JPH02114117A - 車両誘導装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、車両を地図及び音声により目的地へ誘導する
車両誘導装置に関するものである。

（ロ）従来の技術 近年、車両を地図及び音声により目的地へ誘導する車両
誘導装置が開発されている。斯かる車両誘導装置に依れ
ば、車両走行地図近傍の地図がＣＲＴ表示器等により画
面に表示され、この地図上に目的地を設定することによ
り誘導経路が表示されると兵にこの誘導経路に沿った案
内が音声によすｉテわメする。

此様な車両誘導装置の一例として、特開昭５８−１１１
７１０号公報（Ｇｏ　Ｉ　Ｃ２１／２０）に開示された
技術が公知である。斯かる従来技術に依れば、車両走行
地域の地図情報は、例えば光デイジタル情報記憶媒体か
ら読出され、再生装置を倉してＣＲＴ表示器により表示
される。また、誘導経路Ｅの曲がるべき交差点近傍に車
両が達すると、重両の右左折が音声により適宜案内され
、運転者は一々地図を見ずとも、曲がるべき方向を知る
ことができる。

（ハ）発明が解決しようとする課題 然し乍ら、此様な従来装置に依れば、運転者が誘導経路
中の所定の道路部分を既に知っていても、重両出発点か
ら到達点まで常に音声による誘導がなされる。此様に常
時、音声による誘導がなされると、不必要に運転者の注
意力を分散させ、或いは車内の会話を妨害し、またカー
ステレオ等他の音声出力装置を妨害する慣れがある。本
発明は此様な問題点を解決せんとするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 上記課題に鑑み本発明は、車両を地図及び音声により目
的地へ誘導する車両誘導装置において、地図トの誘導経
路上の所望の位置に音声誘導開始点及び音声誘導終了点
を設定する設定手段と、この音声誘導開始点及び終了点
と車両走行位置とを比較する比較手段と、この比較手段
からの出力に応答し、前記音声誘導開始点と車両走行位
置との一致に応じて音声誘導を開始させ、且つ［ｉｉ１
記音声誘導終了点と車両走行位置との一致に応じて音声
誘導を終了させる音声誘導制御手段とを有することを特
徴とする。

（ホ）　作用 運転者は、地図上の誘導経路上において、音声による誘
導を望む部分を設定手段により任意に設定できる。音声
誘導制御手段では、比較手段による出力に応じて、車両
が音声誘導部分上にあるか否かを判断し、適宜音声案内
情報を出力する。

（ヘフ　実施例 以下、本発明の一実施例につき図面を用いて説明する。

第１図は本実施例の回路ブロック図である。図において
、（１）は各部の制御を行うマイクロコンピュータ（マ
イコン）、（２）は、例えば光ディスクに記録された地
図ディジタル情報を再生する再生回路、（３）は再生回
路（２）からの信号をマイコン（１）を介して受けてＣ
ＲＴ表示器に所望の地図を表示する表示回路、（４）は
内蔵の方位センサ及び距離センサにより車両の現在位置
を検出する現在位置検出回路である。ここで、現在位置
検出回路（，１）は、車両走行開始時に地図上に設定さ
れた初期位置に、車両走行の方向成分と距離成分を累積
することによって求められる。車両走行の方向成分を検
出する方位センサとしては地磁気センサ等があり、距離
成分を検出する距離センサとしては単位時間当りのタイ
ヤの回転数を検出するもの等がある。

更に第１図において、（５）は車両の右左折情報等を音
声出力する音声情報出力回路、（６）は車両誘導経路ｔ
において、音声出力を所望の道路部分（以下音声誘導経
路と称す）を設定する設定回路、（７）はこの音声誘導
経路の開始点と終了点を記憶するＲ　Ａ　Ｍ　（Ｒａｎ
ｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ　）、（８）は前
記開始点及び終了点と現在位置検出回路（４）によって
検出された車両の走行位置とを比較し、両者が一致した
時これを出力する比較回路、（９）はマイコン（１）に
よる制御動作を規定するプログラムを記憶したＲ　ＯＭ
　（Ｒｅａｄ　０ｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ　）である。

第２図は、設定回路（６）のパネル部（６ａ）を示す図
である。図示の如く、パネル部（６ａ）には設定キー（
１０）、開始キー（１１）、終了キー（１２）、及びカ
ーソル移動キー（１３）が配されている。音声誘導経路
の開始点を設定する場合には、設定キー（１０）を押圧
した後、カーソル移動キー（１３）の操作によりカーソ
ルを開始点に移動させ、然る後開始キー（１１）を押圧
することによって行われる。音声誘導経路の終了点を設
定する場合には、同様に設定キー（１０）を押圧した後
、カーソルを終了点に移動させ、然る後、終了キーを押
圧することにより行われる。

第３図はト、記開始点と終了点を設定する設定プログラ
ムを示すフローチャートである。先づ、ステップｌにて
設定キー（１０）が押圧されたか否かが判別される。こ
こでＹＥＳと判別されると、ステップ２にて操作者の前
記カーソル移動キー（１３）による操作により地点が設
定され、次にステップ３にて開始キー（１１）が押圧さ
れたか否かが判別される。ステップ３にてＹＥＳと判別
されると、ステップ番にて前記カーソル移動地点が音声
誘導経路の開始点としてＲＡＭ（７）に記憶され、ルー
テンが終了する。またステップ３にてＮＯと判別される
と、ステップ５にて終了キー（１２）が押圧されたか否
かが判別され、ＹＥＳならばステップ６にて前記カーソ
ル移動地点が音声誘導経路の終了点としてＲＡＭ（７）
に記憶され、ルーチンが終了する。尚、ステップ５にて
Ｎ、０と判別されると、ステップ３に戻り、以後のルー
チンを繰り返す。

以−ヒの様にして音声誘導経路の開始点と終了点が設定
されるが、もし仮に開始点と終了点の内、何れかが設定
されなかった場合には、全誘導経路の開始点或いは終了
点が音声誘導経路の開始点或いは終ｒ点に設定される。

次に、車両の音声誘導動作について第４図に示すフロー
チャートに基き説明する。ステップｌでは、比較回路（
８）からの出力信号に基き、車両が音声誘導経路の開始
点に達したか否かが判別される。ここでＹＥＳと判別さ
れると、ステップ２にてその後の誘導経路に対し音声誘
導が開始される。ステップ３では、ステップｌと同様に
比較回路（８）からの出力信号に基き、車両が音声誘導
経路の終了点に達したか否かが判別され、ここでＹＥＳ
と判別されると、音声誘導動作が終了される。

尚、上記音声誘導動作において、ステップ１及びステッ
プ３における開始点及び終了点への車両の到達は、車両
の走行誤差等の兼合いから、開始点及び終了点を中心と
する半径ｒの円内に車両が達したか否かにより判別する
方が好ましい。この場合、半径ｒは道幅等により決定さ
れる方が良い。

第５図は、上記実施例によりＣＲＴ表示器に描画された
図の一例を示すもので、この場合車両はａ点から０点、
ｄ点を通ってｂ点に誘導される。

この場合、誘導経路は斜線部を色を変える等して表Ｊっ
される。また、Ｃ点〜ｂ点間を音声誘導する場合には、
Ｌ述したに口く、カーソル（Ｐ）を０点に一致させ、開
始点設定を行うことにより行われる。

（ト）発明の効果 以上、本発明に依れば、目的地までの誘導経路の内、運
転者の希望により任意に音声誘導経路を設定できるので
、不要な音声による誘導を排斥することができ、車内の
音響環境を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

図は何ｉｔも本発明の一実施例を示すもので、第１図は
回路ブロック図、第２図は設定回路のパネル部を示す図
、第３図は設定動作を示すフローチート、第４図は音声
誘導動作を示すフローチャート、第５図はＣＲＴ表示器
の地図描画画面の一例を示す図である。 （１）・・・マイクロコンピュータ（音声誘導制御手段
１、（６）・・設定回路（設定手段）、（８）・・・比
較回路）比較手段）。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車両を地図及び音声により目的地へ誘導する車両
   誘導装置において、 前記地図上の誘導経路上の所望の位置に音声誘導開始点
   及び音声誘導終了点を設定する設定手段と、該音声誘導
   開始点及び終了点と車両走行位置とを比較する比較手段
   と、該比較手段からの出力に応答し、前記音声誘導開始
   点と車両走行位置との一致に応じて音声誘導を開始させ
   、且つ前記音声誘導終了点と車両走行位置との一致に応
   じて音声誘導を終了させる音声誘導制御手段とを有する
   ことを特徴とする車両誘導装置。