記警報機が接続されており、上記警報機の
    動作を停止させる操作を行なうための入力手段が設けら
    れていることを特徴とする電子通貨用処理機。
  6. 【請求項6】電子通貨用カードに送金されてきた通貨を
    収納する電子通貨用処理方法において、引出元の銀行口
    座を特定する操作が行われ、この特定された銀行口座か
    ら通貨が引出され、上記電子通貨用カードに入金される
    ことを特徴とする電子通貨用処理機の操作方法。
  7. 【請求項7】上記銀行と口座の特定は銀行口座からの引
    出の出来るカードを挿入することにより行われることを
    特徴とする請求項6に記載の電子通貨用処理機の操作方
    法。
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