JP2018040574A - コンテンツ利用支援装置、コンテンツ利用支援方法及びコンテンツ利用支援プログラム - Google Patents

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Masanobu Kanetani
昌宣 金谷
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Abstract

【課題】車両での移動中に希望コンテンツの利用(例えばAVコンテンツの再生)を完了できるコンテンツ利用支援装置、コンテンツ利用支援方法及びコンテンツ利用支援プログラムを提供する。【解決手段】コンテンツ利用支援装置は、車両での移動中に利用されるコンテンツの利用時間と、車両の現在地と目的地に基づいて設定される走行ルートに従って走行する場合の移動時間とを比較して、利用時間が移動時間を超える場合に、利用時間が移動時間内に収まるように、車両の走行態様を決定する走行態様決定部と、走行態様決定部によって決定された走行態様に従って車両の走行が行われるように指示する走行指示部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、車両での移動中におけるコンテンツの利用を支援するコンテンツ利用支援装置、コンテンツ利用支援方法及びコンテンツ利用支援プログラムに関する。
従来、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬型記憶媒体やネットワークを利用して提供されるコンテンツ(典型的には音楽コンテンツや映像コンテンツなどのAVコンテンツ)を再生するためのコンテンツ再生装置が知られている(例えば、特許文献1、2)。特許文献1、2には、車載用途として好適なコンテンツ再生装置が開示されている。
一般に、車両に搭載されるコンテンツ再生装置は、移動中にだけ視聴される。そのため、コンテンツの再生途中で目的地に到着してしまい、コンテンツの再生が余儀なく中断される場合が多い。利用者(運転者及び同乗者を含む搭乗者)によっては、コンテンツの再生が中断することを不快に感じる者もいる。
特許文献1には、このような問題を解決すべく、目的地に到達するまでにかかる移動時間と、プレイリストに含まれるコンテンツを標準速度で再生するときの標準再生時間を比較し、標準再生時間が移動時間よりも長い場合に、コンテンツの再生速度を標準速度よりも速めることが開示されている。
また、特許文献2には、コンテンツの再生途中で利用者(同乗者)が眠ってしまった場合に、その時点の再生情報を記憶しておき、見逃したコンテンツを容易に視聴し直すことができるコンテンツ再生装置が開示されている。
特許第4200125号公報 特開2008−123625号公報
しかしながら、特許文献1に開示のコンテンツ再生装置では、利用者が視聴したいコンテンツの標準再生時間が移動時間よりも大幅に長い場合(例えば、映画コンテンツの場合)、到着までにコンテンツの再生を完了できない虞がある。また、コンテンツの再生速度を標準速度よりも速める手法は、コンテンツを標準速度で鑑賞したい視聴者にとっては好ましくない。
本発明の目的は、車両での移動中に希望コンテンツの利用(例えばAVコンテンツの再生)を完了できるコンテンツ利用支援装置、コンテンツ利用支援方法及びコンテンツ利用支援プログラムを提供することである。
本発明の一態様に係るコンテンツ利用支援装置は、
車両での移動中に利用されるコンテンツの利用時間と、車両の現在地と目的地に基づいて設定される走行ルートに従って走行する場合の移動時間とを比較して、前記利用時間が前記移動時間を超える場合に、前記利用時間が前記移動時間内に収まるように、車両の走行態様を決定する走行態様決定部と、
前記走行態様決定部によって決定された走行態様に従って車両の走行が行われるように指示する走行指示部と、
を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係るコンテンツ利用支援方法は、
車両での移動中に利用されるコンテンツの利用時間と、車両の現在地と目的地に基づいて設定される走行ルートに従って走行する場合の移動時間とを比較して、前記利用時間が前記移動時間を超える場合に、前記利用時間が前記移動時間内に収まるように、車両の走行態様を決定する工程と、
前記決定された走行態様に従って車両の走行が行われるように指示する工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係るコンテンツ利用支援プログラムは、
車両に搭載されるコンピュータに、
車両での移動中に利用されるコンテンツの利用時間と、車両の現在地と目的地に基づいて設定される走行ルートに従って走行する場合の移動時間とを比較して、前記利用時間が前記移動時間を超える場合に、前記利用時間が前記移動時間内に収まるように、車両の走行態様を決定する処理と、
前記決定された走行態様に従って車両の走行が行われるように指示する処理と、
を実行させる。
本発明によれば、コンテンツの利用時間に合わせて車両の走行態様が決定され、指示されるので、車両での移動中に希望コンテンツの利用を完了することができる。
本発明の実施の形態に係るコンテンツ利用支援装置を適用したナビゲーションシステムを示す図である。 走行ルートの表示例を示す図である。 利用支援制御部が実行する利用支援処理の一例を示すフローチャートである。 表示による走行指示の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るコンテンツ利用支援装置を適用したナビゲーションシステム1を示す図である。本実施の形態では、ナビゲーションシステム1が搭載される車両は、自動運転プログラムに従って自動で走行可能な自動運転車両であり、ナビゲーションシステム1によって設定される走行ルートに従って、自動運転が行われる場合を想定している。
なお、自動運転車両で実行される自動運転プログラムは、例えばナビゲーションシステム1によって提供される走行制御情報に基づいて車両に実装されている自動運転制御部(図示略)が生成してもよいし、ナビゲーションシステム1が生成して走行制御情報として提供してもよい。
図1に示すように、ナビゲーションシステム1は、利用支援制御部11、再生制御部12、ナビゲーション制御部13、操作部21、表示部22、音声出力部23、コンテンツサーバー24、GPSユニット25、記憶部26、ネットワーク通信部27、車両通信部28、及び眠気検出部29等を備える。
ナビゲーションシステム1において、再生制御部12は、コンテンツサーバー24に格納されているコンテンツの中から選択されたコンテンツ、又はネットワーク通信部27を介してストリーミング配信により提供されるコンテンツの再生を行う。ナビゲーション制御部13は、車両の現在地及び設定された目的地に基づいて走行ルート(基本ルート)を検索して目的地まで案内する(図2参照)。利用支援制御部11は、利用者(運転者及び同乗者を含む搭乗者)がコンテンツを利用する際に、移動中にコンテンツの利用(再生)が完了するように支援する。すなわち、ナビゲーションシステム1は、コンテンツ再生機能、ナビゲーション機能及びコンテンツ利用支援機能を有する。利用支援制御部11が、本発明のコンテンツ利用支援装置として機能する。
ここで、コンテンツには、映画やドラマ、ライブ音楽映像などのAVコンテンツの他、ゲームコンテンツ等も含まれる。コンテンツの利用時間とは、AVコンテンツの場合は、標準速度で再生する場合の再生時間であり、ゲームコンテンツの場合は、ゲームのプレイ時間(利用者が操作部21を通じて予め設定した時間を含む)である。本実施の形態では、車両での移動中に、コンテンツサーバー24に格納されているAVコンテンツを再生する場合について説明する。
操作部21及び表示部22は、例えばタッチパネル付きのフラットパネルディスプレイで構成され、インストルメントパネルに配置される。フラットパネルディスプレイとしては、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど公知のものを用いることができる。操作部21と表示部22は別体で構成されてもよい。また、操作部21と表示部22は、コンテンツ用とナビゲーション用に、それぞれ設けられてもよい。
操作部21は、目的地の設定や、再生するコンテンツの選択を行う際に使用される。また、コンテンツ利用支援機能の有効化/無効化を選択する際に使用される。操作部21を通じて入力された情報は、利用支援制御部11、再生制御部12又はナビゲーション制御部13に出力される。
表示部22は、利用支援制御部11、再生制御部12又はナビゲーション制御部13からの表示制御情報に従って、各種情報を表示する。表示部22は、例えば操作部21を通じて目的地が設定された場合に、ナビゲーション制御部13によって検索された走行ルートを表示する(図2参照)。また例えば、表示部22は、操作部21を通じてコンテンツの再生操作が行われた場合に、コンテンツに含まれる映像を表示する。
音声出力部23は、スピーカーであり、利用支援制御部11、再生制御部12又はナビゲーション制御部13からの音声信号に基づいて、音声を出力する。音声出力部23は、例えば、コンテンツの再生操作が行われた場合に、コンテンツに含まれる音声を出力する。
コンテンツサーバー24は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はDVDやSD(Secure Digital)カード等の可搬型記憶媒体を含む補助記憶装置である。コンテンツサーバー24は、少なくとも一つのコンテンツデータ(映像データ及び音声データ)を記憶する。コンテンツデータは、当該コンテンツの再生時間(収録時間)に関する情報を含む。操作部21を通じてコンテンツの再生操作が行われると、再生制御部12は、再生指示されたコンテンツのデータをコンテンツサーバー24から読み出して再生する。
GPSユニット25は、人工衛星からの送信電波に基づいて自車両の現在地を検出(測位)するGPS受信機、自車両の回転角速度を検出するジャイロセンサー、及び加速度センサー等を含む。GPSユニット25は、ナビゲーション制御部13が走行ルートを検索する際に、各種情報を出力する。
記憶部26は、例えばHDD、SSD、又はDVDやSDカード等の可搬型記憶媒体を含む補助記憶装置である。記憶部26は、走行ルートを検索する際に用いられる地図データ等、主にナビゲーション制御部13が読み出すデータを記憶する。
ネットワーク通信部27は、インターネット等を利用して情報を取得するためのインターフェースである。例えば、再生制御部12は、ネットワーク通信部27を介して、ストリーミング配信サーバーからコンテンツを取得する。また例えば、ナビゲーション制御部13は、ネットワーク通信部27を介して、道路交通情報センターからリアルタイムに道路交通情報を取得する。
車両通信部28は、自動運転車両と情報の送受信を行うためのインターフェースである。例えば、ナビゲーション制御部13は、車両通信部28を介して、車両に対して、自動運転を実現するための走行制御情報(走行ルート、走行速度等を含む)を出力する。また例えば、ナビゲーション制御部13は、車両通信部28を介して、車両から走行に関する情報(例えば自車速度)を取得する。
眠気検出部29は、利用者の眠気をモニタリングし、眠気の程度を検出する。眠気検出部29は、利用者の眠気の程度を示す眠気情報を、再生制御部12に出力する。再生制御部12は、眠気情報に基づいて、コンテンツの再生を制御する。具体的には、再生制御部12は、利用者の眠気の程度が予め設定されたしきい値以上となった場合にコンテンツの再生を一時停止し、眠気が解消された場合にコンテンツの再生を再開する。眠気検出部29には、例えば特許文献2に開示される公知技術を用いることができる。
利用支援制御部11は、演算/制御装置としてのCPU111(Central Processing Unit)、主記憶装置としてのRAM112及びROM113を有する。再生制御部12及びナビゲーション制御部13も同様である。CPU111は、処理内容に応じたプログラムをROM113から読み出してRAM112に展開し、そのプログラムに含まれる命令をRAM112から順次読み出して実行する。また、RAM112には、各種処理で得られる情報が記憶され、適宜利用される。これにより、利用支援機能、コンテンツ再生機能及びナビゲーション機能が実現される。
また、利用支援制御部11のROM113は、コンテンツの利用支援機能を実現するための利用支援プログラムを記憶する。また、利用支援プログラムは、可搬型記憶媒体又はネットワークを介して提供することができ、この場合、記憶部26に記憶されてもよい。
利用支援制御部11は、車両での移動中にコンテンツの利用を完了することを優先する第1のモードと、目的地までの移動時間を優先する第2のモードを有する。利用者は、操作部21を通じて、第1のモードと第2のモードのいずれかを選択することができる。利用支援制御部11は、操作部21を通じて第1のモードが選択された場合に有効化され、コンテンツの利用支援を行う。
利用支援制御部11は、具体的には、利用時間取得部11A、移動時間取得部11B、走行態様決定部11C、走行指示部11D及び利用状況監視部11Eとして機能する。これらの機能については、図3のフローチャートを参照して詳述する。
図3は、利用支援制御部11が実行する利用支援処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、利用支援機能が有効化されている状態で、再生制御部12によってコンテンツの再生が行われるとともに、ナビゲーション制御部13によって走行ルートの案内が行われるときに、利用支援制御部11のCPU111がROM113に格納されている利用支援プログラムを呼び出して実行することで実現される。
また、自動運転車両は、ナビゲーション制御部13から提供される走行制御情報に従って、指定された走行ルートを自動走行するものとする。なお、実際の走行速度は、走行制御情報に含まれる走行速度情報(例えば、道路ごとに設定されている制限速度)と現在の交通状況(混雑程度)に基づいて制御される。
ステップS101において、利用支援制御部11(以下「制御部11」と称する)は、操作部21を通じて再生指示されたコンテンツの再生時間を取得する(利用時間取得部11Aとしての処理)。再生時間は、選択されたコンテンツを標準速度で再生する場合に、再生が完了するまでの残時間であり、最初の再生においてはコンテンツの収録時間である。
なお、複数のコンテンツが登録されたプレイリストに従って再生が行われる場合には、プレイリストに含まれる全てのコンテンツを再生するのに要する時間を再生時間として扱ってもよい。また、複数のチャプターで構成されているコンテンツについては、チャプターごとの時間を、コンテンツの再生時間として扱ってもよい。
ステップS102において、制御部11は、ナビゲーション制御部13によって検索された走行ルートを走行した場合に、目的地に到達するまでに要する移動時間を取得する(移動時間取得部11Bとしての処理)。移動時間は、例えば、ナビゲーション制御部13によって、走行ルート、現在の走行速度及び交通状況等に基づいて算出される。
ステップS103において、制御部11は、ステップS101で取得した再生時間とステップS102で取得した移動時間を比較して、再生時間が移動時間よりも長いか否かを判定する(走行態様決定部11Cとしての処理)。再生時間が移動時間よりも長い場合(ステップS103で“YES”)、ステップS104の処理に移行する。再生時間が移動時間以下である場合(ステップS103で“NO”)、ステップS106の処理に移行する。この場合、現在の走行態様(初期においてはナビゲーション制御部13によって設定される走行態様)が維持される。
ステップS104において、制御部11は、再生時間が移動時間内に収まるように、すなわち移動時間が長くなるように、車両の走行態様を決定する(走行態様決定部11Cとしての処理)。例えば、制御部11は、移動距離が延びるように走行ルート(迂回ルート)を設定する。また例えば、制御部11は、走行速度を遅く設定する。制御部11は、走行ルートを変更するとともに、走行速度を遅く設定するようにしてもよい。実際には、再生時間と移動時間の差が小さい場合(例えば数分)は走行速度だけで調整し、走行速度での調整が現実的でない場合(制限速度に対して著しく遅くなる場合)に走行ルートも含めて走行態様を設定するのが好ましい。
さらには、制御部11は、パーキングエリアを有する迂回ルートを検索し、パーキングエリアで一定時間駐車する走行態様を設定してもよい。また、制御部11は、当初の走行ルート上にパーキングエリアがある場合は、そのパーキングエリアで一定時間駐車する走行態様を設定してもよい。
ステップS105において、制御部11は、決定された走行態様に従って自動走行が行われるように、自動運転車両に走行制御情報を出力する(走行指示部11Dとしての処理)。自動運転車両では、走行制御情報に基づいて、コンテンツの再生時間と同等以上の移動時間をかけて目的地まで自動走行が行われる。
ステップS106において、制御部11は、コンテンツの再生状況を監視し、コンテンツの再生が一時停止されたか否かを判定する(利用状況監視部11Eとしての処理)。例えば、操作部21を通じて、利用者が停止操作及び再生操作を行った場合に、コンテンツの再生は一時停止された後、再開される。また例えば、眠気検出部29の検出結果に基づいて、コンテンツの再生が一時停止された後、再開される場合もある。コンテンツの再生が一時停止された場合(ステップS106で“YES”)、当該コンテンツの再生が再開されることに伴い、ステップS101の処理に移行する。コンテンツの再生が一時停止されていない場合(ステップS106で“NO”)、ステップS107の処理に移行する。
再生時間が移動時間内となるように走行が行われていても、コンテンツの再生が一時停止された場合には、コンテンツの再生時間は変化せず、目的地までの移動時間だけが減少するため、経時的に再生時間が移動時間よりも長くなる虞がある。そこで、この場合には、移動中にコンテンツの再生が完了するように、ステップS101以降の処理が改めて行われる。これにより、コンテンツの再生が一時停止されてコンテンツの再生完了時間が予想より延びても、適切に対応することができる。
ステップS107において、制御部11は、コンテンツの再生が完了したか否かを判定する(利用状況監視部11Eとしての処理)。コンテンツの再生が完了した場合(ステップS107で“YES”)、利用支援処理は終了となる。新たにコンテンツの再生操作が行われると、その時点で改めて利用支援処理が実行される。コンテンツの再生が完了していない場合(ステップS107で“NO”)、ステップS108の処理に移行する。
ステップS108において、制御部11は、所定時間(例えば5分)が経過したか否かを判定する(利用状況監視部11Eとしての処理)。所定時間が経過した場合(ステップS108で“YES”)、ステップS101の処理に移行する。所定時間が経過していない場合(ステップS108で“NO”)、ステップS109の処理に移行する。
ステップS109において、制御部11は、所定距離(例えば5km)移動したか否かを判定する(利用状況監視部11Eとしての処理)。所定距離を移動した場合(ステップS109で“YES”)、ステップS101の処理に移行する。所定距離を移動していない場合(ステップS109で“NO”)、ステップS106の処理に移行する。これにより、道路状況等によって予想通りの走行速度で走行することができず移動時間が変化しても、適切に対応することができる。
このように、本実施の形態に係るナビゲーションシステム1(利用支援装置)は、車両での移動中に利用されるコンテンツの再生時間(利用時間)と、車両の現在地と目的地に基づいて設定される走行ルートに従って走行する場合の移動時間とを比較して、再生時間が移動時間を超える場合に、再生時間が移動時間内に収まるように、車両の走行態様を決定する走行態様決定部11Cと、走行態様決定部11Cによって決定された走行態様に従って車両の走行が行われるように指示する走行指示部11Dと、を備える。
ナビゲーションシステム1によれば、コンテンツの再生時間(利用時間)に合わせて車両の走行態様が決定され、指示されるので、車両での移動中に希望コンテンツの再生を完了することができる。移動時間の制限が少なく、車両で移動しながらコンテンツを楽しみたい利用者に対して極めて有用である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、自動運転車両が自動で走行可能な区間が規定されている場合(例えば、高速道路のみ自動運転可能)、自動運転から手動運転に切り替えられる地点(例えば、高速道路の出口ランプ)を目的地とする移動時間と、コンテンツの再生時間を比較して、車両の走行態様を決定するようにしてもよい。これにより、利用者(特に運転者)がコンテンツを安全に視聴できる自動運転区間内に、希望コンテンツの再生を完了することができる。
また例えば、ナビゲーションシステム1の搭載車両が自動運転機能を備えていない場合、走行指示部11Dは、走行態様決定部によって決定された走行態様に関する情報(迂回ルート及び走行速度)を、表示又は音声によって利用者に通知してもよい(図4A、図4B参照)。この場合、利用者が、指示された走行態様で車両を運転することにより、移動中に希望コンテンツの再生が完了する。
実施の形態では、コンテンツの再生時間に合わせて、移動時間が延びるように走行態様が変更されるが、無制限に移動時間が延びると不具合が生じる場合もある。したがって、移動に費やしてもよい時間に上限を設け、上限時間と実際の走行時間の差分である許容移動時間内で移動が行われるように、走行態様を決定するのが好ましい。
特に、コンテンツが一時停止されることに伴い、許容移動時間内での再生が困難となる場合、すなわち許容移動時間内で適切な走行態様を決定できない場合には、コンテンツ利用の再開を指示するようにしてもよい(走行態様決定部11Cとしての処理)。コンテンツ利用の再開の指示は、例えば表示又は音声によって行うことができる。また例えば、利用者が眠ることに伴いコンテンツの一時停止が行われている場合には、利用者が着座するシートに加振装置を設け、振動で利用者を起こすようにしてもよい。
さらには、利用支援制御部11は、コンテンツの再生時間と移動時間とが乖離しないように、再生するコンテンツを選択する段階で、基本ルートにおける移動時間に基づいて、コンテンツを推奨するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係るコンテンツ利用支援装置、コンテンツ利用支援方法及びコンテンツ利用支援プログラムは、車両での移動中にコンテンツを利用する場合に好適である。
1 ナビゲーションシステム
11 利用支援制御部
11A 利用時間取得部
11B 移動時間取得部
11C 走行態様決定部
11D 走行指示部
11E 利用状況監視部
12 再生制御部
13 ナビゲーション制御部
21 操作部
22 表示部
23 音声出力部
24 コンテンツサーバー
25 GPSユニット
26 記憶部
27 ネットワーク通信部
28 車両通信部
29 眠気検出部

Claims (10)

  1. 車両での移動中に利用されるコンテンツの利用時間と、車両の現在地と目的地に基づいて設定される走行ルートに従って走行する場合の移動時間とを比較して、前記利用時間が前記移動時間を超える場合に、前記利用時間が前記移動時間内に収まるように、車両の走行態様を決定する走行態様決定部と、
    前記走行態様決定部によって決定された走行態様に従って車両の走行が行われるように指示する走行指示部と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ利用支援装置。
  2. 前記走行態様決定部は、車両の走行速度又は車両の走行ルートを決定することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ利用支援装置。
  3. 前記走行指示部は、前記走行態様決定部によって決定された走行態様に関する情報を、表示又は音声によって利用者に通知することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ利用支援装置。
  4. 自動運転プログラムに従って自動で走行可能な自動運転車両に搭載されるコンテンツ利用支援装置であって、
    前記走行指示部は、前記走行態様決定部によって決定された走行態様に従って自動運転が行われるように、前記自動運転車両に制御情報を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ利用支援装置。
  5. 前記自動運転車両は、自動で走行可能な区間が規定されており、
    前記移動時間は、自動運転から手動運転に切り替えられる地点を目的地として設定される走行ルートに従って走行する場合の移動時間であることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ利用支援装置。
  6. 前記走行様態決定部は、コンテンツ利用の再開が検出されたときに、前記走行態様を改めて決定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のコンテンツ利用支援装置。
  7. 前記走行態様決定部は、許容移動時間内で前記走行態様を決定できない場合に、コンテンツ利用の再開を指示することを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ利用支援装置。
  8. コンテンツの利用を完了することを優先する第1のモードと、移動時間を優先する第2のモードを有し、操作部を通じていずれかのモードが選択可能であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のコンテンツ利用支援装置。
  9. 車両での移動中に利用されるコンテンツの利用時間と、車両の現在地と目的地に基づいて設定される走行ルートに従って走行する場合の移動時間とを比較して、前記利用時間が前記移動時間を超える場合に、前記利用時間が前記移動時間内に収まるように、車両の走行態様を決定する工程と、
    前記決定された走行態様に従って車両の走行が行われるように指示する工程と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ利用支援方法。
  10. 車両に搭載されるコンピュータに、
    車両での移動中に利用されるコンテンツの利用時間と、車両の現在地と目的地に基づいて設定される走行ルートに従って走行する場合の移動時間とを比較して、前記利用時間が前記移動時間を超える場合に、前記利用時間が前記移動時間内に収まるように、車両の走行態様を決定する処理と、
    前記決定された走行態様に従って車両の走行が行われるように指示する処理と、
    を実行させるためのコンテンツ利用支援プログラム。
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