JPH0967287A - ビスフェノールfの製造方法 - Google Patents

ビスフェノールfの製造方法

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JPH0967287A
JPH0967287A JP7221679A JP22167995A JPH0967287A JP H0967287 A JPH0967287 A JP H0967287A JP 7221679 A JP7221679 A JP 7221679A JP 22167995 A JP22167995 A JP 22167995A JP H0967287 A JPH0967287 A JP H0967287A
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phenol
reaction
formaldehyde
catalyst
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JP7221679A
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Mariko Okihama
真理子 沖浜
Yuuji Kunitake
優璽 国武
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性に優れ、かつ、生成BPFの純度を著
しく向上させる。 【解決手段】 フェノールとリン酸水溶液の液/液不均
一系の混合液にホルマリンを連続的乃至断続的に滴下す
る。水の総使用量が、リン酸系触媒1モルに対し3〜1
0モルとなる範囲。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビスフェノールF
の製造方法に関し、得られるビスフェノールFは低粘度
エポキシ樹脂原料として有用である。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビスフェノールFとして知ら
れるビスヒドロキシフェニルメタン(以下、「BPF」
と略記する。)は、酸性触媒、例えば蓚酸を触媒として
フェノールとホルマリンとを均一系にて反応させて製造
されるのが一般的である。この場合、生成したBPFは
さらにモルムアルデヒドが付加し、引き続きフェノール
と反応し、高分子量物が形成されてくる。この高分子量
物が多くなるとそれを用いたエポキシ樹脂は高粘度とな
り、BPFエポキシの持つ低粘度性が損なわれてしまう
ため、BPF製造では高分子量物の生成を抑制する必要
がある。
【0003】現在用いられている純度90〜94%のB
PFは、前記の蓚酸触媒による均一反応系では、フェノ
ール/ホルムアルデヒドのモル比を理論モル比の15倍
以上であるモル比30以上にしなければならない。この
ため、反応終了後に過剰のフェノールを蒸留回収する際
に長時間要し、また、釜生産性が10%以下と非常に低
い。
【0004】この為、例えば特公平3−72049号公
報には、85%の高濃度リン酸を多量に用いて、フェノ
ール/ホルムアルデヒドのモル比を5程度で、反応温度
を45℃で行い純度88%のBPFを得るビス(ヒドロ
キシフェニル)メタン類の製造法が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特公平3
−72049号公報記載の方法では、フェノール/ホル
ムアルデヒドのモル比を比較的低い範囲で行なうことが
でき、釜生産性を高めることができるものの、高濃度リ
ン酸水溶液を用い反応をスラリー状で行なう為に、均一
攪拌が困難となり、純度の高いBPFを得ようとしても
90%未満にしかならず、90%を越える高純度品を得
る為には、更に蒸留工程を要するという煩わしさを有し
ていた。また、95%以上の高純度品を得る為には、従
来何れの方法においても、釜生産性を犠牲にしてフェノ
ール/ホルムアルデヒドのモル比を高く設定したとして
も、反応によって目的とする純度のものは得られず、や
はり、更に蒸留工程を要するという課題を有していた。
【0006】本発明は、優れた釜生産性と有する上に、
更に生成するBPFの純度を著しく向上でき、また、フ
ェノール/ホルムアルデヒドのモル比を調製することに
よって、95%以上の高純度品も更なる蒸留工程を要す
ることなく製造することが可能なBPFの製造方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明者等は、上記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、リン酸型触媒を使用
してBPFを製造する際に、使用する水の全量を特定範
囲にすることにより上記課題を解決できることを見いだ
し本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明はフェノールとホルムアルデ
ヒドとをリン酸系触媒存在下に反応させるビスフェノー
ルFの製造方法において、反応系内が有機相及び水相の
2相に分離しており、かつ、水の使用割合がリン酸系触
媒1モルに対し3〜10モルとなる範囲であることを特
徴とするビスフェノールFの製造方法に関する。
【0009】本発明においては、水の使用割合がリン酸
系触媒1モルに対して3〜10モルとなる範囲である
が、ここで水の使用割合とは、リン酸系触媒水溶液、ホ
ルマリン、フェノール中の水の総量に基づく割合であ
り、縮合反応により生成する水は含まない。3モル未満
では、反応系中のリン酸濃度が高すぎ、反応系がスラリ
ー状化し、均一な反応が困難となる。その結果、BPF
純度が所定の値に達しにくくなる。一方、10モル以上
では、リン酸濃度が低くなり、得られるBPF純度が低
くなる。特に触媒活性、そして有機相と水相との円滑な
攪拌混合が可能な点からリン酸系触媒1モルに対して水
が3.5〜6モルとなる範囲が好ましい。
【0010】本発明の製造方法を具体的に詳述すれば、
まず、反応容器内にフェノールを主成分とするフェノー
ル溶液相とリン酸水溶液相とを共存させ、攪拌下にホル
ムアルデヒドを連続的乃至断続的に添加して反応を行う
方法が挙げられる。
【0011】ここで水相を構成するリン酸系触媒の濃度
は50〜80重量%の水溶液であることが好ましい。本
発明においてはリン酸系触媒水溶液の濃度を当該範囲に
することにより、反応終了後において回収されたリン酸
系触媒水溶液をそのままリサイクルして再度反応触媒と
して使用することが可能となる。
【0012】即ち、前記した特公平3−72049号公
報記載の85%の高濃度リン酸を多量に用いスラリー状
態で反応を行なう方法においては、反応後多量のリン酸
水溶液層を回収使用する際、リン酸濃度が大幅に低下す
るため、濃縮工程をへてリン酸濃度を上げて再度使用す
ることになる。70%程度に濃度が低下したリン酸を8
5%程度に濃縮することは工業的には非常に困難であ
る。それに比べ、本発明の方法において、リン酸系触媒
水溶液の濃度を上記範囲にした場合には、反応終了後に
おける濃度も殆ど変化することなく、再度反応触媒とし
てそのまま利用できる。また、濃度50%以上において
は、触媒としての活性が良好で反応速度的に好ましく、
又、有機相、水相の分配効率が良好で、反応生成水を良
好に有機相へ分配させることができる。一方、濃度80
%以下では有機相と水相との液/液不均一な状態を安定
的に形成する他、やはり分配効率の点から反応生成水を
良好に有機相へ分配させることができる。
【0013】本発明によるリン酸系触媒の使用量は特に
制限されるものではないが、いずれの濃度のリン酸系触
媒水溶液を使用しても、有機相と水相との分配が安定し
ており、また、触媒活性が良好となる点から、フェノー
ル1モルに対し0.2〜0.8モルであること、特に
0.25〜4モルであることが好ましい。
【0014】ここで用いるリン酸系触媒としては特に特
定されるものではないが、例えば、リン酸、リン酸エス
テル類、ホスフィン酸、ホスホン酸、トリポリリン酸等
が挙げられるが、なかでも触媒活性が著しく良好である
点からリン酸が好ましい。
【0015】反応容器にフェノール溶液とリン酸水溶液
とを導入した後は、液/液不均一系において攪拌混合し
ながら、ホルムアルデヒドを添加することが好ましい
が、添加方法は、特に制限されず、連続的に添加しても
断続的に添加しても同等の効果が得られる。具体的な添
加速度としては、添加により発熱を生じる為に発熱が5
℃以内となる様に添加割合を調製することが好ましい。
【0016】また、ホルムアルデヒドは、所謂ホルマリ
ン水溶液として使用してもよいし、固体状のパラホルム
アルデヒドとして使用してもよいが、目的とするBPF
の純度の点からホルマリン水溶液として使用することが
好ましい。
【0017】また、ホルムアルデヒドの使用量は特に制
限されるものではなく、前述した通り、本発明では如何
なる割合であっても従来法に比べ極めて純度の高いBP
Fが得られ、目的に応じて適正な比率を設定し得るが、
例えば、フェノール/ホルムアルデヒドのモル比で6〜
50であることが好ましい。即ち、モル比6以上で、純
度90%以上のBPFを容易に得ることができ、モル比
50以下においては、純度95%以上の高純度BPFを
効率的に得ることができる。
【0018】上記モル比範囲の中でも特にモル比6〜2
0では、反応終了後の未反応フェノールを蒸留回収する
工程が短時間で済み、生産効率が著しく向上し、また、
モル比40〜50では、BPFの純度は98%以上とな
り好ましい。特に後者の場合、実用上極めて有利な方法
となる。即ち、既述の通り、従来法においてはフェノー
ル/ホルムアルデヒドのモル比を最大限に高めても92
%程度にしかならず、更に純度95%以上の高純度BP
Fを得るには、純度92%以下のBPFを蒸留して製造
するしかなかったが、この方法ではBPFの製造工程と
該工程によってBPFの蒸留の2工程を要するのみでな
く、又、蒸留には圧力5mmHg以下の高真空を維持で
きる蒸留器を要し、さらに釜温度を250℃という極め
て高温な条件に設定する必要がある。そのため設備及び
運転に非常にコストがかかる他、工程の煩雑さ並びに生
産性の低下を招来することとなるが、本発明の方法にお
いてフェノール/ホルムアルデヒドのモル比を40〜5
0とした場合、純度95%以上のBPFを、生成BPF
の蒸留工程を要することなく製造することが可能とな
る。
【0019】本発明における反応温度は、特に制限され
るものではないが、50〜85℃であることが好まし
い。即ち、50℃以上では反応速度が速く、ホルムアル
デヒド添加終了後、直ちに反応が完結する。85℃以下
では、リン酸系触媒の反応釜への耐腐食性が良好とな
る。具体的には、高価な特殊な材質のものを使用するま
でもなく、工業的に汎用的な反応釜材質であるSUS3
04、304L、306、306L等を使用することが
できる。
【0020】反応終了後の液は、静置することにより、
有機層と水層に迅速に2層分離する。2層を分液した後
の水相は、前記の通りリン酸系触媒の水溶液であるが、
その濃度は50〜80重量%である場合には、そのまま
の状態で再度反応触媒として使用できる。
【0021】また、2層を分離した後の有機層は、中和
処理後、未反応フェノールを蒸留により留去して目的と
するBPFを得ることができる。中和剤としては、炭酸
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸
化カリウム等が挙げられる。これらの中でも中和が迅速
に進行し、単時間で行なうことができる点から水酸化ナ
トリウムが好ましい。
【0022】中和処理後、行われる未反応フェノールの
有機層の蒸留は特にその条件が特定されるものではない
が、例えば、30〜100mTorrで120〜160℃の
条件下で行なうことができる。また、蒸留時間は特に制
限されるものではないが、フェノール/ホルムアルデヒ
ドのモル比6〜20の場合は、同モル比を40〜50の
場合に比べ、1/2乃至1/3の時間で済む。
【0023】また、記述の通り使用するリン酸系触媒水
溶液として、濃度50〜80重量%のものを用いる場合
は、水層のリン酸系水溶液濃度は反応前と差が無いた
め、特に水層濃縮などの工程を必要とせず、そのまま再
度触媒としての利用が可能である。
【0024】
【実施例】次に、実施例により本発明を更に詳述する
が、本発明は実施例によりなんら制限されるものではな
い。
【0025】実施例1 4つ口フラスコにコンデンサー、攪拌器、温度計を備え
フェノール260gに65%リン酸水溶液130gを加
え、65℃に調節する。これを攪拌して不均一系を保ち
ながら41.5%ホルマリン20.3gを3時間かけて
添加する。添加終了後、ホルマリン未検出を確認して水
層と有機層に分離する。分液後の水層リン酸濃度は6
5.0%であった。
【0026】有機層に水酸化ナトリウムを添加して中和
を行い、次に濾過を行う。その後減圧下でフェノール回
収を行い、必要に応じて水蒸気蒸留にて残留のフェノー
ルを分離し、ゲルパーミエションクロマトグラフ分析で
純度94.2%のビスフェノールFを得た。
【0027】結果を表1に示す。
【0028】実施例2 実施例1で分離した水層をそのままリン酸水溶液として
使用する以外は、実施例1と同様にして行なった。分液
後の水層リン酸濃度は65%で、最終的に純度94.6
%のビスフェノールFを得た。
【0029】結果を表1に示す。
【0030】実施例3 リン酸水溶液濃度を55%、41.5%ホルマリン使用
量を33.3gに変更して実施する以外は実施例1と同
様に行った。分液後の水層リン酸濃度は55%で、最終
的に純度91.2%のビスフェノールFを得た。
【0031】結果を表1に示す。
【0032】実施例4 リン酸水溶液濃度を50%、41.5%ホルマリン使用
量を5gに変更して実施する以外は実施例1と同様に行
った。分液後の水層リン酸濃度は51%で最終的に純度
98%のビスフェノールFを得た。
【0033】結果を表1に示す。
【0034】実施例5 リン酸水溶液濃度を60%、41.5%ホルマリン使用
量を5gに変更して実施する以外は実施例1と同様に行
った。分液後の水層リン酸濃度は60%で、最終的に純
度98.5%のビスフェノールFを得た。
【0035】結果を表1に示す。
【0036】比較例1 4つ口フラスコにコンデンサー、攪拌器、温度計を備え
フェノール260gに85%リン酸水溶液130gを加
え、45℃に調節する。これを攪拌しながら41.5%
ホルマリン20.3gを3時間かけて添加する。添加終
了後、さらに反応を6時間行いホルマリン未検出を確認
した。反応中の系はスラリーであった。その後水層と有
機層に分液したが、分液後の水層リン酸水溶液濃度は7
0%に低下していた。
【0037】有機層に水酸化ナトリウムを添加して中和
を行い、次に濾過を行う。その後減圧下でフェノール回
収を行い、必要に応じて水蒸気蒸留にて残留のフェノー
ルを分離し、純度88.8%のビスフェノールFを得
た。
【0038】結果を表2に示す。
【0039】比較例2 41.5%ホルマリン使用量を5g、ホルマリン添加後
反応時間を1時間に変更して実施する以外は比較例1と
同様に行った。反応中の系はスラリー状であった。分液
後の水層リン酸濃度は73%で、最終的に純度89.6
%のビスフェノールFを得た。
【0040】結果を表2に示す。
【0041】比較例3 リン酸水溶液濃度を40%に変更して実施する以外は比
較例1と同様に行った。反応中の液は均一攪拌状態であ
った。分液後の水層リン酸濃度は45%で最終的に純度
84.2%のビスフェノールFを得た。
【0042】結果を表2に示す。
【0043】比較例4 リン酸水溶液濃度を30%、ホルマリン添加時間を10
時間に変更して実施する以外は比較例1と同様に行っ
た。反応の液は均一攪拌状態であった。分液後の水層リ
ン酸濃度は27%で、最終的に純度82.1%のビスフ
ェノールFを得た。
【0044】結果を表2に示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、優れた釜生産性と有す
る上に、更に生成するBPFの純度を著しく向上でき、
また、フェノール/ホルムアルデヒドのモル比を調製す
ることによって、95%以上の高純度品も更なる蒸留工
程を要することなく製造することが可能なBPFの製造
方法を提供することができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノールとホルムアルデヒドとをリン
    酸系触媒存在下に反応させるビスフェノールFの製造方
    法において、反応系内が有機相及び水相の2相に分離し
    ており、かつ、水の使用割合がリン酸系触媒1モルに対
    し3〜10モルとなる範囲であることを特徴とするビス
    フェノールFの製造方法。
  2. 【請求項2】 反応温度が50〜85℃である請求項1
    記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 フェノールとホルムアルデヒドの使用割
    合がフェノール/ホルムアルデヒドのモル比で6〜50
    である請求項1または2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 リン酸系触媒を50〜80重量%の水溶
    液として用いる請求項1,2または3記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 リン酸系触媒が、リン酸である請求項
    1、2、3または4記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 リン酸の使用割合が、フェノール1モル
    に対して0.2〜0.8モルとなる割合である請求項5
    記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 フェノールを含む有機相とリン酸系触媒
    を含む水相とを攪拌混合しながら、ホルマリン水溶液を
    連続的ないし断続的に滴下する請求項1〜6のいずれか
    1つに記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 反応終了後、水相を分離し、これを再度
    フェノールとホルマリンとの反応触媒として使用する請
    求項1〜7のいずれか1つに記載の製造方法。
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