JP2005135519A - 音楽再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】HDDなどの大容量記憶装置に記憶された数多くの楽曲の中から、操作の煩わ
しさ無しにユーザーの所望する楽曲を選択し、再生するための音楽再生装置を提供するこ
と。
【解決手段】HDD25に楽曲に関する情報と対応づけて記憶された複数の楽曲の中か
らユーザーの所望する楽曲を選択し、再生するための音楽再生装置において、入力手段か
ら得られるユーザーの意思情報に基づいて、楽曲を選択するための選択条件Xを設定する
手段と、選択条件X、及び楽曲に関する情報に基づいて、HDD25に記憶された楽曲の
中から選択条件Xを満たす楽曲を選択する手段と、選曲数が所定曲数以下である場合、選
択された楽曲を再生する手段とを装備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は音楽再生装置に関し、より詳細には、HDD(Hard Disk Drive )などの大容
量記憶装置に記憶された数多くの楽曲の中からユーザーの所望する楽曲を選択し、再生す
るための音楽再生装置に関する。
車室内で聴く音楽は、ドライバーが快適に運転するためや、ドライブを楽しいものとす
るためにも、ドライバーや乗員の聴きたいもの、好きなものとすることが好ましい。そこ
で、ドライバーの嗜好に合致した音楽を提供するオーディオ装置などが提案されている。
例えば、下記の特許文献1には、ドライバーの嗜好を過去の聴いた実績に基づいて分析し
、その分析結果に基づいて、前記ドライバーの嗜好に合った音楽を選曲し、選曲した音楽
を前記ドライバーに提供するオーディオ装置について開示されている。
しかしながら、精度の高い嗜好の分析は非常に難しく、ドライバーの聴きたいものが正
しく選曲されないケースが多くなる可能性が高い。また、ドライバーの嗜好に合った音楽
を選曲する場合には、毎回同じ音楽が選択される可能性が高く、聴き飽きた音楽ばかりが
提供される可能性も高い。
また、聴きたい音楽というのはその時々の気分などで変化するものであり、今日は聴き
たいと思っていた曲が、明日には聴きたくなくなったり、その逆に、今日は聴きたくない
と思っていた曲が、明日には聴きたくなる場合もある。従って、聴きたい音楽というのは
ユーザーのその時々の気分などで選択されるのが好ましいと言える。
しかしながら、楽曲の選択をユーザーが全て行わなければならないのでは、操作が煩わ
しくなる。特に、最近ではHDDなどの大容量記憶装置が普及し、数多くの楽曲(例えば
、1000曲)に関するデータを記憶させておくことができるようになっているが、10
00曲もの楽曲の中から所望の楽曲を選択するのは決して容易なことではない。
例えば、最近ではHDD1に、図8に示したように、CD2−1〜2−nに収録されて
いる楽曲そのもののデータ(以降、楽曲データと記す)及びTOC(Table Of Contents
)情報(例えば、楽曲数や総演奏時間)が記憶され、さらにはCDに関する情報(例えば
、タイトル名や収録されている楽曲数、収録されている楽曲の総演奏時間、歌手名、各楽
曲の曲名・演奏時間)が記憶されている。
楽曲データやTOC情報については、CD2−1〜2−nからデータを読み出してHD
D1に記憶させれば良く、CDに関する情報については、これら情報を提供する機関3が
あるため、機関3から提供される情報を取得してHDD1に記憶させれば良い。なお、機
関3から提供されたCDに関する情報が、HDD1に記憶されているどの楽曲データに対
応したものであるのかは、収録されている楽曲数と総演奏時間から判断することができ、
例えば、第1番目に記憶されている、タイトル名が「大発明」であるCD(楽曲数16曲
、総演奏時間51分12秒)に関する情報は、第2番目に記憶されている楽曲データ(C
D2−2に収録されていた楽曲データ)に対応したものであると判断することができる。
特開2002−114107号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、HDDなどの大容量記憶装置に記憶さ
れた数多くの楽曲の中から、操作の煩わしさ無しにユーザーの所望する楽曲を選択し、再
生するための音楽再生装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る音楽再生装置(1)は、記憶手段に、楽曲に関
する情報と対応づけて記憶された複数の楽曲の中からユーザーの所望する楽曲を選択し、
再生するための音楽再生装置において、入力手段から得られるユーザーの意思情報に基づ
いて、楽曲を選択するための第1の選択条件を設定する第1の選択条件設定手段と、該第
1の選択条件設定手段により設定された前記第1の選択条件、及び楽曲に関する情報に基
づいて、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から前記第1の選択条件を満たす楽曲を選択
する第1の楽曲選択手段と、該第1の楽曲選択手段により選択された楽曲の量が第1の所
定範囲内であるか否かを判断する第1の楽曲量判断手段と、該第1の楽曲量判断手段によ
り、選択された楽曲の量が前記第1の所定範囲内であると判断された場合、前記第1の楽
曲選択手段により選択された楽曲を第1の所定再生条件に基づいて再生する第1の楽曲再
生手段とを備えていることを特徴としている。
上記音楽再生装置(1)によれば、ユーザーの意思情報(例えば、「浜崎あゆみの曲が
聴きたい」)に基づいて設定された前記第1の選択条件(例えば、浜崎あゆみが歌ってい
る楽曲)、及び楽曲に関する情報(例えば、その楽曲が収録されていたCDのタイトル名
、歌手名、曲名、演奏時間)に基づいて、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から前記第
1の選択条件を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌っている楽曲)が選択される。また
、選択された楽曲の量(例えば、曲数)が前記第1の所定範囲内(例えば、10曲以内)
であると判断された場合、選択された楽曲が前記第1の所定再生条件(例えば、曲の新し
さ)に基づいて再生される(例えば、新しくリリースされた楽曲から順番に再生される)
。従って、ユーザーは何らかの意思表示をすることによって、所望する楽曲が選択され、
再生されるので、煩わしい操作をすること無く、所望する楽曲を聴くことができる。
また、上記音楽再生装置(1)によれば、選択された楽曲の量が前記第1の所定範囲内
まで絞り込まれた場合に限り、楽曲が再生されるようになっているので、絞り込みが不十
分で、例えば、50曲以上の楽曲が選択されて、ユーザーの所望する楽曲がドライブ中に
再生されないといった事態が生じるのを防止することができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(2)は、上記音楽再生装置(1)において、前記第
1の所定再生条件に、ユーザーの嗜好度、楽曲の新しさ、及び楽曲の人気度のいずれかが
含まれていることを特徴としている。
上記音楽再生装置(2)によれば、前記第1の所定再生条件に、ユーザーの嗜好度(例
えば、楽曲を聴いた回数や、楽曲を繰り返し聴いている度合から得られる数量的なもの)
、楽曲の新しさ(リリースされた年月日から算出可能)、及び楽曲の人気度(ある機関で
発表されるランキングチャートの情報から得られる)のいずれかが含まれているので、ユ
ーザーが最近頻繁に聴いている楽曲を優先的に再生したり、新しい楽曲を優先的に再生し
たり、現在人気の高い楽曲を優先的に再生することができる。これは、選択された楽曲が
全て再生されなかった場合に特に有用となる。
また、本発明に係る音楽再生装置(3)は、上記音楽再生装置(1)又は(2)におい
て、前記第1の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1の所定範囲内でな
いと判断された場合、前記意思情報とは別の意思情報の入力をユーザーへ要求する第1の
要求手段と、該第1の要求手段による要求に応じて、前記入力手段から得られるユーザー
の意思情報に基づいて、楽曲を選択するための新たな別の選択条件を設定する第2の選択
条件設定手段と、該第2の選択条件設定手段により設定された前記別の選択条件、前記第
1の選択条件、及び楽曲に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された楽曲の中か
ら楽曲を選択する第2の楽曲選択手段と、該第2の楽曲選択手段により選択された楽曲の
量が第2の所定範囲内であるか否かを判断する第2の楽曲量判断手段と、該第2の楽曲量
判断手段により、選択された楽曲の量が前記第2の所定範囲内であると判断された場合、
前記第2の楽曲選択手段により選択された楽曲を第2の所定再生条件に基づいて再生する
第2の楽曲再生手段とを備えていることを特徴としている。
上記音楽再生装置(3)によれば、選択された楽曲の量が前記第1の所定範囲内でない
(例えば、選択された楽曲の数が10曲以内)でないと判断された場合、別の意思情報の
入力がユーザーへ要求され、新たに入力されたユーザーの別の意思情報(例えば、「乗り
の良い曲が聴きたい」)に基づいて設定された前記別の選択条件(例えば、乗りの良い楽
曲)、前記第1の選択条件(例えば、浜崎あゆみが歌っている楽曲)、及び楽曲に関する
情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から、ユーザーの所望する楽曲が選
択される。例えば、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から、前記別の選択条件、及び前
記第1の選択条件を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌っている乗りの良い楽曲)が選
択される。
また、選択された楽曲の量(例えば、曲数)が前記第2の所定範囲内(例えば、10曲
以内)であると判断された場合、選択された楽曲が前記第2の所定再生条件(例えば、曲
の新しさ)に基づいて再生される(例えば、新しい曲から順番に再生される)。このよう
に、最初の意思表示だけでは、楽曲の絞り込みが十分でなかった場合には、2度目の意思
表示を行う機会が与えられ、更なる絞り込みが可能となっている。これにより、ユーザー
の所望する楽曲の絞り込みをより適切に行うことができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(4)は、上記音楽再生装置(3)において、前記第
1の要求手段が、前記第2の楽曲量判断手段により前記楽曲の量が前記第2の所定範囲内
でないと判断された場合、前記意思情報とは別の意思情報の入力を要求する機能を有して
いることを特徴としている。
前記第2の楽曲量判断手段により前記楽曲の量が前記第2の所定範囲内でないと判断さ
れる場合というのは、例えば、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から、前記別の選択条
件、及び前記第1の選択条件を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌っている乗りの良い
楽曲)を選択しても、選択される楽曲の数が10曲を超える場合である。
上記音楽再生装置(4)によれば、例えば、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から、
前記別の選択条件、及び前記第1の選択条件を満たす楽曲の量が、前記第2の所定範囲内
でないと判断された場合、更なる別の意思情報の入力が要求され、新たに入力されたユー
ザーの別の意思情報(例えば、「夏の曲が聴きたい」)に基づいて設定された新たな別の
選択条件(例えば、イメージが夏の楽曲)、及び設定済の選択条件(例えば、浜崎あゆみ
の歌っている乗りの良い楽曲)を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみの歌っている乗りの良
い夏をイメージした楽曲)が選択される。
このように、楽曲の絞り込みが十分でなかった場合には、繰り返し意思表示を行う機会
が与えられ、更なる絞り込みが可能となっている。これにより、ユーザーの所望する楽曲
の絞り込みをより一層適切に行うことができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(5)は、上記音楽再生装置(3)又は(4)におい
て、前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1又は
前記第2の所定範囲内でないと判断された場合、前記第1の要求手段が、その旨をユーザ
ーへ知らせる告知機能を有していることを特徴としている。
前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1又は前
記第2の所定範囲内でないと判断される場合というのは、例えば、前記記憶手段に記憶さ
れた楽曲の中から、前記第1又は前記第2の選択条件設定手段により設定された選択条件
を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌っている楽曲)を選択しても、選択される楽曲の
数が10曲を超え、楽曲の絞り込みが十分でない場合である。
上記音楽再生装置(5)によれば、楽曲の絞り込みが十分でないこと、また、そのため
に更なる意思表示が必要であることをユーザーへ正確に伝えることができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(6)は、上記音楽再生装置(3)〜(5)のいずれ
かにおいて、前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記
第1又は前記第2の所定範囲内でないと判断された場合、前記第1の要求手段が、前記第
1の選択条件設定手段により設定された前記第1の選択条件、及び前記第2の選択条件設
定手段により設定された前記別の選択条件以外の別の選択条件をユーザーへ提示する機能
を有していることを特徴としている。
上記音楽再生装置(6)によれば、楽曲の絞り込みが十分でない場合、前記第1の選択
条件設定手段により設定された前記第1の選択条件、及び前記第2の選択条件設定手段に
より設定された前記別の選択条件(すなわち、既に設定済の選択条件)以外の別の選択条
件がユーザーへ提示される。例えば、ユーザーにより「浜崎あゆみの曲が聴きたい」と意
思表示されても、楽曲が十分に絞り込まれなかった場合には、「静かなバラードをお聴き
になりますか?それとも、乗りの良い曲をお聴きになりますか?」と別の選択条件がユー
ザーへ提示される。これにより、ユーザーは次の意思表示がし易くなる。
また、本発明に係る音楽再生装置(7)は、上記音楽再生装置(3)〜(6)のいずれ
かにおいて、前記第1の要求手段の要求に対する応答の有無を判断する応答有無判断手段
と、該応答有無判断手段により、前記要求に対する応答が無いと判断された場合、前記第
1又は前記第2の楽曲選択手段により選択された楽曲を、第3の所定再生条件に基づいて
再生する第3の楽曲再生手段とを備えていることを特徴としている。
上記音楽再生装置(7)によれば、前記第1の要求手段の要求に対する応答が無いと判
断された場合(例えば、6秒経過しても応答が無い場合)、前記第1又は前記第2の楽曲
選択手段により選択された楽曲が、前記第3の所定再生条件(例えば、曲の新しさ)に基
づいて再生される(例えば、新しい曲から順番に再生される)。
すなわち、楽曲の絞り込みが十分に行われていなかったとしても、ユーザーからの応答
がなければ(応答しないことがユーザーの意思表示と看做し)、楽曲が再生される。これ
は、大まかな絞り込みでユーザーが十分満足する場合に特に有効となる。
また、本発明に係る音楽再生装置(8)は、上記音楽再生装置(3)〜(7)のいずれ
かにおいて、前記第1の要求手段が、所定の環境条件に応じた形態で、ユーザーへの要求
を行うものであることを特徴としている。
上記音楽再生装置(8)によれば、前記所定の環境条件(例えば、ユーザーの性別や、
時間帯)に応じた形態で、ユーザーへの要求が行われる。例えば、ユーザーが男性である
場合には、女性の声で前記要求が行われ、ユーザーが女性である場合には、男性の声で前
記要求が行われ、また、午前は男性の声で前記要求が行われ、午後は女性の声で前記要求
が行われるようにすることによって、飽きのこないものとすることができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(9)は、上記音楽再生装置(3)〜(8)のいずれ
かにおいて、前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記
第1又は前記第2の所定範囲内を超えていると判断され、前記第2の選択条件設定手段に
より新たな別の選択条件が設定された場合、前記第2の楽曲選択手段は、前記記憶手段に
記憶された楽曲の中から、前記第1の選択条件、及び前記第2の選択条件設定手段により
設定された選択条件の全ての条件を満たす楽曲を選択するものであることを特徴としてい
る。
前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1又は前
記第2の所定範囲内を超えていると判断される場合というのは、例えば、前記記憶手段に
記憶された楽曲の中から、既に設定済の選択条件を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌
っている楽曲)を選択しても、選択される楽曲の数が所定の曲数(例えば、10曲)を超
え、楽曲の絞り込みが十分でない場合である。
その場合、前記第1の要求手段により、新たな別の意思情報の入力がユーザーへ要求さ
れ、新たに入力されたユーザーの別の意思情報に基づいて、前記第2の選択条件設定手段
により新たな別の選択条件が設定される。
上記音楽再生装置(9)によれば、例えば、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から、
既に設定済の選択条件を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌っている楽曲)を選択して
も、選択される楽曲の数が10曲を超え、楽曲の絞り込みが十分でない場合、前記第1の
選択条件、及び前記第2の選択条件設定手段により設定された選択条件の全ての条件を満
たす楽曲(例えば、浜崎あゆみの歌っている乗りの良い楽曲)が選択される。これにより
、楽曲の絞り込みが十分でない場合には、更なる絞り込みが可能となる。
また、本発明に係る音楽再生装置(10)は、上記音楽再生装置(3)〜(9)のいず
れかにおいて、前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前
記第1又は前記第2の所定範囲内に達していないと判断され、前記第2の選択条件設定手
段により新たな別の選択条件が設定された場合、前記第2の楽曲選択手段は、前記記憶手
段に記憶された楽曲の中から、前記第1の選択条件、及び前記第2の選択条件設定手段に
より設定された選択条件のうちの1つ又は2つ以上の条件を満たす楽曲を選択するもので
あることを特徴としている。
前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1又は前
記第2の所定範囲内に達していないと判断される場合というのは、例えば、前記記憶手段
に記憶された楽曲の中から、既に設定済の選択条件のいずれかを満たす楽曲(例えば、浜
崎あゆみが歌っている楽曲)を選択しても、選択される楽曲の数が所定の曲数(例えば、
3曲)より少なく、楽曲が十分に選択されない場合である。
その場合、前記第1の要求手段により、新たな別の意思情報の入力がユーザーへ要求さ
れ、新たに入力されたユーザーの別の意思情報に基づいて、前記第2の選択条件設定手段
により新たな別の選択条件が設定される。
上記音楽再生装置(10)によれば、例えば、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から
、既に設定済の選択条件のいずれかを満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌っている楽曲
)を選択しても、選択される楽曲の数が3曲より少なく、楽曲が十分に選択されない場合
、前記第1の選択条件、及び前記第2の選択条件設定手段により設定された選択条件(す
なわち、新たに設定された選択条件も含む)のうちの1つ、又は2つ以上の条件を満たす
楽曲(例えば、浜崎あゆみの歌っている楽曲、又は乗りの良い楽曲)が選択される。これ
により、楽曲の選択をより適切に行うことができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(11)は、上記音楽再生装置(1)〜(10)のい
ずれかにおいて、前記第1の所定範囲内、及び/又は前記第2の所定範囲内が、所定の曲
数の範囲内、又は所定の総演奏時間の範囲内であることを特徴としている。
上記音楽再生装置(11)によれば、前記第1の所定の範囲内、及び/又は前記第2の
所定範囲内が、前記所定の曲数の範囲内(例えば、10曲以内)、又は前記所定の総演奏
時間(例えば、50分間)であるので、楽曲の絞り込みを適切に行うことができ、例えば
、選択された楽曲の総演奏時間が3時間以上となって、ユーザーの所望する楽曲がドライ
ブ中に再生されないといった事態が生じるのを防止することができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(12)は、上記音楽再生装置(1)〜(11)のい
ずれかにおいて、前記第1の所定範囲内、及び/又は前記第2の所定範囲内を、所定の範
囲内設定条件に基づいて設定する所定範囲内設定手段を備え、前記所定の範囲内設定条件
に、日付、曜日、時刻、時間帯、気象、及び目的地のいずれかが含まれていることを特徴
としている。
上記音楽再生装置(12)によれば、前記第1の所定範囲内、及び/又は前記第2の所
定範囲内が、日付、曜日、時刻、時間帯、気象、及び目的地のいずれかに基づいて設定さ
れる。これにより、例えば、前記第1の所定範囲内を、平日(通勤の可能性が高い)の場
合には10曲程度に設定し、休日(遠出の可能性が高い)の場合には20〜30曲程度に
設定することができる。
また、例えば、前記第1の所定範囲内を、通勤時間帯(道路が込み合い、運転時間が長
くなる可能性が高い)には10曲程度に設定し、それ以外の時間帯には5曲程度に設定し
たり、雨天(運転時間が長くなる可能性が高い)の場合には20曲程度に設定し、それ以
外の場合には10曲程度に設定することができる。また、前記第1の所定範囲内を、目的
地までの距離や到達に要する時間に応じたものとすることができ、例えば、前記第1の所
定範囲内が所定の総演奏時間の範囲内である場合、前記第1の所定範囲内を目的地までの
到達に要する時間範囲内に設定することができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(13)は、記憶手段に、楽曲に関する情報と対応づ
けて記憶された複数の楽曲の中からユーザーの所望する楽曲を選択し、再生するための音
楽再生装置において、楽曲を選択するための選択条件をユーザーへ提示する選択条件提示
手段と、該選択条件提示手段による提示に対する、入力手段から得られるユーザーの意思
情報に基づいて、前記選択条件提示手段により提示された選択条件がユーザーによって支
持されたか否かを判断する支持有無判断手段と、該支持有無判断手段により、前記選択条
件がユーザーによって支持されたと判断すれば、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から
ユーザーによって支持された選択条件を満たす楽曲を選択する第3の楽曲選択手段と、該
第3の楽曲選択手段により選択された楽曲を第4の所定再生条件に基づいて再生する第4
の楽曲再生手段とを備えていることを特徴としている。
上記音楽再生装置(13)によれば、楽曲を選択するための選択条件が提示され(例え
ば、「最近のお気に入りの曲を流しましょうか?」といった音声案内が行われる)、提示
された選択条件がユーザーによって支持された(すなわち、了解された)と判断された場
合、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から前記選択条件を満たす楽曲が選択され(例え
ば、ユーザーが最近頻繁に聴いている楽曲が選択される)、選択された楽曲が前記第3の
所定再生条件(例えば、曲の新しさ)に基づいて再生される(例えば、新しい曲から順番
に再生される)。従って、ユーザーは支持(はい)、不支持(いいえ)といった簡単な意
志表示をすれば良いだけであるので、煩わしい操作をすることなく、所望する楽曲を聴く
ことができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(14)は、上記音楽再生装置(13)において、音
楽再生開始条件が成立しているか否かを判断する開始条件成立判断手段を備え、該開始条
件成立判断手段により、前記音楽再生開始条件が成立していると判断された場合、前記選
択条件提示手段が、楽曲を選択するための選択条件をユーザーへ提示するものであること
を特徴としている。
上記音楽再生装置(14)によれば、前記音楽再生開始条件が成立している(例えば、
イグニッションスイッチがオンされたり、オーディオ装置やナビゲーション装置がオンさ
れたり、目的地が設定された場合)と判断された場合、前記選択条件提示手段により楽曲
を選択するための選択条件がユーザーへ提示される。これにより、前記選択条件の提示が
適切なタイミングで自動的に行われるようにすることができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(15)は、上記音楽再生装置(14)において、前
記音楽再生開始条件が、目的地が設定されることであり、前記選択条件提示条件が、前記
選択条件をユーザーへ提示する前に、設定された目的地到着に要する時間を示した情報を
ユーザーへ提供する機能を含んでいることを特徴としている。
上記音楽再生装置(15)によれば、目的地が設定されると、設定された目的地到着に
要する時間を示した情報がユーザーへ提供され(例えば、目的地までは50分ほどお時間
がかかります」といった音声案内が行われ)、その後、楽曲を選択するための選択条件が
提示される。これにより、演出効果が高められるので、運転をより快適なもの、またドラ
イブをより楽しいものにすることができる。また、前記情報を提供する際、「目的地」を
目的地の名称で案内しても良い。また、前記情報の提供前に、さらに「今日は○○○(目
的地の名称)までお出かけですね」といった挨拶を行うようにしても良い。
また、本発明に係る音楽再生装置(16)は、上記音楽再生装置(13)〜(15)の
いずれかにおいて、前記支持正否判断手段により、前記選択条件がユーザーによって支持
されなかったと判断すれば、ユーザーの意思情報の入力をユーザーへ要求する第2の要求
手段と、該第2の要求手段による要求に応じて、入力手段から得られるユーザーの意思情
報に基づいて、第2の選択条件を設定する第3の選択条件設定手段と、前記第2の選択条
件、及び楽曲に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から楽曲を選
択する第4の楽曲選択手段と、該第4の楽曲選択手段により選択された楽曲を第5の所定
再生条件に基づいて再生する第5の楽曲再生手段とを備えていることを特徴としている。
上記音楽再生装置(16)によれば、提示された選択条件がユーザーによって支持され
なかったと判断された場合、ユーザーの意思情報の入力がユーザーへ要求され(例えば、
「分かりました。それでは、好きなアーティスト名、もしくはアルバムタイトル名を教え
てください」といった音声案内が行われ)、入力されたユーザーの意思情報(例えば、「
浜崎あゆみの曲が聴きたい」)に基づいて設定された第2の選択条件(例えば、浜崎あゆ
みが歌っている楽曲に限定)、及び楽曲に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶さ
れた楽曲の中から、ユーザーの所望する楽曲が選択される。例えば、前記記憶手段に記憶
された楽曲の中から、前記第2の選択条件を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌ってい
る楽曲)が選択され、選択された楽曲が前記第5の所定再生条件(例えば、曲の新しさ)
に基づいて再生される(例えば、新しい曲から順番に再生される)。これにより、提示さ
れた選択条件がユーザーの好む条件でなかったとしても、新たに入力されたユーザーの意
志情報によって、ユーザーの所望する楽曲を再生することができる。
また、本発明に係る音楽再生装置(17)は、上記音楽再生装置(13)〜(16)の
いずれかにおいて、前記選択条件提示手段が、所定の環境条件に応じた形態で、ユーザー
への選択条件の提示を行うものであることを特徴としている。
上記音楽再生装置(17)によれば、前記所定の環境条件(例えば、ユーザーの性別や
、時間帯)に応じた形態で、ユーザーへの選択条件の提示が行われる。例えば、ユーザー
が男性である場合には、女性の声で前記提示が行われ、ユーザーが女性である場合には、
男性の声で前記提示が行われ、また、午前は男性の声で前記提示が行われ、午後は女性の
声で前記提示が行われるようにすることによって、飽きのこないものとすることができる
以下、本発明に係る音楽再生装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実
施の形態(1)に係る音楽再生装置の要部を概略的に示したブロック図である。図中11
はナビゲーション機能を有した音楽再生装置を示しており、車両Mに装備されるようにな
っている。
音楽再生装置11はマイコン12と、地図データ等が記憶されたDVD−ROM13か
ら地図データ等を読み出すためのDVDデッキ14と、ボタンスイッチ15aを有したリ
モコン15と、ボタンスイッチ16a及び表示パネル16bを有した表示装置16と、音
声を電気信号に変換するマイクロフォン17と、マイコン12からの文字データを処理し
て合成音声データを生成する音声合成部18と、音声合成部18で生成された合成音声デ
ータを増幅する増幅器19と、増幅された合成音声データを音声として出力するスピーカ
20とを含んで構成されている。なお、文字データではない、楽曲データなどの音声デー
タについては音声合成部18を介さずに、スピーカ20から出力されるようになっている
。また、DVDデッキ14はCDの再生も可能となっている。
また、表示パネル16bの上下左右には複数の赤外線LEDと複数のフォトトランジス
タ(図示せず)とが対向して配置され、指が表示パネル16bに触れた位置を検出するこ
とができるように構成され、検出された結果についてはマイコン12で取得することがで
きるようになっている。
マイコン12に接続されているGPS受信機21は、アンテナ22を介して衛星からの
GPS信号を受信するものであり、マイコン12はGPS信号に基づいて自車位置を割り
出すことができるようになっている。また、マイコン12には車両Mの速度に関するデー
タを検出するための車速センサ23と、車両Mの進行方向に関するデータを取得するため
のジャイロセンサ24と、磁気ディスク(図示せず)で構成され、データの読み書きが可
能であり、後述する案内文データや楽曲データ、楽曲に関する情報など、各種データが記
憶されたHDD25とが接続されている。HDD25はマイコン12からの指示によって
必要なデータを読み出して、マイコン12へ出力したり、各種データを磁気ディスクに書
き込むようになっている。なお、ここでは地図データが記憶されたDVD−ROMを採用
しているが、別の実施の形態では、DVD−ROMではなく、その他の記憶媒体、記憶装
置を採用しても良く、例えば、地図データが記憶されたHDDを採用しても良い。
図2は、HDD25に記憶されているデータの一部を示した図であり、HDD25には
CD2−1〜2−n(図8参照)に収録されている楽曲そのもののデータ(楽曲データ)
及びTOC情報(例えば、楽曲数や総演奏時間)が記憶され、さらにはCDに関する情報
(例えば、タイトル名、収録されている楽曲数、収録されている楽曲の総演奏時間、歌手
名、リリースされた年月日、各楽曲の曲名・演奏時間・ジャンル・イメージ)が記憶され
ている。
楽曲データやTOC情報については、CD2−1〜2−nからデータを読み出してHD
D25に記憶させれば良く、CDに関する情報については、これら情報を提供する機関が
あるため、該機関から提供される情報を取得してHDD25に記憶させれば良い。なお、
前記機関から提供されたCDに関する情報が、HDD25に記憶されているどの楽曲デー
タに対応したものであるのかは、収録されている楽曲数と総演奏時間から判断することが
でき、例えば、第1番目に記憶されている、タイトル名が「大発明」であるCD(楽曲数
16曲、総演奏時間51分12秒)に関する情報は、第2番目に記憶されている楽曲デー
タ(CD2−2に収録されていた楽曲データ)に対応したものであると判断することがで
きる。
次に、実施の形態(1)に係る音楽再生装置11におけるマイコン12の行う処理動作
[1]を図3〜図7に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[
1]はナビゲーション機能を使って目的地Gが設定されたときに行われる動作である。ま
ず、初期設定としてHDD25から案内文データを読み出し、マイコン12内のメモリ(
図示せず)に記憶させる(ステップS1)。
次に、設定された目的地Gまでの到達に要する時間Tを算出し(ステップS2)、目的
地G、及び時間Tを使った案内文データを作成し、作成した案内文データを音声合成部1
8へ出力することによって、スピーカ20より音声として案内文を出力させる(ステップ
S3)。例えば、「今日は、○○○(目的地Gの名称)までお出かけですね。目的地まで
は○○(時間T)ほど時間がかかります」といった案内文をスピーカ20より出力させる
。なお、このような案内文データを作成するには、目的地Gの名称や時間Tの情報の埋め
込み可能な基本となる案内文データを予め用意しておき、この案内文データにこれら情報
を埋め込むようにすれば良い。
次に、予め設定された選択条件X(ここでは、ユーザーの最近聴いている頻度の高い楽
曲)をユーザーへ提示する(ステップS3)。例えば、「到着までの間、BGMに最近の
お気に入りの曲を再生しましょうか?」といった案内文を出力させる。なお、案内文の出
力については、前述したとおり、予め案内文データを用意しておき、その案内文データを
音声合成部18へ出力すれば良い。
その後、マイクロフォン17から得られる情報に基づいて、ユーザーからの応答があっ
たか否かを判断し(ステップS5)、ユーザーからの応答があったと判断すれば、次に、
応答の内容が選択条件Xを支持するものであるか否かを判断する(ステップS6)。例え
ば、ユーザーより「よろしく頼む」や「はい」などの肯定文が発せられたか否かを判断す
る。
応答の内容が選択条件Xを支持するものである(すなわち、「よろしく頼む」といった
ような応答が得られた)と判断すれば、次に、「分かりました。音楽の再生を開始します
」といった音楽再生開始の案内文をスピーカ20から出力させ、さらに続けて、「違う曲
をお聴きになりたくなったときは私(エージェント)を呼んで下さい」といった案内文を
スピーカ20から出力させ(ステップS7)、HDD25に記憶された楽曲の中から、選
択条件Xを満たす楽曲(すなわち、ユーザーが最近頻繁に聴いている楽曲)を選択する(
ステップS8)。なお、ここでは詳しく説明しないが、再生された楽曲については、該楽
曲に対応づけて再生日時がHDD25に記録されるようになっており、この情報からユー
ザーの楽曲を聴いている最近の状況を判断することができるようになっている。
次に、選択された楽曲を所定の再生条件(例えば、曲の新しさ)に基づいて再生し(例
えば、新しくリリースされた順番に再生していき)、スピーカ20から音楽を出力させる
(ステップS9)。その後、選択された楽曲全ての再生が完了したか否かを判断し(ステ
ップS10)、選択された楽曲全ての再生が完了したと判断すれば、次に、「しばらく演
奏を中止します。必要になったら私を呼んで下さい」といった案内文をスピーカ20から
出力させる(ステップS11)。
なお、ここでは前記所定の再生条件を曲の新しさに設定しているが、前記所定の再生条
件は曲の新しさに限定されるものではなく、別の実施の形態に係る音楽再生装置では、ユ
ーザーの嗜好度に設定し、ユーザーのお気に入りの順番に楽曲を再生させたり、又はラン
ダムに再生させたりするようにしても良い。
一方、ステップS10において、選択された楽曲全ての再生はまだ完了していないと判
断すれば、次に、マイクロフォン17から得られる情報に基づいて、ユーザーがエージェ
ントを呼んでいるか否かを判断する(ステップS12)。例えば、ユーザーより「エージ
ェント」などといった音声が発せられたか否かを判断する。ユーザーがエージェントを呼
んでいると判断すれば、次に、後述するステップS71(図7)へ進み、ユーザーがエー
ジェントを呼んでいないと判断すれば、そのままステップS9へ戻って、楽曲の再生を続
ける。
ステップS6において、ユーザーからの応答の内容が選択条件Xを支持するものでない
(すなわち、ユーザーにより「別にいいよ」や「いいえ」などの否定文が発せられた)と
判断すれば、次に、後述するステップS21(図4)へ進んで、新たな選択条件を設定す
るためにユーザーの意思情報の入力を要求する。
また、ステップS5において、ユーザーからの応答がないと判断すれば、次に、選択条
件Xをユーザーへ提示してから6秒経過したか否かを判断し(ステップS13)、6秒経
過していると判断すれば、ユーザーは提示された選択条件Xを否定していないと看做し、
ステップS7へ進む。
図4に示したステップS21では、例えば、「分かりました。それでは、お好きなアー
ティストや、アルバムタイトルなどを教えて下さい」といった案内文をスピーカ20から
出力させることによって、新たな選択条件を設定するために必要となるユーザーの意思情
報の入力を要求する。
その後、マイクロフォン17から得られる情報に基づいて、ユーザーからの意思情報(
例えば、「浜崎あゆみの曲が聴きたい」)の入力があったか否かを判断し(ステップS2
2)、ユーザーからの意思情報の入力があったと判断すれば、次に、係数kを1とし(ス
テップS23)、入力されたユーザーの意思情報に基づいて、楽曲を選択するための選択
条件Xk(ここでは、選択条件X1)を設定する(ステップS24)。例えば、選択条件
X1を「浜崎あゆみが歌っている楽曲」に設定する。
次に、選択条件X1、及び楽曲に関する情報に基づいて、HDD25に記憶された楽曲
の中から、選択条件X1を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌っている楽曲)を選択し
(ステップS25)、その選曲後、選曲数Cが1以上であるか否か(すなわち、該当する
楽曲が存在したか否か)を判断する(ステップS26)。
選曲数Cが1以上であると判断すれば、次に、目的地Gまでの到達に要する時間Tに基
づいて、目的地Gの到達までに聴くことが可能な最大曲数C’を求める(ステップS27
)。例えば、1曲当たりの演奏時間を5分と仮定し、目的地Gまでの到達に要する時間T
が100分である場合には、最大曲数C’を20曲に設定する。
次に、選曲数Cが最大曲数C’以下であるか否かを判断し(ステップS28)、選曲数
Cが最大曲数C’以下であると判断すれば、次に、選択条件X1、及び選曲数Cを使った
案内文データを作成し、作成した案内文データを音声合成部18へ出力することによって
、スピーカ20より音声として案内文を出力させる(ステップS29)。例えば、「浜崎
あゆみ(歌手名)の曲は、15(選曲数C)曲あります。新しくリリースされた順番に再
生していきます」といった案内文をスピーカ20より出力させる。
次に、ステップS25で選択された楽曲を所定の再生条件に基づいて再生し(ここでは
、新しくリリースされた順番に再生していき)、スピーカ20から音楽を出力させる(ス
テップS30)。その後、選択された楽曲全ての再生が完了したか否かを判断し(ステッ
プS31)、選択された楽曲全ての再生が完了したと判断すれば、次に、「しばらく演奏
を中止します。必要になったら私を呼んで下さい」といった案内文をスピーカ20から出
力させる(ステップS32)。
なお、ここでは前記所定の再生条件を曲の新しさに設定しているが、前記所定の再生条
件は曲の新しさに限定されるものではなく、別の実施の形態に係る音楽再生装置では、ユ
ーザーの嗜好度に設定し、ユーザーのお気に入りの順番に楽曲を再生させたり、又はラン
ダムに再生させたりするようにしても良い。但し、前記所定の再生条件が曲の新しさでは
なく、別の条件に設定される場合には、ステップS29での案内文を変更する。
一方、ステップS31において、選択された楽曲全ての再生はまだ完了していないと判
断すれば、次に、マイクロフォン17から得られる情報に基づいて、ユーザーがエージェ
ントを呼んでいるか否かを判断する(ステップS33)。例えば、ユーザーより「エージ
ェント」などといった音声が発せられたか否かを判断する。ユーザーがエージェントを呼
んでいると判断すれば、次に、後述するステップS71(図7)へ進み、ユーザーがエー
ジェントを呼んでいないと判断すれば、そのままステップS30へ戻って、楽曲の再生を
続ける。
ステップS28において、選曲数Cが最大曲数C’以下でない(すなわち、楽曲の絞り
込みが十分でない)と判断すれば、次に、後述するステップS41(図5)へ進んで、さ
らに別の選択条件を設定するために必要となるユーザーの意思情報の入力を要求する。
また、ステップS26において、選曲数Cが1以上でない(すなわち、該当する楽曲が
ない)と判断すれば、次に、例えば、「該当する曲が見つかりません。他のアーティスト
や、アルバムタイトルなどを教えて下さい」といった案内文をスピーカ20から出力させ
ることによって、別の選択条件を設定するために必要となるユーザーの意思情報の入力を
要求し(ステップ34)、その後、ステップS22へ戻る。
また、ステップS22において、ユーザーからの意思情報の入力がないと判断すれば、
次に、前記入力を要求してから6秒経過したか否かを判断し(ステップS35)、6秒経
過していると判断すれば、ユーザーは選曲に関して特に希望はないと看做し、「特にご希
望がなければ、最近よくお聴きになられている曲を再生します」といった案内文を出力さ
せ、さらに続けて、「違う曲をお聴きになりたくなったときは私を呼んで下さい」といっ
た案内文をスピーカ20から出力させ(ステップS36)、その後、ステップS8(図3
)へ進む。
図5に示したステップS41では、例えば、選曲数Cを使った、「浜崎あゆみの曲は5
0曲あり、絞り込みが必要です。乗りの良い曲などは如何でしょうか?」といった案内文
をスピーカ20から出力させることによって、新たな選択条件を設定するために必要とな
るユーザーの意思情報の入力を要求する。
その後、マイクロフォン17から得られる情報に基づいて、ユーザーからの意思情報(
例えば、「バラードが聴きたい」)の入力があったか否かを判断し(ステップS42)、
ユーザーからの意思情報の入力があったと判断すれば、次に、係数kに1を加算し(ステ
ップS43)、入力されたユーザーの意思情報に基づいて、楽曲を選択するための選択条
件Xkを設定する(ステップS44)。例えば、選択条件X2を「バラードの楽曲」に設
定する。
なお、ここでは単にユーザーの意思情報の入力を要求しているだけであるが、別の実施
の形態に係る音楽再生装置では、設定済の選択条件(例えば、浜崎あゆみが歌っている楽
曲)以外の別の選択条件をユーザーへ提示するようにしても良い。例えば、「静かなバラ
ードを聴きますか?」や、「静かなバラードをお聴きになりますか?それとも、乗りの良
い曲をお聴きになりますか?」と二者択一式に別の選択条件を提示する。これにより、ユ
ーザーの次の意思表示がし易くなる。
次に、選択条件X1〜選択条件Xk、及び楽曲に関する情報に基づいて、HDD25に
記憶された楽曲の中から、選択条件X1〜選択条件Xkを満たす楽曲(例えば、浜崎あゆ
みが歌っているバラードの楽曲)を選択し(ステップS45)、その選曲後、選曲数Cが
1以上であるか否か(すなわち、該当する楽曲が存在したか否か)を判断する(ステップ
S46)。
選曲数Cが1以上であると判断すれば、次に、選曲数Cが最大曲数C’以下であるか否
かを判断し(ステップS47)、選曲数Cが最大曲数C’以下であると判断すれば、次に
、選択条件X1〜選択条件Xk、及び選曲数Cを使った案内文データを作成し、作成した
案内文データを音声合成部18へ出力することによって、スピーカ20より音声として案
内文を出力させる(ステップS48)。例えば、「浜崎あゆみ(選択条件X1)の歌って
いるバラード(選択条件X2)の曲は、6(選曲数C)曲あります。新しくリリースされ
た順番に再生していきます」といった案内文をスピーカ20より出力させる。
なお、ステップS47では、ステップS27で設定した最大曲数C’をそのまま使用し
ているが、2回以上の選曲結果であるためその点を考慮し、別の実施の形態に係る音楽再
生装置では、ステップS47では最大曲数C’をC’+αにしても良い。また、車両Mは
移動するので、さらに別の実施の形態に係る音楽再生装置では、最大曲数C’の設定をや
り直すようにしても良い。
次に、ステップS45で選択された楽曲を所定の再生条件に基づいて再生し(ここでは
、新しくリリースされた順番に再生していき)、スピーカ20から音楽を出力させる(ス
テップS49)。その後、選択された楽曲全ての再生が完了したか否かを判断し(ステッ
プS50)、選択された楽曲全ての再生が完了したと判断すれば、次に、「しばらく演奏
を中止します。必要になったら私を呼んで下さい」といった案内文をスピーカ20から出
力させる(ステップS51)。
なお、ここでは前記所定の再生条件を曲の新しさに設定しているが、前記所定の再生条
件は曲の新しさに限定されるものではなく、別の実施の形態に係る音楽再生装置では、ユ
ーザーの嗜好度に設定し、ユーザーのお気に入りの順番に楽曲を再生させたり、又はラン
ダムに再生させたりするようにしても良い。但し、前記所定の再生条件が曲の新しさでは
なく、別の条件に設定される場合には、ステップS48での案内文を変更する。
一方、ステップS50において、選択された楽曲全ての再生はまだ完了していないと判
断すれば、次に、マイクロフォン17から得られる情報に基づいて、ユーザーがエージェ
ントを呼んでいるか否かを判断する(ステップS52)。例えば、ユーザーより「エージ
ェント」などといった音声が発せられたか否かを判断する。ユーザーがエージェントを呼
んでいると判断すれば、次に、後述するステップS71(図7)へ進み、ユーザーがエー
ジェントを呼んでいないと判断すれば、そのままステップS49へ戻って、楽曲の再生を
続ける。
ステップS47において、選曲数Cが最大曲数C’以下でない(すなわち、楽曲の絞り
込みが十分でない)と判断すれば、ステップS41へ戻って、さらに別の選択条件を設定
するために必要となるユーザーの意思情報の入力を要求する。
また、ステップS46において、選曲数Cが1以上でない(すなわち、該当する楽曲が
ない)と判断すれば、次に、選択条件Xkを考慮に入れて、例えば、「該当する曲が見つ
かりません。乗りの良い曲は如何でしょうか?」といった案内文をスピーカ20から出力
させることによって、別の選択条件を設定するために必要となるユーザーの意思情報の入
力を要求し(ステップ53)、係数kから1を減算し(ステップS54)、その後、ステ
ップS42へ戻る。
また、ステップS42において、ユーザーからの意思情報の入力がないと判断すれば、
次に、前記入力を要求してから6秒経過したか否かを判断し(ステップS55)、6秒経
過していると判断すれば、ユーザーは楽曲の絞り込みを装置に任せていると看做し、後述
するステップS61(図6)へ進み、音楽再生の処理を行う。
図6に示したステップS61では、選択条件X1〜選択条件Xkを使った案内文データ
(係数kが1の場合は、選択条件X1を使った案内文データ)を作成し、作成した案内文
データを音声合成部18へ出力することによって、スピーカ20より音声として案内文を
出力させる。例えば、「浜崎あゆみ(選択条件X1)の歌っている曲を、新しくリリース
された順番に再生していきます」や、「浜崎あゆみ(選択条件X1)の歌っているバラー
ド(選択条件X2)を、新しくリリースされた順番に再生していきます」といった案内文
を出力させる。
次に、選択条件X1〜選択条件X2に基づいて選択された(すなわち、ステップS25
又はステップS45)で選択された楽曲を所定の再生条件に基づいて再生し(ここでは、
新しくリリースされた順番に再生していき)、スピーカ20から音楽を出力させる(ステ
ップS62)。その後、選択された楽曲全ての再生が完了したか否かを判断し(ステップ
S63)、選択された楽曲全ての再生が完了したと判断すれば、次に、「しばらく演奏を
中止します。必要になったら私を呼んで下さい」といった案内文をスピーカ20から出力
させる(ステップS64)。
なお、ここでは前記所定の再生条件を曲の新しさに設定しているが、前記所定の再生条
件は曲の新しさに限定されるものではなく、別の実施の形態に係る音楽再生装置では、ユ
ーザーの嗜好度に設定し、ユーザーのお気に入りの順番に楽曲を再生させたり、又はラン
ダムに再生させたりするようにしても良い。但し、前記所定の再生条件が曲の新しさでは
なく、別の条件に設定される場合には、ステップS61での案内文を変更する。
一方、ステップS63において、選択された楽曲全ての再生はまだ完了していないと判
断すれば、次に、マイクロフォン17から得られる情報に基づいて、ユーザーがエージェ
ントを呼んでいるか否かを判断する(ステップS65)。例えば、ユーザーより「エージ
ェント」などといった音声が発せられたか否かを判断する。ユーザーがエージェントを呼
んでいると判断すれば、次に、後述するステップS71(図7)へ進み、ユーザーがエー
ジェントを呼んでいないと判断すれば、そのままステップS63へ戻って、楽曲の再生を
続ける。
図7に示したステップS71では、例えば、「はい、お呼びでしょうか?それでは、お
好きなアーティストや、アルバムタイトルなどを教えて下さい」といった案内文をスピー
カ20から出力させることによって、新しく選択条件を設定するために必要となるユーザ
ーの意思情報の入力を要求する。
その後、マイクロフォン17から得られる情報に基づいて、ユーザーからの意思情報(
例えば、「浜崎あゆみの曲が聴きたい」)の入力があったか否かを判断し(ステップS7
2)、ユーザーからの意思情報の入力があったと判断すれば、次に、ステップS23(図
4)へ進んで、楽曲を再生させるための処理動作を行う。
一方、ユーザーからの意思情報の入力がないと判断すれば、次に、前記入力を要求して
から6秒経過しているか否かを判断し(ステップS73)、6秒経過していると判断すれ
ば、ユーザーは楽曲の再生を希望していないと看做し、「また必要になったら私を呼んで
下さい」といった案内文をスピーカ20から出力させる(ステップS74)。
上記実施の形態(1)に係る音楽再生装置によれば、ユーザーの意思情報(例えば、「
浜崎あゆみの曲が聴きたい」)に基づいて設定された選択条件X1(例えば、浜崎あゆみ
が歌っている楽曲)、及び楽曲に関する情報(例えば、その楽曲が収録されていたCDの
タイトル名、歌手名、曲名、演奏時間)に基づいて、HDD25に記憶された楽曲の中か
ら選択条件X1を満たす楽曲(例えば、浜崎あゆみが歌っている楽曲)が選択される。ま
た、選曲数Cが最大曲数C’(例えば、10曲)を超えていると判断された場合、選択さ
れた楽曲が所定の再生条件(例えば、曲の新しさ)に基づいて再生される(例えば、新し
くリリースされた楽曲から順番に再生される)。従って、ユーザーは何らかの意思表示を
することによって、所望する楽曲が選択され、再生されるので、煩わしい操作をすること
無く、所望する楽曲を聴くことができる。
また、選曲数Cが最大曲数C’まで絞り込まれた場合に限り、楽曲が再生されるように
なっているので、絞り込みが不十分で、例えば、50曲以上の楽曲が選択されて、ユーザ
ーの所望する楽曲がドライブ中に再生されないといった事態が生じるのを防止することが
できる。
また、上記実施の形態(1)に係る音楽再生装置によれば、楽曲を選択するための選択
条件が提示され(例えば、「最近のお気に入りの曲を流しましょうか?」といった音声案
内が行われる)、提示された選択条件がユーザーによって支持された(すなわち、了解さ
れた)と判断された場合、HDD25に記憶された楽曲の中から選択条件Xを満たす楽曲
が選択され(例えば、ユーザーが最近頻繁に聴いている楽曲が選択される)、選択された
楽曲が所定の再生条件(例えば、曲の新しさ)に基づいて再生される(例えば、新しい曲
から順番に再生される)。従って、ユーザーは支持(はい)、不支持(いいえ)といった
簡単な意志表示をすれば良いだけであるので、煩わしい操作をすることなく、所望する楽
曲を聴くことができる。
なお、上記実施の形態(1)に係る音楽再生装置では、音声で各種やり取りを行うよう
になっているが、別の実施の形態に係る音楽再生装置では、ボタン入力や画面表示を使っ
て上記やり取りを行うようにしたり、両方を組み合わせるようにしても良い。また、さら
に別の実施の形態に係る音楽再生装置では、装置からの案内等(例えば、エージェントの
音声など)を所定の環境条件(例えば、ユーザーの性別や、時間帯)に応じた形態に変更
するようにしても良い。
例えば、ユーザーが男性である場合には、女性の声で前記案内等を行い、ユーザーが女
性である場合には、男性の声で前記案内等を行い、また、午前は男性の声で前記案内等を
行い、午後は女性の声で前記案内等を行うようにして、飽きのこないものとすることがで
きる。なお、ユーザーの性別による前記案内等の形態の変更を実現するには、予めユーザ
ーの性別を登録させておけば良い。
本発明の実施の形態(1)に係る音楽再生装置の要部を概略的に示したブロック図である。 HDDに記憶されているデータの一部を示した図である。 実施の形態(1)に係る音楽再生装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る音楽再生装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る音楽再生装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る音楽再生装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る音楽再生装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 HDDに記憶されているデータの一部を示した図である。
符号の説明
11 音楽再生装置
12 マイコン
18 音声合成部
25 HDD

Claims (17)

  1. 記憶手段に、楽曲に関する情報と対応づけて記憶された複数の楽曲の中からユーザーの
    所望する楽曲を選択し、再生するための音楽再生装置において、
    入力手段から得られるユーザーの意思情報に基づいて、楽曲を選択するための第1の選
    択条件を設定する第1の選択条件設定手段と、
    該第1の選択条件設定手段により設定された前記第1の選択条件、及び楽曲に関する情
    報に基づいて、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から前記第1の選択条件を満たす楽曲
    を選択する第1の楽曲選択手段と、
    該第1の楽曲選択手段により選択された楽曲の量が第1の所定範囲内であるか否かを判
    断する第1の楽曲量判断手段と、
    該第1の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1の所定範囲内であると
    判断された場合、前記第1の楽曲選択手段により選択された楽曲を第1の所定再生条件に
    基づいて再生する第1の楽曲再生手段とを備えていることを特徴とする音楽再生装置。
  2. 前記第1の所定再生条件に、ユーザーの嗜好度、楽曲の新しさ、及び楽曲の人気度のい
    ずれかが含まれていることを特徴とする請求項1記載の音楽再生装置。
  3. 前記第1の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1の所定範囲内でない
    と判断された場合、前記意思情報とは別の意思情報の入力をユーザーへ要求する第1の要
    求手段と、
    該第1の要求手段による要求に応じて、前記入力手段から得られるユーザーの意思情報
    に基づいて、楽曲を選択するための新たな別の選択条件を設定する第2の選択条件設定手
    段と、
    該第2の選択条件設定手段により設定された前記別の選択条件、前記第1の選択条件、
    及び楽曲に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から楽曲を選択す
    る第2の楽曲選択手段と、
    該第2の楽曲選択手段により選択された楽曲の量が第2の所定範囲内であるか否かを判
    断する第2の楽曲量判断手段と、
    該第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第2の所定範囲内であると
    判断された場合、前記第2の楽曲選択手段により選択された楽曲を第2の所定再生条件に
    基づいて再生する第2の楽曲再生手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の音楽再生装置。
  4. 前記第1の要求手段が、前記第2の楽曲量判断手段により前記楽曲の量が前記第2の所
    定範囲内でないと判断された場合、前記意思情報とは別の意思情報の入力を要求する機能
    を有していることを特徴とする請求項3記載の音楽再生装置。
  5. 前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1又は前
    記第2の所定範囲内でないと判断された場合、
    前記第1の要求手段が、その旨をユーザーへ知らせる告知機能を有していることを特徴
    とする請求項3又は請求項4記載の音楽再生装置。
  6. 前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1又は前
    記第2の所定範囲内でないと判断された場合、
    前記第1の要求手段が、前記第1の選択条件設定手段により設定された前記第1の選択
    条件、及び前記第2の選択条件設定手段により設定された前記別の選択条件以外の別の選
    択条件をユーザーへ提示する機能を有していることを特徴とする請求項3〜5のいずれか
    の項に記載の音楽再生装置。
  7. 前記第1の要求手段の要求に対する応答の有無を判断する応答有無判断手段と、
    該応答有無判断手段により、前記要求に対する応答が無いと判断された場合、前記第1
    又は前記第2の楽曲選択手段により選択された楽曲を、第3の所定再生条件に基づいて再
    生する第3の楽曲再生手段とを備えていることを特徴とする請求項3〜6のいずれかの項
    に記載の音楽再生装置。
  8. 前記第1の要求手段が、所定の環境条件に応じた形態で、ユーザーへの要求を行うもの
    であることを特徴とする請求項3〜7のいずれかの項に記載の音楽再生装置。
  9. 前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1又は前
    記第2の所定範囲内を超えていると判断され、前記第2の選択条件設定手段により新たな
    別の選択条件が設定された場合、
    前記第2の楽曲選択手段は、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から、前記第1の選択
    条件、及び前記第2の選択条件設定手段により設定された選択条件の全ての条件を満たす
    楽曲を選択するものであることを特徴とする請求項3〜8のいずれかの項に記載の音楽再
    生装置。
  10. 前記第1又は前記第2の楽曲量判断手段により、選択された楽曲の量が前記第1又は前
    記第2の所定範囲内に達していないと判断され、前記第2の選択条件設定手段により新た
    な別の選択条件が設定された場合、
    前記第2の楽曲選択手段は、前記記憶手段に記憶された楽曲の中から、前記第1の選択
    条件、及び前記第2の選択条件設定手段により設定された選択条件のうちの1つ又は2つ
    以上の条件を満たす楽曲を選択するものであることを特徴とする請求項3〜9のいずれか
    の項に記載の音楽再生装置。
  11. 前記第1の所定範囲内、及び/又は前記第2の所定範囲内が、所定の曲数の範囲内、又
    は所定の総演奏時間の範囲内であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記
    載の音楽再生装置。
  12. 前記第1の所定範囲内、及び/又は前記第2の所定範囲内を、所定の範囲内設定条件に
    基づいて設定する所定範囲内設定手段を備え、
    前記所定の範囲内設定条件に、日付、曜日、時刻、時間帯、気象、及び目的地のいずれ
    かが含まれていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかの項に記載の音楽再生装置
  13. 記憶手段に、楽曲に関する情報と対応づけて記憶された複数の楽曲の中からユーザーの
    所望する楽曲を選択し、再生するための音楽再生装置において、
    楽曲を選択するための選択条件をユーザーへ提示する選択条件提示手段と、
    該選択条件提示手段による提示に対する、入力手段から得られるユーザーの意思情報に
    基づいて、前記選択条件提示手段により提示された選択条件がユーザーによって支持され
    たか否かを判断する支持有無判断手段と、
    該支持有無判断手段により、前記選択条件がユーザーによって支持されたと判断すれば
    、前記記憶手段に記憶された楽曲の中からユーザーによって支持された選択条件を満たす
    楽曲を選択する第3の楽曲選択手段と、
    該第3の楽曲選択手段により選択された楽曲を第4の所定再生条件に基づいて再生する
    第4の楽曲再生手段とを備えていることを特徴とする音楽再生装置。
  14. 音楽再生開始条件が成立しているか否かを判断する開始条件成立判断手段を備え、
    該開始条件成立判断手段により、前記音楽再生開始条件が成立していると判断された場
    合、
    前記選択条件提示手段が、楽曲を選択するための選択条件をユーザーへ提示するもので
    あることを特徴とする請求項13記載の音楽再生装置。
  15. 前記音楽再生開始条件が、目的地が設定されることであり、
    前記選択条件提示条件が、前記選択条件をユーザーへ提示する前に、設定された目的地
    到着に要する時間を示した情報をユーザーへ提供する機能を含んでいることを特徴とする
    請求項14記載の音楽再生装置。
  16. 前記支持正否判断手段により、前記選択条件がユーザーによって支持されなかったと判
    断すれば、ユーザーの意思情報の入力をユーザーへ要求する第2の要求手段と、
    該第2の要求手段による要求に応じて、入力手段から得られるユーザーの意思情報に基
    づいて、第2の選択条件を設定する第3の選択条件設定手段と、
    前記第2の選択条件、及び楽曲に関する情報に基づいて、前記記憶手段に記憶された楽
    曲の中から楽曲を選択する第4の楽曲選択手段と、
    該第4の楽曲選択手段により選択された楽曲を第5の所定再生条件に基づいて再生する
    第5の楽曲再生手段とを備えていることを特徴とする請求項13〜15のいずれかの項に
    記載の音楽再生装置。
  17. 前記選択条件提示手段が、所定の環境条件に応じた形態で、ユーザーへの選択条件の提
    示を行うものであることを特徴とする請求項13〜16のいずれかの項に記載の音楽再生
    装置。
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