JP2004348367A - 車載情報提供装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】TTS再生の中断をなくした車載情報提供装置を提供する。
【解決手段】文字情報のTTS再生時間を演算するとともに、目的地までの最適経路上の次に音声ガイドを行う地点を検出し、現在地から次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間を演算し、文字情報のTTS再生時間が次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間より短い場合に文字情報のTTS再生を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】文字情報のTTS再生時間を演算するとともに、目的地までの最適経路上の次に音声ガイドを行う地点を検出し、現在地から次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間を演算し、文字情報のTTS再生時間が次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間より短い場合に文字情報のTTS再生を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報センターから受信した情報を含む種々の情報を車両乗員に提供する車載情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報センターから受信した情報、メールのタイトル、画像などを表示するとともに、文字情報を音声で読み上げる(以下、TTS(Text To Speech)再生という)車載情報提供装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。この種の装置では、TTS再生中にナビゲーション装置の音声ガイドを行う場合には、TTS再生を一時中断して音声ガイド終了後に再開している。
【0003】
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
【非特許文献1】
「エアコン・モニター・オーディオ・TV/ナビゲーションシステム取扱説明書UXN11−00」日産自動車株式会社 2003年2月発行、p.338−339
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の車載情報提供装置では、市街地の交差点などでナビゲーション装置による音声ガイドが頻繁に行われると、TTS再生の中断が頻繁に発生し、TTS再生が聞き苦しく乗員に不快感を与えるという問題がある。
【0005】
本発明は、TTS再生の中断をなくした車載情報提供装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、文字情報のTTS再生時間を演算するとともに、目的地までの最適経路上の次に音声ガイドを行う地点を検出し、現在地から次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間を演算し、文字情報のTTS再生時間が次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間より短い場合に文字情報のTTS再生を行う。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、経路誘導の音声ガイドを行うためにTTS再生が中断されるのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は一実施の形態の構成を示す。情報センター1は交通情報、天気予報、ニュースなどの各種情報を車載情報提供装置10へ送信し、車載情報提供装置10は情報センター1から受信した情報や予め内部に記憶している情報を編集して車両の乗員に提供する。なお、図1では情報センター1を1基と車載情報提供装置10を1台のみ示すが、情報センター1は複数基あってもよく、また車載情報提供装置10は多くの車両にそれぞれ搭載される。
【0009】
情報センター1は制御回路2、記憶装置3、通信回路4などを備えている。制御回路2はコンピューターを有し、情報提供を要求したユーザーを認識して記憶装置3から要求された情報コンテンツを読み出し、通信回路4を介して車載情報提供装置10へ送信する。記憶装置3には、コンテンツプロバイダー5から入手した交通情報、天気予報、ニュースなどの種々の情報コンテンツが記憶されている。通信回路4は携帯電話回線を利用して車載情報提供装置10と情報の授受を行う。
【0010】
車載情報提供装置10は制御回路11、記憶装置12、音声合成回路13、オーディオ装置14、操作回路15、ディスプレイ16、ナビゲーション装置17、GPS受信機18、地図データベース(DB)19、通信回路20などを備えている。
【0011】
制御回路11はマイクロコンピューターを有し、情報センター1への情報提供要求、情報センター1からの情報コンテンツの受信と記憶、情報の編集、情報の表示、TTS再生、ナビゲーション装置17との情報の授受などを行う。
【0012】
記憶装置12には、情報センター1から受信した各種情報コンテンツや、「おはようございます」「次は交通情報です」といったプリインストール音声などが記憶されている。音声合成回路13はテキストデータ(文字情報)の音声による再生(TTS再生)を行う。オーディオ装置14はCD、MD、DVD、ラジオ、TVなどの各種メディアとスピーカーを備えている。
【0013】
操作回路15は、乗員が情報提供の要求をしたり、TTS再生に関する操作を行ったりするための各種スイッチや方向キーなどの操作部材を備えている。ディスプレイ16は、情報センター1から受信した各種情報やナビゲーション装置17から送られた道路地図などを表示する。
【0014】
ナビゲーション装置17は、GPS受信機18により車両の現在位置を検出し、地図データベース19から現在位置周辺の道路地図を読み出してディスプレイ16に表示するとともに、目的地が設定されると目的地までの最適経路を探索してディスプレイ16に表示し、最適経路に沿って乗員を誘導するために音声合成回路13により音声ガイドを行う。通信回路20は携帯電話回線を利用して情報センター1と情報の授受を行う。
【0015】
制御回路11は、マイクロコンピューターのソフトウエア形態により、プリインストール音声や情報コンテンツのテキストデータのファイルサイズを検出する機能、プリインストール音声や情報コンテンツのTTS再生時間を計算する機能、ナビゲーション装置17からの情報に基づいて音声ガイド開始までの残り時間を計算する機能、TTS再生時間と音声ガイド開始までの残り時間とを比較して次の音声ガイド開始までにコンテンツのTTS再生を完了できるかどうかを判定する機能などを有する。これらの機能については詳細を後述する。
【0016】
図2は情報提供処理を示すフローチャートであり、(a)は車載情報提供装置側の処理、(b)は情報センター側の処理を示す。一実施の形態の車載情報提供装置10は、操作回路15により情報提供要求操作が行われると(a)に示す処理を開始する。ステップ1において、通信回路4を介して情報センター1を呼び出し、携帯電話回線を接続して情報提供を要求する。
【0017】
車載情報センター10から呼び出しを受けた情報センター1は、ステップ11で、記憶装置3に記憶されたユーザーのIDや電話番号を用いて情報提供契約をしたユーザーか否かを確認する。契約ユーザーであることが確認されるとステップ12へ進み、記憶装置3から情報コンテンツを読み出して車載情報提供装置10へ送信する。情報センター1から提供される情報コンテンツの種類と個数は、情報センター側で決定するか、またはユーザーが事前に選択する。
【0018】
車載情報提供装置10は、ステップ2で情報センター1から情報コンテンツを受信し、続くステップ3で記憶装置12に記憶する。ステップ4では、情報コンテンツの再生が終了した時点でオーディオ装置14の設定を元に戻すために、オーディオ装置14の現在の設定状態を記憶装置12に記憶する。ステップ5において、予め決められたコンテンツ再生順にしたがってコンテンツの再生を開始する。
【0019】
図3は再生対象コンテンツの一例を示す。音楽コンテンツはCD、MD、カセットなどのオーディオ装置14で再生するコンテンツであり、これらの音楽コンテンツはCD、MD、カセットなどのオーディオメディアにより提供される。プリインストール音声は挨拶、情報コンテンツの案内、合いの手などの音声コンテンツであり、車載情報提供装置10の記憶装置12に予め記憶されている。情報コンテンツは交通情報、天気予報、ニュースなどであり、これらは情報センター1から提供されたものである。
【0020】
情報センター1から提供される情報コンテンツと、車載情報提供装置10の記憶装置12に予め記憶されているプリインストール音声は、基本的にはテキストデータから構成され、音声合成回路13を介してTTS再生される。なお、これらの情報コンテンツとプリインストール音声に画像データなどを用いてもよい。
【0021】
図4はコンテンツ再生順序の一例を示す。この例では、最初にプリインストール音声による挨拶をTTS再生し、以後は情報コンテンツと音楽コンテンツを交互に再生する。情報コンテンツをTTS再生する前には、プリインストール音声で情報コンテンツの案内をTTS再生する。すべての情報コンテンツと音楽コンテンツの再生が終了すると、プリインストール音声で番組終了の挨拶をTTS再生する。
【0022】
ステップ6において、コンテンツ再生可否判定割り込みを許可する。これ以後、コンテンツの再生が終了するたびに後述するコンテンツ再生可否判定ルーチンが実行される。ステップ7でコンテンツの再生をすべて終了したか否かを確認し、終了したらステップ8へ進む。ステップ8では、記憶装置12からコンテンツ再生開始前のオーディオ装置14の設定情報を読み出し、オーディオ装置14の設定をコンテンツ再生前の状態に戻す。
【0023】
図5は、コンテンツ再生可否判定割り込みルーチンを示すフローチャートである。ステップ21において、記憶装置12に記憶されているコンテンツ再生順(図4参照)により、次に再生予定のコンテンツは音楽コンテンツか否かを確認する。次に再生予定のコンテンツが音楽の場合はステップ25へ進み、その音楽コンテンツの再生を開始する。続くステップ28で、音楽コンテンツの再生中にナビゲーション装置17の音声ガイドを行うときには音楽コンテンツの再生音量を自動的に低減し、乗員が経路誘導の音声ガイドを聞き取りやすくする。
【0024】
次に再生予定のコンテンツが情報コンテンツまたはプリインストール音声の場合はステップ22へ進み、図6に示す判定条件計算ルーチンを実行し、次に再生予定のコンテンツの再生可否を判定するための条件を計算する。
【0025】
図6は、コンテンツ再生可否を判定する条件を計算するルーチンのフローチャートである。ステップ51において、次に再生予定の情報コンテンツまたはプリインストール音声のテキストファイルサイズを検出する。具体的には、記憶装置12に記憶されているコンテンツ再生順(図4参照)により次に再生予定のコンテンツを判別し、記憶装置12に記憶されているコンテンツの中から再生予定コンテンツを検索し、その先頭番地と末尾番地との差によりテキストファイルサイズを計算する。なお、情報コンテンツに対しては、情報センター1から情報を提供する時にファイルサイズデータを添付しておき、その添付データを参照するようにしてもよい。
【0026】
ステップ52では、次の再生予定コンテンツのTTS再生時間を計算する。TTS再生対象の情報コンテンツまたはプリインストール音声の場合には、テキストファイルサイズから文字数を計算し、文字数を音声合成の読み上げ速度(文字数/秒)で除してTTS再生時間を求める。なお、テキストデータには漢字が含まれるため、一定の定数を乗じることによってより正確な再生時間を求めることができる。
【0027】
ステップ53でナビゲーション装置17から設定データを取得する。取得する設定データは、▲1▼目的地設定の有無、▲2▼平均走行速度、▲3▼次の音声ガイドの案内対象地点(交差点など)、▲4▼音声ガイド設定地点(案内対象交差点の予告案内地点、本案内地点、直前案内地点など)、▲5▼車両の現在位置などである。ステップ54でナビゲーション装置17に目的地が設定されているか否かを確認し、目的地が設定されていなければ経路誘導の音声ガイドは行われないので図5の可否判定ルーチンへリターンする。一方、目的地が設定されているときはステップ55へ進み、次の音声ガイド開始までの残り時間を計算する。
【0028】
図7はナビゲーション装置17における音声ガイドの手順を示す。通常、交差点などで右左折の必要がある場合には、その手前から複数回の音声ガイドによる右左折の案内を行う。右左折を行う交差点を案内対象地点とすると、例えば、案内対象地点の500m手前で予告案内、300m手前で本案内、50m手前で直前案内というように、音声ガイドを行う。これらの音声ガイドの回数や場所をユーザーが任意に設定することもできる。
【0029】
この一実施の形態では、ナビゲーション装置17の設定データ(図6のステップ53)と地図データベース19の道路地図に基づいて、車両の現在地から目的地までの最適経路上の次の音声ガイド設定地点までの距離を計算し、その距離を現在地までの平均走行速度で除して次の音声ガイド設定地点までの所要走行時間、すなわち次の音声ガイド開始までの残り時間を計算する。
【0030】
図7に示す例では、平均走行速度20km/hと30km/hの場合の音声ガイド開始までの残り時間を示す。なお、平均走行速度の代わりに、現在の走行速度、あるいは直前の所定時間、例えば直前の2分間の平均走行速度を用いることによって、音声ガイド開始までの残り時間をより正確に計算することができる。次の再生予定コンテンツのTTS再生時間と、次の音声ガイド開始までの残り時間を計算したら図5のステップ23へリターンする。
【0031】
図5のステップ23において、計算結果の判定条件に基づいて、次に再生予定の情報コンテンツまたはプリインストール音声を再生可能か否かを確認する。次の再生予定コンテンツのTTS再生時間が次の音声ガイド開始までの残り時間より短い場合には、次の音声ガイド開始までに次のコンテンツを最後まで再生できると判断してステップ24へ進み、予め設定された再生順序の次の再生予定コンテンツを再生する。
【0032】
一方、次の再生予定コンテンツのTTS再生時間が次の音声ガイド開始までの残り時間以上に長い場合には、次の音声ガイド開始までに次のコンテンツを最後まで再生できないと判断してステップ26へ進み、次に再生予定の情報コンテンツまたはプリインストール音声に代えて音楽コンテンツを選択する。具体的には、次に再生予定の情報コンテンツまたはプリインストール音声より後の再生順の、最初の音楽コンテンツを選択する。なお、次の再生予定コンテンツより後には音楽コンテンツの再生予定がない場合には、直前に再生した音楽コンテンツの次のトラック番号の音楽コンテンツを選択する。
【0033】
ステップ27で、情報コンテンツまたはプリインストール音声に代えて選択した音楽コンテンツを再生する。ステップ28において、音楽コンテンツの再生中にナビゲーション装置17の音声ガイドを行う場合には音楽コンテンツの再生音量を自動的に低減し、乗員が経路誘導の音声ガイドを聞き取りやすくする。
【0034】
このように、上述した一実施の形態によれば、TTS再生対象の文字情報のTTS再生時間を演算するとともに、目的地までの最適経路上の次に音声ガイドを行う地点を検出し、現在地から次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間を演算し、文字情報のTTS再生時間が次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間より短い場合に文字情報のTTS再生を行うようにしたので、経路誘導の音声ガイドを行うためにTTS再生が中断されるのを防止することができる。
【0035】
また、一実施の形態では、TTS再生時間が所要走行時間以上に長い場合には、文字情報のTTS再生に代えて音楽コンテンツの再生を行うとともに、音楽コンテンツの再生中に経路誘導の音声ガイドを行うときは音楽コンテンツの再生音量を自動的に低減するようにしたので、経路誘導の音声ガイドにより文字情報のTTS再生が中断されるのを防止することができる上に、音声コンテンツ再生中の経路誘導の音声ガイドを聞き取り易くしながら、音楽コンテンツを音声ガイドのBGMとして利用することができる。
【0036】
さらに、一実施の形態では、文字情報の文字数を音声合成の読み上げ速度で除してTTS再生時間を演算するとともに、最適経路上の現在地から次に音声ガイドを行う地点までの距離を検出し、当該距離を現在地までの平均走行時間で除して所要走行時間を演算するようにしたので、文字情報のTTS再生時間と次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間とを正確に求めることができる。
【0037】
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、ナビゲーション装置17がナビゲーション装置を、音声合成回路13がTTS再生手段を、制御回路11が再生時間演算手段、走行時間演算手段および制御手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
【0038】
なお、上述した一実施の形態では、情報センター1から提供された情報コンテンツと、車載情報提供装置10の記憶装置12に予め記憶されているプリインストール音声とをTTS再生の文字情報とした例を示したが、TTS再生対象の文字情報は上述した一実施の形態の文字情報に限定されるものではない。車載情報提供装置10の記憶装置12に予め記憶されたプリインストール音声以外の種々の文字情報や、CD、MD、カセットなどのメディアから入力した文字情報をTTS再生対象としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】一実施の形態の情報提供処理を示すフローチャートである。
【図3】再生対象コンテンツの一例を示す図である。
【図4】コンテンツ再生順の一例を示す図である。
【図5】コンテンツ再生可否判定割り込みルーチンを示すフローチャートである。
【図6】判定条件計算ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】ナビゲーション装置による音声ガイドの手順を示す図である。
【符号の説明】
1 情報センター
2 制御回路
3 記憶装置
4 通信回路
5 各種コンテンツプロバイダー
10 車載情報提供装置
11 制御回路
12 記憶装置
13 音声合成回路
14 オーディオ装置
15 操作回路
16 ディスプレイ
17 ナビゲーション装置
18 GPS受信機
19 地図データベース
20 通信回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報センターから受信した情報を含む種々の情報を車両乗員に提供する車載情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報センターから受信した情報、メールのタイトル、画像などを表示するとともに、文字情報を音声で読み上げる(以下、TTS(Text To Speech)再生という)車載情報提供装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。この種の装置では、TTS再生中にナビゲーション装置の音声ガイドを行う場合には、TTS再生を一時中断して音声ガイド終了後に再開している。
【0003】
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
【非特許文献1】
「エアコン・モニター・オーディオ・TV/ナビゲーションシステム取扱説明書UXN11−00」日産自動車株式会社 2003年2月発行、p.338−339
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の車載情報提供装置では、市街地の交差点などでナビゲーション装置による音声ガイドが頻繁に行われると、TTS再生の中断が頻繁に発生し、TTS再生が聞き苦しく乗員に不快感を与えるという問題がある。
【0005】
本発明は、TTS再生の中断をなくした車載情報提供装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、文字情報のTTS再生時間を演算するとともに、目的地までの最適経路上の次に音声ガイドを行う地点を検出し、現在地から次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間を演算し、文字情報のTTS再生時間が次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間より短い場合に文字情報のTTS再生を行う。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、経路誘導の音声ガイドを行うためにTTS再生が中断されるのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は一実施の形態の構成を示す。情報センター1は交通情報、天気予報、ニュースなどの各種情報を車載情報提供装置10へ送信し、車載情報提供装置10は情報センター1から受信した情報や予め内部に記憶している情報を編集して車両の乗員に提供する。なお、図1では情報センター1を1基と車載情報提供装置10を1台のみ示すが、情報センター1は複数基あってもよく、また車載情報提供装置10は多くの車両にそれぞれ搭載される。
【0009】
情報センター1は制御回路2、記憶装置3、通信回路4などを備えている。制御回路2はコンピューターを有し、情報提供を要求したユーザーを認識して記憶装置3から要求された情報コンテンツを読み出し、通信回路4を介して車載情報提供装置10へ送信する。記憶装置3には、コンテンツプロバイダー5から入手した交通情報、天気予報、ニュースなどの種々の情報コンテンツが記憶されている。通信回路4は携帯電話回線を利用して車載情報提供装置10と情報の授受を行う。
【0010】
車載情報提供装置10は制御回路11、記憶装置12、音声合成回路13、オーディオ装置14、操作回路15、ディスプレイ16、ナビゲーション装置17、GPS受信機18、地図データベース(DB)19、通信回路20などを備えている。
【0011】
制御回路11はマイクロコンピューターを有し、情報センター1への情報提供要求、情報センター1からの情報コンテンツの受信と記憶、情報の編集、情報の表示、TTS再生、ナビゲーション装置17との情報の授受などを行う。
【0012】
記憶装置12には、情報センター1から受信した各種情報コンテンツや、「おはようございます」「次は交通情報です」といったプリインストール音声などが記憶されている。音声合成回路13はテキストデータ(文字情報)の音声による再生(TTS再生)を行う。オーディオ装置14はCD、MD、DVD、ラジオ、TVなどの各種メディアとスピーカーを備えている。
【0013】
操作回路15は、乗員が情報提供の要求をしたり、TTS再生に関する操作を行ったりするための各種スイッチや方向キーなどの操作部材を備えている。ディスプレイ16は、情報センター1から受信した各種情報やナビゲーション装置17から送られた道路地図などを表示する。
【0014】
ナビゲーション装置17は、GPS受信機18により車両の現在位置を検出し、地図データベース19から現在位置周辺の道路地図を読み出してディスプレイ16に表示するとともに、目的地が設定されると目的地までの最適経路を探索してディスプレイ16に表示し、最適経路に沿って乗員を誘導するために音声合成回路13により音声ガイドを行う。通信回路20は携帯電話回線を利用して情報センター1と情報の授受を行う。
【0015】
制御回路11は、マイクロコンピューターのソフトウエア形態により、プリインストール音声や情報コンテンツのテキストデータのファイルサイズを検出する機能、プリインストール音声や情報コンテンツのTTS再生時間を計算する機能、ナビゲーション装置17からの情報に基づいて音声ガイド開始までの残り時間を計算する機能、TTS再生時間と音声ガイド開始までの残り時間とを比較して次の音声ガイド開始までにコンテンツのTTS再生を完了できるかどうかを判定する機能などを有する。これらの機能については詳細を後述する。
【0016】
図2は情報提供処理を示すフローチャートであり、(a)は車載情報提供装置側の処理、(b)は情報センター側の処理を示す。一実施の形態の車載情報提供装置10は、操作回路15により情報提供要求操作が行われると(a)に示す処理を開始する。ステップ1において、通信回路4を介して情報センター1を呼び出し、携帯電話回線を接続して情報提供を要求する。
【0017】
車載情報センター10から呼び出しを受けた情報センター1は、ステップ11で、記憶装置3に記憶されたユーザーのIDや電話番号を用いて情報提供契約をしたユーザーか否かを確認する。契約ユーザーであることが確認されるとステップ12へ進み、記憶装置3から情報コンテンツを読み出して車載情報提供装置10へ送信する。情報センター1から提供される情報コンテンツの種類と個数は、情報センター側で決定するか、またはユーザーが事前に選択する。
【0018】
車載情報提供装置10は、ステップ2で情報センター1から情報コンテンツを受信し、続くステップ3で記憶装置12に記憶する。ステップ4では、情報コンテンツの再生が終了した時点でオーディオ装置14の設定を元に戻すために、オーディオ装置14の現在の設定状態を記憶装置12に記憶する。ステップ5において、予め決められたコンテンツ再生順にしたがってコンテンツの再生を開始する。
【0019】
図3は再生対象コンテンツの一例を示す。音楽コンテンツはCD、MD、カセットなどのオーディオ装置14で再生するコンテンツであり、これらの音楽コンテンツはCD、MD、カセットなどのオーディオメディアにより提供される。プリインストール音声は挨拶、情報コンテンツの案内、合いの手などの音声コンテンツであり、車載情報提供装置10の記憶装置12に予め記憶されている。情報コンテンツは交通情報、天気予報、ニュースなどであり、これらは情報センター1から提供されたものである。
【0020】
情報センター1から提供される情報コンテンツと、車載情報提供装置10の記憶装置12に予め記憶されているプリインストール音声は、基本的にはテキストデータから構成され、音声合成回路13を介してTTS再生される。なお、これらの情報コンテンツとプリインストール音声に画像データなどを用いてもよい。
【0021】
図4はコンテンツ再生順序の一例を示す。この例では、最初にプリインストール音声による挨拶をTTS再生し、以後は情報コンテンツと音楽コンテンツを交互に再生する。情報コンテンツをTTS再生する前には、プリインストール音声で情報コンテンツの案内をTTS再生する。すべての情報コンテンツと音楽コンテンツの再生が終了すると、プリインストール音声で番組終了の挨拶をTTS再生する。
【0022】
ステップ6において、コンテンツ再生可否判定割り込みを許可する。これ以後、コンテンツの再生が終了するたびに後述するコンテンツ再生可否判定ルーチンが実行される。ステップ7でコンテンツの再生をすべて終了したか否かを確認し、終了したらステップ8へ進む。ステップ8では、記憶装置12からコンテンツ再生開始前のオーディオ装置14の設定情報を読み出し、オーディオ装置14の設定をコンテンツ再生前の状態に戻す。
【0023】
図5は、コンテンツ再生可否判定割り込みルーチンを示すフローチャートである。ステップ21において、記憶装置12に記憶されているコンテンツ再生順(図4参照)により、次に再生予定のコンテンツは音楽コンテンツか否かを確認する。次に再生予定のコンテンツが音楽の場合はステップ25へ進み、その音楽コンテンツの再生を開始する。続くステップ28で、音楽コンテンツの再生中にナビゲーション装置17の音声ガイドを行うときには音楽コンテンツの再生音量を自動的に低減し、乗員が経路誘導の音声ガイドを聞き取りやすくする。
【0024】
次に再生予定のコンテンツが情報コンテンツまたはプリインストール音声の場合はステップ22へ進み、図6に示す判定条件計算ルーチンを実行し、次に再生予定のコンテンツの再生可否を判定するための条件を計算する。
【0025】
図6は、コンテンツ再生可否を判定する条件を計算するルーチンのフローチャートである。ステップ51において、次に再生予定の情報コンテンツまたはプリインストール音声のテキストファイルサイズを検出する。具体的には、記憶装置12に記憶されているコンテンツ再生順(図4参照)により次に再生予定のコンテンツを判別し、記憶装置12に記憶されているコンテンツの中から再生予定コンテンツを検索し、その先頭番地と末尾番地との差によりテキストファイルサイズを計算する。なお、情報コンテンツに対しては、情報センター1から情報を提供する時にファイルサイズデータを添付しておき、その添付データを参照するようにしてもよい。
【0026】
ステップ52では、次の再生予定コンテンツのTTS再生時間を計算する。TTS再生対象の情報コンテンツまたはプリインストール音声の場合には、テキストファイルサイズから文字数を計算し、文字数を音声合成の読み上げ速度(文字数/秒)で除してTTS再生時間を求める。なお、テキストデータには漢字が含まれるため、一定の定数を乗じることによってより正確な再生時間を求めることができる。
【0027】
ステップ53でナビゲーション装置17から設定データを取得する。取得する設定データは、▲1▼目的地設定の有無、▲2▼平均走行速度、▲3▼次の音声ガイドの案内対象地点(交差点など)、▲4▼音声ガイド設定地点(案内対象交差点の予告案内地点、本案内地点、直前案内地点など)、▲5▼車両の現在位置などである。ステップ54でナビゲーション装置17に目的地が設定されているか否かを確認し、目的地が設定されていなければ経路誘導の音声ガイドは行われないので図5の可否判定ルーチンへリターンする。一方、目的地が設定されているときはステップ55へ進み、次の音声ガイド開始までの残り時間を計算する。
【0028】
図7はナビゲーション装置17における音声ガイドの手順を示す。通常、交差点などで右左折の必要がある場合には、その手前から複数回の音声ガイドによる右左折の案内を行う。右左折を行う交差点を案内対象地点とすると、例えば、案内対象地点の500m手前で予告案内、300m手前で本案内、50m手前で直前案内というように、音声ガイドを行う。これらの音声ガイドの回数や場所をユーザーが任意に設定することもできる。
【0029】
この一実施の形態では、ナビゲーション装置17の設定データ(図6のステップ53)と地図データベース19の道路地図に基づいて、車両の現在地から目的地までの最適経路上の次の音声ガイド設定地点までの距離を計算し、その距離を現在地までの平均走行速度で除して次の音声ガイド設定地点までの所要走行時間、すなわち次の音声ガイド開始までの残り時間を計算する。
【0030】
図7に示す例では、平均走行速度20km/hと30km/hの場合の音声ガイド開始までの残り時間を示す。なお、平均走行速度の代わりに、現在の走行速度、あるいは直前の所定時間、例えば直前の2分間の平均走行速度を用いることによって、音声ガイド開始までの残り時間をより正確に計算することができる。次の再生予定コンテンツのTTS再生時間と、次の音声ガイド開始までの残り時間を計算したら図5のステップ23へリターンする。
【0031】
図5のステップ23において、計算結果の判定条件に基づいて、次に再生予定の情報コンテンツまたはプリインストール音声を再生可能か否かを確認する。次の再生予定コンテンツのTTS再生時間が次の音声ガイド開始までの残り時間より短い場合には、次の音声ガイド開始までに次のコンテンツを最後まで再生できると判断してステップ24へ進み、予め設定された再生順序の次の再生予定コンテンツを再生する。
【0032】
一方、次の再生予定コンテンツのTTS再生時間が次の音声ガイド開始までの残り時間以上に長い場合には、次の音声ガイド開始までに次のコンテンツを最後まで再生できないと判断してステップ26へ進み、次に再生予定の情報コンテンツまたはプリインストール音声に代えて音楽コンテンツを選択する。具体的には、次に再生予定の情報コンテンツまたはプリインストール音声より後の再生順の、最初の音楽コンテンツを選択する。なお、次の再生予定コンテンツより後には音楽コンテンツの再生予定がない場合には、直前に再生した音楽コンテンツの次のトラック番号の音楽コンテンツを選択する。
【0033】
ステップ27で、情報コンテンツまたはプリインストール音声に代えて選択した音楽コンテンツを再生する。ステップ28において、音楽コンテンツの再生中にナビゲーション装置17の音声ガイドを行う場合には音楽コンテンツの再生音量を自動的に低減し、乗員が経路誘導の音声ガイドを聞き取りやすくする。
【0034】
このように、上述した一実施の形態によれば、TTS再生対象の文字情報のTTS再生時間を演算するとともに、目的地までの最適経路上の次に音声ガイドを行う地点を検出し、現在地から次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間を演算し、文字情報のTTS再生時間が次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間より短い場合に文字情報のTTS再生を行うようにしたので、経路誘導の音声ガイドを行うためにTTS再生が中断されるのを防止することができる。
【0035】
また、一実施の形態では、TTS再生時間が所要走行時間以上に長い場合には、文字情報のTTS再生に代えて音楽コンテンツの再生を行うとともに、音楽コンテンツの再生中に経路誘導の音声ガイドを行うときは音楽コンテンツの再生音量を自動的に低減するようにしたので、経路誘導の音声ガイドにより文字情報のTTS再生が中断されるのを防止することができる上に、音声コンテンツ再生中の経路誘導の音声ガイドを聞き取り易くしながら、音楽コンテンツを音声ガイドのBGMとして利用することができる。
【0036】
さらに、一実施の形態では、文字情報の文字数を音声合成の読み上げ速度で除してTTS再生時間を演算するとともに、最適経路上の現在地から次に音声ガイドを行う地点までの距離を検出し、当該距離を現在地までの平均走行時間で除して所要走行時間を演算するようにしたので、文字情報のTTS再生時間と次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間とを正確に求めることができる。
【0037】
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、ナビゲーション装置17がナビゲーション装置を、音声合成回路13がTTS再生手段を、制御回路11が再生時間演算手段、走行時間演算手段および制御手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
【0038】
なお、上述した一実施の形態では、情報センター1から提供された情報コンテンツと、車載情報提供装置10の記憶装置12に予め記憶されているプリインストール音声とをTTS再生の文字情報とした例を示したが、TTS再生対象の文字情報は上述した一実施の形態の文字情報に限定されるものではない。車載情報提供装置10の記憶装置12に予め記憶されたプリインストール音声以外の種々の文字情報や、CD、MD、カセットなどのメディアから入力した文字情報をTTS再生対象としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】一実施の形態の情報提供処理を示すフローチャートである。
【図3】再生対象コンテンツの一例を示す図である。
【図4】コンテンツ再生順の一例を示す図である。
【図5】コンテンツ再生可否判定割り込みルーチンを示すフローチャートである。
【図6】判定条件計算ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】ナビゲーション装置による音声ガイドの手順を示す図である。
【符号の説明】
1 情報センター
2 制御回路
3 記憶装置
4 通信回路
5 各種コンテンツプロバイダー
10 車載情報提供装置
11 制御回路
12 記憶装置
13 音声合成回路
14 オーディオ装置
15 操作回路
16 ディスプレイ
17 ナビゲーション装置
18 GPS受信機
19 地図データベース
20 通信回路
Claims (6)
- 車両の現在地を検出し、予め探索した目的地までの最適経路に沿って音声ガイドにより経路誘導を行うナビゲーション装置と、
文字情報を音声で読み上げる(以下、TTS(Text To Speech)再生という)TTS再生手段とを備えた車載情報提供装置において、
文字情報のTTS再生時間を演算する再生時間演算手段と、
目的地までの最適経路上の次に音声ガイドを行う地点を検出し、現在地から次に音声ガイドを行う地点までの所要走行時間を演算する走行時間演算手段と、
前記TTS再生時間が前記所要走行時間より短い場合に文字情報のTTS再生を行う制御手段とを備えることを特徴とする車載情報提供装置。 - 請求項1に記載の車載情報提供装置において、
前記制御手段は、前記TTS再生時間が前記所要走行時間以上に長い場合には、文字情報のTTS再生に代えて音楽コンテンツの再生を行うことを特徴とする車載情報提供装置。 - 請求項2に記載の車載情報提供装置において、
前記制御手段は、音楽コンテンツの再生中に経路誘導の音声ガイドを行うときは音楽コンテンツの再生音量を低減することを特徴とする車載情報提供装置。 - 請求項1〜3のいずれかの項に記載の車載情報提供装置において、
前記再生時間演算手段は、文字情報の文字数を音声合成の読み上げ速度で除してTTS再生時間を演算することを特徴とする車載情報提供装置。 - 請求項1〜4のいずれかの項に記載の車載情報提供装置において、
前記走行時間演算手段は、最適経路上の現在地から次に音声ガイドを行う地点までの距離を検出し、当該距離を現在地までの平均走行時間で除して所要走行時間を演算することを特徴とする車載情報提供装置。 - 請求項1〜5のいずれかの項に記載の車載情報提供装置において、
TTS再生される文字情報には、情報センターから提供される情報コンテンツが含まれることを特徴とする車載情報提供装置。
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