JPH0740881B2 - デオドラントキヤンデ− - Google Patents
デオドラントキヤンデ−Info
- Publication number
- JPH0740881B2 JPH0740881B2 JP61276307A JP27630786A JPH0740881B2 JP H0740881 B2 JPH0740881 B2 JP H0740881B2 JP 61276307 A JP61276307 A JP 61276307A JP 27630786 A JP27630786 A JP 27630786A JP H0740881 B2 JPH0740881 B2 JP H0740881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deodorant
- candy
- extract
- polyphenol
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q11/00—Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9789—Magnoliopsida [dicotyledons]
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
- A61K8/9794—Liliopsida [monocotyledons]
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Mycology (AREA)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタデ抽出物または/およびタデ乾燥粉末を消臭
成分として含有し、口臭抑制機能を有するデオドラント
キャンデーに関する。
成分として含有し、口臭抑制機能を有するデオドラント
キャンデーに関する。
生活環境においては多くの悪臭の発生があり、それらの
抑制あるいは消臭が快適さの追求の一つの命題である。
その悪臭源の一つとしての、口臭を抑制、除去すること
は、従来から望まれていることである。口臭の主な原因
成分がメチルメルカプタンであることから、この様な硫
黄化合物に対して消臭効果を有する物質を消臭剤として
使用すれば良いのであるが、応用する場所が口腔内であ
るため、消臭剤は人体に無害なものでなければならな
い。このような観点から、口臭用消臭剤は、天然に存在
する物質で、人体に経口攝取されても良いものであるこ
とが望ましい。
抑制あるいは消臭が快適さの追求の一つの命題である。
その悪臭源の一つとしての、口臭を抑制、除去すること
は、従来から望まれていることである。口臭の主な原因
成分がメチルメルカプタンであることから、この様な硫
黄化合物に対して消臭効果を有する物質を消臭剤として
使用すれば良いのであるが、応用する場所が口腔内であ
るため、消臭剤は人体に無害なものでなければならな
い。このような観点から、口臭用消臭剤は、天然に存在
する物質で、人体に経口攝取されても良いものであるこ
とが望ましい。
これまでに見出されている天然消臭剤は、それ自身芳香
を有するものが多く、口腔内で使用する製品のフレーバ
ー調合には、却って制約になるものが殆どであった。
を有するものが多く、口腔内で使用する製品のフレーバ
ー調合には、却って制約になるものが殆どであった。
例えばシソ(特開昭57-20478号公報参照)、セージ(特
開昭58-39613号公報参照)、チョージ、ユーカリ(特開
昭58-39615号公報参照)、ローズマリー(特開昭58-109
410号公報参照)、茶(特開昭60-153778号公報参照)な
どの抽出物を用いた歯磨用などに出願されている。
開昭58-39613号公報参照)、チョージ、ユーカリ(特開
昭58-39615号公報参照)、ローズマリー(特開昭58-109
410号公報参照)、茶(特開昭60-153778号公報参照)な
どの抽出物を用いた歯磨用などに出願されている。
本発明は、タデ抽出物または/およびタデ乾燥粉末を消
臭剤成分として含有させることにより快い刺激味を有し
且つ自由に着香できるデオデランドキャンデーを得るこ
とを目的する。
臭剤成分として含有させることにより快い刺激味を有し
且つ自由に着香できるデオデランドキャンデーを得るこ
とを目的する。
本発明は、タデ抽出物または/およびタデ乾燥粉末を含
有することを特徴とするデオドラントキャンデーに関す
るものである。
有することを特徴とするデオドラントキャンデーに関す
るものである。
本発明に使用するタデ抽出物として特に優れているの
は、ベニタデ抽出物である。ベニタデは栽培品種であっ
てその双葉が刺身のつまに用いられているものである。
抽出はベニタデの全草(種子を含んでも良い)を水また
は/および親水性有機溶媒、例えばメタノール・エタノ
ール・イソプロパノールの如き低級アルコール、アセト
ン・メチルエチルケトンなどのケトンを用いて行う。抽
出原料としては成長した固体の新鮮な地上部分を用いる
のが最も良い。抽出溶液を濃縮し溶媒を除去して得られ
る抽出物は青草に似た弱い香りを有する暗緑色粘性物質
で、アミンおよびメルカプタン類の悪臭に対して優れた
消臭効果を発揮する。口に含むと快い刺激味を感じる
が、これはその主成分であるテルペン化合物に基因する
ものと思われる。
は、ベニタデ抽出物である。ベニタデは栽培品種であっ
てその双葉が刺身のつまに用いられているものである。
抽出はベニタデの全草(種子を含んでも良い)を水また
は/および親水性有機溶媒、例えばメタノール・エタノ
ール・イソプロパノールの如き低級アルコール、アセト
ン・メチルエチルケトンなどのケトンを用いて行う。抽
出原料としては成長した固体の新鮮な地上部分を用いる
のが最も良い。抽出溶液を濃縮し溶媒を除去して得られ
る抽出物は青草に似た弱い香りを有する暗緑色粘性物質
で、アミンおよびメルカプタン類の悪臭に対して優れた
消臭効果を発揮する。口に含むと快い刺激味を感じる
が、これはその主成分であるテルペン化合物に基因する
ものと思われる。
上記のような抽出原料のベニタデを直接自然乾燥したも
の、あるいは約70℃までの温度をかけて乾燥したタデ乾
燥物も、タデ抽出物と同様テルペン化合物を含み、抽出
物と同様の香、色、消臭効果と刺激味を有する。
の、あるいは約70℃までの温度をかけて乾燥したタデ乾
燥物も、タデ抽出物と同様テルペン化合物を含み、抽出
物と同様の香、色、消臭効果と刺激味を有する。
キャンデーとは砂糖を主原料とし、水あめその他の糖
類、乳製品、油脂、酸、香料、果実、ナッツ等を副原料
とする砂糖菓子の総称で、ドロップ(ハードキャンデ
ー)、キャラメル、掛物、ヌガー、タフィー、ファッ
ジ、フォンダン、錠菓などがある。それらの原料の調合
工程においてタデ抽出溶液、或いはこれを濃縮して得ら
れるタデ抽出物また、タデ乾燥粉末を添加し、殆ど常法
に準じて製造することにより、口腔中に含んだ時、口臭
消臭効果を与えるデオドラントキャンデーを得ることが
できる。製品に対するタブ抽出物またはタデ乾燥粉末の
好ましい含有量は0.01〜10重量%、特に好ましくは0.02
〜5重量%である。
類、乳製品、油脂、酸、香料、果実、ナッツ等を副原料
とする砂糖菓子の総称で、ドロップ(ハードキャンデ
ー)、キャラメル、掛物、ヌガー、タフィー、ファッ
ジ、フォンダン、錠菓などがある。それらの原料の調合
工程においてタデ抽出溶液、或いはこれを濃縮して得ら
れるタデ抽出物また、タデ乾燥粉末を添加し、殆ど常法
に準じて製造することにより、口腔中に含んだ時、口臭
消臭効果を与えるデオドラントキャンデーを得ることが
できる。製品に対するタブ抽出物またはタデ乾燥粉末の
好ましい含有量は0.01〜10重量%、特に好ましくは0.02
〜5重量%である。
この添加量の範囲ではタデ乾燥粉末およびタデ抽出物の
固有の香りは香料等を含有する製品キャンデーの香りに
は殆ど影響を及ぼさない。
固有の香りは香料等を含有する製品キャンデーの香りに
は殆ど影響を及ぼさない。
タデ乾燥粉末を添加する場合は、好みにもよるが、タデ
乾燥物を粉砕機などで出来るだけ細かくした方が違和感
が無くてよい。しかし、つぶつぶ感が好みの場合にはベ
ニタデの種子だけを大き目に粉砕して用いると良い。
乾燥物を粉砕機などで出来るだけ細かくした方が違和感
が無くてよい。しかし、つぶつぶ感が好みの場合にはベ
ニタデの種子だけを大き目に粉砕して用いると良い。
タデ抽出物およびタデ乾燥粉末は、ポリゴジアール等の
テルペン化合物を主成分とすると考えられ、難溶性では
あるが、糖水溶液との混和性は良好である。タデ抽出物
を含有するキャンデーは、適度の刺激味があり、従来に
ない風味と口臭消臭効果を兼ね備えたデオドラントキャ
ンデーである。
テルペン化合物を主成分とすると考えられ、難溶性では
あるが、糖水溶液との混和性は良好である。タデ抽出物
を含有するキャンデーは、適度の刺激味があり、従来に
ない風味と口臭消臭効果を兼ね備えたデオドラントキャ
ンデーである。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れらの実施例に限定されるものではない。
れらの実施例に限定されるものではない。
実施例1〜3および比較例1 砂糖と水あめを第1表に示す重量比率で混合し、砂糖を
溶解するに必要な最低限の水を添加し、攪拌・混合し、
これを150℃まで昇温して煮つめ加熱をとめ、130℃まで
冷却した後、組成物が流動性を有している間に溶媒を含
まないタデ抽出物および香料を加え、攪拌混合し冷却盤
上に流延し、放冷し、切断、成型した。
溶解するに必要な最低限の水を添加し、攪拌・混合し、
これを150℃まで昇温して煮つめ加熱をとめ、130℃まで
冷却した後、組成物が流動性を有している間に溶媒を含
まないタデ抽出物および香料を加え、攪拌混合し冷却盤
上に流延し、放冷し、切断、成型した。
風味試験は5名のパネラーにタデ抽出物入りキャンデー
(実施例)およびタデを含まないキャンデー(比較例)
の風味を比較させ、4段階採点によって判定させた。
(実施例)およびタデを含まないキャンデー(比較例)
の風味を比較させ、4段階採点によって判定させた。
第1表に原料の配合比、第2表に4段階採点基準、第3
表に風味試験結果を示す。
表に風味試験結果を示す。
第3表より明らかなように実施例1〜3はタデを含まな
い比較例に比べ風味が優れていた。またパネラーのほと
んどがここち良い刺激味を感じており、それが無添加の
比較例に比べ、独特の風味をかもし出しているという意
見が多かった。口臭に関しては、いずれの実施例の場合
においても全パネラーともレモンエッセンスの香りが残
った。しかし、通常の口の悪臭は消え、さわやかである
という結果が得られた。
い比較例に比べ風味が優れていた。またパネラーのほと
んどがここち良い刺激味を感じており、それが無添加の
比較例に比べ、独特の風味をかもし出しているという意
見が多かった。口臭に関しては、いずれの実施例の場合
においても全パネラーともレモンエッセンスの香りが残
った。しかし、通常の口の悪臭は消え、さわやかである
という結果が得られた。
Claims (2)
- 【請求項1】タデ抽出物または/およびタデ乾燥粉末を
含有することを特徴とするデオドラントキャンデー。 - 【請求項2】キャンデーがドロップ、タフィー、ブリッ
トル、キャラメル、フォンダン、ヌガー、ファッジ、掛
物または錠菓である特許請求の範囲第1項記載のデオド
ラントキャンデー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61276307A JPH0740881B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | デオドラントキヤンデ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61276307A JPH0740881B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | デオドラントキヤンデ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63130523A JPS63130523A (ja) | 1988-06-02 |
JPH0740881B2 true JPH0740881B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=17567629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61276307A Expired - Lifetime JPH0740881B2 (ja) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | デオドラントキヤンデ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740881B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07106971B2 (ja) * | 1986-12-05 | 1995-11-15 | ダイセル化学工業株式会社 | 口腔用組成物 |
JPH07145398A (ja) * | 1993-11-24 | 1995-06-06 | Lotte Co Ltd | ミント系香料の香味改善方法及びミント系香料組成物 |
JP2014129344A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-07-10 | Fukuoka Univ | 高血圧症の予防治療剤及び該予防治療剤を含む機能性食品 |
-
1986
- 1986-11-19 JP JP61276307A patent/JPH0740881B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63130523A (ja) | 1988-06-02 |
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