JPH11338947A - 個人認証を利用した金融取引方式 - Google Patents

個人認証を利用した金融取引方式

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JPH11338947A
JPH11338947A JP14421798A JP14421798A JPH11338947A JP H11338947 A JPH11338947 A JP H11338947A JP 14421798 A JP14421798 A JP 14421798A JP 14421798 A JP14421798 A JP 14421798A JP H11338947 A JPH11338947 A JP H11338947A
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JP
Japan
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personal authentication
financial transaction
database
personal
account number
Prior art date
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JP14421798A
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English (en)
Inventor
Katsuji Nozato
勝治 野里
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OKINAWA NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Okinawa Ltd
Original Assignee
OKINAWA NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Okinawa Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】指紋等の個人認証情報による本人確認を現行方
式に付加し、本人なら暗証番号を忘れたり通帳やカード
を携帯せずとも取引可能なサービスを提供する。 【解決手段】指紋等の個人認証情報を登録した利用者
は、指紋採取機能を備えた金融取引端末4で、暗証番号
を忘れた場合や通帳,カードを携帯しない場合も取引で
きる。計算センタには、通常の暗証番号データベース
2,元帳データベース3,照合手段6,取引実行手段7
に加え、氏名,個人認証情報,口座番号,暗証番号を格
納した個人認証用データベース1と個人認証手段5があ
る。通帳,カードなしの取引の場合、入力した氏名と採
取した指紋特徴が個人認証手段5に転送され、氏名で検
索した個人認証情報と照合し、一致すれば該当する口座
番号と暗証番号が照合手段6に送られ、以降通常の手順
で暗証番号を照合し取引が行われる。暗証番号を忘れた
場合、通帳,カードを挿入し指紋を入力して取引を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は個人認証を利用した
金融取引方式に関し、特に暗証番号を忘れた場合や、通
帳もキャッシュカードも携帯していない場合でも、本人
であれば複雑な手続きをせず現金払い出しが行える個人
認証を利用した金融取引方式に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、銀行等の金融機関における預貯金
の払い出しは、通帳またはキャッシュカードと暗証番号
とを併用して行う金融取引端末(現金自動入出金機:A
TM)による自動取引が主体となっている。この現行方
式は、利用者は暗証番号さえ覚えておけば、通帳がなく
ても携帯容易なキャッシュカードを使用して自分の口座
から必要な現金の払い出しを行うことができ、使いやす
く便利な方式である。更に、通帳やキャッシュカードを
紛失し他人に拾得された場合でも、暗証番号が一致しな
ければ払い出しができないため、安全性の面でも必要な
配慮がなされていると言える。
【0003】上述の現行方式に対する改善策として、入
力時のキー操作から暗証番号が判読されるのを防止する
方法や、キャッシュカードに指紋情報を磁気データとし
て登録しておき、カードの使用者が本人であることを確
認して取引を行う方式(実用新案:第3043061
号)や、カードを使用せず指紋と暗証番号とを併用して
本人識別を行う方式(実開平1―127051号)な
ど、安全性を更に向上させるための幾つかの提案が見ら
れる。しかしながら、これらのうち指紋を使用する方法
は、本人以外の取引を認めないことになるため、悪意の
ない親族などの代理行為をも不可能とするものであり、
全面的な採用は現実的には困難である。
【0004】一方、現行方式の問題点として、本人であ
っても暗証番号を忘れた場合には取引ができず、登録し
た暗証番号を問い合わせるためには本人確認を含む面倒
な手続が必要となること、通帳もキャッシュカードも携
帯していない場合には、本人であっても取引ができない
ことなどが挙げられる。しかしながら、これらの問題点
を解決するための提案はほとんど見受けられない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、通帳
またはキャッシュカードと暗証番号とを併用する現行の
金融取引方式は、利用者にとって便利であり安全性も確
保されているが、本人でも暗証番号を忘れた場合や、通
帳もキャッシュカードも携帯していない場合には取引が
できないという改善すべき課題が残されている。
【0006】これらを解決するために、本人確認に指紋
を利用することが考えられるが、前述したキャッシュカ
ードに指紋情報を登録する実用新案:第3043061
号の方法では、キャッシュカードを携帯していない場合
に対応できず、指紋と暗証番号とを併用する実開平1―
127051号の方法では、暗証番号を忘れた場合には
対応できない。
【0007】本発明の目的は、個人特有の指紋等の個人
認証情報を利用した本人確認を現行方式に併用すること
により、本人であれば暗証番号を忘れた場合や通帳もキ
ャッシュカードも携帯していない場合でも取引を可能と
するなど、サービスの向上が可能となる個人認証を利用
した金融取引方式を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の個人認証を利
用した金融取引方式は、氏名を主検索キーとして本人確
認用の個人認証情報と口座番号と暗証番号とを格納した
個人認証用データベースと、口座番号と暗証番号とを対
応させて格納した暗証番号データベースと、口座番号ご
との金融取引情報が格納されている元帳データベース
と、個人認証情報を採取し前記個人認証用データベース
と照合するために転送する機能を備えた金融取引端末
と、前記金融取引端末から転送された氏名または口座番
号と個人認証情報とで前記個人認証用データベースを参
照して本人であることを確認し口座番号と暗証番号との
両者または暗証番号のみを出力する個人認証手段と、前
記金融取引端末または個人認証手段からの口座番号およ
び暗証番号を前記暗証番号データベースと照合して確認
する照合手段と、前記照合手段により確認されたとき前
記金融取引端末からの取引要求を前記元帳データベース
を参照して実行する取引実行手段とを備えて構成されて
いる。
【0009】請求項2の個人認証を利用した金融取引方
式は、請求項1記載の個人認証を利用した金融取引方式
において、前記個人認証用データベース及び個人認証手
段が複数の金融機関に共通に設けられ、前記個人認証用
データベースには副検索キーとして金融機関識別情報が
格納されていることを特徴としている。
【0010】請求項3の個人認証を利用した金融取引方
式は、請求項1記載の個人認証を利用した金融取引方式
において、前記個人認証用データベース及び個人認証手
段が本人確認を業務とする個人認証機関に設けられ、前
記個人認証用データベースと照合するための情報は前記
金融取引端末からオープンネットワークを介して前記個
人認証機関に転送され、前記個人認証手段からの口座番
号および暗証番号は専用線を使用して前記照合手段に転
送されることを特徴としている。
【0011】請求項4の個人認証を利用した金融取引方
式は、口座番号を主検索キーとして本人確認用の個人認
証情報と暗証番号とを格納した個人認証用データベース
と、口座番号と暗証番号とを対応させて格納した暗証番
号データベースと、口座番号ごとの金融取引情報が格納
されている元帳データベースと、個人認証情報を採取し
前記個人認証用データベースと照合するために転送する
機能を備えた金融取引端末と、前記金融取引端末から転
送された口座番号と個人認証情報とで前記個人認証用デ
ータベースを参照して本人であることを確認し暗証番号
を出力する個人認証手段と、前記金融取引端末または個
人認証手段からの口座番号および暗証番号を前記暗証番
号データベースと照合して確認する照合手段と、前記照
合手段により確認されたとき前記金融取引端末からの取
引要求を前記元帳データベースを参照して実行する取引
実行手段とを備えて構成されている。
【0012】請求項5の個人認証を利用した金融取引方
式は、請求項4記載の個人認証を利用した金融取引方式
において、前記口座番号が金融機関の識別情報を含み、
前記個人認証用データベース及び個人認証手段が複数の
金融機関に共通に設けられていることを特徴としてい
る。
【0013】請求項6の個人認証を利用した金融取引方
式は、請求項1,請求項2,請求項3,請求項4又は請
求項5のいずれかに記載の個人認証を利用した金融取引
方式において、前記個人認証情報が指紋情報であること
を特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成
を示すブロック図である。図1に示す本実施の形態は、
本発明の個人認証を利用した金融取引方式の基本的な構
成であり、指紋等の個人認証情報が格納されている個人
認証用データベース1と、口座番号と暗証番号とが対比
して格納されている暗証番号データベース2と、口座番
号ごとの金融取引情報が格納されている元帳データベー
ス3と、指紋等の個人認証情報を採取し転送する機能を
備えた金融取引端末4と、金融取引端末4からの個人認
証情報と氏名または口座番号とにより個人認証用データ
ベース1を参照して本人確認を行い口座番号と暗証番号
との両者または暗証番号のみを出力する個人認証手段5
と、金融取引端末4または個人認証手段5から受け取っ
た口座番号と暗証番号を暗証番号データベース3と照合
して確認する照合手段6と、照合手段6により確認され
たとき金融取引端末4からの取引要求を元帳データベー
ス3を参照して実行する取引実行手段7とを備えて構成
されている。
【0016】上述の各構成要素のうち、個人認証用デー
タベース1,暗証番号データベース2,元帳データベー
ス3,個人認証手段5,照合手段6及び取引実行手段7
は、銀行等の金融機関の計算センタに設置されており、
本店および各支店に設置され利用者が操作する金融取引
端末4とは、専用線により接続されている。金融取引端
末4は、あらかじめ指紋等の個人認証情報を登録した利
用者が、暗証番号を忘れた場合や通帳もキャッシュカー
ドも携帯していない場合にも取引できる端末であり、通
常の現金自動入出金機の機能に加えて、指紋を採取する
指紋採取部と採取した指紋イメージを解析し指紋特徴を
抽出する特徴解析部とを備えている。なお、図1には示
してないが、銀行本支店には、現行の通帳,キャッシュ
カードと暗証番号とを使用する通常の現金自動入出金機
も設置され併用される。
【0017】個人認証用データベース1は、あらかじめ
登録した利用者の個人認証情報が格納されているデータ
ベースであり、氏名を主検索キーとして個人認証情報,
口座番号,暗証番号が格納されており、口座番号を検索
キーとする検索も行えるようになっている。
【0018】次に、図1の動作について説明する。ま
ず、通帳,キャッシュカードと暗証番号とを使用する通
常の金融取引の場合には、利用者が挿入した通帳または
キャッシュカードに記録されている口座番号と、利用者
がキーボードから入力した暗証番号とが、金融取引端末
4から照合手段6に送られる。照合手段6は金融取引端
末4から受け取った口座番号,暗証番号を暗証番号デー
タベース2と照合して確認すると、金融取引端末4に対
して取引要求(払い出し金額)の入力を指示し、金融取
引端末4からの取引要求と口座番号とを取引実行手段7
に渡す。取引実行手段7は元帳データベース3を参照
し、取引可能な場合は元帳データベース3を更新して金
融取引端末4に取引許可を通知する。これにより金融取
引端末4から要求された金額の現金の払い出しが行われ
て金融取引が終了する。なお、通帳を使用した場合には
記帳が行われる。
【0019】続いて、個人認証情報を登録済みの利用者
が通帳もキャッシュカードも携帯していない場合に金融
取引を行う場合について説明する。利用者は金融取引端
末4で個人認証取引(個人認証情報の確認による取引)
を選択し、キーボードから氏名を入力すると共に、指紋
採取部にあらかじめ決められている指を押し当てて指紋
を入力する。金融取引端末4は、指紋採取部で採取した
指紋イメージを解析して指紋特徴を抽出し、抽出した指
紋特徴を個人認証情報として入力された氏名と共に個人
認証手段5に転送する。個人認証手段5は転送された氏
名により個人認証用データベース1を検索し、該当する
氏名の個人認証情報と転送された個人認証情報との照合
を行う。同姓同名の利用者が多い場合には登録されてい
る複数の個人認証情報との照合を行い一致するものを選
択する。照合の結果、一致するものがあれば、一致した
個人認証情報に対応する口座番号と暗証番号とを照合手
段6に送る。照合手段6は個人認証手段5から転送され
た口座番号,暗証番号を暗証番号データベース2と照合
して確認すると、金融取引端末4に対して取引要求の入
力を指示し、前述した通帳またはキャッシュカードを使
用した通常の金融取引の場合と同様に取引実行手段7に
よって金融取引が実行される。この際、同一人が複数の
口座を開設している場合には、金融取引端末4の画面に
口座種別,口座番号等を表示して一つを選択させるなど
の処理を行うようにする。
【0020】なお、通帳またはキャッシュカードを携帯
しているが暗証番号を忘れた場合には、利用者は通帳ま
たはキャッシュカードを金融取引端末4に挿入し、指紋
採取部から指紋を入力する。この場合は、個人認証手段
5は金融取引端末4から転送される口座番号で個人認証
用データベース1を検索し、1回の照合で個人認証情報
の確認を行うことができ、同姓同名の利用者が多い場合
でも本人確認が短時間で終了する。確認後は転送された
口座番号に暗証番号を付加して照合手段6に転送し、前
述の場合と同様の処理が行われる。この際、暗証番号を
金融取引端末4に転送して利用者に通知する処理を同時
に行ってもよい。なお、暗証番号を利用者に通知する処
理のみで金融取引は行わないようにすることもできる。
【0021】上述したように、通帳またはキャッシュカ
ードと暗証番号とを併用する現行の金融取引方式に対し
て、計算センタに個人認証手段5と氏名を主検索キーと
して個人認証情報,口座番号,暗証番号を格納した個人
認証用データベース1とを設置し、本店および各支店に
は指紋採取部を備えた金融取引端末4を少なくとも1台
追加して配置することにより、あらかじめ指紋等の個人
認証情報を登録した利用者は、暗証番号を忘れた場合や
通帳もキャッシュカードも携帯していない場合でも取引
が行える新規サービスを提供することが可能となる。な
お、個人認証用データベース1に氏名を主検索キーとし
て個人認証情報を登録することにより、通帳もキャッシ
ュカードも携帯していない場合でも、照合の対象を制限
し短時間で認証を行うことが可能となる。
【0022】以上の説明では、個人認証用データベース
には、氏名を主検索キーとして個人認証情報,口座番
号,暗証番号が格納されており、あらかじめ登録した利
用者は通帳もキャッシュカードも携帯していない場合で
も取引できる場合について述べたが、暗証番号を忘れた
場合に対するサービスのみを提供する場合には、個人認
証用データベースには、口座番号を主検索キーとして個
人認証情報,暗証番号を格納しておけばよい。
【0023】なお、個人認証用データベースを利用する
ことにより、上述した暗証番号を忘れた場合や通帳もキ
ャッシュカードも携帯していない場合に対応するサービ
ス以外にも、本人しか利用できない本人専用口座を設定
するなどの新規サービスの提供も可能となる。又、本人
確認に使用できる個人認証情報としては指紋が最も一般
的であるが、指紋以外にも網膜模様や声紋や自筆署名
(筆跡)などを使用することも考えられる。
【0024】図2は、本発明の第2の実施の形態の構成
を示すブロック図である。本実施の形態は、現金自動入
出金業務について相互提携を行っている複数の金融機関
が、共同で一つの個人認証用データベースを設置した場
合である。A銀行センタ20及びB銀行センタ40と専
用線で接続されているCD提携センタ50に、接続交換
機8を介して個人認証手段5c,個人認証用データベー
ス1cが設置されている。A銀行センタ20,B銀行セ
ンタ40には、それぞれ図1の第1の実施の形態の計算
センタと同様に、暗証番号データベース2a,2bと、
元帳データベース3a,3bと、照合手段6a,6b
と、取引実行手段7a,7bとが設置されており、A銀
行センタ20,B銀行センタ40とそれぞれ専用線で接
続されているA銀行本支店10,B銀行本支店30に
は、金融取引端末4a,4bが設置されている。
【0025】金融取引端末4a,4bから行われる個人
認証取引に係わる情報は、自行取引か他行取引かを問わ
ずA銀行センタ20,B銀行センタ40を経由してCD
提携センタ50に転送され、接続交換機8を経て個人認
証手段5cに渡される。個人認証手段5cは、渡された
氏名(又は口座番号)により個人認証用データベース1
cを検索して個人認証情報の照合を行い、一致するもの
があれば該当する口座番号と暗証番号とを抽出し、口座
番号に含まれる銀行識別情報を判断して、該当する銀行
の計算センタ(A銀行センタ20又はB銀行センタ4
0)に送る。計算センタでは、照合手段6a,6bが口
座番号と暗証番号の正当性を確認すると、要求元の金融
取引端末4a又は4bに対して取引要求の入力を指示
し、通常の場合と同様に金融取引が行われる。なお、通
帳もキャッシュカードも携帯していない氏名入力の場合
には、照合する対象数を少なくし個人認証を短時間で終
了させるため、氏名のほかに銀行名等の補助情報をキー
入力または選択入力させるようにするとよい。
【0026】この実施の形態の場合には、複数の銀行に
複数の口座を有する利用者は、銀行ごと若しくは口座ご
とに異なる暗証番号が設定されていたとしても、すべて
の口座を登録することにより、口座番号と暗証番号との
対応をすべて正確に覚えていなくても必要に応じて希望
の口座で取引が可能となり、暗証番号の一元管理ができ
ることになる。
【0027】図3は、本発明の第3の実施の形態の構成
を示すブロック図である。本実施の形態は、本人確認業
務を専門に扱う個人認証機関を使用する場合である。A
銀行センタ21,B銀行センタ41と専用線で接続され
たCD提携センタ51は、専用線により個人認証手段5
c’,個人認証用データベース1c’を備えた個人認証
機関60と接続されている。A銀行本支店11,B銀行
本支店31に設置されている金融取引端末4a’,4
b’からの個人認証取引に係わる情報は、専用線でなく
オープンネットワーク70を介して個人認証機関60に
送られ、個人認証手段5c’が個人認証用データベース
1c’を参照して個人認証を行う。本人確認が行われる
と、口座番号と暗証番号とがCD提携センタ51を経て
該当する銀行の計算センタ(A銀行センタ21又はB銀
行センタ41)に送られ、金融取引が行われる。個人認
証機関60は、オープンネットワーク70を介して他業
種施設80とも接続されており、個人認証用データベー
ス1c’には、銀行取引に必要な口座番号と暗証番号以
外の他業種用の必要情報も格納されているが、要求元の
識別情報により、銀行本支店の金融取引端末からの認証
要求に対しては、当該銀行の口座番号と暗証番号とを抽
出して転送する。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の個
人認証を利用した金融取引方式は、通帳またはキャッシ
ュカードと暗証番号とを併用する現行の方式に対して、
個人特有の指紋等の個人認証情報を利用した本人確認を
併用する構成である。このために、現在の設備を活用し
ながら、あらかじめ登録した利用者に対して、本人なら
ば暗証番号を忘れた場合や、通帳もキャッシュカードも
携帯していない場合でも取引を可能とする等の新規サー
ビスを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1,1c,1c' 個人認証用データベース 2,2a,2b 暗証番号データベース 3,3a,3b 元帳データベース 4,4a,4a',4b,4b' 金融取引端末 5,5c,5c' 個人認証手段 6,6a,6b 照合手段 7,7a,7b 取引実行手段 8 接続交換機 10,11 A銀行本支店 20,21 A銀行センタ 30,31 B銀行本支店 40,41 B銀行センタ 50,51 CD提携センタ 60 個人認証機関 70 オープンネットワーク 80 他業種施設

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氏名を主検索キーとして本人確認用の個
    人認証情報と口座番号と暗証番号とを格納した個人認証
    用データベースと、口座番号と暗証番号とを対応させて
    格納した暗証番号データベースと、口座番号ごとの金融
    取引情報が格納されている元帳データベースと、個人認
    証情報を採取し前記個人認証用データベースと照合する
    ために転送する機能を備えた金融取引端末と、前記金融
    取引端末から転送された氏名または口座番号と個人認証
    情報とで前記個人認証用データベースを参照して本人で
    あることを確認し口座番号と暗証番号との両者または暗
    証番号のみを出力する個人認証手段と、前記金融取引端
    末または個人認証手段からの口座番号および暗証番号を
    前記暗証番号データベースと照合して確認する照合手段
    と、前記照合手段により確認されたとき前記金融取引端
    末からの取引要求を前記元帳データベースを参照して実
    行する取引実行手段とを備えていることを特徴とする個
    人認証を利用した金融取引方式。
  2. 【請求項2】 前記個人認証用データベース及び個人認
    証手段が複数の金融機関に共通に設けられ、前記個人認
    証用データベースには副検索キーとして金融機関識別情
    報が格納されていることを特徴とする請求項1記載の個
    人認証を利用した金融取引方式。
  3. 【請求項3】 前記個人認証用データベース及び個人認
    証手段が本人確認を業務とする個人認証機関に設けら
    れ、前記個人認証用データベースと照合するための情報
    は前記金融取引端末からオープンネットワークを介して
    前記個人認証機関に転送され、前記個人認証手段からの
    口座番号および暗証番号は専用線を使用して前記照合手
    段に転送されることを特徴とする請求項1記載の個人認
    証を利用した金融取引方式。
  4. 【請求項4】 口座番号を主検索キーとして本人確認用
    の個人認証情報と暗証番号とを格納した個人認証用デー
    タベースと、口座番号と暗証番号とを対応させて格納し
    た暗証番号データベースと、口座番号ごとの金融取引情
    報が格納されている元帳データベースと、個人認証情報
    を採取し前記個人認証用データベースと照合するために
    転送する機能を備えた金融取引端末と、前記金融取引端
    末から転送された口座番号と個人認証情報とで前記個人
    認証用データベースを参照して本人であることを確認し
    暗証番号を出力する個人認証手段と、前記金融取引端末
    または個人認証手段からの口座番号および暗証番号を前
    記暗証番号データベースと照合して確認する照合手段
    と、前記照合手段により確認されたとき前記金融取引端
    末からの取引要求を前記元帳データベースを参照して実
    行する取引実行手段とを備えていることを特徴とする個
    人認証を利用した金融取引方式。
  5. 【請求項5】 前記口座番号が金融機関の識別情報を含
    み、前記個人認証用データベース及び個人認証手段が複
    数の金融機関に共通に設けられていることを特徴とする
    請求項4記載の個人認証を利用した金融取引方式。
  6. 【請求項6】 前記個人認証情報が指紋情報であること
    を特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4
    又は請求項5のいずれかに記載の個人認証を利用した金
    融取引方式。
JP14421798A 1998-05-26 1998-05-26 個人認証を利用した金融取引方式 Pending JPH11338947A (ja)

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