JPH06223436A - 記録情報再生装置 - Google Patents

記録情報再生装置

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Publication number
JPH06223436A
JPH06223436A JP5011008A JP1100893A JPH06223436A JP H06223436 A JPH06223436 A JP H06223436A JP 5011008 A JP5011008 A JP 5011008A JP 1100893 A JP1100893 A JP 1100893A JP H06223436 A JPH06223436 A JP H06223436A
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JP
Japan
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magnetic tape
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JP5011008A
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English (en)
Inventor
Yukiyoshi Arita
幸巧 有田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 再生された音声信号を音声信号用RAM9に
取り込み、繰り返し読み出すような繰り返し再生モード
を有する記録情報再生装置であって、この繰り返し再生
モード中に、早送り指定キー4(又は巻き戻し指定キー
5)がオン操作された場合、マイコン10が、該早送り
指定キー4がオン操作され続けている間、磁気テープ1
を巻き戻し、該早送り指定キー4がオフ操作された時点
から再生を行うとともに、この再生された音声信号を上
記音声信号用RAM9に書き込み、ICリピートキー8
がオン操作された時点で、再生を停止して、上記音声信
号用RAM9内に書き込まれた音声信号を繰り返し読み
出してスピーカ装置12に供給する。 【効果】 繰り返し再生を行う箇所の変更を、早送り指
定キー4(又は巻き戻し指定キー5)及びICリピート
キー8の、2つのキー操作のみで簡単に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば語学学習や音楽
学習等に用いて好適な記録情報再生装置に関し、特に、
磁気テープ上に記録された所望の記録情報を自動的に繰
り返して再生することができる記録情報再生装置におい
て、該繰り返し再生を行う箇所の変更に係る操作性の向
上等を図った記録情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在における我が国は国際的発展を遂げ
ており、この国際化社会に生きる我々にとっては、他国
語の習得は必要不可欠なものとなっている。この他国語
の習得には、繰り返し学習が最も効率のよい学習方法で
あるとされており、従来からこの繰り返し学習を行える
ような様々な教材が提供されてきた。その中の一つとし
て、例えば教師により手本となる単語の発音等を記録し
た磁気テープの教材が知られている。
【0003】この教材を用いる生徒は、上記磁気テープ
をテープレコーダ装置により再生し上記教師の発音と同
じ発音等ができるようになるまで繰り返し練習を行う。
この繰り返し練習を行うには、上記教師の発音等を何度
も繰り返し聴取する必要があるため、生徒は、所望の単
語の発音等の再生が終了すると、一旦停止キーをオン操
作して再生を中止し、次に巻き戻し指定キーをオン操作
して該所望の単語の発音が記録されている位置までテー
プを巻き戻し、再度停止キーをオン操作してこの巻き戻
しを止め、次に、再生キーをオン操作して再生を行うよ
うな手順で、上記所望の単語の発音を繰り返し再生して
いた。
【0004】しかし、このように上記停止キー,巻き戻
し指定キー,再生キーを順に繰り返しオン操作して上記
所望の単語の発音を繰り返し再生するのは大変面倒であ
り学習効率も悪くなる。
【0005】このため、磁気テープ上に記録された音声
情報を再生系により再生し、この再生された音声情報を
メモリへ書き込み、繰り返し再生指定キーがオン操作さ
れた時点で音声情報の再生を停止して上記メモリへの音
声情報の書き込みを終了するとともに、上記メモリに書
き込まれた音声情報を繰り返し読み出して出力するモー
ドである繰り返し再生モードを有するテープレコーダ装
置が開発された。
【0006】このテープレコーダ装置によれば、所望の
箇所の繰り返し再生も簡単に行うことができ、学習効率
を上げることができる。
【0007】ここで、語学学習を行う上において、上記
繰り返し再生する箇所の変更は頻繁に行われるものであ
る。
【0008】生徒は、上記繰り返し再生モード中に繰り
返し再生されている箇所を変更する場合、まず、停止キ
ーをオン操作する。これにより、図示しない制御手段が
音声情報の読み出しを中止するように上記メモリを制御
し、一旦、当該繰り返し再生モードが終了される。
【0009】次に生徒は、巻き戻し指定キー又は早送り
指定キーをオン操作する。これにより、上記制御手段が
上記巻き戻し指定キー又は早送り指定キーがオン操作さ
れている間、上記磁気テープを巻き戻し又は早送りする
ように再生系を制御する。
【0010】次に生徒は、上記磁気テープが所望の箇所
まで巻き戻し又は早送りされた時点で再生キーをオン操
作する。これにより、上記制御手段は、上記巻き戻し又
は早送りしていた上記磁気テープを停止し、その時点か
ら再生を行うように上記再生系を制御するとともに、再
生された音声情報を書き込むように上記メモリを制御す
る。
【0011】次に生徒は、繰り返し再生を行おうとする
所望の音声情報の再生が終了した時点で上記繰り返し再
生指定キーをオン操作する。上記制御回路は、上記繰り
返し再生指定キーをオン操作されると、再生を停止する
ように上記再生系を制御するとともに、上記繰り返し再
生指定キーがオン操作されるまでに書き込まれた音声情
報を繰り返し読み出すように上記メモリを制御する。こ
れにより、繰り返し再生する箇所が変更され、この変更
された箇所の音声情報が繰り返し発音されることとな
る。
【0012】従来のテープレコーダ装置は、上記繰り返
し再生する箇所の変更に、このような手順のキー操作が
必要であった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記テープレ
コーダ装置における上記繰り返し再生する箇所の変更に
おけるキー操作は、上述のように、停止キー,巻き戻し
指定キー(又は早送り指定キー),再生キー,繰り返し
再生指定キーを順に操作する必要があり、複雑且つ面倒
であった。このため、学習効率を悪くし、牽いてはユー
ザの学習意欲を減退させる原因にもなっていた。
【0014】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、繰り返し再生する箇所の変更におけるキー
操作を簡略化することにより、学習効率を向上させ、ユ
ーザの学習意欲の減退を防止すること等ができるような
記録情報再生装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録情報再
生装置は、磁気テープ上に記録された記録情報を再生系
によりテープ走行中に再生して出力するとともに、この
再生された記録情報を記憶手段へ書き込み、テープ走行
停止中に上記記憶手段に書き込まれた記録情報を繰り返
し読み出して出力する再生モードを有する記録情報再生
装置であって、上記再生モード中に、上記磁気テープの
早送りを指定する早送り指定キー又は該磁気テープの巻
き戻しを指定する巻き戻し指定キーの操作入力を受け付
けて、上記磁気テープの早送り再生又は巻き戻し再生を
行うように上記再生系を制御する制御手段を有すること
を特徴として上述の課題を解決する。
【0016】また、本発明に係る記録情報再生装置は、
上記制御手段が、上記磁気テープの早送り再生又は巻き
戻し再生の開始時に、上記記憶手段への上記記録情報の
書き込みを禁止する制御を行うことを特徴として上述の
課題を解決する。
【0017】また、本発明に係る記録情報再生装置は、
上記制御手段が、上記磁気テープの早送り再生又は巻き
戻し再生の終了時に、上記磁気テープの順方向走行再
生、及び、上記記憶手段への記録情報の書き込みを開始
する制御を行うことを特徴として上述の課題を解決す
る。
【0018】
【作用】本発明に係る記録情報再生装置は、磁気テープ
上に記録された記録情報を再生系によりテープ走行中に
再生して出力するとともに、この再生された記録情報を
記憶手段へ書き込み、テープ走行停止中に上記記憶手段
に書き込まれた記録情報を繰り返し読み出して出力する
再生モードを有する記録情報再生装置であって、上記再
生モード中に、上記磁気テープの早送りを指定する早送
り指定キー又は該磁気テープの巻き戻しを指定する巻き
戻し指定キーの操作入力を受け付けると、制御手段が、
上記磁気テープの早送り再生又は巻き戻し再生を行うよ
うに上記再生系を制御する。
【0019】また、上記制御手段は、上記磁気テープの
早送り再生又は巻き戻し再生の終了時に、上記磁気テー
プの順方向走行再生を行うように上記再生系を制御する
とともに、記録情報の書き込みを開始するように上記記
憶手段を制御する。
【0020】このため、早送り指定キー(又は巻き戻し
指定キー)及び繰り返し再生指定キーの、2つのキー操
作のみで繰り返し再生を行う箇所の変更を行うことがで
きる。
【0021】なお、上記制御手段は、上記磁気テープの
早送り再生中又は巻き戻し再生中には、上記記録情報の
書き込みを禁止するように上記記憶手段を制御する。
【0022】このため、上記繰り返し再生を行う箇所の
変更中において、上記早送り指定キー又は巻き戻し指定
キーがオン操作され早送り再生又は巻き戻し再生により
生じた不正確な記録情報が、上記記憶手段に記憶される
ことを防止することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係る記録情報再生装置の好ま
しい実施例について図面を参照しながら説明する。本発
明に係る記録情報再生装置は、例えば図1に示すように
語学学習用のテープレコーダ装置に適用することができ
る。
【0024】すなわち、本発明に係る記録情報再生装置
の実施例である図1に示すテープレコーダ装置は、磁気
テープ1に記録されている音声情報である音声信号を再
生ヘッド2により再生する再生系3と、上記音声信号を
所定の利得で増幅するアンプ11と、上記磁気テープ1
の早送りを指定するための早送り指定キー4と、上記磁
気テープ1の巻き戻しを指定するための巻き戻し指定キ
ー5と、上記音声信号の再生を指定するための再生キー
6と、再生の停止を指定するための停止キー7と、繰り
返し再生を指定するための繰り返し再生指定キーである
ICリピートキー8とを有している。
【0025】また、上記テープレコーダ装置は、上記再
生された音声信号のうち所定分(例えば、16秒分)の
音声信号を記憶する記憶手段である音声信号用RAM9
と、上記再生ヘッド2から供給される音声信号又は上記
音声信号用RAM9を介して供給される音声信号を所定
の利得で増幅して出力する増幅回路(アンプ)11と、
上記アンプ11からの音声信号に応じて発音するスピー
カ装置12と、上記再生ヘッド2からの音声信号を上記
アンプ11に供給するか否かを制御するための第1のス
イッチ13と、上記音声信号用RAM9から読み出され
た音声信号を上記アンプ11に供給するか否かを制御す
るための第2のスイッチ14と、上記各キー4〜8の操
作に応じて上記再生系3及び上記音声信号用RAM9及
び上記第1,第2のスイッチ13,14を制御する制御
手段であるマイクロコンピュータ(マイコン)10とを
有している。
【0026】上記磁気テープ1には、上記音声信号とし
て、例えば教師による他国語の模範発音等が記録されて
いる。
【0027】生徒側は、このような磁気テープ1を用い
て語学学習を行おうとする場合、まず、上記再生キー6
をオン操作する。上記マイコン10は、上記再生キー6
がオン操作されるとこれを検出し、上記磁気テープ1を
所定の速度で走行し、この走行する磁気テープ1に上記
再生ヘッド2を接触させるように上記再生系3を制御
し、上記音声信号用RAM9を書き込み状態に制御する
とともに、上記第1のスイッチ13のみをオン制御して
当該テープレコーダ装置を再生モードとする。
【0028】なお、上記第1,第2のスイッチ13,1
4は、通常、オフ制御されており、この再生モードの場
合は該第1のスイッチ13のみがオン制御される。
【0029】上記再生ヘッド2は、上記磁気テープ1に
記録されている音声信号を再生する。この再生された音
声信号は、アンプ11及び上記第1のスイッチ13を介
してスピーカ装置12に供給されるとともに、上記音声
信号用RAM9に供給される。
【0030】これにより、上記音声信号用RAM9に再
生された音声信号が書き込まれるとともに、上記スピー
カ装置12から上記音声信号に応じた発音、すなわち、
上記教師の模範発音等が発音される。
【0031】生徒は、この模範発音等を聞きながら語学
学習を行うことができる。
【0032】なお、上記音声信号用RAM9は、例えば
16秒分の音声信号が記憶できるようになっているが、
該16秒分の音声信号が書き込まれてこの音声信号用R
AM9の記憶領域が無くなると、上記マイコン10は、
新たな音声信号をオーバーライトするように該音声信号
用RAM9を制御する。
【0033】このような再生モードは、上記停止キー9
がオン操作されるまで、又は、上記磁気テープ1の終端
までの再生が終了するまで続けられる。
【0034】次に、上記再生モード中に、再生箇所を変
更したい場合がある。この場合生徒は、停止キー7をオ
ン操作することなく、直接、上記早送りキー4又は巻き
戻しキー5をオン操作する。
【0035】上記マイコン10は、上記再生モード中に
おいて、上記早送りキー4又は巻き戻しキー5がオン操
作されたことを検出すると、上記磁気テープ1に再生ヘ
ッド2を接触させたまま早送り又は巻き戻しを行うよう
に上記再生系3を制御し、第1,第2のスイッチ13,
14をオフ制御するとともに、書き込みを禁止するよう
に上記音声信号用RAM9を制御する。
【0036】これにより、早送り再生又は巻き戻し再生
が行われることとなるが、この早送り再生又は巻き戻し
再生により生じた不正確な音声信号は、上記第1,第2
のスイッチ13,14をオフ制御しているため、上記ス
ピーカ装置12に供給されることがなく、該不正確な音
声信号に係る耳障りな音声が発音されることを防止する
ことができる。
【0037】また、上記音声信号用RAM9への書き込
みを禁止しているため、上記早送り再生又は巻き戻し再
生により生じた不正確な音声信号が該音声信号用RAM
9に書き込まれることを防止することができる。
【0038】次に生徒は、所望の音声信号の再生開始箇
所となったときに、上記早送りキー4又は巻き戻しキー
5をオフ操作する。
【0039】上記マイコン10は、上記早送りキー4又
は巻き戻しキー5がオフ操作されたことを検出すると、
上述の再生モードに移行するように上記再生系3,音声
信号用RAM9等を制御する。
【0040】これにより、上記早送り又は巻き戻しによ
り変更された再生箇所に係る音声が、上記スピーカ装置
12から発音される。
【0041】このように、再生モード中に上記早送り指
定キー4又は巻き戻し指定キー5がオン操作されたとき
に早送り再生又は巻き戻し再生を行い、該早送り指定キ
ー4又は巻き戻し指定キー5がオフ操作されたときに上
記再生モードとなるように各部を制御することにより、
上記停止キー7を操作することなく再生箇所を変更する
ことができ、再生箇所の変更に係る操作性を向上させる
ことができる。
【0042】ここで、他国語の習得には、繰り返し学習
が最も効率のよい学習方法であるとされている。このた
め、このテープレコーダ装置には、同じ音声を何度も繰
り返し発音する繰り返し再生モードが設けられている。
【0043】この繰り返し再生モードは、上述の再生モ
ード中において、ICリピートキー8がオン操作される
ことにより実行される。
【0044】すなわち、上記マイコン10は、上記再生
モード中において、ICリピートキー8がオン操作され
たことを検出すると、上記磁気テープ1に再生ヘッド2
を接触させたまま該磁気テープ1の走行を停止させるよ
うに上記再生系3を制御し、第1のスイッチ13をオフ
制御,上記第2のスイッチ14をオン制御するととも
に、書き込まれている音声信号を繰り返し読み出すよう
に上記音声信号用RAM9を制御する。
【0045】これにより、上記音声信号用RAM9から
繰り返し読み出された、例えば16秒分の音声信号が上
記第2のスイッチ14を介してスピーカ装置12に供給
され、繰り返し発音される。このため、生徒は、所望の
箇所を何度でも繰り返して聴取することができ、上記繰
り返しの学習を行うことができる。
【0046】次に、このような繰り返しの学習におい
て、繰り返し再生を行う箇所を変更したい場合がある。
【0047】生徒は、上記繰り返し再生を行う箇所を変
更する場合、まず、早送り指定キー4又は巻き戻し指定
キー5をオン操作する。
【0048】上記マイコン10は、上記繰り返し再生モ
ード中に上記早送り指定キー4又は巻き戻し指定キー5
がオン操作されるとこれを検出し、既に書き込まれてい
る音声信号を消去するように上記音声信号用RAM9を
制御するとともに、上記早送り指定キー4又は巻き戻し
指定キー5がオン操作され続けている間、上記繰り返し
の読み出し及び書き込みを停止するように該音声信号用
RAM9を制御する。また、上記マイコン10は、上記
早送り指定キー4又は巻き戻し指定キー5がオン操作さ
れ続けている間、上記磁気テープ1に再生ヘッド2を接
触させたまま該磁気テープ1を早送り又は巻き戻しする
ように上記再生系3を制御するとともに、上記第1,第
2のスイッチ13,14をオフ制御する。
【0049】上記磁気テープ1に再生ヘッド2を接触さ
せたまま早送り又は巻き戻しを行うと、早送り再生又は
巻き戻し再生となり、再生される音声信号は不正確なも
のとなるが、この繰り返し再生モード中に上記早送り指
定キー4又は巻き戻し指定キー5がオン操作された場合
には、上述のように音声信号用RAM9への書き込みを
停止するため、上記不正確な音声信号が該音声信号用R
AM9に書き込まれることを防止することができる。こ
のため、上記不正確な音声信号が該音声信号用RAM9
に書き込まれてしまい、繰り返し再生モードとしたとき
に、上記音声信号用RAM9から繰り返し読み出された
不正確な音声信号に係る耳障りな音声が上記スピーカ装
置12から繰り返し発音される不都合を防止することが
できる。
【0050】また、上記第1,第2のスイッチ13,1
4はオフ制御するため、上記早送り再生又は巻き戻し再
生による不正確な音声信号に係る音声が、上記スピーカ
装置12に直接供給されることを防止して、該スピーカ
装置12から上記不正確な音声信号による耳障りな音声
が発音されることを防止することができる。
【0051】次に生徒は、所望の箇所の音声信号の再生
開始位置まで上記早送り又は巻き戻しが行われたとき
に、上記早送り指定キー4又は上記巻き戻し指定キー5
をオフ操作する。
【0052】上記マイコン10は、上記早送り指定キー
4又は上記巻き戻し指定キー5がオフ操作されるとこれ
を検出し、該早送り指定キー4又は上記巻き戻し指定キ
ー5がオフ操作された時点から再生を行うように上記再
生系3を制御し、上記音声信号用RAM9を書き込み状
態とし、上記第1のスイッチ13をオン制御するととも
に、上記第2のスイッチ14をオフ制御する。すなわ
ち、上記マイコン10は、上記繰り返し再生モードから
上記再生モードに移行するように各部を制御する。
【0053】これにより、上記早送り指定キー4又は上
記巻き戻し指定キー5がオフ操作された時点から再生さ
れた音声信号が上記音声信号用RAM9に書き込まれる
とともに、上記スピーカ装置12から発音される。
【0054】なお、上述のように上記マイコン10は、
上記繰り返し再生モード中に上記早送り指定キー4又は
上記巻き戻し指定キー5のオフ操作を検出すると、既に
書き込まれている音声信号を消去するように上記音声信
号用RAM9を制御するため、上記再生モードへ移行し
たときに上記音声信号用RAM9に書き込まれた音声信
号と、前に書き込まれた音声信号とが混じり合って書き
込まれてしまうような不都合を防止することができ、変
更した箇所の再生信号のみを出力することができる。
【0055】次に生徒は、上記所望の箇所の音声信号の
再生終了位置まで再生が行われたときに、上記ICリピ
ートキー8をオン操作する。
【0056】上記マイコン10は、上記ICリピートキ
ー8がオン操作されるとこれを検出し、再生を停止する
ように上記再生系3を制御し、第1のスイッチ13をオ
フ制御,上記第2のスイッチ14をオン制御するととも
に、書き込まれている音声信号を繰り返し読み出すよう
に上記音声信号用RAM9を制御する。すなわち、上記
マイコン10は、上記再生モードから上記繰り返し再生
モードに移行するように各部を制御する。
【0057】これにより、上記早送り指定キー4又は上
記巻き戻し指定キー5をオフ操作された時点から上記I
Cリピートキー8がオン操作されるまでの間に上記音声
信号用RAM9に書き込まれた音声信号が繰り返し読み
出され、上記スピーカ装置12から繰り返し発音され
る。
【0058】このように、上記テープレコーダ装置は、
上記繰り返し再生を行う箇所を変更する場合、上記早送
り指定キー4(又は巻き戻し指定キー5)及びICリピ
ートキー8の、2つのキー操作のみで簡単に行うことが
できる。このため、このような操作性の向上とともに、
学習効率を向上させることができ、ユーザの学習意欲の
減退を防止することができる。
【0059】なお、上述の実施例の説明では、上記音声
信号用RAM9の記憶容量を、例えば16秒の音声信号
が記憶できる程度としたが、この記憶容量は任意でよ
い。
【0060】また、本発明に係る記録情報再生装置は語
学学習用のテープレコーダ装置であることとしたが、こ
れは、例えば所望のフレーズを繰り返し聴取するための
音楽用や、コンピュータ用のデータを繰り返し出力する
ためのデータ転送用としてもよく、磁気テープに記録さ
れた記録情報のうち、所望の記録情報を繰り返し再生す
る場合に用いるのであれば、上記語学学習用に限定され
ることは無いことは勿論である。
【0061】
【発明の効果】本発明に係る記録情報再生装置は、再生
モード中に、早送り指定キー(又は巻き戻し指定キー)
及び繰り返し再生指定キーの、2つのキーを操作するだ
けで、繰り返し再生を行う箇所の変更を行うことができ
る。このため、このような操作性の向上とともに、学習
効率を向上させることができ、ユーザの学習意欲の減退
を防止することができる。
【0062】また、上記繰り返し再生を行う箇所の変更
中において、上記早送り指定キー又は巻き戻し指定キー
の操作入力を受け付けて早送り再生又は巻き戻し再生を
行うことにより生ずる不正確な記録情報が上記記憶手段
に記憶されることを防止することができるため、外部に
上記不正確な記録情報が出力されることを防止すること
ができ、例えば上記不正確な記録情報に係る耳障りな音
声等が発音されてしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録情報再生装置をテープレコー
ダ装置に適用した場合の実施例における、該テープレコ
ーダ装置のブロック図である。
【符号の説明】 1・・・・・・・・・・・・・・・・磁気テープ 2・・・・・・・・・・・・・・・・再生ヘッド 3・・・・・・・・・・・・・・・・再生系 4・・・・・・・・・・・・・・・・早送り指定キー 5・・・・・・・・・・・・・・・・巻き戻し指定キー 6・・・・・・・・・・・・・・・・再生キー 7・・・・・・・・・・・・・・・・停止キー 8・・・・・・・・・・・・・・・・ICリピートキー 9・・・・・・・・・・・・・・・・音声信号用RAM 10・・・・・・・・・・・・・・・マイコン 11・・・・・・・・・・・・・・・アンプ 12・・・・・・・・・・・・・・・スピーカ装置 13・・・・・・・・・・・・・・・第1のスイッチ 14・・・・・・・・・・・・・・・第2のスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ上に記録された記録情報を再
    生系によりテープ走行中に再生して出力するとともに、
    この再生された記録情報を記憶手段へ書き込み、テープ
    走行停止中に上記記憶手段に書き込まれた記録情報を繰
    り返し読み出して出力する再生モードを有する記録情報
    再生装置であって、 上記再生モード中に、上記磁気テープの早送りを指定す
    る早送り指定キー又は該磁気テープの巻き戻しを指定す
    る巻き戻し指定キーの操作入力を受け付けて、上記磁気
    テープの早送り再生又は巻き戻し再生を行うように上記
    再生系を制御する制御手段を有することを特徴とする記
    録情報再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記磁気テープの早送
    り再生又は巻き戻し再生の開始時に、上記記憶手段への
    上記記録情報の書き込みを禁止する制御を行うことを特
    徴とする請求項1記載の記録情報再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記磁気テープの早送
    り再生又は巻き戻し再生の終了時に、上記磁気テープの
    順方向走行再生、及び、上記記憶手段への記録情報の書
    き込みを開始する制御を行うことを特徴とする請求項1
    記載の記録情報再生装置。
JP5011008A 1993-01-26 1993-01-26 記録情報再生装置 Withdrawn JPH06223436A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990016513A (ko) * 1997-08-16 1999-03-05 정민우 카세트의 연속 자동반복 방법 및 그 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990016513A (ko) * 1997-08-16 1999-03-05 정민우 카세트의 연속 자동반복 방법 및 그 장치

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