JP4395618B2 - 演奏支援装置および演奏支援処理のプログラム - Google Patents
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Description
このような事態を解決するために、従来、いくつか提案がなされているが、容易な操作性と豊かな表現の演奏とを両立するまでには至っていない。
また、他の提案の電子楽器によれば、操作に十分慣れていない初心者等が演奏を行う場合に、演奏時に各音色に特有の音量や効果を簡単な操作で設定できるようになっている。この提案においては、電子楽器の演奏を制御するための演奏制御情報を記憶する記憶手段を備え、この記憶手段から演奏制御情報を読み出して楽音発生を制御するようになされた電子楽器において、記憶手段は、発生楽音の音量、効果を制御するための情報の少なくとも一方を、電子楽器が有する全ての音色ごとに記憶する記憶領域を備えたような構成になっている。(特許文献2参照)
また、他の提案の電子鍵盤楽器によれば、楽音信号に特殊効果を付与する操作子としてピッチベンドホイールを一方の手で操作しながら他方の手で鍵盤を演奏することにより、演奏の自由度が限られるのを解決するために、鍵盤ユニットを支持ユニットに対して水平方向に動かせる移動手段と、移動手段による鍵盤ユニットの変動量を検出する検出手段と、変動量に応じて楽音信号に特殊効果を付与する制御手段とを備えたような構成になっている。(特許文献3参照)
本発明は、このような従来の課題を解決するためのものであり、演奏に先立って簡単な設定を行うだけで、初心者であっても豊かな表現で曲を演奏できるようにすることを目的とする。
図1は、実施形態における電子鍵盤楽器の構成を示すブロック図である。CPU1は、システムバス2を介して、鍵盤3、スイッチ部4、ROM5、RAM6、表示部7、音源8、曲メモリ9、およびMIDIインターフェース(MIDI I/F)10に接続され、これら各部との間でコマンドおよびデータの授受を行って、この電子鍵盤楽器を制御する。
図3(1)はCPU1のメインルーチンのフローチャートである。まず、所定のイニシャライズ(ステップSA1)の後、モードフラグMODEを0にリセットする(ステップSA2)。この後は、ステップSA3以降のループ処理を実行する。このループ処理においては、MODEが0であるか否かを判別し(ステップSA3)、MODEが0である場合には設定処理を実行する(ステップSA4)。MODEが1である場合には演奏処理を実行する(ステップSA5)。設定処理又は演奏処理の後は、モード変更処理(ステップSA6)、その他の処理を実行する(ステップSA7)。
図3(2)は、メインルーチンにおけるタイマインタラプトのフローチャートである。タイマインタラプトが禁止解除されている状態においては、一定時間ごとに発生するタイマインタラプトに応じて、後述するレジスタTの値をデクリメントする(ステップSA8)。
入力データが範囲である場合には、RAM6のレジスタAREAに入力データである範囲の先頭アドレスおよび終了アドレスをストアする(ステップSB4)。入力データが演奏表現である場合には、RAM6のレジスタHYOGENに演奏表現の種類をストアする(ステップSB5)。入力データが演奏表現のパラメータである場合には、RAM6のレジスタPARAMETERにパラメータ値をストアする(ステップSB6)。そして、完了スイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSB7)。このスイッチがオンでない場合にはステップSB2において入力の有無を判別する。
例えば、p番目のフレーズの範囲にはサスティンのパラメータ値を設定し、q番目のフレーズの範囲にはビブラートのパラメータ値を設定し、r番目のフレーズの範囲にはトレモロのパラメータ値を設定する。ステップSB7において完了スイッチがオンされたときは、検索処理を実行して(ステップSB8)、メインルーチンに戻る。
ステップSC19において、両者の音符データが一致する場合には、図5のステップSC9に移行して、それぞれ次のアドレスの音符データの一致を判別するために、ステップSC9からの処理を繰返す。検索処理が終了した後は、メインルーチンに戻る。
ステップSD3において、反転したSTFが0(演奏停止)である場合には、音源8に対して消音指示を行って(ステップSD9)、タイマインタラプトを禁止して(ステップSD10)、メインルーチンに戻る。
したがって、演奏に先立って、特定のフレーズに演奏表現のパラメータを設定するという簡単な設定を行うだけで、その曲データにおける同一のフレーズに対しては、自動的に同じ演奏表現のパラメータを設定するので、初心者であっても豊かな表現で曲を演奏できる。
この変形例においても、実施形態と同様に、演奏に先立って簡単な設定を行うだけで、初心者であっても豊かな表現で曲を演奏できる。
この変形例においても、実施形態と同様に、演奏に先立って簡単な設定を行うだけで、初心者であっても豊かな表現で曲を演奏できる。
この変形例においても、実施形態と同様に、演奏に先立って簡単な設定を行うだけで、初心者であっても豊かな表現で曲を演奏できる。
この場合においても、実施形態と同様に、演奏に先立って簡単な設定を行うだけで、初心者であっても豊かな表現で曲を演奏できる。
図9のフローチャートにおいて、ステップSC4でポインタNを1にセットし、ポインタnを1にセットするとともに、一致した音符データの数をカウントするポインタmを0にセットする。また、ステップSC7において、(START+n)のアドレスの音符データとADのアドレスの音符データとが異なる場合には、両者の音符データの音高差が1オクターブであるか否かを判別する(ステップSC21)。音高差が1オクターブである場合には、実質的に同じフレーズと見なして、ステップSC10においてSTART(N)にADのアドレスをストアする。音高差が1オクターブでない場合には、実施形態の場合と同様に、ステップSC8においてADを進める。また、ステップSC12においてnを進めた後に、mの値をインクリメントして、一致した音符データの数をカウントする(ステップSC22)。
2 システムバス
3 鍵盤
4 スイッチ部
5 ROM
6 RAM
7 表示部
8 音源
9 曲メモリ
10 MIDIインターフェース
11 D/A変換回路
12 サウンドシステム
13 スピーカ
Claims (4)
- 各フレーズが複数の音符データを含む複数のフレーズで構成された曲データにおける特定のフレーズに対して、操作に応じて選択された演奏表現の種類及び当該演奏表現の程度を示すパラメータの値を設定する設定手段と、
前記特定のフレーズに含まれる複数の音符データ夫々と、それ以外の各フレーズに含まれる複数の音符データの夫々とを順次比較し、実質的に同一の音符データが含まれる比率を算出する算出手段と、
この算出手段により算出された比率が所定値以上のフレーズを検索する検索手段と、
前記設定手段にて設定された演奏表現の程度を示すパラメータの値を前記算出手段により算出された比率に基づいて変更する変更手段と、
前記検索手段によって検索されたフレーズに対して前記設定手段にて選択された演奏表現の種類および前記変更手段にて変更されたパラメータの値を設定して演奏する演奏手段と、
を備えた演奏支援装置。 - 前記算出手段は、前記特定のフレーズとそれ以外の各フレーズ夫々に含まれる複数の音符データの中で同一の音符データ及び音高差が1オクターブである音符データが含まれる比率を算出することを特徴とする請求項1に記載の演奏支援装置。
- 演奏支援装置に適用されるコンピュータに、
各フレーズが複数の音符データを含む複数のフレーズで構成された曲データにおける特定のフレーズに対して、操作に応じて選択された演奏表現の種類及び当該演奏表現の程度を示すパラメータの値を設定する設定ステップと、
前記特定のフレーズに含まれる複数の音符データ夫々と、それ以外の各フレーズに含まれる複数の音符データの夫々とを順次比較し、実質的に同一の音符データが含まれる比率を算出する算出ステップと、
この算出された比率が所定値以上のフレーズを検索する検索ステップと、
前記設定された演奏表現の程度を示すパラメータの値を前記算出された比率に基づいて変更する変更ステップと、
前記検索手段によって検索されたフレーズに対して前記選択された演奏表現の種類および前記変更されたパラメータの値を設定して演奏する演奏ステップと、
を実行させる演奏支援処理のプログラム。 - 前記算出ステップは、前記特定のフレーズとそれ以外の各フレーズ夫々に含まれる複数の音符データの中で同一の音符データ及び音高差が1オクターブである音符データが含まれる比率を算出することを特徴とする請求項3に記載の演奏支援処理のプログラム。
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JP2004343305A JP4395618B2 (ja) | 2004-11-29 | 2004-11-29 | 演奏支援装置および演奏支援処理のプログラム |
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JP (1) | JP4395618B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160056339A (ko) * | 2014-11-10 | 2016-05-20 | 한국수력원자력 주식회사 | 증기분무 소화설비 |
-
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- 2004-11-29 JP JP2004343305A patent/JP4395618B2/ja not_active Expired - Fee Related
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