JPH0998729A - 消臭用飲食物及びその製造方法 - Google Patents

消臭用飲食物及びその製造方法

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JPH0998729A
JPH0998729A JP7257687A JP25768795A JPH0998729A JP H0998729 A JPH0998729 A JP H0998729A JP 7257687 A JP7257687 A JP 7257687A JP 25768795 A JP25768795 A JP 25768795A JP H0998729 A JPH0998729 A JP H0998729A
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JP
Japan
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weight
deodorant
drink
extract
food
Prior art date
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Pending
Application number
JP7257687A
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English (en)
Inventor
Yukio Kawanishi
幸雄 川西
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KAWANISHI KAZUE
Original Assignee
KAWANISHI KAZUE
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】消臭効果及び速効性に優れた消臭用飲食物及び
その製造方法を提供することにある。 【解決手段】消臭用飲食物の原料を、乳糖、茶葉エキ
ス、ペパーミントとした。各原料の配合割合としては、
乳糖1000gに対して、茶葉エキスが250cc(2
5重量%)、さらに、ペパーミントが約10cc(1重
量%)である。これら、各原料を混合させて練り状の中
間生成物を得る。次120℃の温度でその原料を乾燥さ
せ、中間生成物を顆粒状にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口臭予防及び口臭
を取り除く消臭用飲食物及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、口臭予防や口臭を取り除く食物として、チューイン
ガムやキャンディー等を挙げることができる。
【0003】しかしながら、チューインガムやキャンデ
ィー等では、口臭を取り除く成分(天然エキス等)の全
体に占める割合が少ない。そのため、消臭効果が低い。
また、チューインガムの場合には、噛み始めてからしば
らく時間が経過しないと、消臭効果が発揮されない。ま
た、キャンディーも同様に口中に含んでからしばらく時
間が経過しないと、消臭効果が発揮されない。
【0004】また、両者とも口中から無くなった場合に
は、その消臭効果が大きく低下する。また、ガム及びキ
ャンディーでは共に、胃からの悪臭等を消臭することが
できない。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、第1の目的は、消臭効果の高い消臭
用飲食物及びその製造方法を提供することにある。第2
の目的は、素早く消臭効果を得ることができる消臭用飲
食物及びその製造方法を提供することにある。
【0006】第3の目的は、口内以外の悪臭も消臭可能
な消臭用飲食物及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、炭水化物100重量%
に対して天然消臭エキスが5重量%〜300重量%の範
囲で配合されていることをその要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記炭水化物
は乳糖であることをその要旨とする。請求項3に記載の
発明では、前記天然消臭エキスは茶葉エキスであること
をその要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明では、炭水化物10
0重量%に対して5重量%〜300重量%の範囲で天然
消臭エキスを含浸させた後、30℃〜120℃の範囲の
温度で乾燥させて製造されることをその要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を説明する。まず、本実施の形態における消臭用飲
食物の原料(成分)について説明する。
【0011】消臭用飲食物は炭水化物、天然消臭エキ
ス、香料等を原料としている。本実施の形態では、前記
炭水化物として乳糖を使用している。また、天然消臭エ
キスとして茶葉エキス、香料としてペパーミントを使用
している。これら各原料の配合割合としては、乳糖10
00gに対して、茶葉エキスが5cc(5重量%)〜3
00cc(30重量%)である。本実施の形態では、茶
葉エキスを約250cc(25重量%)配合している。
さらに、ペパーミントも約10cc(1重量%)配合さ
れている。
【0012】次に本実施の形態における消臭用飲食物の
製造方法の工程を示す。まず、所定の配合割合で各原料
を混合させて練り状の中間生成物を得る。次に30℃〜
120℃の温度でその原料を乾燥させ、顆粒状にする。
【0013】上記のようにして製造された消臭用飲食物
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1)天然消臭エキスである茶葉エキスが主原料である
乳糖に対し、25重量%配合されていることから、消臭
効果が最も効率良く発揮されるとともに、持続時間も長
い。前記茶葉エキスの配合割合を、乳糖100重量%に
対して5重量%未満とした場合には、消臭効果が低い。
また、茶葉エキスの配合割合を、乳糖100重量%に対
して300重量%を超えた場合には、中間生成物の乾燥
時にその中間生成物が顆粒状に生成されない。このよう
なことから、本実施の形態では、茶葉エキスの配合割合
を、乳糖100重量%に対し、25重量%として消臭効
果の高い消臭用飲食物を製造した。
【0014】(2)主原料に乳糖を使用していることか
ら、消臭用飲食物を口中に含んだ際、唾液の分泌作用が
促進される。また、乳糖は他の炭水化物(例えば、澱
粉)に比べて粘りけが少なく、口中に含んでも素早く溶
けることから、速効性が高いとともに、飲食時の不快感
を防止できる。さらに、素早く溶けることから、胃中に
も素早く流れ込み、胃の悪臭等も素早く消臭することが
できる。
【0015】(3)ペパーミントによりより爽快感を向
上できる。 (4)乳糖に茶葉エキスを含浸させた後、その中間生成
物を120℃の温度で乾燥させて顆粒状にした。この乾
燥温度を30℃未満とした際には中間生成物の乾燥が不
十分で、顆粒状にならない。また、乾燥温度が120℃
を超えた場合には中間生成物から茶葉エキスの成分が蒸
発し、茶葉エキスによる消臭効果が低減する。従って、
本実施の形態では、中間生成物の乾燥温度を120℃と
したことにより、茶葉エキスの消臭効果を確実に発揮で
きる。
【0016】なお、本発明は次のように構成することも
できる。 (1)上記実施の形態では、炭水化物として乳糖を使用
したが、これを澱粉等の炭水化物に代えて具体化しても
よい。
【0017】(2)上記実施の形態では、天然消臭エキ
スとして茶葉エキスを使用したが、天然消臭エキスとし
て、大豆エキス等の天然消臭エキスに代えて具体化して
もよい。
【0018】(3)香料のペパーミントを混合せずに具
体化したり、ペパーミント以外の香料を混合させて具体
化してもよい。 (4)天然消臭エキスとしての茶葉エキスの配合割合
を、乳糖100100重量%に対し、5重量%〜300
重量%の範囲であれば変更してもよい。この範囲内の配
合割合であれば、上記実施の形態とほぼ同様の効果を得
ることができる。
【0019】(5)炭水化物としての乳糖と天然消臭エ
キスとしての茶葉エキスとを混合させた練り状の中間生
成物(上記実施の形態ではペパーミントも含む)の乾燥
温度を、30℃〜120℃の範囲の温度であれば変更し
てもよい。この範囲内の配合割合であれば、上記実施の
形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、炭水化
物により唾液の分泌を促進でき、口臭等を消臭できる。
また、天然消臭エキスにより口臭等を消臭できる。この
天然消臭エキスは炭水化物100重量%に対して5重量
%〜300重量%配合されていることから、速効性及び
消臭効果が高く、持続効果も高い。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、炭水化物の中でも乳糖は粘
りけも少なく口中に含んでも素早く溶けるので、より速
効性高い。また、胃中にも消臭成分が多く流動すること
から、胃内で発生する悪臭も消臭することができる。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加え、天然消臭エキ
スの中でも消臭効果の高い茶葉エキスを使用しているこ
とから、より消臭効果を向上できる。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、炭水化物
100重量%に対し、5重量%〜300重量%の範囲で
天然消臭エキスを含浸させた後、30℃〜120の温度
で乾燥させたことにより、消臭効果が高く、飲食しやす
い消臭用飲食物を製造することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭水化物100重量%に対して天然消臭
    エキスが5重量%〜300重量%の範囲で配合されてい
    る消臭用飲食物。
  2. 【請求項2】 前記炭水化物は乳糖である請求項1に記
    載の消臭用飲食物。
  3. 【請求項3】 前記天然消臭エキスは茶葉エキスである
    請求項1又は請求項2に記載の消臭用飲食物。
  4. 【請求項4】 炭水化物100重量%に対して5重量%
    〜300重量%の範囲で天然消臭エキスを含浸させた
    後、30℃〜120℃の範囲の温度で乾燥させて製造さ
    れる消臭用飲食物の製造方法。
JP7257687A 1995-10-04 1995-10-04 消臭用飲食物及びその製造方法 Pending JPH0998729A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11180839A (ja) * 1997-12-24 1999-07-06 Lion Corp 口臭抑制用口腔用組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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