JPH0976223A - 擁壁・側溝ブロック製造用型枠の中子装置 - Google Patents

擁壁・側溝ブロック製造用型枠の中子装置

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JPH0976223A
JPH0976223A JP26252595A JP26252595A JPH0976223A JP H0976223 A JPH0976223 A JP H0976223A JP 26252595 A JP26252595 A JP 26252595A JP 26252595 A JP26252595 A JP 26252595A JP H0976223 A JPH0976223 A JP H0976223A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 擁壁・側溝ブロック製造用型枠の中子装置を
提供する。 【解決手段】 中子50長さの基盤100の下面に、支
持梁120に遊挿可能な複数の遊挿枠130を固着し、
基盤100上面に連結孔部131を両端に設けた複数の
中子受梁132を横設し、略L形形状に設けたベルクラ
ンク140の上部連結孔141を前記連結孔部131に
揺動自在枢着し、ベルクランク140の中間連結孔14
2を、可撓部分を設け断面略U字形の中子50内側の連
結孔部52に揺動自在に枢着し、基盤100の上部に螺
杆150を回動自在に支承し、該螺杆150の回動運動
を左右方向への伸縮運動に変換するリンク機構より成る
伸縮手段200の出力端183を、ベルクランク140
の下部連結孔143に連結して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】前壁部に任意の紋様を形成し、前
壁部背面に突設した控え壁に複数のPC棒鋼の挿通孔を
設けた擁壁ブロックを、控え壁背面側から打設する擁壁
ブロック製造用型枠の中子装置、または、上面に開口部
を設け両側面に側壁部を設け底面を開放した側溝ブロッ
クを、天地逆に製造する製造用型枠の中子装置で、脱型
時に伸縮手段の操作により中子幅が縮小して瞬時に剥離
した後上昇して、製品を僅か吊上げれば型枠上に中子装
置を残したまま前方へ容易に脱型でき、擁壁ブロックま
たは前記側溝ブロックの製造時間短縮と省力化生産に有
用な擁壁・側溝ブロック製造用型枠の中子装置を提供す
る。
【0002】
【従来の技術】以下、擁壁ブロックと側溝ブロック及び
従来技術の型枠を説明する。図5を使用して、擁壁ブロ
ックBLと、該擁壁ブロックBLの使用状態を説明し、
図7により、従来の擁壁ブロック製造用型枠の中子装置
を説明し、図8により、側溝ブロックVと、該側溝ブロ
ックVの使用状態を説明し、図9により従来の側溝ブロ
ック製造用型枠の中子装置を説明する。
【0003】図5は、擁壁ブロックの斜視図と該擁壁ブ
ロックの使用状態を示す施工断面図である。図5(a)
に斜視図で示す擁壁ブロックBLは、前壁部10に紋様
を形成し背面側に2枚の控え壁15を突設し、控え壁1
5部の上下方向にPC棒鋼を挿通する複数の挿通孔20
を穿設している。
【0004】図5(b)に使用状態を示す前記擁壁ブロ
ックBLは、基礎工1上にアンカー筋Aを突出させて、
該基礎工1上に載置した擁壁ブロックBLの挿通孔20
部にアンカー筋Aを挿入し上段に控え壁の奥行きの少な
い擁壁ブロックBL2を載置し、該擁壁ブロックBL2
上面の挿通孔20からPC棒鋼pcを挿通しグラウト材
を充填し、更に上段に擁壁ブロックBL3を載置し、該
擁壁BL3の挿通孔20からPC棒鋼pcを挿通して挿
通孔内にグラウト材を充填し、更に上段に擁壁ブロック
BL3,BL4等を載置し、各擁壁ブロックを所要段数
を順次積み上げ一体化して擁壁を構築する。次に従来の
擁壁ブロック製造用型枠を説明する。
【0005】図6は、従来の擁壁ブロック製造用型枠
(以下、型枠WKと称うす)の斜視図で、中子装置6以
外を細線で略示している。この型枠WKは、台枠Bの前
後に前・後妻板7,7を前後動可能に転支して設け、前
・後妻板7,7に、2分割して抜き勾配(テーパ状の)
を付けた中子6と同じく2分割したテーパ状の挿通孔形
成部材8を夫々に固着し、前後妻板7,7に牽引用金具
fを設け、開閉自在な両側板9,9を設けて構成してい
る。
【0006】上記構成による型枠WKの中子装置6で
は、脱型時に面積の広い中子6外皮とコンクリート面と
の付着力により前・後妻板7,7の牽引による開放が困
難であり、前・後妻板7,7の外縁近辺に両側板9,9
端部を押圧可能な多数の押しボルトboを設け、脱型時
に該押しボルトboの螺入による押圧と、前・後妻板
7,7端部(斜線部)の叩打を併用する等して剥離を促
し脱型している。従って多数の作業員と長時間を要し型
枠の破損変形等も多く、脱型時に型枠WKを乗り越える
高さまで擁壁ブロックBLを吊上げるため危険を伴い、
両側板9,9を水平まで開けば吊上げ高さは低くなる
が、側方への脱型により型枠間隔(設置面積)を広く要
し工場の有効利用が計れない等の欠点があった。
【0007】図7は、上面に開口部を設け両側に側壁を
設けた側溝ブロックの斜視図と該側溝ブロックの使用状
態を示す施工断面図である。この側溝ブロックVは、図
7(a)に示すように、上面の中央または両端に溝蓋2
またはグレーチング3を挿着可能な蓋掛部fを有する開
口部kを形成し、対峙する両側壁11,11を設け底面
は開放している。
【0008】図7(b)に、使用状態を示す前記側溝ブ
ロックVは、路肩の掘削穴内の基礎工5上に連設した後
両側壁11、11外側を埋戻し、上面の開口部kから水
路敷4部分にモルタルを打設して所要の水路勾配を付
け、開口部kの蓋掛部fに溝蓋2またはグレーチング3
を装着して使用する。
【0009】図8は、側溝ブロックVを天地逆に製造す
る従来の側溝ブロック製造用型枠(以下、型枠VKと称
うす)の斜視図で、中子装置6以外を細線で略示した該
型枠VKは、台枠Bの前後に前・後妻板7,7を左右に
両側板9,9を夫々開閉自在に枢着し、台枠Bの底板t
上に開口部kを形成する入子kaを設け、拡縮可能に設
けた中子装置6を前・後妻板7,7の閉鎖時に挟持可能
に構成している。
【0010】上記のように構成した従来の型枠VKで
は、脱型時に先ず前・後妻板7,7を開いた後、中子装
置6の槓杆13部をクレーン・ホークリフト等で吊り上
げて幅を縮小し、型枠外へ搬出した後、側溝ブロックV
をクレーン・ホークリフト等で再度吊り上げて開口部入
子ka部分を抜き型枠外へ脱型する。また、打設時(型
枠組付時)には中子装置6を搬入した後、型枠各部を閉
じてコンクリートを打設する。従って中子装置の搬出・
搬入は作業が煩雑なうえ危険を伴い、多数の作業員と長
時間を要し、定置式の製造ラインの場合には、中子装置
の運搬通路が必要であり、間欠移動の製造ラインでは脱
型場所で取り外した中子装置を打設時の組付場所に搬送
する移動ラインが必要になり、設置面積の確保と設備費
が高価になる等の欠点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の欠点を排除し、
省力化と時間短縮の計れる擁壁ブロックまたは側溝ブロ
ック製造用型枠の中子装置を提供すること。
【0012】
【課題を解決するための手段】従来技術の擁壁ブロック
製造用型枠の欠点を排除し、作業の省力化と時間短縮を
計るため、請求項1では、型枠の後部妻板または後部妻
板側から突設した支持梁に、内設した遊挿枠を介して支
持可能な中子装置であって、略中子50長さを有する基
盤100下面に、支持梁120に遊挿可能な複数の遊挿
枠130を固着し、前記基盤100上面に連結孔131
を両端に設けた複数の中子受梁132を横設し、略L形
形状のベルクランク140の上部連結孔141を前記連
結孔131に揺動自在に枢着し、前記ベルクランク14
0の中間連結孔142を、可撓部分を有する断面略U字
形の中子50内側の連結部52に揺動自在に枢着し、前
記基盤100上部に螺杆150を回動自在に支承し、該
螺杆150の回動運動を左右方向への伸縮運動に変換す
るリンク機構よりなる伸縮手段200を設け、該伸縮手
段200のの出力端183を前記ベルクランク140の
下部連結孔143に連結した、ことを特徴とする擁壁・
側溝ブロック製造用型枠の中子装置を構成している。
【0013】また請求項2では、打設時間を短縮すると
共に内部機構を保護するため、中子受梁132上部に分
水嶺状に形成し前後上縁部に落下防止縁255を設けた
傘部材250を挿着または固着した、ことを特徴とする
請求項1記載の擁壁・側溝ブロック製造用型枠の中子装
置を構成している。
【0014】
【作用】以下、図1乃至図4を使用し本発明の作用を説
明する。本発明の中子装置300は、脱型時に型枠の前
部妻板60と左・右側板90,90を開いた後(前部妻
板に連動した開口部入子KFは既に台枠30内に降下し
ている)、中子50に内設した伸縮手段200の回動頭
部151を左回転すれば、螺杆150に螺合した両ナッ
ト部材160Lと160Rが互いに離反する方向へ移動
し、両ナット部材160Lと160Rが連結されたリン
ク170を介して連結金具180を引き寄せ、該連結金
具180の連結孔183(伸縮手段の出力端である)に
連結されたベルクランク140の下端連結孔143が引
かれ、中子受梁132に連結されたベルクランク140
が上部連結孔141を支点として、先ず内側へ回転し始
め、ベルクランク140の中間連結孔142が中子50
内側の連結部52を内側へ引っ張り、中子50は上部側
から剥離し始め内側へ縮小すると共に上昇し中子外皮5
0aとコンクリート面との剥離が瞬時に行われ、更に回
転の進行により、中子50は更に幅を縮小しながら約1
0秒間で上昇(製品吊上時の余裕ができる)する。ここ
で、擁壁ブロックBLまたは側溝ブロックVを僅か(紋
様の深さ分を考慮して)吊り上げれば、従来型枠のよう
に型枠以上の高さまで吊り上げることなく中子装置30
0を型枠上の残したまま前方へ簡単に脱型工程を終える
ことができる。
【0015】また、型枠組付時(打設時)に、伸縮手段
200の回動頭部151を逆転すれば中子は拡幅しなが
ら定位置へ降下する、次に図示しない両側板90,90
を閉じた後前部妻板60と後部妻板70を閉じれば、即
打設可能となる。中子操作が前部妻板60側からの回動
操作で行えるため、簡単な空気・電動工具等で省力化で
き中子装置の拡幅と所定位置への復帰工程が約10秒間
(試作実験による)で終了し、生産効率が飛躍的に向上
する。
【0016】請求項2記載の傘部材250を適用すれ
ば、分水嶺状の上部から打設されたコンクリートが落下
防止縁255により前後端部から流れ落ちることなく、
中子50と両側板90,90間の狭隘部内に効率よく均
等に投入されて打設時間が短縮できると共に、内部機構
をコンクリート・塵埃の付着等から保護することができ
る。
【0017】
【実施例】図1乃至図4は、本発明の実施例を示すもの
で、図1は、擁壁ブロック製造用型枠に装着した中子装
置を示す斜視図、図2は、中子装置の伸縮手段の斜視
図、図3は、擁壁ブロック製造用の中子装置の構成及び
作用を示す正面図、図4は、側溝ブロック製造用の中子
装置の構成及び作用を示す正面図、図5は、擁壁ブロッ
クの斜視図と使用状態を示す施工断面図、図6は、従来
の擁壁ブロック製造用型枠の斜視図、図7は、側溝ブロ
ックの斜視図と使用状態を示す施工断面図、図8は、従
来の側溝ブロック製造用型枠の斜視図である。
【0018】以下、図1乃至図4を参照して本発明の実
施例を説明する。
【0019】図1に示す型枠WWは、既に本出願人が出
願した平成7年特許願第162819号擁壁ブロック製
造用型枠と中子装置以外略同様の構成で、台枠に枢着し
た前部妻板60は前方へ開かれ後部妻板70は後方へ僅
か後退または後傾し、左側板90(右側板は省略)を側
方へ開いた脱型時の状態を示し、型枠底面には凹凸紋様
の付いた紋様プレート35M(符号Mは紋様深さ)を載
置し、後部妻板70または後部妻板70側から水平に前
方へ支持梁120を突設し、本発明の中子装置300
は、内設した遊挿枠130を介して支持梁120に遊挿
し(脱型時に製品の横振れ・ヨーイング等による接触ま
たは衝撃で中子装置が磨耗・損傷するのをを防止するた
め、上方・左右・前後方向に遊動範囲を設けて)装着し
ている。
【0020】上記のように構成された型枠WWに装着し
た本発明の中子装置300は、伸縮手段200の操作に
より、二点鎖線50Aで示す定位置(打設時の中子外郭
線)から所定寸法幅縮小且つ上昇した脱型時の状態で示
し、一部省略した挿通孔形成部材pは型枠WW後部へ抜
去し、擁壁ブロックBLは型枠前方へ脱型して示してい
る。なお、図上部に示す請求項2に係る打設用の傘部材
250については後述する。
【0021】図2は、中子装置の伸縮手段の斜視図で、
型枠WWまたは後述する型枠VVに適用可能なもので、
中子50は一部切欠き省略して示している。図3は、擁
壁ブロック製造用の中子装置の構成及び作用を示すの正
面図で、型枠WWは支持梁120以外は省略している。
中子装置300は、略中子50長さの剛性のある基盤1
00の下側に連結部材110を介して、前記支持梁12
0に上方・左右・前後方向に遊びを持たせて遊挿可能な
複数の遊挿枠130を固着し、前記基盤100に連結孔
131を両端に垂設した複数の中子受梁132を横設
し、上部連結孔141,中間連結孔142,下部連結孔
143設けた略L形形状のベルクランク140の上部連
結孔141を連結孔131に軸着し、ベルクランク14
0の中間連結孔142を、可撓性を持たせ断面略U字形
に構成した中子50上端部の左右内側に突設した連結部
52に揺動自在に軸着し、前端に回動頭部151を設け
た螺杆150に左螺子部150Lと右螺子部150Rを
一組とする螺刻部を複数組螺刻して、基盤100上面に
回動自在に支承し、該螺杆150の左螺子部150Lと
右螺子部150Rに、両端に連結孔161を設けたナッ
ト部材160Lと160Rを夫々螺嵌し、両ナット部材
160Lと160Rの両端連結孔161に、直交した2
つの連結孔を設けた連結金具161aと161bを揺動
自在(上下に)に軸着し、連結金具161aと161b
の螺杆軸心と直交する連結孔162にリンク170の一
端を夫々揺動自在に軸着し、該リンク170他端を重合
させて連結金具180の螺杆150の軸心と直交する連
結孔181に軸着し、連結金具180の、螺杆150軸
心と平行する連結孔183(伸縮手段200の出力端と
なる)を、前記ベルクランク140の下部連結孔143
(中子中心方向へ突出した)に揺動自在に軸着し構成し
ている。なお、支持梁120先端部には遊挿枠130の
抜出しを防止するストッパ135を螺着している。
【0022】上記のように構成したので、脱型時に(図
3参照)、螺杆150の回動頭部151を左回転すれ
ば、螺杆151の左螺子部150Lと右螺子部150R
に螺嵌したナット部材160Lと160Rが互いに離反
する方向へ移動し、両ナット部材160L,160Rに
連結金具161a及び161bを介して連結されたリン
ク170が引っ張られ、連結金具180の連結孔183
(リンク機構の出力端である)に連結された前記ベルク
ランク140の下部連結孔143が、上部連結孔141
を回転中心として螺杆の軸心方向へ引付けられ、中間連
結孔142に連結された中子50は、先ず、上部側から
コンクリート面と剥離し始め瞬時に全面が剥離し、更に
回転の進行により矢符bで示す右図のように、中子50
は縮小と上昇を約10秒間で終了し製品吊上時の余裕寸
法ができる。ここで、擁壁ブロックBLを僅か(紋様の
深さM分を考慮して)吊り上げれば、従来型枠WKのよ
うに型枠以上の高さまで吊り上げることなく、型枠WW
上に中子装置300を残したまま、前方へ簡単に脱型で
き、中子50上昇により次工程のための中子外皮50a
・紋様プレート35面等の掃除が容易になる。
【0023】また、打設時(型枠組付時)に、螺杆15
0の回動頭部151を右回転すれば、螺杆151の左螺
子部150Lと右螺子部150Rに螺嵌したナット部材
160Lと160Rが互いに接近する方向へ移動し、両
ナット部材160L,160Rに連結金具161a及び
161bを介して連結されたリンク170が、出力端で
ある連結金具180の連結孔183部を押して、ベルク
ランク140は上部連結孔141を回転中心として下側
へ回転し、中子50は逆の軌跡を通りながら降下ととも
に拡幅し、正確な縮小前の位置及び形状寸法50Aに復
帰(この間約10秒)するので、型枠各部を閉じれば直
ちに打設可能となる。
【0024】更に、図1及び図3に示す傘部材250
は、該傘部材250中央上部から打設したコンクリート
を中子50と両側板90,90間の狭隘部内へ左右均等
に効率よく投入可能に分水嶺状に形成すると共に、前後
上縁部に流下防止縁255を設け、中子受梁132上部
にボルト32による固着または既知のファスナー等によ
り挿着可能に構成している。
【0025】図4は、側溝ブロック製造用の中子装置の
構成及び作用を示す正面図で、図示省略した前部妻板の
開閉に連動して空間部入子KFを台枠30内へ昇降(矢
符E)可能に構成し、型枠底面上には紋様プレート35
Mを載置した側溝ブロック製造の型枠VVに適用した場
合を示し、後部妻板70または後部妻板70側から水平
前方へ支持梁120を突設し、図では、内部機構が寸法
制約を受ける水路幅が狭い場合の実施例を示し、所要寸
法・形状に構成した側溝ブロックV用の中子50を設
け、前記同様に遊挿枠130を介して中子50を支持可
能に設け、前記伸縮手段200(図2参照)のベルクラ
ンク140を寸法制約下に於いて動作可能に変形させて
内設し構成している。なお、中子受梁132上部に固着
した傘部材250は、前述した擁壁ブロック用と同様に
傘部材250中央上部から打設したコンクリートを中子
50と両側板90,90間の狭隘部内へ左右均等に効率
よく投入可能に分水嶺状に構成している。
【0026】上記のように構成したので、脱型時に、螺
杆150の回動頭部151を左回転すれば、螺杆151
の左螺子部150Lと右螺子部150Rに螺嵌したナッ
ト部材160Lと160Rが互いに離反する方向へ移動
し、両ナット部材160L,160Rに連結金具161
a及び161bを介して連結したリンク170が引っ張
られ、出力端である連結金具180の連結孔183部
が、ベルクランク140を介して中子50の連結部52
を引き寄せながら上昇させ、中子外皮50aと製品のコ
ンクリート面との剥離が上部側から瞬時に行われ、更に
回転の進行により、約10秒間で矢符bで示す右図のよ
うに中子50は縮小且つ上昇し、製品吊上時の余裕寸法
ができる。ここで、側溝ブロックVを僅か(紋様の深さ
Mを考慮して)吊り上げれば、定置式の製造ラインにお
ける従来型枠のように中子装置をクレーン・ホークリフ
ト等で吊上げて搬出する手間・搬出通路も必要もなく、
型枠VV上に中子装置300を残したまま、側溝ブロッ
クVを前方へ簡単に脱型でき、中子50上昇により次工
程のための中子外皮50a・紋様プレート35M等の掃
除が容易になる。また、側溝ブロックVの間欠移動の製
造ラインの型枠に本発明を適用すれば、脱型・打設の度
の中子装置の脱着が不要なため、中子装置の抜取り装置
(クレーン)・抜取った中子装置を打設のための組付場
所へ運搬するライン等の設備が不要になり、ラインの設
備費が低廉になり工場面積の有効利用が計れる。
【0027】また、打設時に、螺杆150の回動頭部1
51を右回転すれば、螺杆151の左螺子部150Lと
右螺子部150Rに螺嵌したナット部材160Lと16
0Rが互いに接近する方向へ移動し、両ナット部材16
0L,160Rに連結金具161a及び161bを介し
て連結したリンク170が出力端である連結金具180
の連結孔183が押され、該連結孔183に連結した連
結部52が押され中子50は拡幅しながら降下し、正確
な縮小前の位置及び形状寸法に約10秒間で復帰する、
型枠各部を閉じれば前部妻板に連動した開口部入子50
KFが中子50底面と当着し封着するので直ちに打設可
能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明の中子装置を擁壁ブロック製造用
型枠に適用した場合、脱型時に、中子50に内設した伸
縮手段200の回動頭部151を左回転すれば、中子5
0は断面幅を縮小しながら上昇し中子外皮50aと製品
のコンクリート面との剥離が、中子上部側から瞬時に行
われ、更に回転の進行により、中子50は更に縮小しな
がら上昇を約10秒間で終了し製品吊上時の余裕ができ
る、ここで、擁壁ブロックBLを僅か(紋様の深さMを
考慮して)吊り上げれば、従来型枠のように型枠以上の
高さまで吊り上げることなく、型枠上に中子装置を残し
たまま前方へ簡単に脱型でき、中子50上昇により次工
程のための中子外皮50a・紋様プレート35面等の掃
除が容易になる効果がある。
【0029】また、打設時(型枠組付時)に、伸縮手段
200の回動頭部151を逆転すれば中子幅が拡幅しな
がら定位置へ約10秒間で降下して復帰し、両側板9
0,90を閉じた後前部妻板60と後部妻板70を閉じ
れば、即打設可能となる。中子操作が前部妻板60側か
らの回動操作で行えるため、簡単な空気・電動工具等
(インパクトレンチ)で省力化でき、生産効率が飛躍的
に向上する効果がある。
【0030】また、側溝ブロック製造用型枠に本発明を
適用した場合、中子50に内設した伸縮手段200の回
動頭部151を左回転すれば、中子50は上部側から剥
離し始め内側へ縮小すると共に上昇し中子外皮50aと
コンクリート面との剥離が瞬時に行われ、更に回転の進
行により、中子50は約10秒間で縮小と上昇を完了し
製品吊上時の余裕ができる、 ここで、側溝ブロックV
を僅か吊り上げれば、上面凹凸紋様がある場合も、型枠
VV上に中子装置を残したまま前方へ簡単に脱型でき、
中子50上昇により次工程のための中子外皮50aと型
枠底面部(凹凸紋様を付ける場合の紋様プレート35
面)の掃除が容易になる効果がある。
【0031】また、打設時(型枠組付時)に、伸縮手段
200の回動頭部151を逆転すれば中子幅が拡幅しな
がら定位置への復帰が約10秒間で終了し、両側板9
0,90を閉じ後部妻板70と前部妻板60を閉じれ
ば、前記空間部入子KFが上昇し開口部入子50Kと結
合するので、即打設可能となる。中子操作が前部妻板6
0側からの回動操作で行えるため、簡単な空気・電動工
具等で省力化でき、生産効率が飛躍的に向上する効果が
ある。
【0032】更に、側溝ブロックVの間欠移動式(型枠
が約3.5分で次工程へ移動する)製造ラインの型枠V
Vに本発明を適用すれば、脱型・打設の度の中子装置の
脱着が不要なため汎用製品の生産ラインが使用でき、中
子装置の抜取り装置(クレーン)・抜取った中子装置を
打設のための組付場所へ運搬する搬送ライン等の設備が
不要なため、ライン設備費の低廉化と工場面積の有効利
用が計れる効果がある。
【0033】また、中子装置300の遊挿枠130が支
持梁120に上方・左右・前後方向に遊動範囲を設けて
遊挿されているため、クレーン・ホークリフト等による
製品吊上時(脱型時の)に横振れ・ヨーイング等による
接触時の衝撃を緩和し中子装置300の磨耗・損傷が防
止できる効果がある。
【0034】また、請求項2記載の傘部材250を適用
すれば、擁壁ブロック・側溝ブロックの打設時に中子5
0と両側板90,90間の狭隘部内に効率良くコンクリ
ートを投入できるため製造時間の短縮が計れ、内部機構
へのコンクリート・塵埃等の進入が防止できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、擁壁ブロック製造用型枠に装着した中子装
置を示す斜視図。
【図2】は、中子装置の要部伸縮手段の斜視図。
【図3】は、擁壁ブロック製造用の中子装置の構成及び
作用を示すの正面図。
【図4】は、側溝ブロック製造用の中子装置の構成及び
作用を示す縮小時の正面図。
【図5】は、擁壁ブロックの斜視図と使用状態を示す施
工断面図。
【図6】は、従来の擁壁ブロック製造用型枠の斜視図。
【図7】は、側溝ブロックの斜視図と使用状態を示す施
工断面図。
【図8】は、従来の側溝ブロック製造用型枠の斜視図。
【符号の説明】
BL─擁壁ブロック V─側溝ブロック VK─従来の側溝ブロック製造用型枠 VV─側溝ブロック製造用型枠 WK─従来の擁壁ブロック製造用型枠 WW─擁壁ブロック製造用型枠 50─中子 50a─中子外皮 52─連結部(中子に設けたベルクランクとの) 60─前部妻板(型枠の) 70─後部妻板(型枠の) 90─側板(型枠の) 100─基盤 120─支持梁(型枠に設けた) 130─遊挿枠 132─中子受梁 140─ベルクランク 141─上部連結孔(ベルクランクの) 142─中間連結孔(ベルクランクの) 142─下部連結孔(ベルクランクの) 150─螺杆 150L─左螺子部 150R─右螺子部 151─回動頭部 160L─ナット部材(左螺子の) 160R─ナット部材(右螺子の) 170─リンク 180─連結金具 183─連結部(伸縮手段の出力端) 200─伸縮手段 250─傘部材 300─中子装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 図6は、従来の擁壁ブロック製造用型枠
(以下、型枠WKと称うす)の斜視図で、中子装置6以
外を細線で略示している。この型枠WKは、台枠Bの前
後に前・後妻板7,7を前後動可能に転支して設け、前
・後妻板7,7に、2分割して抜き勾配(テーパ状の)
を付けた中子6と同じく2分割したテーパ状の挿通孔形
成部材pを夫々に固着し、前後妻板7,7に牽引用金具
7fを設け、開閉自在な両側板9,9を設けて構成して
いる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【作用】以下、図1乃至図4を使用し本発明の作用を説
明する。本発明の中子装置300は、脱型時に型枠の前
部妻板60と左・右側板90,90を開いた後(図4の
側溝ブロック製造用型枠VVの場合は、この時点で、
部妻板に連動した開口部入子KFは既に台枠30内に降
下している)、中子50に内設した伸縮手段200の回
動頭部151を左回転すれば、螺杆150に螺合した両
ナット部材160Lと160Rが互いに離反する方向へ
移動し、両ナット部材160Lと160Rが連結された
リンク170を介して連結金具180を引き寄せ、該連
結金具180の連結孔183(伸縮手段の出力端であ
る)に連結されたベルクランク140の下端連結孔14
3が引かれ、中子受梁132に連結されたベルクランク
140が上部連結孔141を支点として、先ず内側へ回
転し始め、ベルクランク140の中間連結孔142が中
子50内側の連結部52を内側へ引っ張り、中子50は
上部側から剥離し始め内側へ縮小すると共に上昇し中子
外皮50aとコンクリート面との剥離が瞬時に行われ、
更に回転の進行により、中子50は更に幅を縮小しなが
ら約10秒間で上昇(製品吊上時の余裕ができる)す
る。ここで、擁壁ブロックBLまたは側溝ブロックVを
僅か(紋様の深さ分を考慮して)吊り上げれば、従来型
枠のように型枠以上の高さまで吊り上げることなく中子
装置300を型枠上の残したまま前方へ簡単に脱型工程
を終えることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】は、擁壁ブロック製造用型枠に装着した中子装
置を示す斜視図。
【図2】は、中子装置の伸縮手段の斜視図。
【図3】は、擁壁ブロック製造用の中子装置の構成及び
作用を示すの正面図。
【図4】は、側溝ブロック製造用の中子装置の構成及び
作用を示す正面図
【図5】は、擁壁ブロックの斜視図と使用状態を示す施
工断面図。
【図6】は、従来の擁壁ブロック製造用型枠の斜視図。
【図7】は、側溝ブロックの斜視図と使用状態を示す施
工断面図。
【図8】は、従来の側溝ブロック製造用型枠の斜視図。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠の後部妻板または後部妻板側から突
    設した支持梁に、内設した遊挿枠を介して支持可能な中
    子装置であって、 略中子50長さを有する基盤100下面に、支持梁12
    0に遊挿可能な複数の遊挿枠130を固着し、前記基盤
    100上面に連結孔131を両端に設けた複数の中子受
    梁132を横設し、略L形形状のベルクランク140の
    上部連結孔141を前記連結孔131に揺動自在に枢着
    し、前記ベルクランク140の中間連結孔142を、可
    撓部分を有する断面略U字形の中子50内側の連結部5
    2に揺動自在に枢着し、前記基盤100上部に螺杆15
    0を回動自在に支承し、該螺杆150の回動運動を左右
    方向への伸縮運動に変換するリンク機構よりなる伸縮手
    段200を設け、該伸縮手段200のの出力端183を
    前記ベルクランク140の下部連結孔143に連結し
    た、ことを特徴とする擁壁・側溝ブロック製造用型枠の
    中子装置。
  2. 【請求項2】中子受梁132上部に分水嶺状に形成し前
    後上縁部に落下防止縁255を設けた傘部材250を挿
    着または固着した、ことを特徴とする請求項1記載の擁
    壁・側溝ブロック製造用型枠の中子装置。
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