JP2001013816A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001013816A
JP2001013816A JP11186140A JP18614099A JP2001013816A JP 2001013816 A JP2001013816 A JP 2001013816A JP 11186140 A JP11186140 A JP 11186140A JP 18614099 A JP18614099 A JP 18614099A JP 2001013816 A JP2001013816 A JP 2001013816A
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裕明 堀
Shinji Oishi
真嗣 大石
Shotaro Okamoto
昌太郎 岡本
Shinichiro Hiraoka
伸一郎 平岡
Atsushi Saito
淳志 斎藤
Yosuke Kashu
陽介 加集
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着後の用紙温度によって定着温度を連動し
て制御して、用紙の表面および裏面ともに優れた定着性
で画像を形成する。 【解決手段】 形成すべき画像に対応した静電潜像を感
光体ドラム17上に形成し、トナーで現像し、用紙Pに
転写し、定着部22で定着して画像を形成する。片面印
字時、用紙Pは搬送路L3上で画像形成後、搬送路L5
を通過して排紙部6に排紙される。両面印字時、用紙P
は搬送路L3上で表面に画像形成され、一旦搬送路L5
に搬送された後、副搬送路L4で表裏反転され、再び搬
送路L3上で裏面に画像形成され、搬送路L5を通過し
て排紙部6に排紙される。定着部22以降から排紙部6
までの搬送路L5上に温度検出センサ29を設け、該セ
ンサ29の温度検出動作に連動するとともに、該センサ
29によって検出された用紙温度Tpと所定の基準温度
Tnとの比較結果に基づいて定着温度Tfを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着温度を制御す
る画像形成装置に関し、特に用紙の両面に画像形成可能
な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置は、画像形成部において、
形成すべき画像に基づく静電潜像を像担持体である感光
体ドラム上に形成し、静電潜像をトナーで現像し、トナ
ー像を給紙部から搬送されてくる用紙に転写し定着し
て、画像を形成する。特に、用紙の両面に画像形成可能
な画像形成装置では、上述のようにして用紙表面に画像
を形成した後、用紙の表裏を反転し、同様にして用紙裏
面に画像を形成する。
【0003】トナーを用紙に定着する従来技術の定着部
に関し、特開平5−333740号公報には、給紙トレ
イに温度検出装置を設け、該温度検出装置によって所定
時間毎に用紙温度を検出し、検出された用紙温度に応じ
て定着条件、すなわち定着温度、定着ローラと加圧ロー
ラとのニップ幅または定着速度を制御する技術が開示さ
れている。
【0004】また、実開平1−160473号公報に
は、定着部の排紙側に配置される定着爪に温度検出素子
を設け、該温度検出素子によって定着後の用紙温度を検
出する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は、用紙の両面に
画像形成可能な画像形成装置における搬送路上の各位置
とその位置を通過する用紙の温度との関係を示すグラフ
である。このグラフから、定着によって用紙温度が著し
く上昇することが判る。また、表面への画像形成時と裏
面への画像形成時とでは用紙温度に差が生じており、裏
面への画像形成時の方が用紙温度が高いことが判る。
【0006】このような画像形成装置に対して、前述の
特開平5−333740号公報にあるように給紙トレイ
上で検出された用紙温度によって定着温度を制御する
と、用紙表面への画像形成時に対しては適切な定着温度
が設定できるが、用紙裏面への画像形成時に対しては適
切な定着温度を設定することができない。したがって、
用紙裏面への画像形成時において高温オフセット、用紙
のカール、定着および加圧ローラの汚れ、定着後の用紙
搬送手段へのトナー付着によるJAM(用紙詰まり)な
どが発生する。
【0007】また、用紙裏面への画像形成時には、高温
の用紙が画像形成装置内を通過するので、機内温度が上
昇する。機内温度が装置を構成する各種の部品の耐熱温
度以上となると、画像形成装置としての機能が大きく損
なわれる。
【0008】さらに、定着性は環境温度によって大きく
左右され、用紙表裏への画像形成時において用紙温度が
互いに異なることを考慮して、比較的高温の定着温度を
設定すると、用紙温度が高くなる用紙裏面への画像形成
時には、上述したように高温オフセット、用紙のカー
ル、定着および加圧ローラの汚れなどが発生し、また用
紙温度が低くなる用紙表面への画像形成時には、トナー
の剥がれによる定着不良が発生する。
【0009】本発明の目的は、定着後の用紙温度Tpに
よって定着温度Tfを連動して制御して、用紙の表面だ
けでなく裏面にも優れた定着性で画像を形成することが
できる画像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙を供給す
る給紙部と、給紙部から供給された用紙に画像を形成す
る画像形成部であって、所定の定着温度Tfに設定され
た定着手段によって用紙に転写されたトナーを加熱し定
着させて画像を形成する画像形成部と、画像が形成され
た用紙を収容する排紙部と、給紙部、画像形成部および
排紙部をこの順番に連結する搬送路と、画像形成部から
排紙された用紙を表裏反転して再び画像形成部に搬送す
るための副搬送路とを備える画像形成装置において、画
像形成部の定着手段以降から排紙部までの搬送路上に設
けられる温度検出手段と、温度検出手段の温度検出動作
に連動するとともに、該温度検出手段によって検出され
る画像形成後の用紙の温度Tpと予め定められる基準温
度Tnとの比較結果に基づいて、定着手段に設定された
定着温度Tfを変更する制御手段とを含むことを特徴と
する画像形成装置である。
【0011】本発明に従えば、画像形成部は、たとえば
形成すべき画像に基づく静電潜像を像担持体上に形成
し、トナーで現像し、給紙部から供給されてきた用紙に
転写し定着手段によって定着して、画像を形成する。用
紙の片面のみに画像を形成する場合、用紙は、搬送路に
沿って搬送され、給紙部から画像形成部に供給されて画
像が形成された後、排紙部に搬送されて排紙される。用
紙の両面に画像を形成する場合、用紙は、まず搬送路に
沿って搬送され、給紙部から画像形成部に供給されて用
紙表面に画像が形成される。表面に画像が形成された用
紙は、一旦定着手段以降から排紙部までの搬送路上に搬
送され、次に副搬送路に沿って搬送され、表裏が反転さ
れて再び画像形成部に供給される。再び画像形成部に供
給された用紙は、その裏面に画像が形成された後、排紙
部に搬送された排紙される。
【0012】定着手段は加熱によってトナーを用紙に定
着するが、このとき定着温度Tfが適切でないと画像品
位の低いものとなる。したがって、適切な定着温度Tf
で定着することが望まれる。また、用紙の両面に画像を
形成する場合、表面に対する画像形成時よりも裏面に対
する画像形成時の方が用紙温度Tpが高くなる。
【0013】本発明の画像形成装置では、温度検出手段
によって、画像形成部の定着手段以降から排紙部までの
搬送路上で、画像が形成された用紙の温度Tpが検出さ
れる。そして、制御手段は、温度検出手段の温度検出動
作に連動するとともに、検出された用紙温度Tpと予め
定められる基準温度Tnとの比較結果に基づいて、定着
手段に設定された定着温度Tfを変更する。したがっ
て、用紙の表面だけでなく裏面に対する画像形成時にお
いても、最適な定着温度Tfを設定することができ、両
面ともに、高温オフセット、用紙のカール、定着および
加圧ローラの汚れ、定着後の用紙搬送手段へのトナー付
着によるJAMなどを発生することなく、高い品位で画
像を形成することができる。
【0014】また本発明は、前記温度検出手段を排紙部
直前の搬送路上に設けたことを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、本発明の画像形成装置に
設けられる前記温度検出手段は、画像形成部の定着手段
以降から排紙部までの搬送路上であればいずれの位置に
設けても構わないが、特に、排紙部の直前に設けること
が好ましい。すなわち、排紙部の直前に温度検出手段を
設けることによって、画像を形成しないときには画像形
成装置外部の環境温度が検出され、画像形成時には用紙
の温度Tpが検出され、このようにして検出される画像
形成時の用紙温度Tpは外部環境の影響が少ないので、
さらに最適な定着温度Tfを設定することができ、高品
位な画像を形成することができる。
【0016】また本発明は、前記定着手段に初期に設定
される定着温度Tfは、排紙部に画像が形成された用紙
が収容されていないときに温度検出手段によって検出さ
れた温度に基づいて決定されることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、定着手段に対して定着温
度Tfを外部環境に影響されることなく初期設定するこ
とができる。したがって、高品位な画像を形成すること
ができる。
【0018】また本発明は、前記制御手段は、用紙裏面
への画像形成時のみに、定着手段に設定された定着温度
Tfを変更することを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、表面への画像形成時より
も用紙温度Tpが高くなる裏面への画像形成時について
のみ、上述したようにして定着手段に設定された定着温
度Tfを変更する。すなわち、用紙温度Tpが比較的低
い表面への画像形成時には、初期設定された定着温度T
fによって定着動作を実行し、用紙温度Tpが比較的高
い裏面への画像形成時には、変更された定着温度Tfに
よって定着動作を実行する。したがって、用紙裏面に対
する画像形成時についてのみ定着温度Tfを制御して、
効率よく、高い品位で画像を形成することができる。
【0020】また本発明は、前記制御手段は、各用紙の
表面への画像形成時に、互いに同じ定着温度Tfを定着
手段に設定することを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、トナーの剥がれによる定
着不良を防止することができる。定着温度Tfが低下す
るとトナーが剥がれて定着不良が発生するが、本発明で
は各用紙の表面への画像形成時において定着手段に設定
される定着温度Tfが互いに同じに選ばれるので、定着
不良の発生を防止することができる。
【0022】また本発明は、前記制御手段は、排紙部に
画像が形成された用紙が収容されていないときに温度検
出手段によって検出された温度が予め定められる基準温
度Tn以上であったときに、画像形成部の画像形成動作
を所定期間だけ停止することを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、温度検出手段によって、
画像形成部の定着手段以降から排紙部までの搬送路上で
用紙温度Tpが検出される。そして、制御手段は、温度
検出手段の温度検出動作に連動するとともに、検出され
た用紙温度Tpと予め定められる基準温度Tnとの比較
結果に基づいて、画像形成部の画像形成動作を所定期間
だけ停止するよう制御する。これによって、用紙温度T
pを低下させることができる。したがって、用紙の表面
および裏面に対する画像形成において、それぞれに最適
な定着温度Tfが設定され、両面ともに、高温オフセッ
ト、用紙のカール、定着および加圧ローラの汚れ、定着
後の用紙搬送手段へのトナー付着によるJAMなどを発
生することなく、高い品位で画像を形成することができ
る。
【0024】また本発明は、前記制御手段は、画像形成
部の用紙裏面への画像形成動作を所定期間だけ停止する
ことを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、表面への画像形成時より
も裏面への画像形成時の方が用紙温度Tpが高く、本発
明の画像形成装置では、特に、裏面への画像形成時につ
いてのみ、上述したようにして所定期間だけ画像形成動
作を停止するよう制御する。したがって、用紙裏面に対
する画像形成時についてのみ定着温度Tfを制御して、
効率よく、高い品位で画像を形成することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある画像形成装置1を示す図である。画像形成装置1は
複写機であり、大別的に、画像読取部2、画像形成部
3、用紙搬送部4、給紙部5および排紙部6で構成され
る。画像読取部2は、原稿に光を照射したときの反射光
から原稿の画像に応じた画像データを生成する。画像形
成部3は、画像読取部2で生成された画像データに基づ
いて可視像を形成し、用紙Pに印字する。用紙搬送部4
は、給紙部5に収容された用紙Pを画像形成部3に搬送
するとともに、画像形成部3で画像が印字された用紙P
を排紙部6に搬送する。また用紙搬送部4は、表面に画
像が形成された用紙Pの裏面に画像を形成するために、
該用紙Pを表裏反転して再び画像形成部3に搬送する。
このため用紙搬送部4は、後述するようなローラ駆動機
構を備える。
【0027】画像読取部2は、画像形成装置1の上面に
配置される透明なガラスなどから成る原稿台7と、原稿
台7の下方に配置されるスキャナ光学系とを備える。ス
キャナ光学系は、露光用光源8、反射鏡9〜11、結像
レンズ12およびCCD(電荷結合素子)13を含んで
構成される。露光用光源8によって、原稿台7に載置さ
れた原稿に光が照射される。原稿からの反射光は、反射
鏡9〜11によって結像レンズ12に導かれる。CCD
13は、結像レンズ12によって結像された反射光を受
光し、反射光に応じた、すなわち原稿の画像に応じた電
気信号である画像データを生成する。
【0028】画像形成部3は、像担持体である感光体ド
ラム17、帯電部18、現像部19、転写部21、定着
部22およびクリーニング部23を備え、さらに図示し
ないLSU(レーザスキャニングユニット)、定着紙検
知スイッチおよびレジスト前検知スイッチを備える。感
光体ドラム17はローラ状であり、矢符S1方向に回転
駆動可能に構成される。感光体ドラム17の周囲には、
回転方向上流側から順番に、帯電部18、現像部19、
転写部21、クリーニング部23が配置される。
【0029】帯電部18は、感光体ドラム17の表面を
所定の電位に帯電する。LSUは、帯電された感光体ド
ラム17の表面をレーザによって露光し、画像読取部2
で生成された画像データに応じた静電潜像を形成する。
形成された静電潜像は、現像部19が有する現像ローラ
20によってトナーが供給されて現像され、感光体ドラ
ム17の表面に顕像であるトナー像が形成される。転写
部21は転写チャージャなどによって実現され、感光体
ドラム17の表面に形成されたトナー像を給紙部5から
搬送されてきた用紙Pに転写する。定着部22は、転写
されたトナーを熱によって用紙Pに定着する。定着紙検
知スイッチは、定着部22を構成する後述する定着ロー
ラを用紙Pが通過したことを検知する。また、転写後の
感光体ドラム17の表面に残留するトナーはクリーニン
グ部23によって除去される。
【0030】給紙部5は、用紙Pが収容される給紙カセ
ット17を備える。また、用紙Pが手差しでセットされ
る手差し給紙トレイ18を備える。給紙カセット17か
らの用紙Pは半月状のピックアップローラ19によって
1枚毎に出紙され、給紙ローラ20が設けられた搬送路
L1を通過して搬送路L3に搬送され、レジストローラ
23によってタイミングが調整されて、画像形成部3に
与えられる。また、給紙トレイ18からの用紙Pは半月
状のピックアップローラ21によって1枚毎に出紙さ
れ、給紙ローラ22が設けられた搬送路L2を通過して
搬送路L3に搬送され、レジストローラ23によってタ
イミングが調整されて、画像形成部3に与えられる。
【0031】なお、搬送路L3の上であって、レジスト
ローラ23の直前には、図示しないレジスト前検知スイ
ッチが設けられる。レジスト前検知スイッチは、給紙ロ
ーラ20,22によって搬送された用紙Pが搬送路L3
の上の所定の地点を通過したことを検知し、所定の検知
信号を出力する。この検知信号に基づいて、レジストロ
ーラ23は、搬送路L3を搬送されてきた用紙Pを一旦
保持する。そして、感光体ドラム17の表面に形成され
たトナー像が用紙Pに良好に転写されるよう、感光体ド
ラム17の回転に合わせたタイミングで用紙Pを転写部
21に搬送する。すなわち、感光体ドラム17の表面の
トナー像の先端が用紙Pにおける印刷範囲の先端に一致
するように、用紙Pが搬送される。
【0032】搬送路L3は、さらに搬送路L5および副
搬送路L4に連結される。搬送路L3〜L5の連結部近
傍にはガイド部材24が配置される。副搬送路L4の上
には搬送ローラ25〜27が設けられ、表面に画像が形
成された用紙Pは副搬送路L4でその表裏が反転された
後、搬送路L3に搬送され、レジストローラ23によっ
てタイミングが調整されて再び画像形成部3に与えられ
て、用紙Pの裏面に画像が形成される。
【0033】用紙Pを副搬送路L4に搬送するために、
ガイド部材24、および搬送路L5の上に設けられた排
紙ローラ28が機能する。すなわち、表面に画像が形成
された用紙Pは、用紙Pを排紙部6に排紙する順方向に
回転する排紙ローラ28によって一旦搬送路L5に搬送
される。このときガイド部材24は矢符Bの方向に配置
されて、副搬送路L5を遮断し、搬送路L3,L5をつ
なぐ。また、用紙Pは排紙部6に排紙されずに搬送路L
5の内に止まっている。このため、排紙ローラ28は、
用紙Pの後端部を保持するまで順方向に回転する。次
に、ガイド部材24が矢符Aの方向に切替わり、搬送路
L3を遮断し、副搬送路L4と搬送路L5とをつなぐ。
また、排紙ローラ28が逆方向に回転する。これによっ
て、用紙Pは後端部から搬送路L5を介して副搬送路L
4に搬送される。
【0034】片面または両面に画像が形成された用紙P
は、排紙ローラ28が設けられた搬送路L5を通過し
て、排紙部6に与えられる。排紙部6は、図示しない排
紙トレイを備え、排紙された用紙Pを収容する。排紙ト
レイは、たとえば画像読取部2の下方であって、給紙カ
セット17の上部に配置される。
【0035】本形態の画像形成装置1では、特に、画像
形成部3の定着部22以降から排紙部6までの搬送路L
5の上に、温度検出センサ29が設けられる。温度検出
センサ29は、画像形成後の用紙Pの温度Tpを検出す
る。画像形成装置1では、検出された用紙温度Tpに基
づいて、適切な定着温度Tfが設定される。
【0036】なお、温度検出センサ29は搬送路L5の
上であればいずれの位置に設けてもよく、たとえば定着
部22の近傍に設けられる。また、該温度検出センサ2
9に代わって、排紙部6の直前に2点鎖線で示す温度検
出センサ30を設けても構わない。これによって、画像
を形成しないときには、画像形成装置1の外部の環境温
度が検出され、画像形成時には用紙Pの温度Tpが検出
され、このようにして検出される画像形成時の用紙温度
Tpは外部環境の影響が少ないので、さらに最適な定着
温度Tfを設定することができる。また、温度検出セン
サ29または30は、搬送路L5の上の所定の位置であ
って、用紙Pの幅方向のほぼ中央部に配置される。
【0037】図2は、前記定着部22から排紙部6まで
の搬送路L5の付近を拡大して示す図である。定着部2
2は、ヒートローラ31と、該ローラ31に圧着する圧
着ローラ32とを備える。ヒートローラ31は、たとえ
ばアルミニウムA5056製のローラ表面にテフロン
(商品名)をコーティングして構成され、その直径Φは
25mmに選ばれる。また、ヒートローラ31のシャフ
ト38には800Wのハロゲンヒータランプ35が内蔵
される。設定された定着温度Tfに加熱される。さら
に、ヒートローラ31の表面にはサーミスタ36が接触
して配置される。サーミスタ36によってヒートローラ
31の表面温度が検知され、検知された温度に基づいて
ハロゲンヒータランプ35がオン/オフされ、このよう
にしてヒートローラ31の表面が一定の温度に保たれ
る。またさらに、ヒートローラ31の表面には、定着後
の用紙Pを該ローラ31から剥離するためのPPS(ポ
リフェニレンスルフィド)製の剥離爪37が当接され
る。
【0038】圧着ローラ32は、たとえばSUM24L
製のシャフト39の回りに、JISAで表される硬度が
25度、厚みtが6.5mmのLTV(Low Temperatur
eVulcanizable)シリコンゴムを付けて構成され、その
直径Φは23mmに選ばれる。圧着ローラ32のシャフ
ト39は、PPS製の圧着軸受け34を介してスプリン
グ33によって、圧着ローラ32がヒートローラ31に
圧着するように付勢されている。たとえばシャフト39
の一方端部に対して、4.8kgfの圧力で付勢され
る。
【0039】ヒートローラ31および圧着ローラ32は
方向S3,S4にそれぞれ回転可能に構成され、これに
よって搬送路L3を通過して方向S2に沿って搬送され
てきた用紙Pはローラ31,32の間を通過して転写さ
れたトナーが熱によって用紙Pに定着され、画像形成部
3から排紙されて搬送路L5に搬送される。
【0040】搬送路L5の上に設けられる排紙ローラ2
8は、互いに接触して配置される正逆回転可能な一対の
搬送ローラ40,41で構成される。用紙Pを排紙部6
に排紙するときには搬送ローラ40,41は方向S5,
S6にそれぞれ回転し、用紙Pを副搬送路L4に搬送す
るときには搬送ローラ40,41は方向S5,S6とは
反対の方向S7,S8にそれぞれ回転する。
【0041】図3は、画像形成装置1のブロック図であ
る。画像形成装置1は、装置全体の動作を統括的に制御
する制御部45を備える。具体的に、制御部45は、画
像読取部2、ハロゲンヒータランプ35を備える画像形
成部3、用紙搬送部4、給紙部5および排紙部6の動作
を、前述したサーミスタ36からの出力、温度検出セン
サ29からの出力および印字指定ボタン47を備える操
作部46からの出力などに基づいて制御する。すなわ
ち、操作部46の印字指定ボタン47から印字動作の実
行が指定されると、制御部45は、画像読取部2、画像
形成部3、用紙搬送部4、給紙部5および排紙部6によ
る画像形成動作を開始する。特に、印字指定ボタン47
からは用紙Pの片面に印字するか両面に印字するかが指
定され、制御部45は該指定に基づいて画像形成動作を
制御する。
【0042】ここで、定着部22に関して、サーミスタ
36によって検知されたヒートローラ31の表面温度が
制御部45に与えられる。制御部45は、与えられたヒ
ートローラ31の表面温度と設定された定着温度Tfと
を比較し、比較結果に基づいて画像形成部3のハロゲン
ヒータランプ35をオン/オフし、このようにして制御
部45はヒートローラ31の表面温度が定着温度Tfに
一定に保持されるように制御する。
【0043】また、搬送路L5の上に設けられた温度検
出センサ29によって検出された用紙温度Tpが制御部
45に与えられる。制御部45は、与えられた用紙温度
Tpと予め定められる基準温度Tnとを比較し、比較結
果に基づいて定着温度Tfを制御する。
【0044】図4は、制御部45の画像形成動作を説明
するためのフローチャートである。ステップa1で印字
指定ボタン47から印字動作の実行が指定されて制御部
45に印字要求があるとステップa2に進み、制御部4
5は片面印字であるか否かを判断する。片面印字である
ときにはステップa3に進み、片面印字でないときには
ステップa10に進む。
【0045】ステップa3では、画像形成部3を通過し
て表面に画像が印字された用紙Pの温度Tpが温度検出
センサ29によって検出される。次のステップa4で
は、ステップa3で検出された用紙温度Tpと予め定め
られる第1の基準温度T1、たとえば80℃とを比較
し、TpがT1以下であるか否かを判断する。TpがT
1以下であったときにはステップa5に進み、T1以下
でなかったときにはステップa6に進む。
【0046】ステップa5では定着温度Tfを第1の定
着温度Tf1、たとえば180℃に変更し、ステップa
6では定着温度Tfを第2の定着温度Tf2、たとえば
175℃に変更し、それぞれ次のステップa7に進む。
ステップa7では、次の用紙Pに対して印字動作を実行
する。次のステップa8では、ステップa7で画像が形
成された用紙Pの温度Tpが温度検出センサ29によっ
て検出される。次のステップa9では、さらに次の用紙
Pへの印字があるか否かを判断する。あるときにはステ
ップa2に戻り、ないときには動作を終了する。
【0047】ステップa10では、制御部45は両面印
字であるか否かを判断する。両面印字であるときにはス
テップa11に進み、両面印字でないときにはステップ
a2に戻る。
【0048】ステップa11では、画像形成部3を通過
して裏面に画像が印字された用紙Pの温度Tpが温度検
出センサ29によって検出される。次のステップa12
では、ステップa11で検出された用紙温度Tpと予め
定められる第1の基準温度T1、すなわち80℃とを比
較し、TpがT1以下であるか否かを判断する。Tpが
T1以下であったときにはステップa13に進み、T1
以下でなかったときにはステップa14に進む。
【0049】ステップa13では定着温度Tfを第1の
定着温度Tf1、すなわち180℃に変更し、ステップ
a14では定着温度Tfを第2の定着温度TF2、すな
わち175℃に変更し、それぞれ次のステップa15に
進む。ステップa15では、次の用紙Pの表面に対して
印字動作を実行する。
【0050】次のステップa16では、ステップa15
で画像が形成された用紙の表面の温度Tpが温度検出セ
ンサ29によって検出される。次のステップa17で
は、ステップa16で検出された用紙温度Tpと予め定
められる第2の基準温度T2、たとえば60℃とを比較
し、TpがT2以下であるか否かを判断する。TpがT
2以下であったときにはステップa18に進み、Tpが
T2以下でなかったときにはステップa19に進む。
【0051】ステップa18では定着温度Tfを第3の
定着温度Tf3、たとえば175℃に変更し、ステップ
a19では定着温度Tfを第4の定着温度Tf4に、た
とえば170℃変更し、それぞれ次のステップa20に
進む。ステップa20では、該用紙Pの裏面に対して印
字動作を実行する。
【0052】次のステップa21では、ステップa20
で画像が形成された用紙の裏面の温度Tpが温度検出セ
ンサ29によって検出される。次のステップa22で
は、さらに次の用紙Pへの印字があるか否かを判断す
る。あるときにはステップa10に戻り、ないときには
動作を終了する。
【0053】以上のように本形態の画像形成装置1によ
れば、画像形成部3の定着部22の以降から排紙部6ま
での搬送路L5の上に温度検出センサ29を設け、制御
部45によって、温度検出センサ29の温度検出動作に
連動するとともに、検出された用紙温度Tpと予め定め
られる基準温度Tn(T1,T2)との比較結果に基づ
いて、定着部22に設定される定着温度TfをTf1〜
Tf4のいずれかの温度に変更するようにしたので、用
紙Pの表面および裏面に対する画像形成において、それ
ぞれに最適な定着温度Tfを設定することができる。こ
れによって、用紙の片面印字時だけでなく、両面印字時
にも、高温オフセット、用紙のカール、定着および加圧
ローラの汚れ、定着後の用紙搬送手段へのトナー付着に
よるJAMなどを発生することなく、高い品位で画像を
形成することができる。
【0054】また、両面印字時に繰返し実行される印字
動作において、各用紙Pの表面への画像形成時における
定着部22に設定される定着温度Tfは、図5の印字枚
数と定着温度Tfとの関係を示すグラフのように、互い
に同じに設定することが好ましい。すなわち、繰返し実
行されるステップa13では常に定着温度Tfとして第
1の定着温度Tf1、すなわち180℃が設定され、同
様に繰返し実行されるステップa14では常に定着温度
Tfとして第2の定着温度Tf2、すなわち175℃が
設定される。各用紙Pへの印字動作実行時において、定
着温度Tfが低下するとトナーが剥がれて定着不良が発
生するが、上述のように各用紙Pの表面への画像形成時
における定着部22に設定される定着温度Tfが互いに
同じに選ばれるので、定着不良の発生を防止することが
できる。
【0055】なお、初期に設定される定着温度Tfは、
排紙部6に用紙Pが収容されていないときに温度検出セ
ンサ29によって検出された温度に基づいて決定され
る。センサ29によって検出された温度T0と、予め定
められる第3の基準温度T3、たとえば30℃とを比較
し、T0がT3以下であったときには定着温度Tfとし
て180℃を初期設定し、T0がT3以下でなかったと
きには定着温度Tfとして175℃を初期設定する。こ
のようにして初期設定された定着温度Tfによって、外
部環境に左右されないで高品位な画像を形成することが
できる。
【0056】また、定着温度Tfの上述したような制御
を用紙Pの裏面への印字時だけに行っても構わない。表
面への印字時よりも裏面への印字時の方が用紙温度Tp
が高くなり、裏面への印字時についてのみ上述したよう
にして定着温度Tfを変更する。すなわち、用紙温度T
pが比較的低い表面への印字時には、初期設定された定
着温度Tfによって定着動作を実行し、用紙温度Tpが
比較的高い裏面への印字時には、変更された定着温度T
fによって定着動作を実行する。したがって、裏面に対
する印字時のみについて、その定着動作を制御して、効
率よく、高い品位で画像を形成することができる。
【0057】また、温度検出センサ29によって検出さ
れた温度に基づいて印字動作の実行タイミングを制御す
るようにしても構わない。たとえば、排紙部6に用紙P
が収容されていないときに温度検出センサ29によって
検出された温度T0と、予め定められる第4の基準温度
T4、たとえば60℃とを比較し、T0がT4以下であ
ったときには直ちに印字動作を実行し、T0がT4以下
でなかったときには印字動作を所定期間、たとえば約3
0秒だけ停止する。印字動作を停止している期間には、
たとえばハロゲンヒータランプ35をオフとし、画像形
成装置1に設けられる排気ファンを所定の期間、たとえ
ばセンサ29によって所定の温度、たとえば55℃が検
出されるまで回転させる。これによって、用紙温度Tp
を低下することができる。したがって、用紙Pの表面お
よび裏面に対する印字において、それぞれに最適な定着
温度Tfが設定され、両面ともに高い品位で画像を形成
することができる。また、温度検出センサ29によって
検出された温度に基づく上述したような印字動作の実行
タイミングの制御を用紙裏面への印字時のみに行い、効
率よく、高品位な画像を形成するようにしても構わな
い。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、温度検出
手段によって画像形成部の定着手段以降から排紙部まで
の搬送路上で用紙温度Tpが検出され、温度検出手段の
温度検出動作に連動するとともに、検出された用紙温度
Tpと予め定められる基準温度Tnとの比較結果に基づ
いて、定着手段に設定された定着温度Tfが変更され
る。したがって、用紙の表面および裏面に対する画像形
成において、それぞれに最適な定着温度Tfが設定さ
れ、両面ともに、高温オフセット、用紙のカール、定着
および加圧ローラの汚れ、定着後の用紙搬送手段へのト
ナー付着によるJAMなどを発生することなく、高い品
位で画像を形成することができる。
【0059】また本発明によれば、温度検出手段を排紙
部の直前の搬送路上に設けたので、画像を形成しないと
きには画像形成装置外部の環境温度を検出し、画像形成
時には用紙温度Tpを検出して、外部環境の影響が少な
い用紙温度Tpを検出することができ、さらに最適な定
着温度Tfを設定して高品位な画像を形成することがで
きる。
【0060】また本発明によれば、初期設定される定着
温度Tfを排紙部に用紙が収容されていないときに温度
検出手段によって検出された温度に基づいて決定するよ
うにしたので、初期の定着温度Tfを外部環境に影響さ
れることなく設定することができ、高い品位で画像を形
成することができる。
【0061】また本発明によれば、用紙裏面への画像形
成時のみにおいて定着温度Tfを変更するようにしたの
で、効率よく、高い品位で画像を形成することができ
る。
【0062】また本発明によれば、各用紙の表面への画
像形成時において定着手段に設定される定着温度Tfを
互いに同じとしたので、トナーの剥がれによる定着不良
を防止することができる。
【0063】また本発明によれば、検出された用紙温度
Tpが予め定められる基準温度Tn以上であったとき
に、画像形成部による画像形成動作を所定期間だけ停止
するようにしたので、用紙温度Tpを低下して、用紙の
表面および裏面に対する画像形成において、それぞれに
最適な定着温度Tfを設定することができる。したがっ
て、両面ともに、高い品位で画像を形成することができ
る。
【0064】また本発明によれば、画像形成部による用
紙裏面への画像形成動作を所定期間だけ停止するように
したので、効率よく、高い品位で画像を形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である画像形成装置1を
示す図である。
【図2】画像形成装置1の定着部22から排紙部6まで
の搬送路L5の付近を拡大して示す図である。
【図3】画像形成装置1のブロック図である。
【図4】画像形成装置1の制御部45の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】印字枚数と定着部22に設定される定着温度T
fとの関係を示すグラフである。
【図6】用紙の両面に画像形成可能な画像形成装置にお
ける搬送路上の各位置とその位置を通過する用紙の温度
との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 3 画像形成部 4 用紙搬送部 5 給紙部 6 排紙部 17 感光体ドラム 18 帯電部 19 現像部 21 転写部 22 定着部 23 クリーニング部 17 給紙カセット 18 手差し給紙トレイ 19,21 ピックアップローラ 20,22 給紙ローラ 23 レジストローラ 24 ガイド部材 25〜27,40,41 搬送ローラ 28 排紙ローラ 29,30 温度検出センサ 31 ヒートローラ 32 圧着ローラ 33 加圧スプリング 34 圧着軸受け 35 ハロゲンヒータランプ 36 サーミスタ 37 剥離爪 38,39 シャフト 45 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 昌太郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 平岡 伸一郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 斎藤 淳志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 加集 陽介 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA11 DC11 EA12 EA18 EC06 EC09 EC20 ED16 ED25 EE07 EF06 EF09 EF13 EK03 EK09 FA13 2H028 BA06 BA09 BA16 BB04 2H033 AA42 AA46 BA08 BA10 BA32 BB01 BB28 CA07 CA09 CA30 CA34 CA48 5H323 AA36 BB01 CA08 CB04 DA01 EE03 EE06 FF03 FF08 GG04 HH02 KK05 MM02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を供給する給紙部と、 給紙部から供給された用紙に画像を形成する画像形成部
    であって、所定の定着温度Tfに設定された定着手段に
    よって用紙に転写されたトナーを加熱し定着させて画像
    を形成する画像形成部と、 画像が形成された用紙を収容する排紙部と、 給紙部、画像形成部および排紙部をこの順番に連結する
    搬送路と、 画像形成部から排紙された用紙を表裏反転して再び画像
    形成部に搬送するための副搬送路とを備える画像形成装
    置において、 画像形成部の定着手段以降から排紙部までの搬送路上に
    設けられる温度検出手段と、 温度検出手段の温度検出動作に連動するとともに、該温
    度検出手段によって検出される画像形成後の用紙の温度
    Tpと予め定められる基準温度Tnとの比較結果に基づ
    いて、定着手段に設定された定着温度Tfを変更する制
    御手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段を排紙部直前の搬送路
    上に設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記定着手段に初期に設定される定着温
    度Tfは、排紙部に画像が形成された用紙が収容されて
    いないときに温度検出手段によって検出された温度に基
    づいて決定されることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、用紙裏面への画像形成
    時のみに、定着手段に設定された定着温度Tfを変更す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、各用紙の表面への画像
    形成時に、互いに同じ定着温度Tfを定着手段に設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、排紙部に画像が形成さ
    れた用紙が収容されていないときに温度検出手段によっ
    て検出された温度が予め定められる基準温度Tn以上で
    あったときに、画像形成部の画像形成動作を所定期間だ
    け停止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、画像形成部の用紙裏面
    への画像形成動作を所定期間だけ停止することを特徴と
    する請求項6記載の画像形成装置。
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