JPH0967043A - 搬送機構制御装置 - Google Patents

搬送機構制御装置

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Publication number
JPH0967043A
JPH0967043A JP7223821A JP22382195A JPH0967043A JP H0967043 A JPH0967043 A JP H0967043A JP 7223821 A JP7223821 A JP 7223821A JP 22382195 A JP22382195 A JP 22382195A JP H0967043 A JPH0967043 A JP H0967043A
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JP
Japan
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driving force
sheet
driving
speed value
drive
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7223821A
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English (en)
Inventor
Hisaaki Kono
久明 河野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0967043A publication Critical patent/JPH0967043A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】転写ぶれまたは転写抜けなどを防止するために
搬送速度を自動調整する搬送機構制御装置を提供するこ
と。 【解決手段】第1の駆動源(74)と;第1の駆動源に
よって駆動される第1の駆動手段(51)と;第1の駆
動源の駆動速度値を検出する第1の速度検出手段(9
0、152)と;第2の駆動源(72)と;第2の駆動
源によって駆動される第2の駆動手段(12、110)
と;第2の駆動源の駆動速度値を検出する第2の速度検
出手段(92、152)と;第1および第2の駆動源の
駆動速度値を所定の駆動速度値にするための第1および
第2の基準データを記憶する記憶手段と(158);検
出された第1および第2の駆動源の駆動速度値を基に第
1および第2の基準データを調整する調整手段(15
2)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のモータで
駆動される搬送ローラにより用紙などを搬送する搬送機
構を制御する搬送機構制御装置に関する。特に、このよ
うな搬送機構を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えば、電子写真方式の
複写機では、画像が形成される用紙を複数の用紙搬送用
モータで駆動される搬送ローラにより搬送するものがあ
る。複写機では、感光体ドラム上に形成された原稿画像
に対応した静電潜像が、搬送される用紙に転写され画像
が形成される。つまり、用紙を搬送する速度が一定に保
たれていないと、原稿画像の長さとこの原稿画像が形成
された画像の長さとが一致しなくなり、転写ぶれまたは
転写抜けなどが生じることがある。
【0003】そこで、複写機の組み立て時(出荷時)
に、原稿画像の長さとこの原稿画像が形成された画像の
長さとが一致するように用紙搬送用モータのスピード値
を調整し、メモリ内にこの調整されたスピード値を記憶
させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
調整された複写機でも、部品の経時変化または周囲の環
境変化(特に温度変化)などにより、用紙搬送スピード
が変化することがある。その結果、転写ぶれまたは転写
抜けなどが生じることがある。この発明の目的は、転写
ぶれまたは転写抜けなどを防止するために搬送速度を自
動調整する搬送機構制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の駆動機構制御
装置は、駆動力を発生する第1の駆動力発生手段と;前
記第1の駆動力発生手段から発生される駆動力によって
駆動される第1の駆動手段と;前記第1の駆動力発生手
段から発生される駆動速度値を検出する第1の速度検出
手段と;駆動力を発生する第2の駆動力発生手段と;前
記第2の駆動力発生手段から発生される駆動力によって
駆動される第2の駆動手段と;前記第2の駆動力発生手
段から発生される駆動速度値を検出する第2の速度検出
手段と;前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を所定
の駆動速度値にするための第1の基準データ、および前
記第2の駆動力発生手段の駆動速度値を所定の駆動速度
値にするための第2の基準データを記憶する記憶手段
と;前記検出された第1および第2の駆動力発生手段の
駆動速度値を基に前記第1および第2の基準データを自
動的に調整する調整手段とを備えている。
【0006】この発明の搬送機構制御装置は、駆動力を
発生する第1の駆動力発生手段と;前記第1の駆動力発
生手段から発生される駆動力によって駆動され用紙を搬
送する第1の搬送手段と;前記第1の駆動力発生手段か
ら発生される駆動速度値を検出する第1の速度検出手段
と;駆動力を発生する第2の駆動力発生手段と;前記第
2の駆動力発生手段から発生される駆動力によって駆動
され、前記第1の搬送手段にて搬送される用紙を搬送す
る第2の搬送手段と;前記第2の駆動力発生手段から発
生される駆動速度値を検出する第2の速度検出手段と;
前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を所定の駆動速
度値にするための第1の基準データ、および前記第2の
駆動力発生手段の駆動速度値を所定の駆動速度値にする
ための第2の基準データを記憶する記憶手段と;前記検
出された第1および第2の駆動力発生手段の駆動速度値
を基に、前記第1および第2の搬送手段による用紙搬送
速度値が等しくなるような駆動速度値になるように前記
第1および第2の基準データを自動的に調整する調整手
段とを備えている。
【0007】この発明の搬送機構制御装置は、駆動力を
発生する第1の駆動力発生手段と;前記第1の駆動力発
生手段から発生される駆動力によって駆動され用紙を搬
送する第1の搬送手段と;前記第1の搬送手段による用
紙搬送速度値を検出する第1の速度検出手段と;駆動力
を発生する第2の駆動力発生手段と;前記第2の駆動力
発生手段から発生される駆動力によって駆動され、前記
第1の搬送手段にて搬送される用紙を搬送する第2の搬
送手段と;前記第2の搬送手段による用紙搬送速度値を
検出する第2の速度検出手段と;前記第1の搬送手段の
用紙搬送速度値を所定の用紙搬送速度値にするために必
要な駆動力を前記第1の駆動力発生手段から発生させる
ための第1の基準データ、および前記第2の搬送手段に
よる用紙搬送速度値を所定の用紙搬送速度値にするため
に必要な駆動力を前記第2の駆動力発生手段から発生さ
せるための第2の基準データを記憶する記憶手段と;前
記検出された第1および第2の搬送手段による用紙搬送
速度値を基に、前記第1および第2の搬送手段による用
紙搬送速度値が等しくなるような駆動速度値になるよう
に前記第1および第2の基準データを自動的に調整する
調整手段とを備えている。
【0008】この発明の搬送機構制御装置は、搬送され
る用紙のサイズ情報を獲得するサイズ情報獲得手段と;
駆動力を発生する第1の駆動力発生手段と;前記第1の
駆動力発生手段から発生される駆動力によって駆動され
用紙を搬送する第1の搬送手段と;前記第1の搬送手段
により搬送される用紙を検知する第1の用紙検知手段
と;前記第1の用紙検知手段による検知時間およびこの
検知された用紙のサイズを基に前記第1の駆動力発生手
段の駆動速度値を検出する第1の速度検出手段と;駆動
力を発生する第2の駆動力発生手段と;前記第2の駆動
力発生手段から発生される駆動力によって駆動され、前
記第1の搬送手段にて搬送される用紙を搬送する第2の
搬送手段と;前記第2の搬送手段により搬送される用紙
を検知する第2の用紙検知手段と;前記第2の用紙検知
手段による検知時間およびこの検知された用紙のサイズ
を基に前記第2の駆動力発生手段の駆動速度値を検出す
る第2の速度検出手段と;前記第1の駆動力発生手段の
駆動速度値を所定の駆動速度値にするための第1の基準
データ、および前記第2の駆動力発生手段の駆動速度値
を所定の駆動速度値にするための第2の基準データを記
憶する記憶手段と;前記検出された第1および第2の駆
動力発生手段の駆動速度値を基に、前記第1および第2
の搬送手段による用紙搬送速度値が等しくなるような駆
動速度値になるように前記第1および第2の基準データ
を自動的に調整する調整手段とを備えている。
【0009】この発明の搬送機構制御装置は、搬送され
る用紙のサイズ情報を獲得するサイズ情報獲得手段と;
駆動力を発生する第1の駆動力発生手段と;前記第1の
駆動力発生手段から発生される駆動力によって回転駆動
して用紙を搬送する第1の搬送手段と;前記第1の搬送
手段により搬送される用紙を検知する第1の用紙検知手
段と;前記第1の用紙検知手段による検知時間およびこ
の検知された用紙のサイズを基に前記第1の駆動力発生
手段の駆動速度値を検出する第1の速度検出手段と;駆
動力を発生する第2の駆動力発生手段と;前記第2の駆
動力発生手段から発生される駆動力によって回転駆動し
て、前記第1の搬送手段にて搬送される用紙を搬送する
第2の搬送手段と;前記第2の搬送手段により搬送され
る用紙を検知する第2の用紙検知手段と;前記第2の用
紙検知手段による検知時間およびこの検知された用紙の
サイズを基に前記第2の駆動力発生手段の駆動速度値を
検出する第2の速度検出手段と;前記第1の駆動力発生
手段の駆動速度値を所定の駆動速度値にするための第1
の基準データ、および前記第2の駆動力発生手段の駆動
速度値を所定の駆動速度値にするための第2の基準デー
タを記憶する記憶手段と;前記第1および第2の速度検
出手段により前記第1および第2の駆動力発生手段の駆
動速度値を複数回検出し、この第1および第2の駆動力
発生手段の駆動速度値の平均値を算出し、この平均値を
基にして前記第1および第2の搬送手段による用紙搬送
速度値が等しくなるような駆動速度値になるように前記
第1および第2の基準データを自動的に調整する調整手
段とを備えている。
【0010】この発明の画像形成装置は、原稿画像を光
学的に走査する走査手段と;前記走査された原稿画像に
対応して変調された光情報を出力する露光手段と;前記
出力された光情報に対応した静電潜像を形成し担持する
とともに、回転駆動することにより用紙を搬送する像担
持手段と;給紙部から搬送される用紙のサイズ情報を獲
得するサイズ情報獲得手段と;駆動力を発生する第1の
駆動力発生手段と;前記第1の駆動力発生手段から発生
される駆動力によって回転駆動して用紙を前記像担持手
段へ搬送する第1の搬送手段と;前記第1の搬送手段に
より搬送される用紙を検知する第1の用紙検知手段と;
前記第1の用紙検知手段による検知時間およびこの検知
された用紙のサイズを基に前記第1の駆動力発生手段の
駆動速度値を検出する第1の速度検出手段と;前記第1
の搬送手段によって搬送された用紙を搬送する前記像担
持手段を回転駆動させるための駆動力を発生する第2の
駆動力発生手段と;前記第2の駆動力発生手段から発生
される駆動力によって回転駆動し、前記像担持手段の用
紙搬送速度値と同じ速度値で前記像担持手段から搬送さ
れる、前記第1の搬送手段にて搬送される用紙を搬送す
る第2の搬送手段と;前記像担持手段および前記第2の
搬送手段により搬送される用紙を検知する第2の用紙検
知手段と;前記第2の用紙検知手段による検知時間およ
びこの検知された用紙のサイズを基に前記第2の駆動力
発生手段の駆動速度値を検出する第2の速度検出手段
と;前記第1および第2の駆動力発生手段の基準駆動速
度値、前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を前記基
準駆動速度値にするための第1の基準データ、および前
記第2の駆動力発生手段の駆動速度値を前記基準駆動速
度値にするための第2の基準データを記憶する記憶手段
と;前記第1および第2の速度検出手段により前記第1
および第2の駆動力発生手段の駆動速度値を各々複数回
検出し、この第1および第2の駆動力発生手段の駆動速
度値の平均値を算出し、この平均値を基にして前記第1
および第2の搬送手段による用紙搬送速度値が等しくな
るような前記基準駆動速度値になるように前記第1およ
び第2の基準データを自動的に調整する調整手段とを備
えている。
【0011】この発明の画像形成装置は、原稿画像を光
学的に走査する走査手段と;前記走査された原稿画像に
対応して変調された光情報を出力する露光手段と;前記
出力された光情報に対応した静電潜像を形成し担持する
とともに、回転駆動することにより用紙を搬送する像担
持手段と;給紙部から搬送される用紙のサイズ情報を獲
得するサイズ情報獲得手段と;駆動力を発生する第1の
駆動力発生手段と;前記第1の駆動力発生手段から発生
される駆動力によって回転駆動して用紙を前記像担持手
段へ搬送する第1の搬送手段と;前記第1の搬送手段に
より搬送される用紙を検知する第1の用紙検知手段と;
前記第1の用紙検知手段による検知時間およびこの検知
された用紙のサイズを基に前記第1の駆動力発生手段の
駆動速度値を検出する第1の速度検出手段と;前記第1
の搬送手段によって搬送された用紙を搬送する前記像担
持手段を回転駆動させるための駆動力を発生する第2の
駆動力発生手段と;前記第2の駆動力発生手段から発生
される駆動力によって回転駆動し、前記像担持手段の用
紙搬送速度値と同じ速度値で前記像担持手段から搬送さ
れ、前記第1の搬送手段にて搬送される用紙を搬送する
第2の搬送手段と;前記像担持手段および前記第2の搬
送手段により搬送される用紙を検知する第2の用紙検知
手段と;前記第2の用紙検知手段による検知時間および
この検知された用紙のサイズを基に前記第2の駆動力発
生手段の駆動速度値を検出する第2の速度検出手段と;
前記第1および第2の駆動力発生手段の基準駆動速度
値、前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を前記基準
駆動速度値にするための第1の基準データ、および前記
第2の駆動力発生手段の駆動速度値を前記基準駆動速度
値にするための第2の基準データを記憶する記憶手段
と;画像形成開始持の所定枚数に対して、前記第1およ
び第2の速度検出手段により前記第1および第2の駆動
力発生手段の駆動速度値を各々複数回検出し、この第1
および第2の駆動力発生手段の駆動速度値の平均値を算
出し、この平均値を基にして前記第1および第2の搬送
手段による用紙搬送速度値が等しくなるような前記基準
駆動速度値になるように前記第1および第2の基準デー
タを自動的に調整する調整手段とを備えている。
【0012】この発明の駆動機構制御方法は、第1の駆
動力発生手段から発生させる駆動速度値を所定の駆動速
度値にするための第1の基準データ、および第2の駆動
力発生手段から発生される駆動速度値を所定の駆動速度
値にするための第2の基準データを保持し;前記第1の
駆動力発生手段の駆動速度値を検出し;前記第2の駆動
力発生手段の駆動速度値を検出し;前記検出された第1
および第2の駆動力発生手段の駆動速度値を基に前記第
1および第2の基準データを自動調整する。
【0013】この発明の搬送機構制御方法は、用紙を搬
送する第1の搬送手段を駆動させる第1の駆動力発生手
段から発生される駆動速度値を所定の駆動速度値にする
ための第1の基準データ、および用紙を搬送する第2の
搬送手段を駆動させる第2の駆動力発生手段から発生さ
れる駆動速度値を所定の駆動速度値にするための第2の
基準データを保持し;前記第1の駆動力発生手段の駆動
速度値を検出し;前記第2の駆動力発生手段の駆動速度
値を検出し;前記検出された第1および第2の駆動力発
生手段の駆動速度値を基に、前記第1および第2の搬送
手段による用紙搬送速度値が等しくなるような駆動速度
値になるように前記第1および第2の基準データを自動
調整する。
【0014】この発明の搬送機構制御装置(画像形成装
置)では、画像形成開始時(複写開始時)において、各
搬送機構(第1および第2の搬送手段)の駆動速度(用
紙搬送時間)を検出し、各搬送機構により用紙が一定の
速度で搬送されるように調整されるので、感光体ドラム
(像担持手段)に形成される静電潜像が均一に現像され
る。つまり、転写ぶれまたは転写抜けなどを防止するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実
施の形態に係る画像形成装置としての複写機の内部構造
を概略的に示す図である。
【0016】複写機本体1の上部には、図示しない原稿
カバーを兼ねた自動原稿送り装置(ADF:Auto
Document feeder)が開閉自在に設けら
れている。複写機本体1の上面前部には、図示しないコ
ピー条件並びにコピー開始を指示するための各種操作キ
ーおよび各種表示器等を備えた操作パネルが設けられて
いる。
【0017】複写機本体1の右側部には、小容量の用紙
が収納できる小容量給紙カセット4と、大容量の用紙が
収納できる大容量給紙カセット5とがそれぞれ着脱自在
に設けられている。尚、小容量給紙カセット4は、用紙
を手差しで供給するための手差し給紙台7を備えてい
る。複写機本体1の左側部には、コピー済み用紙を排出
する排紙トレイ8が設けられている。
【0018】複写機本体1内には、帯電、露光、現像、
転写、定着、清掃等の画像形成プロセスによって画像を
形成する画像形成部11が設けられている。画像形成部
11は、複写機本体1内のほぼ中央部に回転自在に軸支
された感光体ドラム12を有する。
【0019】感光体ドラム12の周囲には、帯電用帯電
器13と、感光体ドラム12上に形成された静電潜像の
消去などを行なうためのLEDアレイ14と、トナーお
よびキャリヤからなる二成分現像剤を使用する磁気ブラ
シ式の現像装置15と、転写用帯電器16と、剥離用帯
電器17と、除電装置18と、クリーニング装置19と
が順に配置されている。感光体ドラム12は、時計廻り
方向に回転して、その表面が帯電用帯電器13によって
一様に帯電されるようになっている。
【0020】複写機本体1の上面には、透明ガラスなど
からなる原稿台20が設けられている。この原稿台20
上には、上記説明した自動原稿送り装置が開閉自在に設
けられている。
【0021】原稿台20の下方部位には、露光装置26
(光学系)が配設されている。露光装置26は、リフレ
クタ27によって背部を囲撓された露光ランプ28と、
反射ミラー29、30、31と、レンズ32と、CCD
センサ33と、その他の光学系とで構成されている。ま
た、リフレクタ27、露光ランプ28、および反射ミラ
ー29はキャリッジ100に、ミラー30および31は
キャリッジ101に各々搭載されている。
【0022】原稿台20上に載置された原稿(図示せ
ず)の画像は、露光装置26によって光学的に走査さ
れ、原稿の画像からの反射光が光電変換素子としてのC
CDセンサ33によって光電変換されて画像情報が画像
信号に変換され、この画像信号により画像形成部11の
感光体ドラム12が露光され、感光体ドラム12上に静
電潜像が形成されるようになっている。感光体ドラム1
2上に形成された静電潜像は、現像装置15によって供
給される現像剤の磁気ブラシ中の現像剤としてのトナー
により現像されて、トナー像化される。
【0023】複写機本体1の右側部には、小容量給紙カ
セット4および大容量給紙カセット5がそれぞれ着脱自
在に設けられていて、これら小容量給紙カセット4およ
び大容量給紙カセット5から、選択的にピックアップロ
ーラ36および37と、給紙ローラ38および39とを
介して用紙が1枚ずつ取出されるようになっている。
【0024】なお、給紙カセットと複写機本体1との接
続部120における接続状態により、給紙カセットの種
類(用紙サイズの種類)が識別できるようになってい
る。例えば、複写機本体1側の接続部120には複数の
凹部が設けられており、給紙カセット側の接続部には給
紙カセットの種類に応じて複数の凸部(ピン)が設けら
れている。そして、複写機側のどの凹部に給紙カセット
側の凸部がはめ込まれたかにより、給紙カセットの種類
が識別される。つまり、用紙サイズが識別されることに
なる。
【0025】給紙カセット4または5から取出された用
紙は、レジストローラ対51に導かれる。このレジスト
ローラ対51に導かれた用紙は、感光体ドラム12に対
向配置された転写用帯電器16との間へ案内されつつ搬
送され、転写用帯電器16によって感光体ドラム12上
のトナー像が用紙上に転写されるようになっている。
【0026】転写後の用紙は、交流コロナ放電による剥
離用帯電器17によって感光体ドラム12上から剥離さ
れて、搬送ベルト52を介してヒートローラ110およ
びプレスローラ111により定着装置53へ取り込ま
れ、この定着装置53によってトナー像が用紙上に溶融
定着される。
【0027】定着後の用紙は、定着装置53から排出さ
れ、定着装置53の下流側に設けられたゲート54の切
換えにより、そのまま排紙ローラ対55を介して複写機
本体1の外部に設けられた排紙トレイ8上に排出され
る。または、複写機本体1内の底部に設けられた自動両
面装置(ADD:Auto Duplexing De
vice)56に導かれるようになっている。
【0028】この自動両面装置56に導かれた片面コピ
ー済の用紙は、反転搬送路57で搬送されながら、スイ
ッチバックされて、反転搬送路57の下部に形成された
用紙収納部58に一時集積された後、取り出しローラ5
9にて下から順に一枚づつ取り出される。
【0029】用紙収納部58から取り出しローラ59に
て取り出された用紙は、取り出しローラ対60および6
1、レジストローラ対51を介して再び感光体ドラム1
2と転写用帯電器16との間へ搬送される。このとき、
搬送される用紙は、まだコピーされていない面が感光体
ドラム12に接触するように搬送される。つまり、片面
コピー済みの用紙が自動両面装置56を経由すると、用
紙が反転され両面コピーが可能となる。
【0030】用紙へのトナー像の転写、用紙剥離後の感
光体ドラム12上に残留した残留トナーは、クリーニン
グ装置18によって掻き取られる。この掻き取られた使
用済のトナーおよび異物を含む廃止トナーは、図示しな
い搬送ローラによってクリーニング装置18の外部に排
出されるようになっている。クリーニング装置18によ
ってクリーニングされた感光体ドラム12の表面は、除
電装置19によって一定の電位レベル以下に除電され
る。これによりその後のコピー動作が可能となる。
【0031】図2は、図1の複写機の駆動系を概略的に
示す図である。なお、ここでは用紙搬送系の駆動部を主
として説明する。図2に示すように、キャリッジ10
0、101を移動するスキャンニングモータ70と、感
光体ドラム12およびヒートローラ110などを回転す
るメインモータ(電子モータ)72と、レジストローラ
51などを回転するレジストモータ(パルスモータ)7
4などが設けられている。
【0032】メインモータ72の駆動力は、ギヤ76お
よびドラムベルト78を介して感光体ドラム12に伝達
される。さらに、メインモータ72の駆動力は、ギヤ8
0、82、84を介してヒートローラ110に伝達され
る。レジストモータ74の駆動力は、レジストベルト8
6を介してレジストローラ51に伝達される。
【0033】図3は、図1の複写機の用紙搬送部を概略
的に示す図である。この図3は、用紙が給紙部から感光
体ドラム12を介して(感光体ドラム12上に形成され
る静電潜像が現像され)排紙部へ搬送されるまでの搬送
路を示す図である。
【0034】給紙部方向から排紙方向へ用紙が搬送され
る順に、レジストセンサ90と、レジストローラ対51
と、感光体ドラム12と、ヒートローラ前センサ92
と、ヒートローラ110およびプレスローラ111と、
排紙ローラ対55とが設けられている。
【0035】レジストセンサ90は用紙の通過を検知す
る検知センサであり、この検知センサによる用紙検知時
間およびこのときの用紙サイズからレジストローラ対5
1の駆動速度値(用紙搬送速度値)が検出できるように
なっている(詳しくは後述する)。なお、このレジスト
センサ90は、用紙ジャム検知センサとしても機能する
(所定時間以上用紙が検知され続けると用紙ジャムと判
断される)。
【0036】ヒートローラ前センサ92は用紙の通過を
検知する検知センサであり、この検知センサによる用紙
検知時間およびこのときの用紙サイズからヒートローラ
110および感光体ドラム12の駆動速度値(用紙搬送
速度値)が検出できるようになっている(詳しくは後述
する)。なお、このレジストセンサ90は、用紙ジャム
検知センサとしても機能する。
【0037】図4は、図1の複写機の用紙搬送系の制御
部を概略的に示すブロック図である。図1の複写機全体
を制御する主制御部150には、各部(画像形成部、ス
キャナ部、給紙部など)を制御する制御部が接続されて
いる。その一つである制御部152には、用紙搬送など
の制御プログラムを記憶する第1メモリ154と、制御
中に作成されるデータ(レジストセンサ90およびヒー
トローラ前センサ92による用紙検知時間など)を記憶
する読出/書込可能な第2メモリ156と、メインモー
タ72およびレジストモータ74の基準駆動速度(V
p)などを記憶する第3メモリ158と、レジストロー
ラ51などを回転させるレジストモータ74の駆動を制
御するレジストモータ制御回路160と、感光体ドラム
12およびヒートローラ110などを回転させるメイン
モータ72の駆動を制御するメインモータ制御回路16
2と、レジストセンサ90からの出力を検知するレジス
トセンサ出力検知回路164と、ヒートローラ前センサ
92からの出力を検知するヒートローラ前センサ出力検
知回路166と、上記説明した接続部120の接続状態
により用紙サイズ(給紙カセット)を識別する用紙サイ
ズ識別部168などが接続されている。なお、第3メモ
リ158は電源がオフされても内部データが消去されな
い記憶装置である。
【0038】レジストモータ74の駆動速度値(レジス
トローラ51による用紙搬送速度)は、例えば次のよう
にして求められる。まず、用紙がレジストセンサ90に
より検知されてから検知されなくなるまでの用紙検知時
間が制御部152においてカウントされる。そして、制
御部152において、用紙サイズ識別部168から得ら
れる用紙のサイズデータと上記用紙検知時間とによりレ
ジストローラ51による用紙搬送速度値が求められ、レ
ジストモータ74の駆動速度値が求められる。
【0039】メインモータ72の駆動速度値(感光体ド
ラム12およびヒートローラ110による用紙搬送速
度)は、例えば次にようにして求められる。まず、用紙
がヒートローラ前センサ92により検知されてから検知
されなくなるまでの用紙検知時間が制御部152におい
てカウントされる。そして、制御部152において、用
紙サイズ識別部168から得られる用紙のサイズデータ
と上記用紙検知時間とにより感光体ドラム12およびヒ
ートローラ110による用紙搬送速度値が求められ、メ
インモータ72の駆動速度値が求められる。
【0040】レジストモータ制御回路160は、制御部
152の指示に従ってレジストモータ74の駆動速度を
制御する。なお、レジストモータ74の速度はレジスト
モータ制御回路160から発生されるパルスによりコン
トロールされる。メインモータ制御回路162は、制御
部152の指示に従ってメインモータ72の駆動速度を
制御する。なお、メインモータ72の速度はメインモー
タ駆動回路162から発生されるパルスによりコントロ
ールされる。
【0041】図5は、メインモータおよびレジストモー
タの駆動速度調整方法を説明するフローチャートであ
る。複写機本体1に電源が投入され(ステップST1
2)、図示しない操作パネルからコピースタートの指示
が行なわれ、コピーがスタートされる(ステップST1
4、Yes)。以下、コピースタート時に常時メインモ
ータおよびレジストモータの駆動速度調整が行なわれる
場合について説明する。
【0042】コピーがスタートされると(ステップST
14、Yes)、メインモータが始動され(ステップS
T16)、給紙部(給紙カセット)から用紙が取り出さ
れ搬送され、この搬送される用紙がレジストセンサ90
により検知される(ステップST18)。
【0043】このとき、駆動速度調整が終了していない
ことを条件として(ステップST20、No)、レジス
トセンサ90のオン時間の測定が開始される(ステップ
ST22)。次に、ヒートローラ前センサ92により搬
送される用紙が検知され(ステップST24)、ヒート
ローラ前センサ92のオン時間の測定が開始される(ス
テップST26)。なお、各センサのオン時間の測定は
制御部152によって行なわれる。
【0044】ステップST18でオンされたレジストセ
ンサ90がオフされ(ステップST28)、レジストセ
ンサ90のオン時間の測定が終了する(ステップST3
0)。そして、この測定されたレジストセンサ90のオ
ン時間および搬送された用紙サイズ(用紙サイズの情報
は用紙サイズ認識部168で得られる)を基にレジスト
ローラ51による用紙搬送速度が算出され、レジストモ
ータ74の駆動速度が算出される(ステップST3
2)。この算出されたレジストモータ74の駆動速度値
は第2メモリ156に記憶(加算)される(ステップS
T34)。
【0045】ステップST24でオンされたヒートロー
ラ前センサ92がオフされ(ステップST36)、ヒー
トローラ前センサ92のオン時間の測定が終了する(ス
テップST38)。そして、この測定されたヒートロー
ラ前センサ92のオン時間および搬送された用紙サイズ
(用紙サイズの情報は用紙サイズ認識部168で得られ
る)を基に感光体ドラム12およびヒートローラ110
による用紙搬送速度が算出され、メインモータ72の駆
動速度が算出される(ステップST40)。この算出さ
れたメインモータ72の駆動速度値は第2メモリ156
に記憶(加算)される(ステップST42)。
【0046】上記したステップST14〜ステップST
42までの処理が、コピー枚数(搬送される用紙の枚
数)が所定枚数(例えば10枚)になるまで複数回繰り
返され、所定枚数になると(ステップST40、Ye
s)、ステップST34で加算されたレジストモータ7
4の駆動速度から、レジストモータ74の平均駆動速度
が算出される(ステップST46)。さらに、ステップ
ST42で加算されたメインモータ72の駆動速度か
ら、メインモータ72の平均駆動速度が算出される(ス
テップST48)。
【0047】このレジストモータ74の平均駆動速度値
およびメインモータ72の平均駆動速度値を基して、レ
ジストローラ51による用紙搬送速度と、感光体ドラム
12およびートローラ110による用紙搬送速度とが一
致するように、レジストモータ74の駆動速度とメイン
モータ72の駆動速度とが調整される(ステップST5
0)。この調整されたレジストモータ74およびメイン
モータ72の駆動速度調整値は、第3メモリ158に記
録される。そして、調整が終了したことを示す調整終了
セットが行なわれる(ステップST52)。
【0048】次に、ステップST50の駆動速度の調整
の具体例について説明する。図6は、メインモータ72
およびレジストモータ74のオン/オフ制御と、レジス
トセンサ90およびヒートローラ前センサ92のオン/
オフの状態を説明するタイミングチャートである。
【0049】図5のフローチャートで説明したように、
一枚コピーが行なわれる毎にレジストセンサ90および
ヒートローラ前センサ92のオン時間(レジストセンサ
90のオン時間:Tr1〜Tr10、ヒートローラ前セ
ンサ92:Te1〜Te10)が測定され、この測定時
間のおよびこのときの用紙サイズからレジストモータ7
4およびメインモータ72の駆動速度が算出される。こ
の算出されたレジストモータ74およびメインモータ7
2の駆動速度は、各々第2メモリ156の累積データエ
リアに加算される。このようにして、例えば10枚のコ
ピーが終了したら、上記累積データの平均値からレジス
トモータ74の現在の駆動速度Vrおよびメインモータ
72の現在の駆動速度Vmが求められる。
【0050】そして、この現駆動速度VrおよびVmと
予め設定されている基準駆動速度Vpとが比較され、レ
ジストモータ74の現調整値adr1からレジストモー
タ74の新調整値adr2が、メインモータ72の現調
整値adm1からメインモータ72の新調整値adm2
が求められる。新調整値adr2およびadm2は以下
に示す式から求められる。
【0051】 adr2=(Vr−Vp)/Vrstep+adr1 adm2=(Vm−Vp)/Vmstep+adm1 なお、Vrstepはレジストモータ駆動速度調整単位
を、Vmstepはメインモータ駆動速度調整単位を示
す。
【0052】上記新調整値算出式によると、例えば、現
駆動速度VrまたはVmが基準駆動速度Vpに対して遅
れているときは、駆動速度を上げるような新調整値ad
r2またはadm2が算出され、現駆動速度Vrまたは
Vmが基準駆動速度Vpに対して速いときは、駆動速度
を下げるような新調整値adr2またはadm2が算出
される。つまり、現駆動速度VrおよびVmを共に基準
速度Vpに近づけることにより、レジストローラ51に
よる用紙搬送速度と、感光体ドラム12およびヒートロ
ーラ110による用紙搬送速度とが等しくなるようなモ
ータの駆動速度が得られる新調整値が算出されることに
なる。
【0053】
【発明の効果】コピー開始時において、各搬送機構(レ
ジストローラ51、感光体ドラム12、ヒートローラ1
10)の搬送速度を測定し、これら各搬送機構による用
紙搬送速度が一定になるように、これら搬送機構を駆動
するモータ(レジストモータ74、メインモータ72)
の駆動速度を調整するので、感光体ドラムに形成される
静電潜像が用紙に均一に現像される。つまり、転写ぶれ
または転写抜けなどを防止できる搬送機構制御装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る画像形成装置と
しての複写機の内部構造を概略的に示す図。
【図2】図1の複写機の駆動系を概略的に示す図。
【図3】図1の複写機の用紙搬送部を概略的に示す図。
【図4】図1の複写機の用紙搬送系の制御部を概略的に
示すブロック図。
【図5】メインモータおよびレジストモータの駆動速度
調整方法を説明するフローチャート。
【図6】メインモータおよびレジストモータのオン/オ
フ制御と、レジストセンサおよびヒートローラ前センサ
のオン/オフの状態を説明するタイミングチャート。
【符号の説明】
1…複写機本体12…感光体ドラム(第2の駆動手段、
第2の搬送手段、像担持手段) 28…露光ランプ(露光手段) 51…レジストローラ(第1の駆動手段、第1の搬送手
段) 74…レジストモータ(第1の動力発生手段) 90…レジストセンサ(第1の速度検知手段、第1の用
紙検知手段) 92…ヒートローラ前センサ(第2の速度検知手段、第
1の用紙検知手段) 100、101…キャリッジ(走査手段) 110…ヒートローラ(第2の駆動手段) 150…主制御部 152…制御部(第1の速度検知手段、第2の速度検知
手段、調整手段) 154…第1メモリ 156…第2メモリ 158…第3メモリ(記憶手段) 160…レジストモータ制御回路 162…メインモータ制御回路 164…レジストセンサ出力検知回路 166…ヒートローラ前センサ出力検知回路 168…用紙サイズ識別部(サイズ情報獲得手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動力を発生する第1の駆動力発生手段
    と;前記第1の駆動力発生手段から発生される駆動力に
    よって駆動される第1の駆動手段と;前記第1の駆動力
    発生手段から発生される駆動速度値を検出する第1の速
    度検出手段と;駆動力を発生する第2の駆動力発生手段
    と;前記第2の駆動力発生手段から発生される駆動力に
    よって駆動される第2の駆動手段と;前記第2の駆動力
    発生手段から発生される駆動速度値を検出する第2の速
    度検出手段と;前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値
    を所定の駆動速度値にするための第1の基準データ、お
    よび前記第2の駆動力発生手段の駆動速度値を所定の駆
    動速度値にするための第2の基準データを記憶する記憶
    手段と;前記検出された第1および第2の駆動力発生手
    段の駆動速度値を基に前記第1および第2の基準データ
    を自動的に調整する調整手段と;を備えたことを特徴と
    する駆動機構制御装置。
  2. 【請求項2】駆動力を発生する第1の駆動力発生手段
    と;前記第1の駆動力発生手段から発生される駆動力に
    よって駆動され用紙を搬送する第1の搬送手段と;前記
    第1の駆動力発生手段から発生される駆動速度値を検出
    する第1の速度検出手段と;駆動力を発生する第2の駆
    動力発生手段と;前記第2の駆動力発生手段から発生さ
    れる駆動力によって駆動され、前記第1の搬送手段にて
    搬送される用紙を搬送する第2の搬送手段と;前記第2
    の駆動力発生手段から発生される駆動速度値を検出する
    第2の速度検出手段と;前記第1の駆動力発生手段の駆
    動速度値を所定の駆動速度値にするための第1の基準デ
    ータ、および前記第2の駆動力発生手段の駆動速度値を
    所定の駆動速度値にするための第2の基準データを記憶
    する記憶手段と;前記検出された第1および第2の駆動
    力発生手段の駆動速度値を基に、前記第1および第2の
    搬送手段による用紙搬送速度値が等しくなるような駆動
    速度値になるように前記第1および第2の基準データを
    自動的に調整する調整手段と;を備えたことを特徴とす
    る搬送機構制御装置。
  3. 【請求項3】駆動力を発生する第1の駆動力発生手段
    と;前記第1の駆動力発生手段から発生される駆動力に
    よって駆動され用紙を搬送する第1の搬送手段と;前記
    第1の搬送手段による用紙搬送速度値を検出する第1の
    速度検出手段と;駆動力を発生する第2の駆動力発生手
    段と;前記第2の駆動力発生手段から発生される駆動力
    によって駆動され、前記第1の搬送手段にて搬送される
    用紙を搬送する第2の搬送手段と;前記第2の搬送手段
    による用紙搬送速度値を検出する第2の速度検出手段
    と;前記第1の搬送手段の用紙搬送速度値を所定の用紙
    搬送速度値にするために必要な駆動力を前記第1の駆動
    力発生手段から発生させるための第1の基準データ、お
    よび前記第2の搬送手段による用紙搬送速度値を所定の
    用紙搬送速度値にするために必要な駆動力を前記第2の
    駆動力発生手段から発生させるための第2の基準データ
    を記憶する記憶手段と;前記検出された第1および第2
    の搬送手段による用紙搬送速度値を基に、前記第1およ
    び第2の搬送手段による用紙搬送速度値が等しくなるよ
    うな駆動速度値になるように前記第1および第2の基準
    データを自動的に調整する調整手段と;を備えたことを
    特徴とする搬送機構制御装置。
  4. 【請求項4】搬送される用紙のサイズ情報を獲得するサ
    イズ情報獲得手段と;駆動力を発生する第1の駆動力発
    生手段と;前記第1の駆動力発生手段から発生される駆
    動力によって駆動され用紙を搬送する第1の搬送手段
    と;前記第1の搬送手段により搬送される用紙を検知す
    る第1の用紙検知手段と;前記第1の用紙検知手段によ
    る検知時間およびこの検知された用紙のサイズを基に前
    記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を検出する第1の
    速度検出手段と;駆動力を発生する第2の駆動力発生手
    段と;前記第2の駆動力発生手段から発生される駆動力
    によって駆動され、前記第1の搬送手段にて搬送される
    用紙を搬送する第2の搬送手段と;前記第2の搬送手段
    により搬送される用紙を検知する第2の用紙検知手段
    と;前記第2の用紙検知手段による検知時間およびこの
    検知された用紙のサイズを基に前記第2の駆動力発生手
    段の駆動速度値を検出する第2の速度検出手段と;前記
    第1の駆動力発生手段の駆動速度値を所定の駆動速度値
    にするための第1の基準データ、および前記第2の駆動
    力発生手段の駆動速度値を所定の駆動速度値にするため
    の第2の基準データを記憶する記憶手段と;前記検出さ
    れた第1および第2の駆動力発生手段の駆動速度値を基
    に、前記第1および第2の搬送手段による用紙搬送速度
    値が等しくなるような駆動速度値になるように前記第1
    および第2の基準データを自動的に調整する調整手段
    と;を備えたことを特徴とする搬送機構制御装置。
  5. 【請求項5】搬送される用紙のサイズ情報を獲得するサ
    イズ情報獲得手段と;駆動力を発生する第1の駆動力発
    生手段と;前記第1の駆動力発生手段から発生される駆
    動力によって回転駆動して用紙を搬送する第1の搬送手
    段と;前記第1の搬送手段により搬送される用紙を検知
    する第1の用紙検知手段と;前記第1の用紙検知手段に
    よる検知時間およびこの検知された用紙のサイズを基に
    前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を検出する第1
    の速度検出手段と;駆動力を発生する第2の駆動力発生
    手段と;前記第2の駆動力発生手段から発生される駆動
    力によって回転駆動して、前記第1の搬送手段にて搬送
    される用紙を搬送する第2の搬送手段と;前記第2の搬
    送手段により搬送される用紙を検知する第2の用紙検知
    手段と;前記第2の用紙検知手段による検知時間および
    この検知された用紙のサイズを基に前記第2の駆動力発
    生手段の駆動速度値を検出する第2の速度検出手段と;
    前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を所定の駆動速
    度値にするための第1の基準データ、および前記第2の
    駆動力発生手段の駆動速度値を所定の駆動速度値にする
    ための第2の基準データを記憶する記憶手段と;前記第
    1および第2の速度検出手段により前記第1および第2
    の駆動力発生手段の駆動速度値を複数回検出し、この第
    1および第2の駆動力発生手段の駆動速度値の平均値を
    算出し、この平均値を基にして前記第1および第2の搬
    送手段による用紙搬送速度値が等しくなるような駆動速
    度値になるように前記第1および第2の基準データを自
    動的に調整する調整手段と;を備えたことを特徴とする
    搬送機構制御装置。
  6. 【請求項6】原稿画像を光学的に走査する走査手段と;
    前記走査された原稿画像に対応して変調された光情報を
    出力する露光手段と;前記出力された光情報に対応した
    静電潜像を形成し担持するとともに、回転駆動すること
    により用紙を搬送する像担持手段と;給紙部から搬送さ
    れる用紙のサイズ情報を獲得するサイズ情報獲得手段
    と;駆動力を発生する第1の駆動力発生手段と;前記第
    1の駆動力発生手段から発生される駆動力によって回転
    駆動して用紙を前記像担持手段へ搬送する第1の搬送手
    段と;前記第1の搬送手段により搬送される用紙を検知
    する第1の用紙検知手段と;前記第1の用紙検知手段に
    よる検知時間およびこの検知された用紙のサイズを基に
    前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を検出する第1
    の速度検出手段と;前記第1の搬送手段によって搬送さ
    れた用紙を搬送する前記像担持手段を回転駆動させるた
    めの駆動力を発生する第2の駆動力発生手段と;前記第
    2の駆動力発生手段から発生される駆動力によって回転
    駆動し、前記像担持手段の用紙搬送速度値と同じ速度値
    で前記像担持手段から搬送される、前記第1の搬送手段
    にて搬送される用紙を搬送する第2の搬送手段と;前記
    像担持手段および前記第2の搬送手段により搬送される
    用紙を検知する第2の用紙検知手段と;前記第2の用紙
    検知手段による検知時間およびこの検知された用紙のサ
    イズを基に前記第2の駆動力発生手段の駆動速度値を検
    出する第2の速度検出手段と;前記第1および第2の駆
    動力発生手段の基準駆動速度値、前記第1の駆動力発生
    手段の駆動速度値を前記基準駆動速度値にするための第
    1の基準データ、および前記第2の駆動力発生手段の駆
    動速度値を前記基準駆動速度値にするための第2の基準
    データを記憶する記憶手段と;前記第1および第2の速
    度検出手段により前記第1および第2の駆動力発生手段
    の駆動速度値を各々複数回検出し、この第1および第2
    の駆動力発生手段の駆動速度値の平均値を算出し、この
    平均値を基にして前記第1および第2の搬送手段による
    用紙搬送速度値が等しくなるような前記基準駆動速度値
    になるように前記第1および第2の基準データを自動的
    に調整する調整手段と;を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】原稿画像を光学的に走査する走査手段と;
    前記走査された原稿画像に対応して変調された光情報を
    出力する露光手段と;前記出力された光情報に対応した
    静電潜像を形成し担持するとともに、回転駆動すること
    により用紙を搬送する像担持手段と;給紙部から搬送さ
    れる用紙のサイズ情報を獲得するサイズ情報獲得手段
    と;駆動力を発生する第1の駆動力発生手段と;前記第
    1の駆動力発生手段から発生される駆動力によって回転
    駆動して用紙を前記像担持手段へ搬送する第1の搬送手
    段と;前記第1の搬送手段により搬送される用紙を検知
    する第1の用紙検知手段と;前記第1の用紙検知手段に
    よる検知時間およびこの検知された用紙のサイズを基に
    前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を検出する第1
    の速度検出手段と;前記第1の搬送手段によって搬送さ
    れた用紙を搬送する前記像担持手段を回転駆動させるた
    めの駆動力を発生する第2の駆動力発生手段と;前記第
    2の駆動力発生手段から発生される駆動力によって回転
    駆動し、前記像担持手段の用紙搬送速度値と同じ速度値
    で前記像担持手段から搬送され前記第1の搬送手段にて
    搬送される用紙を搬送する第2の搬送手段と;前記像担
    持手段および前記第2の搬送手段により搬送される用紙
    を検知する第2の用紙検知手段と;前記第2の用紙検知
    手段による検知時間およびこの検知された用紙のサイズ
    を基に前記第2の駆動力発生手段の駆動速度値を検出す
    る第2の速度検出手段と;前記第1および第2の駆動力
    発生手段の基準駆動速度値、前記第1の駆動力発生手段
    の駆動速度値を前記基準駆動速度値にするための第1の
    基準データ、および前記第2の駆動力発生手段の駆動速
    度値を前記基準駆動速度値にするための第2の基準デー
    タを記憶する記憶手段と;画像形成開始持の所定枚数に
    対して、前記第1および第2の速度検出手段により前記
    第1および第2の駆動力発生手段の駆動速度値を各々複
    数回検出し、この第1および第2の駆動力発生手段の駆
    動速度値の平均値を算出し、この平均値を基にして前記
    第1および第2の搬送手段による用紙搬送速度値が等し
    くなるような前記基準駆動速度値になるように前記第1
    および第2の基準データを自動的に調整する調整手段
    と;を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】第1の駆動力発生手段から発生させる駆動
    速度値を所定の駆動速度値にするための第1の基準デー
    タ、および第2の駆動力発生手段から発生される駆動速
    度値を所定の駆動速度値にするための第2の基準データ
    を保持し;前記第1の駆動力発生手段の駆動速度値を検
    出し;前記第2の駆動力発生手段の駆動速度値を検出
    し;前記検出された第1および第2の駆動力発生手段の
    駆動速度値を基に前記第1および第2の基準データを自
    動調整する;ことを特徴とする駆動機構制御方法。
  9. 【請求項9】用紙を搬送する第1の搬送手段を駆動させ
    る第1の駆動力発生手段から発生される駆動速度値を所
    定の駆動速度値にするための第1の基準データ、および
    用紙を搬送する第2の搬送手段を駆動させる第2の駆動
    力発生手段から発生される駆動速度値を所定の駆動速度
    値にするための第2の基準データを保持し;前記第1の
    駆動力発生手段の駆動速度値を検出し;前記第2の駆動
    力発生手段の駆動速度値を検出し;前記検出された第1
    および第2の駆動力発生手段の駆動速度値を基に、前記
    第1および第2の搬送手段による用紙搬送速度値が等し
    くなるような駆動速度値になるように前記第1および第
    2の基準データを自動調整する;ことを特徴とする搬送
    機構制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009169163A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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