JP3865913B2 - コンバインにおける穀稈搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀稈引起し装置で引き起こされた穀稈を、掻込み装置から扱深さ搬送装置を経て脱穀部に搬送する穀稈搬送装置に係り、特に掻込み装置の上方位置まで一体に延出した掻込み搬送体とともに、刈取穀稈の株元側を一貫して誘導案内するガイド杆により刈取穀稈を稈の乱れを誘発することなくスムーズに継送することができるコンバインにおける穀稈搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバインの刈取脱穀作業は、図5に示すように、クローラ走行装置を備えた機体の前部に穀稈引起し装置a、刈刃装置b、掻込み装置cおよび扱深さ搬送装置dを搭載した前処理部eを架設し、機体の走行時において、穀稈引起し装置aで引き起こした穀稈の株元を刈刃装置bで切断した後に、刈取られた穀稈を掻込み装置cから扱深さ搬送装置dを経て穀稈供給チェンfに継送し、後続の脱穀部に刈取穀稈を供給するように構成されている。
【0003】
そして上記前処理部の各構成装置のうち、刈取穀稈の稈長に応じて扱深さを自動調整して継送する扱深さ搬送装置dは、搬送タインgを巻回して形成される穂先側搬送部hと、図示しないガイド杆に沿う搬送チェンiを巻回して形成される株元側搬送部jをそれぞれ上下位置に離間並設して構成されると共に、図5の平面視で右側の搬送域を高位として機体幅方向の左方に向けて傾斜状に配設されており、刈取穀稈の稈長に応じた扱深さの自動調整で扱深さ搬送装置dの上下動を行い、掻込み装置cの搬送チェンkを介して搬送される刈取穀稈の株元側が、扱深さ搬送装置dの搬送始端位置Xまで搬送された際には、当該刈取穀稈の株元側を株元側搬送部jの搬送チェンiで挟持継送し、かつ刈取穀稈の穂先側を、穂先側搬送部hの搬送タインgに継送させて、刈取穀稈の搬送中に株元側と穂先側との間で刈取穀稈を徐々に水平状態に近づく傾斜姿勢に変姿させながら後続の穀稈供給チェンfに刈取穀稈を継送するようになっている。
【0004】
しかしながら、掻込み装置cから扱深さ搬送装置dに至る従来の継送構成では、掻込み装置cから扱深さ搬送装置dに至る間で刈取穀稈の穂先側を継送する掻込み搬送体m、nが扱深さ搬送装置dから独立して固定されているため、刈取穀稈の穂先部と掻込み搬送体m、nとの位置関係が稈長の長短により変化して稈姿勢の変化に伴う搬送乱れを生じ易く、これを解消すべく掻込み搬送体m、nを複数段(m1、m2、n1、n2)に設けて稈長に追従した掻込み動作を確保する構成とすると、前処理部全体の重量増大を余儀なくされるに加えて構成部品の増加により製造コストの上昇を招く、という欠点を有するものであった。
【0005】
そこで、前記した扱深さ搬送装置dの搬送始端側の穂先側搬送部hと株元側搬送部jをそのまま前方に延出する構成も提案されているが、当該穂先側搬送部hと株元側搬送部jとの間で所要の上下間隔を保持して延出すると、短稈長の刈取穀稈に対して適切に対応することができなくなる、という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き実状に鑑み従来の問題点を解消すべく創案されたものであって、その目的とするところは、従来のように掻込み体を複数段に配する複雑な構成を要することなく、扱深さ調整で上下動する扱深さ搬送装置本体とともに掻込み搬送体を上下動させて、稈の引き抜き、搬送乱れ等を防止して刈取穀稈の穂先側を安定した稈姿勢に保持しながらスムーズに継送することができると共に、扱深さ搬送装置と一体に上下動するガイド杆を、左最外側の掻込み装置の上面に臨む掻込み搬送体の下方位置から扱深さ搬送装置の株元側搬送域に至る間に延設することにより、刈取穀稈の株元側における稈乱れを一掃して、穂先側の安定した稈姿勢と相俟って刈取穀稈の搬送および継送作動を効率良く行うことができるコンバインにおける穀稈搬送装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明が採用した技術的手段は、穂先側搬送部20と株元側搬送部22を上下位置に離間並設してなる扱深さ搬送装置10を、その搬送終端側を回動支点として機体進行方向に前傾させて上下動自在に軸架し、かつ当該扱深さ搬送装置10の前方に、刈取穀稈の稈部を掻き込む複数の掻込み装置9a,9b,9cを機体幅方向に並設してなるコンバインにおける穀稈搬送装置であって、上記掻込み装置9a,9b,9cのうち機体進行方向左最外側に位置する掻込み装置9cの上方に位置して、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻込み搬送体24′を扱深さ搬送装置10と一体で上下動するように設け、当該掻込み搬送体24′の下方で左最外側に位置する掻込み装置9cから扱深さ搬送装置10に亘り搬送チェン17bを延設すると共に、刈取穀稈の株元側を一貫して誘導案内するガイド杆33を、側面視において左最外側の掻込み装置9cの上方に位置する掻込み搬送体24′と搬送チェン17bとの間で、平面視において上記掻込み搬送体24′と搬送チェン17bの搬送終端部より更に前方の搬送上手側に延出した位置から、株元側搬送部22の搬送チェン21で形成される株元側搬送域に亘って設け、かつ当該扱深さ搬送装置10とともにガイド杆33を一体に上下動するように構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施例を添付した図面に基いて詳細に説明する。
図1および図2において、1は三条刈りのコンバインであって、クローラ走行装置2を備えた機体3の前部に前処理装置4が架設されており、該前処理装置4に穀稈引起し装置5が設けられていると共に、上記前処理装置4を形成する前処理部フレーム6、6…の先端にはデバイダ7、7…が設けられている。
【0009】
上記前処理部フレーム6、6…の後部下面には、レシプロ式の刈刃装置8が配設されており、前記デバイダ7、7…で分草された穀稈を穀稈引起し装置5で引起した後、刈刃装置8により穀稈の株元を切断し、次いで刈取られた穀稈は、前処理部フレーム6、6…に前傾姿勢で複数並置した掻込み装置9a、9b、9cおよび扱深さ搬送装置10を経て穀稈供給チェン11に継送され、図示しない脱穀部に供給されるようになっている。
【0010】
上記掻込み装置9a、9b、9cは、前処理部フレーム6、6…に軸架したスターホィル12、12…と同軸状に軸支される駆動プーリ13と、その前方に位置して軸支した従動プーリ14との間に、複数の掻込みタイン15、15…を所定間隔を存して突設した搬送ベルト16を巻回すると共に、上記駆動プーリ13の下位でこれと同軸状に巻回した搬送チェン17a、17bを扱深さ搬送装置10の搬送始端位置Xまで延設し、刈刃装置8で切断した刈取穀稈の穂先側と株元側を搬送ベルト16および搬送チェン17a、17bを介して扱深さ搬送装置10に継送する構成となっている。
【0011】
また上記扱深さ搬送装置10は、搬送タイン18を所定間隔を存して斜設したベルト体19に巻回して形成される穂先側搬送部20と、後述のガイド杆33に沿う搬送チェン21を巻回して構成される株元側搬送部22をそれぞれ上下位置に離間並設してなり、かつその上下方向の回動支点を搬送終端側に位置する伝動パイプ23の回動基端に据えて、機体3の進行方向に前傾しかつ機体幅方向に傾斜した状態で上下動する軸架構成となっていると共に、上記扱深さ搬送装置10の先端部には、その前方に位置する掻込み装置9aの上面に臨ませてこれと平行する進行方向右側の掻込み搬送体24が穂先側搬送部20の上位に位置して一体に延設されており、機体幅方向に傾斜する穂先側搬送部20の搬送始端域と当該掻込み搬送体24の搬送終端域との連継で、機体3前方へ向けて略一直線状の搬送域をなす一連の搬送経路Bが形成されている。
【0012】
更に、中央および左側の掻込み装置9b、9cの搬送域の上方に位置して、図3に示すように、上記掻込み搬送体24と側面視で機体進行方向に同様の前傾姿勢を保持する進行方向左側の掻込み搬送体24´が駆動パイプ25の先端に配設され、前記伝動パイプ23から扱深さ搬送装置10の株元側搬送部22に供給される駆動力を当該駆動パイプ25に内挿した伝動軸26を介して掻込み搬送体24´に分岐供給するように構成されている。
【0013】
上記駆動パイプ25は、図4に示すように、複数の中空パイプ25a、25b、25cの連接部位に伝動ギヤケース27、28を介装して扱深さ搬送装置10の上方を跨がる湾曲状に形成されていると共に、上記中空パイプ25b、25cの間に設けた伝動ギヤケース28の側面には、下方へ延出するパイプ状の支持部材29を一体に溶着した取付ブラケット30が着脱自在に螺着されている。そして上記支持部材29の下端側の中途部には、前記穂先側搬送部20の搬送タイン18で形成される搬送域に臨む挟持レール31が延出ブラケット32を介して装着され、更に株元側搬送部22の搬送チェン21で形成される搬送域に臨むガイド杆33が、支持部材29の最下端に設けた支持機構34に出没自在に弾持されている。
【0014】
したがって、本実施例に示す穂先側搬送部20および株元側搬送部22の各搬送域に臨む挟持レール31およびガイド杆33を、駆動パイプ25の中途部に設けた伝動ギヤケース28に支持部材29を介してそれぞれ支持するようにしたので、扱深さ搬送装置10の搬送経路を跨いで曲成した専用の支持パイプを別途に用意することなく、各部材31、33を着脱自在に装着することができ、分解組立ておよび調整作業の作業性を向上させつつ扱深さ搬送装置10の周辺構成を簡素化することが可能となる。
【0015】
ここで、上記ガイド杆33は、掻込み装置9cの上面に臨む掻込み搬送体24´の下方位置から扱深さ搬送装置10の株元側搬送部22の搬送チェン21に沿って延設されており、該扱深さ搬送装置10が上下動する際に、これと同期して掻込み搬送体24´が駆動パイプ25を介して上下動することにより、上記支持機構34に弾持されるガイド杆33も搬送チェン21に対する位置関係を一定に保持しながら一体に上下動するように構成されていると共に、上記ガイド杆33の案内始端33aは、掻込み搬送体24´の掻込み先端域Yまで延設されており、更に図2に示すように、左側の掻込み装置9cを形成する搬送チェン17bと平面視で略平行をなしてガイド杆33が配設されている。
【0016】
なお、図3に示すV1は扱深さ搬送装置10を形成する穂先側搬送部20の搬送速度、V2は掻込み装置9aの上面に臨む掻込み搬送体24の搬送速度、V3は掻込み装置9cの上面に臨む掻込み搬送体24´の搬送速度であって、当該各搬送速度はV2<V1<V3の関係を保持している。
また35は穂先側搬送部20の搬送域内に臨んで刈取穀稈の有無を検出する穂先センサであり、これを形成する上下二段の検知杆35a、35bの両方または何れか一方が刈取穀稈の穂先に当接することで該刈取穀稈の稈長を検出し、その検出作動に連繋する扱深さ搬送装置10の上下動で扱深さを自動調整するように構成されており、前記した挟持レール31およびガイド杆33とともに取付ブラケット30を介して伝動ギヤケース28に着脱自在に支持されるものである。
【0017】
本発明は叙上の如く構成されているから、刈取、脱穀作業を行う場合は、各デバイダ7で分草された穀稈を穀稈引起し装置5で引起し、刈刃装置8で穀稈の株元を切断した後に、掻込み装置9、扱深さ搬送装置10を経て穀稈供給チェン11に刈取穀稈が引継がれて図示しない脱穀部に供給されるが、このような穀稈の刈取、脱穀作業において、掻込み装置9a〜9cで掻き込まれた刈取穀稈は、その穂先側および株元側をそれぞれ掻込みタイン15と搬送チェン17a、17bに支持された状態で図2に太線矢印で示す方向に搬送される。そして、上記搬送チェン17a、17bに株元側を挟持したまま、刈取穀稈の穂先側が各掻込み搬送体24、24´の搬送始端位置で継送されるが、この時、当該掻込み搬送体24、24´は、穂先センサ35による稈長の検出に連繋する扱深さ搬送装置10の扱深さ調整により、一体に上下動して予め刈取穀稈の稈長の長短に応じた穂先位置に設定されており、刈取穀稈の穂先側を稈長に適応した搬送位置に保持される。
【0018】
次いで、扱深さ搬送装置10の搬送始端位置Xで合流した刈取穀稈は、穂先側を穂先側搬送部20の搬送タイン18に、株元側を株元側搬送部22の搬送チェン21にそれぞれ継送され、その搬送中に株元側と穂先側との間で刈取穀稈を徐々に水平状態に近づく傾斜姿勢に変姿させながら後続の穀稈供給チェン11に刈取穀稈が継送されることになり、扱深さ搬送装置10の扱深さ調整における当該装置10の上下動に連繋して掻込み搬送体24、24´が一体に上下動することにより、従来のように穂先側の掻込み搬送体を複数段に配する複雑な構成を要することなく、稈の引き抜き、搬送乱れ等を防止して刈取穀稈をの穂先側を安定した稈姿勢に保持しながらスムーズに継送することができる。
【0019】
このような前処理装置4における刈取穀稈の搬送作動において、掻込み搬送体24および24´の搬送速度V2、V3は、扱深さ搬送装置10の穂先側搬送部20の搬送速度V1に対して、V2<V1<V3の関係を保持しているので、前傾姿勢を保持して掻込み搬送体24側から扱深さ搬送装置10に継送される刈取穀稈は、これよりも速い搬送速度V1を維持する穂先側搬送部20の搬送タイン18で素早く真直の稈姿勢に復帰して搬送されると共に、掻込み搬送体24´側から継送される刈取穀稈は、上記穂先側搬送部20の搬送速度V1よりも速い搬送速度V3となっているため、扱深さ搬送装置10の搬送始端位置Xにおいて搬送密度が高められた状態で継送され、刈取穀稈の穂先が稈本体の継送に先行して当該穂先側搬送部20に受け渡されることがなく、穂先抜けを防止しつつスムーズに刈取穀稈の継送を行うことができる。
【0020】
そして特に本発明では、左側の掻込み装置9cの上面に臨む掻込み搬送体24´の下方位置から扱深さ搬送装置10の株元側搬送部22に亘ってガイド杆33を延設し、また扱深さ搬送装置10とともに一体に上下動するように構成されているので、掻込み装置9cから搬送が開始される刈取穀稈を、稈乱れを誘発することなく常に安定かつ一貫した稈姿勢を保持して搬送および継送作動させることができる。
【0021】
また上記ガイド杆33は、その案内始端33aが掻込み搬送体24´の掻込み先端域Yまで延設され、更に左側の掻込み装置9cを形成する搬送チェン17bと平面視で略平行をなして配設されているので、掻込み作動により掻込み先端域Yで稈姿勢が大きく変化する場合にも刈取穀稈の抜け、乱れを誘発することなく整然としたガイド杆33による誘導案内作動を維持することができる。
【0022】
【発明の効果】
これを要するに本発明は、穂先側搬送部20と株元側搬送部22を上下位置に離間並設してなる扱深さ搬送装置10を、その搬送終端側を回動支点として機体進行方向に前傾させて上下動自在に軸架し、かつ当該扱深さ搬送装置10の前方に、刈取穀稈の稈部を掻き込む複数の掻込み装置9a,9b,9cを機体幅方向に並設してなるコンバインにおける穀稈搬送装置であって、上記掻込み装置9a,9b,9cのうち機体進行方向左最外側に位置する掻込み装置9cの上方に位置して、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻込み搬送体24′を扱深さ搬送装置10と一体で上下動するように設け、当該掻込み搬送体24′の下方で左最外側に位置する掻込み装置9cから扱深さ搬送装置10に亘り搬送チェン17bを延設すると共に、刈取穀稈の株元側を一貫して誘導案内するガイド杆33を、側面視において左最外側の掻込み装置9cの上方に位置する掻込み搬送体24′と搬送チェン17bとの間で、平面視において上記掻込み搬送体24′と搬送チェン17bの搬送終端部より更に前方の搬送上手側に延出した位置から、株元側搬送部22の搬送チェン21で形成される株元側搬送域に亘って設け、かつ当該扱深さ搬送装置10とともにガイド杆33を一体に上下動するように構成したから、扱深さ搬送装置10の搬送始端から前方に位置してこれと一体に上下動する掻込み搬送体24′により、従来のように穂先側の掻込み搬送体を複数段に配する複雑な構成を要することなく、刈取穀稈の稈長に見合った上下の搬送姿勢で整然と搬送作動を行うことができるものでありながら、ガイド杆33による一貫した刈取穀稈の株元側の搬送および継送案内作動を確保して、稈姿勢の乱れを防止しつつ安定した稈姿勢に保持しながらスムーズに刈取穀稈を搬送することができる、という有用な新規的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの前部側面図である。
【図2】前処理部における穀稈搬送経路を示す要部平面図である。
【図3】扱深さ搬送装置と掻込み搬送体の配置を示す要部平面図である。
【図4】伝動ギヤケースに取り付けた支持部材と、これに装着される挟持レールおよび穂先センサの取付状態を示す要部側面図である。
【図5】前処理装置における従来の穀稈搬送経路を示す要部平面図である。
【符号の説明】
1 コンバイン
3 機体
9a 掻込み装置
9b 掻込み装置
9c 掻込み装置
10 扱深さ搬送装置
17b 搬送チェン
20 穂先側搬送部
22 株元側搬送部
24 掻込み搬送体
24´ 掻込み搬送体
33 ガイド杆
33a 案内始端
Y 掻込み先端域
Claims (2)
- 穂先側搬送部(20)と株元側搬送部(22)を上下位置に離間並設してなる扱深さ搬送装置(10)を、その搬送終端側を回動支点として機体進行方向に前傾させて上下動自在に軸架し、かつ当該扱深さ搬送装置(10)の前方に、刈取穀稈の稈部を掻き込む複数の掻込み装置(9a),(9b),(9c)を機体幅方向に並設してなるコンバインにおける穀稈搬送装置であって、上記掻込み装置(9a),(9b),(9c)のうち機体進行方向左最外側に位置する掻込み装置(9c)の上方に位置して、刈取穀稈の穂先側を掻き込む掻込み搬送体(24′)を扱深さ搬送装置(10)と一体で上下動するように設け、当該掻込み搬送体(24′)の下方で左最外側に位置する掻込み装置(9c)から扱深さ搬送装置(10)に亘り搬送チェン(17b)を延設すると共に、刈取穀稈の株元側を一貫して誘導案内するガイド杆(33)を、側面視において左最外側の掻込み装置(9c)の上方に位置する掻込み搬送体(24′)と搬送チェン(17b)との間で、平面視において上記掻込み搬送体(24′)と搬送チェン(17b)の搬送終端部より更に前方の搬送上手側に延出した位置から、株元側搬送部(22)の搬送チェン(21)で形成される株元側搬送域に亘って設け、かつ当該扱深さ搬送装置(10)とともにガイド杆(33)を一体に上下動するように構成したことを特徴とするコンバインにおける穀稈搬送装置。
- 上記ガイド杆(33)は、左最外側の掻込み装置(9c)の上方に位置する掻込み搬送体(24′)の掻込み先端域まで延設されていることを特徴とする請求項1記載のコンバインにおける穀稈搬送装置。
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