JP3469442B2 - コンバインにおける前処理装置 - Google Patents

コンバインにおける前処理装置

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忠光 森広
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀稈引起し装置で
引き起こされた穀稈を、掻込み装置から脱穀部に至る間
で搬送する前処理装置に係り、特に掻込み装置の上方位
置まで掻込み搬送体を一体に延長して、刈取穀稈の継送
をスムーズに行うことができるコンバインにおける前処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバインの刈取脱穀作業は、図
6に示すように、クローラ走行装置を備えた機体の前部
に穀稈引起し装置a、刈刃装置b、掻込み装置cおよび
扱深さ搬送装置dを搭載した前処理部eを架設し、機体
の走行時において、穀稈引起し装置aで引き起こした穀
稈の株元を刈刃装置bで切断した後に、刈取られた穀稈
を掻込み装置cから扱深さ搬送装置dを経て穀稈供給チ
ェンfに継送し、後続の脱穀部に刈取穀稈を供給するよ
うに構成されている。
【0003】そして上記前処理部の各構成装置のうち、
刈取穀稈の稈長に応じて扱深さを自動調整して継送する
扱深さ搬送装置dは、搬送タインgを巻回して形成され
る穂先側搬送部hと、図示しないガイドレールに沿う搬
送チェンiを巻回して形成される株元側搬送部jをそれ
ぞれ上下位置に離間並設して構成されると共に、図6の
平面視で右側の搬送域を高位として機体幅方向の左方に
向けて傾斜状に配設されており、刈取穀稈の稈長に応じ
た扱深さの自動調整で扱深さ搬送装置dの上下動を行
い、掻込み装置cの搬送チェンkを介して搬送される刈
取穀稈の株元側が、扱深さ搬送装置dの搬送始端位置X
まで搬送された際には、当該刈取穀稈の株元側を株元側
搬送部jの搬送チェンiで挟持継送し、かつ刈取穀稈の
穂先側を、穂先側搬送部hの搬送タインgに継送させ
て、刈取穀稈の搬送中に株元側と穂先側との間で刈取穀
稈を徐々に水平状態に近づく傾斜姿勢に変姿させながら
後続の穀稈供給チェンfに刈取穀稈を継送するようにな
っている。
【0004】しかしながら、掻込み装置cから扱深さ搬
送装置dに至る従来の継送構成では、掻込み装置cから
扱深さ搬送装置dに至る間で刈取穀稈の穂先側を継送す
る掻込み搬送体m、nが扱深さ搬送装置dから独立して
固定されているため、刈取穀稈の穂先部と掻込み搬送体
m、nとの位置関係が稈長の長短により変化して稈姿勢
の変化に伴う搬送乱れを生じ易く、これを解消すべく掻
込み搬送体m、nを複数段(m1、m2、n1、n2)に設
けて稈長に追従した掻込み動作を確保する構成とする
と、前処理部全体の重量増大を余儀なくされるに加えて
構成部品の増加により製造コストの上昇を招く、という
欠点を有するものであった。
【0005】そこで、前記した扱深さ搬送装置dの搬送
始端側の穂先側搬送部hと株元側搬送部jをそのまま前
方に延出する構成も提案されているが、当該穂先側搬送
部hと株元側搬送部jとの間で所要の上下間隔を保持し
て延出すると、短稈長の刈取穀稈に対して適切に対応す
ることができなくなる、という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑み従来の問題点を解消すべく創案されたもので
あって、その目的とするところは、従来のように掻込み
体を複数段に配する複雑な構成を要することなく、扱深
さ調整で上下動する扱深さ搬送装置本体とともに掻込み
搬送体を上下動させて、稈の引き抜き、搬送乱れ等を防
止して刈取穀稈の穂先側を安定した稈姿勢に保持しなが
らスムーズに継送することができると共に、扱深さ搬送
装置の穂先側搬送部と株元側搬送部の各搬送域に臨む挟
持レールと、該穂先側搬送部の搬送域内で刈取穀稈の有
無を検出する穂先センサを、扱深さ搬送装置の搬送経路
を跨いで曲成した専用の支持パイプを別途に用意するこ
となく、掻込み搬送体に駆動力を供給する伝動パイプの
伝動ギヤケース部を利用して着脱自在に装着することが
でき、分解組立ておよび調整作業の作業性を向上するこ
とができるコンバインにおける前処理装置を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が採用した第1の技術的手段は、穂先側搬送
部と株元側搬送部を上下位置に離間並設してなる扱深さ
搬送装置の前方に、刈取穀稈の稈部を掻き込む複数の掻
込み装置を機体幅方向に並設し、かつ該掻込み装置のう
ち機体進行方向の左最外側に位置する掻込み装置の上面
に臨ませて、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻込み搬送体
を一体に設てなるコンバインであって、上記扱深さ搬
送装置の株元側搬送部に供給される駆動力を、左最外側
の掻込み装置の上面に臨む掻込み搬送体に、穂先側搬送
部の搬送域上方を跨ぐ伝動パイプを介して分岐伝達する
に、上記駆動力の分岐位置から上方に伸びる中空パイプ
の上端に伝動ギヤケース部を設け、該伝動ギヤケース部
から上記掻込み搬送体に至る中空パイプの中途部に伝動
ギヤケース部を介装して伝動パイプを形成すると共に、
上記穂先側搬送部の挟持レールと株元側搬送部の挟持レ
ールを設け た支持部材を、当該各挟持レールがそれぞれ
の搬送域に臨むように、前記掻込み搬送体側に位置する
伝動ギヤケース部に着脱自在に支持させたことを特徴と
し、第2の技術的手段として、上記支持部材には、穂先
側搬送部の搬送域内に臨んで刈取穀稈の有無を検出する
穂先センサが着脱自在に取着されていることを特徴とす
るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施例を添付した
図面に基いて詳細に説明する。図1および図2におい
て、1は三条刈りのコンバインであって、クローラ走行
装置2を備えた機体3の前部に前処理装置4が架設され
ており、該前処理装置4に穀稈引起し装置5が設けられ
ていると共に、上記前処理装置4を形成する前処理部フ
レーム6、6…の先端にはデバイダ7、7…が設けられ
ている。
【0010】上記前処理部フレーム6、6…の後部下面
には、レシプロ式の刈刃装置8が配設されており、前記
デバイダ7、7…で分草された穀稈を穀稈引起し装置5
で引起した後、刈刃装置8により穀稈の株元を切断し、
次いで刈取られた穀稈は、前処理部フレーム6、6…に
前傾姿勢で複数並置した掻込み装置9a、9b、9cお
よび扱深さ搬送装置10を経て穀稈供給チェン11に継
送され、図示しない脱穀部に供給されるようになってい
る。
【0011】上記掻込み装置9a、9b、9cは、前処
理部フレーム6、6…に軸架したスターホィル12、1
2…と同軸状に軸支される駆動プーリ13と、その前方
に位置して軸支した従動プーリ14との間に、複数の掻
込みタイン15、15…を所定間隔を存して突設した搬
送ベルト16を巻回すると共に、上記駆動プーリ13の
下位でこれと同軸状に巻回した搬送チェン17a、17
bを扱深さ搬送装置10の搬送始端位置Xまで延設し、
刈刃装置8で切断した刈取穀稈の穂先側と株元側を搬送
ベルト16および搬送チェン17a、17bを介して扱
深さ搬送装置10に継送する構成となっている。
【0012】また上記扱深さ搬送装置10は、搬送タイ
ン18を所定間隔を存して斜設したベルト体19に巻回
して形成される穂先側搬送部20と、後述の挟持レール
33に沿う搬送チェン21を巻回して構成される株元側
搬送部22をそれぞれ上下位置に離間並設してなり、か
つその上下方向の回動支点を搬送終端側に位置する伝動
パイプ23の回動基端に据えて、機体3の進行方向に前
傾しかつ機体幅方向に傾斜する軸架構成となっていると
共に、上記扱深さ搬送装置10の先端部には、その前方
に位置する掻込み装置9aの上面に臨ませてこれと平行
する掻込み搬送体24が穂先側搬送部20の上位に位置
して一体に延設されており、機体幅方向に傾斜する穂先
側搬送部20の搬送始端域と当該掻込み搬送体24の搬
送終端域との連継で、機体3前方へ向けて略一直線状の
搬送域をなす一連の搬送経路Bが形成されている。
【0013】更に、中央および右側の掻込み装置9b、
9cの搬送域の上方に位置して、図3ないし図5に示す
ように、上記掻込み搬送体24と側面視で機体進行方向
に同様の前傾姿勢を保持する掻込み搬送体24´が伝動
パイプ25の先端に配設され、前記伝動パイプ23から
扱深さ搬送装置10の株元側搬送部22に供給される駆
動力を当該伝動パイプ25に内挿した伝動軸26を介し
て掻込み搬送体24´に分岐供給するように構成されて
いる。
【0014】上記伝動パイプ25は、複数の中空パイプ
25a、25b、25cの連接部位に伝動ギヤケース2
7、28を介装して扱深さ搬送装置10の上方を跨がる
湾曲状に形成されていると共に、上記中空パイプ25
b、25cの間に設けた伝動ギヤケース28の側面に
は、下方へ延出するパイプ状の支持部材29を一体に溶
着した取付ブラケット30が着脱自在に螺着されてい
る。そして上記支持部材29の下端側の中途部には、前
記穂先側搬送部20の搬送タイン18で形成される搬送
域に臨む挟持レール31が延出ブラケット32を介して
装着され、また株元側搬送部22の搬送チェン21で形
成される搬送域に臨む挟持レール33が、支持部材29
の最下端に設けた支持機構34に出没自在に弾持されて
いる。
【0015】更に上記取付ブラケット30には、穂先側
搬送部20の搬送域内に臨んで刈取穀稈の有無を検出す
る穂先センサ35が取付ノブ35´を介して位置調整自
在かつ着脱自在に取着されており、これを形成する上下
二段の検知杆35a、35bの両方または何れか一方が
刈取穀稈の穂先に当接することで該刈取穀稈の稈長を検
出し、扱深さ搬送装置10の扱深さを自動調整するよう
に構成されている。
【0016】本発明は叙上の如く構成されているから、
刈取、脱穀作業を行う場合は、各デバイダ7で分草され
た穀稈を穀稈引起し装置5で引起し、刈刃装置8で穀稈
の株元を切断した後に、掻込み装置9、扱深さ搬送装置
10を経て穀稈供給チェン11に刈取穀稈が引継がれて
図示しない脱穀部に供給されるが、このような穀稈の刈
取、脱穀作業において、掻込み装置9a〜9cで掻き込
まれた刈取穀稈は、その穂先側および株元側をそれぞれ
掻込みタイン15と搬送チェン17a、17bに支持さ
れた状態で図2に太線矢印で示す方向に搬送される。そ
して、上記搬送チェン17a、17bに株元側を挟持し
たまま、刈取穀稈の穂先側が各掻込み搬送体24、24
´の搬送始端位置で継送されるが、この時、当該掻込み
搬送体24、24´は、穂先センサ35による稈長の検
出に連繋する扱深さ搬送装置10の扱深さ調整により、
一体に上下動して予め刈取穀稈の稈長の長短に応じた穂
先位置に設定されており、刈取穀稈の穂先側を稈長に適
応した搬送位置に保持することができる。
【0017】次いで、扱深さ搬送装置10の搬送始端位
置Xで合流した刈取穀稈は、穂先側を穂先側搬送部20
の搬送タイン18に、株元側を株元側搬送部2の搬送チ
ェン21にそれぞれ継送され、その搬送中に株元側と穂
先側との間で刈取穀稈を徐々に水平状態に近づく傾斜姿
勢に変姿させながら後続の穀稈供給チェン11に刈取穀
稈が継送されることになる。
【0018】したがって、扱深さ搬送装置10の扱深さ
調整における当該装置10の上下動に連繋して掻込み搬
送体24、24´が一体に上下動するので、従来のよう
に穂先側の掻込み搬送体を複数段に配する複雑な構成を
要することなく、稈の引き抜き、搬送乱れ等を防止して
刈取穀稈をの穂先側を安定した稈姿勢に保持しながらス
ムーズに継送することができる。
【0019】このような前処理装置4における刈取穀稈
の搬送作動において、本発明では特に穂先側搬送部20
および株元側搬送部22の各搬送域に臨む挟持レール3
1、33を、伝動パイプ25の中途部に設けた伝動ギヤ
ケース28に支持部材29を介してそれぞれ支持する構
成としたので、扱深さ搬送装置10の搬送経路を跨いで
曲成した専用の支持パイプを別途に用意することなく、
各挟持レール31、33を着脱自在に装着することがで
き、分解組立ておよび調整作業の作業性を向上すること
ができる。
【0020】また上記支持部材29に、穂先側搬送部2
0の搬送域内に臨んで刈取穀稈の有無を検出する穂先セ
ンサ35が着脱自在に取着されているので、挟持レール
31、33を支持する支持部材29をそのまま利用して
装着でき、穂先側搬送経路周りの構成を簡素化すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】これを要するに本発明は、穂先側搬送部
と株元側搬送部を上下位置に離間並設してなる扱深さ搬
送装置の前方に、刈取穀稈の稈部を掻き込む複数の掻込
み装置を機体幅方向に並設し、かつ該掻込み装置のうち
機体進行方向の左最外側に位置する掻込み装置の上面に
臨ませて、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻込み搬送体を
一体に設てなるコンバインであって、上記扱深さ搬送
装置の株元側搬送部に供給される駆動力を、左最外側の
掻込み装置の上面に臨む掻込み搬送体に、穂先側搬送部
の搬送域上方を跨ぐ伝動パイプを介して分岐伝達する
に、上記駆動力の分岐位置から上方に伸びる中空パイプ
の上端に伝動ギヤケース部を設け、該伝動ギヤケース部
から上記掻込み搬送体に至る中空パイプの中途部に伝動
ギヤケース部を介装して伝動パイプを形成すると共に、
上記穂先側搬送部の挟持レールと株元側搬送部の挟持レ
ールを設けた支持部材を、当該各挟持レールがそれぞれ
の搬送域に臨むように、前記掻込み 搬送体側に位置する
伝動ギヤケース部に着脱自在に支持させたから、扱深
さ搬送装置を形成する各搬送部の挟持レールを、扱深さ
搬送装置の搬送経路を跨いで曲成した専用の支持パイプ
を別途に用意することなく、掻込み搬送体に駆動力を供
給する伝動パイプの伝動ギヤケース部を利用して着脱自
在に装着することができ、分解組立ておよび調整作業の
作業性を向上することができる。また、上記支持部材に
は、穂先側搬送部の搬送域内に臨んで刈取穀稈の有無を
検出する穂先センサが着脱自在に取着されているから、
刈取穀稈の有無を検出する穂先センサを、扱深さ搬送
経路を跨いで曲成した専用の支持パイプを別途に用意す
ることなく、扱深さ搬送装置の搬送経路を跨いで曲成し
た専用の支持パイプを別途に用意することなく、挟持レ
ールを支持する支持部材をそのまま利用して装着でき、
穂先側搬送経路周りの構成を簡素化して部品点数および
重量の軽減を達成することができる。等という有用な新
規的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの前部側面図である。
【図2】前処理部における穀稈搬送経路を示す要部平面
図である。
【図3】扱深さ搬送装置と掻込み搬送体の配置を示す要
部平面図である。
【図4】伝動ギヤケースに取り付けた支持部材と、これ
に装着される挟持レールおよび穂先センサの取付状態を
示す要部側面図である。
【図5】伝動ギヤケースに対する取付ブラケットの装着
状態を示す要部拡大図である。
【図6】前処理装置における従来の穀稈搬送経路を示す
要部平面図である。
【符号の説明】
1 コンバイン 3 機体 9a 掻込み装置 9b 掻込み装置 9c 掻込み装置 10 扱深さ搬送装置 20 穂先側搬送部 22 株元側搬送部 24 掻込み搬送体 25 伝動パイプ 28 伝動ギヤケース 29 支持部材 31 挟持レール 33 挟持レール 35 穂先センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−116759(JP,A) 実開 昭61−60632(JP,U) 実開 昭58−125945(JP,U) 実開 平1−127423(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 61/00 A01D 57/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穂先側搬送部と株元側搬送部を上下位置
    に離間並設してなる扱深さ搬送装置の前方に、刈取穀稈
    の稈部を掻き込む複数の掻込み装置を機体幅方向に並設
    し、かつ該掻込み装置のうち機体進行方向の左最外側に
    位置する掻込み装置の上面に臨ませて、刈取穀稈の穂先
    側を掻き込む掻込み搬送体を一体に設てなるコンバイ
    ンであって、上記扱深さ搬送装置の株元側搬送部に供給
    される駆動力を、左最外側の掻込み装置の上面に臨む掻
    込み搬送体に、穂先側搬送部の搬送域上方を跨ぐ伝動パ
    イプを介して分岐伝達するに、上記駆動力の分岐位置か
    ら上方に伸びる中空パイプの上端に伝動ギヤケース部を
    設け、該伝動ギヤケース部から上記掻込み搬送体に至る
    中空パイプの中途部に伝動ギヤケース部を介装して伝動
    パイプを形成すると共に、上記穂先側搬送部の挟持レー
    ルと株元側搬送部の挟持レールを設けた支持部材を、当
    該各挟持レールがそれぞれの搬送域に臨むように、前記
    掻込み搬送体側に位置する伝動ギヤケース部に着脱自在
    に支持させたことを特徴とするコンバインにおける前処
    理装置。
  2. 【請求項2】 上記支持部材には、穂先側搬送部の搬送
    域内に臨んで刈取穀稈の有無を検出する穂先センサが着
    脱自在に取着されていることを特徴とする請求項1記載
    のコンバインにおける前処理装置。
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