JP3906499B2 - 曲演奏装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、曲データを演奏する曲演奏装置に関し、特に、曲演奏装置における曲データの演奏モードの多様化に関する。
【0002】
【従来の技術】
曲演奏装置の代表的なものとしていわゆるカラオケ(楽音演奏)装置がある。例えば、特開平7−306687号には、いわゆる通信カラオケ装置の構成例が開示されている。カラオケ装置は、指定された曲のメロディを演奏すると共にモニタ画面に背景画像と歌詞を表示する。一般的に、カラオケ装置には演奏曲を指令するためのリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)が備えられている。利用者はリモコンを用いて演奏すべき曲をその都度カラオケ装置本体に命令し、演奏曲を予約する。カラオケ装置本体は、予約された曲を順番に演奏する。このようなカラオケ装置は通常複数人で利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数人で好みの曲を歌唱する場合、カラオケ装置本体にリモコン等を使用して演奏すべき曲を予約する。このとき、誰が予約したかに関係なく、予約入力された曲の順番に演奏が開始される。カラオケ装置への予約手段が複数ある場合、例えば、複数のリモコンが用意されている場合や、リモコンと曲演奏装置本体のキーボード入力部とから曲の予約がなされる場合には、ある人が演奏曲を予約しているときに他の人の予約曲が入り込むことを許容する。このため、利用者が好みの曲を複数連続して歌唱したいときに、他人の予約曲が割込むという不具合が生じ得る。
【0004】
また、複数の曲を連続的に歌唱する場合に、各曲をすべて歌唱するのではなく、各曲の味のある部分だけを歌えるようにすることは、歌唱者にカラオケの新たな楽しみを与えるので好ましいことである。
【0005】
また、一つの曲中で演奏曲のリズムを種々に変えることができれば、カラオケの新たな楽しみを提供できる。
【0006】
よって、本発明は、他人の予約曲が途中に挿入されないようにして複数曲を連続に演奏することのできる一括予約機能を提供するリモコン及び曲演奏装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、選択された複数曲の各曲の特徴的なメロディ部分を繋いで演奏することのできるいわゆるメドレー演奏機能を提供することを目的とする。
【0008】
また、一つの曲中でリズムを種々変更して曲演奏を行うことのできるリズムチェンジ機能を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のリモートコントロール装置は、指定された曲を曲演奏装置に送信して指定曲を演奏させるリモートコントロール装置において、一括予約開始指令と上記曲演奏装置に演奏させる曲を入力する入力手段と、入力された曲を記憶する記憶手段と、上記一括予約開始指令が入力された後に、入力される複数の曲を入力順に上記記憶手段に予約曲として記憶させ、記憶された複数の予約曲を一括して前記曲演奏装置に送信させる一括予約手段と、を備える。かかる構成によってより確実に予約曲を連続して演奏させることが可能となる。
【0010】
また、本発明の曲演奏装置は、音源の演奏情報である曲を演奏する曲演奏装置において、演奏すべき曲を指令する複数の予約曲入力手段と、上記複数の予約曲入力手段のうちのいずれかの予約曲入力手段から一括予約開始指令の下に入力された複数の予約曲を連続して記憶する記憶手段と、連続して記憶された上記複数の予約曲の間に更に上記予約曲入力手段から演奏が指令された曲が予約曲として割込むことを阻止する阻止手段と、を備える。かかる構成によって、複数の予約リモコンや本体のパネルからの予約入力によって、一連の予約曲中に他人の予約曲が入り込むことを防止する。
【0011】
また、本発明の曲演奏装置は、音源の演奏情報である曲を複数組合わせて各曲間を連続的に演奏するメドレー演奏を行う曲演奏装置において、上記メドレー演奏を行うために、上記曲の一部の演奏情報を含む部分曲を複数結合してメドレー曲を形成するメドレー曲形成手段、を備える。かかる構成によって使用者による任意の曲の組合わせによってメドレー曲演奏を行うことが可能となる。
【0012】
また、部分曲相互間に間奏曲を挿入してメドレー曲を形成することによって、聴感上自然なメドレーとすることが可能となる。
【0013】
また、一連の部分曲の曲頭に前奏曲や曲尾に後奏曲を付加してメドレー曲を形成することによって、より聴感上自然なメドレーとすることが可能となる。
【0014】
また、上記間奏曲の演奏パラメータの値が、間奏曲の演奏の進行に伴って、該間奏曲に後続する部分曲の演奏パラメータ(例えば、テンポ、音量等)の値に徐々に接近するようになされて、より聴感上自然なメドレーとなされる。
【0015】
本発明の曲演奏装置は、演奏中の曲のリズムを変えることを可能とするリズムチェンジ機能を備えた曲演奏装置において、上記曲を担う曲データの構造がメロディーを担うメロディートラックとリズムを担う複数のリズムトラックとを備え、上記複数のリズムトラックの各々は別種類のリズムを保持する、ことを特徴とする。
【0016】
また、入力されるリズムの選択指令に応じて前記複数のリズムトラックから前記選択指令に対応するリズムトラックを演奏トラックとして選択するリズムチェンジ手段を備える。かかる構成とすることによって、同一曲中の任意のタイミングでリズム種を変えて演奏を楽しめる。
【0017】
【実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、曲演奏装置としてのカラオケ装置本体1を説明するブロック図である。図2は、カラオケ装置1に付属するリモコン2を説明するブロック図である。図3は、いわゆる通信カラオケシステムにおけるセンター装置3を説明するブロック図である。
【0019】
図1に示されるように、カラオケ装置本体1は、概略的に言えば、演奏制御部11、ビデオデコーダ12、音声デコーダ13、キーボード入力部14、通信インタフェース部15、赤外線受光器16、受信部17、表示部18、外部記憶インタフェース部19、ハードディスク装置20、CD−ROM装置21、等によって構成される。
【0020】
演奏制御部11は、これを機能的に表現すると、CPU11a、予約レジスタ11b、ROM11c、RAM11d等によって構成される。CPU11aは、ROM11cに格納された制御プログラムを実行し、ビデオデコーダ12及び音声デコーダ13の演奏制御、曲情報を蓄積しているデータベースセンタとのデータ通信制御、キーボード入力部14及びリモコン2から発せられる各種命令の処理等を行う。予約レジスタ11bは、次に演奏すべき曲名を複数記憶するFIFOレジスタである。予約レジスタ11bはRAM内の特定エリアをFIFOレジスタとして利用しても実現できる。ROM11cは、CPU11aの制御プログラム等の固定データを保持する。RAM11dは、CPU11aの作業用の記憶エリア等として使用される。
【0021】
ビデオデコーダ12はDSP(デジタル信号処理プロセッサ)等によって構成され、曲データのうちのビデオデータを演奏制御部11によって設定される制御パラメータに従って映像信号に変換する。映像信号はモニタ4によって映し出され、例えば、モニタ画面にカラオケの演奏曲に同期した背景画像や歌詞テロップが表示される。
【0022】
音声デコーダ13もDSP等によって構成され、曲データのうちの音源情報を演奏制御部11によって設定される制御パラメータに従って音声信号に変換する。音声信号は外部アンプ5を介してスピーカ6によって音声に変換される。歌唱者の音声は、マイク7によって音声信号に変換され、音声デコーダ13において演奏曲に重畳される。
【0023】
キーボード部14は、カラオケ装置本体1の前面パネルに設けられており、曲の予約、予約割込み、予約の確認、演奏曲の変更、予約の取消し、スタート、ストップ、等の指令を演奏制御部11に対して発生する。
【0024】
通信インタフェース15は、センターコンピュータから曲データを得る等のために公衆通信回線と演奏制御部11とを繋ぐ役割を果す。受光部16は、リモコン2から発せられた赤外線光信号を受光し、電気信号に変換して受信部17に送る。受信部17はアナログ受信信号をデータ信号に復調して演奏制御部11に送る。
【0025】
表示部18は、演奏制御部11が、予約曲、演奏曲、演奏状態等を可視的に表示するもので、LED表示器等からなる。
【0026】
カラオケ装置本体1のケース内に、センターから配信される曲データ等を記憶するために、大容量の記憶装置、例えば、ハードディスク装置20が設けられている。また、CD−ROMとして供給される曲データベースから曲データを読出すべくCD−ROM装置21が設けられる。これ等の外部記憶装置を使用するために外部インタフェース19が演奏制御部11と外部記憶装置との間に設けられている。
【0027】
リモコン2は、図2示されるように、キーボード入力部31、CPU32、表示部33、RAM34、ROM35、送信部36、赤外発光器37等によって構成される。キーボード31が操作されると、CPU32がROM35に記憶された制御プログラムに従って入力命令を処理する。キーボードの操作の内容や曲名等がLCDパネルを用いた表示部33に表示される。CPU32が本体1の演奏制御部11に与える制御指令や曲名等の情報は送信部36によって搬送信号に重畳され、赤外線発光器37から光信号として本体1の受光器16に送信される。
【0028】
カラオケ装置は、演奏すべき曲(予約曲)の入力手段として複数のリモコン2と、カラオケ装置本体1の前面パネルにキーボード部14を持つ。
【0029】
データベース・センター3は、図3に示すように、通信インタフェース41、センター・コンピュータ42及びデータベース記憶装置43等によって構成される。センター・コンピュータ42は、端末のカラオケ装置1からの要求により、あるいはセンターの運用プログラムに従って、データベースに記憶された多種多様の曲データやゲームソフト、カラオケPC−VAN情報等をカラオケ装置1に配信する。
【0030】
次に、図4乃至図6を更に参照して、リモコン2を用いた複数曲の一括予約について説明する。この一括予約モードでは、一連の演奏に他人の選曲が含まれないようにしてカラオケを楽しむことができるようにするものである。
【0031】
まず、利用者は、キーボード入力部31に設けられた一括予約キーあるいは一括予約を担う特定キーの組合わせの操作によって一括予約モードの開始を指令する。この後、演奏すべき曲、例えば、曲名A、曲名B、曲名C、…、曲名Hを順番に入力する。最後の曲名Hの後に、一括予約の入力終了を指令する。
【0032】
CPU32はこの操作に対応してRAM34内に、図4に示すように、一括予約開始命令コード、曲名Aのコード、曲名Bのコード、…、曲名Hのコード、一括予約終了コードを形成する。そして、これらの一群のデータはリモコン2の送信ボタンあるいは上記一括予約の終了が指令されたときに、リモコン2からカラオケ装置本体1に送信される。
【0033】
従って、カラオケ装置本体1に対して一度に複数曲を一括して予約することができる。リモコン2内で一連の演奏曲データ(演奏プログラム)を形成してから本体1に送信することにより、他人の予約による割込みのない演奏プログラムを形成することが可能となる。
【0034】
カラオケ装置本体1に送信されたデータは受信部17で復調され、受信部17の図示しないバッファに一旦保持される。受信部17にリモコンのデータが着信すると、CPU11aへの入出力割込み条件が成立する。
【0035】
図5に示すように、演奏制御部11は割込み処理によって受信データの処理を開始する。演奏制御部11は、一括予約開始命令が存在するか判別する(S12)。一括予約開始命令がなされると、本体内に一連の曲の予約が完了するまで他からの演奏曲予約の申込みを暫時制限すべく、キーボード入力部14及び受信部17に対して曲予約による割込み処理の発生を禁止する排他制御を行う(S14)。
【0036】
受信部17のバッファに保持された曲名を読取り、CPU内部レジスタに取り込む(S16)。上記バッファから一括予約終了命令が読出されるまで、予約曲名を内部に取り込む。曲名A、曲名B、…、曲名Hが読み出されると、次に、一括予約終了命令が読出される(S18)。演奏制御部11は一括予約終了命令を読み出すと、CPU11aに取り込んだ各予約曲名を順番に予約レジスタ11bに書き込む(S20)。次いで、排他制御が解除され、他の利用者の曲予約や引続いての曲予約が可能となる(S22)。
【0037】
この結果、予約レジスタ11bには、図6に示すように、一括予約された曲A、曲B、曲C、…、曲Hがリモコンで形成されたプログラム通りに連続して予約される。なお、予約レジスタ11bの各曲名の各エリアにはフラグ領域が設けられる。一括予約された曲のフラグ領域に一括予約フラグを設定する。一括予約されている一連の曲にフラグを設定することによって、曲間への予約曲の挿入(割込み)の可否が判断可能となる。従って、演奏中に割込み指令が発せられたときに、一括予約された複数曲の連続演奏が中断されないようにすることができる。
【0038】
上述したようにして実現され得る一括予約機能は、次に述べるカラオケのメドレー曲演奏に使用して好都合である。
【0039】
図7乃至図11は、メドレー曲演奏を説明する図である。まず、メドレー曲用のデータベースが作成される。メドレー曲は、図7に示すように、従来の曲データ本体に、当該曲の特徴的なメロディ部分を有するメドレー曲用データ(部分曲)として形成される。メドレー曲用データの先頭位置にはメドレー曲を演奏するために必要な音量、音色、速度、各種エフェクトのパラメータ等のMIDI情報がヘッダ情報として付加されている。他の曲データも同様である。
【0040】
例えば、曲名Aの演奏データは、A曲データ本体と、A曲メドレー用データとによって構成される。通常の曲演奏の場合には、A曲データ本体のみが演奏される。このような、メドレー曲データが、メドレー演奏の対象となる各曲について用意される。
【0041】
また、メドレー曲演奏の開始の際に演奏されるオープニングとして演奏される曲データ(前奏曲)が各種用意される。例えば、演歌調、ポップス調、ロック調、…、等のオープニング用曲データが用意される。
【0042】
また、メドレー曲演奏の終了の際に演奏されるエンディングとして演奏される曲データ(後奏曲)が各種用意される。例えば、演歌調、ポップス調、ロック調、…、等のエンディング用曲データが用意される。
【0043】
更に、メドレー曲間を繋ぐメドレー用曲間データ(間奏曲)が用意される。メドレー用曲間データは、例えば、前後のメドレー曲に対応したものが曲の組合わせ分用意される。このような曲データはデータベースセンター3から通信網を介してカラオケ装置本体1に配信され、演奏曲のデータベースとしてのハードディスク20に記憶される。
【0044】
メドレー曲の形成は、まず、利用者がリモコン2のキーボード入力部31からメドレー演奏モードを指定し、メドレー曲の対象となる曲リストから一連の予約曲を前述した一括予約モードを利用してカラオケ装置本体1に入力することから始る。一括予約モードを利用すると、一連のメドレー曲内に他人の予約曲の割込みを防止することが可能となるので好ましい。
【0045】
カラオケ装置本体1の演奏制御部11は、メドレー演奏指令がなされると(S30)、図8に示すように、メドレー曲として指定された一連の曲名データからメドレー曲を組立てる。すなわち、予約レジスタ11bから指定曲名を読込む(S32)。読込んだ曲のメドレー曲における位置を判別する(S34)。読込んだ曲が最初の曲であるときは、その曲の前に当該曲の種類に応じたオープニング曲名を付加する。例えば、最初の曲がポップスであるときは、図7に示すように、ポップスのオープニング用データを選択する。勿論、各曲メドレー用データにオープニング曲やエンデイング曲として選ばれたときに組合わせるべきオープニング曲用データやエンデイング曲用データの名前をヘッダ情報として予め記憶しておくことができる(S36)。読込んだ曲が中間の曲であるときは、その前の曲名と当該曲名の組合わせに対応した曲間データ名を抽出する。この抽出は、例えば、図9に示すような、前後の曲の全組合わせについて選択すべき間奏曲名を定めたテーブルを参照することによって行うことができる(S38)。読込んだ曲が最後の曲であるときは、その前の曲名と当該曲名の組合わせ対応した曲間データ名を抽出する(S40)。更に、最後の曲の後ろに付加すべきエンディング用曲名データを、当該最後の曲の種類や当該曲のヘッダ情報に対応して付加する(S42)。
【0046】
このようにして、メドレー演奏に必要な複数の曲名データを組合わせて新メドレー曲を作曲する。新メドレー曲を構成する各曲名について対応する曲データをディスク装置20内のデータベースから順番に読取ってRAM11dに展開し、メドレー曲演奏データを形成する。このメドレー曲演奏データをビデオデコーダ12及び音声デコーダ13に供給することによって、メドレー演奏が実行される。
【0047】
例えば、メドレー曲として演奏すべき曲が、図6に示すように、予約レジスタ11bに記憶された曲名A〜曲名Hであるとき、組立てられるメドレー曲演奏データは図10に示すように、オープニング(前奏)部・A曲メドレー部・間奏部・B曲メドレー部・間奏部・C曲メドレー部…・H曲メドレー部・エンディング(後奏)部という具合になる。RAM11dの記憶容量が大きい場合には、メドレー曲演奏データ全体をRAM11d内で組立ててから、演奏を開始することができる。
【0048】
また、あるメドレー曲を演奏中に次のメドレー曲のデータを読込んでRAM11dに展開しておくようにすることもできる。例えば、現在演奏中のメドレー曲の演奏終了時に次のメドレー曲のヘッダ情報をMIDI機器にいわゆるイクスクルシーブ(exclusive)転送して、次のメドレー曲の演奏のためのMIDI機器の初期化を行う。このような手順を繰返すことによってメドレー曲演奏を完了することができるので、RAM11dの使用量を減らすことができる。
【0049】
上記メドレー演奏の実施例では、前後の曲の各組合わせについて、曲同士が、聴感上の違和感なく繋がるように作曲した間奏曲を予めデータベースに多数蓄積する構成としているが、図11に示すように、曲間データを用いないようにするやり方もある。すなわち、メドレー曲自身が曲同士の連携を考慮した、導入部(オープニング)演奏であるフェードイン部、曲の終了部(エンデイング)演奏であるフェードアウト部、をメドレー曲本体データに付加えたデータ構造とすることができる。また、フェードイン部あるいはフェードアウト部のいずれか一方のみを設ける構成としても良い。また、フェードイン部あるいはフェードアウト部のいずれか一方の曲データのみを適宜に選択して演奏することとしても良い。
【0050】
なお、メドレー用曲間データにおける演奏においては、前の曲の演奏から次の曲の演奏に聴感上違和感少なく繋がるように、前の曲の演奏速度や音量から次の曲の演奏速度や音量まで演奏速度を連続的に変化させることができる。これは、音声デコーダ13内のDSPの演奏制御パラメータの値を前の曲の演奏制御パラメータの値から次の曲の演奏制御パラメータの値まで徐々に変化させることによって、実現可能である。
【0051】
また、メドレー曲演奏の形態に関し、例えば、(1)予めメドレー用曲間データ(間奏データ)と、このデータを演奏するトラックを別途確保しておき、(2)A曲メドレー用データの演奏が終了したときに、間奏データを演奏し、その間にB曲メドレーデータのヘッダ情報をMIDI楽器にイクスクルシーブ転送して、B曲メドレーデータの演奏準備を行う、(3)同様の動作を繰返して、組合わせたメドレー曲全体の演奏を行う、ようにすることができる。
【0052】
カラオケ装置の演奏モードを多様化する他の発明について図12乃至図15を参照して説明する。
【0053】
従来のカラオケ装置では、一つの曲に対しては一つの演奏パターンしかもっておらず、原曲と異なるアレンジ曲については「別の曲」として管理されている。従って、利用者が演奏途中で自由に曲のアレンジを変えるということはできない。
【0054】
そこで、本発明においては、曲のデータ構造を、当該曲のメロディを演奏するメロディトラック、このメロディに合致したオリジナルリズムを演奏するリズムトラック、その他の複数のアレンジ用のリズムトラックによって構成している。メロディトラックと各リズムトラックとを演奏状態としながら、メロディトラックのデータといずれかのリズムトラックの曲データとを音声デコーダに与えるようにすれば、曲メロディと選択されたリズムが再生される。リズムトラックの選択を変えると、再生されるリズムは変更される。演奏データの代表的なデータ形式であるMIDIデータでは、16チャネルの音源信号を同時に演奏することが可能である。従って、上述のようにメロディの演奏と複数のリズムトラックとを同時に演奏(曲データの読出し)し、かつ音声の出力にあってはメロディと選択されたいずれか一つのリズムとを再生することが可能となる。
【0055】
例えば、図12に示すように、曲名Aのデータ構造は、メロディトラックと、複数のリズムトラック1〜4とからなる。メロディトラックには当該曲のメロディ(主旋律)が記録される。リズムトラック1には、当該曲のメロディに元々付されているオリジナルのリズムが記録されている。リズムトラック2には、サンバ風にアレンジされたリズムが記録される。リズムトラック3には、音頭風にアレンジされたリズムが記録される。リズムトラック4には、テクノ風にアレンジされたリズムが記録される。
【0056】
同様に、曲名Bは、メロディーに付随するオリジナルリズムの他に、ロック、マーチ、レゲエ等のリズムが用意される。曲名Cでは、オリジナルリズムの他に、ポルカ、タンゴ、ジャズ等のリズムが用意されている。
【0057】
図14は、曲名Aを演奏する際に演奏制御部11から音声デコーダ13に送出される曲データを時系列的に示している。演奏制御部11が音声デコーダ13の制御パラメータの設定を変更することによって、演奏トラックを切替えることができる。より具体的に述べれば、DSP(図示せず)が取込むデータのトラックを指定することによって演奏データ(リズム)を変更することができる。図示しない曲Aの制御情報部分から各トラックに割当てられたリズムの種類が読出され、モニタの画面にトラック番号とリズム名とが表示され、利用者の選択の便宜が図られる。
【0058】
図13は、リズムの切替え演奏における演奏制御部11の動作を説明するものである。同図において、演奏制御部11は、演奏中にリモコンからの指令の発令を監視している(S52)。
【0059】
演奏中に、利用者がリモコンのキーボードを使用して、リズムトラックの番号を指定すると、カラオケ装置本体1にリズムトラックの選択番号が出力される。リズムトラックの番号が現在演奏中のトラックと異なるときは、新たに指定されたトラックのリズムデータを読取るように、音声デコーダ13のDSPの制御パラメータを設定する。このような操作によって、演奏リズムトラックは切替えられる(S56)。
【0060】
図15は、曲の演奏中におけるリズムの変更例を示している。同図において、時刻t0に演奏が開始される。このとき、メロディトラックとオリジナルリズム(リズムトラック1)とが音声デコーダ13によって復調される。時刻t1において、リモコン2によってテクノ調リズムが選択されると、リズムの演奏トラックがトラック4に変更され、テクノ調のリズムに変る。時刻t2において、リモコン2によってサンバ調リズムが選択されると、リズムの演奏トラックがトラック2に変更され、サンバ調のリズムが出力される。時刻t3において、リモコン2によって音頭調リズムが選択されると、リズムの演奏トラックがトラック3に変更され、音頭調のリズムが出力され、時刻t4において演奏が終了する。
【0061】
このようにして、同一曲内で自由にリズムをアレンジしてカラオケを楽しむことができる。
【0062】
なお、本発明は様々な形で応用が可能である。例えば、本発明は、一括予約する曲名を、一括予約開始/終了情報と共に一旦リモコン内のメモリに蓄積し、一括予約が終了した時点でカラオケ装置本体に転送する方式をとっているが、これ等予約用の情報をカラオケ装置本体内のメモリに蓄積する方式をとっても構わない。この場合、リモコン自体はデータ蓄積用のメモリを持たなくても良い。
【0063】
また、本発明では、メドレー用演奏データを、曲データとは別に設けることになっているが、例えば、曲データ本体からメドレーに使用する部分を直接切り出して使用する方法も考えられる。この場合、曲データ本体の中に、メドレー部の始り/終りを示す情報を入れることでメドレー部分を切り分けることが可能である。また、任意の順で演奏されるメドレー曲に対してテロップを合わせるために、テロップと曲の同期信号を用意する必要がある。
【0064】
更に、本発明では、メドレー曲は操作者の任意に作成されるが、制御プログラムを用いてランダムに作成されるようにしておいても構わない。例えば、特開平8−16678号公報、特願昭8−47300号等に示されるような歌唱採点装置を組合わせれば、カラオケ装置からランダムに提示されるメドレー曲を、歌い手側が何曲まで正しく歌いきれるかを競うような、従来のカラオケ装置にはない遊技要素を提示することができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の演奏曲を予約するリモコンは、複数の予約曲を一括して曲演奏装置に入力することが可能であるので、また、曲演奏装置は一括して予約された曲の間に他の予約曲を挿入しないので、使用者は好みの曲を連続して歌唱することが可能となる。
【0066】
また、本発明の曲演奏装置は、各曲の特徴的なメロディーを組合わせた一連の曲によって構成されるメドレー曲演奏を行うことが可能である。また、間奏曲の演奏パラメータが徐々に変化するので曲間の繋がりを聴感上可及的に自然にすることが可能である。
【0067】
また、本発明の曲演奏装置は、一つの曲中で主たるメロディーに対していくつかのリズム種を任意に選択することが可能であるので、いろいろ楽しめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラオケ装置本体の構成を説明するブロック図である。
【図2】カラオケ装置のリモコンを説明するブロック図である。
【図3】通信カラオケシステムにおけるデータベース・センターを説明するブロック図である。
【図4】演奏曲の一括予約を説明する説明図である。
【図5】カラオケ装置本体における一括予約モードでの割込み禁止制御を説明するフローチャートである。
【図6】予約レジスタ内における予約曲の順序を説明する説明図である。
【図7】メドレー曲用のデータベースを説明する説明図である。
【図8】メドレー曲の組立手順を説明するフローチャートである。
【図9】曲間データの選択に用いるテーブルの例を説明する説明図である。
【図10】組立てられたメドレー曲の例を説明する説明図である。
【図11】メドレー曲の他の例を説明する説明図である。
【図12】一つの曲中でリズムをアレンジする演奏を可能とする曲データ構造を説明する説明図ある。
【図13】カラオケ装置本体におけるリズムチェンジ手順を説明するフローチャートである。
【図14】複数のリズムトラックを有する曲データにおけるトラック選択を説明する説明図である。
【図15】リズムチェンジ演奏を説明する演奏トラックのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 カラオケ装置本体
2 リモコン
3 データベース・センター
11 演奏制御部、
12 ビデオデコーダ、
13 音声デコーダ、
14 キーボード入力部、

Claims (7)

  1. 音源の演奏情報である曲を複数組合わせて各曲間を連続的に演奏するメドレー演奏を行う曲演奏装置であって、
    メドレー演奏モードを指定するためのメドレー演奏指令と複数の曲の一連の曲コードとを含む信号を受信した場合に、前記信号に含まれる一連の曲コードによって示される複数の曲を、メドレー演奏すべき複数の曲として指令するメドレー演奏指令手段と、
    受信した信号に前記メドレー演奏指令が含まれている場合に、前記メドレー演奏指令手段によって指令された複数の曲に関し、各曲の曲コードに対応するメドレーデータを、曲データ本体と当該曲の特徴的なメロディ部分を有するメドレー曲用データとによって構成され且つ前記メドレー曲用データが前記曲データ本体とは別体のデータとして構成される演奏データを格納する曲データベースから順番に読み取り、前記一連の曲コードによって示される複数の曲の各メドレー曲用データを結合して一のメドレー曲演奏データを形成するメドレー曲形成手段と、
    前記形成されたメドレー曲演奏データに基づいてメドレー演奏を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする曲演奏装置。
  2. 演奏すべき曲を指令する複数の予約曲入力手段と、
    前記複数の予約曲入力手段のうちのいずれかの予約曲入力手段から、メドレー演奏モードを指定するためのメドレー演奏指令と、一括予約開始命令コードと複数の曲の一連の曲コードと一括予約終了コードとを含む一群のデータと、を含む信号を受信した場合に、前記一括予約開始命令コードと前記一括予約終了コードとに挟まれた一連の曲コードによって示される複数の曲を連続して記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記メドレー演奏指令手段は、前記一括予約開始命令コードと前記一括予約終了コードとに挟まれた一連の曲コードによって示される複数の曲をメドレー演奏すべきものとして指令する、
    ことを特徴とする請求項1記載の曲演奏装置。
  3. 前記メドレー曲形成手段は、更に、前記メドレー曲用データ相互間にメドレー曲用データ相互間を繋ぐ間奏曲データを挿入して前記メドレー曲演奏データを形成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の曲演奏装置。
  4. 前記メドレー曲形成手段は、更に、一連の部分曲の曲頭にメドレー曲の導入部となる前奏曲データを付加して前記メドレー曲演奏データを形成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の曲演奏装置。
  5. 前記メドレー曲形成手段は、更に、一連の部分曲の曲尾にメドレー曲の終了部となる後奏曲データを付加して前記メドレー曲演奏データを形成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の曲演奏装置。
  6. 前記間奏曲データの演奏パラメータの値が、間奏曲の演奏の進行に伴って、当該間奏曲データに後続するメドレー曲用データの演奏パラメータの値に徐々に接近するようになされる、
    ことを特徴とする請求項3記載の曲演奏装置。
  7. 前記演奏パラメータは、少なくとも、曲の演奏速度若しくは音の強度を含む、
    ことを特徴とする請求項6記載の曲演奏装置。
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