JP2020087350A - 振込システム、振込装置、振込プログラムおよび振込方法 - Google Patents
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Abstract
Description
<<1−1.背景>>
まず、最初に、本発明の実施形態の背景について説明する。
続いて、本発明の一実施形態における振込システムの全体構成の一例について図1を参照して説明する。図1は、本開示の実施形態による振込システム1の全体構成を説明するための図である。
ATM1000は、入出金や振込などの種々の金銭取引に係る情報を入出力する装置である。また、ATM1000は、金銭取引に係る情報を後述する振込元ホストサーバ2000と送受信する。
振込元ホストサーバ2000は、種々の金銭取引に係る処理を実行する装置である。つまり、振込元ホストサーバ2000は、振込取引に係る処理を実行する振込装置である。
専用ネットワーク3000は、金融機関内での情報の送受信に利用されるネットワークである。専用ネットワーク3000は、例えばVPN網などにより構成される。専用ネットワーク3000は、全国の金融機関のホストサーバと接続している。
振込先ホストサーバ4000は、全銀システムへ接続し振込元ホストサーバ2000から振込取引を受け付ける装置である。
続いて、本実施形態に係るATM1000の機能構成の一例について説明する。図2は、本実施形態に係るATM1000の機能構成の一例について説明するための図である。ATM1000は、入力部110、制御部120、通信部130および出力部140を備える。
入力部110は、ユーザから振込元情報や振込先情報など種々の情報の入力を受け付ける。ここで、振込元情報とは、例えば当該ユーザに対応する振込元の金融機関の口座情報などをいう。また、振込先情報とは、例えば振込取引の振込先の金融機関名や振込先の口座情報などをいう。
制御部120は、ATM1000に内蔵される、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などのハードウェアを用いて、ATM1000の動作を全般的に制御する。
通信部130は、振込元ホストサーバ2000との間で、種々の情報の送受信を行う。なお、通信部130は、振込取引に係る情報と後述する出力部140の画面出力に係る情報とを、別々の独立した物理ケーブルを用いて情報の送受信を行ってもよい。
出力部140は、ATM1000の入力部110により入力が受け付けられた情報や、振込元ホストサーバ2000から送信され、通信部130を介して受信された情報、をユーザに対し出力する。例えば、出力部140は、振込元ホストサーバ2000から送信された情報を表示画面上に表示してよい。
続いて、本実施形態に係る振込元ホストサーバ2000の機能構成の一例について説明する。図3は、本実施形態に係る振込元ホストサーバ2000の機能構成の一例について説明するための図である。振込元ホストサーバ2000は、通信部210、振込可能時間帯取得部220、記憶部230、非営業時間帯取得部240、判定部250、算出部260および表示部270を備える。
通信部210は、ATM1000との間で種々の情報の送受信を行う。例えば、通信部210は、専用ネットワーク3000の全銀システムへ接続し、振込取引に係る情報を送受信する。なお、通信部210が全銀システムへ接続する時間帯は、振込元の金融機関により決定される。
振込可能時間帯取得部220は、振込元の金融機関から振込先の金融機関への振込取引の成立が可能である振込可能時間帯を取得する。ここで、振込可能時間帯は、振込元の金融機関が全銀システムへ接続する時間帯であり得て、営業時間帯および非営業時間帯の双方の時間帯を含む。
ここで、図4を参照して、振込可能時間帯取得部220による振込可能時間帯の取得の一例について説明する。図4は、本実施形態に係る振込可能時間帯取得部220による振込可能時間帯の取得の一例について説明するための図である。
上記では、各々の金融機関による振込取引の実行または受付が可能な時間帯を用いたが、他にも、振込可能時間帯取得部220は、金融機関を示す情報に基づいて振込可能時間帯を取得してもよい。
記憶部230は、振込取引に係る情報などの、各種のデータを記憶することが可能である。記憶部230は、各々の金融機関を示す情報を記憶してよい。
非営業時間帯取得部240は、非営業時間帯を取得する。例えば、非営業時間帯取得部240は、振込元の金融機関の営業時間を示す情報や振込元の金融機関の営業時間を示す情報に基づいて非営業時間帯を取得してもよい。非営業時間帯取得部240は取得した非営業時間帯は、後述する判定部250による処理に用いられる。
判定部250は、振込可能時間帯取得部220が取得した振込可能時間帯を含む日を、振込可能日と判定する。ここで、振込可能日とは、実際に振込取引を実行することが可能な日をいう。振込可能日は、振込可能時間帯を複数含んでもよい。
ここで、図6を参照して、判定部250による振込可能日の判定に係る動作の流れの一例について説明する。図6は、本実施形態に係る判定部250による振込可能日の判定に係る動作の流れの一例について説明するための図である。
算出部260は、振込取引の件数および判定部250が判定した振込可能日が含む振込可能時間帯に基づいて、所定時間当りに実行され得る振込取引の件数を算出する。所定時間当りに実行され得る振込取引の件数は、振込取引の実行が当該振込可能時間帯内に完了するか否かの判断に用いられる。
表示部270は、判定部250が判定した振込可能日に係る情報の表示を制御する。具体的には、表示部270は、振込可能日に係る情報をATM1000の出力部140に出力させる。
ここで、図7を参照して、算出部260による算出および表示部270による表示制御に係る動作の流れの一例について説明する。図7は、本実施形態に係る算出部260による算出および表示部270による表示制御に係る動作の流れの一例について説明するための図である。
続いて、表示部270による振込可能日に係る情報の表示の制御について具体例を挙げながら説明する。
続いて、判定部250が非営業日を振込可能日と判定した場合の、表示部270による振込可能日に係る情報の表示制御の一例について説明する。
続いて、算出部260が算出した所定時間当たりに実行され得る振込取引の件数が所定件数以上であった場合の、表示部270による注意をユーザに対し促す情報の表示制御の一例について説明する。
<<2−1.動作例1>>
続いて、ATM1000および振込元ホストサーバ2000による振込可能日の判定に係る動作の流れの一例について説明する。図12は、本実施形態に係るATM1000および振込元ホストサーバ2000による振込可能日の判定に係る動作の流れの一例について説明するための図である。
ここで、振込元ホストサーバ2000は、振込先の金融機関に対応する振込取引の受付が可能な時間帯を示す情報を記憶部230に記憶させている。一方、振込元ホストサーバ2000は、振込先の金融機関に対応する振込取引の受付が可能な時間帯を示す情報を、振込先ホストサーバ4000に要求することで取得してもよい。
ところが、上記までは、振込可能時間帯の取得、非営業時間帯の検出、および振込可能日の判定を振込元ホストサーバ2000が実行している例について説明してきたが、一方で、変形例としてATM1002が上記処理を実行することも可能である。
次に、本発明の一実施形態に係るATM1000、振込元ホストサーバ2000に共通するハードウェア構成例について説明する。図16は、本発明の一実施形態に係る各構成のハードウェア構成例を示すブロック図である。図16を参照すると、ATM1000、振込元ホストサーバ2000は、例えば、CPU871と、ROM872と、RAM873と、ホストバス874と、ブリッジ875と、外部バス876と、インターフェース877と、入力部878と、出力部879と、記憶部880と、ドライブ881と、接続ポート882と、通信部883と、を有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよい。
CPU871は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM872、RAM873、記憶部880、又はリムーバブル記録媒体901に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。
ROM872は、CPU871に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM873には、例えば、CPU871に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
CPU871、ROM872、RAM873は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス874を介して相互に接続される。一方、ホストバス874は、例えば、ブリッジ875を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス876に接続される。また、外部バス876は、インターフェース877を介して種々の構成要素と接続される。
入力部878には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、マイク、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部878としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。ATM1000の入力部110は、タッチパネルなどを備える。ATM1000のユーザは、当該入力部878を操作することにより、ATM1000に対して、種々の情報を入力することができる。
出力部879には、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、又は有機EL等のディスプレイ装置(表示装置)、スピーカー、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。また、ATM1000の出力部140は、ディスプレイ装置(表示装置)などの画面表示装置を含む。
記憶部880は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部880としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。
ドライブ881は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体901に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体901に情報を書き込む装置である。
リムーバブル記録媒体901は、例えば、DVDメディア、Blu−ray(登録商標)メディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体901は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。
接続ポート882は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器902を接続するためのポートである。
外部接続機器902は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。
通信部883は、ネットワーク903に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、内線電話網や携帯電話事業者網等の電話網に接続してもよい。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る振込システムによれば、非営業日を、振込取引を実行することが可能な日として判定することが可能となる。
110 入力部
120 制御部
130 通信部
140 出力部
2000 振込元ホストサーバ
210 通信部
220 振込可能時間帯取得部
230 記憶部
240 非営業時間帯取得部
250 判定部
260 算出部
270 表示部
3000 専用ネットワーク
4000 振込先ホストサーバ
Claims (17)
- 振込元の金融機関から振込先の金融機関への振込取引の成立が可能である振込可能時間帯を取得する振込可能時間帯取得部と、
非営業時間帯を取得する非営業時間帯取得部と、
現在時刻が前記非営業時間帯内であり、かつ翌営業時間帯までの間に前記振込可能時間帯が存在する場合、当該振込可能時間帯を含む日を振込可能日と判定する判定部と、
を備えた、振込システム。 - 前記振込可能時間帯は、前記振込元の金融機関および前記振込先の金融機関の双方が全国銀行データ通信システムへ接続する時間帯であり、
前記振込可能時間帯取得部は、前記振込元の金融機関および前記振込先の金融機関の双方が前記全国銀行データ通信システムへ接続する時間帯を取得する、
請求項1に記載の振込システム。 - 前記振込可能時間帯取得部は、前記振込元の金融機関による振込取引の実行の成立が可能な時間帯および前記振込先の金融機関による振込取引の受付の成立が可能な時間帯に基づいて、前記振込可能時間帯を取得する、
請求項1または2に記載の振込システム。 - 前記振込可能時間帯取得部は、前記振込元の金融機関による振込取引の実行の成立が可能な時間帯と前記振込先の金融機関による振込取引の受付の成立が可能な時間帯とが重複する時間帯を、前記振込可能時間帯として取得する、
請求項3に記載の振込システム。 - 前記振込可能時間帯取得部は、前記振込元の金融機関を示す情報および前記振込先の金融機関を示す情報に基づいて、前記振込可能時間帯を取得する、
請求項1または2に記載の振込システム。 - 前記振込可能時間帯取得部は、前記振込元の金融機関を示す情報と前記振込先の金融機関を示す情報との組み合わせに基づいて、前記振込可能時間帯を取得する、
請求項5に記載の振込システム。 - 前記判定部は、前記振込可能日が含む前記振込可能時間帯のうち、いずれかの時間帯を、振込取引を実行する時間帯の候補である振込候補時間帯と判定する、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の振込システム。 - 前記判定部は、前記振込可能日が含む前記振込可能時間帯内の、いずれかの時刻を、振込取引を実行する時刻の候補である振込候補時刻と判定する、
請求項1〜7のいずれか一項に記載の振込システム。 - 前記判定部は、前記現在時刻が営業日の前記非営業時間帯内であり、かつ、前記振込可能時間帯が本日の前記非営業時間帯を含む場合、前記本日を前記振込可能日と判定する、
請求項1〜8のいずれか一項に記載の振込システム。 - 前記判定部は、前記現在時刻が前記非営業時間帯内であり、かつ、前記振込可能時間帯が前記本日の前記非営業時間帯を含まず、かつ、前記振込可能時間帯が翌営業日の営業時間帯までの間の非営業日の時間帯を含む場合、前記非営業日を前記振込可能日と判定する、
請求項9に記載の振込システム。 - 前記判定部は、前記現在時刻が前記非営業時間帯内であり、かつ、前記振込可能時間帯が翌営業日の営業時間帯までの間の前記非営業時間帯を含まない場合、前記翌営業日を前記振込可能日と判定する、
請求項10に記載の振込システム。 - 前記判定部は、前記現在時刻が営業時間帯内である場合、本日を前記振込可能日と判定する、
請求項1〜11のいずれか一項に記載の振込システム。 - 前記判定部が判定した前記振込可能日に係る情報をユーザに対し表示する表示部、
をさらに備える、
請求項1〜12のいずれか一項に記載の振込システム。 - 前記判定部が前記非営業時間帯である前記振込可能時間帯を含む日を、前記振込可能日と判定した場合、前記振込取引の件数および前記非営業時間帯である前記振込可能時間帯に基づいて、前記振込可能時間帯において所定時間当りに実行され得る前記振込取引の件数を算出する算出部をさらに備え、
前記表示部は、前記算出部が算出した前記件数が所定以上である場合、前記ユーザに対し注意を促す情報を表示する、
請求項13に記載の振込システム。 - 振込元の金融機関から振込先の金融機関への振込取引の成立が可能である振込可能時間帯を取得する振込可能時間帯取得部と、
非営業時間帯を取得する非営業時間帯取得部と、
現在時刻が前記非営業時間帯内であり、かつ翌営業時間帯までの間に振込可能時間帯が存在する場合、当該振込可能時間帯を含む日を振込可能日と判定する判定部と、
を備えた、振込装置。 - コンピュータを、
振込元の金融機関から振込先の金融機関への振込取引の成立が可能である振込可能時間帯を取得する振込可能時間帯取得部と、
非営業時間帯を取得する非営業時間帯取得部と、
現在時刻が前記非営業時間帯内であり、かつ翌営業時間帯までの間に前記振込可能時間帯が存在する場合、当該振込可能時間帯を含む日を振込可能日と判定する判定部と、
を備えた、振込装置、
として機能させるための、振込プログラム。 - プロセッサが、
振込元の金融機関から振込先の金融機関への振込取引の成立が可能である振込可能時間帯を取得することと、
非営業時間帯を取得することと、
現在時刻が前記非営業時間帯内であり、かつ翌営業時間帯までの間に前記振込可能時間帯が存在する場合、当該振込可能時間帯を含む日を振込可能日と判定することと、
を含む、振込方法。
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