JP2006171255A - 演奏支援装置および演奏支援処理のプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 毎日まとまった練習時間を確保することが容易ではない演奏者でも、限られた練習時間の中でも効率的な手順で演奏練習を行うことで練習の意欲を持続できるようにする。
【解決手段】 CPU1は、曲メモリ9に記憶されている複数の練習曲の中から選択された練習曲に対して、スイッチ部4の操作に応じて入力された練習時間Tを設定し、その練習曲の所定の演奏手順に基づく適正な練習時間TTと設定された練習時間とを比較して、設定された練習時間が適正な練習時間より短い場合には、設定された練習時間に応じた演奏手順を編成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、演奏支援装置および演奏支援処理のプログラムに関し、特に、限られた練習時間の中で鍵盤演奏を支援する演奏支援装置および演奏支援処理のプログラムに関するものである。
近年においては、電子鍵盤楽器の鍵盤の各鍵にLED(発光ダイオード)などの発光素子を設けて、次に押鍵すべき鍵をガイドする機能を具備した製品が普及している。したがって、演奏技術に習熟していない初心者でも容易に曲の演奏を行うことが可能になっている。しかし、将来、プロの演奏家を目指して練習する人は別にして、趣味として鍵盤演奏を楽しむ目的で練習している人にとっては、毎日まとまった練習時間を確保することは容易ではない。例えば、昨日は30分練習できても今日は他のスケジュールで忙しくて2、3分しか練習できない場合もある。
電子鍵盤楽器に限らず他の楽器においても、一般に練習曲というものは所定の演奏手順があらかじめ決められている。例えば、ト音記号で始まる複数の小節を1段とし、複数の段で構成された曲において、各段又は各小節ごとに、レッスン1は右手の演奏によるメロディ練習、レッスン2は左手の演奏によるコード練習、レッスン3は両手の演奏による練習のように進み、レッスン3が終了すると次の段又は小節に進み、最後のレッスンでは全段を通して両手の演奏による練習を行うように、所定の演奏手順が決められている。また、通常、各レッスンにおいては、平均的な演奏者の技量に基づいて、あらかじめ標準の適正な練習時間が設定されている。
ところが、毎日まとまった練習時間を確保することができない場合には、この適正な練習時間に基づいて演奏することができない。このため、特に初心者にとっては何日経っても初期のレッスンの段階をクリアできず、結局は練習を断念してしまうことになる。このように、鍵盤楽器に限らず他の楽器においても、初心者が曲演奏を習得することなく練習を断念してしまう原因のほとんどは、限られた練習時間のために所定の演奏手順をクリアできず、挫折感を味わうことで練習の意欲がなくなってしまうからである。
従来、初歩的な練習を支援するために、ある提案の演奏練習装置によれば、演奏者に初歩的なミスを指摘するとともに、そのミスを克服するための練習メニューを提示することにより、楽曲の初歩的な練習を行うことが可能であると記載されている。この提案においては、演奏者が押鍵操作を行った際に、押鍵操作が早いと判定されたときは第1の練習処理に移行され、押鍵操作が遅いと判定されたときは第2の練習処理に移行され、続いて第3の練習処理に移行される。第1の練習処理は、演奏に入るタイミングを演奏者に認識させる。第2の練習処理は、演奏開始タイミングと演奏開始後の拍タイミングを演奏者に認識させる。第3の練習処理は、演奏開始タイミングでの押鍵操作と演奏者に認識させる。これにより、演奏者は自分の演奏レベルに合った練習を集中的に行うことができ、練習の実効を迅速に向上させることができると記載されている。(特許文献1参照)
特開2001−296868号公報
しかしながら、上記特許文献1においても、限られた練習時間の中で練習の意欲を持続できるような構成にはなっていない。
本発明は、このような従来の課題を解決するためのものであり、毎日まとまった練習時間を確保することが容易ではない演奏者でも、限られた練習時間の中で効率的な手順で演奏練習を行うことで、練習の意欲を持続できるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の演奏支援装置は、鍵盤演奏の練習曲に対して、操作に応じて入力された練習時間を設定する時間設定手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、練習曲の所定の演奏手順に基づく適正な練習時間(実施形態においては、図1のRAM6のレジスタTTの値に相当する)と時間設定手段によって設定された練習時間(実施形態においては、図1のRAM6のレジスタTの値に相当する)とを比較する時間比較手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、時間比較手段によって比較された結果、設定された練習時間が適正な練習時間より短い場合には、設定された練習時間に応じた演奏手順を編成する手順編成手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、時間比較手段の比較結果に応じて、所定の演奏手順又は手順編成手段によって編成された演奏手順に基づいて演奏をガイドする演奏ガイド手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、を備えた構成になっている。
請求項1の演奏支援装置において、請求項2に記載したように、手順編成手段は、所定の演奏手順における両手の練習を片手の演奏に編成するような構成にしてもよい。
あるいは、請求項1の演奏支援装置において、請求項3に記載したように、手順編成手段は、練習曲の中から前回の練習で間違った演奏の部分のみを抽出して演奏手順を編成するような構成にしてもよい。
あるいは、請求項1の演奏支援装置において、請求項4に記載したように、手順編成手段は、所定の演奏手順が同一のフレーズに対して異なる演奏手順を編成するような構成にしてもよい。
請求項5に記載の演奏支援処理のプログラムは、鍵盤演奏の練習曲に対して、操作に応じて入力された練習時間を設定する第1のステップと、練習曲の所定の演奏手順に基づく適正な練習時間(実施形態においては、図1のRAM6のレジスタTTの値に相当する)と時間設定手段によって設定された練習時間(実施形態においては、図1のRAM6のレジスタTの値に相当する)とを比較する第2のステップと、第2のステップによって比較された結果、設定された練習時間が適正な練習時間より短い場合には、設定された練習時間に応じた演奏手順を編成する第3のステップと、第2のステップの比較結果に応じて、所定の演奏手順又は手順編成手段によって編成された演奏手順に基づいて演奏をガイドする第4のステップと、を実行する。
第1のステップないし第4のステップは、実施形態においては、図1のCPU1の処理に相当する。
請求項5の演奏支援処理のプログラムにおいて、請求項6に記載したように、第3のステップは、所定の演奏手順における両手の練習を片手の演奏に編成するような構成にしてもよい。
あるいは、請求項5の演奏支援処理のプログラムにおいて、請求項7に記載したように、第3のステップは、練習曲の前回の練習で間違った演奏の部分のみを抽出して演奏手順を編成するような構成にしてもよい。
あるいは、請求項5の演奏支援処理のプログラムにおいて、請求項8に記載したように、第3のステップは、所定の演奏手順が同一のフレーズに対して異なる演奏手順を編成するような構成にしてもよい。
本発明の演奏支援装置および演奏支援処理のプログラムによれば、毎日まとまった練習時間を確保することが容易ではない演奏者でも、限られた練習時間の中でも効率的な手順で演奏練習を行うことで練習の意欲を持続できるという効果が得られる。
以下、本発明による演奏支援装置の第1実施形態ないし第3実施形態について、電子鍵盤楽器を例に採って図を参照して説明する。
図1は、各実施形態に共通の電子鍵盤楽器の構成を示すブロック図である。CPU1は、システムバス2を介して、鍵盤3、スイッチ部4、ROM5、RAM6、表示部7、音源8、曲メモリ9、およびMIDIインターフェース(MIDI I/F)10に接続され、これら各部との間でコマンドおよびデータの授受を行って、この電子鍵盤楽器を制御する。
鍵盤3は、演奏操作に応じて音高やベロシティのデータをCPU1に入力する。なお、図には示していないが、鍵盤3の各鍵には曲の演奏をガイドするためのLEDが設けられている。スイッチ部4は、電源スイッチ、スタートスイッチ、モードスイッチ、曲設定スイッチ、練習時間設定スイッチ、数値スイッチ(テンキースイッチ)などのスイッチ群で構成され、各スイッチの操作に応じて対応するコマンドやデータをCPU1に入力する。ROM5は、CPU1によって実行される演奏支援処理のプログラムやその他の制御プログラム、および、電源スイッチがオンされた際のイニシャライズにおける初期データなどをあらかじめ記憶している。RAM6は、CPU1のワークエリアであり、CPU1によって処理されるデータをストアするレジスタ、フラグ、ポインタ(変数)のエリアが設けられている。表示部7は、CPU1の表示制御に応じて、初期画面であるメニュー、練習時間設定の画面、練習方法の画面などを表示する。音源8は、CPU1の発音指示および楽音データに応じて、波形メモリ(図示せず)から波形データを読み出して、D/A変換回路11、サウンドシステム12を介してスピーカ13から発音させる。
曲メモリ9は、複数の曲データを1小節のフレーズ単位で記憶している。各曲データは、ト音記号で始まる複数の小節を1段とし、複数の段で構成されている。各段ごとに、第1段階のレッスン[LESSON(1)]は右手の演奏によるメロディ練習、第2段階のレッスン[LESSON(2)]は左手の演奏によるコード練習、第3段階のレッスン[LESSON(3)]は両手の演奏による練習のように進み、第3段階のレッスンが終了すると次の段に進み、最終段階のレッスンでは全曲を通して両手の演奏による練習を行うように、所定の演奏手順が決まっている。また、例えば、M番目の段階のレッスン[LESSON(M)]ごとに標準の適正な練習時間TTが設定されている。ただし、短い曲は全体を通して1つのレッスン単位とする場合もある。
MIDIインターフェース10は、外部のMIDI機器からMIDIデータを受信する。CPU1は、そのMIDIデータを曲メモリ9に記憶する。
次に、各実施形態における電子鍵盤楽器の動作について、CPU1のフローチャートおよび表示部7の表示画面を参照して説明する。
まず、各実施形態に共通する動作について説明する。図2はCPU1のメインルーチンのフローチャートである。まず、所定のイニシャライズ(ステップSA1)の後、モードレジスタMODEを0にセットする(ステップSA2)。MODEは、0、1、2、3のいずれかの値にセットされる。ステップSA2の後は、ステップSA3以降のループ処理を実行する。
このループ処理においては、MODEが1であるか否かを判別し(ステップSA3)、MODEが1である場合には曲設定処理を実行する(ステップSA4)。MODEが1でない場合には、MODEが2であるか否かを判別し(ステップSA5)、MODEが2である場合には練習時間設定処理を実行し(ステップSA6)、続いて練習設定処理を実行する(ステップSA7)。MODEが2でない場合には、MODEが3であるか否かを判別し(ステップSA8)、MODEが3である場合には練習処理を実行する(ステップSA9)。MODEが3でない場合、すなわちMODEが0である場合には、通常演奏処理を実行する(ステップSA10)。
ステップSA4における曲設定処理、ステップSA7における練習設定処理、ステップSA9における練習処理、又はステップSA10における通常演奏処理の後は、モード変更処理を実行する(ステップSA11)。モード変更処理の後は、ステップSA3に移行して、上記ループ処理を繰返す。
図3は、図2のメインルーチンにおけるステップSA11のモード変更処理のフローチャートである。モードスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSB1)、このスイッチがオンされたときは、この後の操作による数値スイッチの入力に応じて、その数値(0〜3)をMODEにセットする(ステップSB2)。次に、タイムレジスタT、練習フラグLF、スタートフラグSTFを全て0にクリアして(ステップSB3)、図2のメインルーチンに戻る。
図4は、図2のメインルーチンにおけるステップSA10の通常演奏処理のフローチャートである。鍵盤3の押鍵がされたか否かを判別し(ステップSC1)、押鍵がされたときは音源8に対して発音指示を行う(ステップSC2)。押鍵がされない場合には、離鍵がされたか否かを判別し(ステップSC3)、離鍵がされたときは音源8に対して消音指示を行う(ステップSC4)。ステップSC2における発音指示の後、若しくはステップSC4における消音指示の後、又は、押鍵も離鍵もされない場合には、図2のメインルーチンに戻る。
図5は、図2のメインルーチンにおけるステップSA4の曲設定処理のフローチャートである。曲設定スイッチが操作されたか否かを判別し(ステップSD1)、このスイッチが操作されたときは、この後の操作で入力される数値スイッチによる曲番号の入力値をレジスタKにストアする(ステップSD2)。次に、レジスタKで設定された曲(K)において、前回の最後のレッスンであるLESSON(M)を検索する(ステップSD3)。なお、曲(K)を初めて練習する場合には、Mのデフォルト値は0になっている。LESSON(M)を検索した後、Mの値をインクリメントして(ステップSD4)、メインルーチンに戻る。
図6は、メインルーチンにおけるステップSA6の練習時間設定処理のフローチャートである。まず、設定時間を入力するエリアを表示部7の画面に表示する(ステップSE1)。そして、練習時間のスイッチ操作がされたか否かを判別し(ステップSE2)、このスイッチが操作されたときは、この後の操作で入力される数値スイッチによる練習時間をレジスタTにストアし、表示部7にその練習時間を表示する(ステップSE3)。この後、練習方法を表示部7に表示する(ステップSE4)。練習方法の表示の後は、メインルーチンに戻る。
次に、第1実施形態における演奏支援処理の動作について、図7ないし図9を参照して説明する。
図7は、メインルーチンにおけるステップSA7の練習設定処理のフローチャートである。曲メモリ9を検索して、現在の段階のレッスンであるLESSON(M)に対応する曲メモリ9のテーブルTABLE(M)から適切な練習時間を読み出して、レジスタTTにストアする(ステップSF1)。次に、設定した練習時間TがTTの練習時間以上であるか否かを判別する(ステップSF2)。Tの練習時間がTTの練習時間以上である場合、すなわち、設定された練習時間が適切な練習時間を満たしている場合には、練習フラグLFを0にセットする(ステップSF3)。一方、TがTTよりも小さい場合、すなわち、設定された練習時間が適切な練習時間よりも短い場合には、LFを1にセットする(ステップSF4)。LFを0又は1にセットした後は、メインルーチンに戻る。
図8は、メインルーチンにおけるステップSA9の練習処理のフローチャートである。スタートスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSG1)、このスイッチがオンされたときはスタートフラグSTFを1にセットする(ステップSG2)。次に、LFが1であるか又は0であるかを判別する(ステップSG3)。LFが1である場合には、片手の練習データの読み出しを開始し(ステップSG4)、LFが0である場合には、両手の練習データの読み出しを開始する(ステップSG5)。
ステップSG4若しくはステップSG5において練習データの読み出しを開始した後、又は、ステップSG1においてスタートスイッチがオンでない場合には、STFが1であるか否かを判別する(ステップSG6)。STFが0である場合にはメインルーチンに戻るが、STFが1である場合には、一定時間が経過したか否かを判別する(ステップSG7)。一定時間は、例えば、96部音符長に対応する時間である。一定時間が経過したときは、Tにストアした練習時間の値をデクリメントする(ステップSG8)。そして、Tの値が0に達したか否かを判別する(ステップSG9)。Tの値が0に達したとき、すなわち、設定した練習時間が終了したときは、STFを0にリセットし(ステップSG10)、LFを0にセットし(ステップSG11)、現在のレッスンの段階Mを曲メモリ9の曲(K)に対応するレジスタにストアする(ステップSG12)。そして、メインルーチンに戻る。
ステップSG9においてTの値が0に達していない場合、又は、ステップSG7において一定時間が経過していない場合には、図9のフローチャートにおいて、読み出された練習データに基づき、鍵盤3のLEDを発光するガイド表示を行う(ステップSG13)。このガイド表示に応じて、鍵盤3の押鍵がされたか否かを判別する(ステップSG14)。押鍵がされたときは、音源8に対して発音指示を行う(ステップSG15)。押鍵がされない場合には、離鍵がされたか否かを判別する(ステップSG16)。離鍵がされたときは、音源8に対して消音指示を行う(ステップSG17)。発音指示若しくは消音指示の後、又は、鍵盤3が押鍵も離鍵もされない場合には、次のデータの読み出しタイミングになったか否かを判別する(ステップSG18)。このタイミングになったときは、練習データ内の次のデータを読み出す(ステップSG19)。そして、メインルーチンに戻る。
以上のように、この第1実施形態によれば、CPU1は、曲メモリ9に記憶されている複数の練習曲の中から選択された練習曲に対して、スイッチ部4の操作に応じて入力された練習時間Tを設定し、その練習曲の所定の演奏手順に基づく適正な練習時間TTと設定された練習時間Tとを比較して、設定された練習時間が適正な練習時間より短い場合には、設定された練習時間に応じた演奏手順を編成する。この場合の演奏手順の編成では、所定の演奏手順における両手の練習を片手の演奏に編成する。そして、CPU1は、編成した演奏手順に基づいて演奏をガイドする。
例えば、適切な練習時間が10分で両手の演奏を行う場合に、図10の練習時間設定の画面に示すように、3分の練習時間が設定された場合には、両手の練習ではこの段階のレッスンをクリアできないので、10分の両手の演奏を3分の右手の演奏に編成する。そして、図11に示すように、「右手で3分練習しましょう」の練習方法を表示部7に表示する。
したがって、毎日まとまった練習時間を確保することが容易ではない演奏者でも、限られた練習時間の中で両手の練習を片手の演奏に変更することにより、効率的な手順で演奏練習を行うことで練習の意欲を持続できる。
なお、上記第1実施形態においては、設定された練習時間に応じて両手の練習を片手の演奏に編成するようにしたが、逆に、片手の練習を両手の演奏に編成してもよい。例えば、所定の練習手順が右手の演奏、左手の演奏、両手の演奏である場合に、右手の演奏および左手の演奏を省略して、初めから両手の演奏を行うように編成してもよい。この場合には、所定の練習手順に比べて最初はうまく演奏できないが、片手演奏の単調さが省略されるので、演奏者はつたない演奏ながらも実際の演奏に近いことで、練習の意欲を持続できることもある。あるいは、所定の演奏手順がLESS0N(1)からLESS0N(10)まで順に練習するようになっているが、同じフレーズについては省略するようにしてもよい。この場合には、演奏者は短時間で曲全体を演奏できたという達成感が得られるので、練習の意欲を持続できることもある。
次に、本発明の第2実施形態における演奏支援処理の動作について、図12ないし図14に示すCPU1の練習処理のフローチャートに基づいて説明する。なお、第2実施形態において、図2に示したメインルーチンのステップSA7の練習設定処理は、図9に示した第1実施形態のフローチャートと同じであるので、その説明は省略する。
図12において、スタートスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSH1)、このスイッチがオンされたときはスタートフラグSTFを1にセットし(ステップSH2)、フレーズを指定するポインタFを1にセットする(ステップSH3)。次に、練習設定処理において設定したLFが1であるか又は0であるかを判別する(ステップSH4)。LFが1である場合には、F番目のフレーズ(F)に対応するミスフラグMF(F)が0(演奏ミス無し)であるか否かを判別する(ステップSH5)。MF(F)が0である場合には、Fの値をインクリメントして次のフレーズを指定する(ステップSH6)。次に、指定したフレーズ(F)が最終フレーズを超えたか否かを判別し(ステップSH7)、最終フレーズを超えない場合には、ステップSH5に移行して、MF(F)の値を判別するが、最終フレーズを超えたときは、Fの値を1にセットして、練習曲の最初のフレーズを指定する(ステップSH8)。Fの値を1にセットした後、又は、ステップSH4においてLFが0である場合、若しくは、ステップSH5においてMF(F)が1(演奏ミスあり)である場合には、フレーズ(F)の最初のデータを読み出す(ステップSH9)。
フレーズ(F)の最初のデータを読み出した後、又は、ステップSH1においてスタートスイッチがオンでない場合には、図13のフローチャートに移行して、STFが1であるか否かを判別する(ステップSH10)。STFが0である場合にはメインルーチンに戻るが、STFが1である場合には、一定時間が経過したか否かを判別する(ステップSH11)。一定時間が経過したときは、Tにストアした練習時間の値をデクリメントする(ステップSH12)。そして、Tの値が0に達したか否かを判別する(ステップSH13)。
Tの値が0に達していない場合、又は、ステップSH11において一定時間が経過していない場合には、読み出された練習データに基づき、鍵盤3のLEDを発光するガイド表示を行う(ステップSH14)。このガイド表示に応じて、鍵盤3の押鍵がされたか否かを判別する(ステップSH15)。押鍵がされたときは、音源8に対して発音指示を行う(ステップSH16)。次に、ガイドデータと押鍵データとが一致したか否かを判別する(ステップSH17)。一方、押鍵がされない場合には、離鍵がされたか否かを判別する(ステップSH18)。離鍵がされたときは、音源8に対して消音指示を行う(ステップSH19)。
ステップSH17において、ガイドデータと押鍵データとが不一致の場合には、このフレーズ(F)のミスフラグMF(F)を1にセットする(ステップSH20)。MF(F)を1にセットした後、ステップSH17においてガイドデータと押鍵データとが一致した場合、ステップSH19の消音指示の後、又は、鍵盤3が押鍵も離鍵もされない場合には、次のデータの読み出しタイミングになったか否かを判別する(ステップSH21)。このタイミングになったときは、次のデータを読み出す(ステップSH22)。
ステップSH13において、Tの値が0に達したとき、すなわち、設定した練習時間が終了したときは、STFを0にリセットし(ステップSH23)、LFを0にセットし(ステップSH24)、現在のレッスンの段階Mを曲メモリ9の曲(K)に対応するレジスタにストアする(ステップSH25)。そして、メインルーチンに戻る。
ステップSH22において次のデータを読み出した後、又は、ステップSH21において次のデータの読み出しタイミングになっていない場合には、図14のフローチャートにおいて、次のデータがないか否かを判別する(ステップSH26)。次のデータがない場合には、押鍵ミスがないか否かを判別し(ステップSH27)、押鍵ミスがない場合には、MF(F)を0にリセットする(ステップSH28)。
MF(F)を0にリセットした後、ステップSH27において押鍵ミスがあった場合、又は、ステップSH26において次のデータがある場合には、Fをインクリメントして次のフレーズを指定する(ステップSH29)。その指定したフレーズ(F)があるか否かを判別し(ステップSH30)、フレーズ(F)がある場合には、図12のフローチャートのステップSH4に移行して練習処理を繰返し、フレーズ(F)がない場合には、図12のフローチャートのステップSH3に移行して、Fの値を1にセットして曲の最初のフレーズに戻した後、練習処理を繰返す。
以上のように、この第2実施形態によれば、CPU1は、曲メモリ9に記憶されている複数の練習曲の中から選択された練習曲に対して、スイッチ部4の操作に応じて入力された練習時間Tを設定し、その練習曲の所定の演奏手順に基づく適正な練習時間TTと設定された練習時間Tとを比較して、設定された練習時間が適正な練習時間より短い場合には、設定された練習時間に応じた演奏手順を編成する。この場合の演奏手順の編成では、所定の演奏手順に代えて、前回の練習で間違った演奏のフレーズのみを抽出して演奏手順を編成する。そして、CPU1は、編成した演奏手順に基づいて演奏をガイドする。
したがって、毎日まとまった練習時間を確保することが容易ではない演奏者でも、限られた練習時間の中で前回の練習で間違った演奏のフレーズのみを練習することにより、効率的な手順で演奏練習を行うことで練習の意欲を持続できる。
次に、本発明の第3実施形態における演奏支援処理の動作について、図15ないし図18に示すCPU1の練習処理のフローチャートに基づいて説明する。
図15および図16は、図2のメインルーチンにおけるステップSA9の練習処理のフローチャートである。図15において、現在の段階のレッスンであるLESSON(M)の適切な練習時間をTABLE(M)から検索してレジスタTTにストアする(ステップSJ1)。そして、メインルーチンのステップSA6において設定された練習時間であるTの値がTTの適切な練習時間より短いか否かを判別する(ステップSJ2)。設定された練習時間が適切な練習時間以上である場合には、練習フラグLFを0にセットして(ステップSJ3)、メインルーチンに戻る。
設定された練習時間が適切な練習時間よりも短い場合には、LFを1にセットして(ステップSJ4)、フレーズを指定するポインタFおよび同一フレーズを検索するためのポインタmをともに1にセットする(ステップSJ5)。次に、同一フレーズを検索する配列であるRF( )および同一フレーズを識別する配列であるDF( )を0にクリアする(ステップSJ6)。そして、ステップSJ7から図16のステップSJ22までのループ処理を実行して、設定された練習時間が適切な練習時間よりも短い場合の練習手順を編成する。
このループ処理では、まず、RF(F)が0(同一フレーズ未検索)であるか又は1(同一フレーズ検索済)であるかを判別する(ステップSJ7)。ループの最初においてはRF(1)は0である。この場合には、RF(F+m)が0(同一フレーズ未検索)であるか又は1(同一フレーズ検索済)であるかを判別する(ステップSJ8)。ループの最初においてはRF(F+m)=RF(2)は0である。次に、フレーズ(F)とフレーズ(F+m)とが同じフレーズであるか否かを判別する(ステップSJ9)。フレーズ(F)とフレーズ(F+m)とが同じフレーズである場合には、RF(F)およびRF(F+m)をともに1にセットする(ステップSJ10)。
RF(F)およびRF(F+m)を1にセットした後、又は、フレーズ(F)とフレーズ(F+m)とが同じフレーズでない場合、若しくは、ステップSJ8においてRF(F+m)が1、すなわち、フレーズ(F+m)がフレーズ(F)以外の他のフレーズと同一である場合には、mの値をインクリメントする(ステップSJ11)。このとき、F+mの値が練習曲のフレーズ数を超えたか否かを判別する(ステップSJ12)。すなわち、フレーズ(F)と同一である検索対象のフレーズ(F+m)が最終のフレーズを超えたか否かを判別する。F+mの値が練習曲のフレーズ数以下である場合には、ステップSJ8に移行して、フレーズ(F)と同一の他のフレーズを検索する処理を繰返す。
F+mの値が練習曲のフレーズ数を超えたときは、図16のフローチャートにおいて、練習態様を指定するためのポインタNおよび配列RF( )、DF( )を指定するポインタnをともに1にセットして(ステップSJ13)、Nおよびnをインクリメントしながら、指定する配列RF( )、DF( )に応じた練習手順を編成するために、ステップSJ14からステップSJ20までのループ処理を実行する。
このループ処理において、RF(n)が1であり、且つDF(n)が0であるか否かを判別する(ステップSJ14)。RF(n)が1でDF(n)が0である場合、すなわち、検索された同一フレーズの配列において、練習手順の演奏態様が設定されていない場合には、Nが奇数であるか又は偶数であるかを判別する(ステップSJ15)。Nが奇数である場合には、DF(N)を1にセットする(ステップSJ16)。Nが偶数である場合には、DF(N)を2にセットする(ステップSJ17)。DF(N)を1又は2にセットした後、Nの値をインクリメントする(ステップSJ18)。Nをインクリメントした後、又は、ステップSJ14においてRF(n)が0又はDF(n)が1である場合には、nの値をインクリメントする(ステップSJ19)。そして、nの値がフレーズ数を超えたか否かを判別する(ステップSJ20)。nの値がフレーズ数を超えない場合、すなわち、フレーズ(F)と同一フレーズにおいて、練習手順の演奏態様が設定されていないフレーズが残っている場合には、ステップSJ14に移行して、練習手順編成のループ処理を繰返す。
nの値がフレーズ数を超えたとき、又は、図15のステップSJ7においてRF(F)が1である場合、すなわち、フレーズ(F)と同一のフレーズに対する練習手順の演奏態様の設定が終了した場合には、Fの値をインクリメントして次のフレーズを指定し、mの値を1にセットして検索対象のフレームを指定する(ステップSJ21)。次に、Fの値がフレーズ数を超えたか否かを判別する(ステップSJ22)。Fの値がフレーズ数を超えない場合、すなわち、練習曲の全てのフレーズに対して練習手順の演奏態様が設定されていない場合には、図15のステップSJ7に移行して、残っているフレーズに対する練習手順の演奏態様の設定を繰返す。ステップSJ22において、Fの値がフレーズ数を超えたときは、メインルーチンに戻る。
図17および図18は、メインルーチンにおけるステップSA9の第3実施形態における練習処理のフローチャートである。図17において、スタートスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSK1)、このスイッチがオンされたときはスタートフラグSTFを1にセットし(ステップSK2)、フレーズを指定するポインタFを1にセットする(ステップSK3)。次に、LFが1であるか又は0であるかを判別する(ステップSK4)。LFが1である場合には、DF(F)の値が0、1、2のいずれであるかを判別する(ステップSK5)。
ステップSK4においてLFが0である場合、又は、ステップSK5においてDF(F)の値が0である場合には、フレーズ(F)の両手の練習データの読み出しを開始する(ステップSK6)。ステップSK5においてDF(F)の値が1である場合には、フレーズ(F)の右手の練習データの読み出しを開始する(ステップSK7)。ステップSK5においてDF(F)の値が2である場合には、フレーズ(F)の左手の練習データの読み出しを開始する(ステップSK8)。
いずれかの練習データの読み出しを開始した後は、STFが1であるか否かを判別する(ステップSK9)。STFが0である場合にはメインルーチンに戻るが、STFが1である場合には、一定時間が経過したか否かを判別する(ステップSK10)。一定時間が経過したときは、Tにストアした練習時間の値をデクリメントする(ステップSK11)。そして、Tの値が0に達したか否かを判別する(ステップSK12)。Tの値が0に達したとき、すなわち、設定した練習時間が終了したときは、STFを0にリセットし(ステップSK13)、LFを0にセットし(ステップSK14)、現在のレッスンの段階Mを曲メモリ9の曲(K)に対応するレジスタにストアする(ステップSK15)。そして、メインルーチンに戻る。
ステップSK12においてTの値が0に達していない場合、又は、ステップSK10において一定時間が経過していない場合には、図18のフローチャートにおいて、読み出された練習データに基づき、鍵盤3のLEDを発光するガイド表示を行う(ステップSK16)。このガイド表示に応じて、鍵盤3の押鍵がされたか否かを判別する(ステップSK17)。押鍵がされたときは、音源8に対して発音指示を行う(ステップSK18)。押鍵がされない場合には、離鍵がされたか否かを判別する(ステップSK19)。離鍵がされたときは、音源8に対して消音指示を行う(ステップSK20)。発音指示若しくは消音指示の後、又は、鍵盤3が押鍵も離鍵もされない場合には、次のデータの読み出しタイミングになったか否かを判別する(ステップSK21)。このタイミングになったときは、練習データ内の次のデータを読み出す(ステップSK22)。
次のデータを読み出した後、又は、次のデータの読み出しタイミングになっていない場合には、フレーズ(F)が最終フレーズを超えたか否かを判別する(ステップSK23)。フレーズ(F)が最終フレーズを超えない場合にはメインルーチンに戻るが、フレーズ(F)が最終フレーズを超えたときは、Fの値をインクリメントして次のフレーズを指定する(ステップSK24)。このとき、Fの値がフレーズ数を超えたか否かを判別する(ステップSK25)。Fの値がフレーズ数を超えない場合には、図17のステップSK4に移行して練習処理を繰返す。一方、Fの値がフレーズ数を超えたときは、図17のステップSK3に移行して、Fを1にセットした後、練習処理を繰返す。
以上のように、この第3実施形態によれば、CPU1は、曲メモリ9に記憶されている複数の練習曲の中から選択された練習曲に対して、スイッチ部4の操作に応じて入力された練習時間Tを設定し、その練習曲の所定の演奏手順に基づく適正な練習時間TTと設定された練習時間Tとを比較して、設定された練習時間が適正な練習時間より短い場合には、設定された練習時間に応じた演奏手順を編成する。この場合の演奏手順の編成では、所定の演奏手順が同一のフレーズに対して異なる演奏手順を編成する。そして、CPU1は、編成した演奏手順に基づいて演奏をガイドする。
したがって、毎日まとまった練習時間を確保することが容易ではない演奏者でも、限られた練習時間の中で重複する演奏態様を省略することにより、効率的な手順で演奏練習を行うことで練習の意欲を持続できる。
なお、上記実施形態においては、ROM5にあらかじめ記憶された演奏支援処理のプログラムをCPU1が実行する装置の発明について説明したが、汎用のパソコンと鍵盤装置とを組み合わせたシステムによって本発明を実現することも可能である。すなわち、フレキシブルディスク(FD)、CD、MDなどの記憶媒体に記録されている演奏支援処理のプログラムをパソコンのハードディスクにインストールしたり、インターネットなどのネットワークからダウンロードした演奏支援処理のプログラムをインストールして、そのプログラムをパソコンのCPUが実行することも可能である。この場合には、プログラムの発明やそのプログラムを記録した記録媒体の発明を実現できる。
すなわち、本発明による演奏支援処理のプログラムは、
鍵盤演奏の練習曲に対して、操作に応じて入力された練習時間を設定する第1のステップと、前記練習曲の所定の演奏手順に基づく適正な練習時間と前記時間設定手段によって設定された練習時間とを比較する第2のステップと、前記第2のステップによって比較された結果、前記設定された練習時間が前記適正な練習時間より短い場合には、前記設定された練習時間に応じた演奏手順を編成する第3のステップと、前記第2のステップの比較結果に応じて、前記所定の演奏手順又は前記手順編成手段によって編成された演奏手順に基づいて演奏をガイドする第4のステップと、を実行する。
前記第3のステップは、前記所定の演奏手順における両手の練習を片手の演奏に編成する。
あるいは、前記第3のステップは、前記練習曲の前回の練習で間違った演奏の部分のみを抽出して演奏手順を編成する。
あるいは、前記第3のステップは、前記所定の演奏手順が同一のフレーズに対して異なる演奏手順を編成する。
本発明の各実施形態における電子鍵盤楽器の構成を示すブロック図。 図1におけるCPUのメインルーチンのフローチャート。 図2のメインルーチンにおけるモード変更処理のフローチャート。 図2のメインルーチンにおける通常演奏処理のフローチャート。 図2のメインルーチンにおける曲設定処理のフローチャート。 図2のメインルーチンにおける練習時間設定処理のフローチャート。 図2のメインルーチンにおける第1および第2実施形態の練習設定処理のフローチャート。 第1実施形態における練習処理のフローチャート。 図11に続く第1実施形態における練習処理のフローチャート。 図1の表示部における練習時間設定の画面を示す図。 図1の表示部における練習方法の画面を示す図。 図2のメインルーチンにおける第2実施形態の練習処理のフローチャート。 図12に続く第2実施形態における練習処理のフローチャート。 図13に続く第2実施形態における練習処理のフローチャート。 図2のメインルーチンにおける第3実施形態の練習設定処理のフローチャート。 図15に続く第3実施形態における練習設定処理のフローチャート。 図2のメインルーチンにおける第3実施形態の練習処理のフローチャート。 図17に続く第3実施形態における練習処理のフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 システムバス
3 鍵盤
4 スイッチ部
5 ROM
6 RAM
7 表示部
8 音源
9 曲メモリ
10 MIDIインターフェース
11 D/A変換回路
12 サウンドシステム
13 スピーカ

Claims (8)

  1. 鍵盤演奏の練習曲に対して、操作に応じて入力された練習時間を設定する時間設定手段と、
    前記練習曲の所定の演奏手順に基づく適正な練習時間と前記時間設定手段によって設定された練習時間とを比較する時間比較手段と、
    前記時間比較手段によって比較された結果、前記設定された練習時間が前記適正な練習時間より短い場合には、前記設定された練習時間に応じた演奏手順を編成する手順編成手段と、
    前記時間比較手段の比較結果に応じて、前記所定の演奏手順又は前記手順編成手段によって編成された演奏手順に基づいて演奏をガイドする演奏ガイド手段と、
    を備えた演奏支援装置。
  2. 前記手順編成手段は、前記所定の演奏手順における両手の練習を片手の演奏に編成することを特徴とする請求項1に記載の演奏支援装置。
  3. 前記手順編成手段は、前記練習曲の前回の練習で間違った演奏の部分のみを抽出して演奏手順を編成することを特徴とする請求項1に記載の演奏支援装置。
  4. 前記手順編成手段は、前記所定の演奏手順が同一のフレーズに対して異なる演奏手順を編成することを特徴とする請求項2に記載の演奏支援装置。
  5. 鍵盤演奏の練習曲に対して、操作に応じて入力された練習時間を設定する第1のステップと、
    前記練習曲の所定の演奏手順に基づく適正な練習時間と前記時間設定手段によって設定された練習時間とを比較する第2のステップと、
    前記第2のステップによって比較された結果、前記設定された練習時間が前記適正な練習時間より短い場合には、前記設定された練習時間に応じた演奏手順を編成する第3のステップと、
    前記第2のステップの比較結果に応じて、前記所定の演奏手順又は前記手順編成手段によって編成された演奏手順に基づいて演奏をガイドする第4のステップと、
    を実行する演奏支援処理のプログラム。
  6. 前記第3のステップは、前記所定の演奏手順における両手の練習を片手の演奏に編成することを特徴とする請求項5に記載の演奏支援処理のプログラム。
  7. 前記第3のステップは、前記練習曲の前回の練習で間違った演奏の部分のみを抽出して演奏手順を編成することを特徴とする請求項5に記載の演奏支援処理のプログラム。
  8. 前記第3のステップは、前記所定の演奏手順が同一のフレーズに対して異なる演奏手順を編成することを特徴とする請求項5に記載の演奏支援処理のプログラム。
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