JPWO2016140010A1 - 進捗管理装置 - Google Patents

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Abstract

進捗管理装置は、複数の作業項目を含む作業項目データベースと、前記複数の作業項目から実施作業項目を選出する選出処理部と、前記実施作業項目を表示する表示部と、作業者からの入力を受け付ける入力部と、を備える。前記表示部が、前記入力部による進捗に関する入力に応じて、前記実施作業項目に関する情報を変更し、前記実施作業項目に関する前記変更された情報を表示する。

Description

本発明は、進捗を管理するために用いる進捗管理装置に関する。
ソフトウェア産業を始めとする多くの産業では、作業工程を管理する進捗管理が広く用いられている。期間内に何らかの目標を達成するための活動であるプロジェクトでは、各工程をいくつかの作業に分解して担当の割り当てやスケジュール作成を行う。さらに、作業の進捗を管理し、プロジェクトが計画通りに進行しているかどうかを把握する。
作業の進捗を適切に管理することには、多大なメリットがある。例えば、作業の遅延、仕様の追加、及び仕様の修正など、計画通りの目標達成に影響がある事態となった場合においても、対策を講じやすい。
一方、例えば受験勉強など、目標の時期に成果を出すことが予定されている学習作業は、プロジェクトの一種と言える。中学受験用の学習塾では、受験日を期限として学習作業をブレークダウンし、多くのテキストやテストを組み合わせ、それらを計画通りに実施すれば一定の成果が得られる仕組みを提供している。
ブレークダウンした学習作業は例えば、学習を1週間単位でひとまとまりのサイクルとし、サイクルの終わりにテストを実施することで理解度を把握するとともに、数回のサイクルをさらに上位のまとまりとして理解度を把握するテストを実施するなど、学習者の理解度を作業単位や複数作業単位で測定しつつ、計画的に学習を推進する方法が一般的である。これは、授業や演習といった形態で他の学習者と同時に学習を実施することにより、学習塾による学習者の進捗把握が容易になるとともに、学習者間の競争心を煽ることで、効率の良い成績向上を図るといった効果がある。
しかし、学習作業は、授業での学習だけでなく、進捗の把握が難しい自宅などの場所での学習も必要である。学習塾からは、宿題といった比較的把握が容易な形態で学習作業の指示が出される。しかし、宿題の実施は、学習者又は親などの学習者の支援者による実施の意思に強く依存し、使用可能な自宅での時間を学習作業へ適切に配分しないと、宿題が完了しないという事態に陥る。
自宅などにおける学習作業の進捗を把握するために、例えば特許文献1では、遠隔から学習者の行動を確認する方法が提示されている。本方法では、学習作業中の学習者の態度を測定することにより、学習が適切に実施されているかを測定する。また、特許文献2では、進捗を端末に簡単に入力できる仕組みを提供することにより、進捗の入力の手間や誤入力を低減し、進捗の精度を向上させている。
特開2003−228272号公報 特開平9−54803号公報
学習者が、使用可能な自宅での時間に対して、学習作業を取捨選択して割り当てたり、優先順位付けて割り当てるのは困難な場合が多い。また、学習者が、ある特定の学習作業に関して想定以上に時間を消費した場合、自宅での使用可能な残りの時間も減っているため、学習作業の割り当てがさらに困難になると考えられる。
学習者が学習作業を適切にスケジューリングできない場合や、ある特定の学習作業に想定以上に時間を消費した場合などには、学習作業に未実施作業が発生する。プロジェクトであれば作業が完了しない場合には対策を実施するが、学習作業の場合は短期的な成績低下といったペナルティが与えられるだけである。成績低下については、他の科目などで点数を補う、次のサイクルで良い成績を取る、などにより、ペナルティが相殺されると学習者が感じる場合も多い。
しかし、学習作業の抜け(学習作業の未実施)は、苦手分野の醸成などに繋がり、中長期の成績低下をもたらす大きな要因となりうるため、できるだけ学習作業に抜けが無い状態が望ましい。また、塾などから与えられた学習作業(宿題)を全てこなすことが難しい場合、自宅での使用可能な時間に対して、より効果的な学習作業が割り当てられることが望ましい。この場合では、学習作業の取捨選択や優先順位付けなどが重要となる。さらに、学習者の予定又は進捗の状況は刻々と変化する。これらを考慮して、学習者の状況が刻々と変化する場合において、学習作業を最適なスケジュールで割り当て、その学習作業の進捗管理を行うことが課題となる。なお、この課題は、学習作業のスケジュールに限定されるものでなく、作業項目の進捗管理が必要となる一般的なプロジェクトに関しても言えることである。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、作業者の状況が変化する場合において、作業項目を最適なスケジュールで割り当てて、その作業項目の進捗管理を行うことが可能な技術を提供する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、複数の作業項目を含む作業項目データベースと、前記複数の作業項目から実施作業項目を選出する選出処理部と、前記実施作業項目を表示する表示部と、作業者からの入力を受け付ける入力部と、を備え、前記表示部が、前記入力部による進捗に関する入力に応じて、前記実施作業項目に関する情報を変更し、前記実施作業項目に関する前記変更された情報を表示する、進捗管理装置が提供される。
本発明によれば、作業者の状況が変化する場合において、作業項目を最適なスケジュールで割り当てて、その作業項目の進捗管理を行うことができる。
本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明の実施例における進捗管理装置および進捗管理サーバを含むシステムの全体構成を説明する図である。 本発明の実施例におけるシーケンス図である。 図2の実施作業項目リストの作成処理の詳細なシーケンス図である。 プロジェクトデータの例である。 優先度データの例である。 計画作業項目リストの例である。 基本作業項目リストの例である。 グループリストの例である。 補足作業項目リストの例である。 追加作業項目リストの例である。 進捗比較データの例である。 実施作業項目リストの例である。 未実施作業項目リストの例である。 実施項目リストの例である。 表示用変換テーブルの例である。 開始待ち画面の例である。 進捗管理画面の例である。 進捗管理画面において計画作業時間を変更するときの例である。 計画作業時間を変更した後の進捗管理画面の例である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明する。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
以下で説明する実施例によれば、作業者の作業項目を可視化し、作業項目の進捗を反映しながら今後の作業項目のスケジュールや作業者の予定(又は状況)を把握するという目的を、簡易入力な手段で実現する進捗管理装置が提供される。
図1は、本実施例における進捗管理装置および進捗管理サーバを含むシステム全体の構成を説明する図である。
当該システムは、進捗管理装置100と、進捗管理サーバ110とを備える。進捗管理装置100および進捗管理サーバ110は、それぞれ、中央演算処理部(CPU:Central Processing Unit)などのプロセッサと、メモリと、ハードディスクなどの記憶装置とを少なくとも備える情報処理装置で構成される。以下で説明する進捗管理装置100及び進捗管理サーバ110の各種処理は、コンピュータ上で実行されるプログラムの機能として実現されてもよい。
進捗管理装置100は、ユーザインタフェース101と、作業算出処理部102と、進捗管理処理部103と、表示処理部104と、通信処理部105と、個人作業項目保管部106と、作業項目一時保管部107と、作業者情報保管部108とを備える。なお、進捗管理装置100として、専用ハードウェア、PC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォンなどあらゆるハードウェアを用いてよい。
ユーザインタフェース101は、作業者の入力を受け付ける入力部と、進捗管理装置100での処理結果を表示する表示部とを備える。以下では、進捗管理装置100がタブレット端末又はスマートフォンであると想定する。この場合、ユーザインタフェース101は、ディスプレイの画面上で入力及び表示の両方が可能なインタフェースとなる。また、入力部は音声を入力するマイクや、動きなどを検出するカメラなどでもよく、表示部はスピーカーなどでもよい。
作業算出処理部102は、複数の作業項目から実施作業項目を選出する処理、及び、作業者からの進捗などの入力に応じて、次に実施する作業項目を選出する処理などを実行する。ここで、「作業項目」とは、後述する作業項目データベースに含まれるものである。「実施作業項目」とは、作業項目データベースに含まれる複数の作業項目の中から、作業者が実際に実施すべき項目として選出されたものをいう。
進捗管理処理部103は、作業者が入力した進捗の内容を記録する処理などを実行する。表示処理部104は、以下で説明する、ユーザインタフェース101の画面上への表示処理を実行する。通信処理部105は、インターネット120を介して、進捗管理サーバ110と各種情報を通信する処理を実行する。
個人作業項目保管部106、作業項目一時保管部107、及び作業者情報保管部108は、上述したメモリ又は記憶装置によって実現される。以下に、これらで管理される情報について簡単に説明する。
本例では、自宅での学習作業の進捗管理を想定している。したがって、作業者は、進捗管理装置100の利用者であり、進捗管理装置100で管理される生徒などである。生徒は生徒IDで特定される。作業項目は作業IDで特定される学習内容である。生徒が実施する学習内容(作業項目)は、作業IDで特定される情報の集合となる。
個人作業項目保管部106は、図6の計画作業項目リスト600、図12の実施作業項目リスト1200、図13の未実施作業項目リスト1300、及び図14の実施項目リスト1400を格納する。また、個人作業項目保管部106は、図12〜図14に関連する情報として、(i)図7の基本作業項目リスト700のうち、関連する作業IDの基本情報、(ii)その関連する作業IDのグループIDに紐づく図8のグループリスト800の基本情報、(iii)図9の補足作業項目リスト900のうち、関連する作業IDの補足情報、(iv)図10の追加作業項目リスト1000のうち、関連する作業IDの追加情報などを格納していてもよい。
なお、図7の基本作業項目リスト700、図9の補足作業項目リスト900、及び図10の追加作業項目リスト1000は、作業IDで紐付けることにより1つのリストとして纏めてもよいし、本例のように分割されていてもよい。なお、ここで示されるリストは一例であり、作業IDで特定される他のリストの情報を保持してもよい。
作業項目一時保管部107は、ユーザインタフェース101及び作業算出処理部102などで使用する情報のキャッシュなどを保持するものである。例えば、作業項目一時保管部107は、基本作業項目データベース115から取得した基本作業項目リストの一部や、追加作業項目データベース116から取得した追加作業項目リストの一部や、進捗比較データベース117から取得した情報のキャッシュなどを保持する。作業項目一時保管部107は、これらの情報をもとに、作業算出処理部102で選出する前の作業項目候補リストを保持してもよい。作業算出処理部102は、この作業項目候補リストから実際に実施する実施作業項目を選出することができる。また、作業項目一時保管部107は、作業者の獲得済みのポイントの情報や当日に獲得したポイントの情報などを保持してよい。なお、作業項目一時保管部107は無くてもよく、すべての情報を常に進捗管理サーバ110から取得してもよい。
作業者情報保管部108は、図4のプロジェクトデータ400、図5の優先度データ500、及び図15の表示用変換テーブル1500を保持する。なお、上述したように、進捗管理装置100で保持される情報は、進捗管理サーバ110に保持されていてもよく、これらの情報を常に進捗管理サーバ110から取得してもよい。すなわち、ここで説明された情報の格納箇所は、図1で説明された格納箇所に限定されず、実施する形態において当業者が適宜選択すればよい。
進捗管理サーバ110は、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、クラウドなどである。進捗管理サーバ110は、必ずしも単一の装置で構成されなくてもよく、クラウドとパーソナルコンピュータの組み合わせなどでもよい。
進捗管理サーバ110は、ユーザインタフェース111と、更新要求処理部112と、他者情報生成部113と、通信処理部114と、基本作業項目データベース115と、追加作業項目データベース116と、進捗比較データベース117とを備える。
ユーザインタフェース101は、入力部と表示部を備えるものであり、例えば、ポインティングデバイスやキーボードなどの入力装置と、ディスプレイなどの表示装置から構成される。また、入力部は音声を入力するマイクや、動きなどを検出するカメラなどでもよく、表示部はスピーカーなどでもよい。
更新要求処理部112は、進捗管理装置100からの要求に応じて、基本作業項目データベース115と追加作業項目データベース116から更新情報を取得する処理などを実行する。他者情報生成部113は、進捗管理装置100からの情報に応じて、進捗管理装置100の学習者以外の学習者に関する情報(以下、他者情報という)を生成する処理を実行する。通信処理部114は、インターネット120を介して、進捗管理装置100と各種情報を通信する処理を実行する。
基本作業項目データベース115及び追加作業項目データベース116は、作業項目の内容を特定する情報(ID、問題番号、系列、種類など)と、作業内容を実施すべき実施予定期間を特定するための情報とを含む。より具体的には、基本作業項目データベース115は、図7の基本作業項目リスト700、図8のグループリスト800、及び図9の補足作業項目リスト900などを保持する。追加作業項目データベース116は、図10の追加作業項目リスト1000などを保持する。進捗比較データベース117は、図11の進捗比較データ1100などを保持する。
なお、図1では、1つの進捗管理サーバ110と1つの進捗管理装置100しか示されていないが、1つ以上の進捗管理サーバ110に対し、1つ以上の進捗管理装置100が接続する構成となる。当該システムは、図示しない講師用入力端末などを備えてもよく、講師用入力端末がインターネット120を介して進捗管理サーバ110に接続し、進捗管理サーバ110で保持される情報(例えば、追加作業項目データベース116など)を編集してもよい。
次に、進捗管理装置100及び進捗管理サーバ110で管理される各種情報の詳細な例を図4〜図15を用いて説明する。各種情報について、以後の説明では「テーブル」構造を用いて説明するが、必ずしもテーブルによるデータ構造で表現されていなくてもよく、他のデータ構造で表現されていてもよい。
図4は、作業者情報保管部108に保持される、作業者の情報を中心としたプロジェクトデータの例である。プロジェクトデータ400は、作業者である生徒の各種情報を格納する。
401は生徒IDであり、本システム内で作業者を特定するIDである。402は生徒名であり、作業者の名前である。403は作業者の所属であり、校舎やクラス分け結果などが反映される。404は作業者の受験科目である。405は作業者が受験を予定する受験年月である。406は作業者が目標とする偏差値である。407は目標到達期限である。408は作業者の現時点での偏差値である。
409は進捗管理装置100を利用する作業者の取り組み姿勢である。410は作業者の競争に対する姿勢を示す競争感度であり、高い場合は競争に対する意識が高く、より競争を煽る表示を優先的に行ってもよい。一例としては、競争感度410が「高」の設定の場合には、進捗管理装置100が進捗管理サーバ110から他者情報を取得し、表示してもよい。
411は疲労時対策を示しており、本例では疲労時に昼寝を推奨する設定となっている。412はインセンティブである。インセンティブ412の情報は、対象日の作業項目の実施を完了した場合に進捗管理装置100の画面上に表示されてもよいし、進捗管理装置100の画面上の予備時間に本インセンティブが表示されてもよい。
図5は、作業者情報保管部108に保持される、優先度データの例である。優先度データ500は、作業者である生徒又はその親が設定する情報であり、作業項目ごとの優先度の情報を格納する。本例の優先度データ500では、優先度が、各科目の学習内容の種類ごとに設定される。さらに、本例では、作業者の学習時間を複数のフェーズに分け、フェーズごとに優先度が設定される。
501は科目を示している。502は科目をさらに細分化した学習内容の種類を示しており、作業項目の種類(図7の736)に対応した優先順位付けを行うことができる。例えば、作業項目が「国語」の「漢字練習」である場合、「ウォーミングアップ」の優先度は1であり、「通常」の優先度は2であり、「疲労時」の優先度は1となる。
503はフェーズであり、作業者が作業項目を実施する際のフェーズに応じた優先度を付与することができる。本例では、3つの状態に応じた優先度が付与可能である。フェーズ503は、ウォーミングアップ531、通常532、及び疲労時533を含む。ウォーミングアップ531は、例えば作業者が作業開始後20分間はウォーミングアップ531の優先度を使用する、と言った形で使用する。また、疲労時533の優先度は、作業者が「疲労」をボタン等へ入力した場合に使用するとしてもよい。また、進捗管理装置100にセンサを取付け、当該センサで疲労を検知した場合に、疲労時533の優先度を使用するように構成してもよい。なお、予め作業者の学習時間(計画作業項目リスト600の勉強時間の合計)の80%以降を「疲労」時としてみなすという方法で、疲労時533の優先度が使用されてもよい。
図6は、計画作業項目リストの例である。計画作業項目リスト600は、作業者の計画作業の情報を格納する。例えば、計画作業項目リスト600では、いつ、どのような予定があるかの情報が記述される。計画作業項目リスト600では、計画作業ごとに属性を付与することで作業者の学習時間を把握することが可能となる。
601は計画作業IDであり、それぞれの計画作業に付与したIDである。602は、計画作業を実施する日付である。603は、計画作業を開始する時刻である。604は、計画作業を終了する時刻である。属性605は、計画作業の内容を示す項目である。メモ606は計画作業の具体的な内容を保持する。メモ606は、後述する進捗管理装置100の画面上に表示されてもよい。
本例において、属性605は、作業項目を実施することが可能な計画作業であるかどうかを示す。属性605が「勉強」となっている場合、その計画作業の時間帯は作業者の学習時間であり、作業項目を実施する対象となる。例えば、計画作業ID601が「1409250007」である計画作業は、19:30から21:00までの1時間30分の時間帯で勉強するということを示している。したがって、当該時間帯に対して、1時間30分相当の作業項目を割り当てることができる。
なお、計画作業項目リスト600には、各計画作業項目が個別に入力されてもよいし、曜日ごとのスケジュールが入力されてもよい。したがって、計画作業項目リスト600への入力は、あらゆるスケジュールの入力方式を採用することができる。
図7は、基本作業項目データベース115に保持される、基本作業項目リストの例である。基本作業項目リスト700は、作業項目の一部の情報を格納し、作業項目のうち主に変化の少ない内容を記述する。
701は作業項目のIDである。702は、1つ以上の作業項目を纏めるグループのIDである。図7の例では、全ての作業項目が同一のグループID「522020403」に所属している。グループID702を設けることにより、図8で説明するような各科目の単元ごと又は問題系列ごとの管理などが可能となる。
703は、基本作業項目リスト700の各作業項目の内容を示す基本情報である。本例では、基本情報703は、問題のページ番号、問題番号、問題の種類、及び採点の要否などの情報を含む。
731は作業項目が対応するページ番号である。732は作業項目が対応する問題の番号である。問題番号732は、大問733と中問734と小問735とを含む。736は問題の種類を示しており、図5の優先度データ500の種類502に対応する。採点737は、採点が必要な問題かどうかを示す。採点737が「あり」の場合は、解答を確認して丸付けをする問題である。採点737が「なし」の場合は、丸付けの不要な作業(音読など)である。なお、採点737は作業の完了の判定に用いられてもよい。具体的な作業の完了の判定については図14の説明で行う。
図8は、基本作業項目データベース115に保持される、グループリストの例である。グループリスト800は、複数の作業項目を纏めるための階層の情報を格納する。本例では、グループは1階層であるが、複数階層を用いてもよい。
801は、グループのIDである。本例において、基本情報802は、実施する期、科目、冊子名、回次、問題系列などの情報を含む。821は、「5年下」と言った学年や期である。822は、「国語」「算数」「理科」「社会」と言った科目である。823は、教科書名や問題集名など、テキストの冊子名である。824は、期821の回次を示しており、例えば「5年下第14回」と言った形で、講座の一纏まりを示す。825は、問題の系列を表しており、「類題」「基本」など、一定の纏まりを持った問題の系統を示している。
図9は、基本作業項目データベース115に保持される、補足作業項目リストの例である。補足作業項目リスト900は、作業項目のうち主に変化の多い内容を格納する。
901は作業項目のIDである。補足情報902は、設定レベル、標準時間、スキップ属性、推奨実施期間、及び獲得ポイントなどを含む。本例において、設定レベル921は、「A」、「B」、「C」の3つに分かれている。本例ではAが60、Bが50、Cが40となっており、それぞれの数値は偏差値を示している。偏差値は、図4の現在偏差値408を参照することにより、AからCのいずれに該当するかを判定することができる。例えば現在偏差値が61である場合は、設定レベルはAとなる。なお、現在偏差値408がAからBの中間値である場合は、端末又はプログラムの設定で判定すればよい。一例として、AとBの平均値を境界値に設定し、現在偏差値408が境界値より大きい場合はAと判定され、境界値以下の場合はBと判定されるように構成してもよい。
922は、設定レベルに対応した作業項目を完了させるために使用する標準の時間である。923は作業項目の実施を省略しても良いかの設定である。スキップ923が「不可」の場合、作業項目の省略が不可であり、スキップ923が「可」の場合、作業項目の省略が可能となる。924は作業項目の実施を推奨する期間である。推奨実施期間924は、推奨実施期間の開始日925と、推奨実施期間の終了日926とから構成される。開始日925と終了日926は同一の日でもよい。931は、作業項目を完了したときに得られるポイントである。作業者は、設定レベル921に対応したポイントを取得する。
図10は、追加作業項目データベース116に保持される、追加作業項目リストの例である。追加作業項目リスト1000は、作業項目に付与される追加の情報を格納する。追加作業項目リスト1000は、作業項目のうち主に作業開始直前に設定される内容を記述する。ここでは、追加作業項目リスト1000は、宿題として作業項目が与えられた場合の各レベルごとの必要度合いの情報を含む。なお、追加作業項目リスト1000に記述される内容は、校舎やクラスごとに異なるものでもよい。
1001は作業項目のIDである。1002は作業項目が対象となる所属である。例えば、作業ID1001「522020403020200」は、所属が「12-S」である作業者のみが対象となる。追加情報1003は追加する作業内容を記述し、本例では宿題1004に関する情報を含む。宿題1004では、図9の設定レベル921に対応した必要度合いが記述されている。作業ID1001が「522020403020200」の作業項目に関しては、設定レベルAである1005には「どちらでも」が設定されており、作業項目の実施は任意となる、一方、設定レベルBである1006及び設定レベルCである1007には「必須」が設定されており、作業項目の実施は必須となる。
図11は、進捗比較データベース117に保持される、進捗比較データの例である。1101は生徒のIDを示し、図4の生徒ID401に対応する。1102は生徒が所属するクラスを示している。本例では、「12−S」は校舎12のSクラス、「8−1」は校舎8の1クラスを示している。1103は生徒が獲得した累積のポイントを示している。
図12は、個人作業項目保管部106に保持される、実施作業項目リストの例である。実施作業項目リスト1200は、作業算出処理部102によって選出された実施作業項目のリストであり、各作業項目を実施する時間帯の情報を格納する。
1201は作業項目のIDである。1202は作業項目を開始する時刻である。1203は作業項目を終了する時刻である。1204は作業項目の科目を示し、図8の科目822に対応する。1205は進捗管理装置100の画面上で表示する際の学習内容の種別である。表示1205は、図15の表示用変換テーブル1500によって変換された内容を格納する。
図13は、個人作業項目保管部106に保持される、未実施作業項目リストの例である。未実施作業項目リスト1300は、作業算出処理部102によって選出されなかった作業項目のリストである。このような未実施作業項目リスト1300を作成することによって、予備時間又は後日に未実施の作業項目をスケジュールに組み込むことが可能となる。これにより、学習内容の抜けを防ぐことができる。
1301は、作業項目のIDである。1302は、グループのIDである。遅延日数1303は、実施予定期間を超過した日数である。実施予定期間の情報は、図9の推奨実施期間924を参照することにより取得することができる。例えば、9月3日が終了日である作業項目であれば、9月4日時点で遅延日数1日となる。
宿題1304は、追加作業項目リスト1000の追加情報1003を転記したものである。優先度1305は、ウォーミングアップ1351、通常1352、及び疲労時1353から構成されている。優先度1305は、作業項目の学習内容に応じて図5の優先度データ500を転記したものでもよい。別の例としては、優先度1305は、図5の優先度データ500を増減した値であってもよい。例えば、未実施の作業項目で「必須」のものがある場合、その未実施の作業項目の優先度を増加させてもよい。
図14は、個人作業項目保管部106に保持される、実施項目リストの例である。実施項目リスト1400は、作業項目の実施状況を示すログである。
1401は作業項目のIDである。1402は追加作業項目リスト1000の追加情報1003を転記したものである。1403は作業項目の作業開始の予定日であり、1404は作業項目の作業終了の予定日である。計画開始1403および計画終了1404は、図9の推奨実施期間924を転記したものでもよい。また、別の例としては、計画開始1403および計画終了1404は、作業者が作業項目に対して設定した作業開始もしくは作業終了の予定日でもよい。
1405は、作業項目を開始した実際の日時である。作業の開始は、進捗管理装置100の画面上の作業開始を入力するボタン(図16の1622)を押下したことにより、判定してよい。なお、これに限定されず、作業の開始は、その他の入力方法などにより判定されてもよい。
1406は、作業項目を終了した実際の日時である。作業の終了は、進捗管理装置100の画面上のボタン(図17の「できた」ボタン1725、「飛ばす」ボタン1727など)を押下したことにより、判定してもよい。なお、これに限定されず、作業の終了は、その他の入力方法などにより判定されてもよい。また、作業の終了とは、実施すべき作業項目が完全に終了したことを示す必要は無く、1つの作業項目に対し、一連の作業が終了したことを作業の終了としても良い。例えば問題を解き始め、解き終わらずに次の問題を開始する場合、一旦停止した作業は終了としてもよい。このとき、再度同じ問題を解く場合には、解き終わらなかった問題の作業IDを未実施作業項目リスト1300に追加してもよい。別の例として、再度同じ問題を解く場合に、異なる作業項目として管理してもよく、作業IDの下2桁を再実行する作業の枝番として用いてもよい。例えば、初回作業の場合は枝番を「00」に設定し、二回目以降はその枝番を増分するなどとしてもよい。
1407は作業の実施状態を示す。状態1407には、作業開始前であれば「未着手」、作業開始し作業中であれば「解答中」、問題を解くなど当初作業を終了した場合には「解答済」又は「完了」、問題が解けなかった場合などに当初作業を後で実施する場合には「後で」、問題が解けなかった場合などに当初作業を放棄する場合には「放棄」などが記述される。
1408は、作業項目の完了を確認する作業を実施したかを示す。ここでは、1408は、作業項目である問題を解き終わった後に採点を実施したかを示す。採点1408は、採点が完了したかどうかを示すだけでなく、正解又は不正解の情報も保持する。例えば、「解答済」の作業項目に対して採点作業が未実施の場合は「未実施」が設定され、採点作業により不正解となった場合は「不正解」が設定され、採点作業により正解となった場合で作業項目が完全に完了した場合は「正解」が設定され、採点作業が必要ない場合は「不要」が設定される。なお、「不正解」の場合については、作業者が進捗管理装置100の画面上で実施項目リスト1400を参照した際に、再度作業項目を実施する必要があると認識することができる。
採点1408は、図7の採点737の情報を用いて、詳細に作業項目の実施状態を管理することができる。例えば、採点737が「あり」の場合、問題を解いたという進捗の入力があったとしても、作業は完了せず、状態1407には「解答済」が設定され、採点1408には「未実施」が設定される。採点737が「なし」の場合、問題を解いたという進捗の入力があったときに、状態1407には「完了」が設定され、採点1408には「不要」が設定される。これらの作業項目の状態の管理は、いくつかの状態を組み合わせて状態や動作を決定する他の一般的な方法で実現されてもよい。
集中度A1409及び集中度B1410は、作業項目の実施を開始した後の利用者がどの程度集中しているかなどを示す情報である。例えば脳波などの測定器を使用して集中度を測定したり、カメラにより視線などの動きを撮影し、どの程度集中しているかを測定したり、利用者がボタン等で入力するなど、作業項目を実施中の利用者の行動や精神状態などを記載できる方法であれば何でもよい。本例では、集中度A1409には作業開始後30秒での値が記載され、集中度B1410には作業終了前30秒での値が記載される。その他、集中度の最大値と最小値を記録したり、他の表などに利用者の状態を常に記録したりしてもよい。集中度A1409及び集中度B1410を記録することにより、作業項目にかかった実際の時間と集中度との関係や、採点結果と集中度との関係を、作業者又はその親が把握することができる。
図15は、作業者情報保管部108に保持される、表示用変換テーブルの例である。表示用変換テーブル1500は、進捗管理装置100の画面上に問題の種別を表示するために用いられる。例えば、学習者が子供である場合、作業項目である問題の問題系列や種類などが細かく表示されるよりも、その問題がどの程度のレベルであるかを簡略的に表示した方が、問題に取り組み易くなる。表示用変換テーブル1500を用いることによって、問題系列及び種類などからなる細かな分類を、作業者にわかりやすい種別(「単純」、「基本」、「練習」、「応用」)に変換することができる。
1501は、変換処理を特定するためのIDであり、テーブル内でユニークなIDである。1502は作業項目の科目を示し、図8の科目822に対応する。1503は作業項目の問題系列を示し、図8の問題系列825に対応する。1504は作業項目の種類を示し、図7の種類736に対応する。1505は、変換後の文字列を示し、ここでは、問題の大まかな種別を示す。表示用変換テーブル1500により、作業項目の科目、問題系列、及び種類から、表示1505に変換することができる。
図2は、本発明の代表的なシーケンスである。なお、以後の説明では、図1で示した機能ブロックを主語として説明を行うが、以下の処理は、メモリ及び通信ポートなどを用いてプロセッサが所定のプログラムを実行することにより行われるため、プロセッサを主語とした説明としてもよい。
作業者は進捗管理装置100に対して起動操作を行う(S201)。起動操作とは、電源を入れたりするなど、進捗管理装置100を使用可能とする操作である。なお、起動操作は、画面表示やアラーム鳴動などにより作業者に警告されてもよい。警告の条件は、計画作業項目リスト600に記載の作業のうち、進捗管理対象となる作業項目に関し、開始時刻603までに進捗管理装置100上で操作されていない場合に、進捗管理装置100が警告処理を実行してもよい。なお、進捗管理対象となる属性とは、本例の場合「勉強」が該当するが、事前に設定した値であれば何でもよい。
進捗管理装置100は、作業者による起動操作が行われると、所定のアプリケーションを起動する(S221)。ここで起動されるアプリケーションは、進捗管理用のアプリケーションである。次に、進捗管理装置100は、通信処理部105を介して、更新要求を進捗管理サーバ110に送信する(S222)。なお、更新要求は、起動処理(S221)が無くても実施してよく、予定時間に到達した場合などに自動的に起動処理(S221)を開始して更新要求を行ってもよい。更新要求とは、進捗管理サーバ110において基本作業項目データベース115、追加作業項目データベース116、及び進捗比較データベース117の更新があったかどうかを問い合わせる要求である。更新要求には、前回更新時刻など、どの時点からの更新情報を取得したいかといった情報が含まれてもよい。
進捗管理サーバ110は、通信処理部114を介して、更新要求を受信する(S242)。次に、更新要求処理部112は、基本作業項目データベース115、追加作業項目データベース116、及び進捗比較データベース117を参照し、ある時点からの更新情報を生成する。進捗管理サーバ110は、通信処理部114を介して、生成された更新情報を進捗管理装置100に送信する(S243)。
進捗管理装置100は、通信処理部105を介して、更新情報を受信する(S223)。進捗管理装置100は、作業項目一時保管部107で保持する作業項目候補リストを更新する(S224)。ここでの作業項目候補リストは、基本作業項目データベース115から取得した基本作業項目リスト700の情報や、追加作業項目データベース116から取得した追加作業項目リスト1000の情報から作成されたキャッシュであり、作業算出処理部102の選出元となるデータである。また、キャッシュが無くてもよく、進捗管理装置100は常に進捗管理サーバ110から最新の情報を取得してもよい。
次に、作業算出処理部102が、図3の処理を実施する(S225)。具体的には、作業項目候補リストから実施作業項目を選出し、実施作業項目リスト1200を作成する。また、作業算出処理部102が、選出された実施作業項目について実施項目リスト1400を作成する。このとき、実施項目リスト1400には1401〜1404の項目だけ設定され、残りの項目は空欄となる。1407は未着手、1408は未実施などと設定しても良い。また、作業算出処理部102は、選出されなかった作業項目をもとに、未実施作業項目リスト1300を作成する。ここでの具体的な処理は図3を用いて後述する。
次に、表示処理部104が、進捗管理装置100に進捗管理開始待ち画面(図16の画面1600)を表示する(S226)。S226では、今日のスケジュールとともに、実施作業項目リスト1200の中の複数の実施作業項目のうち、最初に実施する作業項目が画面1600に表示される。本例では、図16の例では、「今解く問題」として表示されている。
次に、作業者が進捗管理開始待ち画面上で作業の開始を入力する(S207)。この入力に応じて、進捗管理処理部103は、開始処理を実行する(S227)。開始処理S227では、最初に実施する作業項目が入力により確定され、現在実施中の作業項目となる。進捗管理処理部103は、現在実施中の作業項目に関して、実施項目リスト1400の実施開始1405を記録する。同時に、進捗管理処理部103は、状態1407に状態を記録する。本例では、開始したのみであれば、状態1407には「解答中」が設定される。
次に、表示処理部104は、進捗管理画面(図17の画面1700)を表示する(S228)。進捗管理画面1700は、進捗の度合や状態1407に対応して、表示を変更可能である。画面の具体的な表示については後述する。
次に、作業者が進捗管理画面上で進捗を入力する(S209)。進捗管理処理部103は、入力された進捗の情報に応じて、進捗処理を実行する(S229)。進捗処理では、現在実施中の作業項目に対し、入力された進捗内容が記録される。
例えば入力が、現在実施中の作業項目を終了したことを示す「できた」である場合には、進捗管理処理部103は、実施項目リスト1400の実施終了1406に日時を記録し、状態1407を作業が終了したことを示す「解答済」に変更する。さらに、進捗管理処理部103は、終了した時間をもとに、作業者のポイントを作業項目一時保管部107に記録する。入力が、現在実施中の作業項目を一時的に停止する「休む」である場合には、進捗管理処理部103は、作業開始時に開始した経過時間の計測を一時停止すると共に、実施項目リスト1400の状態1407を「休憩」に変更する。入力が、現在実施中の作業項目を少なくとも一時的に放棄する「飛ばす」である場合には、進捗管理処理部103は、作業開始時に開始した経過時間の計測を停止し、実施項目リスト1400の実施終了1406に停止した日時を記入すると共に、状態1407を「後で」に変更する。なお、状態1407は、後述するように「飛ばす」を入力した後に表示する画面から選択しても良い。
次に、進捗管理装置100が、通信処理部105を介して、個人進捗情報を進捗管理サーバ110に送信する(S230)。個人進捗情報とは、進捗管理装置100を使用する作業者を示す生徒ID401と、後述する処理で算出された獲得済みポイントや、当日に獲得した当日獲得ポイントなど、進捗を定量的に示すことができるデータ全般を示す。また、個人進捗情報は、ライバル登録用として複数の生徒IDを含んでもよい。ライバルは、進捗管理装置100の設定画面などで複数の生徒IDを登録することなどにより設定される。
進捗管理サーバ110は、通信処理部114を介して個人進捗情報を受信する(S250)。次に、他者情報生成部113は、取得した個人進捗情報を進捗比較データベース117の進捗比較データ1100に蓄積し、進捗比較データ1100から他者情報を生成する(S251)。他者情報とは、特定の生徒IDの作業者のポイントなど、定量的な進捗を他の作業者と比較した情報である。一例として、他者情報は、特定の集団の中で該当作業者のポイントから算出した偏差値である。特定の集団とは、例えば全国の作業者や、同一校舎の同じクラスの作業者、進捗管理装置100で設定されたライバルとしての作業者などである。進捗管理サーバ110は、通信処理部114を介して他者情報を進捗管理装置100に送信する(S252)。
進捗管理装置100は、通信処理部105を介して他者情報を受信する(S232)。表示処理部104は、受信した他者情報を画面に表示する。
次に、作業算出処理部102は、実施作業項目リスト1200を作成する処理を実行し、終了判定を行う(S233)。S233では、作業算出処理部102が図3の処理を実施する。実施項目リスト1400に未実施の作業項目がある、又は、未実施作業項目リスト1300に未実施作業項目がある場合、次に実施すべき作業項目を含む実施作業項目リスト1200が作成されることになる。したがって、実施作業項目リスト1200が作成されて実施すべき作業項目がある場合、進捗管理装置100は、S228に戻って処理を繰り返す。次に実施すべき作業項目がない場合は、進捗管理装置100は、終了処理を実行する(S234)。終了処理では、表示処理部104が、作業を実施した日の結果を画面上に表示してもよい。
なお、進捗管理装置100は、S233の後に、S226に戻って処理を繰り返してもよい。この場合、進捗管理装置100に、毎回、進捗管理開始待ち画面が表示され、作業者が、作業の開始を入力することになる。なお、このとき、作業項目(問題)の変更を行えるような画面を表示し、作業項目を変更できる構成にしてもよい。
未実施の作業項目を実施するかどうかは、進捗管理装置100に予め設定されていてもよい。例えば、進捗管理装置100には所定の条件が設定されていてもよく、所定の条件としては、予備時間が存在する場合は未実施作業項目を実施する、予備時間が一定時間以上存在する場合は実施する、又は、実施しないなどがある。
図2で説明した実施例によれば、作業者の刻々と変化する状況に応じて、スケジュールを割り当て、かつ、そのスケジュールの進捗を管理することができる。図2のシーケンスでは、進捗の入力(S209)を行うごとに、S233において、作業算出処理部102が、実施作業項目の選出処理を実施する。したがって、例えば、ある問題が早く終わって残り時間が余った場合には、それに応じて、残り時間に新たに作業項目を追加することも可能である。別の例としては、ある問題に時間がかかり、残り時間が少なくなるなどの状況では、優先順位が低い作業項目を削除した実施作業項目の選出が可能となる。この場合、残り時間でより効果的な作業項目の実施が可能なスケジュールが作成される。
また、進捗の入力(S209)を行うごとに、進捗管理画面の表示(S228)が繰り返されるため、進捗の入力に応じて、実施作業項目に関する内容が変更されて、その変更された内容が進捗管理装置100の画面に表示される。例えば、ここでの変更内容とは、実施作業項目のスケジュール、実施作業項目の進捗度合などである。したがって、作業者は、自分自身の状況の変化に応じて、スケジュール及び進捗を把握することができる。
また、進捗の入力(S209)を行うごとに、他者情報も更新されるため、リアルタイムで他者との比較結果も把握することができる。したがって、作業者の競争意識を刺激し、学習へのモチベーションを維持することも可能である。
図3は、実施すべき作業項目を選出するシーケンスである。図3の処理は、図2のS225、S233で実行される。
処理を開始すると、作業算出処理部102は、作業項目候補リストから、対象となる日の作業項目を選出する(S301)。例えば、対象となる日とは、進捗管理装置100の日付が図9の補足作業項目リスト900の推奨実施期間924の範囲内にある場合を意味する。例えば、ある作業項目の開始が9月21日で終了が9月28日であるとする。この場合、進捗管理装置100の日付が9月20日又は9月29日であれば、その作業項目は対象とはならない。一方で、進捗管理装置100の日付が9月21日から9月28日の範囲内であれば、その作業項目は対象となる。また、選出する際に、既に実施作業項目リスト1200に登録済みである作業項目、実施項目リスト1400に登録済みである作業項目は対象外としてよい。
次に、作業算出処理部102は、対象となる日の計画作業時間を算出する(S302)。計画作業時間とは、作業項目を割り当てることが可能な時間である。対象となる日の計画作業時間は、個人作業項目保管部106に保持される、図6の計画作業項目リスト600から算出される。作業算出処理部102は、計画作業項目リスト600から対象となる日付および対象となる属性の計画作業を選出し、その開始時刻から終了時刻までの時間を合計する。本例では、対象となる属性605は「勉強」である。計画作業時間は、その日に作業を予定している時間の合計であれば何でもよく、作業者が進捗管理装置100上の画面で直接時間を入力してもよい。
但し、作業を割り当てる対象となる属性605(例えば、「勉強」)を有する計画作業項目のうち、既に開始時刻を過ぎている場合には、経過した時間を計画作業時間から差し引く。例えば、計画作業時間が3時間であり、18時から21時まで連続で割り当てられているとする。この場合、算出する時刻が19時であれば、既に1時間経過している。したがって、元の計画作業時間から経過時間(1時間)を差し引いた2時間が、計画作業時間となる。
次に、作業算出処理部102は、組み合わせを生成し、実施作業項目リスト1200を作成する(S303)。組み合わせの生成とは、S301で選出した作業項目をさらに絞り込み、計画作業時間内に収める処理である。組み合わせの生成の一例としては、選出した複数の作業項目を優先度に基づいて並べ替え、優先度の高い順に計画作業時間に割り当てる方法がある。この方法によれば、多数の作業項目の中から、作業者に対してより重要な作業項目を優先的に割り当てることができる。
組み合わせの生成方法の第1の例として、図10の追加作業項目リスト1000の宿題1004を優先度として用いる方法がある。例えば、宿題1004の「必須」を最も高い優先度とし、「できれば」を次の優先度とする。複数の作業項目をこの優先度に従って計画作業時間に割り当てる。
組み合わせの生成方法の第2の例として、図5の優先度データ500を用いる方法がある。まず、計画作業時間及び作業者の疲労情報などからフェーズを判定する。例えば、計画作業時間の開始20分は「ウォーミングアップ」のフェーズとみなし、計画作業時間の終了前30分は「疲労時」のフェーズとみなし、残りの時間は「通常」のフェーズとみなす。これ以外にも、進捗管理装置100に接続された図示しないセンサ(測定部)の情報、進捗管理装置100であるタブレットに搭載のカメラの情報、進捗管理装置100に接続されたボタンなどの入力装置の操作の振る舞い、又は、進捗管理装置100の画面上での入力の振る舞いなどからリアルタイムで疲労を判定してもよい。進捗管理装置100がこれらの情報から作業者が疲労であるかを判定し、疲労と判定した場合は、その時点で「疲労時」のフェーズとみなしてもよい。作業算出処理部102は、優先度データ500のフェーズごとの優先度を用いて、各フェーズにおいて優先度の高い順に作業項目を割り当てる。
組み合わせの生成方法の第3の例として、追加作業項目リスト1000の宿題1004の情報と優先度データ500の情報を組み合わせる方法がある。例えば、作業算出処理部102は、「ウォーミングアップ」の時間帯に対して作業項目を割り当てる場合、優先度データ500において「ウォーミングアップ」の優先度が高く、かつ、宿題1004が「必須」となっている作業項目を、最も高い優先度の作業項目として割り当てる。なお、追加作業項目リスト1000の宿題1004の情報と優先度データ500の情報は、どちらを優先して扱ってもよく、作業者にあった優先度の組み合わせから作業項目の割り当てを行ってもよい。
作業算出処理部102は、優先度の高い順に図9の補足作業項目リスト900の標準時間922を加算していき、その加算値と計画作業時間を比較する。作業算出処理部102は、標準時間922の加算値が計画作業時間を超える場合には、優先度が低い作業項目を外し、作業項目の標準時間922の加算値が計画作業時間内に収まるようにする。
なお、この後に、作業算出処理部102は、基本作業項目リスト700のグループID702の情報を用いて、同一のグループ内で作業項目を並び替えてもよい。例えば、組み合わせの生成処理により、同一のグループID702の作業項目が、問題番号の順に並んでいないことを想定する。例えば、同一のグループID702において、問題番号が10、3、5、1の順になっている場合、作業者の利便性を考慮し、問題番号が1、3、5、10と並ぶように優先度を付与してもよい。この処理により、作業者が、問題集のページを行ったり来たりすることなく、ページの順番に沿って問題を解くことができる。
なお、組み合わせの生成方法には、作業項目の標準時間922の合計値を計画作業時間内に収める作業項目の組み合わせを選出することが可能なあらゆる公知の方法が含まれる。
その後、作業算出処理部102は、組み合わせの生成処理によって選出された各作業項目について、計画作業時間の開始時刻と標準時間922から開始時刻1202及び終了時刻1203を算出する。また、作業算出処理部102は、各作業項目について、グループリスト800の情報を参照することにより科目1204を算出する。さらに、作業算出処理部102は、各作業項目について、表示用変換テーブル1500を用いて表示1205を算出する。以上の処理により、作業算出処理部102は、実施作業項目リスト1200を作成する。
次に、作業算出処理部102は、未実施作業項目リスト1300を生成する(S304)。未実施作業項目リスト1300とは、S303の組み合わせの生成において実施作業項目リスト1200に含まれなかった作業項目のリストである。なお、実施作業項目リスト1200から外れた作業項目は、推奨実施期間924内であれば、未実施作業項目リスト1300に加えなくともよい。以上で、実施作業項目リスト1200及び未実施作業項目リスト1300が確定する。
なお、図3のシーケンスは、図2のS225、S233で繰り返し実行されるが、S301からS304のすべての処理を実施しなくてもよい。例えば作業項目一時保管部107に、S301で一度算出した作業項目を保持しておけば、同日である限り再度対象となる作業項目を選出しなくてもよい。
図16は、表示処理部104によって表示される、進捗管理装置100の開始待ち画面の例である。開始待ち画面1600は、図2のS226で表示される画面である。
表示領域1601は、本装置を使用している日などの対象日に実施する作業項目や、計画作業項目を表示する領域である。スケジュール領域1602は、横軸に時間軸をとって、計画作業項目と実施作業項目を時系列で表示する領域である。表示処理部104は、計画作業項目リスト600及び実施作業項目リスト1200の内容をスケジュール領域1602に表示する。
計画作業項目として、開始時刻603、終了時刻604、及び属性605が表示される。表示方法としては、同じ属性の計画作業項目は纏めて表示してもよい。例えば連続する2つの計画作業項目が同一の属性である場合は、ひと纏まりの属性で表示してもよい。
作業項目は、その内訳が表示されてもよい。スケジュール領域1602の部分1603は、「勉強」の作業項目に対応する。部分1603は、実施作業項目リスト1200の科目1204に対応する第1の内訳1604と、実施作業項目リスト1200の表示1205に対応する第2の内訳1605を含む。第1の内訳1604は、連続する作業項目の科目822を纏めて表示する。第2の内訳1605に表示される内容は、上述したように、表示用変換テーブル1500を用いて変換された内容である。第2の内訳1605は、この例に限定されず、種類736又は問題系列825をそのまま表示してもよい。
なお、「勉強」と言った作業項目に対応する計画作業項目の中で、作業項目が割り当てられない時間は、1606のように予備の時間として表示されてもよい。
スケジュール領域1602での表示は、計画作業項目ごと、内訳の種類ごとに、記号、模様、又は色などを変えてもよい。第2の内訳1605の対応する色及び模様の内容は、1608に表示される。スケジュール領域1602のバー1607は現在時刻を示しており、スケジュール領域1602に対して現在時刻を重ねて表示する。これにより、作業者が、実施作業項目に対する進捗の状況をリアルタイムに把握することができる。
また、領域1609には、作業項目とはならない項目の時間、作業項目となる項目の時間、計画作業項目で時間が確保されているが、作業項目をすべて実施した場合でも余剰となる時間がそれぞれ表示される。本例では、表示処理部104は、「勉強」以外の項目である「生活」の合計時間と、「勉強」の項目の合計時間と、余剰となる「予備」の合計時間とを、領域1609に表示する。詳細には、「生活」は、計画作業項目リスト600のうち、属性605が「生活」である計画作業の合計時間であり、「勉強」は、実施作業項目リスト1200の作業項目に対応する標準時間922の合計時間であり、「予備」は、計画作業項目リスト600のうち、属性605が「勉強」である計画作業項目の合計時間と前記標準時間922の合計時間の差である。作業者は、主な進捗管理対象である「勉強」以外に使用する時間を、「生活」の表示から把握することができる。また、「勉強」は勉強に実際に割く時間を把握することができ、「予備」は勉強が予定通りに完了した場合に余剰となる時間を把握することができる。
進捗率1610は、進捗を百分率で示している。例えば、表示処理部104は、実施作業項目リスト1200の作業項目に対応する標準時間922の合計値を算出し、そのうち完了した標準時間922の合計値を進捗として表示してもよい。別の例としては、標準時間922の代わりに獲得ポイント931を表示してもよいし、その他の割合を示す様々な手法を用いてよい。
入力領域1621は、開始ボタン1622及び変更ボタン1623を備える。入力領域1621には、実施作業項目リスト1200のうち、これから実施することになる最初の作業項目(ここでは、算数の問題番号)が表示されている。この例では、最初の作業項目は、実施作業項目リスト1200のうち、最も優先度が高い作業項目である。作業者は、開始ボタン1622を押下して、当該作業項目を開始することができる。
一方、作業者が変更ボタン1623を押下すると、次に実施する作業項目を変更できる。変更方法の例としては以下がある。例えば、表示処理部104が、実施作業項目リスト1200の一部又は全部を表示し、作業項目の選択を受け付けてもよい。また、表示処理部104が、未実施作業項目リスト1300の一部又は全部を表示し、作業項目の選択を受け付けてもよい。さらに別の例として、変更ボタン1623への入力前あるいは入力後に科目の内訳である第1の内訳1604をタッチする、又は、難易度などを簡易的に表示する第2の内訳1605をタッチしたときに、表示処理部104が、その内訳に該当する作業項目もしくは類似の作業項目を選択するためのリストを表示してもよい。
他者比較領域1641は、進捗管理装置100を使用する作業者と他の進捗管理装置を使用する作業者の進捗状況を一覧で表示し、作業者間の競争を促すための表示領域である。ポイント1642は、作業者が獲得した累積のポイントを示している。この例では、ポイント1642は、進捗比較データ1100のポイント1103に対応する。なお、このポイントの加算期間は日、週など何でもよい。
比較内容1643は、比較方法ごとに、進捗管理装置100を使用する作業者と他者との比較結果を表示する領域である。本例において、比較内容1643には、全国の作業者との比較、クラス内の作業者との比較、及び、設定したライバル内での比較が同時に表示されている。また、作業者間のポイントは偏差値化されてもよい。比較内容1643では、左端を偏差値35、右端を偏差値65、中央を偏差値50として、表示中の作業者の偏差値がバー1644によって示されている。1645は、進捗管理装置100を使用している日の一日の獲得ポイントである。1646は、比較方法ごとの、進捗管理装置100を使用している作業者の偏差値である。
1647から1649は、比較方法を変えるためのボタンである。第1のボタン1647を押下すると、比較対象を同一の志望校を登録している他の作業者との比較が、比較内容1643に表示される。本例では、同一の志望校の他者との比較結果は、「ライバル」の代わりに表示される。第2のボタン1648を押下すると、作業者の先週の進捗との比較が、比較内容1643に表示される。先週の進捗とは、同じ曜日、同時刻の進捗と比較する。この場合は、先週の進捗を偏差値50相当の中央として、作業者の状況が表示されてもよい。第3のボタン1649を押下すると、登録した仲の良い友達との比較が、比較内容1643に表示される。なお、第1〜第3のボタン1647〜1649の比較を可能とするために、図4のプロジェクトデータ400や図11の進捗比較データ1100が、同一志望校での比較、先週の自分との比較、友達との比較を可能にするための情報を保持すればよい。例えば、プロジェクトデータ400が、志望校のデータ及び友達(友達の生徒ID)のデータを保持してもよい。また、進捗比較データ1100が、志望校及び友達同士を関連付ける情報をさらに含んでもよい。さらに、進捗比較データ1100が、累積ポイントだけでなく、所定の期間ごとのポイントデータを保持してもよい。
本実施例では、進捗管理装置100は、算出したポイントを他の装置(進捗管理サーバ110)に送信し、進捗管理サーバ110から他者情報(他者との比較データ)を受信する。そして、進捗管理装置100は、算出したポイントと他者のポイントとの比較結果を画面上に表示する。これにより、作業者は、他者との比較結果を参照して、学習に対するモチベーションを維持することができる。また、進捗管理装置100は、異なる複数の比較方法を用いた他者との比較結果を同時に画面上に表示することができる。これにより、様々な観点で、作業者が自分の位置を確認することができる。また、進捗管理装置100の画面上では、複数の比較方法の中から適当な他者との比較方法を選択することができる。
図17は、表示処理部104によって表示される、進捗管理画面の例である。進捗管理画面1700は、図2のS228において表示されるものであり、図16の開始ボタン1622が押された後に表示される画面である。なお、図17において、図16と同じ構成要素については同じ符号を付して、説明を省略する。
図17では、バー1607は経過した時刻に合わせて移動している。図2のS227の後に、入力領域1621は、表示領域1721に変更される。より詳細には、開始ボタン1622及び変更ボタン1623が、インセンティブを示す領域1722及び1724に置き換わって表示される。また、開始ボタン1622を押下した時点からの経過時間が領域1723に表示される。さらに、進捗を入力するための第1〜第4のボタン1725〜1728が表示される。
表示領域1721には、「今解く問題」が表示されており、現在実施中の作業項目が示されている。作業者は、第1〜第4のボタン1725〜1728を用いて、作業項目の進捗を入力する。この作業は、図2のS209に対応する。
インセンティブの領域1722では、3分以内に作業終了し第1のボタン(「できた」ボタン)1725を押下した場合には2重丸、4分以内に作業終了し第1のボタン1725を押下した場合には丸、6分以内に作業終了し第1のボタン1725を押下した場合には三角がマークとして割り当てられている。同様のマークがインセンティブの領域1724に表示されており、2重丸では5ポイント、丸では3ポイント、三角では2ポイントを獲得できることが示されている。ここでのポイントは、例えば図9のポイント931が表示される。ここで獲得されたポイントは、図2のS230において、個人進捗情報として進捗管理サーバ110に送信される。
第2のボタン(「休む」ボタン)1726は、一旦経過時間の測定を停止させるためのボタンである。第2のボタン1726が押下されると、進捗管理処理部103は、実施項目リスト1400の実施終了1406に日時を記録し、状態1407に「休憩」と記録する。なお、第2のボタン1726を押下したときには、「再開」ボタンを表示領域1721に表示する。「再開」ボタンの押下時には、第2のボタン1726の押下前に実施中であった作業項目に関して、実施項目リスト1400内の情報を編集してもよいし、別の作業項目として実施項目リスト1400に新たに追加してもよい。
第3のボタン(「飛ばす」ボタン)1727の押下時には、表示処理部104は、理由を入力する画面を表示する。理由の入力では、理由だけでなく、その作業項目の予定を入力させてもよい。例えば、「簡単・やらない」、「難しい・解答確認」、「難しい・土曜日実施」といった入力を予めテンプレートとして用意しておき、これらの理由から1つを選択する形の画面が表示されてもよい。進捗管理処理部103は、入力された内容を、実施項目リスト1400の状態1407に反映させてもよい。例えば、「簡単・やらない」の場合には「簡単・除外」、「難しい・解答確認」の場合には「難・解答確認」、「難しい・土曜日実施」の場合には「難・土曜日実施」が、状態1407に記録されてもよい。また、「簡単・やらない」又は「難しい・土曜日実施」の場合、進捗管理処理部103は、その作業項目を、未実施作業項目リスト1300に新たに追加してもよい。なお、「簡単・やらない」の場合に未実施作業項目リスト1300に作業項目を追加するのは、作業者は「やらない」と判断するが、作業者の監督者(例えば親又は先生)が「必要な作業項目」と判断する場合があるためである。
第4のボタン(「丸付け」ボタン)1728は、採点を開始するボタンである。第4のボタン1728を押下すると、進捗管理処理部103は、現在実施中の作業項目の経過時間の測定を中止する。そして、表示処理部104は、採点結果を入力するための入力画面を表示する。例えば、実施項目リスト1400の採点1408が「未実施」である作業項目について、問題番号などが表示され、正解又は不正解といった結果を入力可能とする。不正解の場合は、進捗管理処理部103は、その作業項目を、予備時間に実施する作業項目として実施作業項目リスト1200に新たに追加してもよいし、又は、実施項目リスト1400に新たに追加してもよい。この場合、作業IDは、不正解となった作業項目の作業IDの枝番を増分するなど、異なるIDとなる。
図18は、進捗管理画面において計画作業時間を変更するときの例である。進捗管理画面1800は、図2のS228の後に、作業者が計画作業時間の変更操作を行った場合の画面である。なお、図18において、図16及び図17と同じ構成要素については同じ符号を付して、説明を省略する。
スケジュール領域1602は、計画作業時間の変更が入力できるように構成される。スケジュール領域1602では、実施作業項目が割り当てられた第1の時間帯(「勉強」の時間)と、作業項目を割り当てることができない第2の時間帯(「生活」の時間)とが時間軸上に表示されている。ここで、スケジュール領域1602の部分1603は「勉強」の作業項目に対応する。作業者は、部分1603をタップして選択し、指を画面上で横にスライドさせることによりその時間幅を横に引き延ばすことができる。1801は、部分1603の時間幅を引き延ばした状態を示す。このとき、表示処理部104は、計画作業時間の変更の操作が行われると、変更確定画面1860を表示する。変更確定画面1860は、変更によって計画作業時間がどのように変化するかを示す領域1861と、「はい」ボタン1862と、「いいえ」ボタン1863とを備える。この例では、作業者は、変更確定画面1860によって、「勉強」の時間が30分増え、「生活」の時間が30分減ることを確認することができる。
上記の計画作業時間の変更操作は、例えば図2のS228とS229との間で行われる。このとき、計画作業時間の変更に応じて、作業算出処理部102が、実施作業項目リスト1200を再度作成する。したがって、この例では、図2のS228とS229との間で計画作業時間の変更操作が行われた場合、S225の処理内容が作業算出処理部102によって実施され、表示処理部104によって再度進捗管理画面が表示されることになる。
図19は、計画作業時間を変更した後の進捗管理画面の例である。進捗管理画面1900では、図18で時間幅を引き延ばした結果が確定し、スケジュール領域1602において、時間幅が拡大された勉強の部分1902として表示されている。また、この変更に伴って作業算出処理部102が実施作業項目リスト1200を作成した結果、引き延ばした時間幅の部分に対して、新たに別の作業項目1903が割り当てられている。また、計画作業時間を変更した結果、今日のスケジュールの勉強時間に、さらに別の作業項目1904が割り当てられている。また、領域1609では、「勉強」の合計時間と、「生活」の合計時間が変更されている。
図18及び図19で説明した構成によれば、作業者は、作業項目を実施中に計画作業時間を変更し、変更した計画作業時間に関してリアルタイムに新たなスケジュールを作成し、その内容を確認することができる。作業者は、自身の状況に合わせて、自由に「勉強」の時間と「生活」の時間を柔軟に変更することができる。
以上では、進捗管理装置100に表示される様々な画面について説明したが、上述した画面以外に、表示処理部104は、未実施作業項目リスト1300の中から作業項目を削除し、又は、未実施作業項目リスト1300の中の作業項目を予備時間に実施することを設定するための画面を表示してもよい。例えば、進捗の入力において、第3のボタン1727を押下した後に、理由として「簡単・やらない」が入力されたと想定する。この場合、作業者の監督者(例えば親又は先生)が、その画面上において必要のない作業項目を確認し、未実施作業項目リスト1300から削除することができる。
また、作業者の監督者(例えば親又は先生)が、画面上で実施する必要がある作業項目を確認し、その作業項目を予備時間に実施することを設定することができる。このとき、その作業項目が、予備時間に実施する作業項目として実施作業項目リスト1200に追加されてもよい。
以上で説明した実施例によれば、進捗管理装置100は、複数の作業項目を含む作業項目データベース115,116から実施作業項目を選出し、選出された実施作業項目を時間軸とともに表示することができる。ここで、進捗管理装置100は、作業者からの進捗に関する入力に応じて、実施作業項目に関する情報を変更し、当該変更された情報を表示する。ここで、「実施作業項目に関する情報」とは、上述した実施作業項目に関するあらゆる内容を含む。例えば、「実施作業項目に関する情報の変更」としては、開始待ち画面1600から進捗管理画面1700への遷移、進捗管理画面1700に表示される問題の内容(ある問題番号が終わった後の次の問題番号への遷移)、実施作業項目の実施中に表示される経過時間、実施作業項目と現在時刻との関係(バー1607など)、実施作業項目の進捗度合(進捗率1610)、作業項目を中断したり放棄した場合の表示内容の変更、実施作業項目の実施により獲得されたポイント(ポイント1642,1645)、作業者の状況に応じて選出し直された実施作業項目の組み合わせ(スケジュール領域1602)、などが含まれる。
作業者は、作業項目を実施するときに状況が刻々と変化する。例えば、ある問題が早く終わって残り時間が余ったり、又は、ある問題に時間がかかり残り時間が少なくなるなどの状況が考えられる。また、学習者の体調、学校行事や家庭行事等により、作業者の使用可能な時間は刻々と変化する場合もある。本実施例の進捗管理装置100は、作業者自身の状況の把握やスケジュールの柔軟な変更が可能となる。したがって、作業者の状況又は予定が刻々と変化する場合において、学習作業を最適なスケジュールで割り当てて、その学習作業の進捗管理を行うことができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることがあり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記実施例で示された各機能、処理部等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現しても良い。各機能等を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録或いは記憶装置、またはICカード、SDカード、DVD等の記録或いは記憶媒体に格納することができる。
さらに、上述の実施例において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていても良い。
100 :進捗管理装置
101 :ユーザインタフェース
102 :作業算出処理部
103 :進捗管理処理部
104 :表示処理部
105 :通信処理部
106 :個人作業項目保管部
107 :作業項目一時保管部
108 :作業者情報保管部
110 :進捗管理サーバ
111 :ユーザインタフェース
112 :更新要求処理部
113 :他者情報生成部
114 :通信処理部
115 :基本作業項目データベース
116 :追加作業項目データベース
117 :進捗比較データベース
120 :インターネット

Claims (10)

  1. 複数の作業項目を含む作業項目データベースと、
    前記複数の作業項目から実施作業項目を選出する選出処理部と、
    前記実施作業項目を表示する表示部と、
    作業者からの入力を受け付ける入力部と、
    を備え、
    前記表示部が、前記入力部による進捗に関する入力に応じて、前記実施作業項目に関する情報を変更し、前記実施作業項目に関する前記変更された情報を表示することを特徴とする進捗管理装置。
  2. 請求項1に記載の進捗管理装置において、
    前記作業項目は、作業内容を特定する情報と、前記作業内容を実施すべき実施予定期間を特定するための情報とを含むことを特徴とする進捗管理装置。
  3. 請求項2に記載の進捗管理装置において、
    前記選出処理部は、前記進捗管理装置が保持する日付と、前記作業項目の前記実施予定期間とを比較し、当該作業項目の前記実施予定期間内に前記日付が含まれる場合、前記作業項目を前記実施作業項目として選出することを特徴とする進捗管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の進捗管理装置において、
    前記選出処理部は、前記実施作業項目の作業時間の合計値が前記作業項目を割り当てることが可能な計画作業時間内に収まるように、前記実施作業項目の組み合わせを選出することを特徴とする進捗管理装置。
  5. 請求項4に記載の進捗管理装置において、
    前記選出処理部は、前記作業項目の優先度に基づいて、前記実施作業項目の組み合わせを選出することを特徴とする進捗管理装置。
  6. 請求項4に記載の進捗管理装置において、
    前記選出処理部は、前記実施作業項目の組み合わせに含まれなかった作業項目を未実施作業項目リストとして記録することを特徴とする進捗管理装置。
  7. 請求項6に記載の進捗管理装置において、
    前記表示部は、前記未実施作業項目リストの各作業項目を削除する、又は、前記未実施作業項目リストの各作業項目を予備時間に実施することを設定するための画面をさらに表示することを特徴とする進捗管理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の進捗管理装置において、
    前記選出処理部が、前記入力部による進捗に関する入力に応じて、前記実施作業項目を選出し、前記表示部が、当該選出された前記実施作業項目を表示することを特徴とする進捗管理装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の進捗管理装置において、
    前記表示部は、前記実施作業項目が割り当てられた第1の時間帯と、前記作業項目を割り当てることができない第2の時間帯とを時間軸上に表示し、
    前記選出処理部が、前記入力部による前記第1の時間帯及び前記第2の時間帯の変更に応じて、前記実施作業項目を選出することを特徴とする進捗管理装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の進捗管理装置において、
    前記表示部は、前記入力部による進捗に関する入力に応じて、前記実施作業項目から獲得されたポイントを表示することを特徴とする進捗管理装置。
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