JP2010092316A - 時間外取引方法及び時間外取引システム - Google Patents

時間外取引方法及び時間外取引システム Download PDF

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Abstract

【課題】取引時間外に、ATM1で出金取引を行いたいという要望がある。
【解決手段】ホストコンピュータ40の稼働を停止させた時間帯に取引を行う時間外取引の予約を端末機46から受け付け、ホストコンピュータ40に予約成立の可否を問い合わせ、予約成立のときは、予約取引番号を採番して予約管理ファイル43に記録すると共に、端末機46に送信する予約受付手段42aと、ATM1からの取引の要求により、予約管理ファイル43に記憶した予約取引番号の取引を実行する取引実行手段42bとを有することを特徴とする時間外取引システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関の自動取引システムを利用して、例えば、時間外取引の予約を予め行い、取引時間外において、予約済みの取引を実行する時間外取引方法及び時間外取引システムに関するものである。
利用者の利便性の向上のため、自動取引装置の1つである現金預け払い機(以下「ATM」という。)を使用して行う自動取引システムの稼働時間の延長がなされてきた。その結果、24時間稼働を実施している金融機関もあるが、深夜や休日は、時間外としてATMを利用できない金融機関も多い。
ホストコンピュータがダウンしたときに、ATMでの取引を分散処理システムに打ち溜めしておき、ホストコンピュータの復旧時に、打ち溜めデータをホストコンピュータに送信して、口座ファイルを更新する事例が、下記の特許文献1に記載されている。
又、ATMでのカードによる出金取引等の通帳を伴わない取引の実行時に当該取引の未記帳データをローカルサーバに記憶し、例えば、時間外にローカルサーバの未記帳データを記帳する事例が、下記の特許文献2に記載されている。
特開平06−103194号公報 特開2001−84432号公報
しかしながら、時間外に、ATMで出金取引を行いたいという要望に対し、特許文献1記載の事例では、例えば、出金取引時には、当該の口座の残高を知りえないので、一定の出金限度額を設定しなければならない等の制限が必要となり、十分、利用者の要望を満たすことができない。又、特許文献2の事例は、記帳処理の事例であり、取引時間外の出金等の要望には応えられない。
本発明の時間外取引方法は、口座ファイルを有し、利用者の認証及び取引ごとに口座の更新を行うホストコンピュータと、前記ホストコンピュータと通信回線を介して接続され、利用者の操作により取引を行う自動取引装置とを用いた時間外取引方法であって、前記ホストコンピュータの稼働を停止させた時間帯に取引を行う時間外取引の予約を受け付ける予約受付処理と、前記時間外取引の予約に基づいて前記時間外取引を実行する取引実行処理とを有することを特徴とする。
更に、本発明の時間外取引方法は、口座ファイルを有し、利用者の認証及び取引ごとに口座の更新を行うホストコンピュータと、前記ホストコンピュータと通信回線を介して接続され、利用者の操作により取引を行う自動取引装置と、前記時間外取引の予約を要求するための端末機とを用いた時間外取引方法であって、前記ホストコンピュータの稼働を停止させた時間帯に取引を行う時間外取引の予約を前記端末機から受け付け、前記ホストコンピュータに予約成立の可否を問い合わせ、予約成立のときは、予約取引番号を採番して予約管理ファイルに記録すると共に、前記端末機に送信する予約受付処理と、前記自動取引装置からの口座番号を含む取引の要求により、前記予約管理ファイルに記憶した予約取引番号の取引を実行する取引実行処理とを有することを特徴とする。
本発明の時間外取引システムは、前記ホストコンピュータと通信回線を介して接続され、利用者の操作により取引を行う自動取引装置と、前記ホストコンピュータの稼働を停止させた時間帯に取引を行う時間外取引の予約を受け付ける予約受付手段と、前記時間外取引の予約に基づいて前記時間外取引を実行する取引実行手段とを有することを特徴とする。
更に、本発明の時間外取引システムは、口座ファイルを有し、利用者の認証及び取引ごとに口座の更新を行うホストコンピュータと、前記ホストコンピュータと通信回線を介して接続され、利用者の操作により取引を行う自動取引装置と、前記時間外取引の予約を要求するための端末機と、前記ホストコンピュータの稼働を停止させた時間帯に取引を行う時間外取引の予約を前記端末機から受け付け、前記ホストコンピュータに予約成立の可否を問い合わせ、予約成立のときは、予約取引番号を採番して予約管理ファイルに記録すると共に、前記端末機に送信する予約受付手段と、前記自動取引装置からの口座番号を含む取引の要求により、前記予約管理ファイルに記憶した予約取引番号の取引を実行する取引実行手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、次の(1)〜(4)のような効果がある。
(1) 利用者は、予約受付手段により取引の予約ができ、都合のよい時間帯に取引ができるので利用者の利便性が高まる。
(2) 自動取引システムの稼働中に予約を行うので口座の残高の確認が可能となり、出金を伴う取引において現在の残高に応じた限度額の範囲での出金が可能になる。
(3) 口座を有していない金融機関のATMであっても取引の予約をしておけば時間外の取引が可能である。
(4) ホストコンピュータが一時的な障害により通信不可能な状態になっても、事前に時間外取引の予約がなされていれば、予約済みの取引を実行することができる。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1における時間外取引システムの全体を示す構成図である。
時間外取引システムは、自動取引システムを利用して構成されており、利用者の認証を行う判定手段40a及び口座の更新を行う口座更新手段40bを有するホストコンピュータ40と、通信手段によりホストコンピュータ40に接続され、時間外取引の受付を行う予約受付手段42a及び自動取引システムの時間外に予約された取引を実行する取引実行手段42bを有する予約管理サーバ42と、通信回線44を介して予約管理サーバ42に接続され、利用者による操作により、現金の入出金、振込等の取引を行うATM1−1〜ATM1−Nと、インターネット等の通信回線45を介して、予約管理サーバ42と時間外取引の予約を行うパーソナルコンピュータ46及び携帯電話機等の端末機46−1〜端末機46−Nとから構成されている。なお、ATM1−1〜ATM1−Nは、それぞれ、ほぼ同一の機能を有しているので、以下、ATM1−1〜ATM1−NをATM1と表記する。同様に、端末機46−1〜端末機46−Nを端末機46と表記する。
図2は、図1の口座ファイルの構成例を示す図である。図3は、図1の予約管理ファイルの構成例を示す図である。
ホストコンピュータ40は、各種口座の情報を記憶する口座ファイル41を有しており、図2に示すように口座番号ごとに少なくとも「残高」、「暗証番号」及び「最終取引日」を記憶している。予約管理サーバ42は、時間外取引の予約情報を記憶する予約管理ファイル43を有しており、図3に示すように予約取引番号ごとに、「銀行コード」、「店番」、「口座番号」、「予約取引番号」、「取引種別」、「取引金額」、「暗証番号」、「予約登録日」、「取引予約日」、「取引実行日」及び「処理済みフラッグ」を記憶している。ここで、予約取引番号「A10001」「B10002」「A10003」の「A」及び「B」は、それぞれ、取引種別「出金」及び「入金」を表している。なお、予約管理サーバ42の設置場所は、ホストコンピュータ40と同一構内でもよいし、別の施設内であってもよい。
図4は、図1のATM1を示す機能ブロック図である。
ATM1は、中央処理装置及び主記憶装置等を有する制御部11と、ハードディスク等の不揮発性の補助記憶装置を備えている。制御部11は、プログラム制御によりATM1全体を制御するものであり、更に、自動取引システムの取引時間外において、予約管理サーバ42と通信を行うことにより予約された取引を実行する予約取引実行部11aを有している。
制御部11により制御される入力操作部3は、文字や図形等で構成される操作画面を表示するLCD画面表示部12と、表示部12上に設けられた情報入力のためのタッチパネル入力部13とからなる。通帳記帳部14は、通帳挿入取出口6に挿入された通帳の記帳処理を行い通帳挿入取出口6に排出する機能を有している。カードリーダ・ライタ部15は、カード挿入取出口7から挿入されたキャッシュカード(以下「カード」という。)の内容を読み取り/書き込みしてカード挿入取出口7に排出する機能を有している。
紙幣入出金部16は、入金処理においては、紙幣入出金取出口4にセットされた紙幣を取り込み、紙幣の真贋を鑑別し、計数してATM1内の収納庫に取り込み、出金処理においては、収納庫から紙幣を取出し、紙幣の真贋を鑑別し、計数して紙幣入出金取出口4に排出する機能を有している。硬貨入出金部17は、硬貨投入取出口5に接続されており、紙幣の場合とほぼ同様の処理を行う。近接センサ18は、ATM1への人の接近を検知するセンサである。通信制御部19は、ホストコンピュータ40との通信を制御する機能を有している。
(実施例1のATMの全体動作)
図5は、図4の入力操作部3上に表示される取引選択画面例を示す図である。
利用者がATM1に接近すると、近接センサ18がこれを検知し、入力操作部3に電源が投入される。電源が投入されると入力操作部3に、図5の取引選択画面が表示される。図5に示す通り、預け入れ、引き出し、振り込み、残高照会、通帳記入及び暗証番号変更の各取引ボタン3aが入力操作部3にグラフィック表示され、利用者による取引の選択を促す。利用者がこれらのボタンの1つを選択し、押下することにより、該当する取引が開始される。
例えば、利用者が自口座から現金を引き出すときは、引き出しボタン3aを押下する。引き出しボタン3aの押下により、引き出し取引(以下「出金取引」という。)が開始され、通帳及びカードの插入を促すメッセージが操作画面に表示される。通帳が、通帳挿入取出口6に挿入されると、通帳記帳部14はこれを取り込み、記帳の準備を行う。カード挿入取出口7にカードが挿入されると、カードリーダ・ライタ部15は、カードの記憶内容を読み取り、制御装置11内の主記憶装置に記憶する。カードには、金融機関コードや利用者の口座番号、氏名等の利用者情報が記憶されている。
次に、入力操作部3には、暗証番号を入力するための操作画面が表示される。利用者により暗証番号が入力されると、利用者の希望する引き出し額を入力するための操作画面が表示される。この操作画面を用いて、利用者により引き出し額が入力される。続いて、口座番号、金額、暗証番号等が制御部11で編集され、通信制御部19を経由して、ホストコンピュータ40に送信される。ホストコンピュータ40では、ATM1からの電文を受信すると、受信した口座番号を基に当該利用者の口座ファイル41から口座情報を読み出し、受信した暗証番号とホストコンピュータ40が保持している暗証番号とが一致するか否かをチェックする。
暗証番号が不一致のときは、ホストコンピュータ40は、その旨をATM1に送信する。ATM1は、暗証番号入力画面を入力操作部3に表示し、利用者に暗証番号の再入力を促す。暗証番号が一致したときは、ホストコンピュータ40は、当該取引を有効とし、当該口座ファイル41の残高から受信した出金額を減算し新残高とする。未記帳分の通帳記帳データがあれば、新残高とともにATM1に送る。ATM1では、これを受信すると、通帳記帳部14で取り込んだ通帳にホストコンピュータ40から受信した記帳データを印刷する。
同時に、紙幣入出金部16では、ATM1内部の紙幣の収納庫から紙幣を取り出し、計数し、紙幣投入取出口4にセットする。硬貨入出金部17も同様に、硬貨の収納庫から硬貨を取り出し、計数し、硬貨投入取出口5にセットする。次に、入力操作部3には、通帳、カード及び現金の取り出しを促すメッセージが表示され、利用者は、通帳挿入取出口6からは通帳を、カード挿入取出口7からはカードを、紙幣投入取出口4及び硬貨投入取出口5からは現金を、それぞれ取出す。
(実施例1の時間外取引方法)
本実施例1の時間外取引システムにおける時間外取引方法について出金取引を例に、(a)時間外取引の予約時の方法及び(b)時間外取引の実行時の方法に分けて説明する。
(a) 時間外取引の予約時の方法
図6は、図1の時間外取引システムおける時間外取引の予約時の方法を示すフローチャートである。図7は、図1の端末機46の画面に表示される時間外取引の予約画面例を示す図である。
図6において、時間外に出金をしたい利用者は、その使用する端末機46を使って予約管理サーバ42をアクセスする(ステップS1)。予約管理サーバ42は、予約入力画面の表示指示を端末機46に行う(ステップS2)。端末機46は、図7に示す時間外取引の予約画面を表示する(ステップS3)。利用者は、この画面を使用して、取引種別として出金ボタン3bを押下して「出金取引」を選択し、更に、出金を予定しているATM1の銀行コード、店番、口座番号及び取引金額を予約入力画面の各入力欄に入力し、予約登録ボタン3cを押下する(ステップS4)。
予約管理サーバ42では、受信した予約情報をホストコンピュータ40に送信して、予約成立の可否を問い合わせる(ステップS5)。図示しないがホストコンピュータ40では、判定手段40aにおいて、該当の口座番号が存在しているか、出金に必要な残高があるか顧客の口座残高と顧客が入力した取引金額とを比較して出金可能か否かを確認し、予約成立の可否を判定してその旨を送信し、予約が成立している場合はホストコンピュータ40で記憶、管理している暗証番号を予約管理サーバ42に送信する(ステップS6)。
予約管理サーバ42では、予約不成立のときは、その旨、端末機46の画面に表示し予約取引を終了させる。予約成立のときは、予約取引番号を採番して予約取引時間と共に端末機46に返送する(ステップS7)。端末機46では、予約内容を画面に表示し、利用者は、これを確認して予約番号を記録し予約取引を終了する(ステップS8)。ここで利用者は、予約番号をメモ等に記録してもよいし、図示しない端末機46の記憶部に予約番号を記憶させてもよい。予約管理サーバ42では、予約管理情報を予約管理ファイル43に登録する(ステップS9)。
予約管理情報には、銀行コード、店番、口座番号、予約取引番号、取引種別、取引金額、暗証番号、予約登録日、取引予約日、取引実行日、及び処理済みフラッグがあり、このうち、銀行コード、店番、口座番号、取引種別、取引金額及び取引予約日は、利用者の入力による。予約取引番号、予約登録日及び処理済みフラッグは、予約受付手段42aで自動設定する。処理済みフラッグは、この時点では、オフに設定される。暗証番号は、ホストコンピュータ40から受信したものを記憶する。予約管理サーバ42が登録する予約管理情報には、顧客の口座情報として銀行コード、店番、口座番号のみが記憶され、顧客の口座残高は記憶されない。
(b)時間外取引の実行時の方法
図8は、図1の時間外取引システムおける時間外での予約取引の実行時の方法を示すフローチャートである。図9は、図4のATM入力操作画面3に表示される時間外の予約取引実行時の画面例を示す図である。
利用者がATM1に近づくと、図5で示した取引選択画面が表示される(ステップS1)。そこで、引き出しボタン3aが押下されると、カード挿入を促す画面が表示される。ATM1は、挿入されたカードの情報を読み取り予約管理サーバ42に送信する。読み取られたカードの情報には、銀行コード、店番及び口座番号が含まれている。予約管理サーバ42は、銀行コード、店番、口座番号の少なくともいずれか1つをキーにして、予約管理ファイル43に予約取引番号があるか否かを検索する(ステップS13)。
予約取引番号が見つからないときは、その旨をATM1に返送し、ATM1は、画面に予約取引番号がないことを表示して取引を終了させる。予約取引番号が見つかったときは、これらをATM1に返送する(ステップS14)。ATM1は、予約取引番号を受信すると、図9に示すように「現在は、時間外取引になります。実施できる取引は次の通りです。」のメッセージを表示して予約取引番号、例えば、A10001及びA10002を表示し、取引を実行する番号の選択を促す(ステップS15)。
例えば、予約取引番号A10001が選択されて取引実行ボタン3dが押下されると(ステップS16)、図示しない暗証番号の入力画面が表示される(ステップS18)。暗証番号が入力されるとATM1は、これを予約管理サーバ42に送信する。予約管理サーバ42では、図3に示した予約管理ファイル43内の暗証番号と受信した暗証番号を照合して一致するか否かを確認する(ステップS18)。
暗証番号が一致したときは、予約取引番号、取引日時、出金額及び残高等の詳細情報をATM1に送信する(ステップS19)。ATM1では、詳細情報を受信して、これを入力操作画面3に表示して、利用者の確認後、通常の出金処理と同様に現金の排出を行い、取引完了を予約管理サーバ42に通知する。予約管理サーバ42は、ATM1からの通知を受けて、予約管理ファイル43の更新を行う(ステップS22)。例えば、図3の取引実行日を書き込み、処理済みフラッグをオンとする。予約管理ファイル43の更新の完了でATM1は、カードを排出する。
その後、ホストコンピュータ40が稼動を再開すると、再開した旨の通知を予約管理サーバ42に送信し、予約管理サーバ42はその旨を受信すると、ホストコンピュータ40が稼動を停止した日時から再開した日時までの間に行われた予約取引に関する情報をホストコンピュータ40に送信する。
予約取引に関する情報を受信したホストコンピュータ40は、予約取引に関する情報を基に口座ファイル41を更新する。なお、口座ファイル41の更新は図7のステップS6で予約成立の可否を判定し予約成立と判断した場合に更新するようにしてもよい。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(1)〜(5)のような効果がある。
(1) 利用者は、端末機46を使って、出金取引の予約ができ、都合のよい時間帯に出金できるので利用者の利便性が高まる。
(2) 取引システムの稼働中に予約を行うので口座の残高の確認が可能となり、出金時に現在の残高に応じた限度額の範囲での出金が可能になる。
(3) 予約管理サーバ42を複数の金融機関のホストコンピュータ40と接続することにより、口座を有していない金融機関のATM1であっても、取引の予約をしておけば時間外の取引が可能であり、利用者の利便性が高くなる。
(4) ホストコンピュータ40が一時的な障害により通信不可能な状態になっても、事前に時間外取引の予約がなされていれば、出金取引を実行することができる。
(5) 顧客が取引をしたい(出金したい)取引金額と顧客の口座残高を比較し、出金できると判定した場合に予約可能として(ステップS6)、予約管理サーバ42が登録する予約管理情報に取引金額を記憶させるようにした(ステップS9)。つまり、予約時に口座残高を確認しているので、予約管理情報に顧客の口座残高を記憶させる必要はなく、予約管理サーバ42が登録する予約管理情報には、顧客の口座情報として銀行コード、店番、口座番号のみが記憶され、顧客の口座残高は記憶されないので、顧客の口座残高情報がホストコンピュータ40以外の場所に記憶されることは無く、セキュリティを保ったまま時間外取引を行うことが可能となる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(e)のようなものがある。
(a) 予約管理サーバ42は、同一金融機関内で地区別に複数設置されてもよい。このことにより、負荷分散が可能となり予約管理サーバ42を小規模とすることができる。更に、ある予約管理サーバ42に障害が発生しても他の予約管理サーバ42で代替が可能となるので時間外取引システムの稼働率が向上する。
(b) 実施例1では、予約受付手段42a及び取引実行手段42bを予約管理サーバ42の機能として説明したが、ホストコンピュータ40の機能としてもよい。この場合は、予約管理サーバ42のための新たなハードウェアが不要となるので時間外取引システムの開発コストを低減できる。
(c) 実施例1では、出金取引の例で説明したが、入金等の他の取引でも本発明の適用が可能である。例えば、自口座からの引き落としを伴う振込の場合、予め、時間外取引の予約をすることで、残高の確認が可能となるため確実に振込を実行することができる。
(d) 実施例1では、本人確認の方法として、暗証番号を用いたが生体認証の情報を予約管理サーバ42に持たせることで、生体認証による本人確認でもよい。
(e) 予約管理サーバ42は、時間外取引の予約管理専用のサーバである必要はない。例えば、ホストコンピュータ40に前置される中継コンピュータであってもよい。既存の中継コンピュータ等を活用することで、時間外取引システムの開発コストを低減でき、更に、設置スペースや運用コストの削減が可能となる。
本発明の実施例1における時間外取引システムの全体を示す構成図である。 図1の口座ファイルの構成例を示す図である。 図1の予約管理ファイル構成例を示す図である。 図1のATMを示す機能ブロック図である。 図4の入力操作部上に表示される取引選択画面例を示す図である。 図1の時間外取引の予約時の方法を示すフローチャートである。 図1の端末機の画面に表示される時間外取引の予約画面例を示す図である。 図1の時間外での予約取引の実行時の方法を示すフローチャートである。 図4の入力操作画面に表示される時間外の予約取引実行時の画面例を示す図である。
符号の説明
1 ATM
11 制御部
11a 予約取引実行部
40 ホストコンピュータ
40a 判定手段
40b 口座更新手段
42 予約管理サーバ
42a 予約受付手段
42b 取引実行手段
46 端末機

Claims (12)

  1. 口座ファイルを有し、利用者の認証及び取引ごとに口座の更新を行うホストコンピュータと、
    前記ホストコンピュータと通信回線を介して接続され、利用者の操作により取引を行う自動取引装置と、
    を用いた時間外取引方法であって、
    前記ホストコンピュータの稼働を停止させた時間帯に取引を行う時間外取引の予約を受け付ける予約受付処理と、
    前記時間外取引の予約に基づいて前記時間外取引を実行する取引実行処理と、
    を有することを特徴とする時間外取引方法。
  2. 口座ファイルを有し、利用者の認証及び取引ごとに口座の更新を行うホストコンピュータと、
    前記ホストコンピュータと通信回線を介して接続され、利用者の操作により取引を行う自動取引装置と、
    前記時間外取引の予約を要求するための端末機と、
    を用いた時間外取引方法であって、
    前記ホストコンピュータの稼働を停止させた時間帯に取引を行う時間外取引の予約を前記端末機から受け付け、前記ホストコンピュータに予約成立の可否を問い合わせ、予約成立のときは、予約取引番号を採番して予約管理ファイルに記録すると共に、前記端末機に送信する予約受付処理と、
    前記自動取引装置からの口座番号を含む取引の要求により、前記予約管理ファイルに記憶した予約取引番号の取引を実行する取引実行処理と、
    を有することを特徴とする時間外取引方法。
  3. 前記予約受付処理は、前記時間外取引の予約を前記ホストコンピュータの稼働時間帯に受け付けることを特徴とする請求項1又は2記載の時間外取引方法。
  4. 前記予約受付処理は、前記ホストコンピュータに前記予約の対象となる口座番号を送信して予約成立の可否を問い合わせ、前記ホストコンピュータは、前記口座番号に対応する口座が存在し、前記口座の残高が一定の金額を上回っているときは、予約成立として判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の時間外取引方法。
  5. 前記取引実行処理は、前記自動取引装置で読み取ったキャッシュカードの口座番号をキーにして、前記予約管理ファイルから前記予約取引番号を検索して前記自動取引装置の入力操作部に表示し、選択された前記予約取引番号の取引を実行することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の時間外取引方法。
  6. 口座ファイルを有し、利用者の認証及び取引ごとに口座の更新を行うホストコンピュータと、
    前記ホストコンピュータと通信回線を介して接続され、利用者の操作により取引を行う自動取引装置と、
    前記ホストコンピュータの稼働を停止させた時間帯に取引を行う時間外取引の予約を受け付ける予約受付手段と、
    前記時間外取引の予約に基づいて前記時間外取引を実行する取引実行手段と、
    を有することを特徴とする時間外取引システム。
  7. 口座ファイルを有し、利用者の認証及び取引ごとに口座の更新を行うホストコンピュータと、
    前記ホストコンピュータと通信回線を介して接続され、利用者の操作により取引を行う自動取引装置と、
    前記時間外取引の予約を要求するための端末機と、
    前記ホストコンピュータの稼働を停止させた時間帯に取引を行う時間外取引の予約を前記端末機から受け付け、前記ホストコンピュータに予約成立の可否を問い合わせ、予約成立のときは、予約取引番号を採番して予約管理ファイルに記録すると共に、前記端末機に送信する予約受付手段と、
    前記自動取引装置からの口座番号を含む取引の要求により、前記予約管理ファイルに記憶した予約取引番号の取引を実行する取引実行手段と、
    を有することを特徴とする時間外取引システム。
  8. 前記予約受付手段は、前記時間外取引の予約を前記ホストコンピュータの稼働時間帯に受け付けることを特徴とする請求項6又は7記載の時間外取引システム。
  9. 前記予約受付手段は、前記ホストコンピュータに前記予約の対象のなる口座番号を送信して予約成立の可否を問い合わせ、前記ホストコンピュータは、前記口座番号に対応する口座が存在し、前記口座の残高が一定の金額を上回っているときは、予約成立として判定することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の時間外取引システム。
  10. 前記取引実行処理は、前記自動取引装置で読み取ったキャッシュカードの口座番号をキーにして、前記予約管理ファイルから前記予約取引番号を検索して前記自動取引装置の入力操作部に表示し、選択された前記予約取引番号の取引を実行することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の時間外取引システム。
  11. 前記予約受付手段及び前記取引実行手段は、予約管理サーバにより構成されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の時間外取引システム。
  12. 前記予約管理ファイルには、前記利用者の口座に記憶されている情報のうち、少なくとも銀行コード、店番、口座番号のいずれか1つが記憶され、前記口座の残高は記憶されないことを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の時間外取引システム。

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