JP4059074B2 - 車載用情報提示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の運転者に対して情報を提供する車載用情報提示装置に関する。特に、店舗、観光地などの案内情報、交通情報、ニュースなどを提供する車載用情報提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2002−131065号公報
サーバと端末装置とを移動体通信により接続し、案内情報をサーバから端末装置に送信することによって、端末装置側で利用できるようにすることが知られている。
また、端末装置の位置を知る手段を用いることにより、端末装置の現在位置に応じた情報をサーバ側から提供することが提案されている。
更に、現在位置から目的地までの経路の近傍の位置に関連付けられた広告情報を取り出してナビゲーションシステムの表示装置に表示する情報提示方法が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、提案されている情報提示装置は、情報提示要求して抽出された情報内容が絞られているとしても、運転者が情報をナビゲーションシステムの表示装置から読むために視線を動かす必要がある。
また、この情報提示方法を運転者の視線を使わないように音声による情報提示に置き換えたとしても、例えば運転者がバックミュージックとして音楽情報を第1の情報として車載のAVシステムで流している場合、要求した情報をその受信の時点にそのまま第2の情報として音声提示すると、第1の情報の音声出力と重なってしまい、音楽も受信した第2の情報の音声提示も両方損なわれてしまう可能性がある。
【0004】
さらに、走行予定経路近傍の店舗案内などの情報を入手できたとしても、当該店舗に至る経路への走行予定経路からの分岐点手前までに案内情報を適確に運転手に音声提示しないと、来た道を引き返したりするなどの不便を生じる可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するために、運転者や利用者が選択する第1の情報である例えば音楽、演芸、ニュースなどの再生をしている時、走行予定経路近傍の店舗情報、観光地情報、交通情報などの特定の場所に関連した場所関連情報を第2の情報として、第1の情報の音声提示と干渉しないように、かつ場所関連情報の提示が遅すぎないよう適切な時点に提示することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、第1の情報を音声情報として提示する第1の音声情報提示手段と、提示中の前記第1の情報の区切れ目位置を算出する区切れ目算出手段と、現在位置を計測する現在位置計測手段と、前記区切れ目位置となる時点において自車両が存在する位置を現在の走行予定経路に基づいて推定する位置推定手段と、特定の場所に関連した場所関連情報を当該特定の場所を示す場所情報とともに保存する場所関連情報保存手段と、前記推定された自車両が存在する位置に基づいて、場所関連情報を第2の情報として前記場所関連情報保存手段から抽出する情報抽出手段と、前記抽出された第2の情報を提示する第2の音声情報提示手段とを備え、前記情報抽出手段は、前記第1の情報の第1の区切れ目位置と次の第2の区切れ目位置に対応して推定された自車両が存在する第1の位置と第2の位置の区間の場所情報に対応する場所関連情報を前記第2の情報として抽出して、前記第1の区切れ目位置で前記第2の音声情報提示手段に当該第2の情報を提示させるものとした。
【0007】
【発明の効果】
本発明では、前記第1の情報を音声提示中に、第1の情報の区切れ目を算出し、区切れ目位置となる時点において自車両が存在する位置を現在の走行予定経路に基づいて推定し、とくに第1の情報の第1の区切れ目位置と次の第2の区切れ目位置に対応して推定された自車両が存在する第1の位置と第2の位置の区間の場所情報に対応する場所関連情報を第2の情報として抽出し、これを第1の区切れ目位置で第2の音声情報提示手段から提示する構成なので、第2の情報の音声提示のために第1の情報の音声提示が途中で中断されて損なわれることがない。また、第1の情報と第2の情報の音声提示が同時になされないので、第2の情報を聞き取り易い。
【0008】
さらに、抽出された第2の情報の対応する場所に行く上で、現在の車両の走行予定経路上で戻ることなく、もっとも遅いタイミングで提示されるので、提示された第2の情報の例えば店舗の位置への立ち寄りまたは経路変更などの対応がし易い。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を実施例により説明する。図1は第1の実施例の車載用情報提示装置のブロック構成図である。
車載用情報提示装置1は、大きくは、現在位置計測と道路地図データなどの道路情報データによる道案内機能とを主とするナビゲーションシステム部2、ローカル情報をローカル情報保存部12に保存し、その情報提示を主に制御する情報提示制御部11、ナビゲーションシステム部2および情報提示制御部11のマンマシンインターフェースである操作部16、表示部17および音声装置18、それからスピーカー42を有するオーディオ装置4から構成される。
【0010】
オーディオ装置4は、プレーヤー部41を有し、プレーヤー部41は第1の情報としての、例えばCD、MD、DVD等の記録媒体に記録された音楽情報、演芸等の再生機能を備えている。オーディオ装置4は、その他に図示しないチューナーなどを備えている。
ローカル情報保存部12は、例えば地域ガイドブックをCD−ROM、DVD−ROM、ハードディスクなどの記録媒体に収録したものからローカル情報を読み出す駆動装置で構成されている。
【0011】
ここで、ローカル情報の内容としては、店舗情報、病院、公共施設(役所や警察などの官公庁、学校や美術館および公会堂などを含む)関係の情報、公園や遊園地、観光地情報、祭りなどの催しもの情報その他の大きなカテゴリーに分類分けされ、各カテゴリー内でさらに例えば店舗情報の場合はレストラン、喫茶店、みやげ物店などに種類分けされている。
ローカル情報は、操作部16を介してこれらのカテゴリーおよび種類から選択可能であり、その所在地、案内経路データがナビゲーションシステム部2の道路情報データと関係付けられるように、例えば所在地の経度、緯度データなど場所情報を含んでいる。
後述のようにこの場所情報に基づいて情報提示制御部11がローカル情報を抽出する。
【0012】
ナビゲーションシステム部2は、車両の現在位置を検出する例えばGPS(Global Positioning System)を利用した現在位置計測装置21、経度、緯度データを含んだ道路地図データなどの道路情報データを記録したCD−ROM、DVD−ROM、ハードディスクなどの記録媒体から必要に応じて読み出す道路情報保存装置22、現在の車両位置から入力された目的地または経由地点までの走行予定経路を道路情報保存装置22の道路情報データに基づいて計算し、操作者によって確定の上記憶させ、さらに実際の走行経路を記憶する走行経路演算部23から構成される。
【0013】
操作部16は、ナビゲーションシステム部2、情報提示制御部11、表示部17、音声装置18に接続し、それぞれの機能に対して操作ができるようになっている。
例えば、操作部16の操作によってナビゲーションシステムとして、操作画面、地図画面、経路表示画面などの切換、目的地などの入力ができる。他に、情報提示制御部11の操作画面、ローカル情報の内容を表示する画面への切り換えなどの操作ができる。
このため、操作部16は電源スイッチ、カーソル移動操作スイッチまたはカーソル移動操作ボール、または同スティック、決定ボタンスイッチ、「カーナビゲーション/ローカル情報」選択ボタンスイッチなどで構成されている。
【0014】
表示部17は、ナビゲーションシステム部2と情報提示制御部11に接続し、ナビゲーションシステム操作画面または道路地図情報の表示、ローカル情報提示の操作画面の表示またはローカル情報の表示を行う。
音声装置18は、ナビゲーションシステム部2と情報提示制御部11に接続しており、両者によって自動的に制御され、ナビゲーションシステム部2の操作ガイド、道路案内、ローカル情報提示の操作ガイド、各種のローカル情報を、音声装置18に含まれる図示しない音声合成部で音声信号に変換して音声出力する。
【0015】
操作者はローカル情報のカテゴリーを選びさらにその下の種類分けから目指す情報を選択して、その指示に基づき情報提示制御部11は、ローカル情報保存部12から該当する種類の情報を、自車両の位置データを基にして各ローカル情報に付随している場所情報を検索して抽出する。
【0016】
情報提示制御部11は、図2から図4のフローチャートで後述するように、抽出したローカル情報を選択するかどうか判断して、選択した場合は、ローカル情報保存部12からテキスト情報を抽出選択し、音声合成可能に変換した音声提示情報を情報提示制御部11の図示しない一時記憶メモリに保存する。
この一時記憶メモリは不揮発メモリのフラッシュメモリなど、またはDRAMで構成されている。
【0017】
情報提示制御部11は音声装置18を制御して、一時記憶メモリに保存されている音声提示情報を音声出力する。
また、抽出選択されたローカル情報が映像情報をも有する場合は音声と映像の両方による操作者への情報提示を制御する。
さらに、情報提示制御部11は音声装置18から音声提示中のオーディオ装置4によるコンテンツの再生を制御する。
【0018】
本実施例の作用を以下に説明する。
図2から図4はオーディオ装置が第1の情報としてコンテンツを再生しているときの、車載用情報提示装置の第2の情報の音声提示の流れを説明する図である。
ステップ101では、操作者が、オーディオ装置4をスイッチオンして、第1の情報として音楽などのコンテンツを選択する。例えば自分の気に入っているCDをセットする。
ステップ102では、オーディオ装置4が選択されたコンテンツの再生を開始する。
ステップ102の後はステップ103に進む。
【0019】
ステップ103では、操作者は操作部16を操作して前もって記録媒体に収録されたローカル情報である地域ガイドブックの中から、希望するカテゴリーおよび種類の第2の情報を選択する。
ローカル情報の店舗の中から例えばみやげ物店の店舗情報が選択されたとする。
【0020】
このローカル情報のカテゴリーおよび種類の選択入力時に、ローカル情報の抽出選択の距離目安を操作部16から入力する。この距離目安は、当該店舗情報に対応する店舗の所在地が自車両の走行予定経路に面せず、走行予定経路から分岐する必要がある場合に、分岐経路の距離で情報を選択するどうかを情報提示制御部11が判断する基準として使用する。
距離目安の入力がない場合は、予め情報提示制御部11にビルトインされている所定の距離を使用する。
【0021】
以下のステップは、情報提示制御部11のプログラミングによる処理である。ステップ104では、ナビゲーションシステム部2の現在位置計測装置21から、現在位置を取得する。
ステップ105では、前もって操作者がナビゲーションシステム部2の走行経路演算部23に走行予定経路を記憶させた場合は、その経路とステップ104で取得した現在位置とから、今後の走行予定経路を取得する。
【0022】
走行予定経路が走行経路演算部23に前もって記憶されていない場合は、現在位置から道路の道なりに車両が進行するとして、走行予定経路を道路情報保存装置22から取得する。走行経路の推定に当たっては、ナビゲーションシステム部2の車両の走行方向、走行速度データを使用する。
【0023】
ステップ106では、オーディオ装置4と通信して、現在再生している部分のコンテンツの演奏残り時間と、次に再生する部分のコンテンツの演奏時間Tcを取得し、現在再生中のコンテンツ部分の区切れ目または終了の時刻T1と、さらに次の区切れ目または終了時刻T2を推定演算する。
なお、区切れ目としてはクラシックなどの場合の楽章の切れ目、歌曲の例えば1番、2番の切れ目などがある。
現在再生中の演奏部分が最後でコンテンツの残りがない場合は、Tcを所定の時間で代替してT2を推定する。所定の時間として例えばTc=10分とする。
【0024】
ステップ107では、Ts=0とする。
ここでTsは後述するように情報提示制御部11が抽出選択した音声提示情報の提示にかかる時間Tiを次回のフローのため記憶した値である。繰り返しのループの1回目はTs=0とする。
ステップ107の後ステップ108に進む。
ステップ108では、ステップ105で取得した今後の走行予定経路の道路情報データと現在の走行方向および走行速度から、ステップ106で求めた時刻T1、時刻T2における自車両の位置P1、P2を推定する。この時、自車両の走行方向、速度はナビゲーションシステム部2の中のデータを用いる。
【0025】
ステップ109では、地点P1、P2区間に対応する場所情報を有するみやげ物店を抽出する。
つまり、ローカル情報保存部12に保存されているローカル情報の内、みやげ物店の中から、さらに地点P1とP2の走行予想区間沿いおよび周辺にあるみやげ物店を抽出する。
【0026】
この時、みやげ物店の場所情報である店舗位置が走行予定経路に面している場合は、その位置座標(経度、緯度など)が上記走行予想区間にある場合に選択する。みやげ物店が走行予定経路に面していない場合は、走行予定経路から離れてその店舗にいくための経路の距離が最も短い分岐点を求めて、その分岐点が上記走行予想区間にあり、分岐点からその店舗までの経路距離がステップ103で入力された判断基準の所定距離以内の場合に選択する。
ローカル情報抽出過程で走行予定経路から所定距離以上離れた分岐経路のみやげ物店については、選択しないか、提示順位を後にする。
【0027】
ステップ110では、ステップ109で抽出選択されたみやげ物店の情報を、現在位置から予定走行経路に沿って近いものから順に提示順位をつけ、コンテンツの区切れ目または終了時刻後に挿入するみやげ物店の情報中のテキスト情報をローカル情報保存部12から読み出す。
読み出されたこれらのテキスト情報を音声合成可能に変換し、図示しない情報提示制御部11の一時記憶メモリに書き込む。
【0028】
ステップ111では、ステップ110で一時記憶メモリに書き込んだ音声提示情報について、提示にかかる総時間Tiを算出する。
ステップ112では、Tiが正かどうか判定する。Tiが正のときは時刻T1時点で挿入提示する第2の情報が存在することを意味する。Tiが正でないときは挿入提示する第2の情報が存在しないことを意味する。提示する情報が存在するときはステップ113に進み、提示する情報が存在しないときはステップ116に進む。
【0029】
ステップ113では、T2=T1+Ti+Tcの演算をする。つまり現在再生中のコンテンツの演奏部分の区切れ目または終了時の時刻T1に、その後に挿入するローカル情報の提示時間Tiと次のコンテンツ演奏部分の再生時間Tcを加算して、次のコンテンツ演奏部分の再生時間の区切れ目または終了時刻T2とする。
【0030】
ステップ114では、TiがTsより大きいか判定する。TiがTsより大きい場合はステップ115に進み、そうでない場合はステップ116に進む。
最初は、Ts=0であるのでステップ115に進む。2回目以降のローカル情報の抽出の繰り返しでは、その繰り返しローカル情報の抽出過程で追加のローカル情報があった場合はステップ115に、追加のローカル情報がない場合はステップ116に進む。
ステップ115では、Ts=Tiとし、その後ステップ108に戻る。
【0031】
この繰り返しでは、ステップ108で新しい時刻T2を用いて地点P2の位置を推定しなおす。その上で、ステップ109で、予想走行区間であるP1から新しいP2間に対応する場所情報を有するみやげ物店の情報を抽出選択して、前回抽出選択したみやげ物店の情報に新たに追加のみやげ物店の情報があって、Tiが前回のTi(=Ts)よりも増加しているかどうかをステップ114で判定する。
以上のようにステップ108から114は繰り返しのループである。
【0032】
ステップ116では、オーディオ装置4の現在の再生状態がコンテンツの演奏部分の区切れ目またはコンテンツの終了かどうかをチェックする。区切れ目または終了であるならばステップ117に進み、そうでないならばステップ116に戻る。
ステップ117では、みやげ物店の情報の音声提示情報が待機しているかどうか確認する。待機している場合は、ステップ118に進み、そうでない場合はステップ121に進む。
【0033】
ステップ118では、オーディオ装置4でのコンテンツの再生を区切れ目で一時停止させる。
ステップ119では、一時記憶メモリに保存された音声提示情報を音声装置18で音声提示する。
この時情報提示制御部11は、みやげ物店の情報が映像情報も含んでいる時は、音声装置18での音声提示に連動してローカル情報保存部12の当該店舗情報の映像データを表示部17に出力する。
【0034】
ステップ120では、ステップ119で提示完了した一時記憶メモリ上の音声提示情報を消去する。
ステップ120の後ステップ121へ進む。
ステップ121では、オーディオ装置4に再生予定のコンテンツが残っているかどうか確認する。残っている場合はステップ122に進みオーディオ装置4の再生一時停止を解除して、ステップ103に戻る。
選択されたコンテンツが残っている限りこのフローを繰り返す。再生予定のコンテンツが残っていない場合は、このフローは終了する。
【0035】
本実施例のオーディオ装置4は本発明の第1の音声情報提示手段を、ローカル情報は場所関連情報を、ローカル情報保存部12は場所関連情報保存手段を、現在位置計測装置21は現在位置計測手段を、音声装置18は第2の音声情報提示手段を、道路情報保存部22は道路情報保存手段を、走行経路演算部23は走行経路設定手段を構成する。さらにフローチャートにおけるステップ106は区切れ目算出手段を、ステップ104、105と108は位置推定手段を、ステップ109と110は情報抽出手段を構成する。
【0036】
以上のように本実施例では、オーディオ装置4で音楽情報などの第1の情報を再生している時に、操作者が選択した店舗情報、観光地情報などを第2の情報として音声提示をする場合、第1の情報の区切れ目または終了後に、音声装置18によって音声提示し、その間オーディオ装置4の再生は中断しているので、第2の情報をオーディオ装置4からの音声で聞き取れないとか、第2の情報の音声提示とオーディオ装置4の再生が重なって聞きたい音楽などが損なわれるという不都合がない。
【0037】
また、店舗情報、観光地情報などのローカル情報から操作者が選択したカテゴリーと種類の情報を現在の走行位置から近い順に走行予定経路に沿って提示するようにしている。しかも、オーディオ装置4で現在再生中のコンテンツの演奏部分の区切れ目または終了の時点から次の演奏部分の区切れ目または演奏終了までの再生時間中に通り過ぎる走行予想区間に面した店舗、観光地など、またはそこへ至る分岐路がその区間に含まれる店舗、観光地などに関するローカル情報を提示するので、操作者(運転者)が再生中のコンテンツに気をとられて、ローカル情報を聞くタイミングを失し、車両が当該場所を行き過ぎるということを防止できる。
【0038】
ローカル情報の抽出過程で走行予定経路から所定距離以上離れた店舗情報または観光地情報などについては、選択しないか、提示順位を後にするので、操作者が選択したカテゴリーと種類のローカル情報が走行予定経路沿線にたくさんある場合、自車両の現在位置および走行方向に対応して、走行予定経路からあまり離れていない寄り易い店舗情報、観光地情報などに絞り込んで提示、または順位付けて提示できる。
【0039】
さらに、操作者が目的地または経由地を入力せず、操作者が確定した走行予定経路が走行経路演算部23に記憶されていない場合は、現在走行している道路に沿った経路を走行予定経路とみなすので、気ままなドライブ中のローカル情報の提示の場合にも、適宜走行経路に沿ったローカル情報を第1の情報のコンテンツの再生の区切れ目に提示できる。
【0040】
本実施例の店舗情報または観光地情報、催しもの情報などのローカル情報に含まれている場所情報およびそこまでの経路情報を構成するに当たって、店舗が面している道路または分岐点が存在する道路が中央分離帯を備えているかどうか分かるようにデータを作成してもよい。その道路が中央分離帯を備えている場合は反対車線走行中にUターンすべき交差点の位置情報を付加しておくとよい。
【0041】
このようにローカル情報に経路情報のデータが付随していると、情報提示制御部11によるローカル情報の抽出において、反対車線沿いの店舗情報などについては、距離の判定による選択のとき、Uターンによる走行経路も沿線から店舗までの距離に加算して判定することができる。
【0042】
次に本実施例の第1の変形例を示す。
ステップ109では、地点P1、P2区間に対応するローカル情報を抽出選択する際、入力された所定距離を基準として、ローカル情報の抽出過程で走行予定経路から所定距離以上離れた分岐経路の店舗情報または観光地情報などについては、選択しないか、提示順位を後にするとしたが、本変形例では次のようにする。
【0043】
操作者が選択した例えばみやげ物店が一つ走行予定経路に面して存在しており、さらに走行予定経路から外れた位置にも存在した場合、現在位置からそのローカル情報の対応する所在地までの距離を道路情報保存装置22の道路情報データに基づいて算出し、その距離の差を求める。
予め操作部16によって入力された所定の距離の差の基準値と、前述の距離の差を比較し、分岐点から走行予定経路に面しているみやげ物店までの距離が、分岐点から走行予定経路より外れているみやげ物店までの距離よりも長くても、距離の差が基準値より小さければ走行予定経路に面したみやげ物店を優先して選択するか、提示順位を優先する。
【0044】
これにより、自車両の現在位置からそれらの所在地までの距離の差が所定の値以下であれば走行予定経路に面したローカル情報を選択または優先して提示するので、小さな距離の差で最も近い店舗に行くためにわざわざ脇道に入る煩雑さを避けることができる。
しかし、走行予定経路上の同種の店舗は現在位置からは相当遠くて、脇道の同じ種類の店舗のほうが近いときにはそちらが音声提示されて誘導されることになり、運転者に都合がよい。
【0045】
次に、場所関連情報として特に交通情報を含む第2の実施例について説明する。図5は本実施例の車載用情報提示装置のブロック構成図である。
第1の実施例の情報提示制御部11の代わりに情報提示制御部11’を備え、情報提示制御部11’にはローカル情報保存部12、交通情報保存部13とおよびオーディオ装置4が接続する。
【0046】
交通情報保存部13は通信装置31を介してサーバ5から受信した交通情報を一時保存する。交通情報保存部13はハードディスクまたはフラッシュRAMなど不揮発性メモリで構成する。
交通情報には、場所情報が付随し、例えば渋滞している区間を示す情報、その迂回路の入り口となる走行経路上の分岐点を示す情報などが含まれている。交通情報の抽出に当たってはこの場所情報を用いる。
【0047】
通信装置31は受信装置であり、携帯電話、FM多重放送、光・電波ビーコン、無線LAN(LAN:Local Area Network)、DSRC(DSRC:Dedecated Short Range Communications)など適宜の方法で情報を受信する。
【0048】
情報提示制御部11’は、ローカル情報の中から操作者が選択したカテゴリーと種類の情報を抽出し、さらに交通情報を抽出し、抽出した情報の音声または音声と映像の両方による操作者への情報提示を制御し、またオーディオ装置4によるコンテンツの再生を制御する。
【0049】
図6から図8のフローチャートで後述するように、情報提示制御部11’がローカル情報保存部12または交通情報保存部13からテキスト情報を抽出選択し、音声合成可能に変換した音声提示情報を情報提示制御部11’の図示しない一時記憶メモリに保存する。
この一時記憶メモリは不揮発メモリのフラッシュメモリなど、またはDRAMで構成されている。
【0050】
情報提示制御部11’は音声装置18を制御して、一時記憶メモリに保存されている音声提示情報を音声出力する。
その他の構成は、第1の実施例と同じである。図5において第1の実施例と同一部分には図1と同一符号が付されている。
本実施例の作用を以下に説明する。
図6から図8はオーディオ装置が第1の情報としてコンテンツを再生しているときの、車載用情報提示装置の第2の情報の音声提示の流れを説明する図である。
第2の実施例のステップ201から209は第1の実施例のステップ101から109に同じであり、ステップ212から216はステップ111から115に同じである。さらにステップ220から225は第1の実施例のステップ117から122に同じである。
【0051】
ここではローカル情報の店舗の中からみやげ物店の店舗情報が選択されたとする。各ステップは、情報提示制御部11’のプログラミングによる処理である。ステップ207では、Ts=0とする。ステップ207の後ステップ208に進む。
ステップ208では、ステップ205で取得した今後の走行予定経路の道路情報データと現在の走行方向および走行速度から、ステップ206で求めた時刻T1、時刻T2における自車両の位置P1、P2を推定する。
ステップ209では、地点P1、P2区間に対応する場所情報を有するみやげ物店を抽出する。
【0052】
ステップ210では、地点P1、P2区間に対応する場所情報を有する交通情報を、交通情報保存部13から抽出する。例えば渋滞している区間を示す場所情報、その迂回路の入り口となる分岐点を示す場所情報を検索して、渋滞区間または迂回路の入り口が地点P1からP2の走行予想区間に含まれる場合は、その交通情報を抽出する。
この時、交通情報については付随している場所情報の示す位置までの走行予定経路からの分岐経路距離には関係なく抽出する。
【0053】
ステップ211では、ステップ209で抽出選択されたみやげ物店の情報とステップ210で抽出された交通情報を、現在位置から予定走行経路に沿って近いものから順に、コンテンツの区切れ目または終了時刻後に挿入するみやげ物店の情報および交通情報中のテキスト情報をローカル情報保存部12および交通情報保存部13から読み出す。
読み出されたこれらのテキスト情報を音声合成可能に変換し、図示しない情報提示制御部11’の一時記憶メモリに書き込む。
【0054】
ステップ212では、ステップ211で一時記憶メモリに書き込んだ音声提示情報について、提示にかかる総時間Tiを算出する。
ステップ213では、Tiが正かどうか判定する。提示する情報が存在してTiが正のときはステップ214へ、提示する情報が存在せずTiが正でないときはステップ217に進む。
【0055】
ステップ214では、T2=T1+Ti+Tcの演算をする。つまり現在再生中のコンテンツの演奏部分の区切れ目または終了時の時刻T1に、その後に挿入するローカル情報および交通情報の提示時間Tiと次のコンテンツ演奏部分の再生時間Tcを加算して、次のコンテンツ演奏部分の再生時間の区切れ目または終了時刻T2とする。
【0056】
ステップ215では、TiがTsより大きいか判定する。TiがTsより大きい場合はステップ216に進み、そうでない場合はステップ217に進む。
最初は、Ts=0であるのでステップ216に進む。2回目以降のローカル情報、交通情報抽出の繰り返しでは、その繰り返しローカル情報または交通情報の抽出過程で追加のローカル情報または交通情報があった場合はステップ216に、追加のローカル情報または交通情報がない場合はステップ217に進む。
ステップ216では、Ts=Tiとし、その後ステップ208に戻る。
【0057】
この繰り返しでは、ステップ208で新しい時刻T2を用いて地点P2の位置を推定しなおす。その上で、ステップ209および210で、予想走行区間であるP1から新しいP2間に対応する場所情報を有するみやげ物店の情報または交通情報を抽出選択して、前回抽出選択したみやげ物店の情報または交通情報に新たに追加の情報があって、Tiが前回のTi(=Ts)よりも増加しているかどうかをステップ215で判定する。
以上のようにステップ208から215は繰り返しのループである。
【0058】
ステップ217では、交通情報の新たな受信があったかどうかを検出する。検出した時はステップ218に進み、検出しない場合はステップ219に進む。
ステップ218では、新たな交通情報を受信し、交通情報保存部13に追加する。ステップ218の後、ステップ207に戻る。
【0059】
ステップ219では、オーディオ装置4の現在の再生状態がコンテンツの演奏部分の区切れ目またはコンテンツの終了かどうかをチェックする。区切れ目または終了であるならばステップ220に進み、そうでないならばステップ217に戻る。
ステップ220では、みやげ物店の情報または交通情報の音声提示情報が待機しているかどうか確認する。待機している場合は、ステップ221に進み、そうでない場合はステップ224に進む。
以下、第1の実施例の流れと同じである。
【0060】
本実施例におけるローカル情報と交通情報は本発明の場所関連情報を、ローカル情報保存部12と交通情報保存部13は場所関連情報保存手段を構成する。さらにフローチャートにおけるステップ209、210および211は情報抽出手段を構成する。
【0061】
以上のように本実施例では、オーディオ装置4で音楽情報などの第1の情報の音声情報を再生している時に、交通情報および操作者が選択した店舗情報または観光地情報などを第2の情報として音声提示をする場合、第1の実施例と同じように第1の情報の区切れ目または終了後に、音声装置18によって音声提示し、その間オーディオ装置4の再生は中断しているので、第2の情報をオーディオ装置4からの音声で聞き取れないとか、第2の情報の音声提示とオーディオ装置の再生が重なって聞きたい音楽などが損なわれるという不都合がない。
【0062】
また、店舗情報、観光地情報などの操作者が選択したカテゴリーと種類のローカル情報および交通情報を現在の走行位置から近い順に走行予定経路に沿って提示するようにしている。しかも、オーディオ装置4で現在再生中のコンテンツの演奏部分の後にくる区切れ目または終了時点からさらに次の区切れ目または終了時点までの間に通り過ぎる走行予想区間の沿線の店舗や観光地または交通情報、またはそこへ至る分岐路がその区間に含まれる店舗や観光地に関するローカル情報または交通情報を提示するので、操作者(運転者)が再生中のコンテンツに気をとられて、ローカル情報や交通情報を聞くタイミングを失し、車両が当該場所を行き過ぎるということを防止できる。
【0063】
ローカル情報の抽出過程で走行経路から所定距離以上離れた情報については、選択しないか、提示順位を後にするので、操作者が選択したカテゴリーと種類のローカル情報が走行予定経路沿線にたくさんある場合、自車両の現在位置および走行方向に対応して、走行予定経路からあまり離れていない寄り易い情報などに絞り込んで提示、または順位付けて提示できる。
【0064】
交通情報については、交通情報に付随した場所情報を、例えば渋滞している区間を示す場所情報、その迂回路の入り口となる分岐点を示す場所情報を検索して抽出するので、走行予定経路から迂回路への分岐点に至る前に適切なタイミングで情報を提示できる。
また、交通情報については付随している場所情報の示す位置までの走行予定経路からの分岐経路距離には関係なく抽出するので、交通情報の聞き漏らしを防止できる。
【0065】
さらに、交通情報については、第1の情報の区切れ目で挿入するまでの待機中に新しい交通情報を受信した場合は、オーディオ装置4で現在再生中のコンテンツの演奏部分の後にくる区切れ目からさらに次の区切れ目までの間に通り過ぎる走行予想区間に関連する情報であるかを確認して、必要に応じて追加するので、第1の情報の音声提示の区切れ目における新しい交通情報の提示落ちが無い。
【0066】
なお、第2の実施例に、第1の実施例の変形例のように操作者が選択した例えばみやげ物店が一つ走行予定経路に面して存在しており、さらに走行予定経路から外れた位置にも存在した場合、それぞれの所在地までの距離を比較し、その差が基準値より小さければ走行予定経路に面した店舗を優先して選択するか、提示順位を優先する提示方法を組み合わせてもよい。
【0067】
さらに、第2の実施例においてローカル情報保存部12は、前もってデータが収録されたローカル情報をCD−ROM、DVD−ROM、ハードディスクなどの記録媒体から読み出し可能にする駆動装置で構成されているとしたが、移動体通信で通信装置31を介して受信したローカル情報をハードディスク装置またはフラッシュメモリなど不揮発メモリに一時保存し、読み出し可能な構成としてもよい。
【0068】
また、オーディオ装置4のプレーヤー部41は、図5に図示しないが通信装置31と接続し、移動体通信を介してダウンロードした音楽、演芸、ニュースなどの各種の音声コンテンツ情報をハードディスク、フラッシュメモリなどに一時保存し、第1の情報として再生可能な構成としてもよい。
【0069】
なお、第2の実施例の変形として、第1の情報として例えば音楽情報をオーディオ装置4で再生中に、交通情報については受信した時点ですぐに音楽情報の音声提示を消音状態にするか一時停止して交通情報を音声装置18から音声提示するようにし、交通情報の提示が終了後に第1の情報の再生を再開するようにしてもよい。
【0070】
さらに、例えば音楽情報をプレーヤー部41で再生中に、第1の情報の中でも移動体通信で適宜受信したニュース、天気予報などの情報を操作者が選択し音声提示可能なように、ニュース、天気予報情報をダウンロードしてハードディスクまたはメモリに一時保存するニュース情報保存部を通信装置31に接続した交通情報保存部13に並列して設け、音楽情報の演奏の区切れ目で再生を一時停止し、情報提示制御部11’がダウンロードしたニュースまたは天気予報をニュース情報保存部から読み出して音声合成可能に変換して音声装置18により音声提示してもよい。
【0071】
さらに、第1および第2の実施例においてナビゲーションシステム2が音声案内機能を有していて、現在位置計測装置21で取得した現在の車両位置と、走行経路演算部23に記憶された走行予定経路に基づき、所定の交差点、分岐点に侵入する前に音声案内するように設定している場合は、ナビゲーションシステム部2の音声案内を音声装置18から出力し、その間情報提示制御部11は、オーディオ装置4の第1の情報の音声提示の音声出力を消音状態にするかまたは再生を一時停止させる。
【0072】
このような第1および第2の実施例の変形例において、第1の情報のコンテンツ再生の区切れ目における移動体情報提示部3の一時記憶メモリに待機している第2の情報の音声提示情報の提示とナビゲーションシステム部2の道路音声案内がぶつかった時は、ナビゲーションシステム部2の音声案内を優先して、一時記憶メモリの音声提示情報はその後、一定の間を開けて提示開始してもよい。
【0073】
次に第1の実施例および第2の実施例に対する第2の変形例を説明する。
以上の実施例では、オーディオ装置4で再生する第1の情報としてのコンテンツは、音楽、演芸など予め記録媒体に記憶したコンテンツまたは、移動体通信によってダウンロードし、一時保存した音楽、演芸等の各種音声コンテンツとしたが、以下に説明するように放送でもよい。
オーディオ装置4は、ラジオ放送またはテレビ放送を受信し、一端オーディオ装置4のプレーヤー部41のハードディスクに書き込みつつ、時間遅れで読み出して再生する構成とする。
【0074】
この場合、一般のラジオ放送、テレビ放送の時間遅れ再生をオーディオ装置4で行っている時に、操作者の選択した種類のローカル情報を第1の実施例のように再生の区切れ目で音声提示の形で挿入する。情報提示制御部11は、プレーヤー部41の再生のコマーシャルの挿入部分または番組切り換り目を検知してそのタイミングで、操作者が選択した挿入すべき第2の情報の音声提示情報があるときはプレーヤー部41の再生を一時停止して、店舗情報、観光地情報などのローカル情報、交通情報などの操作者が選択した情報を挿入して、その後コマーシャル部分を飛ばして、放送の再生を再開する。
【0075】
その結果、第1の情報として放送を若干の時間遅れで聞いている場合でも、適切なタイミングで交通情報、店舗情報などの操作者が選択した情報を第2の情報として、第1の情報と重ならずに聞くことができる。
【0076】
なお、第1の実施例の図1および第2の実施例の図5の構成において、ナビゲーションシステム部2の道路情報保存装置22、走行経路演算部23の走行経路記憶機能、ローカル情報保存部12、交通情報保存部13をそれぞれ別個に設けているが、これらの情報保存および読み出し機能を1つのハードディスクで共用してもよい。
また、ナビゲーションシステム部2の各種機能は通常マイクロコンピュータにより実現されているが、情報提示制御部11または11’をナビゲーションシステム部2のマイクロコンピュータと兼用することもできる。
以上の構成とすることによって、より簡単な機器装置の構成として実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例の情報提示方法を説明するフローチャートである。
【図3】第1の実施例の情報提示方法を説明するフローチャートである。
【図4】第1の実施例の情報提示方法を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例の情報提示方法を説明するフローチャートである。
【図7】第2の実施例の情報提示方法を説明するフローチャートである。
【図8】第2の実施例の情報提示方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 車載用情報提示装置
2 ナビゲーションシステム部
4 オーディオ装置
5 サーバ
11、11’ 情報提示制御部
12 ローカル情報保存部
13 交通情報保存部
16 操作部
17 表示部
18 音声装置
21 現在位置計測装置
22 道路情報保存装置
23 走行経路演算部
31 通信装置
41 プレーヤー部
42 スピーカー

Claims (9)

  1. 第1の情報を音声情報として提示する第1の音声情報提示手段と、
    提示中の前記第1の情報の区切れ目位置を算出する区切れ目算出手段と、
    現在位置を計測する現在位置計測手段と、
    前記区切れ目位置となる時点において自車両が存在する位置を現在の走行予定経路に基づいて推定する位置推定手段と、
    特定の場所に関連した場所関連情報を当該特定の場所を示す場所情報とともに保存する場所関連情報保存手段と、
    前記推定された自車両が存在する位置に基づいて、場所関連情報を第2の情報として前記場所関連情報保存手段から抽出する情報抽出手段と、
    前記抽出された第2の情報を提示する第2の音声情報提示手段とを備え、
    前記情報抽出手段は、前記第1の情報の第1の区切れ目位置と次の第2の区切れ目位置に対応して推定された自車両が存在する第1の位置と第2の位置の区間の場所情報に対応する場所関連情報を前記第2の情報として抽出して、前記第1の区切れ目位置で前記第2の音声情報提示手段に当該第2の情報を提示させることを特徴とする車載用情報提示装置。
  2. 前記第1の情報は、音楽情報、演芸、ニュースまたは天気予報であることを特徴とする請求項1に記載の車載用情報提示装置。
  3. 前記場所関連情報は、交通情報、店舗情報、観光情報、催し物情報、または病院もしくは公共施設情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の車載用情報提示装置。
  4. 前記情報抽出手段は、前記走行予定経路に面しない場所に対応する場所関連情報については、前記走行予定経路から分岐して当該場所に至る分岐経路に基づいて抽出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の車載用情報提示装置。
  5. 前記情報抽出手段は、前記推定された自車両が存在する位置に基づいて抽出した前記場所関連情報のうち、前記走行予定経路から所定の距離以上外れる場所のものは選択しないか、提示させる順位を下げることを特徴とする請求項4に記載の車載用情報提示装置。
  6. 前記情報抽出手段は、同一種類の前記場所関連情報を複数抽出した場合は、前記走行予定経路に面する場所関連情報と走行予定経路から分岐する場所関連情報のそれぞれの当該場所までの現在位置からの走行距離を比較して、その差が所定の距離以下の場合は前記走行予定経路に面する場所関連情報を優先して選択し、提示させることを特徴とする請求項4に記載の車載用情報提示装置。
  7. 前記情報抽出手段は、前記場所関連情報が交通情報の場合、前記走行予定経路から外れる距離に関係なく抽出することを特徴とする請求項5または6に記載の車載用情報提示装置。
  8. 前記情報抽出手段は、前記場所関連情報が交通情報の場合、前記交通情報に迂回路の情報が付随しているとき、前記走行予定経路から迂回路へ移る分岐点に基づいて抽出することを特徴とする請求項4に記載の車載用情報提示装置。
  9. 道路情報データを保存する道路情報保存手段と、
    走行予定経路を設定記憶する走行経路設定手段とを備え、
    前記情報抽出手段は、操作者が前記走行予定経路を前記走行経路設定手段に記憶させている場合は、該走行経路設定手段に記憶された走行予定経路を読み出し、
    走行予定経路が記憶されていない場合は、現在走行している道路に沿った経路を走行予定経路とみなすことを特徴とする請求項1から8のいずれか1に記載の車載用情報提示装置。
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