JP2001116581A - ナビゲーションシステム - Google Patents
ナビゲーションシステムInfo
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Abstract
間を利用して案内音声を出力するナビゲーションシステ
ムを提供する。 【解決手段】 ナビゲーション装置11は、車両の走行
に応じて案内音声を作成し、作成した案内音声の内容に
より設定される優先度を付けた割込み信号と共にその案
内音声をオーディオ装置12へ出力する。割込み信号に
付けられた案内音声の優先度が高い場合、オーディオ装
置12は再生中の音楽を一時停止し、ナビゲーション装
置11より出力された案内音声をスピーカー13から出
力する。そして、一時停止を開始してから所定時間経過
したら、一時停止を解除して音楽の再生を再開する。
又、割込み信号に付けられた案内音声の優先度が低い場
合、オーディオ装置12は再生中の音楽が曲間になるま
で再生を継続し、曲間になったら一時停止してナビゲー
ション装置11へ案内音声の要求信号を出力する。
Description
テムに係り、特に、記憶媒体から音楽を再生する車載オ
ーディオ装置と、車載オーディオ装置に接続されたスピ
ーカーを介して案内音声を出力する車載ナビゲーション
装置とからなるナビゲーションシステムに関する。
所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーシ
ョン装置は、自車の位置を検出してDVD−ROM等の
ROMディスクから自車位置周辺の地図データを読み出
し、地図画像をディスプレイ画面に表示すると共に該地
図画像上の所定個所に自車位置マークを重ねて表示す
る。そして、自車の移動により現在位置が変化するに従
い、画面の自車位置マークを移動したり、或いは自車位
置マークを画面中央等の所定位置に固定して地図をスク
ロールして、常に、自車位置周辺の地図情報が一目で判
るようになっている。
目的地を入力すると、自車位置から目的地までの最適経
路を探索する経路探索機能を備えており、ディスプレイ
画面に誘導経路を表示すると共に音声による案内をする
ことによって、ドライバーを所望の目的地まで確実に案
内するようになっている。
には、オーディオ装置に接続しオーディオ装置のスピー
カーを用いて案内音声を出力するものがある。通常、オ
ーディオ装置は、ドライバーの選択した音楽ソース(例
えばCDやMD等)を車室内に取り付けたスピーカーか
ら出力してドライバーを楽しませているが、ナビゲーシ
ョン装置からオーディオ装置へ案内音声の割り込み信号
が入力されると、オーディオ装置はそれまでの再生して
いた音楽からナビゲーション装置の案内音声に切り替え
て出力するようになっている。さらに、この案内音声は
ドライバーのリモコン等の操作によっても出力可能であ
り、例えばリモコンにある案内要求ボタンを押下するこ
とによって、その時の走行に合わせた案内音声を出力す
るようになっている。
ビゲーション装置の案内音声には、ドライバーにとって
重要な案内音声とそれ程重要でない案内音声とがある。
例えば、「300m先右折です。」といった案内音声
は、この先曲がろうとするドライバーにとっては重要な
ものであり、「10km直進です。」といった案内音声
は、距離的に余裕があり、それ程重要でないものであ
る。しかし、従来のナビゲーション装置では、その重要
性と全く関係なくそれ程重要でない案内音声であって
も、それまで聴いていた音楽の出力を停止して案内音声
を出力していた。そのため、ドライバーは、それ程重要
でない案内音声にもかかわらず、聴いていた音楽が中断
されてしまうため、不快に感じる事があった。又、逆に
走行中に長い時間何も音声案内がない場合、案内音声を
得るためにはリモコン操作をしなければならないという
煩わしさがあった。
ってそれ程重要でない案内音声は再生音楽の曲間に出力
することにより、聴いている音楽を必要以上に中断する
ことのないナビゲーション装置を提供することにある。
何らかの案内音声を出力することにより、定期的に案内
音声が得られるようにすることである。
ば、記憶媒体から音楽を再生する車載オーディオ装置
と、車載オーディオ装置に接続されたスピーカーを介し
て案内音声を出力する車載ナビゲーション装置とを備
え、車載ナビゲーション装置は、案内音声とその案内音
声に応じた優先度を示す制御信号を車載オーディオ装置
に出力する割込み制御手段を有し、車載オーディオ装置
は、高い優先度を付けた制御信号が入力されたときに
は、音楽の再生を中断して案内音声を出力し、低い優先
度を付けた制御信号が入力されたときには再生音楽の曲
間に案内音声を出力するオーディオ制御手段を有するこ
とによって達成される。
中断されることないようにすることができる。
から音楽を再生する車載オーディオ装置と、車載オーデ
ィオ装置に接続されたスピーカーを介して案内音声を出
力する車載ナビゲーション装置とを備え、車載オーディ
オ装置は、再生音楽の曲間に再生を一時中断して車載ナ
ビゲーション装置へ案内音声の要求信号を出力し、車載
ナビゲーション装置は、要求信号に応じて案内音声を車
載オーディオ装置に出力するようにしたことによって達
成される。
ボタンを押下しなくても、定期的に案内音声が得ること
ができる。
成図であり、11はナビゲーション装置、12はオーデ
ィオ装置、13はオーディオ装置12のスピーカーであ
る。(b)はナビゲーション装置11から出力される案
内音声に優先度を付ける例であり、ドライバーが重要と
する案内音声、例えばのような残距離が短く時間的余
裕がないものの優先度は高く、それ程重要としない案内
音声、例えばのような距離が長く時間的余裕があるも
のの優先度は低く設定する。つまり、自車位置から案内
対象のポイントまでの距離が、所定距離より短い時の案
内音声の優先度は高く、長い時の案内音声の優先度は低
く設定する。
応じて案内音声を作成し、作成した案内音声の内容によ
り設定される優先度を付けた割込み信号と共にその案内
音声をオーディオ装置12へ出力する。割込み信号に付
けられた案内音声の優先度が高い場合、オーディオ装置
12は再生中の音楽を一時停止し、ナビゲーション装置
11より出力された案内音声をスピーカー13から出力
する。そして、一時停止を開始してから所定時間経過し
たら、一時停止を解除して音楽の再生を再開する。
先度が低い場合、オーディオ装置12は再生中の音楽が
曲間になるまで再生を継続し、曲間になったら一時停止
してナビゲーション装置11へ案内音声の要求信号を出
力する。この要求信号を受信したナビゲーション装置1
1は、案内音声を作成しオーディオ装置12へ出力し、
オーディオ装置12はその案内音声をスピーカー13か
ら出力する。そして、一時停止を開始してから所定時間
経過したら、一時停止を解除して音楽の再生を再開す
る。さらに、オーディオ装置12は再生している音楽が
曲間になる毎に一時停止し、ナビゲーション装置11へ
案内音声の要求信号を出力する。ナビゲーション装置1
1はその要求信号を受信する度に、案内音声を作成し出
力する。
図である。同図において、1はオーディオ装置全体を制
御するオーディオ制御部、2はオーディオソースの選択
操作、音量の調整操作等を行なう操作部である。3はM
Dユニット、4はCDユニット、5はカセットテープユ
ニットである。6はセレクターであり、前記MDユニッ
ト3、CDユニット4、カセットテープユニット5、ナ
ビゲーション装置11から入力される音声信号を前記オ
ーディオ制御部1の指示に基づいて切り替えるものであ
る。7はオーディオ回路であり、前記セレクター6から
入力される音声信号を前記オーディオ制御部1からの指
示により、音量を調整したり音声信号の出力を停止した
りする。8はオーディオ回路7より出力される音声信号
を増幅するアンプである。
声を出力する際に、その案内音声の優先度を付けた割込
み信号をオーディオ制御部1へ出力する。13は車室内
に設置されたスピーカーである。
ている。図3において、21は地図情報を記憶するRO
Mディスク、22はROMディスク21からの地図情報
の読み取りを制御するROMディスク制御部、23は車
両の現在位置を測定する位置測定部であり、移動距離を
検出する車速センサー、移動方位を検出するジャイロ、
位置計算用のCPU等で構成している。
ナビゲーション制御部、25はメニューの選択操作、地
図の拡大/縮小操作等を行なう操作部、26は地図画像
の描画を行なう地図描画部、27は地図画像を表示する
ディスプレイ、28は自車位置から目的地までの最適な
経路を求め、求められた経路に沿って経路誘導を行なう
経路誘導処理部である。
ーディオ装置12の再生音楽が曲間になった時、曲間に
出力すべき案内音声を要求する信号を受信する入力部で
ある。30は案内音声作成部であり、車両誘導時に案内
対象ポイントの案内音声を作成し、図示しないが作成さ
れた案内音声は内部メモリーに格納される。31は割込
み信号出力部であり、案内音声作成部30で作成された
案内音声の案内対象ポイントまでの残距離に応じて優先
度を設定し、割込み信号に付けてオーディオ制御部1に
出力する。32はナビゲーション装置11内のバスライ
ンである。
ず、オーディオ制御部1はナビゲーション装置11から
の割込み信号を受信したか否か判断し(ステップ10
1)、受信したら現在音楽が再生中か否か判断する(ス
テップ102)。音楽再生中であれば、オーディオ制御
部1は割込み信号に付けられている案内音声の優先度が
高いか否か判断する(ステップ103)。優先度が高い
場合、オーディオ制御部1は再生している音楽を一時停
止し(ステップ104)、セレクター6をナビゲーショ
ン装置11側にして、ナビゲーション装置11から出力
される案内音声をスピーカー13より出力する(ステッ
プ105)。その後、一時停止を開始してから所定時間
経過したら、一時停止を解除し音楽の再生を再開する
(ステップ106)。
い場合、オーディオ制御部1はナビゲーション装置11
からの案内音声を出力する(ステップ107)。
ナビゲーション装置11からの割込み信号を受信しない
場合と案内音声の優先度が低い場合、オーディオ制御部
1は現在再生している音楽が曲間であるか否か判断する
(ステップ108)。曲間である場合、オーディオ制御
部1は再生音楽を一時停止し(ステップ109)、ナビ
ゲーション装置11へ案内音声の要求信号を送信する
(ステップ110)。以後、ステップ105に移行して
ナビゲーション装置11から送られてくる案内音声を出
力し、一時停止を開始してから所定時間経過したら一時
停止を解除して音楽の再生を再開する。曲間でない場合
は、ステップ101へ移行して以後の処理を行なう。
る。車両誘導時に音声案内を発生する地点にくると(ス
テップ201)、案内音声作成部30は案内音声を作成
し、ナビゲーション制御部24は、案内音声作成部30
で作成した案内音声の案内対象ポイントまでの残距離に
応じて優先度を設定する(ステップ202)。例えば、
案内対象ポイントまでの残距離が300m以下の時は優
先度を高く設定し、それ以上の距離の場合は優先度を低
く設定する。次にナビゲーション制御部24は、割込み
信号出力部31から案内音声の優先度を付けた割込み信
号と共に、案内音声作成部30で作成された案内音声を
オーディオ装置12へ出力する(ステップ203)。
する地点でない場合、ナビゲーション制御部24は、オ
ーディオ装置12からの案内音声の要求信号を受信した
か否か判断し(ステップ204)、受信していなければ
ステップ201へ移行して以後の処理を行なう。受信し
た場合、案内音声作成部30は案内音声を作成し(ステ
ップ205)、作成した案内音声をオーディオ装置12
へ出力する(ステップ206)。
間になった時に、案内音声を出力するようにしたが、2
曲再生終了後の曲間、3曲再生終了後の曲間に案内音声
を出力するようにしたり、初めから優先度の低い案内音
声は出力しないといった処理に容易に変更することがで
きる。
本発明の請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
ない。
置からの案内音声に優先度を設定し、優先度の低い案内
音声については、オーディオ装置で再生されている音楽
の曲間を利用して出力するようにしたから、必要以上に
聴いている音楽を中断することのないようにすることが
できる。
何らかの案内音声を出力するようにしたから、ドライバ
ーは走行中のリモコン操作が減り安全性が高めることが
できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 記憶媒体から音楽を再生する車載オーデ
ィオ装置と、該車載オーディオ装置に接続されたスピー
カーを介して案内音声を出力する車載ナビゲーション装
置とを備え、 該車載ナビゲーション装置は、案内音声と該案内音声に
応じた優先度を示す制御信号を前記車載オーディオ装置
に出力する割込み制御手段を有し、 前記車載オーディオ装置は、高い優先度を付けた制御信
号が入力されたときには、音楽の再生を中断して該案内
音声を出力し、低い優先度を付けた制御信号が入力され
たときには再生音楽の曲間に案内音声を出力するオーデ
ィオ制御手段を有することを特徴とするナビゲーション
システム。 - 【請求項2】 記憶媒体から音楽を再生する車載オーデ
ィオ装置と、該車載オーディオ装置に接続されたスピー
カーを介して案内音声を出力する車載ナビゲーション装
置とを備え、 前記車載オーディオ装置は、再生音楽の曲間に再生を一
時中断して前記車載ナビゲーション装置へ案内音声の要
求信号を出力し、 前記車載ナビゲーション装置は、該要求信号に応じて案
内音声を前記車載オーディオ装置に出力するようにした
ことを特徴とするナビゲーションシステム。
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