JPWO2009141853A1 - 曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置およびプログラム - Google Patents
曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
できるだけ音楽鑑賞を妨げることなく、正確な音声案内を行うことができる音声出力装置等を提供することを課題とする。本発明の音声出力装置1は、1以上の曲を再生するオーディオプレーヤ機能と、予め定められた伝達時刻および伝達情報で音声案内を行うカーナビゲーション機能とを有し、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、また曲間が無理な場合はサビの部分を避けて音声案内を行うように、曲の再生順序および/または再生時間と、音声案内の伝達時刻および伝達情報と、の少なくとも一方を調整したタイムテーブル34を生成する。また、生成した当該タイムテーブル34にしたがって、曲の再生および音声案内を行う。
Description
本発明は、曲の再生と、音声案内とを並行して行う曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置およびプログラムに関する。
従来、カーナビゲーション機能とオーディオプレーヤ機能とを有し、曲の再生と、音声案内(道案内)とを並行して行うナビゲーションシステムが知られている(例えば、特許文献1)。このナビゲーションシステムは、音声案内の優先度を判別し、優先度が高い場合は、曲再生を中断して音声案内を挿入する。また、優先度が低い場合は、再生中の曲の終了を待って音声案内を挿入する。この構成により、ドライバーにとってそれ程重要でない音声案内を曲間に行うことができ、再生中の曲を必要以上に中断させることがない、といった効果を奏する。
特開2001−116581号公報
ところが、実際の用途を考慮すると、上記のナビゲーションシステムでは、殆どの音声案内が曲再生を中断して挿入されてしまう。例えば、カーナビゲーションでは、「300メートル先右折です。」、「まもなく右方向です。」、「右です。」など、実際に右折を行う前に複数回の音声案内が行われることが多い。上記のナビゲーションシステムでは、これらの音声案内は全て「優先度が高い」と判別されるため、曲再生が中断されてしまう。
また、上記のナビゲーションシステムは、優先度が低い音声案内の場合、再生中の曲の終了を待って音声案内を挿入するが、例えば「3キロ先右折です。」という音声案内で、再生中の曲の終了まで残り5分の場合、曲の終了を待っている間に5分間走行が続けられてしまうので、「3キロ先右折です。」という音声案内が行われても、実際には右折ポイントまで残り500mといったこともあり得る。つまり、優先度が低い音声案内の場合は、不正確な音声案内となる虞があり、実用的ではなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、できるだけ音楽鑑賞を妨げることなく、正確な音声案内を行うことができる曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の曲再生装置は、予め定められた伝達時刻に音声案内が行われている状況下で、1以上の曲を再生する曲再生手段と、曲再生手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することを特徴とする。
この構成によれば、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲(楽曲)の再生順序および/または再生時間を調整するため、音声案内が音楽鑑賞の妨げとなる可能性を低くすることができる。また、音声案内については、伝達時刻が変動しないため、不正確な(違和感のある)内容となることがない。
なお、「曲の再生順序を調整する」とは、曲A→曲B→曲Cの順序で再生されることが予定されている場合に、曲B→曲C→曲Aの順序で再生するなど、予め規定されている再生順序を変更することを指す。また、「曲間」とは、曲と曲との間を指す。
また、音声案内を行う手段は、曲再生装置内に設けても良いし、曲再生装置以外の外部装置内に設けても良い。後者の場合は、曲再生装置が外部装置から音声案内リストを予め取得し、当該音声案内リストに基づいて曲再生手段を制御しても良い。また、5分毎など定期的に音声案内が行われる場合は、タイマーによる計時にしたがって曲再生手段を制御しても良い。
なお、「曲の再生順序を調整する」とは、曲A→曲B→曲Cの順序で再生されることが予定されている場合に、曲B→曲C→曲Aの順序で再生するなど、予め規定されている再生順序を変更することを指す。また、「曲間」とは、曲と曲との間を指す。
また、音声案内を行う手段は、曲再生装置内に設けても良いし、曲再生装置以外の外部装置内に設けても良い。後者の場合は、曲再生装置が外部装置から音声案内リストを予め取得し、当該音声案内リストに基づいて曲再生手段を制御しても良い。また、5分毎など定期的に音声案内が行われる場合は、タイマーによる計時にしたがって曲再生手段を制御しても良い。
本発明の音声案内装置は、曲が再生されている状況下で、予め定められた伝達時刻および伝達情報で音声案内を行う音声案内手段と、音声案内手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、音声案内の伝達時刻および伝達情報を調整することを特徴とする。
この構成によれば、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、音声案内の伝達時刻および伝達情報を調整するため、音声案内が音楽鑑賞の妨げとなる可能性を低くすることができる。また、音声案内については、伝達時刻の調整と共にその伝達情報も調整するため、不正確な(違和感のある)内容となることがない。
なお、曲を再生する手段は、音声案内装置内に設けても良いし、音声案内装置以外の外部装置内に設けても良い。後者の場合は、音声案内装置が外部装置から曲のプレイリストを予め取得し、当該プレイリストに基づいて音声案内手段を制御しても良い。また、5分毎など定期的に曲が再生される場合は、タイマーによる計時にしたがって音声案内手段を制御しても良い。
なお、曲を再生する手段は、音声案内装置内に設けても良いし、音声案内装置以外の外部装置内に設けても良い。後者の場合は、音声案内装置が外部装置から曲のプレイリストを予め取得し、当該プレイリストに基づいて音声案内手段を制御しても良い。また、5分毎など定期的に曲が再生される場合は、タイマーによる計時にしたがって音声案内手段を制御しても良い。
本発明の音声出力装置は、1以上の曲を再生する曲再生手段と、予め定められた伝達時刻および伝達情報で音声案内を行う音声案内手段と、曲再生手段と、音声案内手段と、の少なくとも一方を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲の再生順序および/または再生時間と、音声案内の伝達時刻および伝達情報と、の少なくとも一方を調整することを特徴とする。
この構成によれば、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲再生手段および/または音声案内手段を制御するため、音声案内が音楽鑑賞の妨げとなる可能性を低くすることができる。また、音声案内については、伝達時刻を調整する場合その伝達情報も調整するため、不正確な(違和感のある)内容となることがない。
なお、曲を再生するためのコンテンツや、音声案内を行うためのコンテンツは、音声出力装置内に設けても良いし、外部装置内に設けても良い。後者の場合は、音声出力装置が外部装置から適宜コンテンツを取得して、曲の再生や音声案内を行うこととなる。
なお、曲を再生するためのコンテンツや、音声案内を行うためのコンテンツは、音声出力装置内に設けても良いし、外部装置内に設けても良い。後者の場合は、音声出力装置が外部装置から適宜コンテンツを取得して、曲の再生や音声案内を行うこととなる。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、曲の再生時間として、曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、曲の再生速度、のうち、少なくとも1つを調整することが好ましい。
この構成によれば、曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、曲の再生速度(曲長)により、曲の再生時間を調整することができる。
なお、「曲の再生速度」については、曲のピッチ(音の高さ)をが変化させずにしない範囲で、調整することが好ましい。
なお、「曲の再生速度」については、曲のピッチ(音の高さ)をが変化させずにしない範囲で、調整することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、音声案内の伝達情報として、定められた伝達時刻と実際に音声案内を行ったタイミングとのずれ量を吸収するべく、時報案内における時刻案内情報および/または道案内における距離情報を調整することが好ましい。
この構成によれば、時報案内における時刻案内情報や道案内における距離情報により、音声案内の伝達情報を調整することができる。また、これらの調整は、定められた伝達時刻と実際に音声案内を行ったタイミング(調整後の伝達時刻)とのずれ量を吸収するための調整であるため、伝達時刻のずれに伴う伝達情報の違和感を無くすことができる。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、その内容に応じて重要度が設定されており、制御手段は、重要度が高い音声案内については、音声案内の伝達時刻および伝達情報の調整を禁止することが好ましい。
この構成によれば、音声案内の重要度に応じて、伝達時刻および伝達情報の調整を制限できる。例えば、道案内において、「右折です。」といった音声案内を行う場合、伝達時刻が10秒間でも遅ずれてしまうと意味が無い。この場合は、伝達情報を調整したとしても、「手前の交差点右折です。」など、道案内にふさわしくない表現となるため、伝達時刻および伝達情報が調整されないことが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、1以上の音声案内が行われる場合、各音声案内は、定められた伝達時刻に従って、音声案内順序が定められており、制御手段は、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更可能とすることが好ましい。
この構成によれば、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更できるため、曲中(1つの曲の、曲開始から曲終了までの間)に音声案内が行われる可能性をさらに低くすることができる。一方、重要度が高い音声案内については、音声案内順序を変更不可能とすることが好ましい。例えば、道案内が「3キロ先右折です。」、「まもなく右方向です。」の順に音声案内順序が定められている場合に、音声案内順序が逆になってしまうと、ドライバーが混乱を招いてしまう。このため、音声案内の内容(重要度)に応じて音声案内順序の変更を制限することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、伝達可能な時間範囲が設定されており、制御手段は、伝達可能な時間範囲内に伝達不可能な音声案内については、そのタイミングが曲の重要な部分と重ならないように重要部(サビの部分)とならないように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することが好ましい。
この構成によれば、音声案内は、伝達可能な時間範囲が設定されているため、極端に伝達情報が変化することを避けることができる。例えば、「3時です。」という時報を、曲間に行うために30分後先延ばしにした場合、「3時になりました。」と伝達情報を調整しても、音声案内自体があまり意味を持たなくなってしまう。このため、音声案内の内容(重要度)に応じて伝達可能な時間範囲が制限されることが好ましい。また、伝達可能な時間範囲を設定すると、その時間範囲内に音声案内を伝達できない可能性が生じるが、そのような場合でも曲の重要な部分部(所謂「サビの部分」など、印象的なの部分)と重ならないように曲の再生順序および/または再生時間を調整するため、音声案内が重要な部分サビの部分にかかることの不快感を和らげることができる。
なお、曲の重要な部分サビの部分か否かについては、予め曲のメタデータを取得しておいて判断しても良いし、曲の解析結果に基づいて判断しても良い。
なお、曲の重要な部分サビの部分か否かについては、予め曲のメタデータを取得しておいて判断しても良いし、曲の解析結果に基づいて判断しても良い。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、同一のグループIDが付与された1以上の音声案内要素から成り、音声案内手段は、同一のグループIDが付与された1以上の音声案内要素を、連続して出力することが好ましい。
この構成によれば、同一のグループIDが付与された1以上の音声案内要素を、連続して出力するため、他のグループIDが付与された音声案内要素が挿入されることがない。例えば、「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」という音声案内が、「まもなく」、「右方向です。」、「Aコンビニエンスが目印です。」という3つの音声案内要素から成る場合、これらの間に、「右です。」などの他の音声案内要素が挿入されると、意味が分からなくなってしまう。特に、音声案内順序を変更した場合に、このような問題が生じやすくなるため、グループIDの付与が重要となる。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記に記載の曲再生装置における各手段、上記に記載の音声案内装置における各手段、または上記に記載の音声出力装置における各手段として機能させるためのものであることを特徴とする。
このプログラムを用いることにより、できるだけ音楽鑑賞を妨げることなく、正確な音声案内を行うことができる曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置を実現することができる。
1…音声出力装置 11…カーナビ操作部 12…情報取得部 13…プレーヤ操作部 14…音声案内リスト生成部 15…プレイリスト生成部 16…タイムテーブル生成部 17…音声出力部 21…コンテンツメタデータデータベース 22…コンテンツデータベース 31…音声案内リスト 32…プレイリスト 33…コンテンツメタデータ …34…タイムテーブル
以下、本発明の一実施形態に係る曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置およびプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、カーナビゲーション機能(音声案内手段)とオーディオプレーヤ機能(曲再生手段)とを有し、曲の再生と、音声案内(道案内)とを並行して行う車載型の音声出力装置を例示する。
図1は、音声出力装置1の制御構成を示すブロック図である。同図に示すように、音声出力装置1は、カーナビ操作部11、情報取得部12、プレーヤ操作部13、音声案内リスト生成部14、プレイリスト生成部15、タイムテーブル生成部16、音声出力部17、コンテンツメタデータデータベース21(以下、「コンテンツメタデータDB」と記載する)およびコンテンツデータベース22(以下、「コンテンツDB」と記載する)を備えている。
コンテンツメタデータDB21は、曲のコンテンツや、音声案内として伝達する伝達情報のコンテンツに関連する情報をコンテンツメタデータ33(図4参照)として記憶するデータベースである。また、コンテンツDB22は、曲のコンテンツや伝達情報のコンテンツを記憶するデータベースである。
カーナビ操作部11は、ユーザ(ドライバー)が、経路・目的地設定や、その変更操作など、カーナビゲーション機能に関する各種操作を行うためのものである。したがって、特に図示しないが、音声出力装置1は、経路誘導を行うための制御プログラムや経路表示を行うためのディスプレイも備えている。情報取得部12は、GPS(Global Positioning System)情報(位置情報および時刻情報を含む)や、道路交通情報(渋滞情報や交通規制に関する情報を含む)などを取得する。
音声案内リスト生成部14は、カーナビ操作部11の操作結果、および情報取得部12が取得した情報に基づいて、音声案内(道案内、経路案内)を行うための音声案内リスト31(図2参照)を生成する。具体的には、目的地、音声出力装置1(これを搭載した車両)の現在位置、進行速度、現在時刻、道路状況(渋滞、工事中、順調など)等から、音声案内を行う伝達時刻とその内容(伝達情報)を決定し、音声案内リスト31を生成する。音声案内リスト31は、刻々と変化する状況に応じてリアルタイムに更新される。また、音声案内リスト31は、目的地までの全工程分を一度に生成するのではなく、現在位置から10kmの範囲など、所定の区間ごとに生成される。これにより、頻繁に行われる更新作業の負担を軽減することができる。また、音量を徐々に上げていく動作など途中で変更できない動作に影響を与える更新も制限できる。
プレーヤ操作部13は、ユーザが、プレイリストの選択や音量・音質調整など、オーディオプレーヤ機能に関する各種操作を行うためのものである。したがって、特に図示しないが、音声出力装置1は、各種音声処理を行うためのオーディオコントロールデバイスやスピーカも備えている。プレイリスト生成部15は、プレーヤ操作部13の操作結果に基づいて、曲(音楽)を再生するためのプレイリスト32(図3参照)を生成する。
タイムテーブル生成部16は、音声案内リスト生成部14で生成された音声案内リスト31と、プレイリスト生成部15で生成されたプレイリスト32と、に基づいて、実際に曲再生および音声案内を行うためのタイムテーブル34(図5参照)を生成する。タイムテーブル34は、できるだけ音声案内を行うタイミングが曲間となるように、また曲間が無理な場合は曲の重要な部分(以下、「サビの部分」と称する)サビの部分と重ならないように、曲の再生時間と、音声案内の伝達時刻および伝達情報と、が調整されたものである。なお、請求項における「制御手段」は、タイムテーブル生成部16によりその主要部が構成される。つまり、タイムテーブル生成部16により生成されたタイムテーブル34に基づいて、曲再生および音声案内を制御する制御装置(CPUなど,図示省略)が、請求項における「制御手段」に相当する。
タイムテーブル生成部16は、曲再生情報生成部16a、伝達時刻編集部16bおよび伝達情報編集部16cを有している。曲再生情報生成部16aは、音声案内リスト31、プレイリスト32およびコンテンツメタデータ33に基づいて、各曲の再生時間(再生開始時刻、再生終了時刻、伸縮度、短縮度など)を規定した曲再生情報を生成する。曲再生情報は、伝達時刻を変更できない音声案内(重要度の高い音声案内)が、曲のサビの部分にかからず、且つできるだけ曲間に入るように、各曲の再生時間が調整されたものである。再生時間の調整は、曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、曲の再生速度などの変更によって行われる。
伝達時刻編集部16bは、伝達時刻を変更できる音声案内の伝達時刻を編集するものである。なお、伝達時刻編集部16bも、音声案内ができるだけ曲間に入るように、各音声案内の伝達時刻を調整する。また、伝達情報編集部16cは、伝達時刻編集部16bによる伝達時刻の編集に伴って伝達情報を編集する。具体的な例については後述するが、伝達情報編集部16cは、伝達時刻編集部16bにより調整された伝達時刻のずれ量を吸収するために伝達情報を編集する。言い換えれば、伝達時刻編集部16bによる編集が行われなかった場合(伝達時刻を変更する必要が無かった場合)、伝達情報編集部16cによる編集は行われない。
音声出力部17は、タイムテーブル生成部16で生成されたタイムテーブル34に基づいて、曲の再生(音楽の出力)と、音声案内の伝達(伝達情報の出力)と、を行うものである。なお、音声出力部17は、上記のスピーカに音声を出力する。
次に、図2ないし図5を参照し、音声案内リスト31、プレイリスト32、コンテンツメタデータ33およびタイムテーブル34の具体例について説明する。図2は、音声案内リスト31の一例を示す図である。音声案内リスト31は、音声案内毎に、伝達可能範囲の「開始時刻」および「終了時刻」と、「重要度」と、「グループID」と、が関連付けられている。図2では、「3時です。」、「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」、「右です。」、「およそ3キロ先左方向です。」の4つの音声案内が例示されている。また、各音声案内は、1以上の伝達情報(音声案内要素)から成る。例えば、音声案内「3時です。」は、「3時」と、「です。」の2つの伝達情報から成る。各伝達情報には、「編集禁止」と、「コンテンツID」と、が関連付けられている。
項目「開始時刻」および「終了時刻」は、その音声案内を行い得る伝達可能範囲を示している。また、「重要度」は、音声案内の内容に応じて3段階に分類される。重要度0は、最も重要度が低く、音声案内順序を自由に調整可能な音声案内を指す。音声案内順序とは、各音声案内の伝達可能範囲を示す「開始時刻」または「終了時刻」に準じて定められた順序であり、図2の例では、1.「3時です。」、2.「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」、3.「右です。」、4.「およそ3キロ先左方向です。」が音声案内順序となる。つまり、重要度0の音声案内(「3時です。」)は、音声案内「まもなく右方向です。」や「およそ3キロ先左方向です。」の後に伝達されても良いことを意味する。また、重要度0の音声案内は、(伝達時刻の編集は可能ですが、伝達情報の編集は必ずしも可能ではありません。伝達情報編集の可否は項目「編集禁止」に記載されている内容によります)伝達時刻編集部16bおよび伝達情報編集部16cによる編集が可能である。音声案内リスト31でにおいては、伝達可能範囲の「開始時刻」に音声案内を行うものとして伝達情報が設定されている。但し、重要度0の音声案内であっても、伝達可能範囲が定められているため、伝達時刻の変更は当該伝達可能範囲に制限される。この制限により、曲間に音声案内を挿入できない場合は、以下に示す重要度2の音声案内と同様に、曲中に音声案内を挿入する。
また、重要度1は、重要度0より重要度が高く、音声案内順序を自由に調整することはできないが、伝達可能範囲に幅がある音声案内を指す。(この例では、たまたま伝達可能範囲は狭くなっているが必ずそうであるとは限らない。)但し、重要度1の音声案内は、重要度0の音声案内よりも伝達可能範囲が短くなっている。例えば、音声案内「およそ3キロ先左方向です。」は、伝達可能範囲が2分間であるから、この範囲であれば、伝達情報の調整も含めて伝達時刻の調整が可能である。なお、重要度1の音声案内も、伝達可能範囲における曲間に音声案内を挿入できない場合は、以下に示す重要度2の音声案内と同様に、曲中に音声案内を挿入する。
また、重要度2は、最も重要度が高く、音声案内順序を自由に調整することができず、且つ伝達可能範囲に幅がない音声案内を指す。つまり、重要度2の音声は、必ずその伝達時刻に音声案内が行われ、伝達時刻編集部16bおよび伝達情報編集部16cによる編集が不可能となっている。なお、重要度2の音声案内は、その前後で曲の音量をフェードアウト、フェードインする。これにより、音声案内を聞き取り易くすることができる。なお、音量をフェードアウト/フェードインするのではなく、重要度2の音声案内出力中は、曲の再生を一時停止して音声案内出力が終了したら再開する再開中断するようにしても良い。
項目「グループID」は、音声案内毎に設定されたものであり、音声案内を構成する1以上の伝達情報には、同一のグループIDが付与されている。この同一のグループIDが付与された1以上の伝達情報は、連続して出力される。これにより、他のグループIDが付与された伝達情報の挿入を禁止することができる。例えば、「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」という音声案内の間に、「3時です。」などの他のグループIDの伝達情報が挿入されると、意味が分からなくなってしまう。特に、重要度0の音声案内は、音声案内順序が変更可能であるため、グループIDの付与により、確実に上記の問題を解決することができる。
項目「編集禁止」は、編集可能な伝達情報であるか否かを示している。ここでは、「0」の場合、伝達情報編集部16cによる編集が可能であり、「1」の場合、伝達情報編集部16cによる編集が不可能であることを意味している。項目「コンテンツID」は、各伝達情報を識別するためのコードである。
続いて、図3を参照し、プレイリスト32について説明する。プレイリスト32は、曲のコンテンツ毎に、「曲順」と、「コンテンツID」と、「長さ」とを関連付けたものである。項目「曲順」は、曲を再生する順序を指し、本実施形態では、曲順の入れ替えは行わない(プレイリスト32の曲順にしたがって曲を再生する)ものとする。また、項目「コンテンツID」は、各曲を識別するためのコードであり、上記の伝達情報のコンテンツIDと重複を避けるため、桁数が異なっている。また、項目「長さ」は、曲長を秒単位で示したものである。なお、項目(「長さ」は、通常コンテンツメタデータに含まれるため、プレイリスト32から省略しても良い。あるので必ずしも必要でない)
続いて、図4を参照し、コンテンツメタデータ33について説明する。コンテンツメタデータ33は、各コンテンツ(曲または伝達情報)の、「コンテンツID」と、「種別」と、「長さ」とが関連付けられている。また、「種別」が「曲」のコンテンツについては、さらに「イントロ」と、「エンディング」と、「サビ開始」と、「サビ終了」と、が関連付けられている。項目「イントロ」および「エンディング」は、それぞれイントロの長さおよびエンディングの長さを秒単位で示したものである。また、項目「サビ開始」および「サビ終了」は、それぞれ曲の開始からサビの開始および終了までの時間を秒単位で示したものである。なお、「種別」が「曲」のコンテンツに関連付けられたこれらの項目は、曲のコンテンツがコンテンツDB22に記録(保存)されたときに、周知の音楽解析技術によって、抽出され、コンテンツメタデータDB21に書き込まれた情報である。また、「種別」が「曲」以外のコンテンツ(「時報」、「案内」、「距離」など)については、さらに「伝達情報」が関連付けられている。
続いて、図5を参照し、タイムテーブル34について説明する。タイムテーブル34は、時系列にしたがって動作対象となるコンテンツが並べられ、各コンテンツは、「時刻」と、「動作種別」と、「シフト量」と、「再生速度」と、「コンテンツID」と、が必要に応じて関連付けられている。また、伝達情報のコンテンツは、さらに「グループID」と、「伝達情報」と、が関連付けられている。
項目「時刻」は、そのコンテンツの動作が行われる時刻を示している。項目「動作種別」は、その動作の種別(動作内容)を示している。項目「シフト量」は、曲再生情報生成部16aにより生成された曲再生情報に基づく、曲の再生時間の変更量を示している。また、項目「再生速度」は、曲再生情報生成部16aにより生成された曲再生情報に基づく、曲の再生速度を示している。
項目「グループID」は、連続して出力されるコンテンツ(伝達情報)を示している。項目「コンテンツID」は、曲または伝達情報のコンテンツを識別するコードであり、項目「伝達情報」は、伝達情報のコンテンツの内容を示している。
ここで、図5に示したタイムテーブル34に基づく、一連の音声出力動作について説明する。なお、同図のタイムテーブル34は、図2ないし図4に示した音声案内リスト31、プレイリスト32およびコンテンツメタデータ33に基づいて生成されたものとする。まず、時刻「15:02:02」に、プレイリスト32中の曲順「3」の曲コンテンツ(コンテンツID「35680」)の再生が終了すると、時刻「15:02:04」に、音声案内「3時になりました。」を行う。この音声案内は、重要度0であり、伝達時刻および伝達情報の編集が可能であるため、伝達時刻の設定に伴って伝達情報が編集される。ここでは、伝達時刻が午後3時を過ぎているため、音声案内の一部に相当する伝達情報(時刻案内情報)「です。」が「なりました。」に編集されている。なお、元々「3時です。」の音声案内を、実際の伝達時刻に合わせて「3時2分です。」と編集することも可能である。
続いて、時刻「15:02:10」に、曲順「4」の曲コンテンツ(コンテンツID「12711」)の再生を開始するが、ここでは再生速度が1.24倍に設定されている。この再生速度の変更は、時刻「15:05:48」に、伝達時刻を変更できない重要度2の音声案内「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」および「右です。」を曲のサビの部分を避けて挿入するためである。なお、曲順「4」の曲コンテンツは、曲の長さが384秒であるため、再生速度の変更に伴い、曲の長さが約310秒に変更される。また、音声案内「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」は、約5秒の長さを要するが(図4参照)、これを挿入するために、時刻「15:05:46」に(伝達開始の2秒前)に曲の音量を徐々に下げ、時刻「15:05:55」に(伝達終了の2秒後)に曲の音量を徐々に上げる。
また、時刻「15:06:01」には、同じく伝達時刻を変更できない重要度2の音声案内「右です。」(長さ:1.5秒)を挿入するため、時刻「15:05:59」に(伝達開始の2秒前)に曲の音量を徐々に下げ、時刻「15:06:05」に(伝達終了の2.5秒後)に曲の音量を徐々に上げる。その後、時刻「15:07:20」にコンテンツID「12711」の曲が、再生時間短縮により早め(再生開始から310秒後)に終了し、次の曲が始まるまでの間に、重要度1の音声案内「およそ2.5キロ先左方向です。」を挿入する。この音声案内は、時刻「15:07:21」に開始されるが、予定時刻「15:06:10」から少々遅れて伝達されているため、距離情報「3キロ先」が「2.5キロ先」に変更されている。続いて、曲順「5」の曲コンテンツ(コンテンツID「23455」)の再生を開始するが、伝達時刻を変更できない重要度2の音声案内が予定されているため(図示省略)、曲のイントロ部分を5秒短縮する。
このように、重要度の高い音声案内については、曲の再生時間を調整し、重要度の低い音声案内については、音声案内の伝達時刻および伝達情報を調整することで、できるだけ曲間に音声案内を行う。また、曲間に音声案内を行うことが無理な場合でも、曲のメタデータに基づいて再生時間を調整することで、曲のサビの部分を避けて音声案内を行うことができるようになっている。
次に、図6のフローチャートを参照し、タイムテーブル34を編集するまでの処理について説明する。音声出力装置1は、道路状況や進行速度に応じて、音声案内の伝達時刻の変更が必要と判定した場合は(S01:Yes)、音声案内リスト31を編集し(S02)、さらに当該音声案内リスト31の編集に伴って、タイムテーブル34を編集する(S03)。一方、ユーザの操作等により、プレイリストの変更が必要と判定した場合は(S04:Yes)、プレイリスト32を編集し(S05)、さらに当該プレイリスト32の編集に伴って、タイムテーブル34を編集する(S03)。つまり、音声案内リスト31またはタイムテーブル34の変更が必要となった場合、タイムテーブル34は随時更新される。
以上説明したとおり、本実施形態の音声出力装置1によれば、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲の再生時間や、音声案内の伝達時刻および伝達情報を調整するため、音声案内が音楽鑑賞の妨げとなることを防止することができる。また、音声案内については、伝達時刻の調整に伴ってその伝達情報も調整するため、不正確な内容となることがない。
なお、上記の実施形態では、曲再生情報生成部16aにおいて、曲の再生時間を規定した曲再生情報を生成するものとしたが、曲順についても規定できるようにしても良い。この場合、選択されたプレイリスト32の中で曲順を変更しても良いし、コンテンツDB22に存在する全ての曲コンテンツの中から、再生する曲とその順序を決定しても良い。後者の場合は、音声出力装置1の制御構成(図1参照)からプレイリスト生成部15を省略可能である。
また、上記の実施形態では、オーディオプレーヤ機能とカーナビゲーション機能とを有する車載型の音声出力装置1を例示したが、有線放送などのように、曲(音楽)を再生し続ける放送局において、時報や交通情報などを挿入する場合にも、本発明を適用可能である。この場合、時報や交通情報の長さ、およびその挿入タイミングが予め規定されており、本実施形態における音声案内リストを作成できることが前提となるが、当該音声案内リストと、曲のプレイリストとに基づいて番組編成を示すタイムテーブルを生成することが可能である。また、地震速報などの緊急速報は、重要度が高い音声案内として、曲間であるか否かに関わらず、緊急速報が入ったときに挿入されることが好ましい。その他、音声案内が行われている状況下で曲を再生する装置、または曲が再生されている状況下で、音声案内を行う装置であれば、その種類を問わず、本発明を適用可能である。
また、上記の実施形態では、音声出力装置1内にコンテンツDB22を備えた構成であるものとしたが、これらを省略しても良い。この場合、音声出力装置1は、コンテンツDB22を格納した外部装置から適宜コンテンツを取得して、曲の再生や音声案内を行うこととなる。
また、上記の実施形態では、音声出力装置1内に音声案内リスト生成部14と、プレイリスト生成部15とを備えた構成であるものとしたが、いずれか一方を省略しても良い。例えば、音声案内リスト生成部14、伝達時刻編集部16bおよび伝達情報編集部16cを省略し、音声案内の伝達時刻および伝達情報を調整することなく、曲の再生順序および/または再生時間の調整によって、音声案内をできるだけ曲間に挿入するようにしても良い。つまり、本実施形態の音声出力装置1を曲再生装置に適用しても良い。この場合、音声案内を行う外部装置から、音声案内リスト31を予め取得しておき、当該音声案内リスト31を利用してタイムテーブル34を生成しても良い。また、5分毎など定期的に音声案内が行われる場合は、音声出力装置1内のタイマー(図示省略)による計時にしたがってタイムテーブル34を生成しても良い。
また、プレイリスト生成部15および曲再生情報生成部16aを省略し、曲の再生順序および/または再生時間を調整することなく、音声案内の伝達時刻および伝達情報を調整することによって、音声案内をできるだけ曲間に挿入するようにしても良い。つまり、本実施形態の音声出力装置1を音声案内装置に適用しても良い。この場合、曲を再生する外部装置から、プレイリスト32を予め取得しておき、当該プレイリスト32を利用してタイムテーブル34を生成しても良い。また、5分毎など定期的に曲が再生される場合は、音声出力装置1内のタイマー(図示省略)による計時にしたがってタイムテーブル34を生成しても良い。
また、上記の実施形態に示した音声出力装置1における各部をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピュータを、音声出力装置1の各部として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
【0002】
。」という音声案内が行われても、実際には右折ポイントまで残り500mといったこともあり得る。つまり、優先度が低い音声案内の場合は、不正確な音声案内となる虞があり、実用的ではなかった。
[0005]
本発明は、上記の問題点に鑑み、できるだけ音楽鑑賞を妨げることなく、正確な音声案内を行うことができる曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置およびプログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006]
本発明の曲再生装置は、音声案内が行われている状況下で、1以上の曲を再生する曲再生手段と、曲再生手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することを特徴とする。
上記に記載の曲再生装置において、曲再生手段は、予め定められた伝達時刻に音声案内が行われている状況下で、1以上の曲を再生することが好ましい。
本発明の音声出力装置は、1以上の曲を再生する曲再生手段と、音声案内を行う音声案内手段と、曲再生手段と、音声案内手段と、の少なくとも一方を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲の再生順序および/または再生時間と、音声案内の伝達時刻および伝達情報と、の少なくとも一方を調整することを特徴とする。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内手段は、予め定められた伝達時刻および伝達情報で音声案内を行うことが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、曲の再生時間として、曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、曲の再生速度、のうち、少なくとも1つを調整することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、音声案内の伝達情報として、定められた伝達時刻と実際に音声案内を行ったタイミングとのずれ量を吸収するべく、時報案内における時刻案内情報および/または道案内における距離情報を調整することが好まししい。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、音声案内の伝達情報として、変動する伝達時刻に追従するべく、時報案内における時刻案内情報および/または道案内における距離情報を調整することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、その内容に応じて重要度が設定されており、制御手段は、重要度が高い音声案内については、音声案内の伝達時刻および伝達情報の調整を禁止することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更可能とすることが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、1以上の音声案内が行われる場合、各音声案内は、予め定められた伝達時刻に従って、音声案内順序が定められており、制御手段は、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更可能とすることが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、伝達可能な時間範囲が設定されており、制御手段は、伝達可能な時間範囲内に伝達不可能な音声案内については、そのタイミングが曲の重要な部分と重ならないように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、同一のグループIDが付与された1以上の音声案内要素から成り、音声案内手段は、同一のグループIDが付与された1以上の音声案内要素を、連続して出力することが好ましい。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記に記載の曲再生装置における各手段、または上記に記載の音声出力装置における各手段として機能させることを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明の曲再生装置は、予め定められた伝達時刻に音声案内が行われている状況下で、1以上の曲を再生する曲再生手段と、曲再生手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することを特徴とする。
[0007]
この構成によれば、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲(楽曲)の再生順序および/または再生時間を調整するため、音声案内が音楽鑑賞の妨げとなる可能性を低くすることができる。また、音声案内については、伝達時刻が変動しないため、不正確な(違和感のある)内容となることがない。
なお、「曲の再生順序を調整する」とは、曲A→曲B→曲Cの順序で再生されることが予定されている場合に、曲B→曲C→曲Aの順序で再生するなど、予め規定されている再生順序を変更することを指す。また、「曲間」とは、曲と曲との間を指す。
また、音声案内を行う手段は、曲再生装置内に設けても良いし、曲再生装置以外の外部装置内に設けても良い。後者の場合は、曲再生装置が外部装置から音声案内リストを予め取得し、当該音声案内リストに基づいて曲再生手段を制御しても良い。また、5分毎など定期的に音声案内が行われる場合は、タイマーによる計時にしたがって曲再生手段を制御しても良い。
[0008]
本発明の音声案内装置は、曲が再生されている状況下で、予め定められた伝達時刻および伝達情報で音声案内を行う音声案内手段と、音声案内手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲
。」という音声案内が行われても、実際には右折ポイントまで残り500mといったこともあり得る。つまり、優先度が低い音声案内の場合は、不正確な音声案内となる虞があり、実用的ではなかった。
[0005]
本発明は、上記の問題点に鑑み、できるだけ音楽鑑賞を妨げることなく、正確な音声案内を行うことができる曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置およびプログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0006]
本発明の曲再生装置は、音声案内が行われている状況下で、1以上の曲を再生する曲再生手段と、曲再生手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することを特徴とする。
上記に記載の曲再生装置において、曲再生手段は、予め定められた伝達時刻に音声案内が行われている状況下で、1以上の曲を再生することが好ましい。
本発明の音声出力装置は、1以上の曲を再生する曲再生手段と、音声案内を行う音声案内手段と、曲再生手段と、音声案内手段と、の少なくとも一方を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲の再生順序および/または再生時間と、音声案内の伝達時刻および伝達情報と、の少なくとも一方を調整することを特徴とする。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内手段は、予め定められた伝達時刻および伝達情報で音声案内を行うことが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、曲の再生時間として、曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、曲の再生速度、のうち、少なくとも1つを調整することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、音声案内の伝達情報として、定められた伝達時刻と実際に音声案内を行ったタイミングとのずれ量を吸収するべく、時報案内における時刻案内情報および/または道案内における距離情報を調整することが好まししい。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、音声案内の伝達情報として、変動する伝達時刻に追従するべく、時報案内における時刻案内情報および/または道案内における距離情報を調整することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、その内容に応じて重要度が設定されており、制御手段は、重要度が高い音声案内については、音声案内の伝達時刻および伝達情報の調整を禁止することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更可能とすることが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、1以上の音声案内が行われる場合、各音声案内は、予め定められた伝達時刻に従って、音声案内順序が定められており、制御手段は、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更可能とすることが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、伝達可能な時間範囲が設定されており、制御手段は、伝達可能な時間範囲内に伝達不可能な音声案内については、そのタイミングが曲の重要な部分と重ならないように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することが好ましい。
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、同一のグループIDが付与された1以上の音声案内要素から成り、音声案内手段は、同一のグループIDが付与された1以上の音声案内要素を、連続して出力することが好ましい。
本発明のプログラムは、コンピュータを、上記に記載の曲再生装置における各手段、または上記に記載の音声出力装置における各手段として機能させることを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明の曲再生装置は、予め定められた伝達時刻に音声案内が行われている状況下で、1以上の曲を再生する曲再生手段と、曲再生手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することを特徴とする。
[0007]
この構成によれば、音声案内を行うタイミングが曲間となるように、曲(楽曲)の再生順序および/または再生時間を調整するため、音声案内が音楽鑑賞の妨げとなる可能性を低くすることができる。また、音声案内については、伝達時刻が変動しないため、不正確な(違和感のある)内容となることがない。
なお、「曲の再生順序を調整する」とは、曲A→曲B→曲Cの順序で再生されることが予定されている場合に、曲B→曲C→曲Aの順序で再生するなど、予め規定されている再生順序を変更することを指す。また、「曲間」とは、曲と曲との間を指す。
また、音声案内を行う手段は、曲再生装置内に設けても良いし、曲再生装置以外の外部装置内に設けても良い。後者の場合は、曲再生装置が外部装置から音声案内リストを予め取得し、当該音声案内リストに基づいて曲再生手段を制御しても良い。また、5分毎など定期的に音声案内が行われる場合は、タイマーによる計時にしたがって曲再生手段を制御しても良い。
[0008]
本発明の音声案内装置は、曲が再生されている状況下で、予め定められた伝達時刻および伝達情報で音声案内を行う音声案内手段と、音声案内手段を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、音声案内を行うタイミングが曲
【0004】
曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、曲の再生速度、のうち、少なくとも1つを調整することが好ましい。
[0013]
この構成によれば、曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、曲の再生速度(曲長)により、曲の再生時間を調整することができる。
なお、「曲の再生速度」については、曲のピッチ(音の高さ)を変化させずに、調整することが好ましい。
[0014]
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、音声案内の伝達情報として、定められた伝達時刻と実際に音声案内を行ったタイミングとのずれ量を吸収するべく、時報案内における時刻案内情報および/または道案内における距離情報を調整することが好ましい。
[0015]
この構成によれば、時報案内における時刻案内情報や道案内における距離情報により、音声案内の伝達情報を調整することができる。また、これらの調整は、定められた伝達時刻と実際に音声案内を行ったタイミング(調整後の伝達時刻)とのずれ量を吸収するための調整であるため、伝達時刻のずれに伴う伝達情報の違和感を無くすことができる。
[0016]
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、その内容に応じて重要度が設定されており、制御手段は、重要度が高い音声案内については、音声案内の伝達時刻および伝達情報の調整を禁止することが好ましい。
[0017]
この構成によれば、音声案内の重要度に応じて、伝達時刻および伝達情報の調整を制限できる。例えば、道案内において、「右折です。」といった音声案内を行う場合、伝達時刻が10秒でも遅れてしまうと意味が無い。この場合は、伝達情報を調整したとしても、「手前の交差点右折です。」など、道案内にふさわしくない表現となるため、伝達時刻および伝達情報が調整されないことが好ましい。
[0018]
上記に記載の音声出力装置において、1以上の音声案内が行われる場合、各音声案内は、定められた伝達時刻に従って、音声案内順序が定められてお
曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、曲の再生速度、のうち、少なくとも1つを調整することが好ましい。
[0013]
この構成によれば、曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、曲の再生速度(曲長)により、曲の再生時間を調整することができる。
なお、「曲の再生速度」については、曲のピッチ(音の高さ)を変化させずに、調整することが好ましい。
[0014]
上記に記載の音声出力装置において、制御手段は、音声案内の伝達情報として、定められた伝達時刻と実際に音声案内を行ったタイミングとのずれ量を吸収するべく、時報案内における時刻案内情報および/または道案内における距離情報を調整することが好ましい。
[0015]
この構成によれば、時報案内における時刻案内情報や道案内における距離情報により、音声案内の伝達情報を調整することができる。また、これらの調整は、定められた伝達時刻と実際に音声案内を行ったタイミング(調整後の伝達時刻)とのずれ量を吸収するための調整であるため、伝達時刻のずれに伴う伝達情報の違和感を無くすことができる。
[0016]
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、その内容に応じて重要度が設定されており、制御手段は、重要度が高い音声案内については、音声案内の伝達時刻および伝達情報の調整を禁止することが好ましい。
[0017]
この構成によれば、音声案内の重要度に応じて、伝達時刻および伝達情報の調整を制限できる。例えば、道案内において、「右折です。」といった音声案内を行う場合、伝達時刻が10秒でも遅れてしまうと意味が無い。この場合は、伝達情報を調整したとしても、「手前の交差点右折です。」など、道案内にふさわしくない表現となるため、伝達時刻および伝達情報が調整されないことが好ましい。
[0018]
上記に記載の音声出力装置において、1以上の音声案内が行われる場合、各音声案内は、定められた伝達時刻に従って、音声案内順序が定められてお
【0005】
り、制御手段は、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更可能とすることが好ましい。
[0019]
この構成によれば、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更できるため、曲中(1つの曲の、曲開始から曲終了までの間)に音声案内が行われる可能性をさらに低くすることができる。一方、重要度が高い音声案内については、音声案内順序を変更不可能とすることが好ましい。例えば、道案内が「3キロ先右折です。」、「まもなく右方向です。」の順に音声案内順序が定められている場合に、音声案内順序が逆になってしまうと、ドライバーが混乱を招いてしまう。このため、音声案内の内容(重要度)に応じて音声案内順序の変更を制限することが好ましい。
[0020]
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、伝達可能な時間範囲が設定されており、制御手段は、伝達可能な時間範囲内に伝達不可能な音声案内については、そのタイミングが曲の重要な部分と重ならないように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することが好ましい。
[0021]
この構成によれば、音声案内は、伝達可能な時間範囲が設定されているため、極端に伝達情報が変化することを避けることができる。例えば、「3時です。」という時報を、曲間に行うために30分後先延ばしにした場合、「3時になりました。」と伝達情報を調整しても、音声案内自体があまり意味を持たなくなってしまう。このため、音声案内の内容(重要度)に応じて伝達可能な時間範囲が制限されることが好ましい。また、伝達可能な時間範囲を設定すると、その時間範囲内に音声案内を伝達できない可能性が生じるが、そのような場合でも曲の重要な部分(所謂「サビの部分」など、印象的な部分)と重ならないように曲の再生順序および/または再生時間を調整するため、音声案内が重要な部分にかかることの不快感を和らげることができる。
なお、曲の重要な部分か否かについては、予め曲のメタデータを取得しておいて判断しても良いし、曲の解析結果に基づいて判断しても良
り、制御手段は、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更可能とすることが好ましい。
[0019]
この構成によれば、重要度が低い音声案内については、音声案内順序を変更できるため、曲中(1つの曲の、曲開始から曲終了までの間)に音声案内が行われる可能性をさらに低くすることができる。一方、重要度が高い音声案内については、音声案内順序を変更不可能とすることが好ましい。例えば、道案内が「3キロ先右折です。」、「まもなく右方向です。」の順に音声案内順序が定められている場合に、音声案内順序が逆になってしまうと、ドライバーが混乱を招いてしまう。このため、音声案内の内容(重要度)に応じて音声案内順序の変更を制限することが好ましい。
[0020]
上記に記載の音声出力装置において、音声案内は、伝達可能な時間範囲が設定されており、制御手段は、伝達可能な時間範囲内に伝達不可能な音声案内については、そのタイミングが曲の重要な部分と重ならないように、曲の再生順序および/または再生時間を調整することが好ましい。
[0021]
この構成によれば、音声案内は、伝達可能な時間範囲が設定されているため、極端に伝達情報が変化することを避けることができる。例えば、「3時です。」という時報を、曲間に行うために30分後先延ばしにした場合、「3時になりました。」と伝達情報を調整しても、音声案内自体があまり意味を持たなくなってしまう。このため、音声案内の内容(重要度)に応じて伝達可能な時間範囲が制限されることが好ましい。また、伝達可能な時間範囲を設定すると、その時間範囲内に音声案内を伝達できない可能性が生じるが、そのような場合でも曲の重要な部分(所謂「サビの部分」など、印象的な部分)と重ならないように曲の再生順序および/または再生時間を調整するため、音声案内が重要な部分にかかることの不快感を和らげることができる。
なお、曲の重要な部分か否かについては、予め曲のメタデータを取得しておいて判断しても良いし、曲の解析結果に基づいて判断しても良
【0007】
符号の説明
[0027]
1…音声出力装置 11…カーナビ操作部 12…情報取得部 13…プレーヤ操作部 14…音声案内リスト生成部 15…プレイリスト生成部 16…タイムテーブル生成部 17…音声出力部 21…コンテンツメタデータデータベース 22…コンテンツデータベース 31…音声案内リスト 32…プレイリスト 33…コンテンツメタデータ 34…タイムテーブル
発明を実施するための最良の形態
[0028]
以下、本発明の一実施形態に係る曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置およびプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、カーナビゲーション機能(音声案内手段)とオーディオプレーヤ機能(曲再生手段)とを有し、曲の再生と、音声案内(道案内)とを並行して行う車載型の音声出力装置を例示する。
[0029]
図1は、音声出力装置1の制御構成を示すブロック図である。同図に示すように、音声出力装置1は、カーナビ操作部11、情報取得部12、プレーヤ操作部13、音声案内リスト生成部14、プレイリスト生成部15、タイムテーブル生成部16、音声出力部17、コンテンツメタデータデータベース21(以下、「コンテンツメタデータDB」と記載する)およびコンテンツデータベース22(以下、「コンテンツDB」と記載する)を備えている。
[0030]
コンテンツメタデータDB21は、曲のコンテンツや、音声案内として伝達する伝達情報のコンテンツに関連する情報をコンテンツメタデータ33(図4参照)として記憶するデータベースである。また、コンテンツDB22は、曲のコンテンツや伝達情報のコンテンツを記憶するデータベースである。
[0031]
カーナビ操作部11は、ユーザ(ドライバー)が、経路・目的地設定や、その変更操作など、カーナビゲーション機能に関する各種操作を行うためのものである。したがって、特に図示しないが、音声出力装置1は、経路誘導
符号の説明
[0027]
1…音声出力装置 11…カーナビ操作部 12…情報取得部 13…プレーヤ操作部 14…音声案内リスト生成部 15…プレイリスト生成部 16…タイムテーブル生成部 17…音声出力部 21…コンテンツメタデータデータベース 22…コンテンツデータベース 31…音声案内リスト 32…プレイリスト 33…コンテンツメタデータ 34…タイムテーブル
発明を実施するための最良の形態
[0028]
以下、本発明の一実施形態に係る曲再生装置、音声案内装置、音声出力装置およびプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、カーナビゲーション機能(音声案内手段)とオーディオプレーヤ機能(曲再生手段)とを有し、曲の再生と、音声案内(道案内)とを並行して行う車載型の音声出力装置を例示する。
[0029]
図1は、音声出力装置1の制御構成を示すブロック図である。同図に示すように、音声出力装置1は、カーナビ操作部11、情報取得部12、プレーヤ操作部13、音声案内リスト生成部14、プレイリスト生成部15、タイムテーブル生成部16、音声出力部17、コンテンツメタデータデータベース21(以下、「コンテンツメタデータDB」と記載する)およびコンテンツデータベース22(以下、「コンテンツDB」と記載する)を備えている。
[0030]
コンテンツメタデータDB21は、曲のコンテンツや、音声案内として伝達する伝達情報のコンテンツに関連する情報をコンテンツメタデータ33(図4参照)として記憶するデータベースである。また、コンテンツDB22は、曲のコンテンツや伝達情報のコンテンツを記憶するデータベースである。
[0031]
カーナビ操作部11は、ユーザ(ドライバー)が、経路・目的地設定や、その変更操作など、カーナビゲーション機能に関する各種操作を行うためのものである。したがって、特に図示しないが、音声出力装置1は、経路誘導
【0008】
を行うための制御プログラムや経路表示を行うためのディスプレイも備えている。情報取得部12は、GPS(Global Positioning System)情報(位置情報および時刻情報を含む)や、道路交通情報(渋滞情報や交通規制に関する情報を含む)などを取得する。
[0032]
音声案内リスト生成部14は、カーナビ操作部11の操作結果、および情報取得部12が取得した情報に基づいて、音声案内(道案内、経路案内)を行うための音声案内リスト31(図2参照)を生成する。具体的には、目的地、音声出力装置1(これを搭載した車両)の現在位置、進行速度、現在時刻、道路状況(渋滞、工事中、順調など)等から、音声案内を行う伝達時刻とその内容(伝達情報)を決定し、音声案内リスト31を生成する。音声案内リスト31は、刻々と変化する状況に応じてリアルタイムに更新される。また、音声案内リスト31は、目的地までの全工程分を一度に生成するのではなく、現在位置から10kmの範囲など、所定の区間ごとに生成される。これにより、頻繁に行われる更新作業の負担を軽減することができる。また、音量を徐々に上げていく動作など途中で変更できない動作に影響を与える更新も制限できる。
[0033]
プレーヤ操作部13は、ユーザが、プレイリストの選択や音量・音質調整など、オーディオプレーヤ機能に関する各種操作を行うためのものである。したがって、特に図示しないが、音声出力装置1は、各種音声処理を行うためのオーディオコントロールデバイスやスピーカも備えている。プレイリスト生成部15は、プレーヤ操作部13の操作結果に基づいて、曲(音楽)を再生するためのプレイリスト32(図3参照)を生成する。
[0034]
タイムテーブル生成部16は、音声案内リスト生成部14で生成された音声案内リスト31と、プレイリスト生成部15で生成されたプレイリスト32と、に基づいて、実際に曲再生および音声案内を行うためのタイムテーブル34(図5参照)を生成する。タイムテーブル34は、できるだけ音声案内を行うタイミングが曲間となるように、また曲間が無理な場合は曲の重要な部分(以下、「サビの部分」と称する)と重ならないように、
を行うための制御プログラムや経路表示を行うためのディスプレイも備えている。情報取得部12は、GPS(Global Positioning System)情報(位置情報および時刻情報を含む)や、道路交通情報(渋滞情報や交通規制に関する情報を含む)などを取得する。
[0032]
音声案内リスト生成部14は、カーナビ操作部11の操作結果、および情報取得部12が取得した情報に基づいて、音声案内(道案内、経路案内)を行うための音声案内リスト31(図2参照)を生成する。具体的には、目的地、音声出力装置1(これを搭載した車両)の現在位置、進行速度、現在時刻、道路状況(渋滞、工事中、順調など)等から、音声案内を行う伝達時刻とその内容(伝達情報)を決定し、音声案内リスト31を生成する。音声案内リスト31は、刻々と変化する状況に応じてリアルタイムに更新される。また、音声案内リスト31は、目的地までの全工程分を一度に生成するのではなく、現在位置から10kmの範囲など、所定の区間ごとに生成される。これにより、頻繁に行われる更新作業の負担を軽減することができる。また、音量を徐々に上げていく動作など途中で変更できない動作に影響を与える更新も制限できる。
[0033]
プレーヤ操作部13は、ユーザが、プレイリストの選択や音量・音質調整など、オーディオプレーヤ機能に関する各種操作を行うためのものである。したがって、特に図示しないが、音声出力装置1は、各種音声処理を行うためのオーディオコントロールデバイスやスピーカも備えている。プレイリスト生成部15は、プレーヤ操作部13の操作結果に基づいて、曲(音楽)を再生するためのプレイリスト32(図3参照)を生成する。
[0034]
タイムテーブル生成部16は、音声案内リスト生成部14で生成された音声案内リスト31と、プレイリスト生成部15で生成されたプレイリスト32と、に基づいて、実際に曲再生および音声案内を行うためのタイムテーブル34(図5参照)を生成する。タイムテーブル34は、できるだけ音声案内を行うタイミングが曲間となるように、また曲間が無理な場合は曲の重要な部分(以下、「サビの部分」と称する)と重ならないように、
【0010】
に音声を出力する。
[0038]
次に、図2ないし図5を参照し、音声案内リスト31、プレイリスト32、コンテンツメタデータ33およびタイムテーブル34の具体例について説明する。図2は、音声案内リスト31の一例を示す図である。音声案内リスト31は、音声案内毎に、伝達可能範囲の「開始時刻」および「終了時刻」と、「重要度」と、「グループID」と、が関連付けられている。図2では、「3時です。」、「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」、「右です。」、「およそ3キロ先左方向です。」の4つの音声案内が例示されている。また、各音声案内は、1以上の伝達情報(音声案内要素)から成る。例えば、音声案内「3時です。」は、「3時」と、「です。」の2つの伝達情報から成る。各伝達情報には、「編集禁止」と、「コンテンツID」と、が関連付けられている。
[0039]
項目「開始時刻」および「終了時刻」は、その音声案内を行い得る伝達可能範囲を示している。また、「重要度」は、音声案内の内容に応じて3段階に分類される。重要度0は、最も重要度が低く、音声案内順序を自由に調整可能な音声案内を指す。音声案内順序とは、各音声案内の伝達可能範囲を示す「開始時刻」または「終了時刻」に準じて定められた順序であり、図2の例では、1.「3時です。」、2.「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」、3.「右です。」、4.「およそ3キロ先左方向です。」が音声案内順序となる。つまり、重要度0の音声案内(「3時です。」)は、音声案内「まもなく右方向です。」や「およそ3キロ先左方向です。」の後に伝達されても良いことを意味する。また、重要度0の音声案内は、音声案内リスト31において、伝達可能範囲の「開始時刻」に音声案内を行うものとして伝達情報が設定されている。但し、重要度0の音声案内であっても、伝達可能範囲が定められているため、伝達時刻の変更は当
に音声を出力する。
[0038]
次に、図2ないし図5を参照し、音声案内リスト31、プレイリスト32、コンテンツメタデータ33およびタイムテーブル34の具体例について説明する。図2は、音声案内リスト31の一例を示す図である。音声案内リスト31は、音声案内毎に、伝達可能範囲の「開始時刻」および「終了時刻」と、「重要度」と、「グループID」と、が関連付けられている。図2では、「3時です。」、「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」、「右です。」、「およそ3キロ先左方向です。」の4つの音声案内が例示されている。また、各音声案内は、1以上の伝達情報(音声案内要素)から成る。例えば、音声案内「3時です。」は、「3時」と、「です。」の2つの伝達情報から成る。各伝達情報には、「編集禁止」と、「コンテンツID」と、が関連付けられている。
[0039]
項目「開始時刻」および「終了時刻」は、その音声案内を行い得る伝達可能範囲を示している。また、「重要度」は、音声案内の内容に応じて3段階に分類される。重要度0は、最も重要度が低く、音声案内順序を自由に調整可能な音声案内を指す。音声案内順序とは、各音声案内の伝達可能範囲を示す「開始時刻」または「終了時刻」に準じて定められた順序であり、図2の例では、1.「3時です。」、2.「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」、3.「右です。」、4.「およそ3キロ先左方向です。」が音声案内順序となる。つまり、重要度0の音声案内(「3時です。」)は、音声案内「まもなく右方向です。」や「およそ3キロ先左方向です。」の後に伝達されても良いことを意味する。また、重要度0の音声案内は、音声案内リスト31において、伝達可能範囲の「開始時刻」に音声案内を行うものとして伝達情報が設定されている。但し、重要度0の音声案内であっても、伝達可能範囲が定められているため、伝達時刻の変更は当
【0011】
該伝達可能範囲に制限される。この制限により、曲間に音声案内を挿入できない場合は、以下に示す重要度2の音声案内と同様に、曲中に音声案内を挿入する。
[0040]
また、重要度1は、重要度0より重要度が高く、音声案内順序を自由に調整することはできないが、伝達可能範囲に幅がある音声案内を指す。例えば、音声案内「およそ3キロ先左方向です。」は、伝達可能範囲が2分間であるから、この範囲であれば、伝達情報の調整も含めて伝達時刻の調整が可能である。なお、重要度1の音声案内も、伝達可能範囲における曲間に音声案内を挿入できない場合は、以下に示す重要度2の音声案内と同様に、曲中に音声案内を挿入する。
[0041]
また、重要度2は、最も重要度が高く、音声案内順序を自由に調整することができず、且つ伝達可能範囲に幅がない音声案内を指す。つまり、重要度2の音声は、必ずその伝達時刻に音声案内が行われ、伝達時刻編集部16bおよび伝達情報編集部16cによる編集が不可能となっている。なお、重要度2の音声案内は、その前後で曲の音量をフェードアウト、フェードインする。これにより、音声案内を聞き取り易くすることができる。なお、音量をフェードアウト/フェードインするのではなく、重要度2の音声案内出力中は、曲の再生を一時停止して音声案内出力が終了したら再開するようにしても良い。
[0042]
項目「グループID」は、音声案内毎に設定されたちのであり、音声案内を構成する1以上の伝達情報には、同一のグループIDが付与されている。この同一のグループIDが付与された1以上の伝達情報は、連続して出力される。これにより、他のグループIDが付与された伝達情報の挿入を禁止することができる。例えば、「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」という音声案内の間に、「3時です。」などの他のグループIDの伝達情報が挿入されると、意味が分からなくなってしまう。特に、重要度0
該伝達可能範囲に制限される。この制限により、曲間に音声案内を挿入できない場合は、以下に示す重要度2の音声案内と同様に、曲中に音声案内を挿入する。
[0040]
また、重要度1は、重要度0より重要度が高く、音声案内順序を自由に調整することはできないが、伝達可能範囲に幅がある音声案内を指す。例えば、音声案内「およそ3キロ先左方向です。」は、伝達可能範囲が2分間であるから、この範囲であれば、伝達情報の調整も含めて伝達時刻の調整が可能である。なお、重要度1の音声案内も、伝達可能範囲における曲間に音声案内を挿入できない場合は、以下に示す重要度2の音声案内と同様に、曲中に音声案内を挿入する。
[0041]
また、重要度2は、最も重要度が高く、音声案内順序を自由に調整することができず、且つ伝達可能範囲に幅がない音声案内を指す。つまり、重要度2の音声は、必ずその伝達時刻に音声案内が行われ、伝達時刻編集部16bおよび伝達情報編集部16cによる編集が不可能となっている。なお、重要度2の音声案内は、その前後で曲の音量をフェードアウト、フェードインする。これにより、音声案内を聞き取り易くすることができる。なお、音量をフェードアウト/フェードインするのではなく、重要度2の音声案内出力中は、曲の再生を一時停止して音声案内出力が終了したら再開するようにしても良い。
[0042]
項目「グループID」は、音声案内毎に設定されたちのであり、音声案内を構成する1以上の伝達情報には、同一のグループIDが付与されている。この同一のグループIDが付与された1以上の伝達情報は、連続して出力される。これにより、他のグループIDが付与された伝達情報の挿入を禁止することができる。例えば、「まもなく右方向です。Aコンビニエンスが目印です。」という音声案内の間に、「3時です。」などの他のグループIDの伝達情報が挿入されると、意味が分からなくなってしまう。特に、重要度0
【0012】
の音声案内は、音声案内順序が変更可能であるため、グループIDの付与により、確実に上記の問題を解決することができる。
[0043]
項目「編集禁止」は、編集可能な伝達情報であるか否かを示している。ここでは、「0」の場合、伝達情報編集部16cによる編集が可能であり、「1」の場合、伝達情報編集部16cによる編集が不可能であることを意味している。項目「コンテンツID」は、各伝達情報を識別するためのコードである。
[0044]
続いて、図3を参照し、プレイリスト32について説明する。プレイリスト32は、曲のコンテンツ毎に、「曲順」と、「コンテンツID」と、「長さ」とを関連付けたものである。項目「曲順」は、曲を再生する順序を指し、本実施形態では、曲順の入れ替えは行わない(プレイリスト32の曲順にしたがって曲を再生する)ものとする。また、項目「コンテンツID」は、各曲を識別するためのコードであり、上記の伝達情報のコンテンツIDと重複を避けるため、桁数が異なっている。また、項目「長さ」は、曲長を秒単位で示したものである。なお、項目「長さ」は、通常コンテンツメタデータに含まれるため、プレイリスト32から省略しても良い。
[0045]
続いて、図4を参照し、コンテンツメタデータ33について説明する。コンテンツメタデータ33は、各コンテンツ(曲または伝達情報)の、「コンテンツID」と、「種別」と、「長さ」とが関連付けられている。また、「種別」が「曲」のコンテンツについては、さらに「イントロ」と、「エンディング」と、「サビ開始」と、「サビ終了」と、が関連付けられている。項目「イントロ」および「エンディング」は、それぞれイントロの長さおよびエンディングの長さを秒単位で示したものである。また、項目「サビ開始」および「サビ終了」は、それぞれ曲の開始からサビの開始および終了までの時間を秒単位で示したもである。なお、「種別」が「曲」のコンテンツに関連付けられたこれらの項目は、曲のコンテンツがコンテンツDB22に記録(保存)されたときに、周知の音楽解析技術によって、抽出され、コンテ
の音声案内は、音声案内順序が変更可能であるため、グループIDの付与により、確実に上記の問題を解決することができる。
[0043]
項目「編集禁止」は、編集可能な伝達情報であるか否かを示している。ここでは、「0」の場合、伝達情報編集部16cによる編集が可能であり、「1」の場合、伝達情報編集部16cによる編集が不可能であることを意味している。項目「コンテンツID」は、各伝達情報を識別するためのコードである。
[0044]
続いて、図3を参照し、プレイリスト32について説明する。プレイリスト32は、曲のコンテンツ毎に、「曲順」と、「コンテンツID」と、「長さ」とを関連付けたものである。項目「曲順」は、曲を再生する順序を指し、本実施形態では、曲順の入れ替えは行わない(プレイリスト32の曲順にしたがって曲を再生する)ものとする。また、項目「コンテンツID」は、各曲を識別するためのコードであり、上記の伝達情報のコンテンツIDと重複を避けるため、桁数が異なっている。また、項目「長さ」は、曲長を秒単位で示したものである。なお、項目「長さ」は、通常コンテンツメタデータに含まれるため、プレイリスト32から省略しても良い。
[0045]
続いて、図4を参照し、コンテンツメタデータ33について説明する。コンテンツメタデータ33は、各コンテンツ(曲または伝達情報)の、「コンテンツID」と、「種別」と、「長さ」とが関連付けられている。また、「種別」が「曲」のコンテンツについては、さらに「イントロ」と、「エンディング」と、「サビ開始」と、「サビ終了」と、が関連付けられている。項目「イントロ」および「エンディング」は、それぞれイントロの長さおよびエンディングの長さを秒単位で示したものである。また、項目「サビ開始」および「サビ終了」は、それぞれ曲の開始からサビの開始および終了までの時間を秒単位で示したもである。なお、「種別」が「曲」のコンテンツに関連付けられたこれらの項目は、曲のコンテンツがコンテンツDB22に記録(保存)されたときに、周知の音楽解析技術によって、抽出され、コンテ
Claims (10)
- 予め定められた伝達時刻に音声案内が行われている状況下で、1以上の曲を再生する曲再生手段と、
前記曲再生手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記音声案内を行うタイミングが曲間となるように、前記曲の再生順序および/または再生時間を調整することを特徴とする曲再生装置。 - 曲が再生されている状況下で、予め定められた伝達時刻および伝達情報で音声案内を行う音声案内手段と、
前記音声案内手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記音声案内を行うタイミングが曲間となるように、前記音声案内の伝達時刻および伝達情報を調整することを特徴とする音声案内装置。 - 1以上の曲を再生する曲再生手段と、
予め定められた伝達時刻および伝達情報で音声案内を行う音声案内手段と、
前記曲再生手段と、前記音声案内手段と、の少なくとも一方を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記音声案内を行うタイミングが曲間となるように、前記曲の再生順序および/または再生時間と、前記音声案内の伝達時刻および伝達情報と、の少なくとも一方を調整することを特徴とする音声出力装置。 - 前記制御手段は、前記曲の再生時間として、前記曲のイントロおよび/またはエンディングの短縮量、曲間におけるクロスフェード時間、前記曲の再生速度、のうち、少なくとも1つを調整することを特徴とする請求項3に記載の音声出力装置。
- 前記制御手段は、前記音声案内の伝達情報として、前記定められた伝達時刻と実際に音声案内を行ったタイミングとのずれ量を吸収するべく、時報案内における時刻案内情報および/または道案内における距離情報を調整することを特徴とする請求項3に記載の音声出力装置。
- 前記音声案内は、その内容に応じて重要度が設定されており、
前記制御手段は、重要度が高い音声案内については、前記音声案内の伝達時刻および伝達情報の調整を禁止することを特徴とする請求項3に記載の音声出力装置。 - 1以上の前記音声案内が行われる場合、各音声案内は、前記定められた伝達時刻に従って、音声案内順序が定められており、
前記制御手段は、重要度が低い音声案内については、前記音声案内順序を変更可能とすることを特徴とする請求項6に記載の音声出力装置。 - 前記音声案内は、伝達可能な時間範囲が設定されており、
前記制御手段は、前記伝達可能な時間範囲内に伝達不可能な音声案内については、そのタイミングが前記曲のサビの部分とならないように重要な部分と重ならないように、前記曲の再生順序および/または再生時間を調整することを特徴とする請求項3に記載の音声出力装置。 - 前記音声案内は、同一のグループIDが付与された1以上の音声案内要素から成り、
前記音声案内手段は、前記同一のグループIDが付与された1以上の音声案内要素を、連続して出力することを特徴とする請求項3に記載の音声出力装置。 - コンピュータを、請求項1に記載の曲再生装置における各手段、請求項2に記載の音声案内装置における各手段、または請求項3に記載の音声出力装置における各手段として機能させるためのプログラム。
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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