JPH08223521A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH08223521A
JPH08223521A JP7023716A JP2371695A JPH08223521A JP H08223521 A JPH08223521 A JP H08223521A JP 7023716 A JP7023716 A JP 7023716A JP 2371695 A JP2371695 A JP 2371695A JP H08223521 A JPH08223521 A JP H08223521A
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JP
Japan
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recording
reproducing
magnetic
signal
vtr
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JP7023716A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Nunomura
邦弘 布村
Koichi Hirose
幸一 広瀬
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】VTRにおいて、ダビング時の失敗を防ぐ。 【構成】再生側VTRにモード検出手段11、記録側V
TRにモード設定手段12を設ける。使用者が、ダビン
グ指示した際、これらの手段により、自動的に記録側の
記録モードを設定する。 【効果】再生側VTRにセットされた磁気テープの記録
モードと、記録側VTRにセットされた磁気テープの記
録モードを自動的に合わせることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用磁気記録再生装
置に関し、特にダビング時の使い勝手向上に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープに記録された信号を他の磁気
テープに複写する(以下ダビングと称す)事や、磁気テ
ープに記録された信号を編集し他の磁気テープに記録す
る(以下編集と称す)事は、ムービの普及等により行わ
れることが多くなっている。
【0003】しかし、ダビング、編集を行うには、少な
くとも2台の磁気記録再生装置(あるいは、1台の磁気
再生装置と1台の磁気記録装置)を必要とし、また、配
線も一般の使用者には難しいという問題点があった。
【0004】斯る問題点を解決する1つの方法として、
「United StatesPatent. Pat
ennt Number 4、768、110VIDE
O CASSETTE RECORDER HAVIN
G DUALDECKS FOR SELECTIVE
SIMULTANEOSFUNCTIONS」記載の
如く、1つの筐体に2つの磁気記録再生装置を入れ、内
部配線をスイッチ操作により切り替える技術が開示され
ている。(以下、上記構成の磁気記録再生装置をWデッ
キVTRと称す)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いては、2台の磁気記録再生装置(以下VTRと称す)
を用意せずとも、ダビング、編集が出来、また、配線の
手間も減り有効である。
【0006】しかしながら、上記した従来技術では、ダ
ビング、編集時の記録モード(ハイバンド/ノーマル、
テープスピード)の自動設定については考慮されていな
い。
【0007】例えば、VHS規格のVTRを例にとる
と、市販されている60分テープに記録されているもの
を他の60分テープにダビングする際、ダビング元のテ
ープの記録が3倍速(以下EPと称す)で、ダビング側
が標準速(以下SPと称す)の場合、全てをダビングす
る事が出来ないという問題点がある。(第1の問題点) また、上記従来技術では、ダビング、編集時に既に記録
されているものをオーバーライトして消してしまう事が
起き得るという問題点について考慮されていない。(第
2の問題点) 本発明の第1の目的は、斯る第1の問題点を解決し、再
生側の記録モードに合わせ記録側の記録モードを自動的
に設定する磁気記録再生装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、斯る第2の
問題点を解決し、記録側の磁気テープの状態を自動的に
検出し、使用者に知らせる磁気記録再生装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するために、ダビングを使用者が指示するスイ
ッチ手段と、再生側の記録モードを検出する記録モード
検出手段と、記録側の記録モードを設定する記録モード
設定手段と、再生側、記録側の動作を制御する制御手段
と、を設けたものである。
【0010】本発明は、上記第2の目的を達成するため
に、ダビングを使用者が指示するスイッチ手段と、記録
側の信号の有無を検出する信号検出手段と、記録側に信
号が既に記録されている場合その事を使用者に知らせる
情報信号を発生する情報信号発生手段と、再生側、記録
側の動作を制御する制御手段と、を設けたものである。
【0011】
【作用】第1の目的達成の為にスイッチ手段によりダビ
ングが指示されると、再生側の磁気テープを一定期間再
生し、記録モード検出手段により、記録モードを検出す
る。検出された記録モードに記録側を合わせる様に制御
手段は記録モード設定手段を制御し、記録モード設定手
段は、記録側の記録モードを再生側の記録モードに合わ
せ設定するよう動作する。
【0012】第2の目的達成の為にスイッチ手段により
ダビングが指示されると、記録側の磁気テープを一定期
間再生し、信号検出手段により、信号が記録されている
かどうかを検出する。信号が記録されていることを信号
検出手段が検出した際、制御手段の制御により情報信号
発生手段は、その事を示す情報信号を発生させ、使用者
に知らせるよう動作する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0014】まず、第1の実施例を図1、図2を用いて
説明する。図1は、本実施例に係るWデッキVTRのダ
ビング、編集機能に限ったブロック構成図である。本実
施例に直接関わりの無いものは記載を省略している。
【0015】説明の便宜上、第1のVTR2と第2のV
TR3が、WデッキVTR本体1の中に在る構成として
説明する。第1のVTR2より、第2のVTR3へダビ
ングする際の動作について説明する。第1の磁気テープ
4に記録された信号は、第1のVTR2により再生され
る。映像信号は、映像信号出力端子7より出力され、第
2のVTR3の映像信号入力端子10より第2のVTR
へ入力される。同様に、音声信号も音声信号出力端子8
より出力され、音声信号入力端子9へ入力される。第2
のVTR3に入力された信号は、モード設定手段12に
より定められた記録モードで第2の磁気テープ5に記録
される。モード設定手段12は、現行VTRのモード設
定と構成、動作とも同様である。
【0016】モード検出手段11は、現行VTRのモー
ド検出と同様の構成、動作で、記録モード(SP、EP
など)を検出する。モードを検出するために、使用者が
外部よりの制御(外部スイッチ13)で、ダビングを指
示したとき、自動的に第1のVTR2は一定期間テスト
再生を行う。そのテスト再生時に第1の磁気テープ4に
記録された信号のモードを検出する。その後、自動的に
元のテープ位置まで巻戻した後にダビングを開始する。
【0017】モード検出手段11により読み取られた第
1の磁気テープ4に記録されたモードは、制御ブロック
6に入力される。制御ブロック6の制御により、第1の
磁気テープ4に記録されたモードと同じモードで、第2
のVTR3に記録されるようにモード設定手段12は、
第2のVTR3の記録モードを設定する。
【0018】次に使用者の操作する外部スイッチ13〜
15について説明する。外部スイッチ13は、上記した
ようにダビング開始を指示するものである。外部スイッ
チ14は、テスト再生動作を含む記録モードの自動設定
をオン/オフするスイッチである。オフのときは、記録
側VTR(第2のVTR3)に設定されているモードで
ダビングされる。外部スイッチ15は、現行VTRのモ
ード設定スイッチである。外部スイッチ15による制御
は、自動設定よりも優先し(ダビング開始後)、ダビン
グ中に外部スイッチ15により現在記録しているモード
と異なるモードの指示が入った場合、第2のVTR3の
記録モードは、外部スイッチ15に従う。
【0019】上記の各動作のつながりを図2により説明
する。図2は、本実施例の流れを示した流れ図である。
まず実線20で示した流れについて説明する。使用者が
外部スイッチ13によりダビング開始を指示すると、記
録モードの自動設定(外部スイッチ14により制御)が
オンの場合、第1のVTR2は、テスト再生を行い、第
1の磁気テープ4に記録されたモードを検出する。その
後、テスト再生前のテープ位置まで巻戻し、ダビングを
開始する。
【0020】この時、検出された第1の磁気テープ4に
記録されモードと同じ記録モードに第2の磁気テープ5
に記録するモードを設定する。次に、破線21で示した
流れについて説明する。使用者が外部スイッチ13によ
りダビング開始を指示すると、記録モードの自動設定
(外部スイッチ14により制御)がオフの場合、第2の
VTR3の記録モードは外部スイッチ15で決められた
記録モードによりダビングを開始する。
【0021】以上の説明(図)では、説明の簡略化の為
に一方向のダビングについてのみ説明したが、これに限
るものでなく、双方向のダビングについても同様の構成
を双方に持たせることと、内部配線の切り替えにより容
易に実現することが出来、有効である。
【0022】また、例えば、第1のVTR2がVHS規
格で、第2のVTR3が8ミリ規格の場合、長時間モー
ドがVHSで3倍(EP)、8ミリで2倍(以下LPと
称す)と異なり不都合が生じる。この場合もEPとLP
とを同じ長時間記録モードとして、上記の動作を行うこ
ともある程度有効である。
【0023】以上の様に本実施例によると、ダビング時
に再生側に記録されたモードを検出し、記録側の記録モ
ードを自動的に設定するため、ダビング時のモード設定
ミスによるダビングの失敗を防ぐことが出来る。
【0024】例えば、再生側の60分テープ(SPで6
0分記録可能の市販テープ)にEPで記録してある実質
180分記録されている。これを使用者が60分テープ
にSPでダビングしようとすると1/3しか記録出来な
い。本実施例によると、このようなとき、自動的に記録
モードを変更するので180分全て記録することが出来
る。
【0025】次に本発明第2の実施例について、図3〜
図5を用いて説明する。図3は、本実施例に係るWデッ
キVTRのダビング、編集機能に限ったブロック構成図
であり、図1のブロック構成図に文字情報発生回路40
と加算器41を加え、WデッキVTR本体1の出力端子
を記したものである。ここで、図3において、前記図1
と対応する部分には同一符号を付し、同一の動作をする
場合その説明は、重複を避けるために省略する。(な、
これ以後も同様で、先の図面と同一部分にはあとの図面
にも同一符号を付し、その説明は、省略する。)第1の
VTR2と第2のVTR3が、WデッキVTR本体1の
中に在る。第1のVTR2より第2のVTR3へダビン
グする際の動作のテスト再生までは、実施例1と同様で
ある。
【0026】テスト再生時に第1の磁気テープ4に記録
された信号の記録モードを検出し、検出された記録モー
ドと、第2のVTR3にスイッチ15で設定された記録
モードを制御ブロック45により比較する。
【0027】テスト再生の結果、双方の記録モードが同
じ場合には、その後の動作も実施例1と同様である。つ
まり、自動的にもとの位置まで巻戻した後ダビングが開
始される。この時加算器41により加算される信号は無
く、第2のVTR3の映像信号出力端子46より出力さ
れた映像信号はWデッキVTR本体1の映像信号出力端
子42より、音声信号出力端子47より出力された音声
信号はWデッキ本体1の音声信号出力端子43より、そ
れぞれ出力される。
【0028】テスト再生の結果、双方の記録モードが異
なる場合には、制御ブロック45を介し、モード設定手
段12により、第2のVTR3の記録モードを第1の磁
気テープ4に記録されたモードに合わせ、元の位置まで
巻戻した後、ダビングを開始する。この時、制御ブロッ
ク45は、記録モードの変更を使用者に示す文字情報を
文字情報発生回路40より発生させるよう制御する。文
字情報発生回路40により発生された文字情報は、加算
器41により第2のVTR3の映像信号出力と加算さ
れ、一定時間、WデッキVTR本体1の映像信号出力端
子42より出力される。
【0029】また、使用者のスイッチ操作の手間は増え
るが、テスト再生の結果、双方の記録モードが異なる場
合に、制御ブロック45を介し、モード設定手段12に
より、第2のVTR3の記録モードを第1の磁気テープ
4に記録されたモードに合わせ、元の位置まで巻戻した
後、再生側、記録側共に一時停止状態にすることもダビ
ング失敗をより防ぐことが出来るという点で有効であ
る。
【0030】上記、一時停止状態にする動作について図
4に示す流れ図を用い説明する。実線50とは線51で
示した流れについて説明する。その他の動作は、第1の
実施例と同様のため説明を省略する。まず、破線51で
示した流れについて説明する。使用者が、外部スイッチ
13によりダビング開始を指示すると、記録モードの自
動設定(外部スイッチ14により制御)がオンの場合、
第1のVTR2は、テスト再生を行い、第1の磁気テー
プ4に記録されたモードを検出する。次に検出された第
1の磁気テープ4の記録モードと使用者のスイッチ操作
(外部スイッチ15)により設定されている第2のVT
R3の記録モードとを比較する。その結果、同じ記録モ
ードの場合(図中yes)、テスト再生前のテープ位置
まで巻戻し、ダビングを開始する。
【0031】次に、実線50で示した流れについて説明
する。使用者が、外部スイッチ13によりダビング開始
を指示すると、記録モードの自動設定(外部スイッチ1
4により制御)がオンの場合、第1のVTR2は、テス
ト再生を行い、第1の磁気テープ4に記録されたモード
を検出する。次に検出された第1の磁気テープ4の記録
モードと使用者のスイッチ操作(外部スイッチ15)に
より設定されている第2のVTR3の記録モードとを比
較する。その結果、異なる記録モードの場合(図中n
o)、テスト再生前のテープ位置まで巻戻し、第2のV
TR3の記録モードを第1のVTR2の記録モードに合
わせ、第1のVTR2と第2のVTR3を一時停止の状
態とする。また同時に、出力画面に「記録モードの変
更」を行ったことを示す文字情報を表示する。その後、
使用者が、変更された記録モードに同意すると、外部ス
イッチ(例えば外部スイッチ13を兼用)を使用者が操
作し、ダビングが開始される。同時に出力画面に表示さ
れた文字情報を非表示にする。また、出力画面に「記録
モードの変更」を示す文字情報を表示する代わりに、図
5に示すように音声情報により「記録モードの変更」を
行ったことを示すことも有効である。図5は、本実施例
に係るWデッキVTRのダビング、編集機能に限ったブ
ロック構成図であり、図3のブロック構成図より文字情
報発生回路40と加算器41を外し、代わりに音声情報
発生回路56と加算器57を設け、WデッキVTR本体
1の音声出力に音声情報を加算する構成としたものであ
る。ここで、図5において、前記図3と対応する部分に
は同一符号を付し、同一の動作をする場合その説明は、
重複を避けるために省略する。
【0032】文字情報発生回路40と加算器41を用い
た際と同様に、テスト再生、記録モード比較を行う。第
1の磁気テープ4の記録モードと使用者のスイッチ操作
(外部スイッチ15)により設定されている第2のVT
R3の記録モードとを比較する。その結果、異なる記録
モードの場合、テスト再生前のテープ位置まで巻戻し、
第2のVTR3の記録モードを第1のVTR2の記録モ
ードに合わせ、第1のVTR2と第2のVTR3を一時
停止の状態とする。また同時に、「記録モードの変更」
を行ったことを示す音声情報を音声出力より出力する。
その後、使用者が、変更された記録モードに同意する
と、外部スイッチ(例えば外部スイッチ13を兼用)を
使用者が操作し、ダビングが開始される。
【0033】以上の説明(図)では、説明の簡略化の為
に一方向のダビングについてのみ説明したが、これに限
るものでなく、双方向のダビングについても同様の構成
を双方に持たせることと、内部配線の切り替えにより容
易に実現することが出来、有効である。
【0034】以上のように、本実施例によると第1の実
施例と同様の効果に加え、記録モード自動設定を用いた
事によるダビング失敗を防ぐことが出来る。
【0035】例えば60分テープの1/3(SPで20
分、EPで60分)の未記録部分が有り、その未記録場
所にSPモードで60分記録されたものをダビングする
際、記録モード自動設定オンの状態で外部スイッチ13
によりダビングを開始すると、SPで記録されてしまい
全てを記録することが出来ない。このようなときにダビ
ング動作前に使用者による確認を促すことにより、ダビ
ング失敗を防ぐことが出来る。
【0036】次に本発明第3の実施例について、図6、
図7を用いて説明する。図6は、本実施例に係るWデッ
キVTRのダビング、編集機能に限ったブロック構成図
であり、図3のブロック構成図の制御ブロック45の代
わりに制御ブロック70を置き、モード検出手段11、
モード設定手段12を外し信号検出ブロック71を置い
たものである。ここで、図6において、前記図3と対応
する部分には同一符号を付し、同一の動作をする場合そ
の説明は、重複を避けるために省略する。
【0037】第1のVTR2より、第2のVTR3へダ
ビングする際の動作について説明する。外部スイッチ1
3を用いて使用者により、ダビング開始が指示されると
第2のVTR3は、自動的に一定期間テスト再生IIを行
う。(この時第1のVTR2は、停止または再生一時停
止)テスト再生IIにより信号検出ブロック71は、再生
信号の有無(=記録済みテープかどうか)を検出する。
【0038】再生信号の有無を検出する方法は、FM信
号のエンベロープから、またはビデオ信号の輝度レベル
からなど、現在再生無信号時にブルーバックに切り替え
る際の方法と同様である。
【0039】テスト再生IIの結果、信号検出ブロック7
1により、再生信号が検出されなかった場合、制御ブロ
ック70の指示により、第2の磁気テープ5は、テスト
再生前のテープ位置まで巻戻される。その後、ダビング
が開始される。
【0040】一方、再生信号が検出された場合には、制
御ブロック70の指示により、第2の磁気テープ5を巻
戻し、かつ、文字情報発生回路40より、「記録済みテ
ープである」事を示す文字情報を加算器41を介し、出
力端子42により出力する。このとき、再生側(図3の
VTR(1))は、停止又は再生一時停止の状態であ
る。
【0041】「記録済みテープである」事を表示した
後、再度使用者のダビング指示(例えばスイッチ13を
押す)が入力された場合、直ちにダビングを開始し、そ
れ以外の操作が行われた場合にはダビングを中止する。
【0042】以上の説明(図)では、説明の簡略化の為
に一方向のダビングについてのみ説明したが、これに限
るものでなく、双方向のダビングについても同様の構成
を双方に持たせることと、内部配線の切り替えにより容
易に実現することが出来、有効である。
【0043】上記の各動作を図7により説明する。図7
は、本実施例の流れを示した流れ図である。
【0044】使用者が外部スイッチ13によりダビング
開始を指示すると、記録側のVTRは、一定期間テープ
を再生する(テスト再生II)。テスト再生IIの結果よ
り、未記録テープである場合には、記録側VTRのテー
プを当初の位置まで巻戻した後、ダビングを開始する。
未記録テープでない場合には、記録側VTRのテープを
当初の位置まで巻戻すとともに「記録済みテープであ
る」事を表示する。この後、使用者の再度のダビング指
示があるとダビングを開始する。
【0045】以上のように、本実施例によると、ダビン
グ時、記録側のテープが未記録かどうかを自動的に判別
し、記録済みである場合、その事を使用者に知らせるこ
とが出来る。その為、記録側VTRに誤って必要なテー
プ(消去したくないテープ)をセットしたときに、オー
バーライトし必要な情報を消去してしまう事を防ぐこと
が出来る。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ダビング
時に再生側の記録モードを検出し、記録側の記録モード
を自動設定するため、ダビング時のモード設定ミスによ
るダビング失敗を防ぐことが出来る。
【0047】また、本発明によれば、記録モード自動設
定の際、記録モードを変える時に表示をする事で、人為
的なモード違い記録(記録側と再生側の記録モードが異
なる)をすることが出来、テープを有効に使うことが出
来る。
【0048】また、本発明によれば、ダビング時に記録
側のテープの状態を自動的に判別し表示することが出来
るので、オーバーライトによる必要な情報の消去を防ぐ
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るVTRのブロック図
である。
【図2】本発明の第1実施例に係る動作の流れを示す図
である。
【図3】本発明の第2実施例に係るVTRのブロック図
である。
【図4】本発明の第2実施例に係る動作の流れを示す図
である。
【図5】本発明の第2実施例に係るVTRのブロック図
である。
【図6】本発明の第3実施例に係るVTRのブロック図
である。
【図7】本発明の第3実施例に係る動作の流れを示す図
である。
【符号の説明】
1 WデッキVTR 6、45、55、70 制御ブロック 11 モード検出手段 12 モード設定手段 13 ダビングスイッチ 40 文字情報発生回路 41、57 加算器 56 音声情報発生回路 71 信号検出ブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの筐体中に2個以上の回転シリンダを
    持ち、少なくとも1つの回転シリンダには、記録用磁気
    ヘッドが搭載され、該記録用磁気ヘッドには、記録回路
    が接続され、少なくとも1つの回転シリンダには、再生
    用磁気ヘッドが搭載され、該再生用磁気ヘッドには、再
    生回路が接続され、少なくとも2種類以上の記録速度を
    持つ磁気記録再生装置において、 磁気テープ記録内容複製を使用者が指示するスイッチ手
    段と、 該スイッチ手段による指示により、上記再生用磁気ヘッ
    ド搭載の回転シリンダにより一定期間再生動作を行うテ
    スト再生手段と、 該テスト再生手段による再生から、上記再生用磁気ヘッ
    ド搭載の回転シリンダに巻きついている磁気テープに記
    録されている信号の記録速度を検出する記録モード検出
    手段と、 上記記録用磁気ヘッド搭載の回転シリンダによる記録時
    の記録速度を設定する記録モード設定手段と、 該記録モード検出手段の検出結果に合わせて該記録モー
    ド設定手段による記録速度の設定を制御する制御手段
    と、 を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、 上記記録用磁気ヘッド搭載の回転シリンダに使用者が設
    定した記録速度と、上記記録モード検出手段により検出
    された記録速度と、を比較する比較手段と、 該比較手段により、記録速度の違いが検出された際に使
    用者に記録速度の変更を知らせるよう動作する第2の制
    御手段と、 該第2の制御手段の制御により、記録速度の変更を意味
    する情報信号を発生する情報信号発生手段と、 上記筐体の出力信号に該情報信号を加算する加算手段
    と、 を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】1つの筐体中に2個以上の回転シリンダを
    持ち、少なくとも1つの回転シリンダには、記録用磁気
    ヘッドが搭載され、該記録用磁気ヘッドには、記録回路
    が接続され、少なくとも1つの回転シリンダには、再生
    用磁気ヘッドが搭載され、該再生用磁気ヘッドには、再
    生回路が接続された磁気記録再生装置において、 磁気テープ記録内容複製を使用者が指示するスイッチ手
    段と、 該スイッチ手段による指示により、上記記録用磁気ヘッ
    ド搭載の回転シリンダにより一定期間再生動作を行う第
    2のテスト再生手段と、 該第2のテスト再生手段による再生から、上記記録用磁
    気ヘッド搭載の回転シリンダに巻きついている磁気テー
    プに信号が記録されているかどうかを検出する信号検出
    手段と、 該信号検出手段により信号が検出された際に使用者に記
    録済み磁気テープであることを知らせるよう動作する第
    3の制御手段と、 該第3の制御手段の制御により、記録済み磁気テープで
    あることを意味する第2の情報信号を発生する第2の情
    報信号発生手段と、 上記筐体の出力信号に該第2の情報信号を加算する加算
    手段と、 を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP7023716A 1995-02-13 1995-02-13 磁気記録再生装置 Pending JPH08223521A (ja)

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JP7023716A JPH08223521A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 磁気記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998026588A1 (fr) * 1996-12-09 1998-06-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Circuit de commande de la vitesse pour enregistreur de duplication et materiel de duplication utilisant ce circuit

Cited By (2)

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