JP2006031898A - 移動体用コンテンツ再生装置及び移動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体が目的地に到着する時間に合わせてコンテンツの再生を終了させる。
【解決手段】移動体用コンテンツ再生装置10は、ナビゲーション部16とメディアプレーヤ部18とを含む。ナビゲーション部16は自動車の到着予想時間Tを算出する。メディアプレーヤ部18は、記録媒体42に格納されているコンテンツを再生するコンテンツ再生部36と、到着予想時間Tとコンテンツの標準再生時間Pとに基づいてコンテンツの再生速度Rを設定する再生速度判断部38とを有する。再生速度判断部38は、到着予想時間Tよりも標準再生時間Pの方が長い場合に、再生終了時間が到着予想時間T以内となるように、再生速度Rを標準速度よりも速める。
【選択図】図2

Description

本発明はCD、DVD、ハードディスク及びメモリカード等の記録媒体に記録された音声や映像等のコンテンツを再生する移動体用コンテンツ再生装置と、該移動体用コンテンツ再生装置が搭載される移動体に関する。
近時の自動車にはCD、DVD等のコンテンツ再生装置が搭載されているものが多くなり、搭乗者は移動中にこれらの音楽や映画等のコンテンツを視聴して楽しむことができる。一般的にこれらのコンテンツ再生装置は再生速度が一定であり、その速度は、音楽や映画等が記録媒体に対して録音固定、録画固定されたときと同じ速度で再生されるような標準速度に設定されている。
ところで、このような標準速度の定速再生では、自動車が目的地に到着するよりも相当に早くコンテンツの再生が終了してしまったり、又は到着時にコンテンツの再生が終了しない場合がある。到着時よりも早くにコンテンツの再生が終了する場合、その後目的地に到着するまで搭乗者はコンテンツを楽しむことができずにドライブが退屈になり、又はコンテンツ再生のための再操作を行う必要がある。逆に、到着時にコンテンツの再生が終了しない場合、搭乗者は再生の残り部分が気掛かりとなってしまう。このような事態を回避するためにはコンテンツの再生速度を変更する必要がある。再生速度を変更することのできる車載用の再生装置としては、例えば、特許文献1に記載された車載用TV録画再生装置が提案されている。
他方、近時の自動車には目的地までの適切な経路を設定して案内するナビゲーションシステムを搭載するものが増えてきている。一般的なナビゲーションシステムでは、目的地までのルートを検索する際に該ルートの走行距離及び到着時間を求めることができる。
特開2003−244591号公報
前記の特許文献1に記載された車載用TV録画再生装置は、車両走行中に録画した映像を再生する際に再生速度を変更するものであり、再生を終了させる時間に関しては考慮されていなく、目的地への到着に合わせてコンテンツの再生を終了させることはできない。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、所定の記録媒体に記録された音声や映像等のコンテンツを再生する移動体用コンテンツ再生装置であって、移動体が目的地に到着する時間に合わせてコンテンツの再生を終了させることを可能にする移動体用コンテンツ再生装置及び移動体を提供することを目的とする。
本発明に係る移動体用コンテンツ再生装置は、
前記移動体の到着予想時間を算出する到着予想時間算出手段と、
記録媒体に格納されているコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、
前記到着予想時間と前記コンテンツを標準速度で再生する標準再生時間とに基づき、前記コンテンツの再生速度を制御する再生速度制御手段と、
を有することを特徴とする(請求項1記載の発明)。
このように、到着予想時間と標準再生時間とに基づいてコンテンツの再生速度を制御することにより移動体が目的地に到着する時間に合わせて、コンテンツの再生時間を適切に制御することができる。
この場合、前記記録媒体に前記コンテンツが複数記録されており、前記コンテンツ再生手段で再生する前記コンテンツを前記記録媒体から選択するコンテンツ選択手段をさらに有するようにしてもよい(請求項2記載の発明)。コンテンツ選択手段により適当なコンテンツを選択することにより、到着時間に合わせてコンテンツの再生をより適切に終了させることができる。
前記コンテンツ選択手段は、前記到着予想時間よりも前記標準再生時間の方が短い場合に、前記記録媒体から少なくとも1つのコンテンツを追加選択するようにしてもよい(請求項3記載の発明)。これにより、移動体が目的地に到着するよりも相当早くにコンテンツの再生が終了してしまうという事態を回避することができる。
前記コンテンツ選択手段は、前記到着予想時間と前記標準再生時間との差である再生後残余時間が規定時間よりも長い場合に、前記記録媒体から少なくとも1つのコンテンツを追加選択するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。これにより、規定時間未満の短時間のコンテンツを追加するという処理を行うことがなく、コンテンツ選択手段の処理速度が高速になる。
前記到着予想時間よりも前記標準再生時間の方が長い場合に、前記再生速度制御手段は、前記コンテンツの再生時間が前記到着予想時間以内となるように、再生速度を前記標準速度よりも速めるようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
これにより、到着予想時間内にコンテンツの再生を確実に終了させることができる。
このような移動体用コンテンツ再生装置を搭載している移動体では、到着時にコンテンツが途中で終了したり、到着時よりも相当に早く終了してしまうという事態を回避することができ、搭乗者を満足させることができる(請求項6記載の発明)。
以上説明したように、本発明に係る移動体用コンテンツ再生装置及び移動体よれば、移動体が目的地に到着する時間に合わせてコンテンツの再生を終了させることができる。また、到着時よりも相当に早くコンテンツの再生が終了してしまうという事態を回避することができ、搭乗者を満足させることができる。
以下、本発明に係る移動体用コンテンツ再生装置及び移動体ついて実施の形態を挙げ、添付の図1〜図5を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る移動体用コンテンツ再生装置10は、自動車(移動体)12のインスツルメントパネル14にその主要部が設けられており、ナビゲーション部16とメディアプレーヤ部18とを含む。
図2に示すように、ナビゲーション部16は、GPS(Global Positioning System)20やジャイロセンサ22の信号に基づいて自動車12の現在地や進行方向を認識するとともに、現在地点からナビゲーション操作部24で入力された目的地までのルートをハードディスク(記録媒体)26に記録された地図情報に基づいて検索することができる。ナビゲーション部16は、ルートを検索する際に目的地までの走行距離及び到着予想時間Tを求めることができ、これらの情報を地図情報と合わせてモニタ28に表示する。
到着予想時間Tは種々の方法によって求めることができ、例えば、T=走行距離/予想走行速度として求められる。また、ルートを一般道と高速道路の区分、又は市街地と郊外との区分に分けてこれらの区分毎の異なる予想走行速度に基づいて到着予想時間Tを求めるようにしてもよい。さらに、所定の通信手段によってルートの混雑状況を示す情報を受信し、この情報に基づいて予想走行速度を変更してもよい。求められた到着予想時間Tはメディアプレーヤ部18に対しても供給される。
メディアプレーヤ部18は、プレーヤ操作部30、トレー32、プレイリスト管理部34、コンテンツ再生部36、再生速度判断部38を有する。プレイリスト管理部34は、所定の書き換え可能な記憶部上にプレイリスト40を作成することができる。
トレー32には、コンテンツが記録された記録媒体(CDやDVD等)42が交換自在に格納され、プレーヤ操作部30を操作することによって、コンテンツ再生部36がプレイリスト管理部34から指定されたコンテンツを記録媒体42から読み込み、再生速度判断部38から指定された再生速度Rで再生する。このコンテンツとしては、音楽、語学教材等の音響コンテンツや、映画等の画像コンテンツを挙げることができ、通常、1枚の記録媒体42には複数のコンテンツが記録されている。
トレー32は、記録媒体42を回転させながら図示しないピックアップ部からコンテンツの情報を読み取り、コンテンツ再生部36に送信する。コンテンツ再生部36では、受信した情報が音響コンテンツの情報である場合には音響としてスピーカ44から出力再生し、映像コンテンツである場合には映像をモニタ28に出力再生するとともに音響をスピーカ44から出力再生する。また、前記のハードディスク26にコンテンツを記録しておくことも可能であり、この場合コンテンツ再生部36はハードディスク26からコンテンツを読み取り、再生することができる。
プレイリスト管理部34は、トレー32に記録媒体42が装填された際、該記録媒体42記録されている各コンテンツを調べて、プレイリスト40を作成する。後述するように、プレイリスト40は各コンテンツ毎の標準速度での再生時間を示すリストユニット46が記録されたリストである。
また、プレイリスト管理部34は、各リストユニット46が示すコンテンツの全てを標準速度で再生するために必要な標準再生時間Pを求める機能や、再生速度判断部38と協動しながらプレイリスト40からリストユニット46を削除し、又は追加する機能等を有する。
再生速度判断部38は、ナビゲーション部16から受信した到着予想時間Tとプレイリスト管理部34から受信した標準再生時間Pとを比較する機能や、この比較結果に基づいてコンテンツの再生速度Rを設定・制御する機能、及び求めた再生速度Rが視聴可能な速度であるか否かを確認する機能を有する。
実際上、メディアプレーヤ部18は主制御部としてのCPU(Central Processing Unit)及び記憶部としてのROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えており、前記の各構成部分は、記憶部に格納されたプログラムをCPUが読み取り実行することによりその一部又は全部が実現される。
次に、このように構成される移動体用コンテンツ再生装置10を用いて記録媒体42に記録されたコンテンツを再生する手順について説明する。以下の説明では、断りのない限り表記したステップ番号順に処理が実行されるものとする。
図3のステップS1において、自動車12の搭乗者は所定の記録媒体42をトレー32に装填する。このとき、プレイリスト管理部34は、装填された記録媒体42に基づいてプレイリスト40を作成して記録する。このプレイリスト40は、図4に示すように、コンテンツの再生時間が記録されたリストであって、各コンテンツ毎の標準速度での再生時間を示すリストユニット46が再生する順に記録されている。各コンテンツ毎の標準速度での再生時間は記録媒体42に予め記録されているのでこの時間を読み取って利用することができ、また、各コンテンツのデータ容量等から算出するようにしてもよい。
プレイリスト40は、種々の方法により作成可能であって、標準的には記録媒体42に記録された規定の再生順序と同じ順序で、対応するリストユニット46が設定される。また、搭乗者が設定・選択したルールに基づいて作成され、例えば、所定のジャンルのコンテンツのみが選択され、対応するリストユニット46が設定される。さらに、プレーヤ操作部30を操作することによって、搭乗者がプレイリスト40を直接的に編集することも可能である。
ステップS2において、搭乗者はナビゲーション操作部24を操作することによってナビゲーション部16に対して目的地を入力する。ナビゲーション部16では、GPS20から現在地を求めた後、ハードディスク26に記録された地図情報を参照しながら現在地から目的地までの最適なルートを検索し、モニタ28に表示する。このとき、該ルートの走行距離と初期値としての到着予想時間T0を求める。この後、搭乗者は自動車12を運転して、ナビゲーション部16の誘導案内に従って目的地へ向けて走行する。
ステップS3において、搭乗者はプレーヤ操作部30を操作してコンテンツの再生指示を行う。このとき、ナビゲーション部16は、現在の時刻から目的地に到着するまでの到着予想時間Tを求めてプレイリスト管理部34に供給する。この到着予想時間Tは、前記ステップS2を実行した時刻からステップS3を実行するまでの経過時間を前記の到着予想時間T0から減算することにより求めることができる。また、その時点を基準とした到着予想時間T0を再度求めて、T←T0としてもよい。
ステップS4において、プレイリスト管理部34はプレイリスト40を参照して、プレイリスト40に記録されたリストユニット46の全コンテンツを標準速度で再生するために必要な標準再生時間Pを算出する。
ステップS5において、再生速度判断部38は標準再生時間Pと到着予想時間Tとを比較し、T<PであるときにはステップS6へ移り、T≧PであるときにはステップS10へ移る。
ステップS6において、再生速度判断部38は、到着予想時間Tまでにプレイリスト40に記録されたリストユニット46の全コンテンツを再生するための再生速度Rを算出する。つまり、この場合にはT<Pであることから標準速度で再生すると、到着予想時間Tまでに全コンテンツを再生することができない。従って、R←P/Tとして再生速度Rを求める。求められた再生速度Rは、R>1であって、この再生速度Rで再生を行うことにより、到着予想時間Tに合わせてリストユニット46の全コンテンツの再生を終了させることができる。
ステップS7において、再生速度判断部38は、再生速度Rが視聴可能な範囲であるか否かを確認する。つまり、再生速度Rが過度に大きい値であるときには、速すぎる再生となって搭乗者がそのコンテンツを視聴することができなくなる。従って、再生速度Rと所定の閾値Thとを比較して、R<Thである場合にのみステップS8以降のコンテンツ再生処理を行い、R≧Thである場合にはステップS13へ移る。なお、このステップS7における処理は、R=P/Tであることから、分岐の条件はP<T×Thと同等である(図5参照)。
ステップS8において、再生速度判断部38は、求められた再生速度Rをコンテンツ再生部36に供給する。
ステップS9において、コンテンツ再生部36は、供給された再生速度Rに基づいてコンテンツを再生する。この際、コンテンツ再生部36は、プレイリスト管理部34に対してコンテンツの再生順序を問い合わせて、プレイリスト管理部34から通知されるプレイリスト40の内容に従った順にコンテンツの再生を行う。
一方、ステップS10(前記ステップS5における判断がT≧Pであるとき)においては、到着予想時間Tから標準再生時間Pを減算した再生後残余時間Qが規定時間Sよりも短いか否かを確認する。規定時間Sは標準的なコンテンツの再生時間よりも短い時間に設定されており、例えば、1[min]程度である。Q<Sである場合にはステップS11へ移り、Q≧Sである場合にはステップS12へ移る。
ステップS11において、再生速度判断部38は再生速度Rを「1」に設定する。この場合、コンテンツは標準速度で再生されて視聴可能であり、しかも、コンテンツの再生が終了してから目的地に到着するまでの再生後残余時間Qを、規定時間Sよりも短い時間に抑制することができる。このステップS11の後ステップS7へ移る。
ステップS12(コンテンツ選択手段)において、プレイリスト管理部34は、再生時間が再生後残余時間Qに最も近いコンテンツを記録媒体42から検索して、プレイリスト40にリストユニット46として追加する。この際、追加するコンテンツは記録媒体42に記録されている全てのコンテンツ中から選択してもよいし、その時点でプレイリスト40に含まれていないコンテンツ中から選択するようにしてもよい。
また、前記ステップS10の分岐判断処理により、ステップS12では規定時間未満S未満の短時間のコンテンツを追加するという処理を行うことがなく、ステップS4、S5、S10及びS12からなるループ処理から抜けやすく、コンテンツを追加するという処理の高速化が図られる。
例えば、図4に示すように、プレイリスト40により示される標準再生時間Pと到着予想時間Tとの差である再生後残余時間Qが規定時間Sよりも長い場合には、前記ステップS1で選択されなかったコンテンツの中から再生後残余時間Qに最も近いコンテンツを示すリストユニット46aが選択されて追加されるようにすればよい。これにより、リストユニット46aが示す再生時間pを標準再生時間Pに加算した時間Pnew1がプレイリスト40の新たな標準再生時間Pとして設定される。
なお、リストユニット46aを追加しても依然としてPnew1<Tであって、再生後残余時間Qが規定時間よりも長い場合には、ステップS4、S5、S10を経由して再度ステップS12が実行されて、リストユニット46がさらに追加される。
他方、ステップS13(前記ステップS7においてコンテンツの再生が視聴不可能と判断された場合)において、プレイリスト管理部34は、プレイリスト40のリストユニット46から再生時間が最も短いものを削除する。
例えば、図5に示すように、プレイリスト40により示される標準再生時間Pが時間T×Thよりも長い場合には、プレイリスト40を構成するリストユニット46b、46c、46d及び46eのうち最も短い再生時間を示しているリストユニット46cを削除し、その分を詰めるようにリストユニット46d及び46eを繰り上げる。これによりプレイリスト40が示す標準再生時間Pが短縮される。短縮された新たな標準再生時間P(図5中、Pnew2で示す)が依然として時間T×Thよりも長い場合には、再度ステップS7からステップS13へ分岐し、残ったリストユニット46b、46d及び46eのうち最も短い再生時間を示しているリストユニット46eが削除されて、標準再生時間Pはさらに短縮される(図5中、Pnew3で示す)。このようにして、プレイリスト40が示す標準再生時間Pが時間T×Th以下となるまでリストユニット46a〜46eが順次削除されることになる。
ステップS12又はステップS13の処理を行った後には、ステップS4へ戻り処理が続行される。
なお、発明の要部ではないので詳細な説明及び図示を省略するが、ステップS12のコンテンツ追加の処理とステップS13のコンテンツ削除の処理とを順次繰り返して実行するような、いわゆるエンドレスループの処理となることを防止するためのループ終了判断部が設けられている。
上述したように、本実施の形態に係る移動体用コンテンツ再生装置10及び自動車12では、プレイリスト40に記録されているリストユニット46を削除又は追加するとともに、標準再生時間Pが到着予想時間Tよりも大きいときには再生速度Rを変更することにより、自動車12が目的地に到着する時間に合わせてコンテンツの再生を終了させることができる。
なお、再生するコンテンツが格納されている媒体は、CD及びDVD等の記録媒体42に限らず、前記のハードディスク26やメモリカード等であってもよいことはもちろんである。また、トレー32がCDチェンジャーのように複数枚の記録媒体42を格納することができるものである場合、これらの複数枚の記録媒体42の全てを対象として1つのプレイリスト40を作成してもよい。
さらに、プレイリスト40は、自動車12の走行途中で更新してもよい。つまり、道路の混雑状況等によって到着予想時間Tは必ずしも実際の到着時間と一致するとは限らないため、走行途中にナビゲーション部16が到着予想時間Tを更新することがある。この場合、更新された到着予想時間Tに基づいてプレイリスト40も更新すると、コンテンツの終了時間を実際の到着時間により一層近づけることができる。この際、再生途中であるコンテンツを示すリストユニット46については、再生残部の時間を示すようにしてプレイリスト40に組み込み設定するとよい。
移動体用コンテンツ再生装置10は、ナビゲーション部16とメディアプレーヤ部18が一体的な構造となっているものでもよく、ETC(Electronic Toll Collection system)等の他の機能を有するものであってもよい。
本発明に係る移動体用コンテンツ再生装置及び移動体は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る移動体用コンテンツ再生装置及び自動車のインスツルメントパネル付近を示す斜視図である。 移動体用コンテンツ再生装置の構成ブロック図である。 移動体用コンテンツ再生装置を用いてコンテンツを再生する手順を示すフローチャートである。 標準再生時間よりも到着予想時間の方が長い場合のプレイリストを示す模式図である。 到着予想時間よりも標準再生時間の方が長い場合のプレイリストを示す模式図である。
符号の説明
10…移動体用コンテンツ再生装置 12…自動車
16…ナビゲーション部 18…メディアプレーヤ部
26…ハードディスク 28…モニタ
32…トレー 34…プレイリスト管理部
36…コンテンツ再生部 38…再生速度判断部
40…プレイリスト 42…記録媒体
44…スピーカ
46、46a〜46e…リストユニット
P…標準再生時間 Q…再生後残余時間
R…再生速度 S…規定時間
T、T0…到着予想時間 Th…閾値

Claims (6)

  1. 移動体に搭載される移動体用コンテンツ再生装置であって、
    前記移動体の到着予想時間を算出する到着予想時間算出手段と、
    記録媒体に格納されているコンテンツを再生するコンテンツ再生手段と、
    前記到着予想時間と前記コンテンツを標準速度で再生する標準再生時間とに基づき、前記コンテンツの再生速度を制御する再生速度制御手段と、
    を有することを特徴とする移動体用コンテンツ再生装置。
  2. 請求項1記載の移動体用コンテンツ再生装置において、
    前記記録媒体に前記コンテンツが複数記録されており、前記コンテンツ再生手段で再生する前記コンテンツを前記記録媒体から選択するコンテンツ選択手段をさらに有することを特徴とする移動体用コンテンツ再生装置。
  3. 請求項2記載の移動体用コンテンツ再生装置において、
    前記コンテンツ選択手段は、前記到着予想時間よりも前記標準再生時間の方が短い場合に、前記記録媒体から少なくとも1つのコンテンツを追加選択することを特徴とする移動体用コンテンツ再生装置。
  4. 請求項3記載の移動体用コンテンツ再生装置において、
    前記コンテンツ選択手段は、前記到着予想時間と前記標準再生時間との差である再生後残余時間が規定時間よりも長い場合に、前記記録媒体から少なくとも1つのコンテンツを追加選択することを特徴とする移動体用コンテンツ再生装置。
  5. 請求項1又は2記載の移動体用コンテンツ再生装置において、
    前記到着予想時間よりも前記標準再生時間の方が長い場合に、前記コンテンツの前記再生速度制御手段は、再生時間が前記到着予想時間以内となるように、再生速度を前記標準速度よりも速めることを特徴とする移動体用コンテンツ再生装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の移動体用コンテンツ再生装置を搭載していることを特徴とする移動体。

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