JPH0962282A - 音楽再生装置 - Google Patents

音楽再生装置

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JPH0962282A
JPH0962282A JP7240940A JP24094095A JPH0962282A JP H0962282 A JPH0962282 A JP H0962282A JP 7240940 A JP7240940 A JP 7240940A JP 24094095 A JP24094095 A JP 24094095A JP H0962282 A JPH0962282 A JP H0962282A
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Nobuaki Saka
宜明 坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の利用可能な残り時間が短くなった場合
でも、なるべく多くの曲の演奏が可能な音楽再生装置を
提供する。 【解決手段】 音楽再生装置1は、利用可能時間が予め
設定されるとともに、下記の要件を含んで構成される。
楽音データ記憶手段24:演奏曲の楽音データを演奏
所要時間と対応付けて記憶する。演奏曲予約手段13
c:1ないし複数の演奏曲をその演奏のために予約す
る。音楽演奏手段:楽音データを予約内容に基づいて
楽音データ記憶手段24から順次読み出し演奏曲の演奏
を行う。残り時間計測手段20:装置の利用可能な残
り時間を計測する。合計演奏所要時間算出手段:予約
されている演奏曲の合計演奏所要時間を算出する。演
奏制御手段11:合計演奏所要時間が残り時間を超過す
る場合には、予約されている演奏曲のうちの1以上のも
のを短縮して演奏させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音楽再生装置に係
り、特に演奏曲の短縮演奏が可能な音楽再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽再生装置の一種であるカラオ
ケ装置においては、選曲に要する時間を短縮して装置の
利用効率を高めるために、曲の演奏中に次の演奏曲の予
約ができるように構成されているものが一般的であり、
複数の演奏曲(例えば最大10曲程度)を同時に予約で
きるようにしたカラオケ装置も普及している。ところ
で、上記のようなカラオケ装置が設置されている各種カ
ラオケ利用施設においては、時間料金制が採用されてい
る場合が多く、利用者はその制限時間内でカラオケを楽
しむこととなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のカラオケ装置で
は、装置の利用可能な残り時間に関係なく演奏曲の予約
を許すようになっていた。そのため、利用時間に制限が
あるカラオケ施設においては、制限時間の終了間際にな
っても予約曲が多数残っていると、すべての予約曲が演
奏される前に時間切れとなり、予約曲が歌えなかった利
用客に不満が残ることになる。このような問題を解決す
るために、例えば特開平4−14098に示されている
ように、制限時間内に全ての予約曲の演奏ができなくな
ると判断された場合に、新たな予約を受け付けなくする
装置構成が提案されている。しかしこの構成において
は、残り時間が短くなると利用客は以降の曲予約の断念
を強いらるので、必ずしも不満が解消されることにはな
らない問題がある。特に、カラオケの利用客が多い場合
には、装置の利用可能時間が早々に曲予約で埋まってし
まうこともあり、その段階で1曲も予約できなかった利
用客にとっては事態は深刻である。
【0004】本発明は、装置の利用可能な残り時間が短
くなった場合でも、なるべく多くの曲の演奏を可能と
し、以て上述のような利用客の不満を解消することがで
きる音楽再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明
は、利用可能時間が予め設定される音楽再生装置に係る
ものであり、その第一の構成は下記の要件を含んで構成
されることを特徴とする。 楽音データ記憶手段:演奏曲の楽音データを、その演
奏所要時間と対応付けて記憶する。 演奏曲予約手段:1ないし複数の演奏曲を、その演奏
のために予約する。 音楽演奏手段:演奏曲の楽音データを、演奏曲予約手
段への予約内容に基づいて楽音データ記憶手段から順次
読み出し、演奏曲の演奏を行う。 残り時間計測手段:装置の利用可能な残り時間を計測
する。 合計演奏所要時間算出手段:演奏曲予約手段に予約さ
れている演奏曲の合計演奏所要時間を算出する。 演奏制御手段:上記算出された合計演奏所要時間が残
り時間を超過する場合には、音楽演奏手段に、演奏曲予
約手段に予約されている演奏曲のうちの1以上のものを
短縮して演奏させる。
【0006】上述のように構成された音楽再生装置にお
いては、残り時間が少なくなった場合に、演奏曲予約手
段に予約されている演奏曲のうちの1以上のものが短縮
して演奏されるので、限られた残り時間内において演奏
可能な曲数を増やすことができる。これにより、予約曲
が時間切れのために演奏できなくなったり、あるいは曲
予約を断念しなければならなくなることが少なくなり、
利用客の不満解消に貢献することができる。
【0007】上記演奏制御手段は、音楽演奏手段に、演
奏曲予約手段に登録されている演奏曲を、その最後に登
録されたものから順に短縮して演奏させるように構成す
ることができる。こうすれば、残り時間が十分ある場合
には、先に曲予約を行った利用客は短縮せずに曲演奏を
楽しむことができ、曲予約の順番と演奏短縮の関係にお
いて公平を期することができる。
【0008】一方、本発明の音楽再生装置の第二の構成
は、前述の第一の構成と同様の楽音データ記憶手段と、
音楽演奏手段と、残り時間計測手段とを備えるととも
に、演奏制御手段が次のように構成されることを特徴と
する。すなわち、装置の利用可能な残り時間が予め定め
られた値以下となった場合に、該演奏制御手段は前記音
楽演奏手段に対し、以降の演奏曲を自動的に短縮して演
奏させるように制御を行う。該第二の構成においては、
残り時間が予め定められた値以下になると、以降の全て
の曲が一律に短縮演奏されるので、第一の構成と同様
に、残り時間内に演奏可能な曲数を増やすことができ
る。また、第一の構成より制御の流れが簡略になる利点
も有する。
【0009】次に、上記第一及び第二の構成に共通して
次のような変形を付加することも可能である。すなわ
ち、各演奏曲に対しその短縮演奏時の演奏時間が複数段
階に設定され、演奏制御手段は、残り時間に応じてその
設定された演奏時間のいずれかを選択し、その選択され
た演奏時間により、前記音楽演奏手段に前記演奏曲の短
縮演奏を行わせるものとされる。この構成によれば、例
えば全ての予約曲の演奏を短縮してもなお残り時間内に
演奏が終了しない場合に、より短い演奏時間を選択する
ことで時間内の演奏終了を可能にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の音楽再生装置の実
施の形態を、いくつかの実施例により図面を用いて説明
する。図1は、本発明の音楽再生装置の一例としての、
カラオケ装置1の構成を示すブロック図である。カラオ
ケ装置1は、いわゆる通信カラオケ装置として構成され
ており、ホストコンピュータ2から公共の電話回線等の
通信手段3を介して、カラオケ装置の中核部であるカラ
オケコマンダ4へ、演奏曲の楽音データを含むカラオケ
データが送られる。このカラオケコマンダ4に歌詞テロ
ップや背景映像を表示するCRT等のモニタ7、アンプ
ミキサ8等が接続され、アンプミキサ8にマイク5、ス
ピーカ6がつながれる。
【0011】カラオケコマンダ4はカラオケ制御部10
を備え、ここにCPU11、ROM12、RAM13等
を内蔵していて、カラオケ装置1の全体の制御を司る。
カラオケ制御部10には、ホストコンピュータ2からカ
ラオケデータを受信するためのモデム15、ホストコン
ピュータ2から配信される演奏曲の楽音データ等を蓄積
するカラオケデータ記憶部16、その記憶部16に記憶
された楽音データに基づいて曲を合成する楽音合成部1
7、モニタ制御部18、演奏曲予約手段の要部をなす入
力部19が接続されている。また。カラオケ制御部10
には、現在時刻Tnを示すとともに、その現在時刻Tn
と後述する利用終了時刻Teとに基づいて、装置の利用
可能な残り時間(=Te−Tn)を計測する残り時間計
測手段としてのタイマ20が接続されている。
【0012】カラオケデータ記憶部16の楽音データ記
憶部24には、多数の演奏曲の楽音データが曲番号及び
その演奏所要時間とともに記憶されている。この楽音デ
ータは、例えば、MIDI(Musical Instrument Digit
al Interface)規格に基づいて構成され、その情報は少
なくとも音階、音の強さ、音の長さ、音色等のデータを
含む。
【0013】また、歌詞情報記憶部25には各演奏曲の
歌詞テロップデータが、背景映像データ記憶部26に
は、各演奏曲に一対一に対応する背景映像データ(もし
くは各曲と一対一では対応しない幾つかの異なる背景映
像データ)がそれぞれ記憶されている。さらに、楽音合
成部17は、例えばシンセサイザ等で構成され、楽音デ
ータ記憶部24から送られてくる楽音データに基づいて
各楽器の演奏信号を合成(生成)する音源となる。この
演奏信号は、アンプミキサ8に送られて増幅されるとと
もに、マイク5を介して入力される利用者の歌声と適度
の割合でミキシングされ、スピーカ6から出力される。
すなわち、これら楽音合成部17、アンプミキサ8、ス
ピーカ6等が音楽演奏手段を構成している。
【0014】次に、モニタ制御部18は、歌詞情報記憶
部25から送られてくる歌詞テロップデータ及び背景映
像データ記憶部26から送られてくる背景映像データ
を、モニタ7に視覚的に表示可能な映像信号に変換し、
それに基づく歌詞テロップと背景映像とを合成してモニ
タ7に表示するとともに、曲の演奏の進行に同期して歌
詞テロップを順次反転させ、該当する歌唱部分を利用者
に知らせる役割を果たす。また、入力部19は図3に示
すように、曲番号による演奏曲の予約入力あるいは装置
の利用終了時間Teを入力するための操作キー19a等
を備えている。本実施例では入力部19は、赤外線発生
器等の無線送信部19cを備えたリモコンユニットとし
て構成されているが、カラオケコマンダ4と有線により
接続されたものとして構成したり、カラオケコマンダ4
に一体的に組み込まれたものとして構成することもでき
る。なお、図1に示すようにカラオケ制御部10には、
演奏中(あるいは予約中)の演奏曲の曲番号を表示する
ための表示部22が、表示制御部21を介して接続され
ている。
【0015】次に、図2に示すように、カラオケコマン
ダ4のRAM13には、利用終了時刻Teを記憶するた
めの利用終了時刻メモリ13a、予約曲数Nを記憶する
ための予約曲数メモリ13b、曲予約メモリ13c及び
合計演奏所要時間Tmを記憶するための合計演奏所要時
間メモリ13dが設けられている。ここで、曲予約メモ
リ13cは、予約曲の曲番号を記憶するための曲番号記
憶エリアNrと、その演奏モードデータを記憶するため
のモード記憶エリアMoとを一組とした予約エリアR
1、R2・・・RN等を含むものとして形成されている。
ここで、モード記憶エリアMoには、例えばその曲を短
縮して演奏する場合には「1」が、短縮せずに全体を演
奏する場合には「0」が記憶されるようになっている。
【0016】また、ROM12には、楽音データ記憶部
24から楽音データを読み出して曲の演奏を行うための
音楽演奏プログラム12a、歌詞情報記憶部25に記憶
された歌詞テロップデータに基づいて、歌詞テロップを
モニタ7に出力するための歌詞出力プログラム12b、
及び背景映像データ記憶部26に記憶された背景映像デ
ータに基づいて、背景映像をモニタ7に出力するための
背景映像出力プログラム12cが格納されている。ま
た、入力部19からの入力内容に基づいて演奏曲を選曲
する選曲プログラム12d、及び予約された演奏曲の合
計演奏所要時間Tmと残り時間Te−Tnとに基づい
て、各演奏曲の演奏モードを全体演奏(短縮しない演
奏)と短縮演奏とのいずれかに設定し、さらに該当する
モードによる演奏データを構築するための演奏短縮プロ
グラム12eも格納されている。以下、これらプログラ
ムに基づくカラオケ装置1の作動をフローチャートを使
用して説明する。
【0017】まず、図4のステップS1(以下、単にS
1等という)で、カラオケ装置1全体の初期化をおこな
う。具体的には図5に示すように、S11でRAM3の
内容がクリアされ、さらにS12で入力部19から入力
された利用終了時刻Teが利用終了時刻メモリ13a
(図2)に記憶される。
【0018】初期化処理が終わると、S2からS4に至
るメイン処理に入る。S2では、曲が演奏中であるかを
否かを判断し、演奏中でなければ音楽演奏処理を行う
(S5)。一方、S3では、入力部19から曲予約のた
めのキー入力があるか否かを判断し、もし入力があった
場合には曲予約処理を行う(S6)。S4では、電源が
OFFになったか否かを判断し、OFFでないときはS
2からの動作を繰り返す一方、OFFの場合には動作を
終了する。
【0019】図6は音楽演奏処理(S5)の詳細を示す
フローチャートである。まず演奏開始時の状態である
が、直前に演奏されていた曲の曲番号が表示部19に表
示されているので、S21においてこれをクリアする。
次にS22で、予約曲数Nが0であるか否か(すなわち
予約曲があるかいなか)が判断され、もしNが0のとき
は音楽演奏処理は終了する。一方Nが0以外である場合
は処理が継続される。すなわちS23において、曲予約
メモリ13cの先頭のエリアR1に記憶された曲番号と
演奏モードデータが読み出される。次にS24におい
て、その曲番号と演奏モードに対応する楽音データが楽
音データ記憶部24(図1)から読み出される。この場
合、演奏モードが全体演奏モード(すなわち演奏モード
データが「0」)となっていればその演奏曲全体の楽音
データが読み出され、短縮演奏モード(すなわち演奏モ
ードデータが「1」)の場合には、その短縮演奏に必要
な部分のデータのみが読み出される。なお、短縮演奏モ
ードにおける楽音データの取捨選択は、演奏短縮プログ
ラム12e(図2)により行われる。そして、楽音デー
タとともに歌詞テロップデータ及び背景映像データも読
み出され(S25)、これらデータに基づいて音楽演奏
と歌詞テロップ及び背景映像のモニタ7への表示とが行
われる(S27)。このとき、その演奏曲及び以降の予
約曲の曲番号が表示部7に表示される(S26)。
【0020】ここで、演奏時間を短縮する具体的な方法
であるが、簡便な方法としては、例えば短縮しない場合
の演奏時間に対し、1より小さい係数を乗ずることによ
りその短縮時の演奏時間を決定し、演奏が開始されてか
ら該方法で設定された時間が経過すればそこで演奏を打
ち切ってしまう方法を例示することができる。しかしな
がらこの方法では、歌唱中にカラオケ演奏が唐突に打ち
切られてしまうこともあり、利用者の不満を招く可能性
がある。そこで、より望ましい方法としては、演奏曲が
後奏部を含む場合にはこの後奏部を省略ないし短縮して
演奏する方法が挙げられる。後奏部を中途で終らせる場
合、その曲尾の部分の音量を漸減させて最終的に無音状
態とする、いわゆるフェードアウトの手法を用いると曲
の中断感が和らげられて効果的である。一方、これとは
別の方法として、演奏曲の歌唱部分が複数のコーラス
(リフレイン)部を有している場合、コーラス部の1な
いしそれ以上を省略して演奏する方法も可能である。こ
の場合、省略されるコーラス部の楽音データとともに、
そのコーラス部に対応する歌詞テロップデータも省略し
て読み込まれることとなる。
【0021】こうして音楽演奏が終了すると、S28に
おいて曲予約メモリ13cがシフトし、演奏曲の予約に
関するデータの書換えが行われる。例えば、図8(a)
に示すように、これから演奏される曲も含めて合計6曲
(曲予約エリアR2〜R7)が予約されている場合、その
エリアR2〜R7に格納されているデータがエリアR1〜
R6に移動・上書きされて同図(b)の状態となる。こ
のとき、既に演奏が終わった演奏曲のデータ(シフト前
にエリアR1に格納されていたもの;曲番号101)
と、末尾のエリアR7に格納されていたデータ(シフト
後にエリアR6に格納されるもの;曲番号845)とが
消去され、続いてS29において予約曲数Nの値がデク
リメントされる(この場合7から6に減少する)。以上
で音楽演奏処理は終了する。
【0022】次に、図7は曲予約処理(図4のS6)の
詳細を示している。この処理では、まずS31において
入力部19から予約曲の曲番号が入力され、その曲番号
が演奏モードデータとともに曲予約メモリ13cの末尾
の空きエリア、例えば図8(b)におけるエリアR7に
格納されるとともに、予約曲数Nがインクリメントされ
る。このとき、演奏モードデータは「0」(全体演奏モ
ード)とされる。曲番号の入力が完了すれば、S33に
おいてタイマ20から現在時刻Tnが読み込まれ、S3
4において利用終了時刻Teとの差Te−Tn、つまり
終了までの残り時間が算出される。次に、S36〜S3
9の処理により、全ての予約曲の合計演奏所要時間Tm
が算出される。そして、S40において残り時間Te−
TnとTmとが比較され、Tmの方が小さい場合には、
どの予約曲も演奏短縮の必要性がないと判断されて図4
のS4へ進む。
【0023】一方、Tmの方が大きい場合は、そのまま
では全ての曲を残り時間内に再生できなくなるので調整
処理を行う。すなわちS41に進み、曲予約メモリ13
cに記憶されている予約曲に対して、その末尾のエリア
に格納されているもの、例えば図8(c)においてR7
に格納されているものから順に、演奏モードデータを
「0」から「1」へ書き換える(すなわち全体演奏モー
ドから短縮演奏モードへ切り換える)。書換えが終了す
るとS35に戻って合計演奏所要時間Tmの値が一旦ク
リアされ、短縮後の合計演奏所要時間Tmが算出しなお
される。この処理を繰り返すことで、予約曲が1曲ずつ
短縮演奏モードに変更されてゆき、合計演奏所要時間T
mが残り時間Te−Tnより小さくなれば図4のS4へ
進む。このときの曲予約メモリ13cの状態を図8
(c)に示している。すなわち、末尾のいくつかの予約
曲が短縮演奏モードとされ、その時点の残り時間におい
て全ての予約曲の演奏が過不足なく終了するように調整
されている。なお、短縮演奏モードへの切り換えは必ず
しも末尾の予約曲から順に行う必要はなく、例えば複数
の予約曲に対し順不同に短縮モードに切り換えてゆくこ
ともできる。
【0024】ここで、短縮演奏モードにおいては、その
演奏時間を複数段階に設定することも可能であり、例え
ば複数のコーラス部と後奏部とを有する演奏曲の場合に
は、第一の短縮モード(演奏モードデータを例えば
「1」とする)を後奏部のみをカットするモードとし、
第二の短縮モード(演奏モードデータを例えば「2」と
する)を後奏部とともに複数のコーラス部のうちの1つ
のもの(例えば最後のもの)もカットするモードして設
定することができる。これら複数の短縮演奏モードは、
残り時間の長短に応じて自動的に選択されるようにして
もよいし、利用者が残り時間内にさらに多くの曲を演奏
させたい場合に、入力部19等を用いてマニュアル選択
できるようにしてもよい。例えば自動選択される場合の
例であるが、現在予約中の演奏曲を全て第一の短縮モー
ドで短縮しても、なお残り時間内に演奏が完了できない
と判断された場合に、図8(d)に示すように、その末
尾の予約曲から順に、より演奏時間が短い第二の短縮演
奏モードに切り換えるようにすれば、時間内に演奏終了
できるように調整することが可能となる。なお、短縮演
奏モードは3以上のものを設定することもできる。
【0025】上述の実施例においては、予約曲の合計演
奏所要時間と残り時間との比較に基づいて演奏モードの
変更を行うようにしていたが、残り時間が予め定められ
た設定値以下になると、以降の演奏曲を一律に短縮して
演奏するように処理することも可能である。この場合の
曲予約処理の流れは、例えば図9に示すものとなる。す
なわち、S31からS34までの処理の流れは図7に示
すものと同様であるが、それ以降の処理においては、ま
ずS42で残り時間Te−Tnが設定値Tq以下である
かどうかが判断され、Tq以下であればS43に進ん
で、曲予約メモリ13cに予約されている全ての曲の演
奏モードが短縮演奏に切り換えられる。この場合も短縮
演奏モードを2段階(あるいはそれ以上)に設定するこ
とができる。例えば、残り時間に対する設定値もこれに
対応して2段階に設定しておき、残り時間が第一の設定
値以下となった場合には以降の曲が第一の短縮モードで
演奏され、さらに時間が経過して第二の設定値以下とな
った場合には第二の短縮モードで演奏されるように構成
することができる。
【0026】なお、上記実施例はカラオケ装置を例にと
っているが、本発明はカラオケ装置以外の音楽再生装
置、例えばジュークボックス装置等にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのカラオケ装置の構成
を示すブロック図。
【図2】図1のRAM及びROMの内容を示すブロック
図。
【図3】入力部の一例を示す模式図。
【図4】図1のカラオケ装置における処理の流れの概要
を示すフローチャート。
【図5】その初期化処理の詳細を示すフローチャート。
【図6】同じく音楽演奏処理の詳細を示すフローチャー
ト。
【図7】同じく曲予約処理の詳細を示すフローチャー
ト。
【図8】曲予約メモリの作用説明図。
【図9】別の方法で曲予約処理を行う場合のフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 カラオケ装置(音楽再生装置) 4 カラオケコマンダ 6 スピーカ(音楽演奏手段) 8 アンプミキサ(音楽演奏手段) 10 カラオケ制御部 11 CPU(演奏制御手段、残り時間計測手段、合計
演奏所要時間算出手段) 12 ROM 12a 音楽演奏プログラム(音楽演奏手段) 12e 演奏短縮プログラム(演奏制御手段) 12d 選曲プログラム(演奏曲予約手段) 13 RAM 13c 曲予約メモリ(演奏曲予約手段) 19 入力部(演奏曲予約手段) 20 タイマ(残り時間計測手段) 24 楽音データ記憶部(楽音データ記憶手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用可能時間が予め設定される音楽再生
    装置であって、 演奏曲の楽音データを、その演奏所要時間と対応付けて
    記憶する楽音データ記憶手段と、 1ないし複数の前記演奏曲を、その演奏のために予約す
    る演奏曲予約手段と、 前記演奏曲の楽音データを、前記演奏曲予約手段への予
    約内容に基づいて前記楽音データ記憶手段から順次読み
    出し、前記演奏曲の演奏を行う音楽演奏手段と、 装置
    の利用可能な残り時間を計測する残り時間計測手段と、 前記演奏曲予約手段に予約されている演奏曲の、合計演
    奏所要時間を算出する合計演奏所要時間算出手段と、 その算出された合計演奏所要時間が前記残り時間を超過
    する場合には、前記音楽演奏手段に、前記演奏曲予約手
    段に予約されている演奏曲のうちの1以上のものを短縮
    して演奏させる演奏制御手段と、 を備えたことを特徴とする音楽再生装置。
  2. 【請求項2】 前記演奏制御手段は、前記音楽演奏手段
    に、前記演奏曲予約手段に予約されている演奏曲を、そ
    の最後に予約されたものから順に短縮して演奏させるよ
    うになっている請求項1記載の音楽再生装置。
  3. 【請求項3】 利用可能時間が予め設定される音楽再生
    装置であって、 演奏曲の楽音データを、その演奏所要時間と対応付けて
    記憶する楽音データ記憶手段と、 前記演奏曲の楽音データを前記楽音データ記憶手段から
    読み出して、前記演奏曲の演奏を行う音楽演奏手段と、 装置の利用可能な残り時間を計測する残り時間計測手段
    と、 その残り時間が予め定められた値以下となった場合に、
    前記音楽演奏手段に、以降の演奏曲を自動的に短縮して
    演奏させる演奏制御手段と、 を備えたことを特徴とする音楽再生装置。
  4. 【請求項4】 前記各演奏曲に対しその短縮演奏時の演
    奏時間が複数段階に設定され、 前記演奏制御手段は、前記残り時間に応じてその設定さ
    れた演奏時間のいずれかを選択し、その選択された演奏
    時間により、前記音楽演奏手段に前記演奏曲の短縮演奏
    を行わせるようになっている請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の音楽再生装置。
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