JP2745378B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2745378B2
JP2745378B2 JP6043056A JP4305694A JP2745378B2 JP 2745378 B2 JP2745378 B2 JP 2745378B2 JP 6043056 A JP6043056 A JP 6043056A JP 4305694 A JP4305694 A JP 4305694A JP 2745378 B2 JP2745378 B2 JP 2745378B2
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誠一 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナビゲーション装置に
係り、詳細には、音声によって目的地までの経路を案内
するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地理に不案内な運転者に対して目
的地までの経路を案内するナビゲーション装置の実用化
が盛んに行なわれている。このナビゲーション装置で
は、目的地や出発地を入力すると、この両地点間で自動
車が走行すべき最適の走行経路を探索し、探索した走行
経路、車両の現在位置と進行方向等を道路地図と共にデ
ィスプレイに表示しながら経路誘導を行うようになって
いる。このようなナビゲーション装置において、ディス
プレイに表示された案内情報では経路の認識を誤る可能
性があるので、確実に経路を認識できるようにするた
め、音声によって経路を案内するナビゲーション装置も
実用化されている。この音声によるナビゲーション装置
では、例えば、「次の交差点を右に曲がってください」
といった案内音声をスピーカから出力することで経路案
内を行っている。ところで、一般に自動車にはカセット
テープデッキやCDプレーヤ等の音響機器が搭載されて
いる。そして、これら音響機器による音声がスピーカ等
から出力される場合、英語学習用の音声や、音楽等が継
続的に出力されることが多い。このため、ナビゲーショ
ン装置と音響機器の両方を使用している場合には、ナビ
ゲーション装置による音声案内を行うときに、音響機器
からの音声に案内用の音声を合成して出力するようにし
たり、音響機器の音声出力を小さく(ミュート)するこ
とで案内音声を出力したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のナビゲーション
装置を搭載した自動車では、音声による経路案内を行う
場合でも、音響機器による音声の出力を継続して行って
いる。このため、例えば語学学習用のテープ等を再生し
ている場合において、ナビゲーション装置によって案内
音声信号が出力されている間にテープやCD等の媒体が
進行してしまっていた。このため、使用者はその間の情
報を聞くためにテープを巻き戻す等の操作が必要にな
り、不便であった。
【0004】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るためになされたもので、案内音声信号の出力により音
響機器で再生される情報が欠落することを防止できるナ
ビゲーション装置提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、現在地から目的地への案内情報を発生する案内情報
発生手段と、この案内情報発生手段によって発生された
案内情報に従った案内を音声によって行うための案内音
声信号を出力する案内音声信号出力手段と、音響機器に
より再生された音声信号を出力する音響機器音声信号出
力手段と、前記案内音声信号出力手段からの案内音声信
号を出力する場合に、前記音響機器による音声信号の再
生を停止または一時停止させる手段と、前記案内音声信
号出力手段からの案内音声信号の出力が終了した後に、
停止または一時停止させていた位置から前記音響機器の
音声信号の再生を再開させる手段と、をナビゲーション
装置に具備させて前記目的を達成する。請求項2に記載
の発明では、現在地から目的地への案内情報を発生する
案内情報発生手段と、この案内情報発生手段によって発
生された案内情報に従った案内を音声によって行うため
の案内音声信号を出力する案内音声信号出力手段と、音
響機器により再生された音声信号を出力する音響機器音
声信号出力手段と、前記案内音声信号出力手段からの案
内音声信号を出力する場合に、前記音響機器による音声
信号の再生を停止または一時停止させる手段と、前記案
内音声信号出力手段からの案内音声信号の出力が終了し
た後に、停止または一時停止させていた箇所の少し前か
ら前記音響機器の音声信号の再生を再開させる手段と、
をビゲーション装置に具備させて前記目的を達成する。
請求項3に記載の発明では、前記音響機器の音声信号の
再生を再開させる手段は、前記案内音声信号出力手段に
より案内音声信号を出力している間に、再生開始箇所を
少し前に戻しておく。請求項4に記載の発明では、前記
案内音声信号出力手段と、前記音響機器音声出力手段と
を共通の音声出力手段で構成する。請求項5に記載の発
明では、前記案内音声信号出力手段を、前記音響機器音
声信号出力手段と同一規格に構成する。
【0006】
【作用】請求項1記載のナビゲーション装置では、案内
音声信号出力手段からの案内音声信号を出力する場合
に、音響機器による音声信号の再生を停止または一時停
止させる。そして、案内音声信号出力手段からの案内音
声信号の出力が終了した後に、停止または一時停止させ
ていた位置から音響機器の音声信号の再生を再開させ
る。請求項2に記載のナビゲーション装置では、案内音
声信号出力手段からの案内音声信号を出力する場合に、
音響機器による音声信号の再生を停止または一時停止さ
せる。そして、案内音声信号出力手段からの案内音声信
号の出力が終了した後に、停止または一時停止させてい
た箇所の少し前から音響機器の音声信号の再生を再開さ
せる。請求項3に記載のナビゲーション装置では、案内
音声信号を出力している間に、再生開始箇所を少し前に
戻しておく。
【0007】
【実施例】以下、本発明のナビゲーション装置における
実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実
施例のナビゲーション装置の構成をブロックで表したも
のである。この図に示すように、ナビゲーション装置1
0は、外部機器Aの音声信号線11が接続される音声信
号入力端子21と、この外部機器Aに対して所定の制御
信号を供給する制御信号線9が接続される外部制御信号
出力端子35を備えている。
【0008】ここで、外部機器Aとしては、車両に搭載
された、音響機器が該当し、例えばカセットテープを使
用するもの、デジタルオーディオテープ(DAT)を使
用するもの、コンパクトディスク(CD)を使用するも
の等、音声や音楽といった音響信号を発生する各種の機
器が適用される。ナビゲーション装置10は、音声信号
入力端子21から入力された音声信号に対して増幅等の
処理を施す音声信号入力回路22と、この音声信号入力
回路22から出力される音声信号が入力される選択回路
23と、この選択回路23から出力される音声信号を外
部に出力する音声信号出力端子24とを備えている。音
声信号出力端子24には、音声出力装置としてスピーカ
13が接続されている。
【0009】ナビゲーション装置10は、更に、現在地
や目的地等のデータを入力するためのキー等からなるデ
ータ入力部25と、GPS(Global Position System)を
用いたり、ビーコンからの信号を用いて現在位置を測定
する現在位置測定部26と、目的地データ、交差点デー
タ、道路データ等の地図情報を格納した地図情報記憶部
27と、データ入力部25、現在位置測定部26および
地図情報記憶部27からのデータに基づいて、現在地か
ら目的地への案内情報を発生する案内情報発生部28を
備えている。またナビゲーション装置10は、案内情報
発生部28によって発生された案内情報に従った案内を
音声によって行うための案内音声信号を出力する案内音
声信号出力部29と、地図等を表示するための液晶ディ
スプレイ等のディスプレイ30と、現在位置測定部2
6、地図情報記憶部27および案内情報発生部28から
のデータに基づいて、ディスプレイ30に表示する地図
等を描画する地図描画部31を備えている。
【0010】案内音声信号出力部29の出力音声信号は
選択回路23に入力されるようになっている。この選択
回路23は、案内情報発生部28から供給される選択制
御信号32によって制御され、案内音声信号出力部29
から出力される案内音声信号と音声信号入力回路22か
ら出力される外部からの音声信号の一方を選択して音声
信号出力端子24へ出力するようになっている。従っ
て、案内情報発生部28から案内音声信号が出力される
ときにはこの案内音声信号のみが選択回路23で選択さ
れて、音声信号出力端子24を介して、スピーカ13か
ら出力される。また、案内情報発生部28から案内音声
信号が出力されないときには外部機Aからの音声信号の
みが選択回路23で選択されてスピーカ13から出力さ
れることになる。
【0011】なお、案内情報発生部28および地図描画
部31は、例えばCPU(中央処理装置)、各種のプロ
グラムやデータが格納されたROM(リード・オンリ・
メモリ)、ワーキングエリアとして使用されるRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)等を備えたマイクロコ
ンピュータによって実現される。
【0012】さらにナビゲーション装置10は、外部制
御信号発生回路34を備えている。この外部制御信号発
生回路34は、停止、または一時停止(ポーズ)を要求
する外部制御信号37を発生し、外部制御信号出力端子
35を介して外部機器Aに供給するようになっている。
外部制御信号発生回路34は、案内情報発生部28から
制御信号38が供給されると、この外部制御信号37を
出力するようになっている。案内情報発生部28は、案
内音声信号出力部29への案内情報の供給、選択回路2
3への選択制御信号32の供給と共に、制御信号38を
外部制御信号発生回路34に供給するようになってい
る。
【0013】次に、本実施例のナビゲーション装置の動
作について説明する。まず、運転者がナビゲーション装
置のみを使用し、外部機器Aを使用していない場合につ
いて説明する。運転者は、予め現在地や目的地等のデー
タをデータ入力部25より入力する。案内情報発生部2
8は、データ入力部25から入力されたデータと、現在
位置測定部26および地図情報記憶部27からのデータ
に基づいて、現在地から目的地への案内情報を発生す
る。この案内情報に従って、随時、案内音声信号出力部
29から案内音声信号が出力され、この案内音声信号が
選択回路23、音声信号出力端子24を経て、スピーカ
13へ出力され、使用者はこのスピーカ13から音声に
よる案内情報を聞くことができる。また、ディスプレイ
30には、現在地近辺の地図が表示されるとともに、目
的地までの間に設定された経路が表示され、運転者はこ
の地図等にしたがって車両の進行位置等を確認すること
もできる。
【0014】なお、スピーカ13から出力される音声に
よる案内情報としては、例えば、「次の信号を右折して
ください。」等の進路変更すべき位置や方向に関する情
報の他に、「右側の車線に移動してください。」といっ
た進路変更に備えての車線変更情報や、「右前方に見え
るのが、○○タワーで、…」というような現在地に関す
る観光情報なども出力されるようになっている。また、
音声による案内としては、右折や右側への車線変更等の
ように右側に関する案内情報と、左側に関する案内情報
とを区別するために、運転者の左右に配置されたスピー
カの出力調整を行うようにしてもよい。例えば、右折を
案内する場合、右側スピーカの音量を左側スピーカの音
量よりも大きくしたり、また、右側スピーカからのみ案
内情報を出力したりしてもよい。また、右側に関する案
内を男性の声で行い、左側に関する案内を女性の声で行
うというように変化させてもよい。さらに、スピーカ1
3から出力される案内情報を立体音場の技術により、例
えば右左 折する交差点等の位置に音像を定位させるよ
うにしてもよい。これによって案内情報に関する方向に
ついて容易に認識することが可能になる
【0015】次に、運転者が外部機器Aのみを使用して
CDを再生している場合について説明する。外部機器で
再生されたCDの内容は、音声信号線11を介して、ナ
ビゲーション装置10の音声信号入力端子21に供給さ
れ、音声信号入力回路22で増幅等の処理が施される。
そして選択回路23でこのCDの内容が選択され、音声
信号出力端子24を介して、スピーカ13で出力され
る。
【0016】次に、運転者がナビゲーション装置10を
使用すると共に外部機器AによりCDを再生している場
合について説明する。ナビゲーション装置による案内音
声の出力は常時行われるわけではなく、進路変更や車線
変更が必要な地点に近づいた段階で出力される。従っ
て、ナビゲーション装置10の案内情報発生部28から
案内音声信号が案内音声信号出力部29に出力されてい
ない場合には、選択制御信号32および制御信号38は
出力されていない。このため、選択回路23は、音声信
号入力回路22から供給される外部からの音声信号が選
択され、音声信号出力端子24を介してスピーカ13か
らは、外部機器AによるCDの再生音が継続的に出力さ
れる。
【0017】この状態で、ナビゲーション装置10の案
内情報発生部28から案内音声信号が出力されると(音
声案内の条件合致時に自動的に案内音声信号が出力され
る場合と、使用者の手動による要求操作に応じて案内音
声信号が出力される場合とを含む。)、選択回路23に
選択制御信号32が供給されると共に、外部制御信号発
生回路34に制御信号38が供給される。選択回路23
では、選択制御信号32の供給によって、案内音声信号
出力部29から供給される案内音声信号を選択して、こ
れを音声信号出力端子24を介して供給することで、ス
ピーカ13からは、音声による案内情報が出力されるこ
とになる。
【0018】一方、外部制御信号発生回路34では、案
内情報発生部28から制御信号38が供給されたこと
で、外部制御信号37を外部制御信号出力端子35から
制御信号線9を介して外部機器Aに供給する。外部機器
Aは、外部制御信号37が供給されるとCD等の出力を
停止し、または一時停止する。音声の案内が終了する
と、案内情報発生部28から案内音声信号の出力が終了
すると共に、選択制御信号32および制御信号38の出
力も終了する。これによって、外部機器Aは停止または
一時停止していたCD等の再生を再開し、再生されたC
D等の内容は選択回路23で選択されてスピーカ13か
ら出力される。
【0019】このように、本実施例によれば、案内音声
信号が音声信号出力端子24を介して、スピーカ13か
ら出力されるときには、この案内音声信号を優先的に出
力すると共に、ヘッドフォンステレオ12の再生が一時
停止されるので、次のような場合に便利である。すなわ
ち、外部機器Aを用いて、例えば語学学習用のカセット
テープ等を再生している場合に、ナビゲーション装置1
0によって案内音声信号が出力されている間にテープ等
の媒体が進行しないため、使用者はその間の情報を聞く
ためにテープを巻き戻す等の操作が不要になる。また、
案内情報発生部28から案内音声信号が出力されている
間、外部機器AによるCD等の再生が一時停止されるの
で、運転者は外部機器からの情報を欠くことなく聞くこ
とができる。
【0020】次に第2の実施例について説明する。図2
および図3は第2の実施例に係るもので、ナビゲーショ
ン装置として携帯用のナビゲーション装置40を使用し
た場合のものである。図2は本実施例の携帯用ナビゲー
ション装置40と外部機器Aとの関係を表したものであ
る。この図に示すように、本実施例のナビゲーション装
置10には、音声信号線11および制御信号線9を介し
て、外部機器Aとしてのヘッドフォンステレオ12が接
続されると共に、イアフォン43が接続されるようにな
っている。このイアフォン43には、ヘッドフォンステ
レオ12に対して再生開始と停止、早送り早戻し、音量
調整等の各種操作を行うためのリモコン装置42が配置
されている。イアフォン43は、ステレオ用でも良い
し、モノラル用でも良い。また、この明細書において、
イアフォン43の概念にはヘッドフォンが含まれるもの
とする。リモコン装置42は、リモコン線44および音
声信号線45により携帯用ナビゲーション装置40と接
続されている。
【0021】図3は本実施例の携帯用ナビゲーション装
置40の構成をブロックで表したものである。なお、こ
の実施例において、図1に示す第1の実施例と同様な構
成部分には同一の符号を付して適宜その説明を省略する
ことにする。図3に示すように、携帯用ナビゲーション
装置40は、リモコン装置42のリモコン線44が接続
され、リモコン装置42からのリモコン信号が入力され
るリモコン入力端子33を備えている。このリモコン入
力端子33は、入力されたリモコン信号36を制御信号
発生回路34に供給するようになっている。制御信号発
生回路34は、案内情報発生部28から制御信号38が
供給された場合に停止または一時停止を要求する外部制
御信号37を制御信号出力端子35を介してヘッドフォ
ンステレオ12に供給すると共に、リモコン入力端子3
3を介してリモコン装置42から供給されたリモコン信
号36も外部制御信号37として制御信号出力端子35
からヘッドフォンステレオ12に供給するようになって
いる。
【0022】また、携帯用ナビゲーション装置40の音
声信号出力端子24には、イアフォン43の音声信号線
45が接続されている。この携帯用ナビゲーション装置
40に接続されるイアフォン43は、ヘッドフォンステ
レオ12に通常接続されるものが使用されるようになっ
ている。従って、携帯用ナビゲーション装置40のリモ
コン入力端子33と音声信号出力端子24は、イアフォ
ン43を接続するヘッドフォンステレオ12の構成と同
様になっている。また、携帯用ナビゲーション装置40
の制御信号出力端子35と音声信号入力端子21の構成
も、イアフォン43と同様になっている。リモコン線4
4は制御信号線9に、音声信号線45は音声信号線11
は同一規格になっている。
【0023】本実施例による携帯用ナビゲーション装置
40では、制御信号発生回路34と案内情報発生部28
とが接続されている。リモコン装置42の所定操作によ
って、案内音声信号の再出力を要求する再案内要求信号
39が供給されるようになっている。リモコン装置42
による所定操作としては、例えば、再生信号が一定時間
内に2度出力された場合に、制御信号発生回路34が再
案内の要求であると判断して再案内要求信号39を案内
情報発生部28に供給する。案内情報発生部28では、
最後に出力した案内音声信号をメモリに格納しておき、
この再案内要求信号39が供給されると、メモリから案
内信号を読み出して案内音声信号出力部29に出力する
と共に、選択制御信号32、制御信号38を出力する。
【0024】以上説明したように、第2の実施例の携帯
用ナビゲーション装置40によれば、1つの音声信号出
力端子24より、案内音声信号と外部からの音声信号と
が出力されるので、イアフォン等の掛け替えが不要にな
る。また、リモコン線44および音声信号線45を、そ
れぞれ制御信号線9および音声信号線11と同一規格に
しているので、共通のイアフォン43を使用することが
可能になる。従って、携帯用ナビゲーション装置40を
使用しない場合には、携帯用ナビゲーション装置からイ
アフォン43を取り外しヘッドフォンステレオ12に接
続することで、音楽や学習テープを再生することが可能
になる。
【0025】また、第2の実施例では、停止や一時停止
を要求する外部制御信号37が、接続される外部機器A
のメーカや機種によって異なる場合、外部制御信号発生
回路34に各メーカ毎に対応できる選択スイッチを取り
付けて、この選択スイッチを切り換えることによってメ
ーカ別に回路を選択できるようにしてもよい。選択スイ
ッチの切換は、携帯用ナビゲーション装置に選択スイッ
チを設けることでユーザが直接切り換えるようにしても
よく、また、データ入力部21からユーザがメーカや機
種を指定し、案内情報発生部28が制御信号38と共に
外部制御信号発生回路34に供給することで切り換える
ようにしてもよい。このように、外部制御信号発生回路
34は、複数の異なる外部制御信号37の発生を可能に
し、そのいずれかを選択して出力することによって、接
続された外部機器Aのメーカ毎に異なる各種の制御信号
に対応することが可能になり、種々の外部機器Aを接続
することができる。
【0026】以上説明した第1および第2の実施例で
は、案内音声信号の出力が終了した場合、外部機器Aは
停止していたCD等の位置から再生等をする構成とした
が、本発明ではこの構成に限定されるものではなく、他
の変形が可能である。例えば、案内音声信号の出力が終
了したときに、制御信号発生回路34から、一時停止し
た箇所の少し前から再生を開始させことを要求する外部
制御信号37を外部機器Aに供給するようにしてもよ
い。外部機器Aは、この外部制御信号37が供給された
場合、案内音声信号が選択回路23で選択されスピーカ
13やイアフォン43から出力されている間に、再生開
始箇所を少し前に戻しておく。例えばカセットテープで
あれば、巻戻し処理を行っておく。これにより、確実に
情報の欠落を防止することができる。なお、制御信号発
生回路34から特に一時停止した箇所の少し前から再生
を開始することを要求する特別な外部制御信号37を特
に出力しなくても、通常の停止または一時停止を要求す
る外部制御信号37に基づいて外部機器Aが自動的に少
し前から再生するようにしてもよい。
【0027】また、第1および第2の実施例では、案内
音声信号が出力されるときには、外部機器Aの再生等が
停止または一時停止され、外部からの音声信号が入力さ
れなくなるので、選択回路23は、単に外部からの音声
信号と案内音声信号とを合成して出力する回路でも良
い。
【0028】
【発明の効果】請求項1から請求項5に記載した各発明
によれば、案内音声信号出力手段からの案内音声信号を
出力する場合に、音響機器による音声信号の再生を停止
または一時停止させ、案内音声信号出力手段からの案内
音声信号の出力が終了した後に、停止または一時停止さ
せていた位置から、又は、停止または一時停止させてい
た箇所の少しまえから、音響機器の音声信号の再生を再
開させるようにしたので、案内音声信号の出力により音
響機器で再生される情報が欠落することが防止される。
請求項4記載の発明によれば、案内音声信号出力手段
と、前記音響機器音声出力手段とを共通の音声出力手段
で構成したので、例えば携帯用のナビゲーション装置に
適用した場合に、イアフォン等の交換をする必要がなく
なる。請求項5記載の発明では、案内音声手段出力手段
を、前記音響機器音声信号出力手段と同一規格に構成し
たので、例えば携帯用ナビゲーション装置に適用した場
合に、共通のイアフォン等を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のナビゲーション装置の
ブロック構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の携帯用ナビゲーション
装置と外部機器との接続関係を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施例の携帯用ナビゲーション装
置のブロック構成図である。
【符号の説明】
9 制御信号線 10 ナビゲーション装置 11 音声信号線 12 ヘッドフォンステレオ 13 イアフォン 21 音声信号入力端子 22 音声信号入力回路 23 選択回路 24 音声信号出力端子 25 データ入力部 26 現在位置測定部 27 地図情報記憶部 28 案内情報発生部 29 案内音声信号出力部 30 ディスプレイ 31 地図描画部 32 制御信号 39 再案内要求信号 40 携帯用ナビゲーション装置 42 リモコン装置 43 イアフォン 44 リモコン線 45 音声信号線

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在地から目的地への案内情報を発生す
    る案内惰報発生手段と、 この案内情報発生手段によって発生された案内情報に従
    った案内を音声によって行うための案内音声信号を出力
    する案内音声信号出力手段と、音響機器により再生された 音声信号を出力する音響機器
    音声信号出力手段と、 前記案内音声信号出力手段からの案内音声信号を出力す
    る場合に、前記音響機器による音声信号の再生を停止ま
    たは一時停止させる手段と、 前記案内音声信号出力手段からの案内音声信号の出力が
    終了した後に、停止または一時停止させていた位置から
    前記音響機器の音声信号の再生を再開させる手段と、 を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 現在地から目的地への案内情報を発生す
    る案内情報発生手段と、 この案内情報発生手段によって発生された案内情報に従
    った案内を音声によって行うための案内音声信号を出力
    する案内音声信号出力手段と、 音響機器により再生された音声信号を出力する音響機器
    音声信号出力手段と、 前記案内音声信号出力手段からの案内音声信号を出力す
    る場合に、前記音響機器による音声信号の再生を停止ま
    たは一時停止させる手段と、 前記案内音声信号出力手段からの案内音声信号の出力が
    終了した後に、停止または一時停止させていた箇所の少
    し前から前記音響機器の音声信号の再生を再開させる手
    段と、 を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記音響機器の音声信号の再生を再開さ
    せる手段は、前記案内音声信号出力手段により案内音声
    信号を出力している間に、再生開始箇所を少し前に戻し
    ておく、 ことを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装
    置。
  4. 【請求項4】 前記案内音声信号出力手段と、前記音響
    機器音声出力手段とを共通の音声出力手段で構成したこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、又は請 求項3に
    載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記案内音声信号出力手段は、前記音響
    機器音声信号出力手段と同一規格に構成したことを特徴
    とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1の請求
    項に記載のナビゲーション装置。
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