JP3288893B2 - 擁壁ブロック製造用型枠 - Google Patents

擁壁ブロック製造用型枠

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JP3288893B2 JP10699295A JP10699295A JP3288893B2 JP 3288893 B2 JP3288893 B2 JP 3288893B2 JP 10699295 A JP10699295 A JP 10699295A JP 10699295 A JP10699295 A JP 10699295A JP 3288893 B2 JP3288893 B2 JP 3288893B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】左右側板と妻板と堰状の天端成形
部材で囲まれた底面上にコンクリートを打設した後、前
記妻板と両側板と上蓋部で囲まれた空間内にコンクリー
トを打設して擁壁ブロックを製造する型枠であって、通
常の擁壁ブロック、前壁部に紋様を形成した擁壁ブロッ
ク、または、前壁部に天然石またはタイル等を貼付けた
擁壁ブロックを効率よく製造する擁壁ブロック製造用型
に関する。
【0002】
【従来技術】順不同ではあるが、図6を参照して擁壁ブ
ロックを説明し、図7を参照して従来技術の擁壁ブロッ
ク製造用型枠を説明する。
【0003】図6に示すのは、従来型枠及び本発明の型
枠で造られるL型の擁壁ブロックの斜視図で、一部の大
型の擁壁ブロック・前面に天然石またはタイル等を貼付
けたもの等は、前壁部Wを水平にして矢符w方向から打
設した後、底面部Tの上面矢符t方向から打設する平打
ちと称される方法で造られている、図6(a)は前面部
に無紋様のもの、図6(b)は、型枠の底面部上に予め
成形した例えば樹脂型等の雌型を載置して前面部に各種
紋様を形成したもの、図6(C)は型枠の底面部2上に
天然石・タイル等を配設し、天然石またはタイル等の目
地部に砂を充填するか、溶融した工業用寒天・ワックス
等の結合材を充填し、該結合材の固化後上部から前記妻
板と両側板の直立部と上蓋で囲まれた空間内にコンクリ
ートを打設して鏝均し後、底版部Tの上部空間tからコ
ンクリートを打設して造られている。
【0004】図7は、従来技術の擁壁ブロック製造用型
枠(以下型枠Kと称す)の斜視図で、台枠1上に前壁部
Wを形成する底面部2を展着し、台枠後部に製品底面を
形成する妻板を固着して立設し、台枠側面に略逆L形
の左右側板4,4を開閉自在に蝶着し、該左右側板4,
4の直立部4a,4a間に上蓋部5を着脱自在に設け、
前端部に堰状の天端成形部材6を開閉自在に設けて構成
している。
【0005】従来の型枠Kでは、打設時(型枠組付時)
には、先ず、底面部2先端の天端成形部材6を起こした
後、左右側板4,4を起こして妻板3に締付けた後、底
面部2上にコンクリートを打設して鏝均しをした後(前
壁部Wを造る)、取り外していた上蓋部5をクレーン・
フォークリフト等で運搬して、左右側板4,4の直立部
4a前面に固定した後、上蓋部5と妻板3間の空間
らコンクリートを打設している。なお、天端高さの異な
る場合は図示しない仕切り板を入れることで対応してい
る。
【0006】また、脱型時(型枠から製品を取出す時)
には、上蓋部5固着用の多数ある締付金具CLを開放し
クレーン・フオークリフト等で所定場所まで運搬し、左
右側板4,4を開いた後擁壁ブロックLBを吊り上げて
脱型している。
【0007】従来技術の型枠Kは、上蓋部5の着脱工程
が煩雑で多数の作業員と型枠組付・型枠開き工程に夫々
約20分間を要し、上蓋部5の運搬機と運搬通路及び置
き場の確保、作業の安全性の問題等上蓋部5の着脱に係
わる多くの欠点があり、製造工程の省力化と時間短縮が
計れる、平打ち式の擁壁ブロック製造用型枠が要望され
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の欠点を排除
し、上蓋部を左右側板の直立部40a,41a前面に観
音開き可能に枢着し、上蓋部の開閉に伴う重心移動を利
用し、左右側板の開閉作業を容易にして、擁壁ブロック
の脱型・打設工程の省力化と時間短縮が計れる擁壁ブロ
ック製造用型枠を提供すること。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し省力化
と時間短縮を計るため、請求項1では、台枠10上に前
壁部を形成する底面部20を展着し、台枠10後部に製
品底面を形成する妻板30を固着して立設し、台枠10
両側面に略逆L形の左右側板40,41を開閉自在に蝶
着した擁壁ブロック製造用型枠において、前記左右側板
40,41の直立部40a,41a外側に2分割した左
右の上蓋部50,51を擺動可能に枢着し、左右の該上
蓋部50,51の当接面50a,51a間を繋着可能に
設けた、ことを特徴とする擁壁ブロック製造用型枠を構
成している。
【0010】また、請求項2では、型枠の適用範囲を広
げるため、前記底面部20の前端部に堰状の天端成形部
材60を摺動自在に設け、該天端成形部材60両端部を
左右側板40,41上面の任意箇所に繋着可能に設け
た、ことを特徴とする請求項1記載の擁壁ブロック製造
用型枠を構成している。
【0011】また、請求項3では、作業の安全性と軽作
業化を計るため、前記左右側板40,41と台枠10間
に、該左右側板40,41を内側へ付勢するスプリング
46を設けた、ことを特徴とする請求項1または2何れ
か1項記載の擁壁ブロック製造用型枠を構成している。
【0012】更に、請求項4では、従来型枠では多数必
要とした締付金具CL数を半減して各工程の省力化と時
間短縮を計るため、回動頭部111を左右何れかの先端
部に設けた螺杆110の左右端部に夫々逆位相の螺刻部
110L,110Rを設け、両螺刻部110L,110
Rに制限杆130を螺軸と平行して締付面側に突設した
横長の締付ナット120L,120Rを夫々螺嵌し、螺
杆110を前記妻板30の背面側の挿通孔33に回動自
在に支承し、該挿通孔の同心円上に前記制限杆130が
挿入して滑動可能な90゜円弧状の制限溝35を設け、
左右側板開き時に前記締付ナット120L,120Rが
潜り抜け可能な横長の締付孔45を、前記直立部40
a,41aの略中間高さに穿設した締付機構100を設
けた、ことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載
の擁壁ブロック製造用型枠を構成している。
【0013】
【作用】図1乃至図5を参照し本発明の作用を説明す
る。型枠組付時(打設時)に左右に開いていた上蓋部5
0,51を中央部方向に閉じれば、該上蓋部50,51
の移動により、外側へ傾斜して開いていた側板の重心G
が内側に移動すると共に、妻板30背面に設けた両側板
40,41を内側へ付勢するスプリング46の助勢によ
り、余分な労力を要せずに自然に閉じ始め、前記上蓋部
の当接面50a,51aが当接直前まで接近すると共
に、妻板30背面に支承した螺杆110の水平位置にあ
る締付ナット120L,120Rが左右側板40,41
の締付孔45を潜り抜ける、ここで、前記螺杆110の
回動頭部を所定方向へ回転すれば、水平状態の左右の締
付ナット120L,120Rは直立し、螺杆の回転が進
行すれば締付孔の上下を堅固に締付け、天端成形部材6
0を所要位置(締付位置の選択により数種類の壁高さに
対応可能)にセットし,左右側板40,41の両前部4
2a,43a間と前記上蓋部の当接面50a,51a間
を締付ければ型枠の組付が約3分間で完了し、直ちに打
設可能となる。
【0014】また、型枠開き時(脱型時)には、左右側
板40,41の前部の締付と左右の上蓋部50,51の
締付等を開放し、前記螺杆110の回動頭部111を逆
転すれば、締付ナット120L,120Rは締付孔45
上下の締付けを緩めると共に水平方向へ回転し、該締付
孔45を潜り抜け可能となる、ここで、左右上蓋部5
0,51を開けば該上蓋部50,51の外方への移動に
より該上蓋部50,51を蝶着した左右側板40,41
の重心Gが外方へ大きく偏移して、前記スプリング46
の内方への付勢に打ち勝って両側板を容易に開くことが
でき、型枠開き工程が約3分間で完了し、直ちに脱型可
能となる。
【0015】以上の作用により、通常のL型擁壁ブロッ
クまたは、前壁部に天然石・タイル等を貼付けた擁壁ブ
ロックを効率よく製造でき、重量のある上蓋部の着脱が
不要なため、製造工程の省力化と時間短縮が計れる。
【0016】
【実施例】図1乃至図6は、本発明の請求項1乃至4に
係る実施例を示す図で、図1は、本発明の概略構成を示
す組付状態の斜視図、図2は、本発明型枠の上蓋部開き
時を示す部分斜視図、図3は、本発明の上蓋部と両側板
の動作説明図、図4は、本発明の請求項3に係る実施例
の要部説明図、図5は、本発明の請求項4に係る締付機
構を示す斜視図、図6は、擁壁ブロックの斜視図、図7
は、従来技術の擁壁ブロック製造用型枠の説明図であ
る。
【0017】図1乃至図6を参照し、各実施例を説明す
る、図1は組付状態を示す図で、台枠10上に前壁部W
を形成する底面部20を展着し、台枠10後部に製品の
底版底面を形成する直立または略直立の剛性の高い妻板
30を立設し、台枠10両側面に略逆L形の左右側板4
0,41を起倒して開閉自在に蝶着し、前記左右側板4
0,41の直立部40a,41a外側に2分割した左右
の上蓋部50,51を観音開き状に開閉可能に枢着し、
左右の該上蓋部50,51の当接面50a,51a間を
既知の締付金具CLで繋着可能に設け、前記底面部20
の前端部に堰状の天端成形部材60を摺動自在(擁壁ブ
ロックの高さ変更に対処するため)に設け、該天端成形
部材60両端部を左右側板40,41上面の任意箇所に
既知の締付金具CLと係止金具hで繋着可能に設け構成
している。
【0018】また、前記天端成形部材60の両端部60
b下面には各サイズの擁壁高さに対応する位置決めピン
pを設け、左右側板40,41の前部近傍の対応位置に
位置決め孔phを穿設し、既知の締付金具で繋着可能に
構成している。
【0019】図2は、左右の上蓋部50,51開き時を
示す部分斜視図で、左側板40側と天端成形部材60等
は省略している。図3は左右の上蓋部50,51と両側
板40,41の動作説明図である。 以下両図により本
発明の構成及び動作を説明する。
【0020】型枠開き時に、後述する締付機構100を
緩めた後、図2に二点鎖線で示す左右の上蓋部50,5
1の締付金具CLを開放して夫々を矢符a方向へ開け
ば、該上蓋部(50),51の重量移動により、直立し
ている左右側板(40),41の垂直方向の重心が該側
板の外側へ大きく移動するよう構成し、左右上蓋部5
0,51の側板への当接面55(傾斜部から水平部に至
る)が型枠閉じ時に密着し、型枠開き時に非接触状態を
保持するよう軸支部の取付け角度を設定(僅かに後傾し
てもよい)すると共に、封着のため既知の締付金具CL
を当接面55近傍に設けている。なお、図中hは該締付
金具の係止金具、phは前記天端成形部材60の位置決
め孔、妻板30に突設したppは左右側板40,41の
位置決め孔に対応する位置決めピンである。
【0021】図3は、本発明の上蓋部と両側板の動作説
明図で、要部以外は省略している。図3(a)に示す型
枠閉じ時に、図示しない締付金具CLを開放し後述する
締付機構100を緩めて、閉じていた上蓋部50,51
を矢符a方向へ開けば上蓋部50,51は僅かに後傾し
て軸着されているため、少し上昇しながら前方ヘ開き始
め、密着していた当接面55は側板との接触を避けて開
いていく。
【0022】図3(b)に示す全開した時点では、上蓋
部50,51は夫々左右側板40,41の外側へ移動
し、左右側板40,41は左右の上蓋部50,51を支
持したまま重心Gの移動により外側へ矢符bのように傾
斜し図示の状態になる。この時緩められている締付機構
100両端の締付ナット120L,120Rは側板4
0,41に設けた締付孔45を潜り抜ける。
【0023】図4に示すのは、請求項3に係る実施例の
要部説明図で、重量物である上蓋部50,51の全開時
に左右側板40,41の外側への重心移動が過大になり
操作の円滑を欠くのを防止すると共に、上蓋部50,5
1閉じの場合に該上蓋部50,51を閉じ方向へ押圧す
れば、押圧の進行に伴い両側板40,41が軽く容易に
直立するよう、前記左右側板40,41と台枠10間
に、該左右側板40,41を内側へ付勢するスプリング
46を設け構成している。型枠閉じ時の労力を軽減でき
大型型枠の場合に特に有用である。
【0024】図5は、請求項4に係る締付機構の説明図
で、要部以外は省略し台枠10上に立設した妻板30背
面に設けた締付機構100を示している。締付機構10
0は、回動頭部111を左右何れかの先端部に設けた螺
杆110の左右端部に夫々逆位相の螺刻部110L(左
螺子),110R(右螺子)を設け、両螺刻部110
L,110Rに制限杆130を螺軸と平行して締付面側
に突設した横長の締付ナット120L,120Rを夫々
螺嵌し、螺杆110を前記妻板30の背面側の挿通孔3
3に回動自在に支承し、該挿通孔の同心円上に前記制限
杆130が滑動して揺動可能な90゜円弧状の制限溝3
5を設け、左右側板40,41開き時に前記締付ナット
120L,120Rが潜り抜け可能な横長の締付孔45
を前記直立部の略中間高さに穿設した締付機構100を
設け構成している。
【0025】以上のように締付機構100を構成すれ
ば、型枠閉じ時に左右の上蓋部50,51を閉じれば、
左右側板40,41は重心移動により自動的に内側へ閉
じ、水平状態の締付ナット120L,120Rは夫々の
締付孔45を潜り抜けて左右側板40,41は妻板30
側面に当接して停止する、ここで、螺杆110の右端部
に設けた回動頭部111を右回転すれば、締付ナット1
20Lと120Rの制限杆130(常時制限溝35内に
入っている)は制限溝35内を摺動しながら右に回転し
始め、該締付ナット120L,120Rは90°回転し
て直立して停止し、回動頭部111を更に右回転すれば
前記締付孔45の上下部に当接して締付けが進行し、型
枠全体の組付精度の基本である左右側板40,41を、
コンクリート締固め時の強力な振動に耐えるよう堅固に
緊合することができる。
【0026】型枠開き時に、螺杆110の回動頭部11
1を左回転すれば、螺杆110の回転に従い締付ナット
120L,120Rは締付けを緩めながら当接部分が離
れ、以後締付ナット120L,120Rは螺杆の回転
進行すれば左回転して水平になり、締付孔45を潜り抜
け可能となり、左右側板40,41を開くことができ
る。電動工具等を使用すれば型枠締付と型枠緩めが数秒
間で完了する。
【0027】また、擁壁ブロックの前壁高さ変更に対応
する底版長さを可変に構成するため、左右側板40,4
1の直立部高さを予め高く設定しておき、妻板30と上
蓋部50,51の上部に1段または2段の嵩上げ部分を
蝶着または着脱可能に設け、型枠の適用範囲(各種サイ
ズの底版長さに対応)を広げることもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明の擁壁ブロック製造用型枠は、型
枠組付時(打設時)上蓋部50,51を閉じれば、該上
蓋部50,51の移動により、外側へ傾斜して開いてい
た側板の重心が内側に移動すると共に、妻板30背面に
設けた両側板40,41を内側へ付勢するスプリング4
6により、余分な労力を要せずに自然に閉じ始め、前記
上蓋部の当接面50a,51aが当接直前まで接近し、
締付機構100の締付ナット120L,120Rが左右
側板40,41の締付孔45を潜り抜け、螺杆110の
回動頭部を所定方向へ回転すれば、水平状態の左右の締
付手段ナット120L,120Rは直立し、螺杆の回転
が進行すれば締付孔の上下を堅固に締付け、天端成形部
材60を所要位置にセットし,左右側板40,41の両
前部40a,41a間と前記上蓋部の当接面50a,5
1a間を締付ければ型枠の組付が約3分間で完了し、直
ちに打設可能となる。
【0029】 また、型枠開き時(脱型時)に、左右側板
40,41の前部の締付と左右の上蓋部50,51の締
付等を開放し、締付機構100の回動頭部111を逆転
すれば、締付ナット120L,120Rは締付孔45上
下の締付けを緩めると共に水平方向へ回転し、該締付孔
45を潜り抜け可能となる、ここで、左右上蓋部50,
51を開けば該上蓋部50,51の外方への移動により
該上蓋部を蝶着した左右側板40,41の重心が外方へ
偏移して、前記スプリング46の内方への付勢に打ち勝
って左右側板40,41を容易に開くことができ、型枠
開き工程が約3分間で完了し、直ちに脱型可能となる。
上蓋部50,51の煩雑な着脱作業がないため、該上蓋
部の運搬機と運搬通路及び置き場等は不要になり、製造
時間短縮と作業の安全性の向上と省力化が計れる等大き
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の概略構成を示す組付状態の斜視
図。
【図2】は、本発明の上蓋部開き時を示す部分斜視図。
【図3】は、本発明の上蓋部と両側板の動作説明図。
【図4】は、本発明の請求項3に係る実施例の要部説明
図。
【図5】は、本発明の請求項4に係る締付機構を示す斜
視図。
【図6】は、擁壁ブロックの斜視図。
【図7】は、従来技術の擁壁ブロック製造用型枠の説明
図である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台枠10上に前壁部を形成する底面部2
    0を展着し、台枠10後部に製品底面を形成する妻板3
    0を固着して立設し、台枠10両側面に略逆L形の左右
    側板40,41を開閉自在に蝶着した擁壁ブロック製造
    用型枠において、前記左右側板40,41の直立部40
    a,41a外側に2分割した左右の上蓋部50,51を
    擺動可能に枢着し、左右の該上蓋部50,51の当接面
    50a,51a間を繋着可能に設けた、ことを特徴とす
    る擁壁ブロック製造用型枠。
  2. 【請求項2】 前記底面部20の前端部に堰状の天端成
    形部材60を摺動自在に設け、該天端成形部材60両端
    部を左右側板40,41上面の任意箇所に繋着可能に設
    けた、ことを特徴とする請求項1記載の擁壁ブロック製
    造用型枠。
  3. 【請求項3】 前記左右側板40,41と台枠10間
    に、該左右側板40,41を内側へ付勢するスプリング
    46を設けた、ことを特徴とする請求項1または2何れ
    か1項記載の擁壁ブロック製造用型枠。
  4. 【請求項4】 回動頭部111を左右何れかの先端部に
    設けた螺杆110の左右端部に夫々逆位相の螺刻部11
    0L,110Rを設け、両螺刻部110L,110Rに
    制限杆130を螺軸と平行して締付面側に突設した横長
    の締付ナット120L,120Rを夫々螺嵌し、螺杆1
    10を前記妻板30の背面側の挿通孔33に回動自在に
    支承し、該挿通孔の同心円上に前記制限杆130が挿入
    して滑動可能な90゜円弧状の制限溝35を設け、左右
    側板開き時に前記締付ナット120L,120Rが潜り
    抜け可能な横長の締付孔45を、前記直立部40a,4
    1aの略中間高さに穿設した締付機構100を設けた、
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の擁壁
    ブロック製造用型枠。
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