JPH099769A - コンバインの穀稈搬送供給装置 - Google Patents

コンバインの穀稈搬送供給装置

Info

Publication number
JPH099769A
JPH099769A JP7168387A JP16838795A JPH099769A JP H099769 A JPH099769 A JP H099769A JP 7168387 A JP7168387 A JP 7168387A JP 16838795 A JP16838795 A JP 16838795A JP H099769 A JPH099769 A JP H099769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain culm
grain
plate
culm
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7168387A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Okumoto
康治 奥本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP7168387A priority Critical patent/JPH099769A/ja
Publication of JPH099769A publication Critical patent/JPH099769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】穀稈搬送装置の終端部から脱穀装置の入口受板
上への穀稈の受継ぎ案内を円滑に行わせることを目的と
する。 【構成】脱穀装置4の穀稈供給口部20前側の入口受板
19と刈取穀稈をこの入口受板上19へ搬送する穀稈搬
送装置15の終端部との間に、該穀稈搬送装置からの搬
送穀稈を受継ぎ案内させるゴム板の如き弾性板からなる
弾性案内受板28を前記穀稈搬送装置の終端側に設けら
れた穀稈案内板25に対しこれと連続する状態に介在さ
せて設け、前記穀稈案内板25はこの穀稈案内終端側を
上向き傾斜状態から下向き傾斜状態に折曲形成して、こ
の折曲部に前記弾性案内受板28を下側から取り付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインの穀稈搬送
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穀稈搬送装置からの搬送穀稈を脱
穀装置の入口受板上へ受継ぎ案内落下させる弾性案内受
板は、穀稈搬送装置の終端側に設けられた穀稈案内板の
上向き傾斜上端部の上面に取付られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術のもの
では、穀稈案内板から弾性案内受板上への穀稈の受継ぎ
案内がスム−スに行われず、特に、搬送量が少なくなっ
た時には姿勢の乱れによってフイ−ドチエンとの引継ぎ
部で詰まりが生じる問題があった。この発明は、かかる
問題点を解消すべく、穀稈搬送装置の終端部から脱穀装
置の入口受板上への穀稈の受継ぎ案内を円滑に行わせよ
うとするものである。この目的達成のため、次のような
技術的手段を講じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る技術的手段は、脱穀装置4の穀稈供給口部20前側の
入口受板19と刈取穀稈をこの入口受板上19へ搬送す
る穀稈搬送装置15の終端部との間に、該穀稈搬送装置
からの搬送穀稈を受継ぎ案内させるゴム板の如き弾性板
からなる弾性案内受板28を前記穀稈搬送装置の終端側
に設けられた穀稈案内板25に対しこれと連続する状態
に介在させて設け、前記穀稈案内板25はこの穀稈案内
終端側を上向き傾斜状態から下向き傾斜状態に折曲形成
すると共に、この折曲部には前記弾性案内受板28を下
側から取り付けすることができるように取付部25aを
構成してあることを特徴とする。
【0005】
【作用】刈取脱穀作業時において、刈取装置で刈取られ
た穀稈は、穀稈搬送装置で搬送されると共に、この搬送
終端部からは穀稈案内板上及び弾性案内受板上を経て入
口受板上に受継ぎ案内落下される。そして、穀稈の株元
部はフイ−ドチエンに引き継がれ、穂先側部は穀稈供給
口部から脱穀装置の扱室内へ供給されて脱穀される。
【0006】
【発明の効果】従って、この発明によれば、弾性案内受
板は、穀稈案内板の下向き折曲部の下側面に取付られる
ので、穀稈の受継ぎ案内作用を円滑に行わせることがで
き、脱穀装置への引継ぎ供給も乱れなく整然と行い得る
ものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明
する。図例におけるコンバインは、機体1の下部に走行
クロ−ラ2を具備し、上部にはフイ−ドチエン3を具備
する脱穀装置4を載置し、前部には油圧シリンダ−機構
5により昇降自在の刈取部6を懸架した構成としてい
る。
【0008】刈取部6は、昇降する刈取フレ−ム7の下
端部に刈取ギヤボックス8が設けられ、この刈取ギヤボ
ックス8には、両端側及び中側から地面へ沿うべく前方
へ伸びる分草支持杆9,9…と、該各分草支持杆9の先
端には各々穀稈を分草する分草体10,10…が設けら
れ、この分草体10の後側には後方上方に傾斜し、横向
き突出姿勢の引起ラグ11を上方に移行させながら穀稈
を引起す引起し装置12を設け、この引起し装置12の
後方下部に穀稈を刈取る刈取装置13を設けている。掻
込搬送装置14は、刈取装置13の上方から後方に向か
って配設するスタ−ホイルなどの掻込装置14a及び搬
送装置14b等から構成されている。掻込搬送装置14
と脱穀装置4との間には扱深さ調節用穀稈搬送装置15
が配設される。この穀稈搬送装置15は、掻込搬送装置
14からの穀稈を引継ぎ、株元部を挟持搬送して脱穀装
置4のフイ−ドチエン3に受け渡す株元挟持搬送装置1
6と刈取穀稈の穂先側部を係止してこれを前記株元挟持
搬送装置16との協働によって略水平姿勢に変更させる
穂先係止搬送装置17とからなり、刈取フレ−ム7に対
して始端側が終端側の横軸18を支点として上下動し扱
深さが調節できるように装架されている。
【0009】脱穀装置(脱穀部)4側に設けられた入口
受板19は、該脱穀装置の扱胴4aを内装軸架する扱室
4bの前側にあって、この扱室4bの穀稈供給口部20
から前方に突設された構成としている。前記株元挾持搬
送装置16は主として搬送チエン21と挾持レ−ル22
とからなり、搬送チエン21は、始端側のスプロケット
23aと終端側のスプロケット23b,23cとにわた
って巻回され、該チエン21の途中部にはテンションス
プロケット23dが張設されている。搬送チエン21の
穀稈搬送経路側にはチエンガイドレ−ル24が設けられ
ている。
【0010】超短稈適応性を良くするためには、搬送チ
エン21の終端部とフイ−ドチエン3との短稈用受継ぎ
間隔L1を正規の標準穀稈用受継ぎ間隔L2よりも大き
くする方向に変更する必要がある。この変更手段は前記
スプロケット23b(及びチエンガイドレ−ル24並び
に挾持レ−ル22の終端側22a)の位置をスプロケッ
ト23cとの間隔が狭くなる方向(即ち、フイ−ドチエ
ンから遠ざかる方向)に変位させることによって行う。
(図4から図5参照) 株元挾持搬送装置16と穂先係止搬送装置17との間、
及び穂先係止搬送装置17の上側に沿っては、搬送穀稈
の株元側と穂先側を案内する穀稈案内板25,26が設
けられている。株元側の穀稈案内板25は、案内終端側
が上方に高くなるよう上下方向に傾斜している。この案
内板25の案内終端部は上向き傾斜状態から下向き傾斜
状態に折曲形成してこの折曲部を後記する弾性案内受板
の取付部25aとし、そして、この取付部25aには適
宜の取付孔27を設けた構成としている。
【0011】弾性案内受板28,29は、ゴム材の如き
弾性板からなり、株元部側と穂先部側とに分離されてあ
り、両者の一部を適当に重合させている。株元部側の穀
稈案内受板28は株元側の穀稈案内板25の終端取付部
25aの下側面にビス等の取付具30でもって取付け、
この弾性案内受板28の終端部は入口受板19の上面に
接している。穂先部側の弾性案内受板29は穂先側の穀
稈案内板26に取付けている。
【0012】図8及び図9に示すコンバインの構成につ
いて説明すると、刈取部6の穀稈導入経路中には刈取る
べき穀稈の有無を検出する穀稈センサ−31が設けら
れ、扱深さ調節用穀稈搬送装置15の上方には穀稈の穂
先位置を検出する穂先センサ−32が設けられている。
この穂先センサ−32は、一対のセンサー32a,32
bからなり、穀稈の稈身方向に並置してあると共に、前
記穀稈センサ−31の穀稈存在検出結果(ON)によっ
て前記穂先位置検出用のセンサー32が検出作動可能な
状態になるように構成している。
【0013】そして、前記穂先センサー32a,32b
において、穀稈の穂先部が両センサー32a,32b共
に当接しない場合(両センサ−共OFF)には穀稈が短
稈であることを検出し、サ−ボモータを正転駆動して、
扱深さ調節用穀稈搬送装置15の始端側を(横軸18を
支点として)下方(穀稈の株元側方向)に揺動変位させ
る。そして、穂先側のセンサー32aのみが穂先部に接
触すると、モータの駆動を停止させる。また、穂先部が
両センサー32a,32b共に接触した場合(両センサ
−共ON)は、穀稈が長稈であることを検出し、モータ
を逆転駆動して、扱深さ調節用搬送装置15の始端側を
前記とは逆に上方(穀稈の穂先側方向)へ揺動変位させ
る構成としている。
【0014】33は前記扱深さ調節用穀稈搬送装置15
の上下位置を検出する位置センサ−であり、主として該
扱深さ調節用穀稈搬送装置15の始端部が最下限位置に
まで降下したことを検出(スイッチONにより)する構
成である。前記穀稈搬送装置15は、始端側の縦軸芯P
を支点として終端側がフイ−ドチエン3に対して遠近方
向に揺動変位する構成としている。かかる駆動手段はワ
イパ−モ−タ34によって駆動制御する構成である。
【0015】超短稈適応性を良くするためには、穀稈搬
送装置15の終端部とフイ−ドチエン3との間隔を大き
くする方向に変更する必要がある。即ち、穀稈が超短稈
の場合には、該搬送装置15の終端部をフイ−ドチエン
3から遠ざかる方向に大きく変位させ、穀稈が標準短稈
の場合にはフイ−ドチエン側へ近づく方向に戻すことに
よって穀稈の適正位置を引き継がせる構成である。
【0016】フイ−ドチエン3の穀稈搬送経路の株元側
に穀稈の株元位置を検出する株元センサ−35を設けて
いる。刈取るべき穀稈の有無を検出する穀稈センサ−3
1が穀稈の存在を検出(ON)し、穂先位置を検出する
穂先センサ−32が短稈であることを検出(OFF)
し、且つ、扱深さ調節用穀稈搬送装置15の上下位置を
検出する位置センサ−33が最下限位置を検出(ON)
すると、前記穀稈搬送装置15の終端部がフイ−ドチエ
ン3から遠ざかる(離間する方向)方向に変位する。
【0017】そして、穀稈搬送装置15の終端部がフイ
−ドチエン3より穂先側に離間している場合で、株元セ
ンサ−35が一定時間OFF(株元非検出)になってい
ると、穀稈搬送装置15の終端部をフイ−ドチエン3側
に自動復帰させる構成である。従って、上記構成によれ
ば、扱深さの調整範囲が広くなり長稈から超短稈まで適
応性が向上する。しかも、株元位置検出により、常にフ
イ−ドチエンが株元を挾持している状態にできるため、
深く入り過ぎて、扱胴で穀稈が引き抜かれるのを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン要部の側面図
【図2】同上要部の平面図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の平面図
【図5】要部の平面図
【図6】要部の平面図
【図7】同上要部の背面図
【図8】コンバイン要部の概略側面図
【図9】同上要部の概略平面図
【符号の説明】
1 機体 2 走
行クロ−ラ 3 フイ−ドチエン 4 脱
穀装置 5 油圧シリンダ−機構 6 刈
取部 7 刈取フレ−ム 8 刈
取ギヤボックス 9 分草支持杆 10 分
草体 11 引起しラグ 12
引起し装置 13 刈取装置 14
掻込搬送装置 15 扱深さ調節用穀稈搬送装置 16
株元挾持搬送装置 17 穂先係止搬送装置 18
横軸 19 入口受板 20
穀稈供給口部 21 搬送チエン 22
挾持レ−ル 23 スプロケット 24
チエンガイドレ−ル 25 穀稈案内板(株元側) 26
穀稈案内板(穂先側) 27 取付孔 28
穀稈案内受板(株元側) 29 穀稈案内受板(穂先側) 30
取付具 31 穀稈センサ− 32
穂先センサ− 33 位置センサ− 34
ワイパ−モ−タ 35 株元センサ−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀装置4の穀稈供給口部20前側の入
    口受板19と刈取穀稈をこの入口受板上19へ搬送する
    穀稈搬送装置15の終端部との間に、該穀稈搬送装置か
    らの搬送穀稈を受継ぎ案内させるゴム板の如き弾性板か
    らなる弾性案内受板28を前記穀稈搬送装置の終端側に
    設けられた穀稈案内板25に対しこれと連続する状態に
    介在させて設け、前記穀稈案内板25はこの穀稈案内終
    端側を上向き傾斜状態から下向き傾斜状態に折曲形成す
    ると共に、この折曲部には前記弾性案内受板28を下側
    から取り付けすることができるように取付部25aを構
    成してあることを特徴とするコンバインの穀稈搬送供給
    装置。
JP7168387A 1995-07-04 1995-07-04 コンバインの穀稈搬送供給装置 Pending JPH099769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7168387A JPH099769A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 コンバインの穀稈搬送供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7168387A JPH099769A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 コンバインの穀稈搬送供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH099769A true JPH099769A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15867171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7168387A Pending JPH099769A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 コンバインの穀稈搬送供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH099769A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001299053A (ja) * 2000-04-26 2001-10-30 Iseki & Co Ltd コンバインの穀稈引継ぎ搬送装置
JP2012152221A (ja) * 2012-04-09 2012-08-16 Iseki & Co Ltd コンバイン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001299053A (ja) * 2000-04-26 2001-10-30 Iseki & Co Ltd コンバインの穀稈引継ぎ搬送装置
JP2012152221A (ja) * 2012-04-09 2012-08-16 Iseki & Co Ltd コンバイン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH099769A (ja) コンバインの穀稈搬送供給装置
JPS6317319Y2 (ja)
JPS5811162B2 (ja) カリトリシユウカクキニオケル ケイカンハンソウソウチ
JP2565387Y2 (ja) コンバインの穀稈搬送装置
JPH0117954Y2 (ja)
JPH0737465Y2 (ja) 三条刈コンバインにおける穀稈処理装置
JP3469442B2 (ja) コンバインにおける前処理装置
JPS6024104Y2 (ja) コンバインの穀稈搬送装置
JPS5930041B2 (ja) 排ワラ結束装置付きコンバイン
JPH0442993Y2 (ja)
JPS5836253Y2 (ja) コンバインの扱深さ調節装置
JPH0533003B2 (ja)
JPH0445466Y2 (ja)
JPH0432916Y2 (ja)
JPH0613645Y2 (ja) コンバインにおける前処理フレーム
JP2565367Y2 (ja) コンバインにおける穀稈移送装置
JPH0117968Y2 (ja)
JPH0453235Y2 (ja)
JPS6233540Y2 (ja)
JP2593987Y2 (ja) 脱穀機の穀稈供給装置
JPH0685653B2 (ja) コンバインにおける株元引継搬送装置
JPH041768Y2 (ja)
JPH0117969Y2 (ja)
JPH0620356Y2 (ja) コンバインにおける搬送継送装置
JP3258893B2 (ja) コンバインの穀稈搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees