JP2004177704A - 学習装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各ユーザの都合に合わせて、無理・無駄・むらのない学習を支援することができる学習装置を提供する。
【解決手段】ユーザから情報が入力される入力部と、情報が記憶される記憶部と、ユーザへ情報を出力する出力部と、記憶されている情報を処理する演算部と、これら入力部、記憶部、出力部、演算部の動作を制御する制御部とを備える学習装置であり、
当該記憶部は、学習コンテンツと当該学習コンテンツを学習するのに必要な学習必要時間とユーザが学習することができる学習可能時間とを記憶し、
記憶されている当該学習必要時間と当該学習可能時間とに基づいて学習スケジュールを作成するスケジュール作成手段を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザの学習を支援する学習装置に関し、特にユーザの学習スケジュールを管理する学習装置の改良に係る。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2001−305946号公報
【0003】
【特許文献2】特開2001−202000号公報
【0004】
従来から、ユーザの学習を支援する学習装置として、例えば、特許文献1、特許文献2に記載の技術が提案されている。特許文献1には、チュータが(人手を介して)生徒の個別学習スケジュールを管理、変更する技術が開示されている。また特許文献2には、教材の特性に基づいて適切な教材の組み合わせをユーザに提供する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、ユーザの個別のニーズに合った木目の細かい学習スケジュールを提供することは困難である。例えば、特許文献1に記載の技術では、チュータが生徒の学習スケジュールを管理しているため、生徒自身が直ちにスケジュールを変更することは想定されていない。また、特許文献2に記載の技術では、教材の組合わせを提示することはできても、その教材の学習スケジュールまでを提示してくれるものではない。
【0006】
一方、従来の同一時間に同一場所で大量の生徒に同一内容を教えるマスプロ教育とは異なり、生涯学習の重要性が注目される今日では、多様な人々が時間的、空間的制限を超えてそれぞれのスケジュールで学習する機会が増加している。
【0007】
本発明は、このような技術的な課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、各ユーザの都合に合わせて、無理・無駄・むらのない学習を支援することができる学習装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ユーザから情報が入力される入力部と、情報が記憶される記憶部と、ユーザへ情報を出力する出力部と、記憶されている情報を処理する演算部と、これら入力部、記憶部、出力部、演算部の動作を制御する制御部とを備える学習装置であり、当該記憶部は、学習コンテンツと当該学習コンテンツを学習するのに必要な学習必要時間とユーザが学習することができる学習可能時間とを記憶し、記憶されている当該学習必要時間と当該学習可能時間とに基づいて学習スケジュールを作成するスケジュール作成手段を有するものである。なお、前記学習スケジュールには、少なくともユーザが前記学習コンテンツを学習する学習時間が含まれる。
【0009】
また本発明は、ユーザから情報が入力される入力部と、情報が記憶される記憶部と、ユーザへ情報を出力する出力部と、記憶されている情報を処理する演算部と、これら入力部、記憶部、出力部、演算部の動作を制御する制御部とを備える学習装置であり、当該記憶部は、学習コンテンツと当該学習コンテンツを学習するのに必要な学習必要時間とユーザが学習することができる学習可能時間とを記憶し、記憶されている当該学習必要時間と当該学習可能時間とに基づいて学習スケジュールを作成するスケジュール作成手段を有し、ユーザが新たに学習可能時間を当該入力部から入力(増減)すると、当該スケジュール作成手段は、新たに入力(増減)された学習可能時間に基づいて学習スケジュールを更新するものである。
【0010】
ここで、前記学習可能時間は、ユーザが学習をする予定の基本学習時間とユーザが学習をすることができない学習不能時間とから演算される。
【0011】
この基本学習時間は、▲1▼ユーザが学習を予定する基本学習期間の始期及び終期を前記入力部から入力することにより演算されるものでもよいし、▲2▼ユーザが学習を予定する基本学習の始期及び終期、当該基本学習期間内の各日に学習する予定の時間を前記入力部から入力することにより演算されるものでもよいし、▲3▼ユーザが学習を予定する基本学習期間の始期及び終期、当該基本学習期間内の平日に学習する時間、当該基本学習期間内の休日に学習する予定の時間を前記入力部から入力することにより演算されるものでもよい。
【0012】
一方、学習不能時間は、▲1▼ユーザが学習することができない日を前記入力部から入力することにより演算されるものでもよいし、▲2▼ユーザが学習することができない時間を前記入力部から入力することにより演算されるものでもよい。
【0013】
そして、ユーザが新たに基本学習時間を前記入力部から入力(増減)すると、前記スケジュール作成手段は、新たに入力(増減)された基本学習時間に基づいて学習スケジュールを更新することができる。また、ユーザが新たに学習不能時間を前記入力部から入力(増減)すると、前記スケジュール作成手段は、新たに入力(増減)された学習不能時間に基づいて学習スケジュールを更新することができる。
【0014】
また本発明は、ユーザから情報が入力される入力部と、情報が記憶される記憶部と、ユーザへ情報を出力する出力部と、記憶されている情報を処理する演算部と、これら入力部、記憶部、出力部、演算部の動作を制御する制御部とを備える学習装置であり、当該記憶部は、学習コンテンツと当該学習コンテンツを学習するのに必要な学習必要時間とユーザが学習することができる学習可能時間とを記憶し、記憶されている当該学習必要時間と当該学習可能時間とに基づいて学習スケジュールを作成するスケジュール作成手段を有し、当該スケジュール作成手段は、ユーザの当該学習コンテンツの学習実績に基づいて学習スケジュールを更新するものである。
【0015】
これらの発明において、設定又はユーザの選択により、前記スケジュール作成手段は、▲1▼前記学習可能時間中においてユーザの学習頻度が(実質的に)均等になるように学習スケジュールを作成及び/又は更新するものでもよいし、▲2▼前記学習可能時間中において終盤ほどユーザの学習頻度が高くなるように学習スケジュールを作成及び/又は更新するものでもよいし、▲3▼前記学習可能時間中において序盤ほどユーザの学習頻度が高くなるように学習スケジュールを作成及び/又は更新するものでもよい。
【0016】
またこれらの発明において、設定又はユーザの選択により、前記スケジュール作成手段は、▲1▼前記学習可能時間中においてユーザが前記学習コンテンツを一通り学習するように学習スケジュールを作成及び/又は更新するものでもよいし、▲2▼前記学習可能時間中においてユーザが前記学習コンテンツを複数回繰り返して学習するように学習スケジュールを作成及び/又は更新するものでもよい。
【0017】
さらに、複数回繰り返して学習する場合には、▲1▼前記スケジュール作成手段は、前記学習可能時間中においてユーザが前記学習コンテンツを(実質的に)同一の学習時間で複数回繰り返して学習するように学習スケジュールを作成及び/又は更新するものでもよいし、▲2▼前記学習コンテンツの繰り返し回数に応じて前記学習コンテンツを一通り学習する時間が変化するように学習スケジュールを作成及び/又は更新するものでもよい。後者▲2▼としては、具体的に、前記学習コンテンツの繰り返し回数が増えると前記学習コンテンツを一通り学習する時間が減るように学習スケジュールを作成及び/又は更新したり、前記学習コンテンツの繰り返し回数が増えると前記学習コンテンツを一通り学習する時間が増えるように学習スケジュールを作成及び/又は更新したりすることができる。
【0018】
またこれらの発明において、前記記憶部は、前記学習コンテンツとして学習形式の異なる複数の学習コンテンツを記憶し、前記スケジュール作成手段は、当該学習形式に基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新することもできる。この場合、前記学習スケジュールは、少なくとも学習形式を含んでもよい。なお、学習形式の異なる複数の学習コンテンツとは、例えば、教科書コンテンツ、問題集コンテンツ、単語帳コンテンツなどが挙げられる。
【0019】
さらにこれらの発明において、前記記億部は、前記学習形式の異なる複数の学習コンテンツとして、少なくとも教科書コンテンツと問題集コンテンツとを記憶し、前記スケジュール作成手段は、ユーザが教科書コンテンツの一部を学習した後に既学習分野に対応する問題集コンテンツを学習するように学習スケジュールを作成及び/又は更新することができる。
【0020】
またこれらの発明において、前記記憶部は、前記学習コンテンツとして学習範囲の異なる複数の学習コンテンツを記憶し、前記スケジュール作成手段は、当該学習範囲に基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新することもできる。なお、前記学習範囲は、資格試験別(宅建試験、ソフトウェア開発技術者試験等)、学年別(中学一年、高校二年等)、学習科目別(英語、民法等)、学習単元別(総則、データベース等)、業務別(総務部、営業部等)のうちの少なくとも一とすることができる。
【0021】
またこれらの発明において、前記記憶部は、前記学習コンテンツとして学習範囲の異なる複数の学習コンテンツと当該学習範囲毎の重要度とを記憶し、前記スケジュール作成手段は、当該学習範囲と当該重要度とに基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新することができる。さらに、前記スケジュール作成手段は、前記重要度の高い学習範囲を前記重要度の低い学習範囲よりも優先して学習スケジュールを作成及び/又は更新することができる。具体的には、前記スケジュール作成手段は、▲1▼前記重要度の高い学習範囲を前記学習可能時間内の序盤及び/又は終盤に学習するように学習スケジュールを作成及び/又は更新したり、▲2▼前記重要度の高い学習範囲を前記重要度の低い学習範囲よりもユーザの学習頻度が高くなるように学習スケジュールを作成及び/又は更新したり、▲3▼前記重要度の高い学習範囲を前記重要度の低い学習範囲よりもユーザの学習時間が長くなるように学習スケジュールを作成及び/又は更新したりすることができる。
【0022】
またこれらの発明において、前記記憶手段は、前記学習コンテンツとして問題集コンテンツを記憶し、前記スケジュール作成手段は、ユーザの当該問題集コンテンツの学習成績に基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新することができる。また前記記憶手段は、前記学習コンテンツとして学習範囲別の問題集コンテンツを記憶し、前記スケジュール作成手段は、ユーザの当該学習範囲別の問題集コンテンツの学習成績に基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新することができる。
【0023】
さらに、前記スケジュール作成手段は、前記学習成績が不良な学習範囲を前記学習成績が良好な学習範囲よりも優先して学習スケジュールを作成及び/又は更新することができる。具体的には、前記スケジュール作成手段は、▲1▼前記学習成績が良好又は不良な学習範囲を前記学習可能時間内の序盤及び/又は終盤に学習するように学習スケジュールを作成及び/又は更新したり、▲2▼前記学習成績が不良な学習範囲を前記学習成績が良好な学習範囲よりもユーザの学習頻度が高くなるように学習スケジュールを作成及び/又は更新したり、▲3▼前記学習成績が不良な学習範囲を前記学習成績が良好な学習範囲よりもユーザの学習時間が長くなるように学習スケジュールを作成及び/又は更新したりすることができる。
【0024】
またこれらの発明において、前記スケジュール作成手段は、ユーザの前記学習コンテンツの学習実績が前記学習スケジュールに比べて遅れている場合には、前記学習可能時間内にユーザの学習が終了するように学習スケジュールを更新することができる。また、前記スケジュール作成手段は、ユーザの前記学習コンテンツの学習実績が前記学習スケジュールに比べて遅れている場合には、前記学習可能時間内にユーザの学習が終了するように前記学習スケジュール中の一部の学習を省略して学習スケジュールを更新することもできる。
【0025】
さらに、前記記憶部は、前記学習コンテンツとして学習範囲の異なる複数の学習コンテンツと当該学習範囲毎の重要度とを記憶し、前記スケジュール作成手段は、前記重要度の高い学習範囲を前記重要度の低い学習範囲よりも優先して学習スケジュールを更新することもできる。さらに、前記記憶手段は、前記学習コンテンツとして学習範囲別の問題集コンテンツを記憶し、前記スケジュール作成手段は、前記学習成績が不良な学習範囲を前記学習成績が良好な学習範囲よりも優先して学習スケジュールを更新することもできる。
【0026】
またこれらの発明において、前記学習スケジュールを前記出力部からユーザに出力するスケジュール出力手段を有するものでもよい。ここで、スケジュール表示手段は、前記学習可能時間、前記学習スケジュール、前記学習不能時間をカレンダー形式で前記出力部からユーザに表示したり、前記学習可能時間、前記学習スケジュール、前記学習不能時間をそれぞれ識別可能に月、週、日の少なくとも一つ以上カレンダー形式で前記出力部からユーザに表示したり、前記学習スケジュールとユーザの前記学習コンテンツの学習実績との差を前記出力部からユーザに表示したりすることができる。
【0027】
また、本発明は、コンピュータをこれらの学習装置として機能させるためのプログラムとして把握することもできる。さらに、コンピュータをこれらの学習装置として機能させるためのプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として把握することもできる。
【0028】
【発明の実施による形態】
以下、実施例に基いて本発明の実施による形態を説明する。
【0029】
実施例
図1は、本実施例に係るコンピュータシステム(学習装置)100を説明するものである。また、図2はこのコンピュータシステム100を説明する機能ブロック図である。このコンピュータシステム100は、コンピュータ本体(記憶部、演算部、制御部)1と、液晶ディスプレイ(出力部)2と、キーボード(入力部)31、マウス(入力部)32から構成されている。なお、これらに出力部としてのプリンタを加えてもよい。
【0030】
このコンピュータ本体1は、中央演算処理装置(演算部、制御部)10、キャッシュメモリ11、主記憶装置12、補助記憶装置13、CD−ROMドライブ14を備え、これらはバス16を介して液晶ディスプレイ2、キーボード31、マウス32と接続されている。また、キャッシュメモリ11、主記憶装置12、補助記憶装置13は全体として仮想的な記憶装置(記憶部)15を構成している。
【0031】
また、学習管理用プログラム(スケジュール作成手段)51、(例えば、ソフトウェア開発技術者試験対策用の)学習プログラム(学習コンテンツ)52は、それぞれCD−ROM(記憶媒体)41、42に記憶されている。このCD−ROM41、42に記憶されたプログラム51、52をCD−ROMドライブ14を介してコンピュータ本体1にインストールすることにより、このコンピュータシステム100は全体で学習装置として機能する(その機能については後に詳細に説明する)。
【0032】
なお、本実施例では、学習管理用プログラム51と学習プログラム52とは別個のCD−ROM41、42により提供されているが、これに限らず一つのCD−ROMに記憶されて提供されるものでもよい。また、本実施例では単一の学習プログラム52をコンピュータ本体1にインストールして使用する場合を説明するが、これに限らず、複数の学習プログラム(例えば、ソフトウェア開発技術者試験対策用の学習プログラム52と、中小企業診断士試験対策用の学習プログラム53との二つの学習プログラム)をコンピュータ本体1にインストールして使用してもよい。
【0033】
また、本実施例では、CD−ROMを介してこれらのプログラム51、52がコンピュータ本体1にインストールされるものであるが、これに限らず、例えば、ネットワーク(インタネット、イントラネット、エクストラネット等)300を介して他のコンピュータ200からプログラム51、52が伝送されインストールされるものでもよい。さらに、プログラム51、52そのものはコンピュータ本体1にインストールされず、他のコンピュータ200にインストールされたプログラム51、52により、ネットワーク300を介してサービスがコンピュータ本体1に提供されるものでもよい。
【0034】
図3は、コンピュータ本体1の記憶装置15内に記憶された学習コンテンツの内容を関係データベールモデルで示したものである。この学習コンテンツは、ソフトウェア開発技術者試験対策用の学習コンテンツであり、各レコードには、コンテンツデータC、学習形式m、学習単元u、重要度i、学習実績(成績)rが含まれている。学習形式mは、例えば「0」が「教科書」を、「1」が「単語帳」を、「2」が「問題集」をそれぞれ表す。学習単元uは、例えば「0」が「コンピュータの仕組みとその利用」を、「1」が「ソフトウェア」を、「2」が「アルゴリズムとデータ構造」を(以下、同様)それぞれ表す。重要度iは、例えば「0」が「低」を、「1」が「中」を、「2」が「高」をそれぞれ表す。学習実績rは、教科書及び単語帳については、「0」が「未参照」を、「1」が「一回参照」を、「2」が「二回参照」を(以下、同様)それぞれ表す。問題集については、「0」が「未演習」を、それ以外は「(正答回数)/(演習回数)」として表す。
【0035】
図4は、コンピュータ本体1の記憶装置15内に記憶された学習コンテンツの内容と単位学習時間との関係を示したものである。図4(a)は、教科書を3単位(ここでは3ページ)学習するのに必要な時間は1単位(ここでは1時間)であることを示している。同様に、図4(b)は、単語帳を120題学習するのに必要な時間は1時間であることを、図4(c)は、問題集を20題学習するのに必要な時間は1時間であることをそれぞれ示している。
【0036】
図5は、このコンピュータシステム100の基本的な使用方法及び動作を説明するフローチャートである。以下、このフローチャートに従って、コンピュータシステム100の使用方法及び動作を説明する。
【0037】
まず、ユーザは初期的な学習予定時間をキーボード31やマウス32を用いてコンピュータ本体1に入力する(図5のステップS1)。
【0038】
この学習可能時間t(p)は、ユーザが学習をする予定の基本学習時間t(s)とユーザが学習をすることができない学習不能時間t(i)とを入力することで演算される。
【0039】
図6は、基本学習時間t(s)を入力する際に液晶ディスプレイ2上に表示されるウインドウ21を示している。このウインドウ21には、資格試験表示部21a、学習開始日指定部21b、学習終了日指定部21c、学習曜日指定部21d、アイコン指定部21e、スケジュール作成ボタン21f、アイコン表示部21gが存在する。本実施例では、CD−ROM42によりソフトウェア開発技術者試験用の学習プログラム52がコンピュータ本体にインストールされているため、試験表示部21aには、プルダウンメニューとして「ソフトウェア開発技術者試験」が選択可能となっている。またアイコン指定部21eで指定されているアイコン(本実施例では鉛筆形状のアイコン)に対応して、アイコン表示部21gにおいて当該アイコンの横に「ソフトウェア開発技術者試験」と表示されている。なお、アイコン指示部21e、アイコン表示部21gに示されるアイコンは、それぞれ色彩又は形状が異なり、視覚により識別可能となっている。
【0040】
図7は、学習可能時間が決定される様子を模式的に示したものである。まず、基本学習時間t(s)は、ユーザが学習開始日指定部21b、学習終了日指定部21cをマウス32で操作し、学習開始日Dsと学習終了日Deを指定することで基本学習期間を設定する(図7(a)参照)。次に、ユーザが学習曜日指定部21dを操作し、当該基本学習期間中において学習可能な日及びその時間を曜日ごとに設定する。ここでは、例えば、月曜日から木曜日まではそれぞれ2時間、(金曜日は学習しない)土曜日と日曜日はそれぞれ4時間学習可能とした(図7(b)参照)。
【0041】
図8は、学習不能時間t(i)を入力する際に液晶ディスプレイ2上に表示されるウインドウ22を示している。このウインドウ22には、日付表示部22a、時間指定部22b、分類指定部22c、スケジュール記述部22d、アイコン表示部22gが存在する。ここで、分類指定部22を「ソフトウェア開発技術者試験」以外のもの、本実施例では「プライベート」と指定すれば、当該時間は「ソフトウェア開発技術者試験」学習不能時間t(i)として指定される。また、学習不能時間t(i)は日付単位で指定することもできるし、時間単位で指定することもできる。ここでは、例えば、日付d6、d7(一日中)と、日付d11の2時間を学習不能時間t(i)として指定した(図7(c)の斜線部分参照)。
【0042】
このように基本学習時間t(s)と学習不能時間t(i)を入力する事で、(間接的に)学習可能時間t(p)(=t(s)−t(i))がコンピュータ本体1に入力される(図5のステップS1参照)。一方、ソフトウェア開発技術者試験対策用の学習コンテンツを一通り学習するのに必要な学習必要時間t(n)は、図3に示した学習コンテンツと、図4に示した学習コンテンツの内容と単位学習時間との関係とから、学習必要時間t(n)={(学習形式がm1である学習コンテンツの総単位量)/3}+{(学習形式がm2である学習コンテンツの総単位量)/120}+{(学習形式がm3である学習コンテンツの総単位量)/20}として演算することができる。
【0043】
そして、これら学習必要時間t(n)と学習可能時間t(p)とに基づいて、学習スケジュールが作成される(図5のステップS2参照)。
【0044】
この学習スケジュールは様々な観点から作成することができる。
【0045】
図9は、学習必要時間t(n)と学習可能時間t(p)との関係を模式的に説明するものである。例えば、図9(a)(b)のように、学習必要時間t(n)≦学習可能時間t(p)の関係が成り立つ場合には、学習スケジュールとしては、▲1▼学習コンテンツの全てを一通り学習するものを採用することができる。一方、図9(c)のように、学習必要時間t(n)>学習可能時間t(p)の関係が成り立つ場合には、学習スケジュールとしては、学習コンテンツの全てを一通り学習するものを採用することはできず、▲2▼学習コンテンツの一部を省略して学習するものを採用しなければならない。なお、学習必要時間t(n)≦学習可能時間t(p)の関係が成り立つ場合であっても、学習コンテンツの一部を省略して学習する学習スケジュールを採用することも可能である。
【0046】
図10は、学習コンテンツを複数回(ここでは二回)学習する場合の時間配分の態様を説明するものである。図10(a)に示すように、▲1▼一回目の学習と二回目の学習との時間配分を同一にする学習スケジュール、又は図10(b)に示すように、▲2▼二回目の学習の方が一回目の学習よりも短時間となる学習スケジュール、▲3▼二回目の学習の方が一回目の学習よりも長時間となる学習スケジュールを採用することもできる。
【0047】
また、特定の学習コンテンツを優先的に学習するような学習スケジュールを作成することもできる。ここで、特定の学習コンテンツを優先的に学習するような場合とは、一部の学習コンテンツを省略して学習する場合(省略されない学習コンテンツを優先する)や一部の学習コンテンツを重複して学習する場合などが挙げられる。例えば、重要度iの高い学習コンテンツを優先して学習する学習スケジュールを作成することもできる。具体的には重要度iが「0:低」の学習コンテンツを省略して学習する学習スケジュールを作成したり、重要度iが「2:高」の学習コンテンツを重複して学習する学習スケジュールを作成する場合が挙げられる。また例えば、学習形式mに基づいて特定の学習コンテンツを優先的に学習する学習スケジュールを作成することもできる。具体的には学習形式mが「0:教科書」の学習コンテンツを省略して学習スケジュールを作成したり、学習形式mが「2:問題集」の学習コンテンツを重複して学習する学習スケジュールを作成する場合が挙げられる。
【0048】
さらに学習コンテンツを複数回学習する場合(図9参照)も、学習コンテンツの重要度iに基づいて学習スケジュールを作成することができる。例えば、一回目は重要度iが「2:高」のもののみを学習し、二回目は重要度が「0:低」と「1:中」ものを学習する学習スケジュールを作成するものでもよい。さらに、学習コンテンツの学習形式mに基づいて学習スケジュールを作成することもできる。例えば、一回目は学習形式mが「0:教科書」と「1:単語帳」のもののみを学習し、二回目は学習形式mが「2:問題集」のものを学習する学習スケジュールを作成することもできる。
【0049】
また単位学習期間(基本学習期間Ds〜Deの一部、例えば1週間)当たりの学習頻度を変更するような学習スケジュールを作成することもできる。例えば、重要度「0:低」の学習コンテンツよりも重要度「2:高」の学習コンテンツの学習頻度が高くなるように学習スケジュールを作成することができるし、また、学習形式mが「0:教科書」の学習コンテンツよりも学習形式mが「2:問題集」の学習コンテンツの学習頻度が高くなるように学習スケジュールを作成することもできる。また学習可能時間t(p)(基本学習期間)中においてユーザの学習頻度が(実質的に)均等になるように学習スケジュールを作成することもできるし、学習可能時間t(p)(基本学習期間)中において終盤ほどユーザの学習頻度が高くなるように学習スケジュールを作成することもできるし、学習可能時間t(p)(基本学習期間)中において序盤ほどユーザの学習頻度が高くなるように学習スケジュールを作成することもできる。
【0050】
図11は、学習スケジュールの一例を模式的に示したものである。図中の「○」は、1時間(ある特定の学習単元を)学習することを意味するものであり、先に決定した学習可能時間t(p)(図7(c)参照)の中から選択される。例えば、日付d2では学習可能時間(2時間)の中から1時間(ある特定の学習単元を)学習する予定であることを意味している。
【0051】
図12、図13は、いずれも学習スケジュールを液晶ディスプレイ2上に表示させたウインドウ23、24を示している。図12は、ある月の学習スケジュールを表すウインドウ23を示している。このウインドウ23は、月カレンダー部23aと、アイコン表示部23gとを備えている。この月カレンダー部23aの各日付部には、学習する予定を示す鉛筆アイコンや学習以外の予定を示すピンアイコンが表示される。なお、ここでは鉛筆アイコンとして「ソフトウェア開発技術者試験対策」の学習を示す鉛筆アイコンしか表示されていないが、他の学習プログラム、例えば中小企業診断士試験対策用の学習プログラムがコンピュータ本体1にインストールされている場合には「中小企業診断士試験対策」の学習を示す鉛筆アイコンが表示される。この場合、試験別に鉛筆アイコンの色彩を変更することが望ましい。
【0052】
この月カレンダー部23aの各日付部をマウス32でクリックすると、図13に示す、当該日付の学習スケジュールを表すウインドウ24が開く。このウインドウ24には、日付表示部24a、時間指定部24b、分類指定部24c、スケジュール記述部24d、アイコン表示部24gが存在する。ここでは、月カレンダー部23aの「11月10日(日)」部をクリックした場合を示しており、その日に資格「ソフトウェア開発技術者試験」の学習単元「アルゴリズムとデータ構造」を「2時間」学習する予定であることが分かる。
【0053】
次に、ユーザはコンピュータシステム100を用いて学習を行う(図5のステップS3参照)。つまり、コンピュータシステム100上で教科書、単語帳を参照し、問題集を解く。この際、ユーザの学習実績rは、教科書及び単語帳については、それらが参照される度に「1」増加する。また、問題集についての学習実績(成績)rは「(正答回数)/(演習回数)」として、演習回数はユーザが問題集を解く度に「1」増加し、正答回数はユーザが問題集を正解する度に「1」増加する。
【0054】
このように学習が行われる際に、定期的に学習実績rが学習スケジュールに沿っているか否かが判断される(図5のステップS4参照)。
【0055】
第一に、それまでの学習実績rと学習スケジュールとを比較し、学習実績rが学習スケジュールに比べて遅い場合(学習時間の割に既習学習コンテンツが少ない場合)、又は早い場合(学習時間の割に既習学習コンテンツが多い場合)に学習スケジュールを更新する(図5のステップS6参照)。図4に示したように、学習コンテンツの内容と単位学習時間との(一般的な)関係は予め設定されている。しかし、ユーザの学習習熟度等によっては、所定時間学習を行っても学習スケジュールよりも遅れる場合や、早まる場合がある。例えば、教科書を1時間に3ページ学習すると設定されている場合において(図14(a)参照)、ある期間内におけるユーザの学習実績rが設定よりも遅い場合には、図14(b1)に示すように教科書を1時間に2ページ学習すると設定を更新する。逆に、ある期間内におけるユーザの学習実績rがそれ設定も早い場合には、図14(b3)に示すように教科書を1時間に4ページ学習すると設定を更新する。
【0056】
なお、ある期間内におけるユーザの学習実績rが設定と同様である場合には、図14(b2)に示すように設定を維持する。このように単位時間あたりの学習コンテンツの量を変更することで、学習必要時間t(n)(図9参照)が変化し、結果として学習スケジュールが更新される(図5のステップS6)。
【0057】
第二に、それまでの学習実績rと学習スケジュールとを比較し、学習実績rが学習スケジュールに比べて遅い場合(ユーザが必要な学習時間を確保していない場合)、又は早い場合(ユーザが必要以上に学習時間を確保している場合)に学習スケジュールを更新する(図5のステップS6参照)。例えば、図15(a)に示すように、日付d2に1時間の学習を行う予定であったにもかかわらず、ユーザが日付d2にその学習時間を確保できなかった場合には、それ以降の学習可能時間t(P)において、当該学習時間を確保できるように、学習スケジュールを更新する。例えば、図15(b)に示すように、追加的に日付d4に1時間学習を行うように学習スケジュールを更新することができる。
【0058】
第三に、それまでの学習実績(成績)rが基準成績よりも悪い場合には学習スケジュールを更新する(図5のステップS6参照)。例えば、図16(a)に示すように、一定の学習期間経過後(例えば、一週間d1〜d7)、それまでの学習実績(成績)rが基準成績に満たない場合には、図16(b)に示すように学習時間を追加するように学習スケジュールを更新する(図5のステップS6)。ここで、追加する学習時間は、それまで(d2に1時間、d5に2時間)学習した学習単元の復習とすることが好ましいい。さらに、追加する学習時間は、学習実績(成績)rの最も悪い学習単元の復習とすることが好ましい。
【0059】
また、学習可能時間t(p)が変更された場合にも、学習スケジュールが更新される(図5のステップS5、S6参照)。
【0060】
第一に、学習を予定していた時間に学習することができなくなると、それを補うように学習スケジュールを更新する。例えば、図17(a)に示すように、2時間の学習を予定していた日付d5に学習ができなくなってしまう場合、図17(b)に示すように、日付d4から現在の日付(ここでは、日付d2)までの間(ここでは日付d4)に、予定していた2時間の学習が行えるように、学習スケジュールを更新する。
【0061】
第二に、学習不能時間t(i)が学習可能時間t(p)に変更される場合には、それに対応して学習スケジュールを更新する。例えば、図18(a)に示すように、学習ができない予定であった日付d6、d7が学習可能に変更される場合には、当該日付d6、d7以降の学習予定を前倒しするように学習スケジュールを更新することができる。また、図19に示すように、当該日付d6、d7以降の学習スケジュールを変更することなく、新たに所定時間(ここでは、1時間)当該日付d6、d7(ここでは、日付d7)に学習時間を追加するように学習スケジュールを更新することができる。
【0062】
なお、ここでは資格試験(ソフトウェア開発技術者試験)の学習に学習装置を使用する実施例を示したが、これ以外にも企業における社員研修や、学校(塾や予備校を含む)における学習にこの学習装置を使用することもできる。
【0063】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、各ユーザの都合に合わせて、無理・無駄・むらのない学習を支援することができる学習装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施例に係るコンピュータシステム(学習装置)を説明するものである。
【図2】図2は、コンピュータシステムを説明する機能ブロック図である。
【図3】図3は、コンピュータ本体の記憶装置内に記憶された学習コンテンツの内容を関係データベールモデルで示したものである。
【図4】図4は、コンピュータ本体の記憶装置内に記憶された学習コンテンツの内容と単位学習時間との関係を示したものである。
【図5】図5は、このコンピュータシステムの基本的な使用方法及び動作を説明するフローチャートである。
【図6】図6は、基本学習時間t(s)を入力する際に液晶ディスプレイ上に表示されるウインドウを示している。
【図7】図7は、学習可能時間が決定される様子を模式的に示したものである。
【図8】図8は、学習不能時間t(i)を入力する際に液晶ディスプレイ上に表示されるウインドウを示している。
【図9】図9は、学習必要時間t(n)と学習可能時間t(p)との関係を模式的に説明するものである。
【図10】図10は、学習コンテンツを複数回(ここでは二回)学習する場合の時間配分の態様を説明するものである。
【図11】図11は、学習スケジュールの一例を模式的に示したものである。
【図12】図12は、月毎の学習スケジュールを液晶ディスプレイ上に表示させたウインドウを示している。
【図13】図13は、日毎の学習スケジュールを液晶ディスプレイ上に表示させたウインドウを示している。
【図14】図14は、学習コンテンツの内容と単位学習時間との関係が更新される態様を模式的に示したものである。
【図15】図15は、学習スケジュールが更新される一例を模式的に示したものである。
【図16】図16は、学習スケジュールが更新される一例を模式的に示したものである。
【図17】図17は、学習スケジュールが更新される一例を模式的に示したものである。
【図18】図18は、学習スケジュールが更新される一例を模式的に示したものである。
【図19】図19は、学習スケジュールが更新される一例を模式的に示したものである。
【符号の説明】
100…コンピュータシステム(学習装置)、1…コンピュータ本体(記憶部、演算部、制御部)、2…液晶ディスプレイ(出力部)、31キーボード(入力部)、32…マウス(入力部)、10…中央演算処理装置(演算部、制御部)、11…キャッシュメモリ(記憶部)、12…主記憶装置(記憶部)、13…補助記憶装置(記憶部)、14…CD−ROMドライブ、51…学習管理用プログラム(スケジュール作成手段)、52…学習プログラム(学習コンテンツ)、41、42…CD−ROM(記憶媒体)

Claims (22)

  1. ユーザから情報が入力される入力部と、情報が記憶される記憶部と、ユーザへ情報を出力する出力部と、記憶されている情報を処理する演算部と、これら入力部、記憶部、出力部、演算部の動作を制御する制御部とを備える学習装置であり、
    当該記憶部は、学習コンテンツと当該学習コンテンツを学習するのに必要な学習必要時間とユーザが学習することができる学習可能時間とを記憶し、
    記憶されている当該学習必要時間と当該学習可能時間とに基づいて学習スケジュールを作成するスケジュール作成手段を有する学習装置。
  2. ユーザから情報が入力される入力部と、情報が記憶される記憶部と、ユーザへ情報を出力する出力部と、記憶されている情報を処理する演算部と、これら入力部、記憶部、出力部、演算部の動作を制御する制御部とを備える学習装置であり、
    当該記憶部は、学習コンテンツと当該学習コンテンツを学習するのに必要な学習必要時間とユーザが学習することができる学習可能時間とを記憶し、
    記憶されている当該学習必要時間と当該学習可能時間とに基づいて学習スケジュールを作成するスケジュール作成手段を有し、
    ユーザが新たに学習可能時間を当該入力部から入力すると、
    当該スケジュール作成手段は、新たに入力された学習可能時間に基づいて学習スケジュールを更新する学習装置。
  3. ユーザから情報が入力される入力部と、情報が記憶される記憶部と、ユーザへ情報を出力する出力部と、記憶されている情報を処理する演算部と、これら入力部、記憶部、出力部、演算部の動作を制御する制御部とを備える学習装置であり、
    当該記憶部は、学習コンテンツと当該学習コンテンツを学習するのに必要な学習必要時間とユーザが学習することができる学習可能時間とを記憶し、
    記憶されている当該学習必要時間と当該学習可能時間とに基づいて学習スケジュールを作成するスケジュール作成手段を有し、
    当該スケジュール作成手段は、ユーザの当該学習コンテンツの学習実績に基づいて学習スケジュールを更新する記載の学習装置。
  4. 前記スケジュール作成手段は、前記学習可能時間中においてユーザの学習頻度が均等になるように学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項1〜3のいずれかに記載の学習装置。
  5. 前記スケジュール作成手段は、前記学習可能時間中において終盤ほどユーザの学習頻度が高くなるように学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項1〜3のいずれかに記載の学習装置。
  6. 前記スケジュール作成手段は、前記学習可能時間中においてユーザが前記学習コンテンツを複数回繰り返して学習するように学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項1〜3のいずれかに記載の学習装置。
  7. 前記スケジュール作成手段は、前記学習コンテンツの繰り返し回数に応じて前記学習コンテンツを一通り学習する時間が変化するように学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項6に記載の学習装置。
  8. 前記記憶部は、前記学習コンテンツとして学習形式の異なる複数の学習コンテンツを記憶し、
    前記スケジュール作成手段は、当該学習形式に基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項1〜3のいずれかに記載の学習装置。
  9. 前記記億部は、前記学習形式の異なる複数の学習コンテンツとして、少なくとも教科書コンテンツと問題集コンテンツとを記憶し、
    前記スケジュール作成手段は、ユーザが教科書コンテンツの一部を学習した後に既学習分野に対応する問題集コンテンツを学習するように学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項8に記載の学習装置。
  10. 前記記憶部は、前記学習コンテンツとして学習範囲の異なる複数の学習コンテンツを記憶し、
    前記スケジュール作成手段は、当該学習範囲に基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項1〜3のいずれかに記載の学習装置。
  11. 前記記憶部は、前記学習コンテンツとして学習範囲の異なる複数の学習コンテンツと当該学習範囲毎の重要度とを記憶し、
    前記スケジュール作成手段は、当該学習範囲と当該重要度とに基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項1〜3のいずれかに記載の学習装置。
  12. 前記スケジュール作成手段は、前記重要度の高い学習範囲を前記重要度の低い学習範囲よりも優先して学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項11に記載の学習装置。
  13. 前記記憶手段は、前記学習コンテンツとして問題集コンテンツを記憶し、
    前記スケジュール作成手段は、ユーザの当該問題集コンテンツの学習成績に基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項1〜3のいずれかに記載の学習装置。
  14. 前記記憶手段は、前記学習コンテンツとして学習範囲別の問題集コンテンツを記憶し、
    前記スケジュール作成手段は、ユーザの当該学習範囲別の問題集コンテンツの学習成績に基づいて学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項1〜3のいずれかに記載の学習装置。
  15. 前記スケジュール作成手段は、前記学習成績が不良な学習範囲を前記学習成績が良好な学習範囲よりも優先して学習スケジュールを作成及び/又は更新する請求項14に記載の学習装置。
  16. 前記スケジュール作成手段は、ユーザの前記学習コンテンツの学習実績が前記学習スケジュールに比べて遅れている場合には、前記学習可能時間内にユーザの学習が終了するように学習スケジュールを更新する請求項3に記載の学習装置。
  17. 前記スケジュール作成手段は、ユーザの前記学習コンテンツの学習実績が前記学習スケジュールに比べて遅れている場合には、前記学習可能時間内にユーザの学習が終了するように前記学習スケジュール中の一部の学習を省略して学習スケジュールを更新する請求項3に記載の学習装置。
  18. 前記記憶部は、前記学習コンテンツとして学習範囲の異なる複数の学習コンテンツと当該学習範囲毎の重要度とを記憶し、
    前記スケジュール作成手段は、前記重要度の高い学習範囲を前記重要度の低い学習範囲よりも優先して学習スケジュールを更新する請求項17に記載の学習装置。
  19. 前記記憶手段は、前記学習コンテンツとして学習範囲別の問題集コンテンツを記憶し、
    前記スケジュール作成手段は、前記学習成績が不良な学習範囲を前記学習成績が良好な学習範囲よりも優先して学習スケジュールを更新する請求項17に記載の学習装置。
  20. 前記学習スケジュールを前記出力部からユーザに出力するスケジュール出力手段を有する請求項1〜3のいずれかに記載の学習装置。
  21. コンピュータを請求項1〜20のいずれかに記載の学習装置として機能させるためのプログラム。
  22. コンピュータを請求項1〜20のいずれかに記載の学習装置として機能させるためのプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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