JPH06289767A - 学習装置 - Google Patents

学習装置

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Publication number
JPH06289767A
JPH06289767A JP5072710A JP7271093A JPH06289767A JP H06289767 A JPH06289767 A JP H06289767A JP 5072710 A JP5072710 A JP 5072710A JP 7271093 A JP7271093 A JP 7271093A JP H06289767 A JPH06289767 A JP H06289767A
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JP
Japan
Prior art keywords
question
frequency coefficient
value
questions
learner
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5072710A
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English (en)
Inventor
Jun Hosoda
潤 細田
Kazuo Ogura
和夫 小倉
Tetsuya Hayashi
林  哲也
Ryuji Usami
隆二 宇佐美
Takuya Suzuki
拓也 鈴木
Shohei Sakamoto
昇平 坂本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過去の出題結果又は学習者の解答結果に応じ
て学習効果が高まるように出題問題を決定し、出題され
る問題のジャンルの片寄りを解消し、かつ、記憶しにく
い問題を繰り返し学習可能とすることを目的とする。 【構成】 201は出題グループの中で出題頻度係数の
最小値minival を検索する。202は出題頻度係数の最
小値minival に基づき出題問題を決定し、その出題問題
を203が出題する。学習者は204を操作して解答す
る。解答結果は205で判定され、その結果に応じて出
題頻度係数が206で変更される。再グルーピング制御
部207は、出題グループ内の問題が学習者によって所
定数以上記憶されたと判定した場合に、複数の問題の中
からその出題頻度係数の値が小さい所定数の問題を選択
し、それらの問題を新たな出題グループとして再グルー
ピングする。その後、201に制御が戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば外国語の単語な
どを記憶させる学習装置に係り、更に詳しくは、予め用
意された問題から出題されるべき問題を学習者の学習効
果が高まるように決定するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
外国語の単語などの問題を学習者に学習させる装置にお
いて、従来は、問題の提示順は、予め決められた順序で
あるか又はランダムであるかのどちらかであり、或い
は、記憶されたと判断されたときにその問題は2度と提
示されない場合もある。
【0003】このため、学習者の記憶のレベルが出題に
反映されず、効率的な学習を行うことができないという
問題点を有している。また、出題されるべき問題の数が
多いような場合には、出題順が後半にある問題はなかな
か出題されないため、出題される問題のジャンルが片寄
り易いという問題点を有している。
【0004】このような問題に対して、問題を予めグル
ープ分けし、グループ単位に出題する方式も考えられ
る。しかし、学習が進むにつれて1つのグループ内でも
解答を記憶した問題とそうでない問題とが出てくるが、
それらの差を考慮して出題するような従来技術はなく、
効率的な学習が行えないという問題点を有している。
【0005】本発明の課題は、過去の出題結果又は学習
者の解答結果に応じて学習効果が高まるように出題問題
を決定し、出題される問題のジャンルの片寄りを解消
し、かつ、覚えにくい問題や忘れていると予想される問
題を繰り返し学習可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、まず、複数の
問題のうち第1の所定数の問題がグルーピングされた出
題グループ内の複数の問題のそれぞれの出題頻度を表す
出題頻度係数の最小値を検索する最小出題頻度係数検索
手段を有する。
【0007】次に、最小出題頻度係数検索手段が検索し
た出題頻度係数の最小値に基づいて出題問題を決定する
出題問題決定手段を有する。また、出題問題決定手段に
より決定される出題問題を出題する出題手段を有する。
この手段は、出題される問題を、例えばディスプレイに
表示し、又は音声出力装置により音声で学習者に報知す
る手段である。
【0008】続いて、出題手段が出題した問題に対して
学習者に解答させる解答手段を有する。この手段は、例
えば、ディスプレイに出題される問題に対して、表示さ
れる複数の解答から、正解を、操作子を用いて選択する
手段である。
【0009】更に、解答手段による学習者の解答結果を
判定する解答結果判定手段を有する。この手段は、例え
ば、ディスプレイに出題される複数の解答に対して、学
習者が操作子を用いて選択した解答が正解であるか否か
を判定する手段である。
【0010】加えて、各問題の出題頻度係数を出題手段
による出題毎に変更する出題頻度係数変更手段を有す
る。この手段は、解答結果判定手段が学習者の解答結果
を判定した結果に応じて出題頻度係数を増加又は減少さ
せ、また、出題される問題以外の問題の出題頻度係数を
減少させる手段である。
【0011】そして、出題グループ内の問題が学習者に
よって第2の所定数以上記憶されたか否かを判定し、そ
の判定結果が否定結果である場合には、再び最小出題頻
度係数検索手段を起動し、その判定結果が肯定結果であ
る場合には、複数の問題の中からその出題頻度係数の値
が小さい第1の所定数の問題を選択し、それらの問題を
新たに出題グループに再グルーピングし、その後に再び
最小出題頻度係数検索手段を起動する再グルーピング制
御手段を有する。この手段は、例えば、出題グループ内
の問題のうち出題頻度係数の値が所定値以上となってい
る問題の数が第2の所定数以上存在するか否かを判別す
ることにより、出題グループ内の問題が学習者によって
第2の所定数以上記憶されたか否かを判定する。
【0012】上述の発明の構成において、各問題の出題
頻度係数は、各問題の過去の出題順序に対応する値を有
するものとすることができる。また、各問題の出題頻度
係数は、各問題を出題手段が前回に出題した時点からの
経過時間に対応する値を有するものとすることができ
る。
【0013】更に、各問題の出題頻度係数は、各問題に
対して出題手段が出題した時点から学習者が解答手段に
より解答するまでの応答時間に対応する値を有するもの
とすることができる。
【0014】
【作用】最小出題頻度係数検索手段は出題グループ内の
問題から1つの問題を出題頻度係数に従って選択する。
この出題頻度係数は、出題頻度係数変更手段により、例
えば問題が出題されその問題に対する学習者の解答が正
解であるほどその問題の出題頻度係数が増加させられる
ように変更される。従って、学習者の解答状況に応じて
次回以降出題される問題を自動的に決定することができ
る。
【0015】また、再グルーピング制御手段は、出題グ
ループ内の問題が学習者によって第2の所定数以上記憶
されたと判定した場合に、複数の問題の中からその出題
頻度係数の値が小さい第1の所定数の問題を選択し、そ
れらの問題を新たな出題グループとして再グルーピング
する。この結果、学習者の解答状況に応じて、学習者の
忘れかけている問題又は時間的に過去に出題された問題
が出題グループに再グルーピングされ、学習者はその出
題グループの問題に対して集中的に学習を行うことがで
きる。
【0016】更に、各問題の出題頻度係数が、各問題の
過去の出題順序に対応する値、各問題を出題手段が前回
に出題した時点からの経過時間に対応する値、又は各問
題に対して出題手段が出題した時点から学習者が解答手
段により解答するまでの応答時間に対応する値を有する
ようにすることにより、出題される問題を、出題順序、
経過時間、又は応答時間といったファクタによって制御
できる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明による実施
例につき説明する。第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例について説明する。 <構成>第1の実施例における学習装置の外観を図1に
示す。
【0018】図1において、まず、学習者が操作部10
2の操作キー104を操作して問題を表示部101に出
題させる。この場合、例えば英単語を出題させる場合に
は、表示部102に問題が表示されるのに加えて、スピ
ーカ103から音声による出題が行われるようにしても
よい。
【0019】この出題に対して、学習者が操作部102
の操作キー104を操作して、表示部101に表示され
た所定数の解答から正解と思われるものを選択してYE
Sボタン106を押す。また、出題が○×式の場合に
は、YESボタン106又はNOボタン105を押す。
【0020】このように、学習者がYESボタン106
又はNOボタン105を押すと、正解が表示部101に
表示される。出題は学習者が出題ボタン107を押すと
開始され、その後、学習者の解答が行われると、自動的
に次の問題が出題される。あるいは、学習者が出題方法
切替スイッチ108を切り替えて、出題ボタン107を
出題毎に押し、任意のタイミングで出題させることも可
能である。
【0021】次に、図2は、本発明による第1の実施例
の機能構成を表す機能ブロック図である。まず、出題さ
れる問題は出題グループと非出題グループに分割され
る。そして、最小出題頻度計数検索部201は、出題グ
ループの中で、出題される問題の出題頻度を表す出題頻
度係数の最小値minival を検索する。
【0022】出題問題決定部202は、出題頻度係数の
最小値minival に基づいて出題問題を決定し、その出題
問題を出題部203が出題する。次に、学習者がその出
題された問題に対して、図1の操作キー104とNOボ
タン105又はYESボタン106などからなる解答部
204を操作して解答する。そして、学習者の解答結果
が、解答結果判定部205によって判定され、その判定
結果に応じて、今後の出題問題を決定するための出題頻
度係数が、出題頻度係数変更部206によって変更され
る。また、問題が出題されると、出題グループ及び非出
題グループ内の他の問題の出題頻度係数が出題頻度係数
変更部206によって小さくされて、今後、出題され易
くされる。
【0023】更に、本発明に関連する特徴として、再グ
ルーピング制御部207が、出題グループ内の問題のう
ち出題頻度係数a1〔i〕の値が所定値以上となってい
る問題の数が規定個数(例えば15題)以上存在するか
否かを判別することにより、出題グループ内の問題が学
習者によって規定個数以上記憶されたか否かを判定する
再グルーピング判定処理を行う。そして、再グルーピン
グ制御部207は、その判定結果が肯定的である場合
に、出題グループと非出題グループ内の問題を新たな2
つのグループに分割する再グルーピング処理を行い、出
題されるべき問題の入替えを行う。
【0024】その後、最小出題頻度係数検索部201の
処理に戻り、出題が繰返される。図3は、出題の順番を
示す出題番号と、出題頻度係数a1〔i〕との関係を示
す図表である。
【0025】最初の出題においては、出題頻度係数a1
〔i〕とその係数a1〔i〕を決定するための係数a2
〔i〕の初期値は共に“0”であり、また、係数a3
〔i〕には、初期値としてパラメータparam1の値(=
0.5)が設定される。そして、次の出題において、前
回の出題頻度係数a1〔i〕と係数a2〔i〕のそれぞ
れの値の加算値が、新たな出題頻度係数a1〔i〕の値
とされ、また前回の係数a2〔i〕と係数a3〔i〕の
それぞれの値の加算値が、新たな係数a2〔i〕の値と
される。また、前回の係数a3〔i〕の値に出題毎にパ
ラメータparam1(=0.2)の値が加算され、新たな係
数a3〔i〕の値とされる。
【0026】このようにして出題頻度係数a1〔i〕の
値が大きいほど学習者がその問題の解答を記憶したレベ
ルが高いと考えられ、その値は、図3及び図4に示すよ
うに、出題の度に急激に増加する。従って、或るi番目
の問題が出題されればされるほど出題頻度係数a1
〔i〕の値が増加し、その問題は出題されにくくなるこ
とになる。
【0027】図5は、第1の実施例のデータフォーマッ
トの一例を示すもので、英単語の和訳の問題が出題され
ている場合の例が示されている。まず、第1列には各問
題(単語)の番号が示され、第2列には問題(単語)が
示され、第3列にはその解答が示されている。また、第
4列には出題頻度係数a1〔i〕の値が示される。この
係数は、問題の出題頻度を表すものであり、その問題に
対する学習者の記憶のレベルに対応する値をとる。更
に、第5列と第6列には出題頻度係数a1〔i〕を求め
るための係数a2〔i〕及びa3〔i〕の各値が書き込
まれている。また、本発明に特に関連するものとして、
第7列にはその問題が出題グループに含まれるか否かを
“1”又は“0”の値によって示すグループフラグG
〔i〕が書き込まれ、更に、第8列にはその問題が過去
出題されたか否かを“1”又は“0”の値によって示す
出題フラグF〔i〕が書き込まれている。
【0028】上述のデータフォーマットを有するデータ
は、特には図示しないRAMなどに記憶され、後述する
第1の実施例に関する各種動作フローチャートによる処
理のために、随時、参照及び変更される。 <動作>上述の構成に基づく第1の実施例の動作につい
て、図6〜図13の動作フローチャートに従って、以下
に説明する。なお、これらの動作フローチャートは、特
には図示しないマイクロコンピュータが、RAMをワー
クメモリとして、ROMなどに記憶された制御プログラ
ムを実行する動作として実現される。また、以下の説明
では、変数を示す記号を、その変数の値を示す記号とし
て説明する場合がある。例えば、「問題の総数が格納さ
れる変数MAXDATA の値」は、「問題の総数MAXDATA 」と
同義である。
【0029】第1の実施例の全体の処理は、図6に示す
各処理からなっている。以下、図6に従って、順次、そ
れぞれの処理について説明する。始めに、ステップS6
01で、初期化処理が行われる。この詳細な動作フロー
チャートは図7に示される。
【0030】即ち、ステップS701で問題番号iがク
リアされた後、ステップS707で問題番号iが順次イ
ンクリメントされながら、ステップS708で問題番号
iが問題の総数 MAXDATAに達したと判定されるまで、ス
テップS702〜S708の処理の繰返しによって、以
下の処理が実行される。
【0031】まず、出題頻度係数a1〔i〕とその係数
a1〔i〕を決定するための係数a2〔i〕に初期値
“0”が代入され(ステップS702、S703)、係
数a2〔i〕を決定するための係数a3〔i〕に初期値
としてparam 1 の値である例えば“0.5”が代入され
る(ステップS704)。
【0032】続いて、グループフラグG〔i〕に、非出
題グループを示す値“0”が代入され(ステップS70
5)、また、出題フラグF〔i〕に、未出題を示す値
“0”が代入される(ステップS706)。
【0033】上述したようにして、全ての問題に対応す
る係数a1〔i〕、a2〔i〕、a3〔i〕、グループ
フラグG〔i〕及び出題フラグF〔i〕の初期化が終了
し、問題番号iが問題の総数MAXDATA に達すると、ステ
ップS708の判定がNOとなって、図6のステップS
602の初期グループ設定処理に進む。
【0034】この処理は、特には図示しないが、総数が
変数MAXDATA の値(例えば100)に等しい問題の中か
らM個(例えば20個)の問題が選択され、それらの問
題に対応するグループフラグG〔i〕に値“1”が代入
されることにより、それらの問題が出題グループとさ
れ、グループフラグG〔i〕の値“0”である他の問題
は非出題グループとされる。なお、初期状態において
は、各問題に対する学習者の記憶レベルに差はないた
め、任意のM個の問題が選択されればよい。
【0035】その後、図6のステップS603の最小出
題頻度係数検索処理に進む。この処理は、前述した図2
の最小出題頻度計数検索部201の機能に対応し、グル
ープフラグG〔i〕の値が“1”である問題からなる出
題グループの中で、問題の出題頻度を表す出題頻度係数
が最小となる問題番号mininum を検索する処理である。
この処理について、図8の動作フローチャートを用いて
説明する。
【0036】まず、出題頻度係数a1〔i〕の最小値mi
nival に、出題頻度係数a1〔i〕の値が取り得る最大
値以上の値、例えば“1×108 ”が初期値として代入
される(ステップS801)。
【0037】そして、問題番号iに“1”が代入された
後(ステップS802)、問題番号iがグループ内の問
題の総数MAXDATA より小さくステップS803の判定が
YESとなる範囲内で、グループ内の問題番号iが順次
インクリメントされながら、ステップS804〜S80
7において、出題グループ内で出題頻度係数a1〔i〕
の値が最小の問題の番号mininum と、その最小値miniva
l が、以下のように求められる。
【0038】まず、現在の問題番号iに対応するグルー
プフラグG〔i〕の値が“1”であるか否か、即ち、問
題番号iの問題が出題グループに含まれるか否かが判定
される(ステップS804)。
【0039】ステップS804の判定がNOなら、問題
番号iの問題は出題グループに含まれないため、次の問
題番号のためのステップS808の処理にジャンプす
る。ステップS804の判定がYESなら、問題番号i
の問題の出題頻度係数a1〔i〕の値が、現在までの最
小値minival より小さいか否かが判定される(ステップ
S805)。
【0040】その判定がNOの場合には、次の問題番号
のためのステップS808の処理に進み、判定がYES
の場合には、変数mininum に問題番号iが代入される
(ステップS806)と共に、その出題頻度係数a1
〔i〕の値が、現在までの最小値minival に代入される
(ステップS807)。
【0041】続いて、問題番号iがインクリメントされ
た後に(ステップS808)、ステップS803の処理
に戻る。このようにして問題番号iが順次インクリメン
トされながら、出題グループ内の出題頻度係数a1
〔i〕の最小値minival とその問題番号mininum が求め
られ、問題番号iが問題の総数MAXDATA に等しくなる
と、ステップS803の判定がNOとなり、図6のステ
ップS604の出題処理に進む。
【0042】ステップS604の出題処理は、前述した
図2の出題問題決定部202及び出題部203の機能に
対応する。この処理について、図9の動作フローチャー
トを用いて説明する。
【0043】まず、出題グループ内において出題頻度係
数の値が最小であると判別された問題の問題番号mininu
m が、出題される問題番号を示す変数 q_numberに代入
される(ステップS901)。
【0044】この後に、問題番号が変数 q_numberの値
に等しい出題グループ内の問題S〔q_number〕が出題
され、図1の表示部101に表示され、或いは図1のス
ピーカ103から音声で出題が行われる(ステップS9
02)。
【0045】また、出題に続いて、問題番号が変数 q_
numberの値に等しい問題について、出題フラグF〔 q_
number〕に値“1”が代入される(ステップS90
3)。このフラグは、後述する図6のステップS608
の出題されなかった問題処理と、ステップS609の再
グルーピング判定処理において使用される。
【0046】この出題に対して、学習者が操作部102
の操作キー104を操作して、表示部101に表示され
た所定数の解答から正解と思われるものを選択してYE
Sボタン106を押す。また、出題が○×式の場合に
は、YESボタン106又はNOボタン105を押す。
これらの操作機能は、図2の解答部204の機能に対応
する。
【0047】このように、学習者がYESボタン106
又はNOボタン105を押すと、正解が表示部101に
表示される。そして、図6のステップS604の出題処
理の後に実行されるステップS605の判定処理におい
て、学習者の解答が正解であるか否かが判定され、正解
である場合には図6のステップS607のYES処理が
実行され、不正解である場合には図6のステップS60
6のクリア処理が実行される。これらの処理は、図2の
解答結果判定部205及び出題頻度係数変更部206の
機能に対応する。
【0048】始めに、学習者の解答が正解である場合の
図6のステップS607のYES処理について、図10
の動作フローチャートを用いて説明する。まず、問題番
号q_numberについての学習者の記憶の程度を表す出題
頻度係数a1〔 q_number〕の値に係数a2〔 q_numb
er〕の値を加算した結果が、新たな出題頻度係数a1
〔 q_number〕の値とされる(ステップS1001)。
【0049】更に、係数a2〔 q_number〕の値に係数
a3〔 q_number〕の値を加算した結果が新たな係数a
2〔 q_number〕の値とされる(ステップS100
2)。そして、係数a3〔 q_number〕の値にパラメー
タ param2 の値を加算した結果が、新たなパラメータ p
aram3 の値とされる(ステップS1003)。
【0050】このようにして、YES処理によって、出
題された問題の記憶の程度を表す係数が増加される。な
お、上述の学習者の記憶の程度を表す出題頻度係数a1
〔 q_number〕と、係数a2〔 q_number〕、及び係数
a3〔 q_number〕は、前述の図3に示す出題頻度係数
a1〔i〕、係数a2〔i〕、及び係数a3〔i〕にそ
れぞれ対応する。
【0051】次に、学習者の解答が不正解である場合の
図6のステップS606のクリア処理について、図11
の動作フローチャートを用いて説明する。この処理は一
種の初期化処理であり、学習者の解答が不正解であった
問題については、問題番号q_numberについての学習者
の記憶の程度を表す出題頻度係数a1〔 q_number〕の
値が初期値“0”に戻される(ステップS1101)。
【0052】また、出題頻度係数a1〔 q_number〕に
加算される係数a2〔 q_number〕の値も初期値“0”
に戻される(ステップS1102)。更に、係数a2
〔 q_number〕に加算される係数a3〔 q_number〕
に、初期値である param 1の値が代入される(ステップ
S1103)。
【0053】次に、以上のYES処理とクリア処理の後
に行われる、図6のステップS608の「出題されなか
った問題処理」について、図12の動作フローチャート
を用いて説明する。この処理は、図2の出題頻度係数変
更部206の機能に対応するものであり、出題された問
題以外の問題であって過去出題されたことのある問題に
ついて出題頻度係数a1〔i〕の更新を実行する処理で
ある。
【0054】即ち、まず、問題番号iに値“0”が代入
される(ステップS1201)。次に、その問題番号
(この場合は“0”)が変数 q_numberの値と一致する
か否か、つまり、その問題が今回出題された問題の番号
であるか否かが判定される(ステップS1202)。
【0055】判定がNOの場合、即ち今回出題されなか
った問題については、更に、その問題について出題フラ
グF〔i〕が“1”であるか否か、即ち、その問題が過
去に出題されたことがあるか否かが判定される(ステッ
プS1203)。
【0056】この判定がYESの場合には、その過去に
出題されたことのある問題は、今回出題されなかった結
果、学習者におけるその問題についての記憶の程度が弱
まると考え、学習者の記憶の程度を表す出題頻度係数a
1〔i〕の値が“1”だけ減算され(ステップS120
4)、次のステップS1205へ進む。
【0057】一方、ステップS1203の判定がNOの
場合には、その問題は過去一度も出題されていないた
め、学習者の記憶の程度を表す出題頻度係数a1〔i〕
の値は変更されずに初期値のままとされる。
【0058】また、ステップS1202の判定がYES
の場合、即ち、今回出題された問題については、図6の
ステップS607のYES処理又はステップS606の
クリア処理でその出題頻度係数a1〔i〕の値が更新さ
れているため、そのままステップS1205へ進む。
【0059】そして、ステップS1205で現在の問題
番号iがインクリメントされた後、ステップS1206
で問題番号iが問題の総数 MAXDATAに比べて小さいか否
かが判定される。その判定がYESの場合はステップS
1202に戻り、前述と同じ動作が繰り返される。
【0060】このようにして、問題番号iが順次インク
リメントされて問題の総数MAXDATAに達すると、ステッ
プS1206の判定がNOとなり、出題されなかった問
題につき、その出題頻度係数の値が更新される。なお、
この処理は、出題グループ及び非出題グループの別に関
わりなく実行される。
【0061】続いて、図6のステップS609で、再グ
ルーピング判定処理が実行される。この処理は、図2の
再グルーピング制御部207の一部の機能に対応し、出
題グループ内の問題のうち出題頻度係数a1〔i〕の値
が所定値以上となっている問題の数が規定個数(例えば
15題)以上存在するか否かを判別することにより、出
題グループ内の問題が学習者によって規定個数以上記憶
されたか否かを判定する処理である。
【0062】具体的には、特には図示しないが、総数が
MAXDATA である問題のうち、グループフラグG〔i〕の
値が“1”であって、かつ、その出題頻度係数a1
〔i〕の値が所定値以上となっている問題の数がカウン
トされる。
【0063】そして、そのカウント値が規定個数、例え
ば15題より小さければ、図6のステップS603の処
理に戻り、現在設定されている出題グループ内から次の
出題のための問題が検索される。
【0064】一方、上述のカウント値が上記規定個数以
上であれば、出題グループ内の問題が学習者によって規
定個数以上記憶されたと判定され、図6のステップS6
10で再グルーピング処理が実行される。
【0065】この処理は、図2の再グルーピング制御部
207の一部の機能に対応し、学習者の記憶のレベルが
低い問題を対象として、新たに出題グループを構成し直
す処理である。この処理の詳細な動作フローチャートは
図13に示される。
【0066】まず、ステップS1301で問題番号iが
クリアされた後、ステップS1303で問題番号iが順
次インクリメントされながら、ステップS1304で問
題番号iが問題の総数 MAXDATAに達したと判定されるま
で、ステップS1302において、各問題のグループフ
ラグG〔i〕に値“0”が代入され、全ての問題が一旦
非出題グループに加えられる。
【0067】次に、ステップS1305で出題グループ
内の問題数をカウントするための変数mがクリアされた
後、ステップS1315で変数mが順次インクリメント
されながら、ステップS1316で変数mの値が出題グ
ループに含まれる問題の総数M(例えば20個)を越え
たと判定されるまで、以下に説明するステップS130
6〜S1315の処理の繰返しにより、各繰返しの時点
で非出題グループに含まれる問題の中から出題頻度係数
a1〔i〕の値が最小となる問題が選択され、その問題
が出題グループに加えられる。この結果、最終的に出題
頻度係数a1〔i〕が小さい順にM個の問題が選択さ
れ、出題グループとされる。
【0068】即ち、始めに、出題頻度係数a1〔i〕の
最小値minival に、出題頻度係数a1〔i〕の値が取り
得る最大値以上の値、例えば“1×108 ”が初期値と
して代入される(ステップS1306)。
【0069】次に、問題番号iに“0”が代入された後
(ステップS1307)、問題番号iがグループ内の問
題の総数MAXDATA より小さくステップS1313判定が
YESとなる範囲内で、問題番号iが順次インクリメン
トされながら、ステップS1308〜S1311におい
て、出題グループ内で出題頻度係数a1〔i〕の値が最
小の問題の番号mininum と、その最小値minival が、以
下のように求められる。
【0070】まず、現在の問題番号iに対応するグルー
プフラグG〔i〕の値が“0”であるか否か、即ち、問
題番号iの問題が非出題グループに含まれるか否かが判
定される(ステップS1308)。
【0071】ステップS1308の判定がNOなら、問
題番号iの問題は既に出題グループに加えられているた
め、次の問題番号のためのステップS1312の処理に
ジャンプする。
【0072】ステップS1308の判定がYESなら、
問題番号iの問題の出題頻度係数a1〔i〕の値が、現
在までの最小値minival より小さいか否かが判定される
(ステップS1309)。
【0073】その判定がNOの場合には、次の問題番号
のためのステップS1312の処理に進み、判定がYE
Sの場合には、変数mininum に問題番号iが代入される
(ステップS1310)と共に、その出題頻度係数a1
〔i〕の値が、現在までの最小値minival に代入される
(ステップS1311)。
【0074】続いて、問題番号iがインクリメントされ
た後に(ステップS1312)、ステップS1313の
処理に戻る。このようにして問題番号iが順次インクリ
メントされながら、現在の時点における非出題グループ
内の出題頻度係数a1〔i〕の最小値minival とその問
題番号mininum が求められ、問題番号iが問題の総数MA
XDATA に等しくなると、ステップS1313の判定がN
Oとなり、ステップS1314に進む。
【0075】ステップS1314では、問題番号mininu
m で示される問題のグループフラグG〔mininum 〕に、
その問題が出題グループに含まれることを示す値“1”
が代入される。
【0076】その後、出題グループ内の問題数をカウン
トする変数mがインクリメントされ(ステップS131
5)、その値が出題グループ内の問題の総数Mを越えて
いなければ、ステップS1316の判定がNOとなって
再びステップS1306の処理に戻り、上述の処理が繰
り返される。その処理によって、非出題グループの中か
ら出題頻度係数a1〔i〕が最小である次の問題が検索
され、その問題が出題グループに加えられる。
【0077】以上の処理の繰返しの結果、変数mの値が
出題グループの問題の総数Mを越えた時点でステップS
1316の判定がYESとなり、再グルーピング処理を
終了して図6のステップS603の処理に戻り、新たに
構成された出題グループ内から次の出題のための問題が
検索される。第2の実施例 次に、本発明の第2の実施例について説明する。
【0078】この実施例では、第1の実施例の場合と同
様に、問題が出題グループと非出題グループに分けられ
る。しかし、第2の実施例では、出題グループ内の問題
から、各問題の出題頻度係数の値とその問題が過去に出
題された問題の順序を考慮して、出題される問題が決定
される点が、第1の実施例と異なる。
【0079】図14は、第2の実施例のデータフォーマ
ットの一例を示すものであり、第1の実施例における図
5のデータフォーマットの例に対応している。図14が
図5と異なる点は、第7列に、各問題の過去の出題順番
号j〔i〕が設定される点である。
【0080】上述のデータフォーマットを有するデータ
は、特には図示しないRAMなどに記憶され、後述する
第2の実施例に関する各種動作フローチャートによる処
理のために、随時、参照及び変更される。
【0081】本実施例の外観及び機能構成は第1の実施
例における図1及び図2に示されるものと同じであり、
また、本実施例の全体の処理動作を表す動作フローチャ
ートは、第1の実施例における図6のものと同じである
ため、それらについての説明は省略する。
【0082】以下に、第1の実施例と異なる部分である
初期化処理、最小出題頻度係数検索処理(図2の201
に対応する)、及び出題処理(図2の202と203に
対応する)についてそれらの動作を説明する。
【0083】第2の実施例における図6のステップS6
01の初期化処理は、図15の動作フローチャートに示
されている。図15のステップS1501〜S150
4、及びS1506〜S1509は、前述した第1の実
施例における図7のステップS701〜S704、S7
05〜S708と同じ処理である。
【0084】図15のフローが図7のフローと異なる点
は、ステップS1505で、各問題に対して、その問題
の過去の出題順番号を示す変数j〔i〕に、初期値とし
て問題の総数 MAXDATA が代入される点である。
【0085】上述したようにして、全ての問題に対応す
る係数a1〔i〕、a2〔i〕、a3〔i〕、及び出題
順序番号j〔i〕に対する初期化が終了して、問題番号
iが問題の総数MAXDATA に達すると、ステップS150
9の判定がNOとなって、第2の実施例における図6の
ステップS603の最小出題頻度係数検索処理に進む。
【0086】第2の実施例における図6のステップS6
03の最小出題頻度係数検索処理の動作について、図1
6の動作フローチャートを用いて説明する。まず、後述
の修正出題頻度係数K1〔i〕の最小値が格納される変
数minivalに、修正出題頻度係数K1〔i〕の値が取り
得る最大値以上の値、例えば“1×108 ”が初期値と
して代入される(ステップS1601)。
【0087】そして、問題番号iに“0”が代入された
後(ステップS1602)、問題番号iが問題の総数 M
AXDATA より小さくステップS1603の判定がYES
となる範囲内で、問題番号iが順次インクリメントされ
ながら、ステップS1605〜S1608において、出
題グループ内で次に述べる修正出題頻度係数K1〔i〕
が最小の問題の番号 mininumと、その最小値 minival
が、以下のように求められる。
【0088】まず、現在の問題番号iに対応するグルー
プフラグG〔i〕の値が“1”であるか否か、即ち、問
題番号iの問題が出題グループに含まれるか否かが判定
される(ステップS1604)。
【0089】ステップS1604の判定がNOなら、問
題番号iの問題は出題グループに含まれないため、次の
問題番号のためのステップS1609の処理にジャンプ
する。
【0090】ステップS1604の判定がYESなら、
出題グループ内の問題番号iの問題の出題頻度係数a1
〔i〕にその問題の出題順序番号j〔i〕の逆数を乗じ
た値がその問題の修正出題頻度係数K1〔i〕の値とさ
れる(ステップS1605)。即ち、第2の実施例で
は、出題頻度は、出題頻度係数a1〔i〕だけではな
く、出題順序番号j〔i〕も考慮して決定されることに
なる。そして、出題順番号j〔i〕が大きい問題ほど、
言い換えれば過去の出題順が古いほど、修正出題頻度係
数K1〔i〕の値が小さくなって、学習者の記憶の程度
が低下していると判別され、次回に出題される頻度が高
くなる。
【0091】続いて、問題番号iの修正出題頻度係数K
1〔i〕の値が、現在までの最小値minival より小さい
か否かが判定される(ステップS1606)。その判定
がNOの場合は次の問題番号のためのステップS160
9に進み、判定がYESの場合は、変数mininum に問題
番号iが代入される(ステップS1607)と共に、そ
の修正出題頻度係数K1〔i〕が、現在までの最小値mi
nivalに代入される(ステップS1608)。
【0092】続いて、問題番号iがインクリメントされ
た後に(ステップS1609)、ステップS1603の
処理に戻る。このようにして問題番号iが順次インクリ
メントされながら、修正出題頻度係数K1〔i〕の最小
値minival とその問題番号mininum が求められ、問題番
号iが問題の総数MAXDATA に等しくなると、ステップS
1603の判定がNOとなり、図6のステップS604
の出題処理に進む。
【0093】次に、第2の実施例における図6のステッ
プS604の出題処理の動作について、図17の動作フ
ローチャートを用いて説明する。まず、図16のフロー
で出題グループ内において修正出題頻度係数K1〔i〕
の値が最小であると判定された問題の問題番号mininum
が、出題される問題番号を示す変数 q_numberに代入さ
れる(ステップS1701)。
【0094】この後に、問題番号が変数 q_numberの値
に等しい出題グループ内の問題S〔q_number〕が出題
され、図1の表示部101に表示され、或いは図1のス
ピーカ103から音声で出題が行われる(ステップS1
702)。
【0095】その後、出題された問題の出題順番号は1
番になるため、出題された問題の出題順番号j〔 q_nu
mber〕に“1”が代入される(ステップS1703)。
また、問題番号が変数 q_numberの値に等しい問題につ
いて、出題フラグF〔q_number〕に値“1”が代入さ
れる(ステップS1704)。このフラグは、第1の実
施例で前述したように、図6のステップS608の出題
されなかった問題処理と、ステップS609の再グルー
ピング判定処理において使用される。
【0096】次に、問題番号iがクリアされた後(ステ
ップS1705)、ステップS1708で問題番号iが
+1ずつインクリメントされながら、ステップS170
9で問題番号iが問題の総数MAXDATA に等しいと判定さ
れるまで、各問題番号iにつき、以下のステップS17
06〜S1708の処理が繰り返し実行される。
【0097】まず、問題番号iが出題された問題の番号
q_numberに等しいか否かが判定される(ステップS1
707)。問題番号iが出題された問題の番号 q_numb
erに等しい場合には、ステップS1706の判定がYE
SとなってステップS1708は実行されず、出題順番
号j〔i〕=j〔 q_number〕の値は、前述したステッ
プS1703で代入された値“1”のままとされ、ステ
ップS1709に進む。
【0098】ステップS1706の判定がNOの場合、
即ち今回出題されなかった問題については、更に、その
問題について出題フラグF〔i〕が“1”であるか否
か、即ち、その問題が過去に出題されたことがあるか否
かが判定される(ステップS1707)。
【0099】この判定がYESの場合には、ステップS
1708が実行され、その過去に出題されたことのある
問題の出題順番号j〔i〕の値が+1される。即ち、今
回出題された問題以外の過去に出題されたことのある問
題については、その出題順番号j〔i〕の値が増加され
て、値(1/j〔i〕)が小さくなる結果、前述した図
16のステップS1605で算出されるその問題に対応
する修正出題頻度係数K1〔i〕の値が小さくなって、
その問題が出題される頻度が大きくなる。
【0100】一方、ステップS1707の判定がNOの
場合には、その問題は過去一度も出題されていないた
め、ステップS1708は実行されず出題順番号j
〔i〕の値は変更されずに初期値のままとされ、ステッ
プS1709に進む。
【0101】ステップS1709では問題番号iがイン
クリメントされ、ステップS1710の判定の後、ステ
ップS1706に戻り、ステップS1706〜S170
8の処理が繰り返される。
【0102】このようにして、問題番号iが順次インク
リメントされて問題の総数MAXDATAに達すると、ステッ
プS1710の判定がNOとなって、第2の実施例にお
ける図6のステップS604の処理を終了する。その後
の図6のステップS605〜S610の処理は、第1の
実施例の場合と同様である。第3の実施例 次に、本発明の第3の実施例について説明する。
【0103】この実施例では、第1の実施例の場合と同
様に、問題が出題グループと非出題グループに分けられ
る。しかし、第3の実施例では、出題グループ内の問題
から、各問題の出題頻度係数の値とその問題が前回出題
されてからの経過時間を考慮して、出題される問題が決
定される点が、第1の実施例と異なる。
【0104】図18は、第3の実施例のデータフォーマ
ットの一例を示すものであり、第1の実施例における図
5のデータフォーマットの例に対応している。図18が
図5と異なる点は、第7列に、各問題の前回の出題時刻
T〔i〕が設定される点である。
【0105】上述のデータフォーマットを有するデータ
は、特には図示しないRAMなどに記憶され、後述する
第3の実施例に関する各種動作フローチャートによる処
理のために、随時、参照及び変更される。
【0106】本実施例の外観及び機能構成は第1の実施
例における図1及び図2に示されるものと同じであり、
また、本実施例の全体の処理動作を表す動作フローチャ
ートは、第1の実施例における図6のものと同じである
ため、それらについての説明は省略する。
【0107】以下に、第1の実施例と異なる部分である
初期化処理、最小出題頻度係数検索処理(図2の201
に対応する)、及び出題処理(図2の202と203に
対応する)についてそれらの動作を説明する。
【0108】第3の実施例における図6のステップS6
01の初期化処理は、図19の動作フローチャートに示
されている。図19のステップS1901〜S190
4、及びS1906〜S1909は、前述した第1の実
施例にける図7のステップS701〜S704、S70
5〜S708と同じ処理である。
【0109】図19のフローが図7のフローと異なる点
は、ステップS1905で、各問題に対して、その問題
の過去の出題時刻を示す変数T〔i〕に初期値“0”が
代入される点である。
【0110】上述したようにして、全ての問題に対応す
る係数a1〔i〕、a2〔i〕、a3〔i〕、及び出題
時刻T〔i〕に対する初期化が終了して、問題番号iが
問題の総数MAXDATA に達すると、ステップS1909の
判定がNOとなって、第3の実施例における図6のステ
ップS603の最小出題頻度係数検索処理に進む。
【0111】第3の実施例における図6のステップS6
03の最小出題頻度係数検索処理の動作について、図2
0の動作フローチャートを用いて説明する。まず、後述
の修正出題頻度係数K2〔i〕の最小値が格納される変
数minivalに、修正出題頻度係数K2〔i〕の値が取り
得る最大値以上の値、例えば“1×108 ”が初期値と
して代入される(ステップS2001)。
【0112】そして、問題番号iに“0”が代入された
後(ステップS2002)、問題番号iが問題の総数MA
XDATA より小さくステップS2003の判定がYESと
なる範囲内で、問題番号iが順次インクリメントされな
がら、ステップS2005〜S2008において、出題
グループ内で次に述べる修正出題頻度係数K2〔i〕が
最小の問題の番号mininum と、その最小値minival が、
以下のように求められる。
【0113】まず、現在の問題番号iに対応するグルー
プフラグG〔i〕の値が“1”であるか否か、即ち、問
題番号iの問題が出題グループに含まれるか否かが判定
される(ステップS2004)。
【0114】ステップS2004の判定がNOなら、問
題番号iの問題は出題グループに含まれないため、次の
問題番号のためのステップS2009の処理にジャンプ
する。
【0115】ステップS2004の判定がYESなら、
出題グループ内の問題番号iの問題の出題頻度係数a1
〔i〕を値(now −T〔i〕)で除算して得られる値
が、修正出題頻度係数K2〔i〕の値とされる(ステッ
プS2005)。ここで、変数now は、現在の時刻を表
しており、後述する図21(b) のタイマインタラプト処
理により算出されている。従って、値(now −T
〔i〕)は、問題番号iの問題が出題された時刻T
〔i〕から現在の時刻 nowまでの経過時間を表す。即
ち、第3の実施例では、出題頻度は、出題頻度係数a1
〔i〕だけではなく、その問題についての前回の出題時
からの経過時間(now −T〔i〕)も考慮して決定され
ることになる。そして、この経過時間が大きい問題ほ
ど、修正出題頻度係数K2〔i〕の値が小さくなって、
学習者の記憶の程度が低下していると判別され、次回に
出題される頻度が高くなる。
【0116】続いて、問題番号iの修正出題頻度係数K
2〔i〕の値が、現在までの最小値minival より小さい
か否かが判定される(ステップS2006)。その判定
がNOの場合は次の問題番号のためのステップS200
9に進み、判定がYESの場合は、変数mininum に問題
番号iが代入される(ステップS2007)と共に、そ
の修正出題頻度係数K2〔i〕が、現在までの最小値mi
nivalに代入される(ステップS2008)。
【0117】続いて、選択されたグループ内の問題番号
iがインクリメントされた後に(ステップS200
9)、ステップS2003の処理に戻る。このようにし
て問題番号iが順次インクリメントされながら、修正出
題頻度係数K2〔i〕の最小値minival とその問題番号
mininum が求められ、問題番号iが問題の総数MAXDATA
に等しくなると、ステップS2003の判定がNOとな
り、図6のステップS604の出題処理に進む。
【0118】次に、第2の実施例における図6のステッ
プS604の出題処理の動作について、図21(a) の動
作フローチャートを用いて説明する。まず、図20のフ
ローで出題グループ内において修正出題頻度係数K2
〔i〕の値が最小であると判定された問題の問題番号mi
ninum が、出題される問題番号を示す変数 q_numberに
代入される(ステップS2101)。
【0119】この後に、問題番号が変数 q_numberの値
に等しい出題グループ内の問題S〔q_number〕が出題
され、図1の表示部101に表示され、或いは図1のス
ピーカ103から音声で出題が行われる(ステップS2
102)。
【0120】また、現在の時刻now の値が、出題された
問題の出題時刻T〔 q_number〕に代入される(ステッ
プS2103)。更に、問題番号が変数 q_numberの値
に等しい問題について、出題フラグF〔q_number〕に
値“1”が代入される(ステップS2104)。このフ
ラグは、第1の実施例で前述したように、図6のステッ
プS608の出題されなかった問題処理と、ステップS
609の再グルーピング判定処理において使用される。
【0121】以上のようにして、第3の実施例における
図6のステップS604の処理を終了する。その後の図
6のステップS605〜S608の処理は、第1の実施
例の場合と同様である。
【0122】最後に、図21(b) は、変数now に現在の
時刻を設定するためのタイマインタラプト処理の動作フ
ローチャートである。この動作フローチャートの処理
は、特には図示しないハードウエアタイマからのインタ
ラプトに基づいて一定時間毎に実行され、ステップS2
105で、変数now の値が+1ずつインクリメントされ
る。
【0123】以上の第3の実施例の動作において、各問
題の経過時間(now −T〔i〕)が長くなり、数日に及
ぶ場合には、出題時刻を示す変数T〔i〕が記憶される
メモリの記憶内容を、バックアップ電源を用いて保持す
るようにすればよい。
【0124】また、前述した各問題の出題時刻T〔i〕
(図18参照)は、学習装置を構成するマイクロコンピ
ュータに備っているタイマ時刻である。従って、とにか
く学習者が学習装置を使用し初めてからの経過時間が大
きい問題ほど、次回に出題される頻度が高くなるという
ことになる。これに対して、各問題の出題時刻T〔i〕
を、学習装置の電源がオンされてからの経過時刻として
もよい。これにより、学習毎に、その学習開始時からの
経過時間が大きい問題ほど、次回に出題される頻度が高
くなるようにすることができる。第4の実施例 次に、本発明の第4の実施例について説明する。
【0125】この実施例では、第1の実施例の場合と同
様に、問題が出題グループと非出題グループに分けられ
る。しかし、第4の実施例では、出題グループ内の問題
から、各問題の出題頻度係数の値と前回のその問題の出
題に対する学習者の応答時間を考慮して、出題される問
題が決定される点が、第1の実施例と異なる。即ち、前
回の出題に対する学習者の応答時間が長い問題は、学習
者の記憶の程度が低下していると考える。
【0126】図22は、第4の実施例のデータフォーマ
ットの一例を示すものであり、第1の実施例における図
5のデータフォーマットの例に対応している。図22が
図5と異なる点は、第7列に、各問題の前回出題時の応
答時間tr 〔i〕が設定される点である。
【0127】上述のデータフォーマットを有するデータ
は、特には図示しないRAMなどに記憶され、後述する
第4の実施例に関する各種動作フローチャートによる処
理のために、随時、参照及び変更される。
【0128】本実施例の外観及び機能構成は第1の実施
例における図1及び図2に示されるものと同じであるた
め、それらについての説明は省略する。以下に、第1の
実施例と異なる部分である全体処理、初期化処理、最小
出題頻度係数検索処理(図2の201に対応する)、及
び応答時間カウント処理(図2の205の一部に対応す
る)について、それらの動作を説明する。
【0129】図23は、第4の実施例の全体の処理を示
す動作フローチャートである。図23のステップS23
01〜S2304、S2306〜S2311は、図6の
ステップS601〜S604、S605〜S610に対
応している。図23が図6と異なる点は、ステップS2
305の応答時間カウント処理が、ステップS604の
出題処理の後に加えられた形になっている点である。
【0130】第4の実施例における図23のステップS
2301の初期化処理は、図24の動作フローチャート
に示されている。図24のステップS2401〜S24
04、及びS2406〜S2409は、前述した第1の
実施例にける図7のステップS701〜S704、S7
05〜S708と同じ処理である。
【0131】図24のフローが図7のフローと異なる点
は、ステップS2405で、各問題に対して、その問題
の前回の出題に対する学習者の応答時間を示す変数tr
〔i〕に初期値“0”が代入される点である。応答時間
tr 〔i〕は、前回の出題時にその問題が出題された時
点から、学習者が解答をするために、図1のYESボタ
ン103又はNOボタン104を押すまでの時間をい
う。この応答時間が使用されることが、第4の実施例の
特徴である。
【0132】上述したようにして、全ての問題に対応す
る係数a1〔i〕、a2〔i〕、a3〔i〕、及び応答
時間tr 〔i〕に対する初期化が終了して、問題番号i
が問題の総数MAXDATA に達すると、ステップS2711
の判定がNOとなり、第4の実施例における図6のステ
ップS603の最小出題頻度係数検索処理に進む。
【0133】第4の実施例における図6のステップS6
03の最小出題頻度係数検索処理の動作について、図2
5の動作フローチャートを用いて説明する。まず、後述
の修正出題頻度係数K3〔i〕の最小値が格納される変
数minivalに、修正出題頻度係数K3〔i〕の値が取り
得る最大値以上の値、例えば“1×108 ”が初期値と
して代入される(ステップS2501)。
【0134】そして、問題番号iに“0”が代入された
後(ステップS2502)、問題番号iが問題の総数 M
AXDATA より小さくステップS2503判定がYESと
なる範囲内で、問題番号iが順次インクリメントされな
がら、ステップS2505〜S2508において、出題
グループ内で次に述べる修正出題頻度係数K3〔i〕が
最小の問題の番号mininum と、その最小値minival が、
以下のように求められる。
【0135】まず、現在の問題番号iに対応するグルー
プフラグG〔i〕の値が“1”であるか否か、即ち、問
題番号iの問題が出題グループに含まれるか否かが判定
される(ステップS2504)。
【0136】ステップS2504の判定がNOなら、問
題番号iの問題は出題グループに含まれないため、次の
問題番号のためのステップS2509の処理にジャンプ
する。
【0137】ステップS2504の判定がYESなら
ば、出題グループ内の問題番号iの問題の出題頻度係数
a1〔i〕を、その問題番号iの問題の前回出題時の応
答時間tr 〔i〕で除算して得られる値が、修正出題頻
度係数K3〔i〕とされる(ステップS2505)。即
ち、第4の実施例では、出題頻度は、出題頻度係数a1
〔i〕だけではなく、その問題についての前回の出題時
の応答時間も考慮して決定されることになる。そして、
前回出題時の応答時間が長い問題ほど、出題頻度係数K
3〔i〕の値が小さくなって、学習者の記憶の程度が低
下していると判別され、次回に出題される頻度が高くな
る。
【0138】続いて、問題番号iの修正出題頻度係数K
3〔i〕の値が、現在までの最小値minival より小さい
か否かが判定される(ステップS2506)。その判定
がNOの場合は次の問題番号のためのステップS250
9に進み、判定がYESの場合は、変数mininum に問題
番号iが代入される(ステップS2507)と共に、そ
の修正出題頻度係数K3〔i〕が、現在までの最小値mi
nivalに代入される(ステップS2508)。
【0139】続いて、選択されたグループ内の問題番号
iがインクリメントされた後に(ステップS250
9)、ステップS2503の処理に戻る。このようにし
て問題番号iが順次インクリメントされながら、修正出
題頻度係数K3〔i〕の最小値minival とその問題番号
mininum が求められ、問題番号iが問題の総数MAXDATA
に等しくなると、ステップS2503の判定がNOとな
り、図23のステップS2304の出題処理に進む。
【0140】図23のステップS2304の出題処理
は、第1の実施例における図6のステップS604の出
題処理と同じである。次に、図23のステップS230
5の応答時間カウント処理について、図26の動作フロ
ーチャートを用いて説明する。
【0141】まず、問題番号q_numberの問題が出題さ
れると、その問題に対応する応答時間tr 〔 q_numbe
r〕に初期値“0”が代入される(ステップS260
1)。次に、学習者が図1のYESボタン103又はN
Oボタン104を押すまでは、ステップS2602の判
定はNOとなり、特には図示しないハードウエアタイマ
からのタイマインタラプトが発生したか否かが判定され
る(ステップS2603)。タイマインタラプトが発生
した場合は、次のステップS2604で応答時間tr
〔 q_number〕の値が+1だけインクリメントされ、再
びステップS2602に戻る。
【0142】そして、学習者がYESボタン103又は
NOボタン104のいずれかを押すと、ステップS26
02の判定がYESとなり、その時点における応答時間
tr〔 q_number〕の値が、出題の時点から学習者が応
答するまでの応答時間として算出される。
【0143】以上により、第4の実施例における図23
のステップS2305の処理を終了する。その後の図2
3のステップS2306〜S2311の処理は、第1の
実施例における図6のステップS605〜S610の処
理と同様である。 <第5の実施例>この実施例は、第1〜第4のそれぞれ
の実施例による問題の出題アルゴリズムを学習者が選択
できるようにしたことを特徴とする。
【0144】そのために第5の実施例は、図27に示さ
れるデータフォーマットを有する。まず、基本的に、第
1列に各問題の番号が、第2列に問題が、第3列にその
解答が書き込まれ、第4列に出題頻度係数a1〔i〕の
値が、第5列と第6列には出題頻度係数a1〔i〕を求
めるための係数a2〔i〕及びa3〔i〕の各値が書き
込まれている。また、前述したように、第10列にはグ
ループフラグG〔i〕が、第11列には出題フラグF
〔i〕が書き込まれている。そして、第7列に各問題の
前回の出題時刻T〔i〕が設定され(第3の実施例に対
応する)、第8列に各問題の前回出題時の応答時間tr
〔i〕が設定され(第4の実施例に対応する)、第9列
各問題の過去の出題順番号j〔i〕が設定される(第2
の実施例に対応する)。
【0145】そして、学習者は、例えば図1の出題方法
切替スイッチ108によって、出題グループ内の問題か
ら出題される問題の選択基準を、各問題の出題頻度係
数の値のみに基づく基準、各問題の出題頻度係数の値
とその問題が過去に出題された問題の順序を考慮した基
準、各問題の出題頻度係数の値とその問題が前回出題
されてからの経過時間を考慮した基準、又は、各問題
の出題頻度係数の値と前回のその問題の出題に対する学
習者の応答時間を考慮した基準、のいずれかの基準に決
定することができる。
【0146】そして、学習者がの基準を選択した場合
には前述した第1の実施例に対応するアルゴリズムが実
行され、の基準を選択した場合には前述した第2の実
施例に対応するアルゴリズムが実行され、の基準を選
択した場合には前述した第3の実施例に対応するアルゴ
リズムが実行され、の基準を選択した場合には前述し
た第4の実施例に対応するアルゴリズムが実行される。
【0147】以上のようにして、学習者の好みの特性で
出題を行わせることができる。なお、再グルーピング処
理についても、これらの基準に沿ったものとなることは
言うまでもない。 <他の実施例>以上説明した実施例では、出題頻度係数
a1〔i〕は、正解時に、図3又は図4に示される特性
で増加するように制御されているが、本発明はこれに限
られるものではなく、他の特性で増加するように制御さ
れてもよい。
【0148】また、第2の実施例において、出題問題の
選択基準となるパラメータである修正された出題頻度係
数の値が、出題頻度係数にその問題の出題順序番号の逆
数を乗じた値として算出されたが、本発明はこれに限ら
れるものではなく、出題頻度係数と出題順序番号とを入
力パラメータとして含む適当な関数値として修正された
出題頻度係数の値が定められてもよい。
【0149】同様に、第3の実施例において、出題問題
の選択基準となるパラメータである修正された出題頻度
係数の値が、出題頻度係数を出題経過時間で除算して得
られるとして算出されたが、本発明はこれに限られるも
のではなく、出題頻度係数と出題経過時間とを入力パラ
メータとして含む適当な関数値として修正された出題頻
度係数の値が定められてもよい。
【0150】更に、第4の実施例において、出題問題の
選択基準となるパラメータである修正された出題頻度係
数の値が、出題頻度係数を出題応答時間で除算して得ら
れるとして算出されたが、本発明はこれに限られるもの
ではなく、出題頻度係数と出題応答時間とを入力パラメ
ータとして含む適当な関数値として修正された出題頻度
係数の値が定められてもよい。
【0151】
【発明の効果】本発明によれば、学習者の解答状況に応
じて次回以降出題される問題を自動的に決定することが
可能となる。
【0152】この場合、出題グループ内の問題が学習者
によって所定数以上記憶されたと判定された場合に、複
数の問題の中からその出題頻度係数の値が小さい問題が
新たな出題グループとしてグルーピングされる。この結
果、学習者の解答状況に応じて、学習者の忘れかけてい
る問題又は時間的に過去に出題された問題が出題グルー
プにグルーピングされ、学習者はその出題グループの問
題に対して集中的に学習を行うことができる。
【0153】この効果により、大量の問題であっても、
例えば一度は出題されたが忘れそうになった問題や間違
えてしまった問題が出題グループに含まれ易くなる結
果、記憶しにくい問題に対して集中的に学習を行うこと
が可能となり、効率的な記憶の定着が可能となる。
【0154】加えて、各問題の出題頻度係数が、各問題
の過去の出題順序に対応する値、各問題を出題手段が前
回に出題した時点からの経過時間に対応する値、又は各
問題に対して出題手段が出題した時点から学習者が解答
手段により解答するまでの応答時間に対応する値を有す
るようにすることにより、出題される問題を、出題順
序、経過時間、又は応答時間といったファクタによって
制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による学習装置の外観図である。
【図2】第1の実施例の機能構成を表す機能ブロック図
である。
【図3】本発明に関わる出題番号と出題頻度係数との関
係を表す図表である。
【図4】本発明に関わる出題番号と出題頻度係数との関
係を表す図である。
【図5】第1の実施例のデータフォーマットを示す図表
である。
【図6】第1の実施例の全体動作を表す動作フローチャ
ートである。
【図7】第1の実施例の初期化処理に関する動作フロー
チャートである。
【図8】第1の実施例の最小出題頻度係数検索処理に関
する動作フローチャートである。
【図9】第1の実施例の出題処理に関する動作フローチ
ャートである。
【図10】第1の実施例のYES処理に関するす動作フ
ローチャートである。
【図11】第1の実施例のクリア処理に関する動作フロ
ーチャートである。
【図12】第1の実施例の出題されなかった問題処理に
関する動作フローチャートである。
【図13】再グルーピング処理の動作フローチャートで
ある。
【図14】第2の実施例のデータフォーマットを示す図
表である。
【図15】第2の実施例の初期化処理に関する動作フロ
ーチャートである。
【図16】第2の実施例の最小出題頻度係数検索処理に
関する動作フローチャートである。
【図17】第2の実施例の出題処理に関する動作フロー
チャートである。
【図18】第3の実施例のデータフォーマットを示す図
表である。
【図19】第3の実施例の初期化処理に関するす動作フ
ローチャートである。
【図20】第3の実施例の最小出題頻度係数検索処理に
関する動作フローチャートである。
【図21】第3の実施例の出題処理とタイマインタラプ
ト処理に関する動作フローチャートである。
【図22】第4の実施例のデータフォーマットを示す図
表である。
【図23】第4の実施例の全体動作を表す動作フローチ
ャートである。
【図24】第4の実施例の初期化処理に関するす動作フ
ローチャートである。
【図25】第4の実施例の最小出題頻度係数検索処理に
関する動作フローチャートである。
【図26】第4の実施例の応答時間カウント処理に関す
る動作フローチャートである。
【図27】第5の実施例のデータフォーマットを示す図
表である。
【符号の説明】
101 表示部 102 操作部 103 スピーカ 104 操作キー 105 NOボタン 106 YESボタン 107 出題ボタン 108 出題方法切替スイッチ 201 最小出題頻度係数検索部 202 出題問題決定部 203 出題部 204 解答部 205 解答結果判定部 206 出題頻度係数変更部 207 再グルーピング制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐美 隆二 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 鈴木 拓也 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 坂本 昇平 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の問題のうち第1の所定数の問題が
    グルーピングされた出題グループ内の複数の問題のそれ
    ぞれの出題頻度を表す出題頻度係数の最小値を検索する
    最小出題頻度係数検索手段と、 該最小出題頻度係数検索手段が検索した出題頻度係数の
    最小値に基づいて出題問題を決定する出題問題決定手段
    と、 該出題問題決定手段により決定される出題問題を出題す
    る出題手段と、 該出題手段が出題した前記問題に対して学習者に解答さ
    せる解答手段と、 該解答手段による前記学習者の解答結果を判定する解答
    結果判定手段と、 前記各問題の出題頻度係数を前記出題手段による出題毎
    に変更する出題頻度係数変更手段と、 前記出題グループ内の問題が学習者によって第2の所定
    数以上記憶されたか否かを判定し、該判定結果が否定結
    果である場合には、再び前記最小出題頻度係数検索手段
    を起動し、該判定結果が肯定結果である場合には、前記
    複数の問題の中からその出題頻度係数の値が小さい前記
    第1の所定数の問題を選択し、該問題を新たな前記出題
    グループとして再グルーピングし、その後に再び前記最
    小出題頻度係数検索手段を起動する再グルーピング制御
    手段と、 を有することを特徴とする学習装置。
  2. 【請求項2】 前記再グルーピング制御手段は、前記出
    題グループ内の問題のうち前記出題頻度係数の値が所定
    値以上となっている問題の数が前記第2の所定数以上存
    在するか否かを判別することにより、前記出題グループ
    内の問題が学習者によって前記第2の所定数以上記憶さ
    れたか否かを判定する、 ことを特徴とする請求項1に記載の学習装置。
  3. 【請求項3】 前記出題頻度係数変更手段は、前記解答
    結果判定手段が前記学習者の解答結果を正解と判定した
    場合に前記出題頻度係数を増加させ、前記解答結果判定
    手段が前記学習者の解答結果を正解でないと判定した場
    合に前記出題頻度係数を減少させる、 ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の
    学習装置。
  4. 【請求項4】 前記出題頻度係数変更手段は、前記問題
    が出題される毎に、該問題以外の問題に対応する前記出
    題頻度係数を減少させる、 ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の
    学習装置。
  5. 【請求項5】 前記各問題の出題頻度係数は、該各問題
    の過去の出題順序に対応する値を有する、 ことを特徴する請求項1乃至4の何れか1項に記載の学
    習装置。
  6. 【請求項6】 前記各問題の出題頻度係数は、該各問題
    を前記出題手段が前回に出題した時点からの経過時間に
    対応する値を有する、 ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の
    学習装置。
  7. 【請求項7】 前記各問題の出題頻度係数は、前記各問
    題に対して前記出題手段が出題した時点から前記学習者
    が前記解答手段により解答するまでの応答時間に対応す
    る値を有する、 ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の
    学習装置。
JP5072710A 1993-03-31 1993-03-31 学習装置 Withdrawn JPH06289767A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004177704A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Media Five:Kk 学習装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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