JPH06259832A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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Publication number
JPH06259832A
JPH06259832A JP5043028A JP4302893A JPH06259832A JP H06259832 A JPH06259832 A JP H06259832A JP 5043028 A JP5043028 A JP 5043028A JP 4302893 A JP4302893 A JP 4302893A JP H06259832 A JPH06259832 A JP H06259832A
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JP
Japan
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reproduction
standard
speed
amount
unwinding
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5043028A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Okazaki
誠 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5043028A priority Critical patent/JPH06259832A/ja
Publication of JPH06259832A publication Critical patent/JPH06259832A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】制御部材を一度操作するだけで再生内容の確認
を容易にして操作性を向上させる。 【構成】制御部材1と、この制御部材1が操作されたと
き、再生位置をその操作を行った時点より前に戻した
後、所定量だけ標準より遅い再生スピードで再生を行
い、その後、標準のスピードで再生を行う制御部3とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報再生装置に関し、特
に、再生内容を確認し直す際に、より確認し直し易く、
またより操作性を向上させた情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば会議録音や口述録音された内容
を、タイピストが専用の再生装置(トランスクライブ装
置)を用いて再生し、それを聞いて文章を作成していく
作業が一般に行われている。このようなトランスクライ
ブ装置にはオートバックスペース機能を備えたものがあ
り、この機能によれば、再生状態の解除時に自動的に再
生位置を所定の時間分だけ前に戻すことができる。従っ
て、再度再生状態とした時にその解除前後の内容のつな
がりの確認を容易に行うことができる。
【0003】また、上記オートバックスペース機能は、
本来の使用方法ではないが、再生内容を聞き逃したと
き、一度再生状態を解除して再度再生状態とすることに
より、その聞き逃した部分を再生し直して確認する目的
で利用することも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、聞き逃
した内容を確認し直す目的にオートバックスペース機能
を利用する場合は、再生状態解除前後の内容のつながり
の確認という本来の目的に利用する場合と比較して、再
生状態解除時に再生位置を前に戻す量はより多く必要と
なるのが普通である。従って、聞き逃した内容を確認し
直す目的で戻し量を設定した場合は、内容のつながりの
確認に必要とする以上に再生位置が前に戻されることに
なり、本来の目的での使用に対して不便さを生じること
になる。
【0005】さらに、再生内容を聞き逃したためにオー
トバックスペース機能を用いてその部分を確認し直す際
に、その再確認時の再生スピードも聞き逃した最初のと
きのスピードと同じである。従って、再生音が不明瞭な
ために再生内容を聞き逃した場合には、再生し直したと
しても再度聞き逃すことも往々にしてあり得る。
【0006】一方、トランスクライブ装置には再生スピ
ードをコントロールする機能を有するものもあり、この
機能を用いて再生し直す際の再生スピードを遅くして不
明瞭な部分を確認し易くすることもできる。しかしなが
ら、この機能を利用する場合は、不明瞭な部分を確認し
た後に元の再生スピードに戻す手間がその都度生じる欠
点がある。
【0007】本発明の情報再生装置はこのような課題に
着目してなされたものであり、その第1の目的は、制御
部材を一度操作するだけで再生内容の確認を容易にして
操作性を向上させた情報再生装置を提供することにあ
る。
【0008】また、本発明の第2の目的は、録音内容中
の有音部についてのみ標準より遅いスピードで再生する
ことによって、操作性をさらに向上させた情報再生装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明の情報再生装置は、制御部材と、こ
の制御部材が操作されたとき、再生位置をその操作を行
った時点より前に戻した後、所定量だけ標準より遅い再
生スピードで再生を行い、その後、標準のスピードで再
生を行う制御手段とを具備する。
【0010】また、上記の第2の目的を達成するため
に、情報再生装置が音声信号の再生を行うものであり、
再生位置を前に戻して録音内容の再生を行う際、録音内
容中の有音部を検出する有音部検出手段をさらに具備
し、この有音部検出手段によって検出された有音部につ
いてのみ標準より遅いスピードで再生する。
【0011】
【作用】すなわち、本発明の情報再生装置においては、
制御部材が操作されたとき、再生位置をその操作を行っ
た時点より前に戻した後、所定量だけ標準より遅い再生
スピードで再生を行い、その後、標準のスピードで再生
を行う。
【0012】また、本発明の情報再生装置は音声信号の
再生を行うものであり、再生位置を前に戻して録音内容
の再生を行う際、録音内容中の有音部を検出し、この有
音部についてのみ標準より遅いスピードで再生する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】図1は記録媒体に磁気テープを用いた第1
の実施例に係る情報再生装置の構成を示すブロック図で
ある。同図において、再生用磁気ヘッド6は再生用プリ
アンプ7と再生用パワーアンプ9とを介してスピーカ1
0に接続されている。
【0015】また、再生用プリアンプ7と再生用パワー
アンプ9の間には、再生内容中の有音部の検出を行う有
音部検出手段としての音声レベル検出部8の一端が接続
されている。
【0016】制御手段としての制御部3は全体の制御を
行うものであり、再生し直しの指示を行う制御部材とし
ての再確認指示部1と、テープの巻き戻しを行う際の巻
き戻し量を入力する巻き戻し量入力部2と、音声レベル
検出部8の他端と、磁気テープを駆動するモータ4を制
御すべくこれに接続されたモータサーボ部5とに接続さ
れている。
【0017】以下に、第1の実施例として、再生時に任
意の時間分巻き戻して再生内容の再確認を行う際の情報
再生装置の動作を図1のブロック図及び図2のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0018】標準スピードで再生を始めるとまず、再生
が磁気テープの終端まで進んだかどうかの判定を行い
(ステップS1)、終端まで進んだ場合、磁気テープの
最後まで再生されたものと判断して、再生状態を終了し
(ステップS10)、停止状態に移行する。再生が磁気
テープの終端まで進んでいない場合は、再生が継続され
るものと判断して、オペレータによって再確認指示部1
より再生し直しの指示が入力されたかどうかの判定を行
う(ステップS2)。ここで、この指示が入力されてい
ない場合はステップS1に戻り、入力された場合は磁気
テープの巻き戻しを開始する(ステップS3)。
【0019】磁気テープの巻き戻しの開始後、あらかじ
めオペレ−タによって巻き戻し量入力部2より入力され
た量だけの磁気テープの巻き戻しが終了したかどうかの
判定を行う(ステップS4)。ここで、入力された量の
巻き戻しが終了していないときには、さらに磁気テープ
の始端まで巻き戻しが行われたかどうかの判定を行う
(ステップS5)。
【0020】磁気テープの始端までの巻き戻しが終了し
ていないときにはステップS4の判定に戻るが、磁気テ
ープの始端までの巻き戻しが行われたとき又は、ステッ
プS4で入力された量だけの巻き戻しが終了したと判定
されたときには巻き戻しを終了し(ステップS6)、標
準よりも遅いスロー再生スピードで再生を開始する(ス
テップS7)。ここで、標準スピードとは記録時と同じ
スピードをいうものとする。
【0021】そして、この再生中、ステップS3〜S6
の過程で巻き戻した分についての再生が終了したかどう
かの判定を行い(ステップS8)、再生が終了していな
い場合は再度同じ判定を行ない、再生が終了した時には
再生スピードを標準スピードに戻して再生し(ステップ
S9)、その後、ステップS1に戻って、オペレ−タに
よって新たに再生し直しの指示が入力されるのに備え
る。
【0022】このように第1の実施例においては、磁気
テープの再生中、再生し直しの指示がオペレータによっ
て入力された場合は、磁気テープを巻き戻し量入力部2
から入力された量だけ巻き戻してスロー再生スピードで
再生を行ない、巻き戻した分についてのスロー再生終了
後、標準スピードの再生に戻る。
【0023】これにより、例えば、再生音が不明瞭であ
るために聞き逃した場合でも、制御部材すなわち再確認
指示部1を一度操作するだけで自動的に巻き戻しが開始
されて不明瞭部分がスロー再生された後、自動的に元の
再生スピードへと戻り、聞き逃した部分の再確認を容易
に行なうことができる。
【0024】以下に、本発明の第2の実施例として、再
生時に任意の時間分巻き戻して再生内容の再確認を行な
う際の情報再生装置の動作を図1のブロック図及び図3
のフローチャートを参照して説明する。
【0025】第1の実施例と異なるのは新たにS11〜
S13のステップが追加になった点であり、これ以外の
動作は第1の実施例で説明した動作とまったく同様であ
る。すなわち、ステップS8において巻き戻した分の再
生が終了していないと判定されている間、再生用プリア
ンプ9からの再生信号出力が規定のレベル以上であるか
どうかの判定を音声レベル検出部8によって行ない(ス
テップS11)、規定レベル以上の場合は現在の再生位
置が音声信号が記録されている有音部であると判定し
て、標準よりも遅いスロー再生スピードで再生を行ない
(ステップS12)、規定レベルより小さい場合は現在
の再生位置が音声信号が記録されていない無音部である
と判定して標準の再生スピードで再生を行ない(ステッ
プS13)、ステップS8の判定へと戻る。なお、有音
部と無音部の区切りは、有音部が所定時間以上途切れた
時点、また、無音部と有音部の区切りは有音部が所定時
間以上続いた時点とするのが望ましい。
【0026】このように、第2の実施例においては、再
確認のために磁気テープを巻き戻して再度再生を行なう
場合、音声信号が記録された有音部は標準より遅いスピ
ードで再生を行ない、音声信号が記録されていない無音
部は標準のスピードで再生を行なうものである。
【0027】これより、聞き直す必要のない無音部まで
が標準よりも遅いスピードで再生されてしまうのを防ぐ
ことができ、第1の実施例よりもさらに操作性の向上を
図ることができる。また、無音部を標準スピードよりも
速いスピードで再生するようにしても構わない。
【0028】上記した第1及び第2の実施例において
は、再生中に再確認指示部1が操作されたのを受けて再
確認の動作を行なっていたが、これに限定されず、例え
ば、停止中や録音中であってもよい。
【0029】また、再確認指示部1が操作されたのを受
けて、巻き戻し量入力部2により入力された量だけ磁気
テープの巻き戻しを行なっていたが、これに限定されず
例えば、再確認指示部1が押されていた時間に対応する
量だけ磁気テープの巻き戻しを行なってもよい。
【0030】さらに、上記した第1及び第2の実施例に
おいては、磁気テープを巻き戻した分についてのスロー
再生が終了した後、標準の再生スピードに戻っていた
が、これに限定されず、巻き戻した分よりも所定量少な
いもしくは、所定量多いところまでのスロー再生が終了
した後、標準スピードの再生に戻るようにすることも可
能である。
【0031】また、本発明は録音媒体に磁気テープを用
いた情報再生装置のみに限定されず、例えば、半導体メ
モリを記録媒体として用いることもできる。この場合に
は無音部をあらかじめアドレス管理しておくことができ
るので、録音内容再生の際、無音部を飛ばして再生する
ことができる。本発明は前記した実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨から逸脱しない範囲で種々の
変形や応用が可能であることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明において
は、一度制御部材を操作するだけで、再生内容の確認を
容易に行なうことができ、操作性を向上させることがで
きる。また、本発明においては、録音内容中の有音部分
のみを標準より遅いスピードで再生するので、操作性を
よりいっそう向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る情報再生装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る情報再生装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例に係る情報再生装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…再確認指示部、2…巻き戻し量入力部、3…制御
部、4…モータ、5…モータサーボ部、6…再生用磁気
ヘッド、7…再生用プリアンプ、8…音声レベル検出
部、9…再生用パワーアンプ、10…スピーカ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御部材と、 この制御部材が操作されたとき、再生位置をその操作を
    行った時点より前に戻した後、所定量だけ標準より遅い
    再生スピードで再生を行い、その後、標準のスピードで
    再生を行う制御手段と、を具備したことを特徴とする情
    報再生装置。
  2. 【請求項2】 情報再生装置が音声信号の再生を行うも
    のであり、再生位置を前に戻して録音内容の再生を行う
    際、録音内容中の有音部を検出する有音部検出手段をさ
    らに具備し、この有音部検出手段によって検出された有
    音部についてのみ標準より遅いスピードで再生すること
    を特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
JP5043028A 1993-03-03 1993-03-03 情報再生装置 Withdrawn JPH06259832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5043028A JPH06259832A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 情報再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5043028A JPH06259832A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 情報再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06259832A true JPH06259832A (ja) 1994-09-16

Family

ID=12652499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5043028A Withdrawn JPH06259832A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 情報再生装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06259832A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003015692A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Fujitsu Ltd 音声信号記録装置、音声信号再生装置、およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
EP1531476A1 (en) * 2003-11-12 2005-05-18 ORION ELECTRIC CO., Ltd. Playback system
EP1628305A1 (de) * 2004-08-20 2006-02-22 Fujitsu Siemens Computers GmbH Verfahren zum Schneiden eines digitalen Films unter Verwendung einer elektronischen Datenverarbeitungsvorrichtung
JP2006227363A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Nhk Computer Service:Kk 放送音声用辞書作成装置および放送音声用辞書作成プログラム
JP2019185005A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社Tbsテレビ 音声認識テキストデータ出力制御装置、音声認識テキストデータ出力制御方法、及びプログラム

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EP1628305A1 (de) * 2004-08-20 2006-02-22 Fujitsu Siemens Computers GmbH Verfahren zum Schneiden eines digitalen Films unter Verwendung einer elektronischen Datenverarbeitungsvorrichtung
JP2006227363A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Nhk Computer Service:Kk 放送音声用辞書作成装置および放送音声用辞書作成プログラム
JP2019185005A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社Tbsテレビ 音声認識テキストデータ出力制御装置、音声認識テキストデータ出力制御方法、及びプログラム

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