JP2582975Y2 - 編集機能付き再生装置 - Google Patents

編集機能付き再生装置

Info

Publication number
JP2582975Y2
JP2582975Y2 JP4761493U JP4761493U JP2582975Y2 JP 2582975 Y2 JP2582975 Y2 JP 2582975Y2 JP 4761493 U JP4761493 U JP 4761493U JP 4761493 U JP4761493 U JP 4761493U JP 2582975 Y2 JP2582975 Y2 JP 2582975Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
value
state
counter
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4761493U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0719882U (ja
Inventor
秀明 益田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4761493U priority Critical patent/JP2582975Y2/ja
Publication of JPH0719882U publication Critical patent/JPH0719882U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2582975Y2 publication Critical patent/JP2582975Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、接続された記録装置を
制御し、編集動作が可能なビデオテープレコーダ(以下
「VTR」と記す)等の編集機能付き再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】VTRには、簡易編集機能としてシンク
ロエディット機能を有するものがある。図3に示すよう
に、再生側VTR1と記録側VTR2を用いて行われ
る。再生側VTR1の信号処理回路3より再生映像信号
と再生音声信号を、夫々映像信号線4、音声信号線5を
用いて記録側VTR2に供給する。また、再生側VTR
1の全体を制御する制御回路6より制御信号線7を介し
て制御信号を記録側VTR2に供給する。なお、再生側
VTR1には、テープの再生位置を示すテープカウンタ
8、テープの走行及び磁気ヘッドの回転を行う機構部
9、再生側VTR1がシンクロエディット状態であるこ
とを表示する表示部10、再生ボタン11、停止ボタン
12、巻戻しボタン13、早送りボタン14、一時停止
ボタン15、テープカウンタ8を手動でリセットするリ
セットボタン16、シンクロエディットをスタートさせ
るシンクロスタートボタン17が設けられている。な
お、記録側VTR2の内部の詳細については割愛する。
【0003】まず、記録側VTR2を記録一時停止状態
とする。そして、再生側VTR1にてテープを再生し編
集すべき映像信号の終了点を決め、再生側VTR1のテ
ープカウンタ8をリセットボタン16を押すことにより
リセットし値をゼロとする。そして該テープを巻戻し、
編集すべき映像信号の開始点を決め、再生一時停止状態
とする。
【0004】そして、再生側VTR1に設けられたシン
クロスタートボタン17を押すと、再生側VTR1はテ
ープを約5秒間分巻き戻して自動的に再生状態へ移り、
開始点を決めたところがくると記録側VTR2に制御信
号線7を介して制御信号を出力し、記録一時停止状態を
解除し記録を開始させる。そして、テープカウンタ8が
ゼロ、すなわち終了点までの再生が終了すると、記録側
VTR2を制御し録画一時停止状態とし、再生側VTR
1を再生一時停止状態とする。
【0005】なお、シンクロスタートボタン17を押し
た後、再生ボタン11、停止ボタン12、一時停止ボタ
ン15等のボタンを押すことによりシンクロエディット
を中断した場合、記録側VTR2は中断した時点で記録
一時停止状態に制御されていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来のシンクロエディ
ット機能では、再生側VTRにて終了点の設定を誤って
実行した場合、例えば終了点でテープカウンタをリセッ
トしなかった場合、終了個所は不定となり途中で中断せ
ざるをえない。中断すると記録側VTRは中断した時点
で記録一時停止状態に制御されるので、再度最初からダ
ビングを実行しなければならない。
【0007】本考案は、カウンタの設定を誤って編集動
作を実行した場合でも、再度最初からダビングを実行す
る必要のない編集機能を有する再生装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題を解
決するために、情報を記録した媒体上の再生位置に応じ
て値が変化するカウンタと、編集モードでは再生状態と
なり、接続された記録装置の記録状態を、該カウンタの
値に応じて記録一時停止状態とする制御信号を出力する
制御手段を有する編集機能付き再生装置において、前記
編集モードに設定されている時に前記カウンタの値を手
動で変更した場合、前記制御手段の動作を禁止する禁止
手段を具備した。
【0009】
【作用】カウンタの値を手動で変更すれば、カウンタの
値に係わらず、記録装置の記録状態を維持するよう制御
する。
【0010】
【実施例】以下図面に従い本考案の実施例について説明
する。なお、実施例のハードウエアは従来技術のそれと
同一であるため、従来技術の機能ブロック図を示した図
3を実施例の機能ブロック図として説明する。図1、図
2は本考案の実施例である再生側VTR及び接続された
記録側VTRの、操作並びに動作を示すフローチャート
である。なお、再生側VTR1の動作は、制御回路6に
よって制御される。
【0011】図1に示すように、シンクロエディットを
行うに当り、記録側VTR2を記録一時停止状態とし
(S1)、次に再生ボタン11を操作し再生側VTR1
を再生状態とする(S2)。そして編集すべき映像信号
の終了点を決め、その時点で一時停止ボタン15を操作
し、再生一時停止状態、すなわち静止画再生とする(S
3)。次にリセットボタン16を操作し、テープカウン
タ8をリセットし、値をゼロとする(S4)。次に巻戻
しボタン13を操作し、テープを巻戻し(S5)、編集
すべき映像信号の開始点を決め、その時点で巻戻しボタ
ン12から指を離すと静止画再生状態となる(S6)。
なお、テープを巻戻しすぎた場合は早送りボタン14を
操作し、開始点の時点で早送りボタン14から指を離し
静止画再生状態としてもよい。この状態でシンクロスタ
ートボタン17を操作すれば(S7)、テープカウンタ
8の値Aを開始点の位置を示す値として記憶し(S
8)、図2に示すシンクロエディット動作を行う。終了
点でのテープカウンタ8の値がゼロであるため、値Aは
負の値となる。なお、シンクロスタートボタン17では
なく停止ボタン12を操作すれば(S9)、シンクロエ
ディットの準備を中断し終了する。
【0012】次にシンクロエディットの動作について図
2のフローチャートを用いて説明する。図1のステップ
S7においてシンクロスタートボタン17が操作された
と判断されれば、表示部10にてシンクロエディット状
態であることを表示し(S11)、再生側VTR1は自
動的にテープを約5秒間分巻戻し(S12)、その後再
生状態となる(S13)。そして、テープカウンタ8の
値が図1のS8にて記憶した開始点の位置を示す値A以
上になれば(S14)、制御回路6は制御信号線7を介
して記録側VTR2に制御信号を送り、記録側VTR2
の記録一時停止状態を解除し記録を開始させる(S1
5)。その後、テープカウンタ8の値がゼロ以上B以下
になれば(S16)、記録側VTR2を記録一時停止状
態になるよう制御し(S17)、再生側VTR1を再生
一時停止状態、すなわち静止画再生状態とし(S1
8)、表示部10におけるシンクロエディット状態であ
ることの表示を終了し(S19)、次のシンクロエディ
ット操作に備える。なお、値Bについては後で説明す
る。また、ステップS19の後は、図1のS2以降の処
理を繰り返すことにより、必要な映像信号を複数個選ん
で編集することができる。
【0013】一方、ステップS15の後、停止ボタン1
2を操作すると(S20)、再生側VTR1は再生を停
止し停止状態となり(S21)、表示部10におけるシ
ンクロエディット状態であることの表示を終了し(S2
2)、ダビング動作を強制終了する。なお、この場合、
記録側VTR2は記録状態を保持したままであるから、
使用者が別途記録側VTR2を操作し、記録動作を終了
させる必要がある。
【0014】次に、終了点の設定ミスに気付き、シンク
ロエディットではなく通常のダビング動作に変更する場
合の操作及び動作について説明する。ステップS15に
て記録側VTR2が記録状態となった後、リセットボタ
ン16を操作すれば(S23)、テープカウンタ8の値
を強制的に正の値Bとし(S24)、表示部10におけ
るシンクロエディット状態であることの表示を終了し
(S22)、S16の前段に戻る。よって、再生側VT
R1は再生を継続しているためテープカウンタ8の値は
値Bより順次大きくなり、ステップS16の条件により
ステップS17以降の処理が行われることはない。すな
わち、シンクロエディットではなく通常のダビング動作
が継続される。なお、該ダビング動作を終了するには停
止ボタン12を操作すればよい(S20)。
【0015】以上、本考案の実施例について説明した
が、リセットボタン16が操作された際、ステップS2
4にてテープカウンタ8の値を値Bとしたが、値をゼロ
とし、ステップS16にて再生動作にてテープカウンタ
8の値がゼロとなったのか、リセットボタン16の操作
によりゼロとなったのかを判断し、リセットボタン16
の操作によりゼロとなったと判断したならば、シンクロ
エディットではなく通常のダビング動作を継続させるよ
うにしてもよい。また、VTRに限らず、磁気ディスク
を用いた記録再生装置においても適用できることは言う
までもない。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、情報を記録した媒体上
の再生位置に応じて値が変化するカウンタと、編集モー
ドでは再生状態となり、接続された記録装置の記録状態
を、該カウンタの値に応じて記録一時停止状態とする制
御信号を出力する制御手段を有する編集機能付き再生装
置であって、カウンタの設定を誤って編集動作を実行し
た場合でも、再度最初からダビングを実行する必要のな
い編集機能を有する再生装置を提供することができ、そ
の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図2】本考案の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】本考案および従来技術のハードウエアを示した
機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 再生側VTR 2 記録側VTR 6 制御回路 7 制御信号線 8 テープカウンタ 16 リセットボタン 17 シンクロスタートボタン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録した媒体上の再生位置に応じ
    て値が変化するカウンタと、編集モードでは再生状態と
    なり、接続された記録装置の記録状態を、該カウンタの
    値に応じて記録一時停止状態とする制御信号を出力する
    制御手段を有する編集機能付き再生装置において、 前記編集モードに設定されている時に前記カウンタの値
    を手動で変更した場合、前記制御手段の動作を禁止する
    禁止手段を具備し、前記カウンタの値に係わらず前記記
    録装置の記録状態を維持させることを特徴とする編集機
    能付き再生装置。
JP4761493U 1993-09-01 1993-09-01 編集機能付き再生装置 Expired - Fee Related JP2582975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4761493U JP2582975Y2 (ja) 1993-09-01 1993-09-01 編集機能付き再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4761493U JP2582975Y2 (ja) 1993-09-01 1993-09-01 編集機能付き再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0719882U JPH0719882U (ja) 1995-04-07
JP2582975Y2 true JP2582975Y2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=12780111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4761493U Expired - Fee Related JP2582975Y2 (ja) 1993-09-01 1993-09-01 編集機能付き再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2582975Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0719882U (ja) 1995-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02184181A (ja) 動画像再生装置および動画像再生方法
JPH04283447A (ja) 磁気記録再生装置
JP2582975Y2 (ja) 編集機能付き再生装置
JPH05198141A (ja) ビデオ編集システム
JPS6320751A (ja) 記録再生装置
JPH0544959Y2 (ja)
JP2687372B2 (ja) 編集用コントローラ
JP2688511B2 (ja) 磁気記録再生方式
JP2768699B2 (ja) ビデオ信号処理方法
JPS5839594Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2768243B2 (ja) 音声及び映像編集システム
JP2537930B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3728005B2 (ja) 記録再生装置
JPS62172870A (ja) オ−デイオ・ビデオ記録装置
JPH0831043A (ja) 磁気記録及び/または再生装置のテープリワインド方法
JP3158639B2 (ja) 映像信号再生装置
JPS63113884A (ja) 磁気記録再生装置
JP2000353349A (ja) 記録制御システム
JPH06295489A (ja) デジタル・テープレコーダー
JPH03132950A (ja) ビデオテープの記録並びに再生方法
JPH087895B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH05334853A (ja) 情報記録再生装置
JPH05342693A (ja) 連続記録再生システム
JPH07121936A (ja) 記録再生方法
JPH04337549A (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees