JPH096307A - 映像信号処理装置、情報処理システム及び映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置、情報処理システム及び映像信号処理方法

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JPH096307A
JPH096307A JP7174201A JP17420195A JPH096307A JP H096307 A JPH096307 A JP H096307A JP 7174201 A JP7174201 A JP 7174201A JP 17420195 A JP17420195 A JP 17420195A JP H096307 A JPH096307 A JP H096307A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンプリングクロックの位相調整を簡易に実
現できる映像信号処理装置、情報処理システム及び映像
信号処理方法を提供すること。 【構成】 A/Dコンバータ10は、映像供給装置の種
類に応じて周波数が異なるアナログの映像信号22をサ
ンプリングしデジタル信号24に変換する。サンプリン
グクロック供給回路30は、A/Dコンバータ10に対
してサンプリングクロック26を供給するものであり、
サンプリングクロックの位相調整のためのエッジ検出回
路40を含む。エッジ検出回路40は映像信号22とそ
の遅延信号とにより減算処理を行い、エッジパルスを生
成する。このエッジパルスにより決まるエッジ情報28
に基づいて、処理部20は、所望の位相のサンプリング
クロックを選択する。なおコンパレータ46に入力され
るしきい値電圧VTを調整したり、デジタル信号24の
値に基づいてサンプリングクロックの位相を調整した
り、位相調整に専用の映像信号をパソコン等から供給し
たりすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号処理装置、該
映像信号処理装置を含む情報処理システム及び映像信号
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】情報処
理システムの1つの形態として、パーソナルコンピュー
タ、マルチメディア端末、ゲーム装置等の映像供給装置
により映像信号を供給し、ディスプレイ、液晶パネル等
の表示装置に出力するシステムが知られている。このよ
うなシステムにおいては、映像供給装置と表示装置との
間はアナログインターフェースにより結合されており、
映像供給装置からはアナログの映像信号が供給されるの
が一般的である。従って、供給される映像信号に所望の
デジタル処理を施したい場合には、映像信号を、一旦、
A/Dコンバータによりデジタル信号に変換し、所望の
デジタル信号処理を施した後にD/Aコンバータを介し
て信号を表示装置に出力する必要がある。例えばマルチ
メディアプレゼンテーションシステムの1つとして開発
実用化が進められている投写型ディスプレイシステムで
は、パーソナルコンピュータから供給される映像信号を
デジタル信号に変換し、この信号に対して、オンスクリ
ーン表示・デジタルγ補正のためのデジタル信号処理を
施すことになる。
【0003】さて投写型ディスプレイシステム等の情報
処理システムの汎用性を高めるためには、異種のパーソ
ナルコンピュータの全てに接続でき、全てのパーソナル
コンピュータに対して対応できるシステムを開発するこ
とが望まれる。しかしながら、映像信号のクロック周波
数は、これらのパーソナルコンピュータ間で異なってい
るのが実情であり、クロック周波数がパーソナルコンピ
ュータの機種毎に異なっていると、A/Dコンバータで
使用されるサンプリングクロックの位相調整が困難にな
る。サンプリングクロックの位相調整が適正になされな
いと、表示特性が極めて劣化し、大きな問題となる。一
方、この位相調整を実現する1つの手法として、ユーザ
が手動でSYNC調整と呼ばれるボリュームを操作する
手法も考えられるが、これでは操作が煩雑且つ難解で、
ユーザにかかる負担が大きい。従って、このサンプリン
グクロックの位相調整を簡易に、自動的に行うことがで
きるシステムが望まれる。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、サ
ンプリングクロックの位相調整を簡易に実現できる映像
信号処理装置、情報処理システム及び映像信号処理方法
を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するために本発明は、映像供給装置の種類に応じて周波
数が異なるアナログの映像信号を所与のサンプリングク
ロックによりサンプリングしてデジタル信号に変換する
A/Dコンバータと、該A/Dコンバータに対して前記
サンプリングクロックを供給するサンプリングクロック
供給回路とを含む映像信号処理装置であって、前記サン
プリングクロック供給回路が、前記サンプリングクロッ
クの位相調整を行うためのエッジ情報を求めるエッジ検
出回路を含み、該エッジ検出回路が、前記映像信号と該
映像信号を遅延させた信号とに基づく減算処理によりエ
ッジパルスを発生する回路を含むことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、映像信号とその遅延信号
との減算処理によりエッジパルスが発生し、このエッジ
パルスあるいはこのエッジパルスから得られる情報をエ
ッジ情報としてサンプリングクロックの位相調整が行わ
れる。本発明によれば、エッジパルスは、映像信号とそ
の遅延信号とに基づいて得られるため、エッジパルスの
幅は、遅延信号の遅延時間により決められる。従って映
像信号の状態によらずエッジパルスの幅を一定にするこ
とが可能となる。また本発明によれば、リンギングが生
じた場合、雑音が多い場合にも適正なエッジ情報を得る
ことができ、良好なサンプリングクロックを得ることが
できる。
【0007】また本発明は、映像供給装置の種類に応じ
て周波数が異なるアナログの映像信号を所与のサンプリ
ングクロックによりサンプリングしてデジタル信号に変
換するA/Dコンバータと、該A/Dコンバータに対し
て前記サンプリングクロックを供給するサンプリングク
ロック供給回路とを含む映像信号処理装置であって、前
記サンプリングクロック供給回路が、前記サンプリング
クロックの位相調整を行うためのエッジ情報を求めるエ
ッジ検出回路を含み、該エッジ検出回路が、前記映像信
号に基づいてエッジパルスを発生する回路と、該エッジ
パルスの振幅電圧と所与のしきい値電圧とを比較する回
路と、該しきい値電圧の値を調整する調整回路とを含む
ことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、比較回路によりエッジパ
ルスの振幅電圧と比較されるしきい値電圧の値を、調整
回路により調整できる。これによりエッジパルスの振幅
電圧が大きい場合にはしきい値電圧を大きくし、小さい
場合にはしきい値電圧を小さくする等の調整が可能とな
る。
【0009】この場合、前記調整回路は、前記映像信号
の振幅電圧の大きさに応じて前記しきい値電圧を調整す
ることが望ましい。映像信号の振幅電圧が大きい場合に
は、エッジパルスの振幅電圧も大きい場合が多いからで
ある。
【0010】また本発明は、映像供給装置の種類に応じ
て周波数が異なるアナログの映像信号を所与のサンプリ
ングクロックによりサンプリングしてデジタル信号に変
換するA/Dコンバータと、該A/Dコンバータに対し
て前記サンプリングクロックを供給するサンプリングク
ロック供給回路とを含む映像信号処理装置であって、前
記A/Dコンバータから出力されるデジタル信号に基づ
いて前記サンプリングクロックの位相調整を行う位相調
整手段を含むことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、位相調整手段が、例えば
所与のサンプリングクロックによりA/Dコンバータか
ら得られたデジタル信号を調べ、この調べた結果に基づ
いてサンプリングクロックの位相調整を行うことができ
る。そして再度、この位相調整されたサンプリングクロ
ックにより得られたデジタル信号を調べ、その結果に基
づいてサンプリングクロックを位相調整することがで
き、これを繰り返すことにより適正な位相のサンプリン
グクロックを得ることが可能となる。
【0012】この場合、前記位相調整手段が、前記サン
プリングクロックが第1の位相であった場合に前記A/
Dコンバータから出力されるデジタル信号と、前記サン
プリングクロックが第2の位相であった場合に前記A/
Dコンバータから出力されるデジタル信号とを比較し
て、前記位相調整を行ってもよい。このように第1、第
2の位相の場合の結果を比較して位相調整を行えば、映
像信号の輝度等の最大値、最小値を容易に見つけだすこ
とが可能となる。
【0013】またこの場合、前記映像信号から基準クロ
ックを抽出する回路と、抽出された該基準クロックに基
づいて、位相の異なる複数のクロックを生成する回路
と、該複数のクロックのいずれかを選択し、選択された
クロックを前記サンプリングクロックとして前記A/D
コンバータに供給するセレクタと、前記複数のクロック
のいずれを選択するかを前記セレクタに対して指示する
処理手段とを含むようにしてもよい。このようにすれ
ば、複数のクロックの中のいずれかを選択するだけでサ
ンプリングクロックの位相調整を実現でき、回路構成の
簡易化、処理の高速化を図れる。
【0014】また本発明は、映像信号を供給する映像供
給装置と、上記映像信号処理装置とを含む情報処理シス
テムであって、該映像信号処理装置が、前記A/Dコン
バータから出力されたデジタル信号に対して所与のデジ
タル信号処理を施す手段を含むことを特徴とする。
【0015】本発明によれば、適正なサンプリングクロ
ックによりサンプリングされ、A/D変換されて得られ
たデジタル信号に対して、例えばオンスクリーン表示、
デジタルγ補正等の種々のデジタル信号処理を施すこと
ができる。
【0016】また本発明は、映像信号を供給する映像供
給装置と、上記映像信号処理装置とを含む情報処理シス
テムであって、該映像信号処理装置が、所与のテレビ映
像信号をデジタル信号に変換する手段と、該デジタル信
号及び前記A/Dコンバータから出力されるデジタル信
号のいずれか一方を表示信号として選択する手段とを含
むことを特徴とする。
【0017】本発明によれば、テレビ映像を変換して得
られたデジタル信号と、A/DコンバータによりA/D
変換されて得られたデジタル信号に対して、変換後に、
同じハードウェアにより同じ処理を施すこと等が可能と
なり、ハードウェアの小規模化を図ることができる。
【0018】また本発明は、映像信号を供給する映像供
給装置と、該映像信号に所与の信号処理を施す映像信号
処理装置とを含む情報処理システムであって、前記映像
供給装置が、位相調整用映像信号を発生する手段を含
み、前記映像信号処理装置が、前記映像供給装置から供
給されるアナログの映像信号を所与のサンプリングクロ
ックによりサンプリングしてデジタル信号に変換するA
/Dコンバータと、前記位相調整用映像信号に基づいて
位相が調整されるサンプリングクロックを前記A/Dコ
ンバータに対して供給するサンプリングクロック供給回
路とを含むことを特徴とする。
【0019】本発明によれば、映像供給装置から位相調
整用の映像信号が供給され、この位相調整用映像信号に
基づいて適正な位相のサンプリングクロックを得ること
が可能となる。この時の位相調整用信号は、輝度の最大
値・最小値をドット毎に繰り返すパターン等から成る信
号であることが望ましい。
【0020】この場合、前記映像信号処理装置が、前記
映像供給装置に対して、前記位相調整用映像信号を供給
することを指示する手段を含むようにしてもよい。この
ようにすれば、例えば電源を投入後、映像信号処理装置
がスタンバイ状態になるまでの期間等に、サンプリング
クロックの位相調整を行うことが可能となる。
【0021】
【実施例】
(第1の実施例)図1に本発明の第1の実施例を示す。
第1の実施例は、映像信号と、この映像信号を遅延させ
た信号とに基づく減算処理によりエッジパルスを発生
し、このエッジパルスに基づいてA/Dコンバータのサ
ンプリングクロックの位相調整を行う実施例である。な
お以下の実施例では、投写型ディスプレイシステムに本
発明を適用した場合を例にとり主に説明を行う。
【0022】アナログの映像信号(ビデオ信号)22
は、パーソナルコンピュータ等の映像供給装置からPC
ビデオ入力4を介してA/Dコンバータ10に入力され
る。A/Dコンバータ10は、この映像信号22をデジ
タル信号24に変換するものであり、得られたデジタル
信号24をデジタル信号処理部12に出力する。デジタ
ル信号処理部12は、このデジタル信号24に対して、
オンスクリーン表示(画面上に所望の文字等を映し出
す)・デジタルγ補正等のための各種のデジタル信号処
理を施すものである。デジタル信号処理が施された信号
はD/Aコンバータ14によりアナログ信号に変換さ
れ、プロジェクタ機構(表示装置)16に出力される。
プロジェクタ機構16はパーソナルコンピュータからの
画像をスクリーン上に投影するものであり、信号ドライ
バ、走査ドライバ、液晶パネル、光学機器等を含む。
【0023】このように本実施例では、パーソナルコン
ピュータから入力されるアナログの映像信号22に各種
のデジタル信号処理を施すために、A/D変換処理が必
要となる。しかしながらこのようなオンスクリーン表示
等の処理を行わない場合においても、このA/D変換処
理は必要である。即ち近年の投写型ディスプレイシステ
ム等では、TV映像を表示装置に表示することが望まれ
ており、このためNTSC、PAL/SECAM等の各
種方式でTVビデオ入力6を介して送られてくるTV映
像信号を、RGB信号に変換するためのデジタルクロマ
回路18が必要とされる。そして、このデジタルクロマ
回路18の出力は、通常、デジタル信号となっている。
従って、投写型ディスプレイシステム等においてパーソ
ナルコンピュータからの映像とTV映像の両方の表示を
可能にするためには、パーソナルコンピュータからの映
像信号22についてもTV映像と同様にデジタル信号に
変換する必要がある。従ってオンスクリーン表示等のた
めのデジタル信号処理を行わなくてもA/Dコンバータ
10によるA/D変換は必要となる。
【0024】なお図1ではD/A変換後の信号をプロジ
ェクタ機構16に入力しているが、プロジェクタ機構1
6がデジタルインターフェース仕様の場合には、デジタ
ル信号処理部12の出力を直接にプロジェクタ機構16
に入力してもよい。またデジタル信号処理部12は、A
/Dコンバータ10の出力とデジタルクロマ回路18の
出力のいずれかを選択する処理も行っている。
【0025】サンプリングクロック供給回路30は、映
像信号22をサンプリングする際に必要とされるサンプ
リングクロック26をA/Dコンバータ10に対して供
給するものであり、基準クロック抽出回路32、多段ク
ロック遅延回路34、セレクタ36、エッジ検出回路4
0を含む。処理部20は装置全体の制御を行うものであ
り、例えばCPU、メモリ等を含むものである。また処
理部20は、エッジ検出回路40から入力されたエッジ
情報28に基づいて、サンプリングクロック供給回路3
0(セレクタ36)に対して、サンプリングクロックの
位相調整のための指示を行う。
【0026】次に本実施例の構成及び動作について更に
詳細に説明する。図2(A)には、パーソナルコンピュ
ータから入力される映像信号22の一例が示される。
J、Kに示すパルスは、水平同期のために使用されるも
のであり、水平同期信号に相当する。また図2(B)に
は図2(A)のLの部分の波形が拡大して示される。こ
の映像信号の周期をTとした場合に、周波数F=1/T
は、映像信号を供給するパーソナルコンピュータの種類
によって異なったものとなる。例えばIBM社製のもの
では25MHz程度、NEC社製のものでは21MHz
程度となる。また同じIBM社製のものでも機種によっ
てこの周波数が微妙に異なったり、あるいは映像信号の
品質(周波数特性等)も異なったものとなる。例えば図
2(B)には、理想的な映像信号の波形が示されるが、
実際にはパーソナルコンピュータが使用するビデオボー
ド等の性能の良し悪しに依存して、図2(C)に示すよ
うにリンギング・雑音等がのった信号となる。
【0027】このようにA/Dコンバータ10には、パ
ーソナルコンピュータの種類等に依存して周波数等が異
なる種々の映像信号が入力されることになるが、システ
ムの汎用性を高めるためには、これらの全てのパーソナ
ルコンピュータに対応できることが望ましい。このため
A/Dコンバータ10は、これらの全ての映像信号を適
正にA/D変換できるものである必要がある。
【0028】図3に、基準クロック抽出回路32の構成
例を示す。基準クロック抽出回路32(PLL)は映像
信号から基準となるクロックを抽出するものであり、例
えば位相比較器60、L.P.F(ローパスフィルタ)6
2、V.C.O64、1/N分周器66を含む。位相比較
器60には、図2(A)のJ、Kに相当する水平同期信
号Hsと、V.C.O64の出力CLK0を1/N分周器
66で1/Nに分周した信号とが入力される。VGAの
場合には走査方向のドット数は640となり、この場合
には1/N分周器66に設定されるNは例えば800程
度となる。これにより、水平同期信号Hsの周波数をF
sとした場合に、800×Fsの周波数を有する基準ク
ロックCLK0がV.C.O64から出力されることにな
る。この基準クロックCLK0は液晶表示等のためのド
ットクロックにもなる。
【0029】図4に多段クロック遅延回路34の構成例
を示す。この多段クロック遅延回路34は直列接続され
たバッファ70ー1〜70-nを含み、先頭のバッファ70
ー1には基準クロック抽出回路32で抽出された基準クロ
ックCLK0が入力される。そして、これらのバッファ
の出力CLK1〜CLKnはセレクタ36に入力される。
図5に映像信号22とCLK0〜CLKnの関係を示す。
図5に示すように、CLK0とCLK1とは、3〜4ns
ec(バッファのディレイ値に相当)分だけ位相がシフ
トしている。CLK1とCLK2、CLK3とCLK4等の
関係も同様である。セレクタ36は、処理部20からの
指示にしたがい、これらの位相が異なるクロック群CL
K0〜CLKnからいずれか1つを選択し、これをサンプ
リングクロック26としてA/Dコンバータ10に出力
する。サンプリングクロックのエッジ(例えば立ち上が
りエッジ)は、映像信号22の輝度最大点及び最小点に
一致している必要がある。一致していないと、映像信号
が黒表示のものである場合にも、表示装置には例えば灰
色表示がなされ、画質が極めて低下するからである。そ
こで図5では、セレクタ36により例えばCLK2が選
択され、このCLK2が、サンプリングクロック26と
してA/Dコンバータ10に出力される。図5に示すよ
うに、CLK2の立ち上がりエッジは、映像信号22の
輝度最大点G及び最小点Hと一致しており、このCLK
2で映像信号22をサンプリングすれば良好な品質の画
像を得ることができる。
【0030】図6にA/Dコンバータ10の構成例が示
される。このA/Dコンバータ10は、入力されたアナ
ログの映像信号22を各量子化レベルと比較し、8ビッ
トのデジタル信号D0〜D7に変換する。上側基準電圧
VHと下側基準電圧VLは、抵抗74ー1〜74ー254によ
り分割され、分割された電圧がサンプリングコンパレー
タ72ー1〜72ー255に入力される。これらのサンプリン
グコンパレータ72ー1〜72ー255は、セレクタ36から
入力されたサンプリングクロック26に基づいて映像信
号22をサンプリングすると共に、サンプリングされた
映像信号と上記分割電圧とを比較し、その結果をエンコ
ーダ76に出力する。エンコーダ76は、これらの比較
結果に基づいて映像信号22のレベルに応じたデジタル
値を決定し、これをラッチ78にラッチする。ラッチさ
れたデジタル信号はデジタル信号処理部12に出力され
る。
【0031】なお図6には、並列比較型のA/Dコンバ
ータを示したが、A/Dコンバータの構成はこれに限ら
れるものではない。例えば2ステップ(Nステップ)並
列比較型等、少なくもアナログの映像信号をサンプリン
グクロックでサンプリングしてA/D変換を行うもので
あればどのような構成のものでも構わない。
【0032】さて第1の実施例では、処理部20が、セ
レクタに対してサンプリングクロックの選択の指示を与
える。この場合、処理部20の上記指示は、エッジ検出
回路40から入力されるエッジ情報(映像信号のエッジ
位置を示す情報)に基づいて行われる。
【0033】エッジ検出回路40は、図1に示すよう
に、遅延回路42、反転バッファ44、コンパレータ4
6を含む。図7に、この遅延回路42の構成例を示す。
映像信号22は、トランジスタ80、抵抗R1から成る
回路によりバッファリングされ、コンデンサC1、C
2、インダクダンスL1から成る回路により遅延させら
れる。図7の例では映像信号は10nsec程度遅延す
る。なおR2、R3は、インピーダンスマッチングのた
めの抵抗である。
【0034】遅延回路42、反転バッファ44には例え
ば図8(A)に示すような波形の映像信号22が入力さ
れる。そして遅延回路42により遅延された映像信号
と、反転バッファ44により反転された映像信号とが加
算され、これにより図8(B)に示すようなエッジパル
スが生成される。このエッジパルスのパルス幅は10n
sec(遅延回路42のディレイ値に相当する)程度と
なる。このエッジパルスは、コンパレータ46の例えば
+端子に入力され、−端子に入力されるしきい値電圧V
Tと比較される。これによりコンパレータ46からは図
8(C)に示すような信号が出力され、これがエッジ情
報として処理部20に入力される。
【0035】なお図8(C)では映像信号22の立ち上
がりでエッジ情報が有効となるが、立ち下がりで有効と
なるようにしてもよいし、立ち上がり及び立ち下がりの
両方で有効になるようにしてもよい。この場合には、例
えば図8(B)に示すようなしきい値電圧VT’及びこ
のVT’とエッジパルスとを比較するコンパレータを用
意する。そしてこのコンパレータの出力と、VTとの比
較動作をする上記のコンパレータの出力とをOR回路等
に入力すればよい。
【0036】以上のように第1の実施例は、映像信号と
その遅延信号との減算によりエッジパルスを発生するこ
とをその特徴としている。この遅延回路を用いた手法に
は、以下のような利点がある。
【0037】第1に、図8(A)に示すようにエッジパ
ルスの幅(横幅)は遅延回路42のディレイ値により決
められ、一定値(例えば10nsec程度)とすること
ができる。このため、映像信号の波形に依存してエッジ
パルスの幅が変動する等の事態が防止されるため、後段
の回路、例えばコンパレータ46等の安定動作を保証で
きる。
【0038】第2に、例えば図9(A)に示すように映
像信号にリンギング等がある場合にも、リンギングが生
じた場所で発生するパルスの振幅電圧を図9(B)に示
すように小さくできる。従って、図9(C)に示すよう
に、リンギング等がある場合にも適正なエッジ情報を処
理部20に対して出力できる。
【0039】第3に、例えば映像信号の周波数特性が悪
い場合、雑音が多い場合等にも、一定の振幅電圧・一定
の幅のエッジパルスを生成でき、映像信号の品質にあま
り依存せずに安定して適正なエッジ情報を得ることがで
きる。
【0040】以上のように第1の実施例によれば、映像
信号の品質等に依らずに適正で安定したエッジ情報を処
理部20に対して与えることができ、この良好なエッジ
情報に基づいて処理部20がサンプリングクロックの選
択指示、即ちサンプリグクロックの位相調整を行う。こ
れにより適正で安定したサンプリングクロック26をA
/Dコンバータ10に対して供給でき、表示品質等を格
段に向上できることとなる。
【0041】なお第1の実施例では、サンプリングクロ
ックの位相調整に基準クロック抽出回路32、多段クロ
ック遅延回路34、セレクタ36等を用いたが、本発明
はこれに限らず、これらと均等な種々の回路を用いるこ
とができる。例えば基準クロック22を映像信号22か
ら抽出せず、外部等からこれを供給することも可能であ
る。また映像信号22とその遅延信号からエッジパルス
を得る回路も図1に示す構成に限られるものではない。
更に例えばコンパレータ46を設けず、エッジパルスを
そのままエッジ情報として用いても構わない。
【0042】(第2の実施例)第2の実施例は、エッジ
パルスと比較するしきい値電圧VTを調整する回路を設
けた実施例であり、図10にその構成の一例を示す。
【0043】調整回路82は、積分回路84、L.P.F
86、基準しきい値電圧発生回路88を含み、その出力
であるしきい値電圧VTはコンパレータ46の−端子に
入力される。コンパレータ46は、しきい値電圧VT
と、エッジパルスとを図8(B)に示すように比較し、
図8(C)に示すようなエッジ情報を出力する。図8
(B)から明らかなように、VTが小さすぎると、振幅
電圧の小さい雑音等のパルスにもコンパレータ46が反
応してしまい好ましくない。一方、VTが大きすぎる
と、適正なエッジパルスに対してコンパレータ46が反
応しないという事態が生じる。そこで本実施例のように
しきい値電圧VTの値を調整する調整回路82を設けれ
ば上記問題を解決できる。
【0044】図10に示す回路では、映像信号22の振
幅電圧の大きさに応じてしきい値電圧VTの値が調整さ
れる。例えば映像信号22として図11(A)に示す波
形の信号が入力されたとする。するとこの映像信号22
は積分回路84により積分され、積分回路84からは図
11(B)に示す波形の信号が出力される。この信号が
L.P.F86に入力されると、L.P.F86からは図1
1(C)に示すような電圧、例えば0.3VのDC電圧
が出力される。この0.3VのDC電圧は、基準しきい
値電圧発生回路88から出力される0.3VのDC電圧
と加算され、調整回路82からは、結局、0.6Vのし
きい値電圧VTが出力されることになる。一方、振幅電
圧が全体的に図11(A)よりも小さい図11(D)に
示す波形の映像信号が入力されると、積分回路84から
は図11(E)に示すような波形の信号が、L.P.F8
6からは図11(F)に示すように例えば0.1VのD
C電圧が出力される。これにより0.4Vのしきい値電
圧VTが出力されることになる。
【0045】以上のように、本実施例によれば、映像信
号22の振幅電圧が全体的に大きい場合にはしきい値電
圧VTも大きくなり、逆に小さければしきい値電圧VT
も小さくなる。エッジパルスの振幅電圧は、一般に、映
像信号の振幅電圧の大きさに依存する場合が多い。従っ
て、映像信号の振幅電圧の大きさに応じて、しきい値電
圧VTを調整することで、雑音等の影響を受けにくく且
つ映像信号のエッジを確実に検出できるエッジ検出回路
を実現できることとなる。
【0046】なお、しきい値電圧VTの調整手法は第1
の実施例で説明したものに限らず、少なくもエッジパル
スの振幅電圧の大きさとしきい値電圧VTの大きさとの
間に相関を持たせるものであれば、種々の手法を採用で
きる。またエッジ検出回路等の構成も第1の実施例で説
明したものに限られるものではない。
【0047】(第3の実施例)第3の実施例は、A/D
コンバータから出力されるデジタル信号に基づいて、サ
ンプリングクロックの位相調整を行う実施例であり、図
12にその構成の一例を示す。
【0048】図12において、例えばラインメモリ9
0、92、処理部20等が位相調整手段に相当する。こ
れらのラインメモリ90、92は、各々、A/Dコンバ
ータ10から出力された例えば1走査ライン分のデータ
を保持するメモリである。もちろん複数走査ライン分の
データを保持するようにしても構わない。サンプリング
クロック供給回路30は、例えば第1の実施例と同様
に、基準クロック抽出回路32、多段クロック遅延回路
34、セレクタ36、エッジ検出回路40を含む。
【0049】次に第3の実施例の動作の一例について説
明する。処理部20は、エッジ検出回路40からのエッ
ジ情報28に基づいて、クロック群CLK0〜CLKnの
いずれを初期時に選ぶかをセレクタ36に対して指示す
る。例えばエッジ情報が図8(C)に示すようなもので
あった場合には、図8(C)のエッジPとエッジQの1
/4のところに例えば立ち上がりエッジがくるクロック
を初期サンプリングクロックとして選択する。
【0050】次にこの初期サンプリングクロックに基づ
いて、A/Dコンバータ10により映像信号22をサン
プリングし、A/D変換を行う。そしてその結果をライ
ンメモリ90に格納する。次に、セレクタ36が選択す
るクロック群を変更する。例えば、初期サンプリングク
ロックがCLKmであった場合にはCLKm-1又はCLK
m+1を選択する。これらのCLKm-1、CLKm+1はCL
Kmと位相が例えば3〜4nsec程度異なる。そして
このCLKm-1又はCLKm+1をサンプリングクロックと
してA/Dコンバータ10により映像信号22をサンプ
リングし、A/D変換を行う。そしてその結果を、今度
は、ラインメモリ92に格納する。
【0051】次にラインメモリ90とラインメモリ92
に格納されたデータの差が演算される。処理部20は、
この差が最少となるところを見つけだし、その時に選択
したクロックを最適位相のクロックと判断する。そし
て、そのクロックをサンプリングクロックとして選択す
るようにセレクタ36に対して指示し、それ以降の映像
信号22のサンプリングはこのサンプリングクロックに
基づき行われる。
【0052】なお本発明におけるサンプリングクロック
の位相調整の手法は第3の実施例で説明したものに限定
されず、少なくもA/Dコンバータから出力されたデジ
タル信号に基づいて行うものであればよい。例えばライ
ンメモリを3個以上設けたり、あるいは1画面分のデー
タを格納するフィールドメモリを設けても構わない。ま
たエッジ情報を用いる手法では、位相調整の初期設定が
可能となるため、位相調整を簡易・高速に実現できると
いう利点がある。しかしながらエッジ情報を用いずに位
相調整を行うことも可能である。この場合には、例えば
サンプリングクロックがCLK0、CLK1である場合の
デジタル信号の差、CLK1、CLK2である場合の差、
CLK2、CLK3である場合の差というように、全ての
場合についての差を求める。そしてこれらの差の中で最
小となるものを見つけ出せばよい。更にサンプリングク
ロック供給回路30の構成も図12に示すものに限られ
るものではない。
【0053】(第4の実施例)第4の実施例は、映像信
号処理装置に対して位相調整用の映像信号を供給して、
位相調整を容易にする実施例であり、図13にその構成
の一例を示す。
【0054】図13に示すように、映像信号処理装置1
10には、パーソナルコンピュータ100から映像信号
ライン114を介して映像信号が供給される。この時、
パーソナルコンピュータ100に含まれる映像信号発生
手段102が位相調整用の映像信号を発生する。サンプ
リングクロック供給回路30は、この位相調整用の映像
信号に基づいてサンプリングクロックの位相調整を行
い、この位相調整されたサンプリングクロックをA/D
コンバータ10に供給する。パーソナルコンピュータ1
00には、例えば所与のオペレーティングシステムと、
映像信号処理装置110を適正に動作させるためのドラ
イバーソフトウェア(デバイスドライバ)、画像表示用
のアプリケーションソフトウェア等がインストールされ
る。これらのドライバーソフトウェア、アプリケーショ
ンソフトウェア等が映像信号発生手段102となり、こ
れらのソフトウェアにより位相調整用の映像信号が発生
される。
【0055】また本実施例では、位相調整用映像信号の
供給を、RS232C等の通信ライン112を介してパ
ーソナルコンピュータ100に対して処理部20が指示
するようにしてもよい。例えば映像信号処理装置110
においては、画像表示が可能となるまでに一定時間を要
する場合があり、例えば投写型ディスプレイシステム等
においては、ランプ等がスタンバイ状態になるまでに一
定時間を要する。そしてこの一定時間の間は画像表示が
できないため、この空き時間を利用してサンプリングク
ロックの位相調整を行うことが望まれる。そこで本実施
例ではこの空き時間に、処理部20が、位相調整用映像
信号の供給をパーソナルコンピュータ100に対して指
示するようにする。これにより空き時間を利用した位相
調整が可能となり、映像信号処理装置110がスタンバ
イ状態となった場合に即座に画像表示を行うこと等が可
能となる。
【0056】なお位相調整用映像信号の供給の指示は、
RS232C等のみならず種々のインターフェースを介
して行うことができる。例えば映像信号を送るラインの
空きライン(空きピン)を利用して、この指示を送るこ
とも可能である。映像信号ライン114には、例えば2
本の空きがあり、この空きラインにDDC(デジタルデ
ータコントロール)クロック、DDCデータを割り当て
る。そして処理部20が、これらのDDCクロック、D
DCデータ等を用いて、パーソナルコンピュータ100
に対して位相調整用映像信号の供給を指示することにな
る。
【0057】次に位相調整用映像信号について説明す
る。位相調整用映像信号は、まず第1に、図14(A)
に示すように1ドットクロック毎に輝度の最大値・最小
値を繰り返すパターン、例えば白・黒を繰り返すパター
ンの信号であることが望ましい。全てのドットが黒であ
るパターン、あるいは全てのドットが白であるパターン
が映像信号として入力されると、エッジパルスを生成で
きず、サンプリングクロック供給回路30によるエッジ
情報の検出等が困難となるからである。第2に、位相調
整用映像信号の振幅幅は、図14(B)に示すように、
電圧レベルVH、VLで定義されるウィンドウよりもほ
んのわずかだけ広いものであることが望ましい。即ち位
相調整用映像信号の輝度の最大値(例えば白レベル)は
VHよりも少しだけ(例えば1量子化レベル分)大き
く、輝度の最小値(例えば黒レベル)はVLよりも少し
だけ(例えば1量子化レベル分)小さくすることが望ま
しい。ここでVH、VLは、図6に示すように、A/D
コンバータ10の上側・下側の基準電圧となるものであ
り、A/Dコンバータ10のA/D変換のウィンドウを
定義するものである。A/Dコンバータ10は、このウ
ィンドウで定義される電圧差を例えば256分割するこ
とになる(8ビットの場合)。
【0058】アナログ映像信号のインターフェースで
は、黒レベルと白レベルとの間の電圧差の規格は例えば
0.714mVとなっている。従って、A/Dコンバー
タ10のウィンドウ幅も例えば0.71mVに固定して
おくのが一般的である。しかしながら、映像信号を供給
するパーソナルコンピュータのメーカー・性能等が異な
ると、黒レベルと白レベルとの間の電圧差が0.714
mVより大きくなったり、小さくなったりし、A/D変
換の精度が悪くなる等の問題が生じる。これを回避する
ために、本実施例では、パーソナルコンピュータ100
の映像信号発生手段102が、ウィンドウ幅よりも少し
だけ広い振幅電圧の映像信号を、位相調整用映像信号と
して出力するようにしている。また処理部20が、この
ような大きさの振幅電圧の映像信号を出力するように、
パーソナルコンピュータ100に対して指示するように
してもよい。更に、パーソナルコンピュータの種類等に
応じて、A/Dコンバータ10に設定するVH、VLの
値を抵抗等の素子を用いて変えるようにしてもよい。
【0059】以上のように第4の実施例によれば、位相
調整に最適な位相調整用映像信号を用いて無駄な時間を
費やすことなくサンプリングクロックの位相調整を行う
ことができるため、表示品質・使い勝手を大幅に向上で
きる。
【0060】なお、本発明は上記第1〜第4の実施例に
限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々
の変形実施が可能である。
【0061】例えば本発明は、投写型ディスプレイシス
テムのみならず、マルチメディアシステム等の種々の情
報処理システムに適用できる。
【0062】またサンプリングクロック供給回路、エッ
ジ検出回路等の各種回路の構成は、上記第1〜第4の実
施例で説明したものに限らず、これと均等な各種の回路
を採用することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号の状態によら
ずエッジパルスの幅を一定にすることができ、このエッ
ジパルスが入力される回路等の安定した動作を保証でき
る。また映像信号が、リンギング、雑音等を有している
場合にも、良好なサンプリングクロックを得ることがで
き、高品質の表示画像を得ることができる。
【0064】また本発明によれば、エッジパルスの振幅
電圧の大きさに応じてしきい値電圧の大きさを調整でき
るため、比較回路が雑音等により誤動作する等の事態を
有効に防止できる。
【0065】また本発明によれば、A/Dコンバータか
らのデジタル信号に基づいてサンプリングクロックの位
相調整を行うことができるため、例えば所与のソフトウ
ェア等でフレキシブルに動作する処理部等を用い、複雑
で精度の高い位相調整を実現できる。
【0066】また本発明によれば、専用の映像信号によ
りサンプリングクロックを位相調整できるため、表示画
像の状態に依らずに、正確且つ高精度なサンプリングク
ロックを得ることができる。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成の一例を示す図である。
【図2】図2(A)〜(C)は、映像信号の波形の例を
示す図である。
【図3】基準クロック抽出回路の構成例を示す図であ
る。
【図4】多段クロック遅延回路の構成例を示す図であ
る。
【図5】映像信号とクロック群との関係を説明するため
の図である。
【図6】A/Dコンバータの構成例を示す図である。
【図7】遅延回路の構成例を示す図である。
【図8】図8(A)〜(C)は、映像信号、エッジパル
ス、エッジ情報の波形の例を示す図である。
【図9】図9(A)〜(C)は、映像信号、エッジパル
ス、エッジ情報の波形の例を示す図である。
【図10】第2の実施例の構成の一例を示す図である。
【図11】図11(A)〜(F)は、調整回路内で作ら
れる各種波形の例を示す図である。
【図12】第3の実施例の構成の一例を示す図である。
【図13】第4の実施例の構成の一例を示す図である。
【図14】図14(A)、(B)は、位相調整用映像信
号について説明するための図である。
【符号の説明】
4 PCビデオ入力 6 TVビデオ入力 10 A/Dコンバータ 12 デジタル信号処理部 14 D/Aコンバータ 16 プロジェクタ機構 18 デジタルクロマ回路 20 処理部 30 サンプリングクロック供給回路 32 基準クロック抽出回路 34 多段クロック遅延回路 36 セレクタ 40 エッジ検出回路 42 遅延回路 44 反転バッファ 46 コンパレータ 82 調整回路 84 積分回路 86 L.P.F 88 基準しきい値電圧発生回路 90 ラインメモリ 92 ラインメモリ 100 パーソナルコンピュータ 102 映像信号発生手段 110 映像信号処理装置 112 通信ライン 114 映像信号ライン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像供給装置の種類に応じて周波数が異
    なるアナログの映像信号を所与のサンプリングクロック
    によりサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D
    コンバータと、該A/Dコンバータに対して前記サンプ
    リングクロックを供給するサンプリングクロック供給回
    路とを含む映像信号処理装置であって、 前記サンプリングクロック供給回路が、前記サンプリン
    グクロックの位相調整を行うためのエッジ情報を求める
    エッジ検出回路を含み、 該エッジ検出回路が、前記映像信号と該映像信号を遅延
    させた信号とに基づく減算処理によりエッジパルスを発
    生する回路を含むことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 映像供給装置の種類に応じて周波数が異
    なるアナログの映像信号を所与のサンプリングクロック
    によりサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D
    コンバータと、該A/Dコンバータに対して前記サンプ
    リングクロックを供給するサンプリングクロック供給回
    路とを含む映像信号処理装置であって、 前記サンプリングクロック供給回路が、前記サンプリン
    グクロックの位相調整を行うためのエッジ情報を求める
    エッジ検出回路を含み、 該エッジ検出回路が、前記映像信号に基づいてエッジパ
    ルスを発生する回路と、該エッジパルスの振幅電圧と所
    与のしきい値電圧とを比較する回路と、該しきい値電圧
    の値を調整する調整回路とを含むことを特徴とする映像
    信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記調整回路が、 前記映像信号の振幅電圧の大きさに応じて前記しきい値
    電圧を調整することを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 映像供給装置の種類に応じて周波数が異
    なるアナログの映像信号を所与のサンプリングクロック
    によりサンプリングしてデジタル信号に変換するA/D
    コンバータと、該A/Dコンバータに対して前記サンプ
    リングクロックを供給するサンプリングクロック供給回
    路とを含む映像信号処理装置であって、 前記A/Dコンバータから出力されるデジタル信号に基
    づいて前記サンプリングクロックの位相調整を行う位相
    調整手段を含むことを特徴とする映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記位相調整手段が、 前記サンプリングクロックが第1の位相であった場合に
    前記A/Dコンバータから出力されるデジタル信号と、
    前記サンプリングクロックが第2の位相であった場合に
    前記A/Dコンバータから出力されるデジタル信号とを
    比較して、前記位相調整を行うことを特徴とする映像信
    号処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記映像信号から基準クロックを抽出する回路と、 抽出された該基準クロックに基づいて、位相の異なる複
    数のクロックを生成する回路と、 該複数のクロックのいずれかを選択し、選択されたクロ
    ックを前記サンプリングクロックとして前記A/Dコン
    バータに供給するセレクタと、 前記複数のクロックのいずれを選択するかを前記セレク
    タに対して指示する処理手段とを含むことを特徴とする
    映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 映像信号を供給する映像供給装置と、請
    求項1乃至6のいずれかの映像信号処理装置とを含む情
    報処理システムであって、 該映像信号処理装置が、前記A/Dコンバータから出力
    されたデジタル信号に対して所与のデジタル信号処理を
    施す手段を含むことを特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 映像信号を供給する映像供給装置と、請
    求項1乃至6のいずれかの映像信号処理装置とを含む情
    報処理システムであって、 該映像信号処理装置が、所与のテレビ映像信号をデジタ
    ル信号に変換する手段と、該デジタル信号及び前記A/
    Dコンバータから出力されるデジタル信号のいずれか一
    方を表示信号として選択する手段とを含むことを特徴と
    する情報処理システム。
  9. 【請求項9】 映像信号を供給する映像供給装置と、該
    映像信号に所与の信号処理を施す映像信号処理装置とを
    含む情報処理システムであって、 前記映像供給装置が、位相調整用映像信号を発生する手
    段を含み、 前記映像信号処理装置が、 前記映像供給装置から供給されるアナログの映像信号を
    所与のサンプリングクロックによりサンプリングしてデ
    ジタル信号に変換するA/Dコンバータと、 前記位相調整用映像信号に基づいて位相が調整されるサ
    ンプリングクロックを前記A/Dコンバータに対して供
    給するサンプリングクロック供給回路とを含むことを特
    徴とする情報処理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記映像信号処理装置が、 前記映像供給装置に対して、前記位相調整用映像信号を
    供給することを指示する手段を含むことを特徴とする情
    報処理システム。
  11. 【請求項11】 映像供給装置の種類に応じて周波数が
    異なるアナログの映像信号を、位相調整処理が施された
    サンプリングクロックによりサンプリングしてデジタル
    信号に変換するステップを含む映像信号処理方法であっ
    て、 前記サンプリングクロックの位相調整を行うためのエッ
    ジ情報を求めるエッジ検出ステップを含み、 該エッジ検出ステップが、前記映像信号と該映像信号を
    遅延させた信号とに基づく減算処理によりエッジパルス
    を発生するステップを含むことを特徴とする映像信号処
    理方法。
  12. 【請求項12】 映像供給装置の種類に応じて周波数が
    異なるアナログの映像信号を、位相調整処理が施された
    サンプリングクロックによりサンプリングしてデジタル
    信号に変換するステップを含む映像信号処理方法であっ
    て、 前記サンプリングクロックの位相調整を行うためのエッ
    ジ情報を求めるエッジ検出ステップを含み、 該エッジ検出ステップが、前記映像信号に基づいてエッ
    ジパルスを発生するステップと、該エッジパルスの振幅
    電圧と所与のしきい値電圧とを比較するステップと、該
    しきい値電圧の値を調整するステップとを含むことを特
    徴とする映像信号処理方法。
  13. 【請求項13】 映像供給装置の種類に応じて周波数が
    異なるアナログの映像信号を、位相調整処理が施された
    サンプリングクロックによりサンプリングしてデジタル
    信号に変換するステップを含む映像信号処理方法であっ
    て、 前記変換ステップで得られた前記デジタル信号に基づい
    て前記サンプリングクロックの位相調整を行うステップ
    を含むことを特徴とする映像信号処理方法。
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