JP2016224318A - 音声再生制御システム、方法およびプログラム - Google Patents

音声再生制御システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツの再生時間を調整した際のユーザの違和感を軽減できる技術の提供。【解決手段】本発明の音声再生制御システムは、ユーザの移動予定経路を取得する移動予定経路取得部と、前記移動予定経路に基づいて、音声コンテンツの再生を終了させる目標の時刻である目標時刻を取得する目標時刻取得部と、前記音声コンテンツの再生が終了する予定の時刻である予定時刻を取得する予定時刻取得部と、前記移動予定経路についての音声案内が行われる案内期間内において、前記目標時刻と前記予定時刻との差分を小さくするように前記音声コンテンツの再生速度を調整する調整部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、音声再生制御システム、方法およびプログラムに関する。
予め指定された地点にて、指定された音声のコンテンツが再生されるように、コンテンツの再生時間を動的に変更する技術が知られている(特許文献1、参照)。特許文献1において、コンテンツの一部分を繰り返したり、削除したり、クロスフェードを行ったりすることにより、コンテンツの再生時間の長さを変更している。
特許第4915292号
しかしながら、コンテンツの一部分を繰り返したり、削除したり、クロスフェードを行ったりすると、ユーザが違和感を覚えるという問題があった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、コンテンツの再生時間を調整した際のユーザの違和感を軽減できる技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の音声再生制御システムは、ユーザの移動予定経路を取得する移動予定経路取得部と、移動予定経路に基づいて、音声コンテンツの再生を終了させる目標の時刻である目標時刻を取得する目標時刻取得部と、音声コンテンツの再生が終了する予定の時刻である予定時刻を取得する予定時刻取得部と、移動予定経路についての音声案内が行われる案内期間内において、目標時刻と予定時刻との差分を小さくするように音声コンテンツの再生速度を調整する調整部と、を備える。
また、前記の目的を達成するため、本発明の音声再生制御方法は、ユーザの移動予定経路を取得する移動予定経路取得工程と、移動予定経路に基づいて、音声コンテンツの再生を終了させる目標の時刻である目標時刻を取得する目標時刻取得工程と、音声コンテンツの再生が終了する予定の時刻である予定時刻を取得する予定時刻取得工程と、移動予定経路についての音声案内が行われる案内期間内において、目標時刻と予定時刻との差分を小さくするように音声コンテンツの再生速度を調整する調整工程と、を含む。
さらに、前記の目的を達成するため、本発明の音声再生制御プログラムは、ユーザの移動予定経路を取得する移動予定経路取得機能と、移動予定経路に基づいて、音声コンテンツの再生を終了させる目標の時刻である目標時刻を取得する目標時刻取得機能と、音声コンテンツの再生が終了する予定の時刻である予定時刻を取得する予定時刻取得機能と、移動予定経路についての音声案内が行われる案内期間内において、目標時刻と予定時刻との差分を小さくするように音声コンテンツの再生速度を調整する調整機能と、をコンピュータに実現させる。
以上のように構成された本発明において、移動予定経路についての音声案内が行われる案内期間内において音声コンテンツの再生速度を調整するため、再生速度が調整されていることにユーザが気付く可能性を低減できる。すなわち、案内期間内においては、音声案内によって音声コンテンツの聞き易さが低下するとともに、ユーザの注意が音声案内に惹かれるため、音声コンテンツの再生速度を調整した際のユーザの違和感を軽減できる。
音声再生制御システムのブロック図である。 (2A)は移動予定経路の模式図、(2B)〜(2D)は音声再生のタイミングチャートである。 再生制御処理のフローチャートである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)音声再生制御システムの構成:
(2)再生制御処理:
(3)他の実施形態:
(1)音声再生制御システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる音声再生制御システムとしてのナビゲーション装置10の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置10は、車両に備えられている。ナビゲーション装置10は、CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Random Access Read Only Memory),ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を備える制御部20と記録媒体30とを備えており、記録媒体30やROMに記憶されたプログラムを制御部20が実行する。制御部20は、音声再生制御プログラムとしてのナビゲーションプログラム21を実行する。
ナビゲーション装置10の記録媒体30には、地図情報30aと経路情報30bと音声コンテンツデータ30cと音声案内データ30dとが記録されている。地図情報30aには、車両が走行する道路上に設定されたノードの位置等を示すノードデータ、ノード間を接続する道路区間の形状を特定するための形状補間点の位置等を示す形状補間データ、道路区間についての各種情報(区間長、旅行時間、幅員、レーン数等)を示すリンクデータ、目的地や経由地となり得る施設の位置と属性(駅、学校、店舗、自宅、勤務地等)とを示す施設データ等が含まれている。
車両は、位置センサ40とタッチパネルディスプレイ41とスピーカ42と通信部43とを備えている。位置センサ40は、車両の現在位置を特定するための各種情報を計測するセンサである。例えば、GPS受信部や車速センサやジャイロセンサが位置センサ40として備えられてもよい。制御部20は、これらの位置センサ40の出力信号と地図情報30aとを用いて公知のマップマッチングを行うことにより、車両の現在位置を特定してもよい。タッチパネルディスプレイ41は、映像を画面に出力する出力装置と、画面上における指等の接触位置によってユーザの入力操作を受け付ける入力装置とを兼ねる。スピーカ42は、ナビゲーション装置10から出力された駆動信号に応じて駆動し、音声を出力する。通信部43は、交通情報センタから配信される現況情報を受信するための回路を含む。制御部20は、通信部43を介して現況情報を取得する。現況情報は、少なくとも道路区間ごとの現況の旅行時間を示す情報である。なお、現況の旅行時間は、例えばプローブカーが交通情報センタに送信したプローブ情報に基づいて特定されてもよいし、道路に設けられた感知器が交通情報センタに送信した情報に基づいて特定されてもよい。
制御部20は、目的地等の指定を受け付けるとともに、ダイクストラ法等の公知の経路探索手法を用いることにより、当該目的地等へと車両を走行させるための移動予定経路を地図情報30aに基づいて探索する。移動予定経路を探索した場合、制御部20は、移動予定経路を構成する道路区間と目的地等を示す経路情報30bを記録媒体30に記録する。経路情報30bは、移動予定経路を構成する一連の道路区間を示す情報である。経路情報30bには、移動予定経路上の案内交差点を特定する情報も含まれている。案内交差点とは、移動予定経路上において案内を行う予定の交差点であり、例えば移動予定経路上を走行した場合に車両の進行方向の変化角が予め決められた角度(例えば30度)以上となる交差点であってもよい。
音声コンテンツデータ30cは、スピーカ42が再生する音声コンテンツを格納したデータである。本実施形態の音声コンテンツデータ30cは、曲ごとに用意された音楽の音声ファイルであり、基準速度(基本的に1倍)の再生速度で再生するのに要する期間である再生期間を示す情報が添付されている。記録媒体30には、複数の音声コンテンツデータ30cが記録されている。制御部20は、音声コンテンツデータ30cに所定の信号処理(デコード,音声調整,D/A変換、増幅等)を行って、ボイスコイルを駆動する駆動信号をスピーカ42に出力する。制御部20は、デコードや音声調整やD/A変換を行う音声処理ASICを備えている。音声処理ASICには、音声調整を行うためのDSP(digital signal processor)が含まれており、当該DSPにおいて再生速度の調整を行うことが可能となっている。DSPは、音程を変化させることなく再生速度の調整を行う。
音声案内データ30dは、移動予定経路を案内するための音声案内をスピーカ42に出力させるための音声データである。音声案内データ30dは、音声案内のメッセージごとに用意された音声ファイルであり、固定の速度(1倍)の再生速度で再生するのに要する期間である案内期間を示す情報が添付されている。例えば、制御部20は、移動予定経路の案内を開始した場合に、当該移動予定経路の案内に必要な音声案内データ30dを生成し、記録媒体30に記録しておく。制御部20は、移動予定経路上の案内地点ごとに案内内容に対応する音声案内データ30dを取得し、音声案内データ30dに所定の信号処理(デコード,音声調整,D/A変換、増幅等)を行って、ボイスコイルを駆動する駆動信号をスピーカ42に出力する。
音声処理ASICには、D/A変換後の駆動信号を増幅する増幅回路と、音声コンテンツデータ30cに由来する音楽の駆動信号と、音声案内データ30dに由来する音声案内の駆動信号とを合成してスピーカ42に出力する加算回路とが含まれている。これにより、音楽と音声案内とが合成されてスピーカ42から出力可能となる。むろん、音楽と音声案内とがデジタル信号の段階で合成されてもよい。
ナビゲーションプログラム21は、移動予定経路取得モジュール21aと目標時刻取得モジュール21bと予定時刻取得モジュール21cと調整モジュール21dと経路案内モジュール21eとをむ。
移動予定経路取得モジュール21aは、ユーザの移動予定経路を取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、移動予定経路取得モジュール21aの機能により制御部20は、車両に乗車して移動するユーザの移動予定経路を予め記録媒体30に記録された経路情報30bから取得する。なお、移動予定経路取得モジュール21aの機能により制御部20は、タッチパネルディスプレイ41におけるユーザの操作に基づいて出発地と目的地とを取得する。そして、制御部20は、出発地から目的地までを接続する一連の道路区間で構成される移動予定経路を例えばダイクストラ法等の公知の経路探索手法によって探索し、当該移動予定経路を示す経路情報30bを記録媒体30に記録する。
目標時刻取得モジュール21bは、移動予定経路に基づいて、音声コンテンツの再生を終了させる目標の時刻である目標時刻を取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。具体的に、目標時刻取得モジュール21bの機能により制御部20は、移動予定経路の目的地に到着する到着予定時刻を予測し、当該到着予定時刻を目標時刻として取得する。すなわち、制御部20は、目的地に到着すると同時に音声コンテンツの再生が終了できるように目標時刻を取得する。本実施形態において、制御部20は、移動予定経路(未走行の部分)を構成する各道路区間の現況の旅行時間を合計することにより所要期間を取得し、当該所要期間を現在時刻に加算することにより到着予定時刻を予測する。すなわち、制御部20は、交通情報センタが配信した現況の旅行時間を合計することにより所要期間を取得することとする。従って、移動予定経路を走行する期間内において目標時刻は変化し得る。なお、制御部20は、例えば移動予定経路上の信号機等の地物の状態に基づいて到着予定時刻を予測してもよいし、過去における車速等の走行履歴等に基づいて到着予定時刻を予測してもよい。
予定時刻取得モジュール21cは、音声コンテンツの再生が終了する予定の時刻である予定時刻を取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。具体的に、予定時刻取得モジュール21cの機能により制御部20は、音声コンテンツの再生計画を作成し、当該再生計画にて再生するように計画された音声コンテンツデータ30cの再生期間(再生中の音声コンテンツデータ30cについては未再生の部分)を合計することにより合計再生期間を取得し、当該合計再生期間を現在時刻に加算することにより予定時刻を取得する。再生計画においては、単一または複数の音声コンテンツデータ30cを再生することが計画される。なお、再生計画に変更が加えられなければ、音声コンテンツの再生速度が基準速度から変化しない限り、音声コンテンツの再生が終了する予定時刻は変化しない。また、1倍以外の倍率(X倍と表記)の基準速度が設定されていた場合、制御部20は、合計再生期間をXで除算した期間を現在時刻に加算することにより予定時刻を取得すればよい。例えば、基準速度はユーザによって任意に設定可能であってもよい。
調整モジュール21dは、移動予定経路についての音声案内が行われる案内期間内において、目標時刻と予定時刻との差分を小さくするように音声コンテンツの再生速度を調整する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。具体的に、調整モジュール21dの機能により制御部20は、案内期間が近くなると、目標時刻から予定時刻を減算した値の絶対値を差分として取得し、当該差分が予め決められた閾値以上である場合に、案内期間における音声コンテンツの再生速度を基準速度以外の速度へと調整する。一方、制御部20は、目標時刻と予定時刻との差分が閾値未満である場合に、案内期間における音声コンテンツの再生速度を基準速度のままとする。
図2Aは、移動予定経路Rの模式図である。同図において、車両の現在位置Nから案内交差点Wにおいて右折して目的地に向かう移動予定経路Rが示されている。案内交差点Wまで予め決められた残距離L1〜L3(L1>L2>L3)となる位置にそれぞれ案内地点P1〜P3が設けられる。車両の現在位置Nが案内地点P1〜P3のそれぞれを通過した場合に音声案内が開始する。つまり、車両の現在位置Nが案内地点P1〜P3のそれぞれを通過した場合に案内期間が開始する。案内地点P1〜P3における案内内容は、案内交差点Wの名称(abc交差点と表記)と、案内交差点Wにおける進行方向(右方向)と、残距離L1〜L3とによって定まり、案内内容によって案内期間の長さが定まる。例えば、案内地点P1に対応する案内内容は『300M先abc交差点を右折です』であり、当該案内内容を固定の再生速度(1倍)で音声出力した場合の所要期間の長さが案内期間の長さとなる。
本実施形態において、調整モジュール21dの機能により制御部20は、目標時刻と予定時刻との差分が0になるように、次に到来する案内期間内における音声コンテンツの再生速度を調整する。ここで、次に到来する案内期間内とは、次に到来する1個の案内期間を意味する。図2Aに示すように、現在位置Nに存在する車両において、次に到来する案内期間とは、案内地点P1を通過した場合に開始する案内期間を意味する。
ここで、調整モジュール21dの処理を図2B,2Cを用いて説明する。図2B,2Cに示すように、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分をTDとし、案内期間Gの長さをTGとする。図2Bのように、目標時刻Mよりも予定時刻Eが早い場合、すなわち音声コンテンツの再生が終了する予定の予定時刻Eよりも目的地に到着する予定の目標時刻Mが遅れる場合、制御部20は、案内期間内における音声コンテンツの再生速度の倍率を(TG−TD)/TG<1とすることにより、案内期間終了後における目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDを0とする。すなわち、案内期間Gにて再生する予定であった音声コンテンツのうち、長さが(TG−TD)の部分Bを、案内期間Gの全体の長さTGをかけて再生することにより、音声コンテンツの再生が終了するタイミングを差分TDだけ遅らせる。
反対に、図2Cのように、目標時刻Mよりも予定時刻Eが遅い場合、すなわち目的地に到着するよりも再生が遅く終わる場合、案内期間内における音声コンテンツの再生速度を(TG+TD)/TG>1とすることにより、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDを0とする。すなわち、案内期間Gと当該案内期間Gの直後に再生する予定であった音声コンテンツのうち、長さが(TG+TD)の部分Bを、案内期間Gの全体の長さTGをかけて再生することにより、音声コンテンツの再生が終了するタイミングを差分TDだけ早める。
経路案内モジュール21eは、移動予定経路Rの音声案内をスピーカ42に出力させる機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、車両の現在位置Nが案内地点P1〜P3を通過した場合に、案内地点P1〜P3に対応する案内内容の音声案内データ30dを取得し、音声案内データ30dを駆動信号に変換してスピーカ42に出力する。音声案内データ30dの再生速度は固定の1倍である。
以上説明した本実施形態の構成において、移動予定経路Rについての音声案内が行われる案内期間G内において音声コンテンツの再生速度を調整するため、再生速度が調整されていることにユーザが気付く可能性を低減できる。すなわち、案内期間G内においては、音声案内によって音声コンテンツの聞き易さが低下するとともに、ユーザの注意が音声案内に惹かれるため、音声コンテンツの再生速度を調整した際のユーザの違和感を軽減できる。さらに、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDが0になるように、次に到来する案内期間G内における音声コンテンツの再生速度を調整することにより、案内期間Gを経過するごとに、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDを0とすることができ、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分を小さく維持できる。
(2)再生制御処理:
次に、ナビゲーションプログラム21によって実行される再生制御処理を詳細に説明する。図3は、再生制御処理を示すフローチャートである。本実施形態においては、制御部20によって移動予定経路Rが探索され、移動予定経路Rの案内が開始された場合に再生制御処理が実行されることとする。なお、再生制御処理は、移動予定経路Rの案内中において、音声コンテンツを再生する操作が受け付けられた場合に実行されてもよい。
まず、移動予定経路取得モジュール21aの機能により制御部20は、移動予定経路Rを取得する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、予め記録媒体30に記録された経路情報30bから案内対象の移動予定経路Rを取得する。
次に、目標時刻取得モジュール21bの機能により制御部20は、移動予定経路Rの目的地に到着する予定の到着予定時刻を目標時刻Mとして取得する(ステップS110)。
すなわち、制御部20は、移動予定経路Rを構成する各道路区間の現況の旅行時間を合計することにより所要期間を取得し、当該所要期間を現在時刻に加算した到着予定時刻を目標時刻Mとして取得する。
次に、予定時刻取得モジュール21cの機能により制御部20は、目標時刻Mに再生が終了する音声コンテンツの再生を開始する(ステップS120)。ここでは、制御部20は、目標時刻Mに再生対象の音声コンテンツデータ30c再生が終了するように、音声コンテンツデータ30cの再生計画を作成する。具体的に、制御部20は、予定時刻Eと目標時刻Mとの差分TDが閾値(例えば10秒)以下となるように、再生対象の音声コンテンツデータ30cを1個または複数個選択することにより、再生計画を作成する。
再生計画を作成すると、制御部20は、再生計画にて計画された音声コンテンツデータ30cの再生を開始する。以上の処理により、車両が目的地に到着するのとほぼ同時(差分TDが閾値以下)に音声コンテンツの再生を終了させることができる。ただし、移動予定経路Rを構成するいずれかの道路区間の現況の旅行時間に変化が生じた場合には目標時刻Mが変化するため、車両が目的地に到着するのとほぼ同時に音声コンテンツの再生を終了しなくなり得る。
次に、目標時刻取得モジュール21bの機能により制御部20は、案内期間Gが近いか否かを判定する(ステップS130)。例えば、制御部20は、車両の現在位置Nが移動予定経路R上の案内地点P1〜P3に対して予め決められた距離(例えば10m)以内に接近した場合に、案内期間Gが近いと判定する。
案内期間Gが近いと判定しなかった場合(ステップS130:N)、目標時刻取得モジュール21bの機能により制御部20は、ステップS130に戻る。すなわち、制御部20は、案内期間Gが近くなるまで待機する。
案内期間Gが近いと判定した場合(ステップS130:Y)、目標時刻取得モジュール21bの機能により制御部20は、目標時刻Mが変化したか否かを判定する(ステップS140)。具体的に、制御部20は、通信部43を介して新たな現況情報を取得した場合に、移動予定経路Rを構成する各道路区間の現況の旅行時間と現在時刻とに基づいて最新の目標時刻Mを取得し、当該最新の目標時刻MがステップS120にて取得した初期の目標時刻M(=予定時刻E)から基準値(例えば10秒)以上変化している否かを判定する。
目標時刻Mが変化したと判定しなかった場合(ステップS140:N)、目標時刻取得モジュール21bの機能により制御部20は、ステップS130に戻る。すなわち、制御部20は、次の案内期間Gが近くなり、かつ、目標時刻Mに変化があるまで待機する。
目標時刻Mが変化したと判定した場合(ステップS140:Y)、調整モジュール21dの機能により制御部20は、案内期間Gにおける再生速度を設定する(ステップS150)。図2Bのように、目標時刻Mよりも予定時刻Eが早い場合、すなわち最新の目標時刻MがステップS120にて取得した目標時刻Mから遅れるように変化した場合、制御部20は、案内期間内における音声コンテンツの再生速度の倍率を(TG−TD)/TG<1に設定する。図2Cのように、目標時刻Mよりも最新の予定時刻Eが遅い場合、すなわち最新の目標時刻MがステップS120にて取得した目標時刻Mから早まるように変化した場合、案内期間内における音声コンテンツの再生速度の倍率を(TG+TD)/TG>1とする。
そして、移動予定経路Rの音声案内が開始すると、調整モジュール21dの機能により制御部20は、音声コンテンツの再生速度を調整する(ステップS160)。すなわち、制御部20は、音声案内が音楽の音声コンテンツに合成され始めると同時に音声コンテンツの再生速度の倍率を、調整前の基準速度(倍率1倍)から、ステップS150にて設定された(TG−TD)/TG倍または(TG+TD)/TG倍へと調整する。
さらに、移動予定経路Rの音声案内が終了すると、調整モジュール21dの機能により制御部20は、音声コンテンツの再生速度を基準速度に戻す(ステップS170)。すなわち、制御部20は、音声コンテンツの再生速度の倍率を、ステップS150にて設定された(TG−TD)/TG倍または(TG+TD)/TG倍から、再び、調整前の基準速度(基本的に1倍)へと戻す。
以上の処理(ステップS130〜S170)を案内期間Gが近づくごとに行うことにより、案内期間Gが到来するごとに目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDを0とすることができる。案内期間Gが到来するごとに差分TDを0とすることができるため、差分TDの大きさを小さく維持することができる。従って、差分TDの大きさが極端に大きくなる可能性を低減し、ステップS150にて設定された(TG−TD)/TG倍または(TG+TD)/TG倍が基準速度の倍率から極端に乖離する可能性を低減できる。本実施形態では、音声コンテンツの再生を開始する時点で目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDが0となるように再生計画が作成されているため、音声コンテンツの再生開始の段階から差分TDの大きさを小さく維持することができる。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、本発明の効果を損なわない範囲で実施形態の変更が可能である。調整モジュール21dの機能により制御部20は、予め決められた基準よりも現在時刻が目標時刻Mに近い時刻となった場合に、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDを小さくするように、案内期間G内において音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。例えば、予め決められた基準(例えば5分)よりも現在時刻が目標時刻Mに近い時刻となった場合に、図3のステップS120からステップS130へと移行するようにしてもよい。なお、移動予定経路R上における現在位置Nから目的地までの距離が予め決められた距離となった場合に、制御部20は、予め決められた基準よりも現在時刻が目標時刻Mに近い時刻となったと見なしてもよい。
ここで、目標時刻Mまでの期間が大きいほど当該期間の間に不測の事象によって移動予定経路Rを予定どおりに移動できない可能性が大きくなるため、早めに行った再生速度の調整が意味をなさない場合も有り得る。そこで、ある程度、目標時刻Mに近づいたタイミングで音声コンテンツの再生速度を調整することにより、無駄な調整が行われる可能性を低減できる。
調整モジュール21dの機能により制御部20は、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDが0になるように、将来到来する複数の案内期間G内における音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。例えば、制御部20は、図2Aの案内地点P1に車両が接近した際に、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDに基づいて、2個の案内地点P1〜P2のそれぞれにおける再生速度を設定してもよい。この場合、制御部20は、2個の案内期間Gにおける再生速度が均一となるように、再生速度を設定してもよい。
図2Dは、2個の案内期間Gにおける再生速度を説明するタイミングチャートである。
同図に示すように、制御部20は、差分TDを2分割し、2個の案内期間G1,G2のそれぞれに割り当てる。分割後の差分TDを差分TD1,TD2とすると、2個の案内期間G1,G2(長さTG1,TG2)のそれぞれにおいて差分TD1,TD2が0となるように再生速度を設定すればよいこととなる。制御部20は、案内期間G1,G2のそれぞれにおける再生速度の倍率(TG1+TD1)/TG1,(TG2+TD2)/TG2が一致するように、案内期間G1,G2に割り当てる差分TD1,TD2を設定する。図2Bのように、再生が早く終わる場合には、制御部20は、案内期間G1,G2のそれぞれにおける再生速度の倍率(TG1−TD1)/TG1,(TG2−TD2)/TG2が一致するように、案内期間G1,G2に割り当てる差分TD1,TD2を設定すればよい。むろん、制御部20は、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDが0になるように、将来到来する3個以上の案内期間G内における音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。
以上の構成により、個々の案内期間Gにおいて分散して音声コンテンツの再生期間を調整できる。従って、個々の案内期間Gにおける音声コンテンツの再生速度の調整量を小さくすることができるため、ユーザの違和感を軽減できる。そのため、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDが大きい場合でもユーザの違和感を軽減できる。従って、制御部20は、必ずしも予定時刻Eと目標時刻Mとの差分TDが閾値以下となるように再生計画を作成しなくてもよく、予定時刻Eと目標時刻Mとの差分TDが最小となるように再生計画を作成してもよい。さらに、制御部20は、予定時刻Eと目標時刻Mとの差分TDに拘わらず再生計画を作成してもよい。
さらに、調整モジュール21dの機能により制御部20は、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDが0になるように、次に到来する案内期間G内における音声コンテンツの再生速度を調整した場合の再生速度が予め決められた範囲外となる場合に、目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDが0になるように、将来到来する複数の案内期間G内における音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。例えば、制御部20は、1個の案内期間G1(長さTG1)において差分TDが0とする再生速度の倍率TG1/(TG1+TD)またはTG1/(TG1−TD)を算出し、倍率TG1/(TG1+TD)またはTG1/(TG1−TD)の基準速度(1倍)からのずれ量(絶対値)が予め決められた範囲(例えば0〜0.5)外となる場合に、将来到来する2個の案内期間G内における音声コンテンツの再生速度を上述した手法によって調整してもよい。さらに、2個の案内期間G内における音声コンテンツの再生速度の倍率の基準速度(1倍)からのずれ量が予め決められた範囲外となる場合に、将来到来する3個の案内期間G内における音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。すなわち、制御部20は、K個(Kは自然数)の案内期間G内における音声コンテンツの再生速度の倍率の基準速度(1倍)からのずれ量が予め決められた範囲外となる場合に、将来到来する(K+1)個の案内期間G内における音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。
これにより、次に到来する案内期間Gだけで再生速度を調整すると違和感を生じさせる可能性が大きい場合に、複数の案内期間Gにて分散して再生速度を調整することによりユーザの違和感を軽減できる。一方、次に到来する案内期間Gだけで再生速度を調整しても違和感を生じさせる可能性が小さい場合には、早期に目標時刻Mと予定時刻Eとの差分TDを0にしておくことができる。
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。移動予定経路取得部は、ユーザの移動予定経路を取得すればよく、ユーザが移動予定経路上を移動する移動手段(徒歩、自転車、自動二輪車、四輪車、公共交通機関等)は特に限定されないし、複数の移動手段を組み合わせてユーザが移動経路上を移動してもよい。音声コンテンツは移動予定経路上を移動するユーザが聴くことが可能な態様で再生されればよく、ユーザが乗る車両等の乗り物に搭載された再生装置にて再生されてもよいし、ユーザが携帯する携帯端末にて再生されてもよい。移動予定経路は、公知の経路探索手法によって予め探索された経路であってもよく、通信を介して外部の装置にて探索された経路であってもよい。
目標時刻取得部は、移動予定経路に基づいて目標時刻を取得すればよく、移動予定経路上の経由地や目的地の到着予定時刻を目標時刻として取得してもよい。また、目標時刻取得部は、予め決められた期間だけ到着予定時刻の前の時刻や、予め決められた期間だけ到着予定時刻の後の時刻を目標時刻として取得してもよい。すなわち、目的地に到着するしばらく前のタイミングで再生が終了するようにしてもよいし、目的地に到着したしばらく後のタイミングで再生が終了するようにしてもよい。到着予定時刻は、現況の交通情報や移動予定経路上におけるユーザの移動状態等に応じて動的に予想されてもよく、交通情報等の変化に応じて目標時刻が更新されてもよい。また、到着予定時刻は、移動予定経路の変更(リルート)があった場合に改めて予想されてもよい。予定時刻取得部は、音声コンテンツの再生が終了する予定の予定時刻を取得すればよく、これから再生する予定の音声コンテンツの再生時間を現在時刻に加算することにより予定時刻を取得してもよい。音声コンテンツとは、予め決められた再生期間において音楽や声等の音を、スピーカを介して出力するためのデータであればよい。音声コンテンツは、音を単独で再生するものであってもよいし、映像と同期して音を再生するものであってもよい。
調整部は、目標時刻と予定時刻との差分(絶対値)を小さくするように音声コンテンツの再生速度を調整すればよく、目標時刻よりも予定時刻が遅い場合、予定時刻が早くなるように音声コンテンツの再生速度を基準速度よりも早くすればよい。一方、目標時刻よりも予定時刻が早い場合、予定時刻が遅くなるように音声コンテンツの再生速度を基準速度よりも遅くすればよい。差分を小さくするとは、少なくとも差分を現在の差分より小さくすることであればく、差分を0とすることであってもよいし、差分を0近傍の閾値以下とすることであってもよい。基準速度とは、いわゆる1倍の再生速度であってもよく、ユーザが設定可能な速度であってもよい。また、音声コンテンツの再生が終了する予定時刻は、基準速度で音声コンテンツの再生を行った場合に再生が終了する時刻である。
案内期間とは、移動予定経路上をユーザが移動できるようにユーザを案内するための音声が出力される期間であり、例えば移動予定経路上の案内地点に対してユーザが所定距離以内に接近した場合に音声案内の出力が開始(案内期間が開始)されてもよい。案内地点とは、移動予定経路上においてユーザが設定した地点(経由地、目的地)であってもよいし、移動予定経路上における分岐地点であってもよいし、移動方向が所定角度以上大きくなる地点であってもよいし、ユーザに危険物等の注意喚起を行う注意喚起地点であってもよい。また、移動予定経路上の移動を開始してから予め決められた期間だけ経過した場合に音声案内の出力が開始(案内期間が開始)されてもよい。調整部は、音声案内が行われる案内期間の長さを取得し、当該案内期間の長さに基づいて再生速度を調整してもよい。むろん、調整部は、案内期間の長さに拘わらず再生速度を調整してもよい。例えば、予定時刻を早める場合に、調整部は、基準速度よりも大きい固定の速度(例えば基準速度の1.2倍等)に再生速度を調整してもよい。また、予定時刻を遅める場合に、調整部は、基準速度よりも小さい固定の速度(例えば基準速度の0.8倍等)に再生速度を調整してもよい。また、調整部は、案内期間内のいずれかの期間において音声コンテンツの再生速度を調整すればよく、例えば案内期間のうち音声案内の音圧が閾値以上となる期間において音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。
また、調整部は、目標時刻と予定時刻との差分が0になるように、次に到来する案内期間内における音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。これにより、案内期間を経過するごとに、目標時刻と予定時刻との差分を0とすることができ、目標時刻と予定時刻との差分を小さく維持できる。なお、次に到来する案内期間内とは、次に到来する1個の案内期間を意味する。なお、差分を0とすることには、差分を0近傍の閾値(例えば0〜数十秒)以下とすることも含まれる。
さらに、調整部は、目標時刻と予定時刻との差分が0になるように、将来到来する複数の案内期間内における音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。これにより、個々の案内期間において分散して音声コンテンツの再生期間を調整できる。従って、個々の案内期間における音声コンテンツの再生速度の調整量を小さくすることができるため、ユーザの違和感を軽減できる。そのため、目標時刻と予定時刻との差分が大きい場合でもユーザの違和感を軽減できる。例えば、調整部は、将来到来する複数の案内期間内における音声コンテンツの再生速度が均一となるように、各案内期間内における音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。
また、調整部は、目標時刻と予定時刻との差分が0になるように、次に到来する案内期間内における音声コンテンツの再生速度を調整した場合の再生速度が予め決められた範囲外となる場合に、目標時刻と予定時刻との差分が0になるように、将来到来する複数の案内期間内における音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。これにより、次に到来する案内期間だけで再生速度を調整すると違和感を生じさせる可能性が大きい場合に、複数の案内期間にて分散して再生速度を調整することによりユーザの違和感を軽減できる。一方、次に到来する案内期間だけで再生速度を調整すると違和感を生じさせる可能性が小さい場合には、早期に目標時刻と予定時刻との差分を0にしておくことができる。
さらに、調整部は、予め決められた基準よりも現在時刻が目標時刻に近い時刻となった場合に、目標時刻と予定時刻との差分を小さくするように、案内期間内において音声コンテンツの再生速度を調整してもよい。ここで、目標時刻までの期間が大きいほど当該期間の間に不測の事象によって移動予定経路Rを予定どおりに移動できない可能性が大きくなるため、早めに行った調整が意味をなさない場合も有り得る。ある程度、目標時刻に近づいたタイミングで音声コンテンツの再生速度を調整することにより、無駄な調整が行われる可能性を低減できる。なお、目的地等の案内地点に対してユーザの現在位置が所定距離以内となった場合に、予め決められた基準よりも現在時刻が目標時刻に近い時刻となったと見なしてもよい。
さらに、案内期間内に音声コンテンツの再生速度を調整する手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のような音声再生制御システム、プログラム、方法は、単独の音声再生制御システムとして実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような音声再生制御システムを備えたナビゲーションシステムや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、音声再生制御システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…ナビゲーション装置、20…制御部、21…ナビゲーションプログラム、21a…移動予定経路取得モジュール、21b…目標時刻取得モジュール、21c…予定時刻取得モジュール、21d…調整モジュール、21e…経路案内モジュール、30…記録媒体、30a…地図情報、30b…経路情報、30c…音声コンテンツデータ、30d…音声案内データ、40…位置センサ、41…タッチパネルディスプレイ、42…スピーカ、43…通信部、E…予定時刻、G…案内期間、M…目標時刻、N…現在位置、P1〜P3…案内地点、R…移動予定経路、W…案内交差点

Claims (7)

  1. ユーザの移動予定経路を取得する移動予定経路取得部と、
    前記移動予定経路に基づいて、音声コンテンツの再生を終了させる目標の時刻である目標時刻を取得する目標時刻取得部と、
    前記音声コンテンツの再生が終了する予定の時刻である予定時刻を取得する予定時刻取得部と、
    前記移動予定経路についての音声案内が行われる案内期間内において、前記目標時刻と前記予定時刻との差分を小さくするように前記音声コンテンツの再生速度を調整する調整部と、
    を備える音声再生制御システム。
  2. 前記調整部は、前記目標時刻と前記予定時刻との差分が0になるように、次に到来する前記案内期間内における前記音声コンテンツの再生速度を調整する、
    請求項1に記載の音声再生制御システム。
  3. 前記調整部は、前記目標時刻と前記予定時刻との差分が0になるように、将来到来する複数の前記案内期間内における前記音声コンテンツの再生速度を調整する、
    請求項1に記載の音声再生制御システム。
  4. 前記調整部は、
    前記目標時刻と前記目標時刻との差分が0になるように、次に到来する前記案内期間内における前記音声コンテンツの再生速度を調整した場合の再生速度が予め決められた範囲外となる場合に、
    前記目標時刻と前記目標時刻との差分が0になるように、将来到来する複数の前記案内期間内における前記音声コンテンツの再生速度を調整する、
    請求項1に記載の音声再生制御システム。
  5. 前記調整部は、予め決められた基準よりも現在時刻が前記目標時刻に近い時刻となった場合に、前記目標時刻と前記予定時刻との差分を小さくするように、前記案内期間内において前記音声コンテンツの再生速度を調整する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の音声再生制御システム。
  6. ユーザの移動予定経路を取得する移動予定経路取得工程と、
    前記移動予定経路に基づいて、音声コンテンツの再生を終了させる目標の時刻である目標時刻を取得する目標時刻取得工程と、
    前記音声コンテンツの再生が終了する予定の時刻である予定時刻を取得する予定時刻取得工程と、
    前記移動予定経路についての音声案内が行われる案内期間内において、前記目標時刻と前記予定時刻との差分を小さくするように前記音声コンテンツの再生速度を調整する調整工程と、
    を含む音声再生制御方法。
  7. ユーザの移動予定経路を取得する移動予定経路取得機能と、
    前記移動予定経路に基づいて、音声コンテンツの再生を終了させる目標の時刻である目標時刻を取得する目標時刻取得機能と、
    前記音声コンテンツの再生が終了する予定の時刻である予定時刻を取得する予定時刻取得機能と、
    前記移動予定経路についての音声案内が行われる案内期間内において、前記目標時刻と前記予定時刻との差分を小さくするように前記音声コンテンツの再生速度を調整する調整機能と、
    をコンピュータに実現させる音声再生制御プログラム。
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