JP3609192B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/361Recording/reproducing of accompaniment for use with an external source, e.g. karaoke systems

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のリクエストがあった場合に、短い曲間で連続してこれらを演奏することができるカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラオケ装置は、前の曲が演奏されている間に次の曲を予約することができ、前の曲の演奏が終了すると、自動的に予約された曲の演奏を開始する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年のカラオケ装置は演奏データで音源を駆動して楽音信号を生成するいわゆる音源カラオケ装置である。音源はそのパラメータ設定により多様な音色の楽音を生成することができるため、どのようなジャンルのカラオケ曲であっても、パラメータを適当に設定することによって、それに適した楽音を生成してカラオケ曲を演奏することができる。
【0004】
しかし、上記のように音源を設定するためのパラメータは非常に多く、カラオケ演奏スタートに先立ってこれを音源に送信して音源をセットアップするために10秒程度の時間がかかってしまう。したがって、連続してカラオケ曲を演奏する場合には、前の曲が終了してから、次の曲をスタートさせるまでにこの曲(次の曲)のためのパラメータ設定をする必要があるため、図6に示すように曲と曲との間に10秒の合間が生じて間延びしてしまい、盛り上がりを欠くことがある欠点があった。
【0005】
この発明は、1つのカラオケ曲の演奏中に他のカラオケ演奏手段のスタートのための準備を行うことにより、上記課題を解決したカラオケ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、セットアップデータおよび演奏データを含むカラオケ曲演奏用の楽曲データを記憶した記憶手段と、記憶手段から楽曲データを読み込んでカラオケ曲の演奏を行う複数のカラオケ演奏手段カラオケ曲を予約する予約手段と、予約手段で予約されたカラオケ曲を予約順に登録する予約リストと、
カラオケ演奏手段でラオケ楽曲データを演奏しているとき、前記予約リストにカラオケ曲の予約があるかを判断し、予約がある場合には、前記一のカラオケ演奏手段の演奏中に、前記予約されていた楽曲データを読み出すとともに、他のカラオケ演奏手段にこの楽曲データのセットアップデータのみを入力、前記一カラオケ演奏手段の演奏が終了したとき、前記他のカラオケ演奏手段に前記予約されていた楽曲データの演奏データを入力してカラオケ曲の演奏を行わせる演奏制御手段と、
を備えたことを特徴とする 。
【0007】
この発明のカラオケ装置は、カラオケ演奏手段を複数備え、1つのカラオケ演奏手段がカラオケ演奏をしているとき、他のカラオケ演奏手段が次のカラオケ楽曲データのセットアップデータを読み込んでカラオケ演奏の準備をする。セットアップデータの読み込みによる演奏準備は通常10秒程度の時間がかかるが、これを事前に行っておくことにより、先のカラオケ楽曲データの演奏が終了したとき、即座に次のカラオケ楽曲データの演奏をスタートすることができ、カラオケ装置の利用者が間延びすることがない。
【0008】
【発明の実施の形態】
図面を参照してこの発明の実施形態であるカラオケ装置について説明する。このカラオケ装置は、電子的に楽音信号を形成する音源を内蔵した音源カラオケ装置であり、カラオケ演奏用の楽曲データはこの音源を駆動制御するための演奏データやパラメータをインプリメントしたものである。カラオケ演奏時には、まず楽曲データに含まれる初期設定パラメータ(セットアップデータ)を音源などのカラオケ演奏系統に送って音源をセットアップし、こののち時間的シーケンスに従って演奏データを音源に入力することによって楽音信号を形成する。
【0009】
そして、このカラオケ装置は、上記音源を含むカラオケ演奏系統を2系統(系統a,系統b)備えている。これは、音源などに対する上記パラメータの設定に約10秒の時間がかかり、連続してカラオケ曲が予約されているときに、曲と曲との間に10秒の合間が生じるのは好ましくないため、一方のカラオケ演奏系統でカラオケ演奏をしているとき、他方のカラオケ演奏系統に対して次の曲のパラメータをセットアップしておき、前記一方のカラオケ演奏系統の演奏が終了したとき、この他方のカラオケ演奏系統の曲の演奏をスタートさせることにより、合間のないカラオケ演奏を行うようにするためである。
【0010】
図1は上記音源カラオケ装置のブロック図である。装置全体の動作を制御するCPU10には、バスを介してROM11、RAM12、外部インタフェース13、ハードディスク記憶装置(HDD)14、通信制御部15、リモコン受信部16、表示パネル17、パネルスイッチ18、音源19a,19b、コーラス処理部20a,20b、DSP21a,21b、歌詞表示部25、背景グラフィック表示部26および表示制御部27が接続されている。前記外部インタフェース13にはLDチェンジャ29が接続されている。このようにこのカラオケ装置は、音源19,コーラス処理部20,DSP21からなるカラオケ演奏系統を2系統(系統a,系統b)備えている。
【0011】
前記DSP21a,21bにはミキサ22が接続されており、ミキサ22にはD/A変換器23が接続されている。D/A変換器23のオーディオ出力端子は外部装置であるオーディオアンプ31に接続されている。オーディオアンプ31にはボーカル用のマイク30が接続されているとともに、スピーカ32が接続されている。また、表示制御部27には外付けのモニタ28が接続されている。
【0012】
前記ROM11には、システムプログラム,アプリケーションプログラム,ローダ,フォントデータなどが記憶されている。システムプログラムは、この装置の基本動作や周辺機器とのデータ送受を制御するプログラムである。アプリケーションプログラムは周辺機器制御プログラム,シーケンスプログラムなどである。シーケンスプログラムはカラオケ演奏時に実行されるプログラムであり、HDD14からRAM12の予約データ読出エリア12a,bに読み出されている楽曲データを音源19や歌詞表示部25などに出力して楽音信号の発生や歌詞の表示などを行うためのプログラムである。ローダは、通信制御部15を介してセンタからカラオケ演奏用の楽曲データなどをダウンロードするためのプログラムである。フォントデータは、歌詞や曲名などを表示するためのものであり、明朝体やゴジック体などの複数種類の文字種のフォントが記憶されている。また、RAM12には、演奏予約された曲の楽曲データをHDD14から読み出すための予約データ読出エリア12が2エリア(エリアa,エリアb)設定される。エリア12aに読み出された楽曲データがカラオケ演奏系統aで演奏されている間に次の予約曲の楽曲データをエリアbに読み出し、この楽曲データに含まれているパラメータをカラオケ演奏系統12bに入力してこれをセットアップしておく。
【0013】
また、RAM12には、演奏予約曲の曲番号を複数記憶する予約曲リストも設定される。
【0014】
通信制御部15は、センタからカラオケ演奏のための楽曲データをダウンロードしてHDD14に書き込む。通信制御部15はDMA回路を内蔵しており、ダウンロードされた楽曲データをCPU10を介さずに直接HDD14に書き込むことができる。HDD14にはダウンロードされた楽曲データを約1万曲分蓄積記憶するための楽曲データ記憶エリアが設けられている。
【0015】
リモコン受信部16はコマンダ3から送られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。コマンダ3はテンキーやモード切換キーなどの各種キースイッチを備えており、利用者がこれらのスイッチを操作すると、その操作に応じたコードで変調された赤外線信号を送信する。利用者は上記各種キースイッチのオンシーケンスによって、カラオケ装置本体に曲番号を入力することができる。
【0016】
表示パネル17は入力された曲番号などを表示するためのLED表示器などを含んでいる。また、パネルスイッチ18はテンキーのほか上記コマンダ3と同種のキースイッチを含んでおり、このパネルスイッチを操作して曲番号を入力することもできる。
【0017】
以下、2系統のカラオケ演奏系統のうち一方の系統について説明する。音源19は、カラオケ演奏時にCPU10から入力されるイベントデータに基づいて楽音信号を形成する。イベントデータは楽曲データの楽音トラックに書き込まれているデータであり、楽音の発音/消音などを制御するデータである。コーラス処理部20は、音声データに基づいてバックコーラスなどの音声信号を形成する。音声データは、音源19で電子的に発生しにくい信号波形(バックコーラスなど)を生の音声信号からADPCMデータ化したものであり、コーラス処理部20はこれを伸長・ピッチ変換して出力する。DSP21は音源19から入力された楽音信号やコーラス処理部20が伸長した音声信号に対して種々の効果を付与する。効果を付与されたカラオケ演奏音はミキサ22に出力される。なお、DSP21a,21bで付与される効果の種類および程度は、CPU10から入力されるDSPコントロールデータによって制御される。DSPコントロールデータは、楽曲データのDSPコントロールトラックにデルタタイムデータとともに記憶されており、CPU10がカラオケ演奏の所定タイミングに読み出してDSP21に入力する。
【0018】
ミキサ22はDSP21a,21bから入力されたカラオケ演奏信号を適当な比率でミキシングし、D/A変換器23に出力する。D/A変換器23はこのカラオケ演奏信号をオーディオ信号に変換したのち、外部のオーディオアンプ31に出力する。オーディオアンプ31はこのカラオケ演奏信号とマイク30から入力された歌唱信号を所定の比率でミキシングして増幅したのちスピーカ32に出力する。
【0019】
歌詞表示部25には、カラオケ曲の曲名や歌詞を表示するための歌詞表示データが入力される。歌詞表示データは楽曲データの歌詞表示トラックに書き込まれているデータであり、上記楽音トラックに基づくカラオケ演奏に同期して曲名や歌詞を表示し、且つ、表示色を変更するように時間間隔データ(デルタタイムデータ)とともにインプリメントされている。歌詞表示部25は、この歌詞表示データに基づいて歌詞などの文字パターンを生成する。また、背景グラフィックス表示部26は、曲頭のタイトル表示や予約確認、テンポ変更確認、ハモリ設定状況などのグラフィックスを生成する。また、LDチェンジャ29は、カラオケ演奏時にレーザディスクの映像を再生する。CPU10は演奏するカラオケ曲のジャンルデータなどに基づいてどのような背景映像を再生するかを決定し、その背景映像のチャプタナンバを該インタフェース13を介してLDチェンジャ29に送信する。LDチェンジャ29は、このCPU10が指定するチャプタの映像を複数枚(5枚程度)のレーザディスクのなかから選択して再生する。上記歌詞表示部25が生成した文字パターン、背景グラフィックス表示部26が生成したグラフィックスおよびLDチェンジャ29が再生した背景映像は表示制御部27に入力される。表示制御部27は背景映像の上に前記文字パターンおよびグラフックスをスーパーインポーズで合成してモニタ28に表示する。
【0020】
図2は楽曲データの概略構成を示す図である。楽曲データは、カラオケ演奏用の楽音トラックのほか、歌詞表示トラック、音声トラック、DSPコントロールトラックなどのトラック、音声データ部およびヘッダで構成されている。ヘッダは、この楽曲データに関する種々のデータ(曲コード、曲名、発売日、演奏時間など)からなっている。また、この曲のジャンルデータは、前記ヘッダに含めても楽曲データと別のデータとして持っていてもよい。
【0021】
また、楽音トラックには、カラオケ演奏の楽音を発生するためのデータがインプリメントされており、ピアノ,弦楽器,リズムパートなど複数のパートを担当する複数のトラックで構成されている。楽音トラックは、楽音の発音や消音などを指示するイベントデータとこのイベントデータの読出タイミングを各イベントデータ間の時間的間隔で表したデルタタイムデータで構成されている。イベントデータは、上記楽音の発音や消音を指示するもの(ノートオンデータ,ノートオフデータ)のほか、音色の調整や変更のためのデータ(パラメータチェンジ,プログラムチェンジなど)が含まれる。また、この楽音トラックの先頭部分にはカラオケ演奏スタートに先立って音源19やDSP21などをリセット・初期設定するための初期設定パラメータがイベントデータとしてまとめて書き込まれており、このイベントデータは、カラオケ演奏スタート(クロック信号に同期した全トラックの順次読み出し)に先立って読み出される。
【0022】
カラオケ演奏においては、テンポクロックに基づいてデルタタイムデータをカウントし、これをカウントアップしたとき次のイベントデータを読み出して音源19に送信する。
【0023】
歌詞表示トラックは、当該カラオケ曲の曲名や歌詞をインプリメントしたシーケンスデータであり、文字表示データ(イベントデータ)と各イベントデータの時間的間隔を示すデルタタイムデータで構成されている。なお、この文字表示トラックのデータは汎用のMIDIデータではないが、インプリンメンテーションの統一をとり作業工程を容易にするため、このトラックを含めて音声トラック,DSPコントロールトラックなどは全てMIDI形式で記述されている。文字表示データは、1行の歌詞の文字データ、この歌詞の表示座標、および、色替えや消去を制御するワイプシーケンスデータからなっている。
【0024】
音声コントロールトラックは、音声データ部に記憶されている複数種類のバックコーラスデータの再生タイミングを制御するためのトラックであり、イベントデータである音声指定データおよびデルタタイムデータで構成されている。音声指定データはどの音声データをどの周波数にピッチシフトしてどの音量で発音するかを指定する内容になっている。
【0025】
また、DSPコントロールトラックは、DSP21a,21bの機能を制御するためのイベントデータおよびデルタタイムデータで構成されている。イベントデータは、楽音信号に対してどのような効果をどの程度付与するかを指示するデータである。このDSPコントロールトラックの先頭部分にも楽音トラックと同様にDSP21などをリセット・初期設定するためのイベントデータがまとめて書き込まれている。
【0026】
カラオケ演奏実行時には、上記楽音トラック、歌詞表示トラック、音声コントロールトラック、DSPコントロールトラック、制御情報トラックは、同じクロック信号に基づいて同期して読み出され、イベントデータが読み出されたとき、これを対応する動作部に出力する。
【0027】
図3,図4は同カラオケ装置の動作を示すフローチャートである。また、図5は同カラオケ装置の連続演奏の手順を説明する図である。この実施形態においては、予約曲読出エリア12aはカラオケ演奏系統a(音源19a,コーラス処理部20a,DSP21a)と対応しており、予約曲読出エリア12bはカラオケ演奏系統b(音源19b,コーラス処理部20b,DSP21b)と対応している。
【0028】
図3において、カラオケ曲のリクエストがあるか否かをs1で判断する。リクエストがあると、s2に進んでこれを予約リストに書き込む。そして、現在カラオケ演奏系統に空きがあるか否かを判断し(s3)、空きがある場合にはセットアップフラグをセットする(s9)。このセットアップフラグのセットにより、この予約された曲について図4(A)のセットアップ処理が実行される。s3でカラオケ演奏系統の空きがない場合には、そのまま待機ルーチンに戻る。連続して3曲以上の予約がされた場合には、系統a,bが2曲に占用されてしまうため、3曲目は1曲目の演奏が終了するまでセットアップできないことになる。なお、このセットアップ処理は図4(B)の演奏処理とマルチタスクで実行される。
【0029】
一方、現在カラオケ曲の演奏中であるか否かをs3で判断する。演奏中であれば、演奏そのまま待機ルーチンにもどる。現在演奏中でなければカラオケ演奏系統のセットアップを完了して即座に演奏をスタートできるカラオケ曲があるか否かを判断する(s5)。準備のできた曲がある場合には、その曲が割り当てられている系統に系統を切り換え(s5)、演奏中フラグをセットする(s7)。演奏中フラグがセットされると、指定された系統の曲について図4(B)の演奏処理が実行される。そして、予約リストに予約曲が書き込まれているかを判断し(s8)、書き込まれている場合には、演奏を終了した系統に次の曲のセットアップを行うためセットアップフラグをセットする(s9)。
【0030】
図4(A)はセットアップ処理を示すフローチャートである。まず、現在演奏されているまたはセットアップが完了している系統と反対の系統を指定し(s11)、その系統の予約曲読出エリア12a/bに楽曲データを読み込む(s12)。そして、この楽曲データの初期設定パラメータ(セットアップデータ)を読み出して音源19a/b,DSP21a/bに送信してこれらをセットアップする(s13)。セットアップが終了すると(s14)、予約リストからこの曲のデータを消去し(s15)、セットアップフラグをリセットして(s16)、動作を終了する。
【0031】
図4(B)は演奏処理を示すフローチャートである。s6で指定された系統の予約曲読出エリア12a/bの各トラックからクロック,デルタタイムデータに応じてイベントデータを読み出し(s21)、これを対応する各動作部(音源19やDSP21など)に出力する(s22)。この動作を曲が終了するまで繰り返す(s23)。曲が終了すると演奏中フラグをリセットして(s24)、動作を終了する。
【0032】
図5を用いて時系列に上記並列処理を説明する。カラオケ曲Aのリクエストがあり、予約曲読出エリア12aにこのカラオケ曲Aの楽曲データが読み出されてカラオケ演奏系統aによって演奏が行われているとする。この演奏中(またはカラオケ曲Aのリクエストと同時)にカラオケ曲Bがリクエストされた場合、このカラオケ曲Bの楽曲データは予約曲読出エリア12bに読み出される。そして、この楽曲データの楽音トラックおよびDSPコントロールトラックから音源19b,DSP21bをセットアップするための初期設定パラメータを読み出して、音源19bおよびDSP21bに送信する。音源19b,DSP21bはこれを受信して各レジスタにセットしたりこのパラメータに基づいて所定の演算を行うことによってセットアップを完了する。これに要する時間がほぼ10秒である。こののち、カラオケ演奏系統aによるカラオケ演奏が終了するまで待機する。カラオケ演奏系統aによるカラオケ演奏が終了すると、ほぼこれと同時に、または、1〜2秒程度の間隔をあけてカラオケ演奏系統bによるカラオケ曲Bの演奏をスタートさせる。このように、カラオケ曲Aの演奏終了時には、カラオケ曲Bの演奏をスタートする準備が完了しているため待ち時間なくこれをスタートすることができる。また、カラオケ曲Aのエンディングとカラオケ曲Bのイントロをクロスフェードして待ち時間を0にすることも可能である。
【0033】
このように、この発明はカラオケ演奏系統を2系統設けて複数のカラオケ曲を待ち時間なしで続けて演奏できるようにするものであるが、このようにカラオケ演奏系統(楽音信号形成系統)を2系統設けることによりカラオケ装置に以下のような機能を持たせることも可能である。
【0034】
1.カラオケ装置に外部MIDI入力端子を設け、上記2系統の楽音信号形成系統のうち1系統をこの外部MIDI入力端子に開放する。これにより、カラオケ装置のカラオケ演奏に合わせて外部MIDI入力端子に接続された外部MIDI機器(電子楽器)でフルチャンネルの演奏が可能になり、カラオケ装置の自動演奏と外部MIDI機器との充実したアンサンブルを実現することができる。
【0035】
2.近年のカラオケ装置は、カラオケ曲のリクエストが無い時間を利用して自己店舗のCMやコンサートガイド,スポーツの結果などの情報を流したり、利用者の楽しみのためにビンゴゲームなどのゲームを行ったりするが、この情報やゲームのバックにBGMを流す。このBGM用に1系統のカラオケ演奏系統を用い、情報に対応するキー操作(コンサートチケットの発注など)に対応する確認音やゲームの効果音などの楽音を他の系統で発音する。これにより、質の高いBGMや効果音を発生することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、音源などのカラオケ演奏手段を複数系統設け、カラオケ曲を連続して演奏するとき、順次(交互に)これを用いるようにしたことにより、通常10秒程度の時間が掛かるカラオケ演奏手段のセットアップを先のカラオケ曲の演奏中に次のカラオケ演奏を実行するカラオケ演奏手段に対して行うことができるたため、先のカラオケ楽曲データの演奏が終了したとき、即座に次のカラオケ楽曲データの演奏をスタートすることができ、無用な間隔を開けることなく連続してカラオケ演奏を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である音源カラオケ装置のブロック図
【図2】同カラオケ曲の楽曲データの構成を示す図
【図3】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図4】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図5】同カラオケ曲の連続演奏の手順を説明する図
【図6】従来のカラオケ装置の連続演奏の手順を説明する図
【符号の説明】
12…RAM、12a,12b…予約曲読出エリア、14…HDD、
19a,19b…音源、20a,20b…コーラス処理部、
21a,21b…DSP

Claims (1)

  1. セットアップデータおよび演奏データを含むカラオケ曲演奏用の楽曲データを記憶した記憶手段と、
    記憶手段から楽曲データを読み込んでカラオケ曲の演奏を行う複数のカラオケ演奏手段
    カラオケ曲を予約する予約手段と、
    予約手段で予約されたカラオケ曲を予約順に登録する予約リストと、
    カラオケ演奏手段でラオケ楽曲データを演奏しているとき、前記予約リストにカラオケ曲の予約があるかを判断し、
    予約がある場合には、前記一のカラオケ演奏手段の演奏中に、前記予約されていた楽曲データを読み出すとともに、他のカラオケ演奏手段にこの楽曲データのセットアップデータのみを入力、前記一カラオケ演奏手段の演奏が終了したとき、前記他のカラオケ演奏手段に前記予約されていた楽曲データの演奏データを入力してカラオケ曲の演奏を行わせる演奏制御手段と、
    を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
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