JP5434557B2 - 自動取引装置、自動取引システムおよび自動取引方法 - Google Patents

自動取引装置、自動取引システムおよび自動取引方法 Download PDF

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Description

本発明は、手数料を支払って所望の取引を行う自動取引装置および自動取引システムに関するものである。
一般に、現金自動預払機等の自動取引装置における取引手数料は、取引種別や取引時間帯によって異なり、また、自動取引装置を設置している金融機関(以下、「自行」という。)の口座での取引か、それ以外の金融機関(以下、「他行」という。)の口座での取引かによっても異なっている。
この手数料は、自動取引装置の筐体やその近傍の壁面などに一覧表等で掲示されていたり、取引開始時に一時的に自動取引装置の表示操作部の画面上に一覧表等で表示されたりするだけであり、顧客は取引開始前にこれから実施する取引によって手数料が徴収されるか否かは、この手数料の一覧表により顧客自身が判断するしかなかった。
そして、顧客への最終的な手数料徴収の有無およびその金額の通知は、取引開始前には行われず、当該取引を開始した後に行われていた。
上記課題を解決するために、顧客ごとに取引種別にかかわらず手数料を無料とする時間帯をあらかじめホストコンピュータに登録しておき、当該顧客が取引を行う際に、登録した手数料無料の時間帯情報に基づいた利用手数料を自動取引装置へ送信して表示させ、顧客に知らせるという技術はあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−70030号公報
しかしながら、顧客ごとに手数料無料の時間帯を登録しない通常の自動取引装置および自動取引システムでは、顧客は取引開始前に掲示された手数料一覧や表示された手数料一覧表から顧客自身で手数料の有無および金額を判断して取引を進めるため、手数料が無料であると誤って判断して取引し、後に手数料を徴収されてしまうことがあった。
また、前記特許文献1の顧客ごとに取引種別にかかわらず手数料無料の時間帯を予め登録しておく方法でも、表示された手数料を見逃して取引を行い、その結果、手数料が無料とならず、後に手数料を徴収されてしまうことがあった。
本発明は、前述の課題を解決するため次の手段を採用する。すなわち、媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引装置と、当該自動取引装置の上位装置として当該自動取引装置と接続されるホストコンピュータとからなる自動取引システムであって、前記自動取引装置は、前記媒体に記録された所定の手数料以内の取引のみを所望するか否かの手数料無料取引指示情報を読取る手数料無料指示取得部と、読取った手数料無料取引指示情報をホストコンピュータに送信する送信手段を具備し、前記ホストコンピュータは、自動取引装置からの手数料無料取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料無料取引判断部と、当該手数料無料取引判断部にて決定した結果を当該自動取引装置に送信する送信手段を具備し、前記自動取引装置にて、前記ホストコンピュータから送信された許可すべき取引科目を前記表示操作部に表示するようにした。
本発明の自動取引システムによれば、媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引装置と、当該自動取引装置の上位装置として当該自動取引装置と接続されるホストコンピュータとからなる自動取引システムであって、前記自動取引装置は、前記媒体に記録された所定の手数料以内の取引のみを所望するか否かの手数料無料取引指示情報を読取る手数料無料指示取得部と、読取った手数料無料取引指示情報をホストコンピュータに送信する送信手段を具備し、前記ホストコンピュータは、自動取引装置からの手数料無料取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料無料取引判断部と、当該手数料無料取引判断部にて決定した結果を当該自動取引装置に送信する送信手段を具備し、前記自動取引装置にて、前記ホストコンピュータから送信された許可すべき取引科目を前記表示操作部に表示するようにしたので、手数料が無料であると誤って判断して取引し、後に手数料を徴収されてしまうことがない。
実施例1の自動取引システムの構成図である。 実施例1の自動取引装置の概観斜視図である。 実施例1の自動取引装置の制御系ブロック図である。 実施例1の自動取引システムの取引カードの構成図である。 実施例1の自動取引システムの取引通帳の構成図である。 実施例1の自動取引装置の動作フローチャート図である。 実施例1の自動取引装置の表示操作部の表示画面例である。 実施例1の自動取引装置の表示操作部の表示画面例である。 実施例2の自動取引装置の制御系ブロック図である。 実施例2の自動取引装置の動作フローチャート図である。 実施例2の自動取引装置の表示操作部の表示画面例である。 実施例2の自動取引装置の表示操作部の表示画面例である。 実施例2の自動取引装置の表示操作部の表示画面例である。 実施例2の自動取引装置の表示操作部の表示画面例である。
以下、本発明に係わる実施の形態例を、図面を用いて説明する。図面に共通する要素には同一の符号を付す。なお、以下の実施例では、手数料無料の取引のみを選択できる例として説明するが、所定の手数料以内の取引、すなわち所定の手数料にて制限された手数料制限取引のみを選択できるようにしてもよい。
(構成)
(自動取引システムの構成)
図1は、実施例1の自動取引システムの概略構成図である。同図に示したように、実施例1の自動取引システムは、金融機関などに設置される自動取引装置11a、1b、1c等が通信回線12を介してホストコンピュータ13に接続された構成となっている。
そして、自動取引装置1a、1b、1c等には顧客カード等に記録された後述の手数料無料指示情報を取得する手数料無料指示取得部21aが設けられており、ホストコンピュータ13には、自動取引装置1a、1b、1c等から受信した後述の手数料無料指示情報に基づいて当該自動取引装置に対して手数料無料として許可する取引科目を決定し、決定した取引科目を当該自動取引装置に返信する機能を有する手数料無料取引判断部13aが設けられた構成となっている。
(自動取引装置の外観構成)
実施例1の自動取引装置1は、図2のような外観をしており、硬貨入出金口2、紙幣入出金口3、表示操作部4、通帳挿入口5、カード挿入口6を備えている。
そして、紙幣入出金口3は、紙幣が投入されるとともに、紙幣が排出される開口部である。紙幣入出金口3には、シャッタが設けられシャッタが駆動されることにより紙幣入出金口3が開閉される。
カード挿入口6は、カードを用いて取引を行う場合、当該カードがここから挿入され、取引が終了するとここから排出される。通帳挿入口5は、取引で使用される通帳がここから挿入され、取引が終了するとここから排出される。また、硬貨入出金口2は、硬貨が投入または排出される開口部である。
そして、紙幣入出金口3の奥部には、後述の紙幣の入出金処理を行う紙幣処理部26が設けられており、カード挿入口6の奥部には、後述のカード処理部21が設けられている。
また、硬貨入出金口2の奥部には、硬貨の入出金処理を行う後述の硬貨処理部25が設けられており、通帳挿入出口5の奥部には、後述の通帳処理部23が設けられている。
表示操作部4は、LCD等の上に透明タッチパネルを積層して構成され、操作ガイダンス等が表示され、当該ガイダンスに従い顧客が各種の入力操作を行なうものである。
(自動取引装置の内部構成)
図3は、実施例1の自動取引装置1の内部構成図である。同図に示したように、実施例1の自動取引装置1は、後述する各部の制御を行う主制御部20と、前述の表示操作部として機能する表示操作部4と、キャッシュカード等の顧客カードの磁気ストライプのリードライトを行うカード処理部21と、音声やブザーによりガイダンスを出力する音声案内部22と、通帳の磁気ストライプのリードライトおよび通帳への印字制御を行う通帳処理部23と、取引内容の明細票を印字して出力する明細票処理部24と、図示しない硬貨入出金金庫や硬貨装填庫を備え硬貨の入出金制御を行う硬貨処理部25と、図示しない紙幣入出金金庫や紙幣装填庫を備え紙幣の入出金制御を行う紙幣処理部26を有する。
さらに、実施例1の自動取引装置1は、カード処理部21にて後述する図4の顧客カード31の磁気ストライプ32から読み取った磁気ストライプデータから手数料無料指示情報32aを取出して保持する手数料無料指示取得部21aを有する。
また、実施例1の自動取引装置1は、各部に電源を供給する電源部27と、主制御部20の記憶部として機能しプログラムや制御パラメータなどを記憶するメモリ部28と、ホストコンピュータ13とのインタフェイスを制御するインタフェイス部29を有する。
図4は、実施例1の自動取引装置1にて使用する顧客カード31の一例であり、同図に示したように、顧客カード31は、顧客情報や、手数料無料の取引のみを所望するか否かの手数料無料取引指示情報32aなどの各種データを保持するための磁気ストライプ32が設けられている。なお、前記各情報は、顧客カード31にICチップを設け、当該ICチップに格納するようにしてもよい。
また、手数料無料の取引のみを所望するか否かの手数料無料取引指示情報32aは、顧客カード31の作成を申込む際に顧客の要望に応じて記録するようにしてもよいし、顧客が表示操作部4を操作しカード処理部21にて記録するようにしてもよい。
図5は、実施例1の自動取引装置1で使用する通帳41の一例であり、同図に示したように、顧客カード41は、顧客情報や手数料無料取引指示情報42aなどの各種データを保持するための磁気ストライプ42が設けられている。なお、顧客カード31と同様、ICチップを設け、当該ICチップに前記各情報を格納するようにしてもよい。
また、手数料無料の取引のみを所望するか否かの手数料無料取引指示情報42aは、顧客カード31と同様、通帳41の作成を申込む際に顧客の要望に応じて記録するようにしてもよいし、顧客が表示操作部4を操作して通帳処理部23にて記録するようにしてもよい。
(動作)
以上の構成により実施例1の自動取引装置は、以下のように動作する。この動作を図6の動作フローチャート図および図7、図8の表示操作部4の画面表示例を用いて以下詳細に説明する。なお、図7は手数料無料の取引科目があるときの取引選択画面例、図8は手数料無料の取引科目がないときの画面例となっている。
まず、自動取引装置1のカード処理部21のカード挿入口6に図4の顧客カード31が挿入されると、顧客カード31を吸入し(ステップS11)、顧客カード31の磁気ストライプ32やICチップから顧客情報を取得する(ステップS12)。
さらに、手数料無料指示取得部21aにより磁気ストライプ32の手数料無料指示情報32aを取出し(ステップS13)、前記顧客情報とともにホストコンピュータ13に送信する(ステップS14)。
なお、顧客カード31ではなく、図5に示したような通帳41が通帳処理部23の通帳挿入口5に挿入された場合は、顧客情報と手数料無料指示情報42aを磁気ストライプ42やICチップから読出し、ホストコンピュータ13に送信すればよい。
ホストコンピュータ13は、自動取引装置1からの手数料無料指示情報32aおよび顧客情報を受信すると(ステップS15)、手数料無料取引判断部13aにより手数料無料指示情報32aを確認し(ステップS16)、手数料無料取引指示情報が「あり」で顧客が手数料無料の取引のみを所望する場合には、自行/他行データや現在の時刻などから手数料が無料となる取引科目を許可する取引科目と判断する(ステップS17)。
一方、手数料無料取引指示情報が「なし」の場合で、顧客が手数料無料の取引以外も所望する場合は、通常の取引科目を許可する取引科目と判断する(ステップS18)。
そして、それぞれ判断した許可取引科目情報を顧客情報等を送信してきた自動取引装置1に返信する(ステップS19)。
自動取引装置1は、ホストコンピュータ13から許可された取引科目情報を受信すると(ステップS20)、手数料無料指示取得部21aにより取得した手数料無料指示情報32aを確認し(ステップS21)、手数料無料取引指示情報が「なし」の場合は、顧客が手数料無料の取引以外も所望しているので、表示操作部4に通常の取引選択メッセージを表示し(ステップS22)、ホストコンピュータ13より受信した許可取引科目を表示し(ステップS28)、顧客の取引科目の選択を待つ(ステップS29)。
一方、手数料無料取引指示情報が「あり」の場合は、顧客が手数料無料の取引のみを所望しているので、ホストコンピュータ13より受信した許可取引科目を確認し(ステップS23)、許可取引科目が「あり」の場合は、図7に示したように、手数料無料取引科目ありのメッセージ50mを表示操作部4に表示し(ステップS24)、受信した許可取引科目を表示し(ステップS28)、顧客の取引科目の選択を待つ(ステップS29)。
なお、図7の画面例は、残高照会50a、入金50b、自行内の口座間振替50dが無料にて取引を行うことができる取引でありこれらが取消ボタン50xとともに表示され、有料取引となる出金50c、自行振込50e、他行振込50fのボタンが表示されない例となっている。
また、ステップS23にて、ホストコンピュータ13より受信した無料取引となる許可取引科目が「なし」の場合には、図8に示したように、手数料無料取引科目なしのメッセージ51mを表示操作部4に終了ボタン51xとともに表示し(ステップS25)、顧客カード31を返却し(ステップS26)、取引を終了する。
なお、図8の画面例は、無料にて取引を行うことができる取引がなく、いずれの取引選択ボタンも表示されない例となっている。
(実施例1の効果)
以上のように、実施例1の自動取引システムによれば、顧客カード等の媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引装置と、当該自動取引装置の上位装置として当該自動取引装置と接続されるホストコンピュータとからなる自動取引システムであって、前記自動取引装置は、前記媒体に記録された手数料無料の取引のみを所望するか否かの手数料無料取引指示情報を読取る手数料無料指示取得部と、読取った手数料無料取引指示情報をホストコンピュータに送信する送信手段を具備し、前記ホストコンピュータは、自動取引装置からの手数料無料取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料無料取引判断部と、当該手数料無料取引判断部にて決定した結果を当該自動取引装置に送信する送信手段を具備し、前記自動取引装置にて、前記ホストコンピュータから送信された許可すべき取引科目を前記表示操作部に表示するようにしたので、手数料が無料であると誤って判断して取引し、後に手数料を徴収されてしまうことがない。
(構成)
図9は、実施例2の自動取引装置の内部構成を示した図である。同図に示したように、実施例2の自動取引装置では、実施例1の手数料無料指示取得部21aの代わりに手数料無料取引指示受付部30を設け、顧客が手数料無料取引のみを所望するか否かの手数料無料取引指示情報を表示操作部4に表示する手数料無料取引受付画面により登録し、手数料無料取引指示受付部30に保持できる構成となっている。
実施例2の自動取引装置のその他の内部構成、自動取引システムの構成は、実施例1の構成と同様であるので、簡略化ためにその詳細な説明は省略する。
(動作)
以上の構成により実施例2の自動取引装置1は以下のように動作する。この動作を図10の動作フローチャート図および図11〜図14の表示操作部4の画面表示例を用いて以下詳細に説明する。
なお、図11は、自動取引装置1の表示操作部4に表示する手数料無料取引受付画面60の画面例であり、案内メッセージ60mと、手数料無料取引のみを所望する場合に押下する手数料無料取引ボタン60aと、手数料にかかわらずすべての取引から選択することを所望する場合に押下する手数料無料&有料取引ボタン60bと、取消ボタン60xが表示されるようになっている。
そして、手数料無料取引ボタン60aが押下されると手数料無料取引指示受付部30に手数料無料取引指示情報として「あり」を登録し、インタフェイス部29を介してホストコンピュータ13に当該手数料無料取引指示情報が送信されるようになっている。
先ず、自動取引装置1のカード処理部21のカード挿入口6に顧客カードが挿入されると、顧客カードを吸入し(ステップS51)、顧客カードの磁気ストライプやICチップから顧客情報を取得する(ステップS52)。
なお、顧客カードではなく、通帳が通帳処理部23の通帳挿入口5に挿入された場合は、顧客情報を磁気ストライプやICチップから取得することになる。
次に、手数料無料取引受付部30は、表示操作部4に図11の手数料無料取引受付画面60を表示し、顧客が手数料無料取引のみを所望するかどうかを受付ける(ステップS53)。
そして、手数料無料取引ボタン60aが選択された場合には手数料無料指示情報として「あり」を設定し、手数料無料&有料取引ボタン60bが選択された場合には「なし」を設定し、ステップS52にて取得した顧客情報とともにホストコンピュータ13に送信する(ステップS54)。
ホストコンピュータ13は、自動取引装置1からの手数料無料指示情報および顧客情報を受信すると(ステップS55)、手数料無料取引判断部13aにて手数料無料指示情報を確認し(ステップS56)、手数料無料取引指示が「あり」の場合には、顧客が手数料無料取引のみを所望しているので、自行/他行データや現在の時刻などから手数料が無料となる取引科目を判断する(ステップS57)。
一方、手数料無料取引指示情報が「なし」の場合には、通常の取引科目をそれぞれ許可する取引科目と判断して(ステップS58)、判断した許可取引科目情報を自動取引装置1に送信する(ステップS59)。
自動取引装置1は、ホストコンピュータ13からの許可された取引科目情報を受信すると(ステップS60)、手数料無料取引受付部30で取得し保持していた手数料無料指示情報を確認し(ステップS61)、手数料無料取引指示情報が「なし」の場合には、表示操作部4に通常の取引選択メッセージを表示し(ステップS62)、ホストコンピュータ13より受信した許可取引科目を表示し(ステップS68)、顧客の取引科目の選択を待つ(ステップS69)。
この場合、図12に示したように、無料取引と有料取引を分けて表示するようにするとよい。この画面例では、残高照会ボタン61a、入金ボタン61b、振替ボタン61cが無料取引として表示され、出金ボタン61d、自行振込ボタン61e、他行振込61fが有料取引として表示された例となっている。
或いは、図13に示したように、手数料の額に応じて選択ボタンを色わけして表示するようにしてもよい。この画面例では、例えば、210円の手数料が必要な他行振込取引の選択ボタン62fを赤色で表示し、105円の手数料が必要な出金取引、自行振込取引の選択ボタン62c、62eを橙色で表示し、その他の無料の取引の選択ボタンを白で表示するようにしてもよい。
或いは、図14に示したように、左側の無料取引一覧を先ず表示し有料取引一覧への移行ボタンとして有料取引一覧ボタン63zを表示し、有料取引一覧ボタン63zが押下されたときに、右側に示した有料取引一覧を表示するようにし、有料取引一覧の無料取引一覧ボタン64zが押下されたときに、左側に示した無料取引一覧の表示に切替えるようにしてもよい。
この画面例では、無料取引が残高照会、入金取引、振替取引で、その選択ボタンがそれぞれ63a、63b、63cであり、有料取引が出金取引、自行振込取引、他行振込取引で、その選択ボタンがそれぞれ64a、64b、64cの例となっている。
一方、手数料無料取引指示情報が「あり」の場合には、ホストコンピュータ13より受信した許可取引科目を確認し(ステップS63)、許可取引科目が「あり」の場合は、実施例1にて説明した図7のような手数料無料取引科目ありのメッセージ50mを表示操作部4に表示し(ステップS64)、受信した許可取引科目を表示し(ステップS68)、顧客の取引科目の選択を待つ(ステップS69)。
ホストコンピュータ13より受信した許可取引科目が「なし」の場合には実施例1にて説明した図8のような手数料無料取引科目なしメッセージ51mを表示操作部4に表示し(ステップS65)、顧客カードを返却し(ステップS66)、取引を終了する。
(実施例2の効果)
以上のように、実施例2の自動取引システムによれば、媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引装置と、当該自動取引装置の上位装置として当該自動取引装置と接続されるホストコンピュータとからなる自動取引システムであって、前記自動取引装置は、手数料無料の取引のみを所望するか否かの手数料無料取引指示情報を顧客が設定できる手数料無料指示受付部と、当該手数料無料指示受付部にて設定された手数料無料取引指示情報をホストコンピュータに送信する送信手段を具備し、前記ホストコンピュータは、自動取引装置からの手数料無料取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料無料取引判断部と、当該手数料無料取引判断部にて決定した結果を当該自動取引装置に送信する送信手段を具備し、前記自動取引装置にて、前記ホストコンピュータから送信された許可すべき取引科目を前記表示操作部に表示するようにしたので、実施例1の効果と同様、手数料が無料であると誤って判断して取引し、後に手数料を徴収されてしまうことがない。
《その他の変形例》
なお、以上の実施例の説明では、顧客カード等の媒体に記録される手数料無料取引指示情報を、手数料無料の取引のみを所望するか否かの情報として説明したが、所定の額以内の手数料の取引のみを所望するか否かを表わす手数料制限取引指示情報とし、所定の額以内の手数料の取引のみを所望するときは、所定の額以内の手数料の取引のみを表示操作部に表示するようにしてもよい。
また、以上の実施例の説明では、自動取引装置1からホストコンピュータ13に手数料無料指示情報を送信し、ホストコンピュータ13から当該手数料無料指示情報に基づいて許可する取引科目を自動取引装置1に返信し、当該取引科目を表示操作部4に表示するように説明したが、手数料無料指示情報に基づいて許可する取引科目情報を自動取引装置1に格納しておき、許可する取引科目情報を自動取引装置1にて判断し、表示操作部4に表示するようにしてもよい。
以上述べたように、本発明は、顧客の操作により選択された取引を行う現金自動預払機などの自動取引装置に広く利用することができる。
1 自動取引装置
4 表示操作部
5 通帳挿入口
6 カード挿入口
12 通信回線
13 ホストコンピュータ
13a 手数料無料取引判断部
20 主制御部
21 カード処理部
21a 手数料無料指示取得部
23 通帳処理部
28 メモリ部
30 手数料無料取引受付部
31 顧客カード
41 通帳
32、42 磁気ストライプ
32a、42a 手数料無料取引指示情報

Claims (8)

  1. 媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引装置と、当該自動取引装置の上位装置として当該自動取引装置と接続されるホストコンピュータとからなる自動取引システムであって、
    前記自動取引装置は、前記媒体に記録された所定の手数料以内の取引のみを所望するか否かの手数料制限取引指示情報を読取る手数料制限指示取得部と、読取った手数料制限取引指示情報をホストコンピュータに送信する送信手段を具備し、
    前記ホストコンピュータは、前記自動取引装置からの手数料制限取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料制限取引判断部と、当該手数料制限取引判断部にて決定した結果を当該自動取引装置に送信する送信手段を具備し、
    前記自動取引装置にて、前記ホストコンピュータから送信された許可すべき取引科目を前記表示操作部に表示するようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  2. 媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引装置と、当該自動取引装置の上位装置として当該自動取引装置と接続されるホストコンピュータとからなる自動取引システムであって、
    前記自動取引装置は、所定の手数料以内の取引のみを所望するか否かの手数料制限取引指示情報を顧客が設定できる手数料制限指示受付部と、当該手数料制限指示受付部にて設定された手数料制限取引指示情報をホストコンピュータに送信する送信手段を具備し、
    前記ホストコンピュータは、前記自動取引装置からの手数料制限取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料制限取引判断部と、当該手数料制限取引判断部にて決定した結果を当該自動取引装置に送信する送信手段を具備し、
    前記自動取引装置にて、前記ホストコンピュータから送信された許可すべき取引科目を前記表示操作部に表示するようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  3. 媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引装置であって、
    当該媒体に記録された所定の手数料以内の取引のみを所望するか否かの手数料制限取引指示情報を読取る手数料制限指示取得部と、
    当該読取った手数料制限取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料制限取引判断部を具備し、
    当該手数料制限取引判断部にて許可された取引科目を表示操作部に表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  4. 媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引装置であって、
    所定の手数料以内の取引のみを所望するか否かの手数料制限取引指示情報を顧客が設定できる手数料制限指示受付部と、
    当該手数料制限指示受付部にて設定された手数料制限取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料制限取引判断部を具備し、
    前記手数料制限取引判断部にて許可された取引科目を表示操作部に表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  5. 媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引方法であって、
    当該媒体に記録された所定の手数料以内の取引のみを所望するか否かの手数料制限取引指示情報を読取る手数料制限指示取得ステップと、
    前記手数料制限指示取得ステップにより取得した手数料制限取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料制限取引判断ステップと、を備え、
    当該手数料制限取引判断ステップにて許可された取引科目を表示操作部に表示するようにしたことを特徴とする自動取引方法。
  6. 媒体を用いて表示操作部の操作により所望の取引を行う自動取引方法であって、
    所定の手数料以内の取引のみを所望するか否かの手数料制限取引指示情報を顧客が設定できる手数料制限指示受付ステップと、
    前記手数料制限指示受付ステップにて設定された手数料制限取引指示情報に基づいて許可すべき取引科目を決定する手数料制限取引判断ステップと、を備え、
    当該手数料制限取引判断ステップにて許可された取引科目を表示操作部に表示するようにしたことを特徴とする自動取引方法。
  7. 前記手数料制限を、手数料が無料であることとしたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の自動取引システムまたは請求項3記載若しくは請求項4の自動取引装置または請求項5若しくは請求項6記載の自動取引方法。
  8. 前記手数料制限取引指示情報が、所定の手数料以上の取引も所望すると設定されたときは、前記表示操作部への表示は、手数料に応じて取引科目の選択のボタンを表示場所を分けまたは色を分けて表示するようにしたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の自動取引システムまたは請求項3記載若しくは請求項4の自動取引装置または請求項5若しくは請求項6記載の自動取引方法。
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