JP2003162642A - カード決済システム、口座管理サーバ、及び端末装置 - Google Patents

カード決済システム、口座管理サーバ、及び端末装置

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JP2003162642A
JP2003162642A JP2001358744A JP2001358744A JP2003162642A JP 2003162642 A JP2003162642 A JP 2003162642A JP 2001358744 A JP2001358744 A JP 2001358744A JP 2001358744 A JP2001358744 A JP 2001358744A JP 2003162642 A JP2003162642 A JP 2003162642A
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terminal
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晃二 ▲高▼木
Koji Takagi
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設定された端末装置の条件を満たさない端末か
らの現金の引き出しを行うことができないようにして、
第三者によって現金を引き出されてしまうことがないよ
うにする。 【解決手段】利用者の口座の管理を行う口座管理サーバ
30と、前記利用者の利用者データを格納するカード
と、該カードに格納されたデータの読み取りを行うカー
ド読取部、及び、決済金額を入力する金額入力部を備え
る端末装置10とを有するカード決済システムにおい
て、前記カードが利用できる前記端末装置10の種類又
は設置場所を含む利用端末データが前記カード又は前記
口座管理サーバ30に格納され、前記利用端末データに
登録された端末以外での前記カードの利用を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード決済システ
ム、口座管理サーバ、及び端末装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行、郵便局等の金融機関や、コ
ンビニエンスストア、スーパーマーケット等の店舗等に
配設されたATM(現金自動預払機)又はCD(現金自
動支払機)において、キャッシュカードによって現金の
引き出しを行う場合、利用者が前記ATM又はCDに前
記キャッシュカードを挿入し、引き出す金額及び暗証番
号の入力を行うようになっている。そして、前記キャッ
シュカードから読み取られた口座番号及び入力された暗
証番号によって、口座の確認及び口座所有者の特定が行
われ、前記口座の残高と引き出し金額とが比較され、支
払い可能であれば、前記利用者は現金の引き出しを行う
ことができる。
【0003】また、キャッシュカードを利用したカード
決済サービスのひとつであるデビット(Debit)カ
ードによるキャッシュアウトを行う場合、すなわち、銀
行等の金融機関以外の店舗において前記ATM又はCD
を使用せずに現金を引き出す場合、利用者は前記店舗の
店員に対して、キャッシュカード及び引き出す金額を提
示する。そして、利用者が店舗に備えられたキー入力端
末に暗証番号を入力する。これにより、前記利用者の特
定が行われ、口座管理サーバに格納されている特定され
た口座の残高と引き出し金額とが比較され、支払い可能
であれば、利用者は店員から現金を受け取ることができ
る。そして、後日、引き出した利用者の口座から前記店
舗の口座へ、引き出した金額が振り込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のカード決済システムにおいては、暗証番号を入力す
ることによって利用者の特定が行われると、利用者の口
座に預金してある金額を引き出すことが可能であるの
で、利用者がキャッシュカードを紛失したり、盗難にあ
ったりした場合には、第三者によって現金を引き出され
てしまう可能性がある。
【0005】また、前記ATM又はCDにおいては、常
に監視カメラが作動し、カード利用者が録画されている
ため、キャッシュカードが第三者によって悪用される場
合でも、該第三者が録画され画像として残っているとい
う安心感をもたらす。しかしながら、デビットカードに
よるキャッシュアウトを行う店舗が、必ずしもセキュリ
ティ上万全であるとは限らない。そのため、前記第三者
によって現金を引き出されてしまう可能性がある。
【0006】本発明は、前記従来のカード決済システム
の問題点を解決して、設定された端末装置の条件を満た
さない端末からの現金の引き出しを行うことができない
ようにして、第三者によって現金を引き出されてしまう
ことがないカード決済システムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のカ
ード決済システムにおいては、利用者の口座の管理を行
う口座管理サーバと、前記利用者の利用者データを格納
するカードと、該カードに格納されたデータの読み取り
を行うカード読取部、及び、決済金額を入力する金額入
力部を備える端末装置とを有するカード決済システムに
おいて、前記カードが利用できる前記端末装置の種類又
は設置場所を含む利用端末データが前記カード又は前記
口座管理サーバに格納され、前記利用端末データに登録
された端末以外での前記カードの利用を禁止する。
【0008】本発明の他のカード決済システムにおいて
は、さらに、利用者の口座の管理を行う口座管理サーバ
と、利用者の利用者データを格納するカードと、該カー
ドに格納されたデータの読み取りを行うカード読取部、
及び、決済金額を入力する金額入力部を備える端末装置
とを有するカード決済システムにおいて、前記カードが
利用できる利用金額データ又は利用頻度データが前記カ
ード又は前記口座管理サーバに格納され、前記利用金額
データに登録された金額又は前記利用頻度データに登録
された利用頻度を超える前記カードの利用を禁止する。
【0009】本発明の更に他のカード決済システムにお
いては、さらに、前記カードの利用を禁止するために供
されるデータは、あらかじめ登録された変更許可者によ
って追加又は変更可能である。
【0010】本発明の更に他のカード決済システムにお
いては、さらに、前記あらかじめ登録された変更許可者
は前記カードの利用者であり、前記カードの利用を禁止
するために供されるデータは、前記カードの利用者によ
って前記端末装置を介して追加又は変更可能である。
【0011】本発明の口座管理サーバにおいては、利用
者のカードに格納されたデータの読み取りを行うカード
読取部及び決済金額を入力する金額入力部を備える端末
装置と接続された、利用者の口座の管理を行う口座管理
サーバにおいて、前記カードが利用できる端末装置の種
類又は設置場所を含む利用端末データが格納され、前記
利用端末データに登録された端末以外での前記カードの
利用を禁止する。
【0012】本発明の他の口座管理サーバにおいては、
さらに、利用者のカードに格納されたデータの読み取り
を行うカード読取部及び決済金額を入力する金額入力部
を備える端末装置と接続された、利用者の口座の管理を
行う口座管理サーバにおいて、前記カードが利用できる
利用金額データ又は利用頻度データが格納され、前記利
用金額データに登録された金額又は前記利用頻度データ
に登録された利用頻度を超える前記カードの利用を禁止
する。
【0013】本発明の更に他の口座管理サーバにおいて
は、さらに、前記カードの利用を禁止するために供され
るデータは、あらかじめ登録された変更許可者によって
追加又は変更可能である。
【0014】本発明の更に他の口座管理サーバにおいて
は、さらに、前記あらかじめ登録された変更許可者は前
記カードの利用者であり、前記カードの利用を禁止する
ために供されるデータは、前記カードの利用者によって
前記端末装置を介して追加又は変更可能である。
【0015】本発明の端末装置においては、利用者の口
座の管理を行う口座管理サーバと接続された、利用者の
カードに格納されたデータの読み取りを行うカード読取
部及び決済金額を入力する金額入力部を備える端末装置
において、該端末装置を識別する端末コードを備え、前
記カード又は前記口座管理サーバにあらかじめ格納され
た、前記カードが利用できる端末装置の種類又は設置場
所を含む利用端末データと、前記端末コードとを照合し
て前記カードの利用の禁止を判断する。
【0016】本発明の他の端末装置においては、さら
に、利用者の口座の管理を行う口座管理サーバと接続さ
れた、利用者のカードに格納されたデータの読み取りを
行うカード読取部及び決済金額を入力する金額入力部を
備える端末装置において、前記カード又は前記口座管理
サーバにあらかじめ格納された前記カードが利用できる
利用金額データと、前記金額入力部より入力された決済
金額とを照合して前記カードの利用の禁止を判断する。
【0017】本発明の更に他の端末装置においては、さ
らに、利用者の口座の管理を行う口座管理サーバと接続
された、利用者のカードに格納されたデータの読み取り
を行うカード読取部及び決済金額を入力する金額入力部
を備える端末装置において、前記カード又は前記口座管
理サーバにあらかじめ格納された前記カードが利用でき
る利用頻度データと、前記カードの一定期間内における
利用回数とを照合して前記カードの利用の禁止を判断す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施の形態における
カード決済システムの構成図、図2は本発明の第1の実
施の形態におけるカード決済システムの例を示す概念図
である。
【0020】図1に示されるように、本実施の形態にお
けるカード決済システムは、端末装置10、カードとし
てのICカード20及び口座管理サーバ30を有する。
ここで、前記端末装置10は、例えば、銀行、郵便局等
の金融機関や、コンビニエンスストア、スーパーマーケ
ット等の商店の店舗に配設されたATM、CD、キオス
ク端末のような多機能端末等であるが、ICカード20
に格納されるデータ、すなわち、カードデータのリード
/ライト手段、前記データの処理手段、通信手段等を有
するものであれば、商店の店舗に配設されているPOS
(Pointof Sales)端末、クレジットカー
ド照合用端末等であっても、パーソナルコンピュータ等
であっても、いかなるものであってもよい。
【0021】また、ICカード20は、例えば、演算手
段及び記憶手段を備えるIC、LSI等を内蔵するカー
ドであるが、キャッシュカードやクレジットカードのよ
うな寸法及び形状を有し、演算手段、記憶手段、データ
の入出力手段等を有するものであれば、いかなるもので
あってもよい。
【0022】さらに、口座管理サーバ30は、例えば、
金融機関のホストコンピュータであるが、演算手段、記
憶手段、通信手段等を有するサーバ等のコンピュータで
あり、前記ホストコンピュータと通信して金融機関に開
設された利用者の口座を管理するものであってもよい。
【0023】そして、前記端末装置10は、主制御部1
01、カード読取部としてのカードR/W部102、暗
号処理部103、個人照合部104、照合データ入力部
105、金額入力部としてのデータ入力部106、端末
照合部107、端末コード108及び通信制御部109
を有する。ここで、前記主制御部101は端末装置10
全体の制御を行う。また、カードR/W部102は、I
Cカード20が挿入される挿入口を備え、カードデータ
のリード及びライト、すなわち、読み込み及び書き込み
を行う。なお、前記カードR/W部102は、前記端末
装置10に外付けされていてもよいし、内蔵されていて
もよい。
【0024】また、前記暗号処理部103は、ICカー
ド20とカードR/W部102との間でデータの受け渡
しをする際、及び、前記端末装置10と口座管理サーバ
30との間でデータの受け渡しをする際に、データの暗
号化、複合化等の処理、すなわち、暗号処理を行う。そ
して、前記個人照合部104は、後述される個人登録デ
ータ204と、照合データ入力部105において入力さ
れた利用者を特定するための照合データとを比較して、
利用者がICカード20の所有者であるか否かを判断す
る。
【0025】さらに、前記照合データ入力部105は、
利用者を照合するための照合データの入力を行うもので
あり、利用者の照合を、例えば、虹彩(アイリス)で行
う場合は虹彩カメラであり、指紋で行う場合は指紋セン
サ、暗証番号で行う場合はテンキーである。また、前記
データ入力部106は、端末装置10へ現金を引き出す
ための金額等の各種データの入力処理を行うものであ
り、テンキー、キーボード、タッチパネル等の入力手段
を有する。
【0026】そして、前記端末照合部107は、後述さ
れる利用端末データ206のデータと、端末コード10
8に格納される端末装置10を識別するためのデータと
しての端末コードとを比較して、端末装置10がICカ
ード20が利用可能な端末装置であるか否かを判断す
る。また、前記端末コード108は、端末装置10を識
別するための端末コードを格納するファイルである。さ
らに、通信制御部109は、端末装置10と口座管理サ
ーバ30とのデータ通信を制御する。
【0027】また、ICカード20は、該ICカード2
0全体の制御を行う主制御部201、前記ICカード2
0が前記端末装置10におけるカードR/W部102と
データの受け渡しをするためのデータ端子部202、前
記ICカード20とカードR/W部102との間でデー
タの受け渡しをする際にデータの暗号処理を行う暗号処
理部203、及び、利用者に関するデータ、すなわち、
利用者データを格納する利用者データ格納部としての利
用者データベース21を有する。なお、本実施の形態に
おいて前記ICカード20は、接触型のものであっても
よく、非接触型のものであってもよい。
【0028】ここで、前記利用者データベース21は、
利用者を識別するためのデータを格納するファイルとし
ての個人登録データ204、金融機関に開設された利用
者の口座のデータを格納するファイルとしての口座番号
データ205、前記ICカード20が利用することがで
きる端末装置10の種類、設置場所等に関する利用端末
データを格納するファイルとしての利用端末データ20
6を有する。そして、前記個人登録データ204には、
個人照合部104で虹彩照合を行う場合は虹彩データ、
指紋照合を行う場合は指紋データ、暗証番号による照合
を行う場合は暗証番号が格納される。
【0029】また、口座管理サーバ30は、該口座管理
サーバ30全体の制御を行う主制御部301、前記端末
装置10と口座管理サーバ30とのデータ通信を制御す
る通信制御部302、前記口座管理サーバ30と端末装
置10との間でデータの受け渡しをする際にデータの暗
号処理を行う暗号処理部303、金融機関に開設された
利用者の口座の口座番号と残高の管理を行う口座データ
記憶部304、利用者に関する登録データの変更作業を
許可されている各端末装置毎の管理者、すなわち、変更
許可者が登録されている変更許可者登録部305を有す
る。
【0030】図2において、25は利用者、26は端末
装置10と口座管理サーバ30とがそれぞれ接続されて
いるネットワークである。該ネットワーク26は、有線
又は無線の専用通信回線網、公衆通信回線網、インター
ネット、イントラネット、LAN(Local Are
a Network)、WAN(Wide AreaN
etwork)等のいかなる種類のネットワークであっ
てもよく、また、複数種類のネットワークを適宜組み合
わせたものであってもよい。ここでは、利用者25の照
合を行う際に虹彩を用いた場合の構成を示す。そして、
カードR/W部102、データ入力部106としてのキ
ーボード、及び、照合データ入力部105としての虹彩
カメラが端末装置10に外付けで接続されている。
【0031】次に、利用者が自分の口座から現金の引き
出しを行う際の動作について説明する。なお、この場
合、端末装置10は、ATM若しくはCD、又は、PO
S端末であるとする。そして、端末装置10がATM又
はCDである場合、利用者25は現金の自動引き出しを
行い、端末装置10がPOS端末である場合、利用者2
5はデビットカードによるキャッシュアウトを行うもの
とする。また、ICカード20はキャッシュカードとし
て使用される。
【0032】図3は本発明の第1の実施の形態における
カード決済の処理手順を示す第1のフローチャート、図
4は本発明の第1の実施の形態におけるカード決済の処
理手順を示す第2のフローチャート、図5は本発明の第
1の実施の形態における利用端末データの例を示す図で
ある。
【0033】まず、利用者25は、銀行、郵便局等の金
融機関において口座を新規に開設する際に発行されるI
Cカード20の利用端末データ206に、現金引き出し
の取引をすることができる、すなわち、利用可能な端末
装置10の種類、設置場所等を登録する。なお、利用可
能な端末装置10の種類、設置場所等は事前に利用端末
データ206に登録されていてもよい。また、あらかじ
めすべての端末装置10を利用不可としておき、変更許
可者によって、後で利用可能な端末装置10の登録や更
新を行うこともできる。
【0034】そして、利用者25は、現金を引き出すた
めに、自分の所持するICカード20を端末装置10に
おけるカードR/W部102に挿入する。すると、端末
照合部107が、挿入された前記ICカード20の利用
端末データ206から、利用可能な端末装置10の種
類、設置場所等のデータを読み込み、前記端末装置10
の端末コードが前記利用端末データ206に格納されて
いる条件に合致しているか否かを照合する。図5に示さ
れるように、利用端末データ206に格納されている条
件を設定した場合、ICカード20を××コンビニのP
OS端末において利用可能とし△△商店のPOS端末に
おいて利用不可とする、というような処理をすることが
できる。
【0035】次に、端末装置10は、端末照合部107
において照合された結果をもとに、ICカード20が前
記端末装置10において利用可能であるか否かを判断す
る。そして、利用可能である場合、個人照合部104
は、個人登録データ204にあらかじめ格納された利用
者を識別するためのデータと照合データ入力部105か
ら入力された前記利用者25の照合データとを用いて、
個人照合を行う。
【0036】本実施の形態においては、個人照合を行う
際に虹彩等のバイオメトリクスを利用した本人確認を行
う場合について説明するが、指紋、音声等他のバイオメ
トリクスを利用することもできる。また、暗証番号の入
力や、運転免許証等を利用することによって本人確認を
行うこともできる。
【0037】続いて、個人照合の結果をもとに、ICカ
ード20が利用者25本人のものであるか否かを判断す
る。そして、前記利用者25本人のものである場合、端
末装置10は、ICカード20の口座番号データ205
に格納されている口座番号と口座管理サーバ30の口座
データ記憶部304に格納されている口座データとを比
較し該当する口座の残高確認を行う。ここで、端末装置
10は、ICカード20の口座番号データ205に格納
されているデータを読み出す。そして、端末装置10が
ATM又はCDである場合、利用者25が引き出したい
金額を入力し、端末装置10がPOS端末である場合、
店舗の店員が引き出したい金額を入力する。なお、前記
ICカード20が利用者25本人のものでない場合、現
金を引き出すことはできない。
【0038】続いて、端末装置10は、前記口座番号デ
ータ205に格納されている口座の残高と利用者25又
は店舗の店員によって入力された金額とを比較し、該入
力された金額が引き出し可能であるか否かを判断する。
そして、引き出し可能であれば、端末装置10がATM
又はCDである場合、前記端末装置10から入力された
金額が出金され、端末装置10がPOS端末である場
合、店舗の店員が入力された金額の現金を利用者25に
手渡す。これにより、利用者25は所望の金額の現金を
金融機関に開設した自分の口座から引き出すことができ
る。
【0039】なお、ICカード20が端末装置10にお
いて利用不可である場合、端末装置10を利用可能端末
に変更するか否かを判断する。そして、変更する場合、
前記個人照合部104は前述されたように個人照合を行
う。また、変更しない場合は利用者25は現金を引き出
すことができない。
【0040】ところで、前記ICカード20が利用者2
5本人のものであることが確認された場合、端末装置1
0の利用端末データ206への登録を追加又は更新する
ことができる。この場合、口座管理サーバ30の変更許
可者登録部305にアクセスして、登録されている変更
許可者の確認が行われる。ここで、該変更許可者の確認
は、利用者25の本人確認と同様に、バイオメトリク
ス、暗証番号等を利用して行われる。また、通常、前記
変更許可者は、端末装置10の配設される店舗の店員が
担当する。
【0041】続いて、端末装置10は、利用端末データ
206に格納され登録されている利用可能な端末装置1
0の種類、設置場所等のデータの変更が可能か否かを判
断する。ここで、前記変更許可者が利用端末データ20
6に登録されているデータを変更する権限を有していな
い場合、前記端末装置10の利用端末データ206への
登録を追加又は更新することが不可であるとして、処理
が終了される。一方、前記変更許可者が利用端末データ
206に登録されているデータを変更する権限を有する
場合、前記端末装置10の利用端末データ206への登
録を追加又は更新が行われる。そして、該追加又は更新
の記録、すなわち、追加・更新を行った日付け、変更許
可者の名前、端末コード等は、口座管理サーバ30の口
座データ記憶部304に格納される。
【0042】次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 端末コードが前記利用端末データ206
の条件に合致しているか否かを照合する。ステップS2
ICカード20が端末装置10で利用可能であるか否
かを判断する。利用可能である場合はステップS3に進
み、利用不可である場合はステップS7に進む。ステッ
プS3 個人照合部104において、個人登録データと
照合データ入力部105から入力された前記利用者25
の照合データを用いて、個人照合を行う。ステップS4
ICカード20が利用者25本人のカードであるか否
かを判断する。利用者25本人のカードである場合はス
テップS5に進み、利用者25本人のカードでない場合
は現金を引き出すことができないので処理を終了する。
ステップS5 口座番号データ205に格納されている
口座番号と口座データ記憶部304の口座データとを比
較し該当する口座の残高確認を行う。ステップS6 入
力された金額が引き出し可能であるか否かを判断する。
引き出し可能である場合は利用者25は現金を引き出
し、引き出し不可である場合は利用者25は現金を引き
出すことができないので処理を終了する。ステップS7
端末装置10を利用可能端末に変更するか否かを判断
する。変更する場合は個人照合部104において個人照
合を行い、変更しない場合は現金を引き出すことができ
ないので処理を終了する。ステップS8 端末管理者と
しての変更許可者の確認を、口座管理サーバにおける変
更許可者登録部305を参照して行う。ステップS9
変更許可者が利用端末データを変更することができるか
否かを判断する。変更することができる場合はステップ
S10に進み、変更することができない場合は登録デー
タ変更不可として処理を終了する。ステップS10 利
用端末データを追加・更新する。ステップS11 追加
・更新の記録を口座データ記憶部304に保存する。
【0043】このように、本実施の形態においては、I
Cカード20を利用して現金を引き出す場合、利用端末
データ206に登録されている条件を満たさない端末装
置10から現金を引き出すことができない。これによ
り、ICカード20を紛失したり、盗難にあったりした
場合、セキュリティ上万全な信頼のおける端末装置10
及び端末装置10の配設場所の設定を行っておくことに
よって、第三者によって現金を引き出されてしまう可能
性を減少させることができる。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
もの及び同じ動作については、その説明を省略する。
【0045】図6は本発明の第2の実施の形態における
カード決済システムの構成図である。
【0046】本実施の形態において、端末装置10は、
図に示されるように、後述される利用金額データ207
に登録されている引き出し可能な最高金額と、データ入
力部106より入力された引き出し金額とを比較し、少
ない方の金額を引き出し可能な金額と判断する金額照合
部110を有する。なお、端末装置10において端末照
合部107及び端末コード108が省略され、口座管理
サーバ30において変更許可者登録部305が省略され
ている。
【0047】また、ICカード20の利用者データベー
ス21は、あらかじめ設定されて登録された前記ICカ
ード20を利用して引き出し可能な最高金額を含む利用
金額データが格納されるファイルとしての利用金額デー
タ207を有する。
【0048】次に、本実施の形態のカード決済システム
において、利用者25が自分の口座から現金の引き出し
を行う際の動作について説明する。
【0049】図7は本発明の第2の実施の形態における
カード決済の処理手順を示すフローチャートである。
【0050】本実施の形態において、口座番号データ2
05に格納されている口座の残高と入力された金額とが
比較され、該入力された金額が引き出し可能であるか否
かを判断するまでの動作は、前記第1の実施の形態と同
様であるので、その説明を省略する。
【0051】続いて、金額照合部110は、前記入力さ
れた金額、すなわち、引き出し金額と利用金額データ2
07に登録されている引き出し可能な最高金額とを照合
する。そして、前記引き出し金額と最高金額とを比較
し、少ない方の金額を引き出し可能金額と判断する。す
なわち、利用金額データ207に登録されている引き出
し可能な最高金額以上は引き出すことができない。
【0052】次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 個人照合部104において、個人登録
データと照合データ入力部105から入力された前記利
用者25の照合データを用いて、個人照合を行う。ステ
ップS22 ICカード20が利用者25本人のカード
であるか否かを判断する。利用者25本人のカードであ
る場合はステップS23に進み、利用者25本人のカー
ドでない場合は現金を引き出すことができないので処理
を終了する。ステップS23 口座番号データ205に
格納されている口座番号と口座データ記憶部304の口
座データとを比較し該当する口座の残高確認を行う。ス
テップS24 入力された金額が引き出し可能であるか
否かを判断する。引き出し可能である場合はステップS
25に進み、引き出し不可である場合は利用者25は現
金を引き出すことができないので処理を終了する。ステ
ップS25 金額照合部110において、入力金額と利
用金額データ207の引き出し可能な最高金額とを照合
する。ステップS26 引き出し可能な最高金額が入力
金額より大きいか否かを判断する。大きい場合は入力さ
れた金額を引き出すことができ、小さい場合は最高金額
のみ引き出すことができる。
【0053】このように、本実施の形態においては、端
末装置10が金額照合部110を有し、ICカード20
が利用金額データ207を有するので、前記ICカード
20の所有者である利用者25によって設定された引き
出し可能な最高金額以上の現金を引き出すことができな
い。これにより、前記ICカード20を紛失したり、盗
難にあったりした場合、利用者25の口座に預金されて
いる金額のすべてを第三者によって引き出されてしまう
可能性を減少させ、セキュリティをさらに高めることが
できる。
【0054】また、家族、会社等の名義で開設した口座
から、家族、会社の経理担当者等の特定の利用者が、I
Cカード20を利用して引き出すことができる金額を制
限することができる。
【0055】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造
を有するもの及び同じ動作については、その説明を省略
する。
【0056】図8は本発明の第3の実施の形態における
カード決済システムの構成図である。
【0057】本実施の形態において、端末装置10は、
図に示されるように、後述される利用頻度データ208
に登録されているICカード20を一定期間Tで利用す
ることができる最高回数と、利用回数データ209に格
納されている前記一定期間Tだけ遡った時点から現在ま
でのICカード20の利用回数とを比較し、ICカード
20が利用可能であるか否かを判断する利用頻度照合部
111を有する。
【0058】また、ICカード20の利用者データベー
ス21は、あらかじめ設定されて登録された前記ICカ
ード20を一定期間Tで利用することができる最高回数
を含む利用頻度データが格納されるファイルとしての利
用頻度データ208、及び、前記一定期間Tだけ遡った
時点から現在までのICカード20の利用回数が格納さ
れるファイルとしての利用回数データ209を有する。
【0059】次に、本実施の形態のカード決済システム
において、利用者25が自分の口座から現金の引き出し
を行う際の動作について説明する。
【0060】図9は本発明の第3の実施の形態における
カード決済の処理手順を示すフローチャートである。
【0061】まず、利用者25が、自分の所持するIC
カード20を端末装置10におけるカードR/W部10
2に挿入すると、利用頻度照合部111が、利用頻度デ
ータ208に登録されているICカード20を一定期間
Tで利用することができる最高回数と、利用回数データ
209に格納されている前記一定期間Tだけ遡った時点
から現在までのICカード20の利用回数とを比較す
る。そして、前記一定期間T内の利用回数が最高回数以
下である場合は、前記ICカード20は利用可能である
と判断される。また、前記一定期間T内の利用回数が最
高回数以上である場合は、前記ICカード20が利用不
可であると判断されるので、利用者25は現金を引き出
すことができない。
【0062】なお、本実施の形態において、個人照合が
行われてから、口座番号データ205に格納されている
口座の残高と入力された金額とが比較され、該入力され
た金額が引き出し可能であるか否かを判断するまでの動
作は、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説
明を省略する。
【0063】次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31 利用頻度照合部111において、前記
利用頻度データ208に設定される最高回数と利用回数
データ209に設定される利用回数とを照合する。ステ
ップS32 利用回数が最高回数以内か否かを判断す
る。最高回数以内である場合はステップS33に進み、
最高回数以上である場合は利用者25は現金を引き出す
ことができないので処理を終了する。ステップS33
個人照合部104において、個人登録データ204と照
合データ入力部105から入力された前記利用者25の
照合データとを用いて、個人照合を行う。ステップS3
4 ICカード20が利用者25本人のカードであるか
否かを判断する。利用者25本人のカードである場合は
ステップS35に進み、利用者25本人のカードでない
場合は現金を引き出すことができないので処理を終了す
る。ステップS35 口座番号データ205に格納され
ている口座番号と口座データ記憶部304の口座データ
とを比較し該当する口座の残高確認を行う。ステップS
36 入力された金額が引き出し可能であるか否かを判
断する。引き出し可能である場合は利用者25は現金を
引き出し、引き出し不可である場合は利用者25は現金
を引き出すことができないので処理を終了する。
【0064】このように、本実施の形態においては、端
末装置10が利用頻度照合部111を有し、ICカード
20が利用頻度データ208及び利用回数データ209
を有するので、一定期間T内に設定された回数以上、I
Cカード20を利用して現金を引き出すことができな
い。これにより、前記ICカード20を紛失したり、盗
難にあったりした場合、第三者によって現金が引き出さ
れそうになっても、利用頻度データ208に設定された
回数以上、ICカード20を利用することができないの
で被害を最小にすることができる。
【0065】また、家族、会社等の名義で開設した口座
から、家族、会社の経理担当者等の特定の利用者がIC
カード20を利用して引き出すことができる回数を制限
することができる。
【0066】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、第1〜3の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。図10は本発明の第4の実施の形態におけるカード
決済システムの構成図である。
【0067】本実施の形態において、端末装置10は、
図に示されるように、前記第1の実施の形態と同様に端
末コード108を有するが、端末照合部107が省略さ
れている点で相違する。そして、本実施の形態におい
て、前記端末コード108のデータは、主制御部101
によって処理される。
【0068】また、ICカード20は、利用端末データ
206のデータと、端末コード108に格納される端末
装置10を識別するデータとしての端末コードとを比較
して、端末装置10がICカード20が利用可能な端末
装置であるか否かを判断する端末照合部210を有す
る。
【0069】次に、本実施の形態のカード決済システム
において、利用者25が自分の口座から現金の引き出し
を行う際の動作について説明する。
【0070】図11は本発明の第4の実施の形態におけ
るカード決済の処理手順を示すフローチャートである。
【0071】本実施の形態においては、第1の実施の形
態と同様に、利用者25が金融機関において口座を新規
に開設する際に発行されるICカード20の利用端末デ
ータ206に利用可能な端末装置10の種類、設置場所
等が登録される。
【0072】まず、利用者25が、自分の所持するIC
カード20を端末装置10におけるカードR/W部10
2に挿入すると、端末装置10の端末コードがICカー
ド20に送信される。
【0073】そして、該ICカード20の端末照合部2
10は、送信された前記端末コードと、利用端末データ
206に登録されている利用可能な端末の種類及び設置
場所等のデータとを照合し、前記ICカード20が端末
装置10において利用可能であるか否かを判断し、その
結果を端末装置10に送信する。
【0074】なお、以降の動作は第1の実施の形態にお
ける動作と同様であるので、その説明を省略する。ま
た、端末装置10を利用可能端末に変更する動作も第1
の実施の形態における動作と同様である。
【0075】次に、フローチャートについて説明する。
なお、フローチャートにおいて〜で示されるカード
決済の処理手順に関するステップは、前記第1の実施の
形態の図3及び4で示されるカード決済の処理手順に関
するステップと同様であるので、説明を省略する。ステ
ップS41 ICカード20における端末照合部210
において、端末コードと、利用端末データ206とを照
合する。ステップS42 ICカード20が端末装置1
0で利用可能であるか否かを判断する。利用可能である
場合はステップS43に進み、利用不可である場合は図
4におけるステップS7に進む。ステップS43 個人
照合部104において、個人登録データ204と照合デ
ータ入力部105から入力された前記利用者25の照合
データとを用いて、個人照合を行う。ステップS44
ICカード20が利用者25本人のカードであるか否か
を判断する。利用者25本人のカードである場合はステ
ップS45に進み、利用者25本人のカードでない場合
は現金を引き出すことができないので処理を終了する。
ステップS45 口座番号データ205に格納されてい
る口座番号と口座データ記憶部304の口座データとを
比較し該当する口座の残高確認を行う。ステップS46
入力された金額が引き出し可能であるか否かを判断す
る。引き出し可能である場合は利用者25は現金を引き
出し、引き出し不可である場合は利用者25は現金を引
き出すことができないので処理を終了する。
【0076】このように、本実施の形態においては、I
Cカード20を利用して現金を引き出す場合、利用端末
データ206に設定された条件を満たさない端末装置1
0から現金を引き出すことができない。そのため、IC
カード20を紛失したり、盗難にあったりした場合、セ
キュリティ上万全な信頼のおける端末装置10及び端末
装置10の設置場所の設定を行っておくことによって、
第三者によって現金を引き出されてしまう可能性を減少
させることができる。
【0077】また、ICカード20が端末照合部210
を有するので、従来のATM、CD、POS端末等の端
末装置を、何の変更も加えることなく利用することがで
きる。そのため、カード決済システムの構築コストを低
くすることができる。
【0078】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、第1〜4の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0079】図12は本発明の第5の実施の形態におけ
るカード決済システムの構成図である。
【0080】本実施の形態において、口座管理サーバ3
0は、図に示されるように、ICカード20が利用する
ことができる端末装置10の種類、設置場所等に関する
データを格納するファイルとしての利用端末データ30
6を有する。なお、ICカード20における利用端末デ
ータ206は省略されている。
【0081】また、端末装置10における端末照合部1
07は、前記利用端末データ306の内容と、端末コー
ド108に格納される端末装置10を識別するデータと
しての端末コードとを比較して、ICカード20が利用
可能な端末装置であるか否かを判断する。
【0082】次に、本実施の形態のカード決済システム
において、利用者25が自分の口座から現金の引き出し
を行う際の動作について説明する。
【0083】図13は本発明の第5の実施の形態におけ
るカード決済の処理手順を示すフローチャートである。
【0084】本実施の形態においては、利用者25が金
融機関において口座を新規に開設する際に発行されるI
Cカード20を利用可能な端末装置10の種類、設置場
所等が利用端末データ306に登録される。
【0085】まず、利用者25が、自分の所持するIC
カード20を端末装置10におけるカードR/W部10
2に挿入すると、ICカード20の口座番号データが端
末装置10に送信される。
【0086】そして、該端末装置10の端末照合部10
7は、口座管理サーバ30の利用端末データ306に登
録されている前記口座番号データで利用することができ
る端末装置10の種類、設置場所等に関するデータと、
端末コード108とを照合し、前記ICカード20が端
末装置10において利用可能であるか否かを判断する。
【0087】なお、以降の動作は第1の実施の形態にお
ける動作と同様であるので、その説明を省略する。ま
た、端末装置10を利用可能端末に変更する動作も第1
の実施の形態における動作と同様である。
【0088】次に、フローチャートについて説明する。
なお、フローチャートにおいて〜で示されるカード
決済の処理手順に関するステップは、前記第1の実施の
形態の図3及び4で示されるカード決済の処理手順に関
するステップと同様であるので、説明を省略する。ステ
ップS51 端末照合部107において、端末コード
と、利用端末データとを照合する。ステップS52 I
Cカード20が端末装置10で利用可能であるか否かを
判断する。利用可能である場合はステップS53に進
み、利用不可である場合は図4におけるステップS7に
進む。ステップS53 個人照合部104において、個
人登録データと照合データ入力部105から入力された
前記利用者25の照合データとを用いて、個人照合を行
う。ステップS54 ICカード20が利用者25本人
のカードであるか否かを判断する。利用者25本人のカ
ードである場合はステップS55に進み、利用者25本
人のカードでない場合は現金を引き出すことができない
ので処理を終了する。ステップS55 口座番号データ
205に格納されている口座番号と口座データ記憶部3
04の口座データとを比較し該当する口座の残高確認を
行う。ステップS56 入力された金額が引き出し可能
であるか否かを判断する。引き出し可能である場合は利
用者25は現金を引き出し、引き出し不可である場合は
利用者25は現金を引き出すことができないので処理を
終了する。
【0089】このように、本実施の形態においては、I
Cカード20を利用して現金を引き出す場合、利用端末
データ306に設定された条件を満たさない端末装置1
0から現金を引き出すことができない。そのため、IC
カード20を紛失したり、盗難にあったりした場合、セ
キュリティ上万全な信頼のおける端末装置10及び端末
装置10の設置場所の設定を行っておくことによって、
第三者によって現金を引き出されてしまう可能性を減少
させることができる。
【0090】そして、口座管理サーバ30が利用端末デ
ータ306を有するので、従来のICカード20を、何
の変更も加えることなく利用することができる。そのた
め、カード決済システムの構築コストを低くすることが
できる。また、口座管理サーバ30の利用端末データを
変更することによって、第三者が利用することを制限す
ることができる。
【0091】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。なお、第1〜5の実施の形態と同じ構造を有
するもの及び同じ動作については、その説明を省略す
る。
【0092】図14は本発明の第6の実施の形態におけ
るカード決済システムの構成図である。
【0093】本実施の形態において、口座管理サーバ3
0は、図に示されるように、利用端末データ306のデ
ータと、端末コード108に格納される端末装置10を
識別するデータとしての端末コードとを比較して、端末
装置10がICカード20が利用可能な端末装置である
か否かを判断する端末照合部307を有する。なお、I
Cカード20における端末照合部207は省略されてい
る。そして、その他の構成に関しては前記第5の実施の
形態と同様である。
【0094】次に、本実施の形態のカード決済システム
において、利用者25が自分の口座から現金の引き出し
を行う際の動作について説明する。
【0095】図15は本発明の第6の実施の形態におけ
るカード決済の処理手順を示すフローチャートである。
【0096】本実施の形態においては、前記第5の実施
の形態と同様に、利用者25が金融機関において口座を
新規に開設する際に発行されるICカード20を利用可
能な端末装置10の種類、設置場所等が利用端末データ
306に登録される。
【0097】まず、利用者25が、自分の所持するIC
カード20を端末装置10におけるカードR/W部10
2に挿入すると、ICカード20の口座番号データが端
末装置10を介して口座管理サーバ30に送信される。
なお、前記端末装置10の端末コードも口座管理サーバ
30に送信される。
【0098】そして、該口座管理サーバ30の端末照合
部307は、口座管理サーバ30の利用端末データ30
6に登録されている前記口座番号データで利用すること
ができる端末装置10の種類、設置場所等に関するデー
タと、端末コードとを照合し、前記ICカード20が端
末装置10において利用可能であるか否かを判断する。
【0099】なお、以降の動作は第1及び第5の実施の
形態における動作と同様であるので、その説明を省略す
る。また、端末装置10を利用可能端末に変更する動作
も第1及び第5の実施の形態における動作と同様であ
る。
【0100】次に、フローチャートについて説明する。
なお、フローチャートにおいて〜で示されるカード
決済の処理手順に関するステップは、前記第1の実施の
形態の図3及び4で示されるカード決済の処理手順に関
するステップと同様であるので、説明を省略する。ステ
ップS61 端末照合部307において、端末コード
と、利用端末データとを照合する。ステップS62 I
Cカード20が端末装置10で利用可能であるか否かを
判断する。利用可能である場合はステップS63に進
み、利用不可である場合は図4におけるステップS7に
進む。ステップS63 個人照合部104において、個
人登録データと照合データ入力部105から入力された
前記利用者25の照合データとを用いて、個人照合を行
う。ステップS64 ICカード20が利用者25本人
のカードであるか否かを判断する。利用者25本人のカ
ードである場合はステップS65に進み、利用者25本
人のカードでない場合は現金を引き出すことができない
ので処理を終了する。ステップS65 口座番号データ
205に格納されている口座番号と口座データ記憶部3
04の口座データとを比較し該当する口座の残高確認を
行う。ステップS66 入力された金額が引き出し可能
であるか否かを判断する。引き出し可能である場合は利
用者25は現金を引き出し、引き出し不可である場合は
利用者25は現金を引き出すことができないので処理を
終了する。
【0101】このように、本実施の形態においては、I
Cカード20を利用して現金を引き出す場合、利用端末
データ206に設定された条件を満たさない端末装置1
0から現金を引き出すことができない。これにより、I
Cカード20を紛失したり、盗難にあったりした場合、
セキュリティ上万全な信頼のおける端末装置10及び端
末装置10の設置場所の設定を行っておくことによっ
て、第三者によって現金を引き出されてしまう可能性を
減少させることができる。
【0102】そして、口座管理サーバ30が利用端末デ
ータ306を有するので、従来のICカード20を、何
の変更も加えることなく利用することができる。また、
口座管理サーバ30の利用端末データを変更することに
よって、第三者が利用することを制限することができ
る。
【0103】さらに、口座管理サーバ30は端末照合部
307を有するので、端末コードと、利用端末データと
を照合する際のアルゴリズムを容易に変更することがで
きる。
【0104】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0105】例えば、前記第1〜6の実施の形態におい
て、端末照合処理、利用金額照合処理及び利用頻度照合
処理について、それぞれ、説明したが、本発明のカード
決済システムは、端末照合部、金額照合部及び利用頻度
照合部を単独又は複数有するものであってもよく、ま
た、それぞれの処理を同時に行ってもよい。
【0106】また、前記第1〜第6の実施の形態におい
て、個人照合を行う際にバイオメトリクスとして虹彩を
利用した本人確認について説明したが、指紋、音声等他
のバイオメトリクスを利用することもできる。また、暗
証番号の入力や、運転免許証等を利用することによって
本人確認を行うこともできる。
【0107】さらに、前記第1〜6の実施の形態におい
て、個人照合処理及び残高照会処理を、端末装置におい
て処理する場合について説明したが、ICカード又は口
座管理サーバにおいて処理されてもよい。
【0108】さらに、前記第1〜6の実施の形態におい
て、キャッシュカードとしてICカードを使用する場合
について説明したが、磁気カード又はCPU等の主制御
部を有していないICカードを使用することもできる。
この場合、カード内において端末照合処理、利用金額照
合処理、利用頻度照合処理、個人照合処理、及び残高紹
介処理を行うことはできない。さらに、前記ICカード
は接触型のものであっても非接触型のものであってもよ
い。
【0109】さらに、前記第1〜第6の実施の形態にお
いて、カードR/W部、照合データ入力部及びデータ入
力部が端末装置に外付けされている場合について説明し
たが、前記カードR/W部、照合データ入力部及びデー
タ入力部が端末装置に内蔵されていてもよい。
【0110】さらに、前記第1〜6の実施の形態におい
て、現金を引き出す場合について説明したが、デビット
カードによって物品を購入する場合も同様である。
【0111】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、カード決済システムにおいては、利用者の口座の
管理を行う口座管理サーバと、前記利用者の利用者デー
タを格納するカードと、該カードに格納されたデータの
読み取りを行うカード読取部、及び、決済金額を入力す
る金額入力部を備える端末装置とを有するカード決済シ
ステムにおいて、前記カードが利用できる前記端末装置
の種類又は設置場所を含む利用端末データが前記カード
又は前記口座管理サーバに格納され、前記利用端末デー
タに登録された端末以外での前記カードの利用を禁止す
る。
【0112】この場合、カードを利用して現金を引き出
す等の決済を行う場合、利用者データに含まれる条件を
満たさない限り操作端末から決済を行うことができな
い。そのため、カードを紛失したり、盗難にあったりし
た場合であっても、第三者によって現金を引き出す等の
決済が行われてしまう可能性を減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるカード決済
システムの構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカード決済
システムの例を示す概念図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるカード決済
の処理手順を示す第1のフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるカード決済
の処理手順を示す第2のフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態における利用端末デ
ータの例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるカード決済
システムの構成図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるカード決済
の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるカード決済
システムの構成図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態におけるカード決済
の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施の形態におけるカード決
済システムの構成図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態におけるカード決
済の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第5の実施の形態におけるカード決
済システムの構成図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態におけるカード決
済の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第6の実施の形態におけるカード決
済システムの構成図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態におけるカード決
済の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 端末装置 20 ICカード 21 利用者データベース 25 利用者 30 口座管理サーバ 102 カードR/W部 106 データ入力部 108 端末コード 206、306 利用端末データ 207 利用金額データ 208 利用頻度データ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)利用者の口座の管理を行う口座管
    理サーバと、(b)前記利用者の利用者データを格納す
    るカードと、(c)該カードに格納されたデータの読み
    取りを行うカード読取部、及び、決済金額を入力する金
    額入力部を備える端末装置とを有するカード決済システ
    ムにおいて、(d)前記カードが利用できる前記端末装
    置の種類又は設置場所を含む利用端末データが前記カー
    ド又は前記口座管理サーバに格納され、(e)前記利用
    端末データに登録された端末以外での前記カードの利用
    を禁止することを特徴とするカード決済システム。
  2. 【請求項2】 (a)利用者の口座の管理を行う口座管
    理サーバと、(b)利用者の利用者データを格納するカ
    ードと、(c)該カードに格納されたデータの読み取り
    を行うカード読取部、及び、決済金額を入力する金額入
    力部を備える端末装置とを有するカード決済システムに
    おいて、(d)前記カードが利用できる利用金額データ
    又は利用頻度データが前記カード又は前記口座管理サー
    バに格納され、(e)前記利用金額データに登録された
    金額又は前記利用頻度データに登録された利用頻度を超
    える前記カードの利用を禁止することを特徴とするカー
    ド決済システム。
  3. 【請求項3】 前記カードの利用を禁止するために供さ
    れるデータは、あらかじめ登録された変更許可者によっ
    て追加又は変更可能である請求項1又は2に記載のカー
    ド決済システム。
  4. 【請求項4】 前記あらかじめ登録された変更許可者は
    前記カードの利用者であり、前記カードの利用を禁止す
    るために供されるデータは、前記カードの利用者によっ
    て前記端末装置を介して追加又は変更可能である請求項
    3に記載のカード決済システム。
  5. 【請求項5】 (a)利用者のカードに格納されたデー
    タの読み取りを行うカード読取部及び決済金額を入力す
    る金額入力部を備える端末装置と接続された、利用者の
    口座の管理を行う口座管理サーバにおいて、(b)前記
    カードが利用できる端末装置の種類又は設置場所を含む
    利用端末データが格納され、(c)前記利用端末データ
    に登録された端末以外での前記カードの利用を禁止する
    ことを特徴とする口座管理サーバ。
  6. 【請求項6】 (a)利用者のカードに格納されたデー
    タの読み取りを行うカード読取部及び決済金額を入力す
    る金額入力部を備える端末装置と接続された、利用者の
    口座の管理を行う口座管理サーバにおいて、(b)前記
    カードが利用できる利用金額データ又は利用頻度データ
    が格納され、(c)前記利用金額データに登録された金
    額又は前記利用頻度データに登録された利用頻度を超え
    る前記カードの利用を禁止することを特徴とする口座管
    理サーバ。
  7. 【請求項7】 前記カードの利用を禁止するために供さ
    れるデータは、あらかじめ登録された変更許可者によっ
    て追加又は変更可能である請求項5又は6に記載の口座
    管理サーバ。
  8. 【請求項8】 前記あらかじめ登録された変更許可者は
    前記カードの利用者であり、前記カードの利用を禁止す
    るために供されるデータは、前記カードの利用者によっ
    て前記端末装置を介して追加又は変更可能である請求項
    7に記載の口座管理サーバ。
  9. 【請求項9】 (a)利用者の口座の管理を行う口座管
    理サーバと接続された、利用者のカードに格納されたデ
    ータの読み取りを行うカード読取部及び決済金額を入力
    する金額入力部を備える端末装置において、(b)該端
    末装置を識別する端末コードを備え、(c)前記カード
    又は前記口座管理サーバにあらかじめ格納された、前記
    カードが利用できる端末装置の種類又は設置場所を含む
    利用端末データと、前記端末コードとを照合して前記カ
    ードの利用の禁止を判断することを特徴とする端末装
    置。
  10. 【請求項10】 (a)利用者の口座の管理を行う口座
    管理サーバと接続された、利用者のカードに格納された
    データの読み取りを行うカード読取部及び決済金額を入
    力する金額入力部を備える端末装置において、(b)前
    記カード又は前記口座管理サーバにあらかじめ格納され
    た前記カードが利用できる利用金額データと、前記金額
    入力部より入力された決済金額とを照合して前記カード
    の利用の禁止を判断することを特徴とする端末装置。
  11. 【請求項11】 (a)利用者の口座の管理を行う口座
    管理サーバと接続された、利用者のカードに格納された
    データの読み取りを行うカード読取部及び決済金額を入
    力する金額入力部を備える端末装置において、(b)前
    記カード又は前記口座管理サーバにあらかじめ格納され
    た前記カードが利用できる利用頻度データと、前記カー
    ドの一定期間内における利用回数とを照合して前記カー
    ドの利用の禁止を判断することを特徴とする端末装置。
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