JP2003187383A - 車両情報提供装置および車載情報再生装置 - Google Patents

車両情報提供装置および車載情報再生装置

Info

Publication number
JP2003187383A
JP2003187383A JP2001383068A JP2001383068A JP2003187383A JP 2003187383 A JP2003187383 A JP 2003187383A JP 2001383068 A JP2001383068 A JP 2001383068A JP 2001383068 A JP2001383068 A JP 2001383068A JP 2003187383 A JP2003187383 A JP 2003187383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
time
vehicle
reproduction
list
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001383068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3702843B2 (ja
Inventor
Koji Sato
康治 佐藤
Satoshi Okamoto
智 岡本
Noriyuki Abe
憲幸 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2001383068A priority Critical patent/JP3702843B2/ja
Priority to EP02258393A priority patent/EP1320045A3/en
Priority to US10/314,231 priority patent/US6847885B2/en
Publication of JP2003187383A publication Critical patent/JP2003187383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3702843B2 publication Critical patent/JP3702843B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両が目的地に到着するまでの時間に対応して
再生するコンテンツ情報の再生時間を調整するようにし
た車両情報提供システムを得る。 【解決手段】情報提供センター10は、車載システム2
0から送られる走行情報を用いて当該車両が目的地に到
着するまでの見込み所要時間を算出し、算出した時間に
応じて車載システム20に提供するコンテンツ情報を決
定する。情報提供センター10は、決定したコンテンツ
情報と、当該コンテンツ情報を再生する順番と、コンテ
ンツ情報の再生時間を調整するのに必要な情報とを含む
番組表を作成して車載システム20に配信する。車載シ
ステム20は、配信された番組表にしたがってコンテン
ツ情報を再生するとともに、コンテンツ情報を1つ再生
するごとに、目的地への予定到着時刻と残り番組の再生
終了時刻とを算出する。車載システム20は、予定到着
時刻と再生終了時刻との差が判定閾値を超えると、予定
到着時刻より前に残り番組の再生が終了するように番組
表を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に情報を提供
する車両情報提供装置、および提供された情報を再生す
る車載情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報を利用する手段として、ラジオやテ
レビなどによる放送手段や、情報が記録されたテープや
ディスクなどによるパッケージ手段、通信手段を介して
要求した特定の情報を入手するオンデマンド方式のもの
などが知られている。放送手段は、情報が番組というひ
とかたまりの状態で提供されるため、利用者側で情報の
利用時間(情報量)を調整することができない。また、
パッケージ手段は、あらかじめ記録されている情報ごと
に情報量が異なるので、利用者側で情報の利用時間(情
報量)を調整することができない。さらに、オンデマン
ド方式の利用手段も、要求した情報がひとかたまりの状
態で提供されるため、利用者側で情報の利用時間(情報
量)を調整することができない。このような情報を提供
する際に、情報量を調整して利用者に提供する方法が工
夫されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−994
41号公報には、情報利用者の状況に応じて情報量を調
整し、調整した情報を利用者に提示する情報提示装置が
開示されている。この装置によれば、情報利用者があら
かじめ設定した時間や、情報利用者が過去に情報を利用
した平均時間に応じて情報量が調整される。したがっ
て、情報を車両内で利用する場合など、目的地までの移
動距離の違いや道路混雑によって乗員が車両内で過ごす
時間が異なると、車両内で過ごす時間に応じて情報量を
調整することができなかった。
【0004】本発明の目的は、車両で情報が利用される
時間に応じて情報量を調整するために必要な情報を車両
に提供するようにした車両情報提供装置を提供すること
にある。本発明の他の目的は、利用時間に応じて情報量
を調整した情報を再生するようにした車載情報再生装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載の
発明による車両情報提供装置は、車両との間で情報を送
受信する通信手段と、車両から送信される当該車両の走
行情報に基づいて当該車両が目的地に到着するまでの所
要時間を推定する所要時間推定手段と、車両から送信さ
れる要求に基づいて車両に提供する情報を選択する情報
選択手段と、情報の提供時間を所要時間推定手段で推定
された所要時間に対応させるように情報選択手段で選択
された情報を用いて車両に提供する情報のリストを作成
するリスト作成手段と、情報の提供時間を変更するため
に必要な提供時間変更情報を生成する提供時間変更情報
生成手段と、情報リストおよび提供時間変更情報を車両
に送信するように通信手段を制御する制御手段とを備え
ることにより、上述した目的を達成する。 (2)請求項2に記載の発明による車両情報提供装置
は、車両との間で情報を送受信する通信手段と、車両か
ら送信される当該車両の走行情報に基づいて当該車両が
目的地に到着するまでの所要時間を推定する所要時間推
定手段と、車両から送信される要求に基づいて車両に提
供する情報を選択する情報選択手段と、情報の提供時間
を所要時間推定手段で推定された所要時間に対応させる
ように情報選択手段で選択された情報を用いて車両に提
供する第1の情報リストを作成する第1のリスト作成手
段と、情報の提供時間を所要時間より短い時間に対応さ
せるように情報選択手段で選択された情報を用いて車両
に提供する第2の情報リストを作成する第2のリスト作
成手段と、情報の提供時間を所要時間より長い時間に対
応させるように情報選択手段で選択された情報を用いて
車両に提供する第3の情報リストを作成する第3のリス
ト作成手段と、第1の情報リスト、第2の情報リストお
よび第3の情報リストを車両に送信するように通信手段
を制御する制御手段とを備えることにより、上述した目
的を達成する。 (3)請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両
情報提供装置において、所要時間推定手段で推定された
所要時間は、車両の利用時間のばらつきを示す正規分布
の中心に対応させ、所要時間より短い時間は、正規分布
の中心および−3σ間のいずれかに対応させ、所要時間
より長い時間は、正規分布の中心および+3の間のいず
れかに対応させることを特徴とする。 (4)請求項4に記載の発明による車載情報再生装置
は、車両で再生する複数の情報を記した情報リストにし
たがって情報を再生する再生手段と、車両の走行情報に
基づいて当該車両が目的地に到着するまでの所要時間を
推定する所要時間推定手段と、再生手段によって再生さ
れる情報の再生時間を算出する再生時間算出手段と、再
生手段算出手段によって算出される再生時間を所要時間
推定手段で推定された所要時間に対応させるように情報
リストに記されている情報を個別に変更する情報リスト
変更手段とを備えることにより、上述した目的を達成す
る。 (5)請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車載
情報再生装置において、情報リストは、車両で再生する
各情報ごとに標準の再生時間に対応するデータ、短縮モ
ードの再生時間に対応するデータ、および延長モードの
再生時間に対応するデータをそれぞれ有し、情報リスト
変更手段は、情報リストに記されている情報ごとに標
準、短縮モードおよび延長モードのそれぞれの再生時間
に対応するデータからいずれか1つのデータを選択する
ことによって当該情報の再生時間を変更することを特徴
とする。 (6)請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の車載
情報再生装置において、情報リストは、車両で再生する
各情報の優先順位を示すデータをさらに有し、情報リス
ト変更手段は、短縮モードの再生時間に対応するデータ
を選択するとき、優先順位の低い情報から選択すること
を特徴とする。 (7)請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の車載
情報再生装置において、情報リストは、車両で再生する
各情報の優先順位を示すデータをさらに有し、情報リス
ト変更手段は、延長モードの再生時間に対応するデータ
を選択するとき、優先順位の高い情報から選択すること
を特徴とする。 (8)請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記
載の車載情報再生装置において、情報リスト変更手段は
さらに、短縮モードもしくは延長モードの再生時間に対
応するデータを選択するとき、変更後の再生時間と標準
の再生時間との時間差が小さい情報から選択することを
特徴とする。 (9)請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の車載
情報再生装置において、情報リスト変更手段は、推定さ
れた所要時間および算出された再生時間の差が、変更後
の再生時間と標準の再生時間との時間差より大きい場合
に短縮モードもしくは延長モードの再生時間に対応する
データを選択することを特徴とする。 (10)請求項10に記載の発明は、請求項4〜9のい
ずれかに記載の車載情報再生装置において、再生手段に
よって情報が1つ再生されるごとに所要時間の推定を所
要時間推定手段に指示するとともに、再生時間の算出を
再生時間算出手段に指示する指示手段をさらに備えるこ
とを特徴とする。 (11)請求項11に記載の発明は、請求項4〜10の
いずれかに記載の車載情報再生装置において、車両内の
電話機への着信回数に応じて所要時間の推定を所要時間
推定手段に指示するとともに、再生時間の算出を再生時
間算出手段に指示する第2の指示手段をさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)本発明による車両情報提供装置では、車両が目的
地に到着するまでの所要時間を推定し、情報の提供時間
が推定所要時間に対応するように車両に提供する情報の
リストを作成する。情報提供時間を変更するために必要
な情報提供時間変更情報を生成し、情報リストとともに
車両に送信するようにした。この結果、車両内で情報が
利用される時間、すなわち、車両が目的地に到着するま
での所要時間に応じて車両側で情報量を調整する場合に
必要な情報を車両に送ることができる。 (2)本発明による車載情報再生装置では、複数の情報
を記した情報リストにしたがって情報を再生するときの
再生時間を算出するとともに、車両が目的地に到着する
までの所要時間を推定し、再生時間が推定所要時間に対
応するように情報リストに記されている情報を個別に変
更するようにした。情報を個別に変更すると、全ての情
報を一括して変更する場合に比べて変更幅が少ない。こ
の結果、たとえば、道路混雑などによって当初推定した
所要時間どおりに目的地に到着できない場合でも、再生
時間を適切に調整することができるから、車両が目的地
に到着するまでの所要時間を有効に利用して情報を再生
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
よる車両情報提供装置(情報提供センター)と、車載情
報再生装置(車載システム)とを有する車両情報提供シ
ステムの構成図である。車両情報提供システムは、情報
提供センター10と、顧客の車両に搭載された車載シス
テム20とによって構成される。情報提供センター10
は、車載システム20との間で通信を行って顧客に情報
を提供する。ここでは、車載システム20に提供される
情報をコンテンツ情報と呼ぶ。
【0008】情報提供センター10は、情報提供サーバ
1と、利用時間推定装置2と、利用者データベース3
と、番組表作成装置4と、コンテンツデータベース5と
を有する。情報提供サーバ1はインターネットに接続さ
れ、インターネット上の他のWebサイトサーバーとの間
で情報を送受して双方向通信を行い、コンテンツデータ
ベース5に収納されていない情報を必要に応じて取得す
る。情報提供サーバ1はさらに、車載システム20との
間で情報を送受して双方向通信を行う。情報提供サーバ
1が車載システム20との間で双方向通信を行う通信媒
体は、たとえば、移動体電話機に代表される通信装置9
によって構成される。
【0009】コンテンツデータベース5には、情報提供
センター10から車載システム20に配信するコンテン
ツ情報が収納されている。利用者データベース3には、
利用者の属性や過去の利用履歴などの利用者情報が記録
されている。利用時間推定装置2は、車両から送られる
車速などの走行情報を用いて当該車両が目的地に到着す
るまでの見込み所要時間を算出する。番組表作成装置4
は、車載システム20に提供するコンテンツ情報を決定
して番組表を作成する。
【0010】車載システム20で提供されるコンテンツ
情報には、以下のものがある。 (a)情報提供センター10から当該車両に配信されるコ
ンテンツ情報(たとえば、音楽、過去のニュース、Web
サイトからの情報) (b)当該車両の車載システム20が有しているコンテン
ツ情報(たとえば、車載されているCDに記録されてい
る音楽) (c)当該車両の車載システム20が情報提供センター1
0を介さずに取得するコンテンツ情報(たとえば、ラジ
オ放送番組)
【0011】車載システム20は、車載情報提供装置6
と、センサーシステム7と、記憶装置8とを有する。車
載情報提供装置6は、たとえば、不図示のナビゲーショ
ンシステム、オーディオ装置、ラジオ受信機を含めて構
成される。車載システム20は、通信装置9(たとえ
ば、移動体電話機の回線)を介して情報提供センター1
0との間で双方向通信を行う。車載システム20で提供
されるコンテンツ情報は、車両内の不図示の再生装置に
よってスピーカから再生される。このとき、車載情報提
供装置6は、情報提供センタ10から配信される番組表
の番号順にコンテンツ情報を再生する。センサーシステ
ム7は、車両の走行速度や加速状況などの車両の走行情
報を検出する。記憶装置8は、情報提供センター10か
ら配信される番組表やコンテンツ情報を格納する。
【0012】本発明は、情報提供センター10が車両か
ら送られる走行情報を用いて当該車両が目的地に到着す
るまでの見込み所要時間を算出し、算出した時間に応じ
て顧客車両に提供するコンテンツ情報を決定する。その
際、コンテンツ情報ごとに再生時間が異なる複数の候補
を用意することに特徴を有する。情報提供センター10
は、決定したコンテンツ情報と、各コンテンツ情報を再
生する順番と、各コンテンツ情報ごとに用意される複数
の候補の各再生時間と、候補を変更する(再生時間を変
更する)場合の優先順位と、各コンテンツ情報をどのよ
うに取得するかを示すメディア情報とが含まれる番組表
を作成し、利用者の車両に配信する。
【0013】一方、車載システム20は、配信された番
組表にしたがってコンテンツ情報を取得および再生す
る。その際、1つのコンテンツ情報を再生するごとに最
新の走行情報を用いて見込み所要時間を算出し、算出し
た時間に応じて未再生のコンテンツ情報の候補を変更
(再生時間を変更)してコンテンツ情報を再生すること
に特徴を有する。
【0014】図2は、上述した車両情報提供システムで
行われる処理の流れを説明するフローチャートである。
図2の左側が情報提供センター10で行われる処理であ
り、図2の右側が車載システム20で行われる処理であ
る。図2による処理は、車両の乗員によって処理開始が
指示されると起動する。ステップS100において、車
両の乗員が当該車両の目的地を不図示のナビゲーション
システムに入力する。乗員はさらに、コンテンツ情報の
利用目的を車載情報提供装置6に設定する。利用目的
は、たとえば、 (1)天気情報を得る。 (2)交通情報を得る。 (3)ニュースを聴く。 (4)音楽を聴く。 というように複数の目的が設定可能に構成されている。
【0015】車載システム20は、入力された目的地、
利用目的などを示す情報を含む要求を情報提供センター
10へ送信してステップS200へ進む。このとき、車
載情報提供装置6内に有するコンテンツ情報を希望する
場合は、当該コンテンツ情報の格納場所を示す情報を情
報提供センター10へ送信する。たとえば、不図示のオ
ーディオ装置のCDプレーヤにセットされているCDに
記録されている曲を聴きたい場合には、当該CDのディ
スク番号およびトラック番号を示す情報を送信する。ま
た、車載情報提供装置6内の記憶装置8に記録されてい
る音楽データによる曲を聴きたい場合には、当該音楽デ
ータの記録場所を示すパス情報を送信する。車載システ
ム20はさらに、不図示のナビゲーションシステムの位
置検出装置によって検出される当該車両の現在地を示す
情報、ならびに、ナビゲーションシステムによって探索
された経路情報も情報提供センター10へ送信する。車
両は、この時点で走行が開始される。
【0016】ステップS200において、情報提供セン
ター10は、車載システム20から送信された情報を用
いて車載システム20側の情報利用時間を推定してステ
ップS300へ進む。利用時間の推定は、車両が目的地
へ到着するまでの見込み所要時間とする。見込み所要時
間は、たとえば、経路情報による走行距離をあらかじめ
設定されている平均走行速度で除算して求める。ステッ
プS300において、情報提供センター10は、提供す
るコンテンツ情報の再生時間の合計が推定利用時間に収
まるように、コンテンツデータベース5から上記利用目
的に合致するコンテンツ情報を抽出し、配信するコンテ
ンツ情報の番組表を作成する。なお、車載情報提供装置
6内のコンテンツ情報が指定されている場合は、車載情
報提供装置6内からもコンテンツ情報を選ぶ。
【0017】図3は、情報提供センター10で作成され
た番組表の一例を示す図である。図3において、番組番
号の欄には、車両で再生されるコンテンツ情報の順番が
記されている。種類の欄には、利用目的に合致するコン
テンツ情報のタイトルが記されている。標準の欄には、
各コンテンツ情報の標準再生時間が記されている。ここ
で、標準再生時間の合計(図3の例では3000秒)
は、ステップS200で推定された利用時間に対応して
利用時間内に再生が終了するように設定されている。短
縮(モード)1〜短縮(モード)3の欄には、各コンテ
ンツ情報ごとに短縮モードのコンテンツ情報の再生時間
が秒単位で記されている。短縮(モード)1より短縮
(モード)2の再生時間が短く、短縮(モード)2より
短縮(モード)3の再生時間が短く設定されている。0
は再生中止を示す。短縮モードのコンテンツ情報は、た
とえば、音楽(曲)の場合は1番のみにしたり、フェー
ドアウト処理を行ったりして短縮される。ニュースの場
合は、ニュース項目にあらかじめ優先順位をつけて上位
のものだけにしたり、ヘッドラインだけにして短縮され
る。音楽をフェードアウト処理する場合を除き、コンテ
ンツ情報は再生時間に対応して内容が調整されるので、
再生途中で途切れないように短縮されている。
【0018】短縮順位の欄には、コンテンツ情報を短縮
モードにする場合の優先順位が記されている。コンテン
ツ情報の合計の再生時間を短縮する場合に、優先順位の
高いものから短縮モードを選ぶ(再生時間を短縮す
る)。図3の例では、番組番号2の天気予報を最初に短
縮し、番組番号3のニュース一般を最後に短縮する場合
を示している。
【0019】延長(モード)1〜延長(モード)3の欄
には、各コンテンツ情報ごとに延長モードのコンテンツ
情報の再生時間が秒単位で記されている。延長(モー
ド)1より延長(モード)2の再生時間が長く、延長
(モード)2より延長(モード)3の再生時間が長く設
定されている。延長モードのコンテンツ情報は、たとえ
ば、ニュースの場合は詳細内容を追加したり、関連する
ニュースを合わせて延長される。音楽(曲)の場合は、
1番だけの再生の場合に2番も追加したり、同じジャン
ルの他曲を追加するなどして延長される。
【0020】延長順位の欄には、コンテンツ情報を延長
モードにする場合の優先順位が記されている。コンテン
ツ情報の合計の再生時間を延長する場合に、優先順位の
高いものから延長モードを選ぶ(再生時間を延長す
る)。図3の例では、短縮順位と反対に、番組番号3の
ニュース一般を最初に延長し、番組番号2の天気予報を
最後に延長する場合を示している。
【0021】短縮モードおよび延長モードの再生時間
は、統計手法によって設定されている。一般に、自動車
の利用時間、すなわち、目的地へ到着するまでの所要時
間のばらつきは、自動車が利用される地域および利用目
的ごとに統計すると正規分布をとることが知られてい
る。たとえば、国土交通省が調査した都市部および地方
別の通勤利用における自動車の利用時間は、図4に示す
ように分布する。図4において、横軸は利用時間(走行
時間)を表し、縦軸は頻度を表す。分布曲線の中心は利
用時間の平均値であり、標準偏差はσで表わされてい
る。
【0022】図3の短縮モード1に対応する各コンテン
ツ情報の再生時間の合計(図3の例では2555秒)
は、図4の−σに対応して設定されている。短縮モード
2に対応する各コンテンツ情報の再生時間の合計(図3
の例では1475秒)は、図4の−2σに対応して設定
されている。短縮モード3に対応する各コンテンツ情報
の再生時間の合計(図3の例では520秒)は、図4の
−3σに対応して設定されている。同様に、延長モード
1に対応する各コンテンツ情報の再生時間の合計(図3
の例では3495秒)は図4の+σに対応し、延長モー
ド2に対応する各コンテンツ情報の再生時間の合計(図
3の例では4235秒)は図4の+2σに対応し、延長
モード3に対応する各コンテンツ情報の再生時間の合計
(図3の例では6335秒)は図4の+3σに、それぞ
れ対応して設定されている。
【0023】このように、図3の番組表による再生時間
は、標準再生時間を利用時間(走行時間)の平均に対応
させ、道路渋滞などの交通状況によって目的地に到着す
るまでの所要時間が変化する場合でも、利用時間が図4
の分布に従う場合にほぼ全ての利用時間の変化に対応し
てコンテンツ情報の再生時間を調整できるように設定さ
れる。なお、正規分布に含まれる全ての場合を考慮する
には、平均値に対して±3.3σの範囲で再生時間を設
定すればよい。
【0024】ステップS400において、情報提供セン
ター10は、以上のように作成した番組表を車載システ
ム20へ送信する。このとき、各コンテンツ情報をどの
ように取得するかを示すメディア情報も合わせて配信さ
れる。メディア情報は、コンテンツ情報を情報提供セン
ター10から車載システム20へダウンロードするか、
車載情報提供装置6内の記憶装置8に格納されている
か、などを示すものである。
【0025】ステップS500において、車載システム
20は、情報提供センター10から配信された番組表を
取得してステップS510へ進む。ステップS510に
おいて、車載システム20は、番組表の各コンテンツ情
報が車載情報提供装置6内にあるか否かを判定する。車
載システム20は、コンテンツ情報が記憶装置8など車
載情報提供装置6内にある場合にステップS510を肯
定判定してステップS600へ進み、コンテンツ情報が
車載情報提供装置6内にない場合はステップS510を
否定判定する。ステップS510を否定判定した場合、
車載システム20は、当該コンテンツ情報の送信を情報
提供センター10に要求し、ステップS610へ進む。
【0026】ステップS610において、情報提供セン
ター10は、コンテンツ情報の送信要求を受けると、コ
ンテンツデータベース5から当該コンテンツ情報を読み
出して車載システム20へ配信する。情報提供センター
10は、コンテンツ情報を配信するとステップS600
へ進む。
【0027】ステップS600において、車載システム
20は、コンテンツ情報を記憶装置8から読み出した
り、情報提供センター10から受信したりしてコンテン
ツ情報を取得し、ステップS700へ進む。ステップS
700において、車載システム20は、取得したコンテ
ンツ情報を車両内の不図示の再生装置によってスピーカ
から再生し、ステップS800へ進む。再生に際して
は、コンテンツ情報が音声信号で構成されている場合は
そのまま音声再生し、コンテンツ情報がテキストデータ
で構成されている場合は周知のTTSにより音声データ
に変換して読み上げ再生する。
【0028】ステップS800において、車載システム
20は、番組変更処理を行う。図5は、番組変更処理の
流れを説明するフローチャートである。ステップS81
0において、車載システム20は、再生中のコンテンツ
情報の再生終了に対して所定時間前(たとえば、10秒
前)になったか否かを判定する。車載システム20は、
再生時間の残りが所定時間(この場合10秒)になると
ステップS810を肯定判定してステップS820へ進
み、再生時間の残りが所定時間(この場合10秒)にな
らない場合はステップS810を否定判定して判定処理
を繰り返す。
【0029】ステップS820において、車載システム
20は、番組表に基づいて番組表の全てのコンテンツ情
報の再生が終了する時刻を計算してステップS830へ
進む。再生時間を変更するために番組表の変更が行われ
ていない場合は、現在再生中のコンテンツ情報の残り時
間と、未再生の各コンテンツ情報の標準再生時間との合
計が残り時間である。再生時間を変更するために番組の
変更が行われている場合は、現在再生中のコンテンツ情
報の残り時間と、変更された番組表の未再生の各コンテ
ンツ情報の再生時間との合計が残り時間である。再生終
了時刻は、現在の時刻に残り時間を加算して算出され
る。
【0030】ステップS830において、車載システム
20は、現在再生中のコンテンツ情報以降の未再生の各
コンテンツ情報(残り番組)の合計再生時間を、現在の
番組表から短縮した場合と延長した場合とについてそれ
ぞれ計算し、ステップS840へ進む。計算内容の詳細
については後述する。また、計算結果は記憶装置8に格
納される。ステップS840において、車載システム2
0は、車両が目的地へ到着する時刻を予測してステップ
S850へ進む。到着時刻の予測は、上述したステップ
S200の場合と同様に行う。すなわち、不図示のナビ
ゲーションシステムの位置検出装置によって検出された
当該車両の現在地を示す情報、およびナビゲーションシ
ステムによって探索された経路情報を用い、経路情報に
よる残りの走行距離をあらかじめ設定されている平均走
行速度で除算して見込み所要時間を求める。予定到着時
刻は、現在の時刻に見込み所要時間を加算して算出され
る。
【0031】ステップS850において、車載システム
20は、再生終了時刻と予定到着時刻との差異を計算し
てステップS860へ進む。ステップS860におい
て、車載システム20は、算出した差異が所定時間以上
か否かを判定する。車載システム20は、差異が所定時
間以上の場合にステップS860を肯定判定してステッ
プS870へ進み。差異が所定時間未満の場合にステッ
プS860を否定判定してステップS880へ進む。ス
テップS870へ進む場合は、現在の番組表を変更して
残り番組の合計再生時間を変える場合であり、ステップ
S880へ進む場合は、現在の番組表を変更しない場合
である。
【0032】ステップS860による判定の閾値につい
て説明する。閾値の設定方法として以下の3つの例があ
る。 あらかじめ定める所定時間を閾値とする。 標準再生時間と、再生時間を変更した後の再生時間と
の間の時間差の最小値を閾値とする。 未再生の各コンテンツ情報(残り番組)の合計再生時
間に所定の乗率を乗じた時間を閾値とする。
【0033】本実施の形態では、上記の方法で閾値が
設定される。この場合の閾値について、図3の番組表を
参照し、再生時間を短縮する場合を例にあげて説明す
る。標準再生時間と、短縮(モード)1で短縮する場合
の変更後の再生時間との間の時間差を各コンテンツ情報
ごとに計算し、時間差が最小となるコンテンツ情報を選
ぶ。図3の例では、番組番号2の天気予報に関して、1
15−100=15(秒)が最小値として算出される。
そこで、天気予報を短縮(モード)1で短縮するものを
第1の短縮とし、時間差15(秒)を第1の判定閾値と
する。
【0034】図6は、番組表の標準再生時間に対して再
生時間を短縮させる場合の再生時間と判定閾値の例を示
す図である。図6のテーブルは、情報提供センター10
から配信された図3の番組表を用いて、車載システム2
0がステップS830で計算することにより生成され
る。図6において、1行目には番組番号が記されてい
る。2行目にはコンテンツ情報のタイトルが記されてい
る。3行目には、各コンテンツ情報の標準再生時間が記
されている。4行目には、各コンテンツ情報ごとに短縮
(モード)1の再生時間が秒単位で記されている。5行
目には、各コンテンツ情報ごとに標準再生時間に対する
短縮(モード)1による短縮時間が秒単位で記されてい
る。6行目には、短縮時間の小さいものから順に付した
順位が記されている。
【0035】7行目には、各コンテンツ情報ごとに短縮
(モード)2の再生時間が秒単位で記されている。8行
目には、各コンテンツ情報ごとに標準再生時間に対する
短縮(モード)2による短縮時間が秒単位で記されてい
る。9行目には、短縮時間の小さいものから順に付した
順位が記されている。10行目には、各コンテンツ情報
ごとに短縮(モード)3の再生時間が秒単位で記されて
いる。0は再生中止を表す。11行目には、各コンテン
ツ情報ごとに標準再生時間に対する短縮(モード)3に
よる短縮時間が秒単位で記されている。12行目には、
短縮時間の小さいものから順に付した順位が記されてい
る。13行目には、コンテンツ情報を短縮する場合の優
先順位が記されている。これらのうち、1行目〜4行
目、7行目、10行目および13行目は図3に記された
ものと同じである。
【0036】14行目以降に短縮時の再生時間および判
定閾値が記されている。15行目には上述した第1の短
縮による各コンテンツ情報の再生時間が秒単位で記され
ている。16行目には、上述した第1の短縮による短縮
時間が秒単位で記されている。この場合の短縮時間15
(秒)が第1の判定閾値とされる。
【0037】17行目には、第2の短縮による各コンテ
ンツ情報の再生時間が秒単位で記されている。第2の短
縮は、上述した6行目の差の順位が2位のコンテンツ情
報がさらに短縮される。2位のコンテンツ情報が複数存
在する場合は、13行目の短縮優先順位が高いコンテン
ツ情報(図6の例では番組番号5の曲1)が選ばれる。
18行目には、第2の短縮による短縮時間が秒単位で記
されている。短縮時間35(秒)が第2の判定閾値とさ
れる。ここで、35(秒)は、第1の短縮による番組番
号2の天気予報に関する短縮時間15(秒)と、番組番
号5の曲1に関する短縮時間20(秒)との和である。
【0038】19行目には、第3の短縮による各コンテ
ンツ情報の再生時間が秒単位で記されている。第3の短
縮は、6行目の差の順位が2位であるが、13行目の短
縮優先順位が番組番号5より低いコンテンツ情報(図6
の例では番組番号1の交通情報)がさらに短縮される。
20行目には、第3の短縮による短縮時間が秒単位で記
されている。短縮時間55(秒)が第3の判定閾値とさ
れる。ここで、55(秒)は、第2の短縮による短縮時
間35(秒)と、番組番号1の交通情報に関する短縮時
間20(秒)との和である。
【0039】21行目には、第4の短縮による各コンテ
ンツ情報の再生時間が秒単位で記されている。第4の短
縮は、6行目の差の順位が4位であり、13行目の短縮
優先順位が最も高いコンテンツ情報(図6の例では番組
番号8の買物情報)がさらに短縮される。22行目に
は、第4の短縮による短縮時間が秒単位で記されてい
る。短縮時間80(秒)が第4の判定閾値とされる。こ
こで、80(秒)は、第3の短縮による短縮時間55
(秒)と、番組番号8の買物情報に関する短縮時間25
(秒)との和である。
【0040】23行目には、第5の短縮による各コンテ
ンツ情報の再生時間が秒単位で記されている。第5の短
縮は、6行目の差の順位が同じ4位であり、13行目の
短縮優先順位が番組番号8の次に高いコンテンツ情報
(図6の例では番組番号9の曲3)がさらに短縮され
る。24行目には、第5の短縮による短縮時間が秒単位
で記されている。短縮時間105(秒)が第5の判定閾
値とされる。ここで、105(秒)は、第4の短縮によ
る短縮時間80(秒)と、番組番号9の曲3に関する短
縮時間25(秒)との和である。
【0041】以降同様であるので途中の説明を省略す
る。そして、33行目および34行目には、第10の短
縮による各コンテンツ情報の再生時間および短縮時間
(判定閾値)がそれぞれ記されている。第10の短縮に
より、番組番号1〜10までの全てのコンテンツ情報が
短縮(モード)1によって短縮される。ここで、図6の
33行目は、図3の短縮(モード)1欄と同じである。
すなわち、第1の短縮〜第9の短縮は、図3の標準欄の
合計再生時間と短縮(モード)1欄の合計再生時間との
間で合計再生時間を段階的に短縮するものである。
【0042】以上説明した短縮(モード)1における第
1の短縮〜第10の短縮、および第1の判定閾値〜第1
0の判定閾値と同様に、短縮(モード)2における第1
1の短縮〜第20の短縮、および第11の判定閾値〜第
20の判定閾値もそれぞれ算出される。その際、短縮
(モード)2で短縮する場合の変更後の再生時間と、標
準再生時間との間の時間差の順位(図6の9行目)が高
く、図6の13行目の短縮優先順位が高いものから算出
される。ここで、第20の短縮は、図3の短縮(モー
ド)2欄と同じである。すなわち、第11の短縮〜第1
9の短縮は、図3の短縮(モード)1欄の合計再生時間
と短縮(モード)2欄の合計再生時間との間で合計再生
時間を段階的に短縮するものである。
【0043】さらに、短縮(モード)3における第21
の短縮〜第30の短縮、および第21の判定閾値〜第3
0の判定閾値もそれぞれ算出される。その際、短縮(モ
ード)3で短縮する場合の変更後の再生時間と、標準再
生時間との間の時間差の順位(図6の12行目)が高
く、図6の13行目の短縮優先順位が高いものから算出
される。ここで、第30の短縮は、図3の短縮(モー
ド)3欄と同じである。すなわち、第21の短縮〜第2
9の短縮は、図3の短縮(モード)2欄の合計再生時間
と短縮(モード)3欄の合計再生時間との間で合計再生
時間を段階的に短縮するものである。
【0044】また、以上の説明では短縮モードを例に説
明したが、延長モードについても同様に算出される。延
長(モード)1における第1の延長〜第10の延長、お
よび第1の判定閾値〜第10の判定閾値と、延長(モー
ド)2における第11の延長〜第20の延長、および第
11の判定閾値〜第20の判定閾値と、延長(モード)
3における第21の延長〜第30の延長、および第21
の判定閾値〜第30の判定閾値とがそれぞれ算出され
る。すなわち、図3の標準欄の合計再生時間と、延長
(モード)3欄の合計再生時間との間で合計再生時間を
段階的に延長する第1の延長〜第29の延長が得られ
る。
【0045】図5のステップS870において、車載シ
ステム20は、再生終了時刻と予定到着時刻との差異に
応じて番組表を変更する。番組変更は、上述した第1の
短縮〜第30の短縮および第1の延長〜第30の延長の
うちいずれかに変更する。図6を例に説明すると、たと
えば、再生終了時刻に対して予定到着時刻が40秒早い
場合、第2の閾値の35(秒)を超えている。そこで、
車載システム20は、第3の短縮を選択して再生終了時
刻を55秒早めるようにする。この結果、予定到着時刻
より前に残り番組の再生終了が見込めるようになる。車
載システム20は、番組表を変更するとステップS88
0へ進む。
【0046】ステップS880において、車載システム
20は、現在再生中のコンテンツ情報の再生が終了する
と、再生終了したコンテンツ情報が番組表の最後のコン
テンツ情報(本実施の形態では番組番号10の曲4)か
否かを判定する。車載システム20は、最後のコンテン
ツ情報の場合にステップS880を肯定判定し、再生終
了後に図5および図2による処理を終了する。一方、車
載システム20は、最後のコンテンツ情報でない場合に
ステップS880を否定判定し、再生終了後に番組表の
次のコンテンツ情報の再生を開始してステップS810
へ戻る。これにより、コンテンツ情報の再生が1つ終了
するごとにステップS810〜ステップS880の処理
が繰り返し行われる。
【0047】コンテンツ情報の再生終了時刻と予定到着
時刻との間で差異が生じる理由について説明する。新た
に予測した到着時刻が当初の予定到着時刻より早い場合
は、道路がすいていて走行時間が短縮される場合であ
る。このとき、コンテンツ情報の再生終了時刻に対して
予定到着時刻が早くなる。また、コンテンツ情報を再生
中に移動体電話機に着信があって車両の乗員がコンテン
ツ情報の再生を中断した場合には、再生が中断されてい
た時間に応じて再生終了時刻が遅くなる。この場合に
も、コンテンツ情報の再生終了時刻に対して予定到着時
刻が早くなる。車載システム20は、未再生のコンテン
ツ情報の合計再生時間が目的地への新たな見込み所要時
間内に収まるように、合計再生時間を短縮して番組表を
変更する。
【0048】反対に、新たに予測した到着時刻が当初の
予定到着時刻より遅い場合は、道路混雑による渋滞で到
着が遅延する場合や、乗員が途中で休憩した場合などが
想定される。この場合にはコンテンツ情報の再生終了時
刻に対して予定到着時刻が遅くなる。車載システム20
は、未再生のコンテンツ情報の合計再生時間が目的地へ
の新たな見込み所要時間を超えない範囲で、合計再生時
間を延長して番組表を変更する。
【0049】以上の説明では、情報提供センター10が
1台の車両に対して情報を提供する例を説明したが、車
両は複数台あってもよい。この場合には、情報提供セン
ター10が複数台の車両に搭載される車載システム20
のそれぞれに対し、上記の処理を並行して行う。
【0050】以上説明した実施の形態によれば、次の作
用効果が得られる。 (1)車両の乗員の利用目的(たとえば、天気情報を得
る、交通情報を得る、ニュースを聴く、音楽を聴く)に
応じて、情報提供センター10がコンテンツ情報を選択
し、選択したコンテンツ情報の番組表を情報提供センタ
ー10から車載システム20へ配信するようにしたの
で、車載システム20は、番組表にしたがって乗員の希
望に合致したコンテンツ情報を再生することができる。 (2)コンテンツ情報は、車両の車載システム20側に
有する情報(たとえば、CDに記録されている音楽)の
とき、車載システム20側の情報を使用し、車載システ
ム20が情報提供センター10を介さずに取得するコン
テンツ情報(たとえば、ラジオ放送番組)のとき、車載
システム20自身で取得した情報を使用し、車載システ
ム20側になく、車載システム20自身で取得できない
情報(たとえば、インターネット上のWebサイトに登録
されている情報、および情報提供センター10内に登録
されている情報)のとき、情報提供センター10から車
載システム20に配信された情報を使用するようにし
た。したがって、車載システム20は、幅広いジャンル
から選択された情報を再生することができる。 (3)情報提供センター10がコンテンツ情報を選択す
る際、車両から送信された目的地および現在地の情報か
ら目的地までの見込み所要時間を算出し、見込み所要時
間内で全てのコンテンツ情報の再生が終了するように選
択する。情報提供センター10は、あらかじめ自動車の
走行時間の統計から得られている図4の正規分布曲線の
中心に見込み所要時間を対応させ、正規分布曲線の中心
(平均)をコンテンツ情報の合計標準再生時間とする。
合計標準再生時間に対して+σ、+2σ、+3σのそれ
ぞれに相当する延長(モード)1、延長(モード)2お
よび延長(モード)3と、−σ、−2σ、−3σのそれ
ぞれに相当する短縮(モード)1、短縮(モード)2お
よび短縮(モード)3の各再生時間をそれぞれ算出し、
合計標準再生時間とともに番組表に含めて車載システム
20へ配信する。したがって、車両が目的地へ向かう途
中で道路渋滞などの交通状況によって目的地への到着が
見込み所要時間と異なる場合でも、図4の分布のほぼ全
ての領域内の見込み所要時間の変化に対応してコンテン
ツ情報の再生時間を調整するのに必要な情報が情報提供
センター10から車載システム20へ配信される。 (4)車載システム20は、コンテンツ情報を再生する
ごとに、当該コンテンツ情報の再生終了に対して所定時
間前になる(ステップS810で肯定判定)と、車両の
目的地および現在地の情報から目的地への予定到着時刻
を算出し、番組表から残り番組の再生終了時刻を算出す
る。予定到着時刻と再生終了時刻との差が図6に示す判
定閾値を超える(ステップS860で肯定判定)と、予
定到着時刻より前に残り番組の再生が終了するように番
組表を変更して未再生のコンテンツ情報の再生時間を調
整する(ステップS870)ようにした。この結果、目
的地に到着するまでに番組表のコンテンツ情報を再生で
きなかったり、目的地に到着する前にコンテンツ情報の
再生が終了して時間が余ってしまうことが防止され、情
報の量が適切に調整される。さらに、走行経路の道路混
雑による渋滞や、乗員が途中で休憩するなどの理由によ
って見込み所要時間が変化する場合でも、予定到着時刻
および再生終了時刻がコンテンツ情報を再生するたびに
逐次算出されるので、車両の移動時間を有効に利用して
コンテンツ情報を再生することができる。 (5)番組表を変更(再生時間を短縮もしくは延長)す
る際に、標準再生時間と、再生時間を変更した後の再生
時間との間の時間差を最小とするように段階的に短縮も
しくは延長するようにしたので、番組変更によって再生
時間が大きく変化することが防止される。さらに、再生
時間変更後の時間差が同じになるコンテンツ情報が複数
ある場合に、短縮もしくは延長の優先順位にしたがって
一方のコンテンツ情報の再生時間を変更するようにした
ので、たとえば、乗員がニュースの重要度が高いと判断
した場合にニュースの短縮優先順位を低くしておくこと
により、ニュースの再生時間の短縮を他のコンテンツ情
報に比べて後回しにすることができる。 (6)車載システム20から情報提供センター10へ当
該車両の現在地を示す情報、目的地を示す情報、および
車載システム20側で探索された経路情報を含めて送信
するようにした。情報提供センター10は、経路情報を
用いて目的地までの見込み所要時間を算出することがで
きる。とくに、経路が複数存在する場合には、走行経路
が明らかになることによって到着までの見込み所要時間
がより正確に算出されるから、車両の移動時間を有効に
利用してコンテンツ情報を再生することができる。
【0051】上述した説明では、不図示のナビゲーショ
ンシステムを車載情報提供装置6の構成に含め、ナビゲ
ーションシステムの位置検出装置によって車両の現在地
を検出するようにした。この代わりに、センサーシステ
ム7に位置検出装置を含め、この位置検出装置によって
車両の現在地を検出するようにしてもよい。
【0052】上述したステップS200において、情報
提供センター10は、車載システム20側のナビゲーシ
ョンシステムによって探索された経路情報を用いて当該
車両が目的地へ到着するまでの見込み所要時間を算出
し、予定到着時刻を求めるようにした。このとき、VI
CS情報も利用して予定到着時刻の信憑性を高めるよう
にしてもよい。
【0053】目的地へ到着するまでの見込み所要時間の
算出は、経路情報を用いる代わりに、車両の現在地と目
的地との間の直線距離に所定の乗率をかけて見込み走行
距離を算出し、見込み走行距離をあらかじめ設定されて
いる平均走行速度で除算して求めるようにしてもよい。
この場合には、ナビゲーションシステムによる経路情報
がなくても見込み所要時間を算出することができる。
【0054】上述したステップS100において、車両
の乗員が当該車両の目的地、コンテンツ情報の利用目的
を入力するようにしたが、車載情報提供装置6が車両の
現在地、現在の時刻、過去に入力された情報および過去
の走行履歴に基づいて自動的に設定するようにしてもよ
い。この場合には、設定された内容を車両の乗員が確認
する。
【0055】目的地を入力する代わりに、たとえば、仕
事(通勤)、買い物、…というように出かける目的を入
力してもよい。この場合には、図4に示すような自動車
の利用時間の分布データを仕事(通勤)、買い物などの
目的別にそれぞれ記憶装置8に記憶しておく。車載情報
提供装置6は、入力された目的に応じた分布データを記
憶装置8から読み出し、その分布曲線の中心時間(平均
時間)を見込み所要時間とする。
【0056】車載システム20が有しているコンテンツ
情報は、上述したCDに記録されている音楽情報の他
に、車載情報提供装置6内のメモリもしくは記憶装置8
内に記録されている音楽情報や音声情報でもよい。
【0057】以上の説明では、コンテンツ情報を再生す
る順番を示す番組番号と短縮優先順位、および番組番号
と延長優先順位とがそれぞれ異なる場合を例に説明した
が、これらは一致させてもよい。この場合には、合計再
生時間を短縮(もしくは延長)する場合に、番組番号1
のコンテンツ情報から順に段階的に短縮(もしくは延
長)を行う。たとえば、第1の短縮を行う場合には、図
6の1行目の番組番号1のコンテンツ情報から順に短縮
すればよい。同様に、第2の短縮を行う場合には番組番
号2のコンテンツ情報をさらに短縮し、第3の短縮を行
う場合には番組番号3のコンテンツ情報をさらに短縮す
ればよい。
【0058】本実施の形態では、図6の判定閾値を算出
する際に、上記、すなわち、標準再生時間と再生時間
を変更した後の再生時間との間の時間差の最小値を閾値
とするようにした。この代わりに、上記もしくは上記
によって判定閾値を設定してもよい。たとえば、上記
、すなわち、未再生の各コンテンツ情報(残り番組)
の合計再生時間に所定の乗率を乗じた時間を閾値とする
場合に、番組の再生が進行して残り番組が少なくなると
乗率を変化させることにより、番組変更の際の自由度を
高めることが可能になる。
【0059】車載システム20は、コンテンツ情報を再
生するごとに、当該コンテンツ情報の再生終了に対して
所定時間前になる(ステップS810で肯定判定)と、
車両の目的地および現在地の情報から目的地への予定到
着時刻を算出し、番組表から残り番組の再生終了時刻を
算出するようにした。この代わりに、たとえば、移動体
電話機への着信回数に応じて、予定到着時刻および残り
番組の再生終了時刻を算出するようにしてもよい。
【0060】コンテンツ情報の再生は、音声再生のみを
行う場合を例にあげて説明したが、コンテンツ情報に映
像情報を含めてモニタに再生表示するようにしてもよ
い。
【0061】特許請求の範囲における各構成要素と、発
明の実施の形態における各構成要素との対応について説
明する。通信手段は、たとえば、通信装置9(移動体電
話機)によって構成される。走行情報は、たとえば、車
両の走行速度や加速状況、現在位置を示す情報が対応す
る。所要時間推定手段は、たとえば、利用時間推定装置
2(車載情報提供装置6)が対応する。情報選択手段、
リスト作成手段、提供時間変更情報生成手段、第1〜第
3のリスト作成手段は、たとえば、番組表作成装置4に
よって構成される。情報リスト、提供時間変更情報、第
1〜第3の情報リスト、たとえば、番組表が対応する。
制御手段は、たとえば、情報提供サーバ1によって構成
される。再生手段、再生時間算出手段、情報リスト変更
手段、指示手段および第2の指示手段は、たとえば、車
載情報提供装置6によって構成される。なお、本発明の
特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による車両情報提供システ
ムの構成図である。
【図2】車両情報提供システムで行われる処理の流れを
説明するフローチャートである。
【図3】番組表の一例を示す図である。
【図4】自動車の利用時間の分布を示す図である。
【図5】番組変更処理の流れを説明するフローチャート
である。
【図6】再生時間を短縮させる場合の再生時間と判定閾
値の例を示す図である。
【符号の説明】
1…情報提供サーバー、 2…利用時間推
定装置、3…利用者データベース、 4…番
組表作成装置、5…コンテンツデータベース、
6…車載情報提供装置、7…センサーシステム、
8…記憶装置、10…情報提供センター、
20…車載システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 憲幸 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 PQ02 PQ38 PR08 5H180 AA01 BB05 BB15 EE02 FF03 FF12 FF13 FF35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両との間で情報を送受信する通信手段
    と、 前記車両から送信される当該車両の走行情報に基づいて
    当該車両が目的地に到着するまでの所要時間を推定する
    所要時間推定手段と、 前記車両から送信される要求に基づいて前記車両に提供
    する情報を選択する情報選択手段と、 情報の提供時間を前記所要時間推定手段で推定された所
    要時間に対応させるように前記情報選択手段で選択され
    た情報を用いて前記車両に提供する情報のリストを作成
    するリスト作成手段と、 情報の提供時間を変更するために必要な提供時間変更情
    報を生成する提供時間変更情報生成手段と、 前記情報リストおよび前記提供時間変更情報を前記車両
    に送信するように前記通信手段を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とする車両情報提供装置。
  2. 【請求項2】車両との間で情報を送受信する通信手段
    と、 前記車両から送信される当該車両の走行情報に基づいて
    当該車両が目的地に到着するまでの所要時間を推定する
    所要時間推定手段と、 前記車両から送信される要求に基づいて前記車両に提供
    する情報を選択する情報選択手段と、 情報の提供時間を前記所要時間推定手段で推定された所
    要時間に対応させるように前記情報選択手段で選択され
    た情報を用いて前記車両に提供する第1の情報リストを
    作成する第1のリスト作成手段と、 情報の提供時間を前記所要時間より短い時間に対応させ
    るように前記情報選択手段で選択された情報を用いて前
    記車両に提供する第2の情報リストを作成する第2のリ
    スト作成手段と、 情報の提供時間を前記所要時間より長い時間に対応させ
    るように前記情報選択手段で選択された情報を用いて前
    記車両に提供する第3の情報リストを作成する第3のリ
    スト作成手段と、 前記第1の情報リスト、前記第2の情報リストおよび前
    記第3の情報リストを前記車両に送信するように前記通
    信手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    車両情報提供装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の車両情報提供装置におい
    て、 前記所要時間推定手段で推定された所要時間は、車両の
    利用時間のばらつきを示す正規分布の中心に対応させ、
    前記所要時間より短い時間は、前記正規分布の中心およ
    び−3σ間のいずれかに対応させ、前記所要時間より長
    い時間は、前記正規分布の中心および+3σの間のいず
    れかに対応させることを特徴とする車両情報提供装置。
  4. 【請求項4】車両で再生する複数の情報を記した情報リ
    ストにしたがって情報を再生する再生手段と、 車両の走行情報に基づいて当該車両が目的地に到着する
    までの所要時間を推定する所要時間推定手段と、 前記再生手段によって再生される情報の再生時間を算出
    する再生時間算出手段と、 前記再生手段算出手段によって算出される再生時間を前
    記所要時間推定手段で推定された所要時間に対応させる
    ように前記情報リストに記されている情報を個別に変更
    する情報リスト変更手段とを備えることを特徴とする車
    載情報再生装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の車載情報再生装置におい
    て、 前記情報リストは、車両で再生する情報ごとに標準の再
    生時間に対応するデータ、短縮モードの再生時間に対応
    するデータ、および延長モードの再生時間に対応するデ
    ータをそれぞれ有し、 前記情報リスト変更手段は、前記情報リストに記されて
    いる情報ごとに前記標準、前記短縮モードおよび前記延
    長モードのそれぞれの再生時間に対応するデータからい
    ずれか1つのデータを選択することによって情報リスト
    を変更することを特徴とする車載情報再生装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の車載情報再生装置におい
    て、 前記情報リストは、車両で再生する各情報の優先順位を
    示すデータをさらに有し、 前記情報リスト変更手段は、前記短縮モードの再生時間
    に対応するデータを選択するとき、前記優先順位の低い
    情報から選択することを特徴とする車載情報再生装置。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の車載情報再生装置におい
    て、 前記情報リストは、車両で再生する各情報の優先順位を
    示すデータをさらに有し、 前記情報リスト変更手段は、前記延長モードの再生時間
    に対応するデータを選択するとき、前記優先順位の高い
    情報から選択することを特徴とする車載情報再生装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の車載情報再生装
    置において、 前記情報リスト変更手段はさらに、前記短縮モードもし
    くは前記延長モードの再生時間に対応するデータを選択
    するとき、変更後の再生時間と前記標準の再生時間との
    時間差が小さい情報から選択することを特徴とする車載
    情報再生装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の車載情報再生装置におい
    て、 前記情報リスト変更手段は、前記推定された所要時間お
    よび前記算出された再生時間の差が、変更後の再生時間
    と前記標準の再生時間との時間差より大きい場合に前記
    短縮モードもしくは前記延長モードの再生時間に対応す
    るデータを選択することを特徴とする車載情報再生装
    置。
  10. 【請求項10】請求項4〜9のいずれかに記載の車載情
    報再生装置において、 前記再生手段によって情報が1つ再生されるごとに前記
    所要時間の推定を前記所要時間推定手段に指示するとと
    もに、前記再生時間の算出を前記再生時間算出手段に指
    示する指示手段をさらに備えることを特徴とする車載情
    報再生装置。
  11. 【請求項11】請求項4〜10のいずれかに記載の車載
    情報再生装置において、 前記車両内の電話機への着信回数に応じて前記所要時間
    の推定を前記所要時間推定手段に指示するとともに、前
    記再生時間の算出を前記再生時間算出手段に指示する第
    2の指示手段をさらに備えることを特徴とする車載情報
    再生装置。
JP2001383068A 2001-12-17 2001-12-17 車載情報再生装置 Expired - Fee Related JP3702843B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001383068A JP3702843B2 (ja) 2001-12-17 2001-12-17 車載情報再生装置
EP02258393A EP1320045A3 (en) 2001-12-17 2002-12-05 Vehicle information providing apparatus and method and on-vehicle information playing apparatus and method
US10/314,231 US6847885B2 (en) 2001-12-17 2002-12-09 Vehicle information providing apparatus, on-vehicle information playing apparatus, vehicle information providing method and on-vehicle information playing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001383068A JP3702843B2 (ja) 2001-12-17 2001-12-17 車載情報再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003187383A true JP2003187383A (ja) 2003-07-04
JP3702843B2 JP3702843B2 (ja) 2005-10-05

Family

ID=27593219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001383068A Expired - Fee Related JP3702843B2 (ja) 2001-12-17 2001-12-17 車載情報再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3702843B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005096629A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Denso It Laboratory, Inc. 番組表作成方法及び番組表作成装置並びに番組表作成システム
JP2005340901A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2006025082A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用テレビ記録再生装置
JP2006107136A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Denso Corp 情報提供装置
JP2006268940A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Clarion Co Ltd 情報処理装置、情報処理装置の制御方法および制御プログラム
WO2007108337A1 (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Pioneer Corporation コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、コンテンツ再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2008242845A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Denso It Laboratory Inc 情報提供装置
JP2010019631A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Nissan Motor Co Ltd 目的地予測装置及び目的地予測方法
US7809502B2 (en) 2004-03-10 2010-10-05 Hitachi, Ltd. Onboard content providing apparatus
JP2010236987A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Adohotsuku:Kk 自動ガイドシステム
JP2011082915A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Sony Corp 情報処理装置、画像抽出方法及び画像抽出プログラム
US8849568B2 (en) 2008-01-04 2014-09-30 Lg Electronics Inc. Portable terminal and method for providing network contents using a portable terminal
JP2015530769A (ja) * 2012-06-28 2015-10-15 オーディブル・インコーポレイテッドAudible, Inc. コンテンツのペーシング
WO2019244403A1 (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 住友電気工業株式会社 コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、管理サーバ、コンピュータプログラム、およびコンテンツ配信サーバ
JP2021060321A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 トヨタ自動車株式会社 車両、情報処理システム、プログラム及び制御方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962282A (ja) * 1995-08-25 1997-03-07 Brother Ind Ltd 音楽再生装置
JPH1063728A (ja) * 1996-08-22 1998-03-06 Hitachi Ltd 携帯情報端末による運行スケジュール連携方法及び装置
JPH10104008A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mazda Motor Corp ナビゲーション装置
JPH10254790A (ja) * 1997-03-09 1998-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報提供方法及びこれに用いる情報提供、受信装置
JP2000099441A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Fujitsu Ltd 情報を調整して提示する情報提示装置および方法
JP2000215211A (ja) * 1998-11-20 2000-08-04 Fujitsu Ltd 案内情報提示装置,案内情報提示処理方法,案内情報提示プログラムを記録した記録媒体,案内用スクリプトの記録媒体,案内用スクリプト生成装置,案内用スクリプトを用いた運行管理装置,方法およびそのプログラム記録媒体,案内用スクリプトを用いた移動時の時間調整装置,方法およびそのプログラム記録媒体,案内プラン作成装置,方法およびそのプログラム記録媒体,案内情報提供装置,方法およびそのプログラム記録媒体
JP2001343979A (ja) * 2000-03-20 2001-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車内で使用する音楽・情報提供装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962282A (ja) * 1995-08-25 1997-03-07 Brother Ind Ltd 音楽再生装置
JPH1063728A (ja) * 1996-08-22 1998-03-06 Hitachi Ltd 携帯情報端末による運行スケジュール連携方法及び装置
JPH10104008A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mazda Motor Corp ナビゲーション装置
JPH10254790A (ja) * 1997-03-09 1998-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報提供方法及びこれに用いる情報提供、受信装置
JP2000099441A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Fujitsu Ltd 情報を調整して提示する情報提示装置および方法
JP2000215211A (ja) * 1998-11-20 2000-08-04 Fujitsu Ltd 案内情報提示装置,案内情報提示処理方法,案内情報提示プログラムを記録した記録媒体,案内用スクリプトの記録媒体,案内用スクリプト生成装置,案内用スクリプトを用いた運行管理装置,方法およびそのプログラム記録媒体,案内用スクリプトを用いた移動時の時間調整装置,方法およびそのプログラム記録媒体,案内プラン作成装置,方法およびそのプログラム記録媒体,案内情報提供装置,方法およびそのプログラム記録媒体
JP2001343979A (ja) * 2000-03-20 2001-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車内で使用する音楽・情報提供装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7809502B2 (en) 2004-03-10 2010-10-05 Hitachi, Ltd. Onboard content providing apparatus
JPWO2005096629A1 (ja) * 2004-03-31 2007-08-16 株式会社デンソーアイティーラボラトリ 番組表作成方法及び番組表作成装置並びに番組表作成システム
WO2005096629A1 (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Denso It Laboratory, Inc. 番組表作成方法及び番組表作成装置並びに番組表作成システム
JP4492213B2 (ja) * 2004-05-24 2010-06-30 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2005340901A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2006025082A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用テレビ記録再生装置
JP2006107136A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Denso Corp 情報提供装置
JP2006268940A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Clarion Co Ltd 情報処理装置、情報処理装置の制御方法および制御プログラム
WO2007108337A1 (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Pioneer Corporation コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、コンテンツ再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2008242845A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Denso It Laboratory Inc 情報提供装置
US8849568B2 (en) 2008-01-04 2014-09-30 Lg Electronics Inc. Portable terminal and method for providing network contents using a portable terminal
KR101476439B1 (ko) * 2008-01-04 2014-12-26 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 및 이를 이용한 네트워크 컨텐츠 제공 방법
JP2010019631A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Nissan Motor Co Ltd 目的地予測装置及び目的地予測方法
JP2010236987A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Adohotsuku:Kk 自動ガイドシステム
JP2011082915A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Sony Corp 情報処理装置、画像抽出方法及び画像抽出プログラム
JP2015530769A (ja) * 2012-06-28 2015-10-15 オーディブル・インコーポレイテッドAudible, Inc. コンテンツのペーシング
WO2019244403A1 (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 住友電気工業株式会社 コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、管理サーバ、コンピュータプログラム、およびコンテンツ配信サーバ
JPWO2019244403A1 (ja) * 2018-06-20 2021-07-26 住友電気工業株式会社 コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、管理サーバ、コンピュータプログラム、およびコンテンツ配信サーバ
JP7298604B2 (ja) 2018-06-20 2023-06-27 住友電気工業株式会社 コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、管理サーバ、コンピュータプログラム、およびコンテンツ配信サーバ
JP2021060321A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 トヨタ自動車株式会社 車両、情報処理システム、プログラム及び制御方法
JP7226233B2 (ja) 2019-10-08 2023-02-21 トヨタ自動車株式会社 車両、情報処理システム、プログラム及び制御方法
US11713053B2 (en) 2019-10-08 2023-08-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle, information processing system, non-transitory computer readable medium, and control method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3702843B2 (ja) 2005-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11874124B2 (en) Duration-based customized media program
US6847885B2 (en) Vehicle information providing apparatus, on-vehicle information playing apparatus, vehicle information providing method and on-vehicle information playing method
US6738698B2 (en) Apparatus for and method of controlling electronic system for movable body, electronic system for movable body, program storage device and computer data signal embodied in carrier wave
JP3702843B2 (ja) 車載情報再生装置
JP4091077B2 (ja) コンテンツ配信装置及びコンテンツ再生装置
JP2001343979A (ja) 車内で使用する音楽・情報提供装置
JP2009048676A (ja) 再生装置および方法
JP3946917B2 (ja) ナビゲーションシステム
WO2006075258A2 (en) A method for selecting audio content to be played in a vehicle
US8116891B2 (en) Audio data reproducing method and program therefor
JP2018040574A (ja) コンテンツ利用支援装置、コンテンツ利用支援方法及びコンテンツ利用支援プログラム
CN111258416A (zh) 用于增强型内容替换和策略播放的方法和设备
JP2010112762A (ja) ナビゲーション装置およびナビゲーション装置の音楽再生方法
JP2006260648A (ja) オーディオ装置
JP3705197B2 (ja) 車両情報提供装置
JP4059074B2 (ja) 車載用情報提示装置
JP2006031898A (ja) 移動体用コンテンツ再生装置及び移動体
JP2004348367A (ja) 車載情報提供装置
JP4042535B2 (ja) 車載情報提供装置
JP3843792B2 (ja) 車載情報提供装置
JP2008219759A (ja) 携帯型メディアコンテンツ再生システム、携帯型メディアコンテンツ再生装置およびメディアコンテンツ配信サーバ
JP4411118B2 (ja) カーナビゲーション装置及びカーナビゲーション装置用制御方法
JP7119939B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2006103520A (ja) オーディオ再生機能付きナビゲーション装置及び情報端末、オーディオデータ再生方法、及びオーディオデータ再生設定方法
JP2005311518A (ja) 移動体用音楽再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees