JP3441921B2 - 教習支援装置及び教習支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

教習支援装置及び教習支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP3441921B2
JP3441921B2 JP14675297A JP14675297A JP3441921B2 JP 3441921 B2 JP3441921 B2 JP 3441921B2 JP 14675297 A JP14675297 A JP 14675297A JP 14675297 A JP14675297 A JP 14675297A JP 3441921 B2 JP3441921 B2 JP 3441921B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図16) 発明が解決しようとする課題(図16〜図18) 課題を解決するための手段(図1,図2) 発明の実施の形態 (a)教習支援装置の構成(図3) (b)教習支援装置の動作 (b1)教習所における教習支援装置の動作(図3〜図
14) (b2)教習所支援団体における教習支援装置の動作
(図3,図6〜図15) (b3)その他 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車教習所等の
教習所(教習所には各種専門学校や英会話学校等も含
む)において用いて好適な教習支援装置に関し、特に、
教習予定表から教程を任意に選択して所定の教習コース
を履修する際に利用する履修スケジュールを作成するた
めの教習支援装置及び教習支援プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】従来の自動車教習所の履修カリキュラム
においては、学科教習の履修制限が比較的ゆるやかであ
った。このため、生徒(教習生)は、例えばまず最初に
受講できる学科を集中的に受講して、先になるべく多く
の学科教習を履修するとともに、技能教習等の関係によ
り受講できなかった学科については、教習予定表を参照
してその学科教習が行なわれる日時を確認して受講する
ことにより、効率よく学科教習を履修することが可能で
あった。
【0004】ところが、平成6年度に自動車教習所の履
修カリキュラムが改正され、学科教習と技能教習とを各
段階毎に同時に進行させなければならなくなったため、
従来のように効率よく学科教習を履修することができな
くなった。さらに、この履修カリキュラムの改正により
教習の履修条件が複雑になり、ある教習を履修するため
には所定の教習が履修されていることが前提となったた
め、効率よく教習を進めるための最適な履修スケジュー
ルを作成することが必要となった。
【0005】ここで、このような場合における履修スケ
ジュールの作成にかかる手順について、図16を参照し
て説明する。自動車教習所内においては、まず、生徒
(教習生)101Aが、現在の教習(学科教習及び技能
教習)の履修の進行状況である履修現況104と、生徒
101Aが教習を受けることができない日時等を示す履
修制限事項105とを、教習所所員102に口頭で(あ
るいは所定用紙に記載して)伝えると、教習所所員10
2が、教習所により提示された教習予定表103を参照
し、履修現況104及び履修制限事項105を考慮しな
がら、生徒101Aの今後の履修スケジュールである履
修表106を手作業により作成する。
【0006】なお、図16に示す教習予定表103は固
定のものであり、履修現況104,履修制限事項105
及び履修表106は可変のものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
により説明したように教習所所員102の手作業により
作成された履修表106は、単に教習予定表103の履
修すべき教習に印をつけた(マーキングした)程度のも
のであったり、履修表106の内容が口頭で伝えられる
程度のものであるため、生徒101Aにとって親切なも
のではなかった。
【0008】また、生徒101Bや生徒101Cのため
の履修表106の作成においては、それぞれの履修現況
104及び履修制限事項105が生徒101Aのものと
は異なるため、各生徒101B,101C毎に最適な履
修表106を手作業により作成していたのでは、履修表
106の作成に多くの時間を要するため、各生徒101
B,101Cに速やかに履修表106を提供することが
できない上、履修表106の作成に多くの労力も要する
ため、教習所所員102の負担も大きくなるという課題
があった。
【0009】さらに、前述のごとく、履修カリキュラム
の改正により教習の履修条件が複雑になったため、生徒
101A〜101Cの都合によりそれぞれの履修現況1
04及び履修制限事項105が変化すると、履修表10
6を大幅に変更しなければならないこともあり、このよ
うな場合には再度履修表106を作成しなければなら
ず、教習所所員102の負担が更に大きくなるという課
題がある。
【0010】このため、教習所所員102が手作業によ
り行なっていた履修表106の作成を自動化するため
に、図17に示すように、各生徒101A〜101C毎
にそれぞれIDカード108A〜108Cを作成して、
各生徒101A〜101Cの履修現況104及び履修制
限事項105をそれぞれのIDカード108A〜108
Cの磁気ストライプ部(マグネティックストライプ部)
に磁気データとして記録して、これらの磁気データを利
用して履修表106を作成することも行なわれている。
【0011】この場合にはIDカード発行機109A,
IDカード書き込み機109B及びIDカード読み込み
機109C等をそなえた大掛かりなIDカードシステム
109が必要となり、このようなIDカードシステム1
09をそなえることができない教習所においてはこれを
利用することができない。ところで、従来より教習所の
入校希望者に教習所を紹介することにより各教習所を支
援する団体(教習所支援団体)があり、教習所の入校希
望者は、この教習所支援団体による教習所の紹介サービ
スを受けて、各自の希望する条件に適した教習所を選択
することができる。
【0012】しかしながら、このときの教習所の紹介サ
ービスでは、入校希望者は、各自の履修条件(教習を受
けることができない日時等)を考慮した履修スケジュー
ルを把握することはできないため、各教習所の履修スケ
ジュールを参照して、例えば各教習所に入校したと想定
したときのそれぞれの教習所における卒業の時期等を比
較して教習所を選択するようなことはできなかった。
【0013】つまり、通常、教習所への入校希望者は、
入校先の教習所を決めてその教習所に実際に入校してか
らでなければその教習所の教習予定表等に応じた履修表
を受け取ることができず、入校希望者が教習所を選択す
る材料として各教習所毎の履修表を用いることはできな
い。そこで、教習所支援団体において、入校希望者の履
修条件を考慮したときの履修スケジュールを作成する際
には、図18に示すように、教習所支援団体の教習所支
援者112が、各教習所116A,116Bの教習予定
表114A,114Bを予め収集しておき、これらの教
習予定表114A,114Bを参照し、入校希望者11
1の履修条件である履修制限事項113を考慮しなが
ら、入校希望者111のための履修表115を手作業に
より作成し、その履修表115と履修表115の作成対
象になった教習所の教習予定表(教習予定表114Aま
たは教習予定表114B)とを入校希望者111に提供
することが考えられる。
【0014】なお、図18に示す履修制限事項113は
固定のものであり、教習予定表114及び履修表115
は可変のものである。しかしながら、このように教習所
支援者112の手作業により入校希望者111の履修制
限事項113を考慮した履修表115を各教習所毎にそ
れぞれ作成すると、履修表115の作成に多くの時間を
要するため、入校希望者111に速やかに履修表115
を提供することができない上、履修表115の作成に多
くの労力も要するため、教習所支援者112の負担も大
きくなるという課題があった。
【0015】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、生徒(教習生)や入校希望者の履修条件等を
考慮した最適な履修スケジュールを即座に作成して、生
徒や入校希望者に対するサービスの向上を図るようにし
た、教習支援装置及び教習支援プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図であり、この図1に示す教習支援装置1は、教習
所により提示された教習予定表から教程を任意に選択し
て所定の教習コースを履修する教習システムのために用
いられるものであって、教習予定表ファイル3,履修制
限入力部4,スケジュール作成部5及び出力部6をそな
えて構成されている。
【0017】ここで、教習予定表ファイル3は、教習予
定表2を保持するものであり、履修制限入力部4は、教
習生の履修制限事項を入力するものである。また、スケ
ジュール作成部5は、教習予定表ファイル3に保持され
ている教習予定表2を参照し、履修制限入力部4から入
力された履修制限事項を考慮しながら、教習生が所定の
教習コースを修了するまでの履修スケジュールを作成す
るものである。
【0018】さらに、出力部6は、スケジュール作成部
5により作成された履修スケジュールを出力するもので
る。また、図1に示す教習支援装置1においては、
履修制限入力部4から入力された第1履修制限事項を
保持する履修制限ファイルと、教習生の現在の履修状況
を再見積り条件として入力する再見積り条件入力部とを
そなえ、第1スケジュール作成部5が、第1教習予定表
ファイル3に保持されている第1教習予定表2を参照す
るとともに履修制限ファイルから教習生についての第1
履修制限事項を読み出し、再見積り条件入力部から入力
された再見積り条件と履修制限ファイルから読み出した
第1履修制限事項とを考慮しながら、教習生が所定の教
習コースを修了するまでの履修スケジュールを再作成す
るようにしてもよい。
【0019】ところで、図2も本発明の原理ブロック図
であり、この図2に示す教習支援装置7は、教習所によ
り提示された教習予定表から教程を任意に選択して所定
の教習コースを履修する教習システムのために用いられ
るものであって、教習予定表ファイル9,教習所選択入
力部10,履修制限入力部11,スケジュール作成部1
2及び出力部13をそなえて構成されている。
【0020】ここで、教習予定表ファイル9は、複数の
教習所における教習予定表8−1〜8−nを保持するも
のであり、教習所選択入力部10は、複数の教習所のう
ちの一つを指定するためのものであり、履修制限入力部
11は、教習生の履修制限事項を入力するものである。
また、スケジュール作成部12は、教習所選択入力部1
0により指定された教習所についての教習予定表8−i
(i=1,2,…,n)を教習予定表ファイル9から読
み出し、読み出した教習予定表8−iを参照し、履修制
限入力部11から入力された履修制限事項を考慮しなが
ら、教習生が所定の教習コースを修了するまでの履修ス
ケジュールを作成するものである。
【0021】さらに、出力部13は、スケジュール作成
部12により作成された履修スケジュールを出力するも
のである。 従って、本発明の教習支援装置(1,7)
は、教習生が教習所において使用する場合と、入校希望
者が教習所支援団体において使用する場合とにおいて共
通のプログラムを用いて動作し、教習所により提示され
た教習予定表から教程を任意に選択して所定の教習コー
スを履修する教習システムのための教習支援装置(1,
7)であって、教習支援装置(1,7)が教習所におい
て使用されるべく、第1教習予定表2を保持する第1教
習予定表ファイル3と、教習生の第1履修制限事項を入
力する第1履修制限入力部4と、第1教習予定表ファイ
ル3に保持されている前記第1教習予定表2を参照し、
第1履修制限入力部4から入力された前記第1履修制限
事項を考慮しながら、前記教習生が前記所定の教習コー
スを修了するまでの履修スケジュールを作成する第1ス
ケジュール作成部5と、第1スケジュール作成部5によ
り作成された履修スケジュールを出力する第1出力部6
とをそなえるとともに、教習支援装置(1,7)が教習
所支援団体において使用されるべく、複数の教習所にお
ける第2教習予定表を保持する第2教習予定表ファイル
9と、前記複数の教習所のうちの一つを指定するための
教習所選択入力部10と、入校希望者の第2履修制限事
項を入力する第2履修制限入力部11と、教習所選択入
力部10により指定された教習所についての前記第2教
習予定表を第2教習予定表ファイル9から読み出し、読
み出した前記第2教習予定表を参照し、第2履修制限入
力部11から入力された前記第2履修制限事項を考慮し
ながら、前記入校希望者が前記所定の教習コースを修了
するまでの履修スケジュールを作成する第2スケジュー
ル作成部12と、第2スケジュール作成部12により作
成された履修スケジュールを出力する第2出力部13と
をそなえ、前記教習所において使用する場合の第1教習
予定表ファイル3及び前記教習所支援団体において使用
する場合の第2教習予定表ファイル9と、前記教習所に
おいて使用する場合の第1履修制限入力部4及び前記教
習所支援団体において使用する場合の第2履修制限入力
部11と、前記教習所において使用する場合の第1スケ
ジュール作成部5及び前記教習所支援団体において使用
する場合の第2スケジュール作成部 12と、前記教習所
において使用する場合の第1出力部6及び前記教習所支
援団体において使用する場合の第2出力部13とが、そ
れぞれ、共通のプログラムを用いて構成されたことを特
徴としている。
【0022】また、本発明の教習支援プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、教習生が
教習所において使用する場合と、入校希望者が教習所支
援団体において使用する場合とにおいて共通のプログラ
ムを用いてコンピュータを動作させ、教習所により提示
された教習予定表から教程を任意に選択して所定の教習
コースを履修する教習システムのためにコンピュータを
動作させる教習支援プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、教習支援プログラム
が、教習所において使用されるべく、第1教習予定表に
教習生の第1履修制限事項を反映した、第1履修スケジ
ュール作成用教習予定表2を作成する第1教習予定表作
成手段、及び、第1教習予定表作成手段により作成され
た前記第1履修スケジュール作成用教習予定表2に基づ
いて、前記教習生が前記所定の教習コースを修了するま
での履修スケジュールを作成する第1スケジュール作成
手段としてコンピュータを機能させるとともに、教習支
援プログラムが、教習所支援団体において使用されるべ
く、複数の教習所における第2教習予定表8−1〜8−
nを保持する第2教習予定表ファイル9から、指定され
た教習所についての前記第2教習予定表8−1〜8−n
を読み出す読出手段、読出手段により読み出された前記
第2教習予定表8−1〜8−nに入校希望者の第2履修
制限事項を反映した、第2履修スケジュール作成用教習
予定表8−1〜8−nを作成する第2教習予定表作成手
段、及び、第2教習予定表作成手段により作成された前
記第2履修スケジュール作成用教習予定表8−1〜8−
nに基づいて、前記入校希望者が前記所定の教習コース
を修了するまでの履修スケジュールを作成する第2スケ
ジュール作成手段としてコンピュータを機能させること
を特徴としている。さらに、前記教習支援プログラム
が、第1教習予定表2に教習生の第1履修制限事項と教
習生の現在の履修状況としての再見積り条件とを反映し
第1履修スケジュール作成用教習予定表を作成する
第1教習予定表作成手段、及び、第1教習予定表作成手
段により作成された第1履修スケジュール作成用教習予
定表に基づいて教習生が所定の教習コースを修了する
までの第1履修スケジュールを作成する第1スケジュー
ル作成手段としてコンピュータを機能させてもよい。
【0023】
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (a)教習支援装置の構成 図3は本発明の一実施形態にかかる教習支援装置の構成
を示す機能ブロック図であり、この図3に示す教習支援
装置20は、自動車教習所等の教習所により提示された
教習予定表から、教程(本実施形態においては各種学科
教習及び各種実車教習のことをいう)を任意に選択して
所定の教習コースを履修する教習システムのためのもの
であって、ハードウェアとしては、パーソナルコンピュ
ータ21,ディスプレイ34及びプリンタ35から構成
されている。
【0025】本実施形態の教習支援装置20は、教習所
において使用する場合の機能と、前述した教習所支援団
体において使用する場合の機能とを併せもって構成され
ており、後述するごとく共通のプログラム(ソフトウェ
ア)によって動作するようになっている。このパーソナ
ルコンピュータ21は、プロセッサ33を有し、このプ
ロセッサ33による統括的管理の下、後述する教習予定
入力部22,教習予定表ファイル23,教習所選択入力
部25,履修制限入力部26,履修制限ファイル27,
再見積り条件入力部29,履修表作成部30,画面出力
データ生成部31及び印字データ生成部32としての機
能を実現している。
【0026】ここで、教習予定入力部22は、教習所に
おける教習予定表を新規に入力したり、既に入力されて
いる教習予定表の内容を変更(更新)するためのもので
あり、教習予定表ファイル23は、教習予定入力部22
から入力された複数の教習所における教習予定表24−
1〜24−nを保持しうるものである。教習所選択入力
部25は、基本的に教習支援装置20を教習所支援団体
等において使用する場合に用いられるもので、教習予定
表ファイル23に保持される教習予定表24−1〜24
−nのいずれか一つを選択することにより、履修スケジ
ュール作成対象の教習所を指定するためのものである。
【0027】なお、本実施形態にかかる教習支援装置2
0を教習所において使用する場合には、教習予定表ファ
イル23にその教習所における教習予定表24−1一つ
だけを保持しておき、教習所選択入力部25を用いるこ
となく常にその教習予定表24−1が選択されるように
構成してもよいし、複数の教習予定表24−1〜24−
nが既に保持されているのならば、教習所選択入力部2
5によりその教習所の教習予定表24−i(i=1,
2,…,n)を一度選択した後には教習所選択入力部2
5を用いることなく常にその教習予定表が選択されるよ
うに構成してもよい。
【0028】また、本実施形態にかかる教習支援装置2
0を教習所支援団体において使用する場合には、教習所
選択入力部25により履修スケジュールの作成対象とな
る教習所の教習予定表24−iが、複数の教習予定表2
4−1〜24−nの中からその都度選択されることにな
る。履修制限入力部26は、ある教習生(教習支援装置
20を教習所支援団体等で用いる場合には教習所への入
校希望者)の履修制限事項を新規に入力したり、既に入
力されている履修制限事項の内容を変更(更新)するた
めのものである。なお、履修制限事項とは、教習生が来
校できない曜日,時間帯及び日時等の情報のことであ
る。
【0029】履修制限ファイル27は、教習支援装置2
0を教習所において使用する場合に用いられるもので、
履修制限入力部26から入力された履修制限事項28−
1〜28−mを教習生毎に保持するものである。再見積
り条件入力部29は、教習支援装置20を教習所におい
て使用する場合に用いられるもので、教習生の現在の履
修状況(履修の進行状況)を再見積り条件として入力す
るためのものである。
【0030】履修表作成部30は、教習所選択入力部2
5により指定された教習所についての教習予定表24−
iを教習予定表ファイル23から読み出し、読み出した
教習予定表24−iを参照するとともに、履修制限入力
部26から入力された履修制限事項〔もしくは履修制限
ファイル27から読み出した履修スケジュール作成対象
となる教習生についての履修制限事項28−j(j=
1,2,…,m)〕を考慮しながら、教習生や入校希望
者が所定の教習コースを修了するまでの履修スケジュー
ル(履修表)を作成するスケジュール作成部として機能
するものである。
【0031】また、この履修表作成部30は、教習支援
装置20を教習所において使用する際に、再見積り条件
入力部29から再見積り条件が入力されると、教習予定
表ファイル23におけるその教習所の教習予定表24−
iを参照しながら、再見積り条件と履修スケジュール作
成対象となる教習生の履修制限事項28−jとを考慮し
て、その対象教習生が現時点から所定の教習コースを修
了するまでの履修スケジュールを再作成する機能も有し
ている。
【0032】画面出力データ生成部31は、教習予定入
力部22,教習所選択入力部25,履修制限入力部26
及び再見積り条件入力部29を用いた各入力操作におけ
る案内画面についての画面出力データや、履修表作成部
30により作成された履修スケジュールについての画面
出力データをディスプレイ34に出力するものである。
【0033】印字データ生成部32は、履修表作成部3
0により作成された履修スケジュールについての印字デ
ータをプリンタ35に出力するものである。なお、プロ
セッサ33は、パーソナルコンピュータ21における動
作の統括制御を行なうものである。ところで、本実施形
態において、履修表作成部30,画面出力データ生成部
31及び印字データ生成部32に相当する機能は、例え
ばパーソナルコンピュータ21におけるディスク装置等
の記録媒体(図示せず)に記録されたプログラム(以下
では教習支援プログラムという)をメモリ(RAM)に
読み出し、その教習支援プログラムを起動してCPU
(中央処理装置)で実行することにより、CPUの動作
として実現される。
【0034】ここで、教習支援プログラムは、教習所に
より提示された教習予定表から教程を任意に選択して所
定の教習コースを履修する教習システムのためにコンピ
ュータを動作させるものであって、複数の教習所におけ
る教習予定表を保持する教習予定表ファイルから指定さ
れた教習所についての教習予定表を読み出す読出手段、
読出手段により読み出された教習予定表に教習生の履修
制限事項と前記教習生の現在の履修状況としての再見積
り条件とを反映した履修スケジュール作成用教習予定表
を作成する教習予定表作成手段、教習予定表作成手段に
より作成された履修スケジュール作成用教習予定表に基
づいて教習生が所定の教習コースを修了するまでの履修
スケジュールを作成するスケジュール作成手段(履修表
作成部30が読出手段,教習予定表作成手段及びスケジ
ュール作成手段に相当する)、教習予定入力部22等を
用いた入力操作における案内画面についての画面出力デ
ータや作成された履修スケジュールについての画面出力
データをディスプレイ34に出力する画面出力データ生
成手段(画面出力データ生成部31がこの手段に相当す
る)、及び、作成された履修スケジュールについての印
字データをプリンタ35に出力する印字データ生成手段
(印字データ生成部32がこの手段に相当する)として
CPUを機能させるものである。
【0035】なお、この教習支援プログラムは、例えば
CD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録されており、このコンピュータ読み取り可能な記
録媒体からパーソナルコンピュータ21におけるディス
ク装置等にインストールされて使用される。
【0036】また、本実施形態においては、教習予定入
力部22,教習所選択入力部25,履修制限入力部26
及び再見積り条件入力部29として、例えばパーソナル
コンピュータ21に付属のキーボードやマウス等を用い
ている。さらに、本実施形態においては、教習予定表フ
ァイル23及び履修制限ファイル27は、例えばパーソ
ナルコンピュータ21に内蔵されたメモリ(図示せず)
に格納されている。
【0037】なお、ディスプレイ34は、パーソナルコ
ンピュータ21の画面出力データ生成部31から画面出
力データを受け、教習予定入力部22,教習所選択入力
部25,履修制限入力部26及び再見積り条件入力部2
9を用いた各入力操作における案内画面を表示するほ
か、履修表作成部30により作成された履修スケジュー
ルを表示する出力部としての機能を果たすものである。
【0038】また、プリンタ35は、パーソナルコンピ
ュータ21の印字データ生成部32から印字データを受
け、履修表作成部30により作成された履修スケジュー
ルを、例えば教習生に手渡すべく所定の用紙に印字する
出力部としての機能を果たすものである。 (b)教習支援装置の動作 上述した教習支援装置20の動作を、以下で詳細に説明
する。
【0039】(b1)教習所における教習支援装置の動
作 図3に示すような本実施形態にかかる教習支援装置20
を、教習所において使用した場合の本装置20の動作
を、図4に示すフローチャートを用いて説明する。ま
ず、図3に示すパーソナルコンピュータ21の有する各
種機能を実現するためのソフトウェアのうちの教習所履
修スケジュールソフトウェアが起動されると、パーソナ
ルコンピュータ21が教習支援装置20として機能する
ようになり(ステップA1)、図6に示すようなメニュ
ー画面(メインメニュー)がディスプレイ34に表示さ
れる。
【0040】なお、この状態で、メニュー画面の“履修
表作成”が選択されると、履修表作成部30によって、
履修制限なし,前回の履修表作成時に使用した教習予定
表24−i(i=1,2,…,n)を教習予定表として
使用するという条件で履修表が作成(演算)される。次
いで、この履修表作成部30では、この教習支援装置2
0が使用される教習所の教習予定が既に入力されている
か否かが判断される(ステップA2)。
【0041】教習所においては、ある期間(例えば1ヵ
月)における教習予定が一度入力されていれば、教習予
定を履修スケジュールを作成するたび毎に毎回入力する
必要はないため、新規に本装置20を使用する場合と、
本装置20を使用して前記のある期間を超えたために教
習予定を更新する場合に、教習予定を入力すればよい。
【0042】ここで、教習予定の入力が行なわれる場合
には、図6に示すメニュー画面の“教習予定入力”が選
択されると、図7に示すような教習予定入力画面がディ
スプレイ34に表示される。この図7に示す教習予定入
力画面において、教習支援装置20が使用される教習所
名が入力されると、履修表作成部30では、教習予定フ
ァイル23に既にその教習所の教習予定表24−i(i
=1,2,…,n)が保存されているか否か(即ち教習
予定の新規入力が行なわれるか追加入力が行なわれる
か)が判定される。
【0043】ここで、教習予定ファイル23にその教習
所の教習予定表24−iが保存されていない場合(即ち
教習予定の新規入力を行なう場合)には、例えば図8に
示すような教習予定表24−iが、その入力表内が空白
の状態で表示され、この状態から教習予定が新規に入力
される。また、教習予定ファイル23に既にその教習所
の教習予定表24−iが保存されている場合(即ち教習
予定の追加入力を行なう場合)には、図9に示すように
教習予定表24−iにおける教習予定が初期値として画
面に表示され、教習予定の変更等がある場合にこの状態
から教習予定が追加入力される(ステップA2のnoル
ートからステップA3)。
【0044】なお、教習予定の入力が完了すると、入力
された教習予定表24−iが教習予定表ファイル23に
保存され、表示画面は再び図6に示すメニュー画面とな
る。また、教習予定の入力が行なわれない場合(教習支
援装置20を使用する教習所の教習予定の入力が終了し
ている場合)には、このステップA3における動作は省
略される(ステップA2のyesルートからステップA
4)。
【0045】さらに、履修表作成部30では、教習支援
装置20が使用される教習所の選択が終了しているか否
か(即ち教習支援装置20が使用される教習所の教習予
定表24−iの選択が終了しているか否か)が判断され
る(ステップA4)。教習所においては、既に自教習所
が指定されていれば、以後教習所の選択を行なう必要は
ない。また、自教習所を選択する場合には、自教習所の
教習予定表24−iが入力されていることが前提とな
る。
【0046】ここで、教習所の選択が行なわれる場合に
は、図6に示すメニュー画面の“教習所選択”が選択さ
れると、図10に示すような教習所選択画面がディスプ
レイ34に表示される。この図10に示す教習所選択画
面において、教習所番号が入力されると教習所が選択さ
れ(ステップA5)、教習所の選択が完了すると表示画
面は再び図6に示すメニュー画面となる。
【0047】さらに、履修表作成部30では、履修スケ
ジュール作成対象となる教習生についての履修制限事項
28−j(j=1,2,…,m)の入力が終了している
か否かが、履修制限ファイル27にその教習生の履修制
限事項28−jが保存されているか否かの判断により判
断される(ステップA6)。即ち、図6に示すメニュー
画面の“履修制限入力”が選択されると、図11に示す
ような履修制限入力画面がディスプレイ34に表示され
る。
【0048】この履修制限入力画面において、生徒番号
が入力されると、履修表作成部30では、履修制限ファ
イル27にその教習生の履修制限事項28−jが保存さ
れているか否かが判断される。ここで、教習生の履修制
限事項28−jが保存されていない場合(即ち教習生の
履修制限事項28−jが入力されていない場合)には、
例えば図11に示すような履修制限入力画面は履修制限
がない状態で表示され、この状態から履修制限事項28
−jが新規に入力される(ステップA6のnoルートか
らステップA8)。
【0049】また、教習生の履修制限事項28−jが保
存されている場合(即ち教習生の履修制限事項28−j
が入力されている場合)には、更にこの履修制限事項2
8−jに変更があるか否かが判断され、この履修制限事
項28−jに変更がある場合には、例えば図12に示す
ように履修制限事項28−jからの情報(教習生が来校
できない曜日,時間帯及び日時等の情報)が初期値とし
て画面に表示され、この状態から履修制限事項28−j
が追加入力される(ステップA6のyesルート,ステ
ップA7のyesルートからステップA8)。
【0050】ここで、図12は、教習生が毎週土日及び
毎日6,7時限目は来校できず、また指定された日(1
0月23日及び11月3日)は終日来校できないという
履修制限がつけられたことを示している。なお、履修制
限事項28−jの入力が完了すると、入力された履修制
限事項28−jが履修制限ファイル23に保存され、表
示画面は再び図6に示すメニュー画面となる。
【0051】また、教習支援装置20において、教習生
の履修制限事項28−jが保存されていて(即ち教習生
の履修制限事項28−jが既に入力されていて)この履
修制限事項28−jの変更が行なわれない場合には、上
述したステップA8の動作は省略される(ステップA6
のyesルート,ステップA7のnoルートからステッ
プA9)。
【0052】さらに、履修表作成部30では、履修スケ
ジュール作成対象となる教習生の履修状況が変化したか
否か(即ち再見積り条件の入力が行なわれるか否か)が
判断される(ステップA9)。ここで、教習生の履修状
況が変化した場合(再見積り条件の入力が行なわれる場
合)には、図6に示すメニュー画面の“再見積り条件入
力”が選択されると、図13に示すような再見積り条件
入力画面がディスプレイ34に表示される(ステップA
9のyesルートからステップA10)。
【0053】この図13に示す再見積り条件入力画面
は、教習生が現在までに履修した学科(履修済学科)教
習等を指定するためのものであり、この入力画面上で履
修済学科教習等を入力すると、履修表作成部30では、
入力された履修済学科教習等が履修対象外として認識さ
れるようになる(ステップA10)。なお、教習生の履
修状況が変化しない場合(再見積り条件の入力が行なわ
れない場合)には、上記のステップA10の動作は省略
される(ステップA9のnoルートからステップA1
1)。
【0054】上述のステップA1〜ステップA10の動
作を行なった後に、図6に示すメニュー画面の“履修表
作成”が選択されると、履修表作成部30では、図14
に示すような履修スケジュール(特別スケジュール表)
36が作成され、この履修スケジュール36がディスプ
レイ34に表示される(ステップA11)。ここで、こ
のステップA11における履修スケジュール作成にかか
る動作を、更に図5に示すフローチャートを用いて説明
する。
【0055】履修スケジュールの作成においては、ま
ず、履修表作成部30では、その教習所の教習予定表2
4−i(i=1,2,…,n)が取得されるとともに
(ステップB1)、履修スケジュールの作成対象となる
教習生の履修制限事項28−j(j=1,2,…,m)
が取得されると(ステップB2)、履修制限事項28−
jに記録された履修不可である日時等の情報が教習予定
表24−iに反映される(ステップB3)。
【0056】次に、履修表作成部30では、履修スケジ
ュールの作成対象となる教習生の再見積り条件が取得さ
れると(ステップB4)、この再見積り条件として入力
された現在の履修状況等の情報が教習予定表24−iに
反映される(ステップB4)。さらに、履修表作成部3
0では、教習予定表24−iに記録された学科教習等の
教習のサーチ(検索)を開始する日付であるサーチ日付
及びサーチ時限が初期化される(ステップB5)。
【0057】ここで、履修スケジュール作成対象の教習
生がまだ教習を履修していない場合には、サーチ日付及
びサーチ時限の初期値は入校日及び入校時間となる。ま
た、履修スケジュール作成対象の教習生がある程度教習
を履修している場合には、サーチ日付及びサーチ時限の
初期値は現在の日付及び時限となる。履修表作成部30
では、教習予定表24−iから現在の日付及び時限に開
催(開講)される教習がサーチされて取得されると(ス
テップB6)、取得された教習が履修済か否かが、上記
のステップB4において取得された再見積り条件を考慮
することにより判断される(ステップB7)。
【0058】ここで、取得された教習が履修済でない場
合には、この教習が履修条件(この履修条件とは、取得
された教習を受講するにあたり履修済でなければならな
い教習が履修されているかや、履修制限事項28−jに
おいてこの取得された教習が履修できないように制限さ
れていないか等の条件のことである)を満たしているか
否かの判定ルーチンが行なわれ(ステップB7のnoル
ートからステップB8)、この教習が履修条件を満たし
ているか否かを判断することにより履修が可能であるか
否かが判断される(ステップB9)。
【0059】この教習が履修可能である場合には、履修
表作成部30では、履修予定表(履修スケジュール)の
現在の日付及び時限のところにこの教習名がプロットさ
れる(ステップB10)。さらに、履修表作成部30で
は、卒業にいたるまでの全ての履修すべき教習のサーチ
が終了したか否かが判断され(ステップB11)、卒業
までの教習のサーチが終了していない場合には、サーチ
日付及び時限を更新し(ステップB11のnoルートか
らステップB12)、上記のステップB6〜ステップB
11までの動作が繰り返される。
【0060】なお、上記のステップB7において、ステ
ップB6にて取得された学科が履修済であった場合に
は、上記のステップB8〜ステップB10の動作は省略
されて卒業までの教習のサーチが終了したかが判断され
(ステップB7のyesルートからステップB11)、
また、上記のステップB9において、ステップB6にて
取得された学科が履修が不可能であると判断された場合
には、上記のステップB10の動作は省略されて卒業ま
での教習のサーチが終了したかが判断される(ステップ
B9のnoルートからステップB11)。
【0061】また、卒業までの教習のサーチが終了した
場合には、履修表作成部30では、図4のステップA1
1における履修スケジュールの作成が終了したと判断さ
れる。なお、履修表作成部30においては、図5のステ
ップB1が読出手段として機能し、ステップB2〜ステ
ップB4が教習予定表作成手段として機能し、ステップ
B5〜ステップB12がスケジュール作成手段として機
能している。
【0062】上述のようにして履修スケジュール36の
作成が行なわれると、オペレータや教習生等により、作
成された履修スケジュール36の出力結果がディスプレ
イ34上にて確認された後に、作成された履修スケジュ
ール36の印刷が必要か否かが判断される(図4のステ
ップA12)。
【0063】ここで、履修スケジュール36の印刷が必
要である場合(即ち作成された履修スケジュール36を
印刷物として保存したり、作成された履修スケジュール
36を教習生に提供する場合等)には、図6に示すメニ
ュー画面の“履修表印刷”が選択され、これによりディ
スプレイ34に表示されていた履修スケジュール36が
プリンタ35により印刷される(ステップA12のye
sルートからステップA13)。
【0064】また、履修スケジュール36の印刷が必要
でない場合には、履修スケジュール36の印刷は行なわ
れない(ステップA12のnoルートからend)。な
お、図4に示すフローチャートにおいては、教習所にお
いて教習支援装置20を使用したときの一般的なルート
(一番多く通るルート)が太線で示されている。
【0065】教習所において教習支援装置20を実際に
使用する際には、教習支援装置20のディスプレイ34
に初期画面として表示された図6に示すメニュー画面に
おいて、まず、教習所所員が“教習予定入力”を選択す
ると、ディスプレイ34には図7に示す教習予定入力画
面が表示される。この図7に示す教習予定入力画面にお
いて、本装置20が使用される教習所名が入力される
と、その教習所の教習予定表24−i(i=1,2,
…,n)が表示され、教習所所員がこの教習予定表24
−iの入力表に教習予定を入力する(図4のステップA
3を参照)。
【0066】さらに、教習所所員が図6に示すメニュー
画面の“教習所選択”を選択すると、ディスプレイ34
には図10に示す教習所選択画面が表示される。この図
10に示す教習所選択画面において、教習所所員がその
教習所の教習所番号を入力して自教習所を選択する(図
4のステップA5を参照)。教習所においては、予め教
習所所員が上記の教習予定の入力と教習所の選択を行な
っておき、教習生のための履修スケジュールの作成にそ
なえている。
【0067】ここで、ある教習生のための履修スケジュ
ールの作成を初めて行なう場合には、教習所所員(また
は教習生自身)が図6に示すメニュー画面の“履修制限
入力”を選択すると、ディスプレイ34には図11に示
す履修制限入力画面が表示される。この図11に示す履
修制限入力画面において、教習所所員等がその教習生の
履修制限事項28−j(j=1,2,…,m)を入力す
る(図4のステップA8を参照)。
【0068】そして、教習所所員等が図6に示すメニュ
ー画面の“履修表作成”を選択すると、ディスプレイ3
4には図14に示す履修スケジュール36が表示され
(図4のステップA11を参照)、これを教習生に提供
する場合には、更に図6に示すメニュー画面の“履修表
印刷”を選択すると、図14に示す履修スケジュール3
6がプリンタ34から印字される(図4のステップA1
3を参照)。
【0069】また、この教習生の履修制限事項28−j
を変更して履修スケジュールを再作成したい場合には、
教習所所員等が、上述した図4のステップA8の処理と
同様の処理を行なって履修制限事項28−jを変更し、
上述した図4のステップA11の処理を行なって履修ス
ケジュール36を再作成して、ステップA13の処理を
行なって履修スケジュール36を再印字する。
【0070】さらに、この教習生の教習が履修スケジュ
ール通りに進まなかったとき(即ち履修状況が変化した
とき)に履修スケジュールを再作成したい場合には、教
習所所員等が図6に示すメニュー画面の“再見積り条件
入力”を選択すると、ディスプレイ34には図13に示
す再見積り条件入力画面が表示される。この図13に示
す再見積り条件入力画面において、教習所所員等がこの
教習生の再見積り条件を入力する(図4のステップA1
0を参照)。
【0071】そして、教習所所員等が、上述した図4の
ステップA11の処理を行なって履修スケジュール36
を再作成して、ステップA13の処理を行なって履修ス
ケジュール36を再印字する。このように本発明の一実
施形態にかかる教習支援装置20においては、教習生の
教習の履修可能な日程を入力可能とするとともに、教習
生の現在の教習の履修状況を再見積り条件として入力可
能とし、これらの条件と教習所側の都合(教習予定表2
4−i)とをリンケージすることにより、教習生の教習
の履修条件を加味した最適な履修スケジュール36を瞬
時に作成することができ、教習生に対して効率的な教習
の履修を促進して教習生に対するサービスの向上を図る
ことができる。
【0072】また、履修制限事項28−j(j=1,
2,…,m)を履修制限ファイル27に格納することに
より、例えば教習生の都合により履修スケジュール36
の通りに教習が進まずに、履修スケジュール36を再作
成する場合においても、履修制限事項28−jを再入力
する必要がなくなり、また、履修制限事項28−jの変
更が生じた時にはその変更箇所のみを入力すればよくな
るため、履修制限事項28−jの入力操作にかかる労力
を低減しながら、その時点で最適な履修スケジュール3
6を瞬時に再作成することができ、教習生に対して効率
的な教習の履修を促進して教習生に対するサービスの向
上を更に図ることができる。
【0073】さらに、ディスプレイ34に表示された表
示画面の指示に従って、オペレータが入力処理を行なう
ことにより履修スケジュール36の作成を行なうことが
できるので、履修スケジュール36の作成にかかる操作
を簡素なものとすることができる。 (b2)教習所支援団体における教習支援装置の動作 図3に示すような本実施形態にかかる教習支援装置20
を、教習所支援団体において使用した場合の本装置20
の動作を図15に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0074】まず、図3に示すパーソナルコンピュータ
21の有する各種機能を実現するためのソフトウェアの
うちの教習所履修スケジュールソフトウェアが起動され
ると、パーソナルコンピュータ21が教習支援装置20
として機能するようになり(ステップC1)、図6に示
すようなメニュー画面(メインメニュー)がディスプレ
イ34に表示される。
【0075】次いで、履修表作成部30では、教習所の
入校希望者が履修スケジュールを作成したいと考えてい
る教習所(履修スケジュールの作成対象となる教習所)
の教習予定が既に入力されているか否かが判断される
(ステップC2)。教習所支援団体では、本装置20を
使用する前に、予め支援する教習所(即ち履修スケジュ
ールの作成対象となる教習所)の教習予定が全て入力さ
れている必要があり、教習所支援団体が支援する教習所
が増えた場合には、新たに支援する教習所の教習予定が
入力される必要がある。
【0076】また、教習所支援団体では、支援する全て
の教習所について、例えば月に一度くらいの頻度で教習
予定を更新する必要もある。このため、教習所支援団体
では、支援する教習所の教習予定を新規に入力する場合
と入力された教習予定を更新する場合に、教習予定の入
力が行なわれる。即ち、教習予定の入力は次のように行
なわれるのであり、まず、図6に示すメニュー画面の
“教習予定入力”が選択されると、図7に示すような教
習予定入力画面がディスプレイ34に表示される。
【0077】この図7に示す教習予定入力画面におい
て、教習予定の入力の対象となる教習所名が入力される
と、履修表作成部30では、教習予定ファイル23に既
にその教習所の教習予定表24−i(i=1,2,…,
n)が保存されているか否か(即ち支援する教習所の教
習予定の新規入力が行なわれるか追加入力が行なわれる
か)が判定される。
【0078】ここで、教習予定ファイル23にその教習
所の教習予定表24−iが保存されていない場合(即ち
支援する教習所の教習予定の新規入力が行なわれる場
合)には、例えば図8に示すような教習予定表24−i
が、その入力表内が空白の状態で表示され、この状態か
ら教習予定が新規に入力される。また、教習予定ファイ
ル23に既にその教習所の教習予定表24−iが保存さ
れている場合(即ち支援する教習所の教習予定の追加入
力が行なわれる場合)には、図9に示すように教習予定
表24−iにおける教習予定が初期値として画面に表示
され、教習予定の変更等がある場合にこの状態から教習
予定が追加入力される(ステップC2のnoルートから
ステップC3)。
【0079】なお、教習予定の入力が完了すると、入力
された教習予定表24−iが教習予定表ファイル23に
保存され、表示画面は再び図6に示すメニュー画面とな
る。また、教習予定の入力が行なわれない場合(支援す
る教習所の教習予定の新規入力も追加入力も行なわれな
い場合)には、このステップC3における動作は省略さ
れる。
【0080】さらに、履修表作成部30では、履修スケ
ジュールの作成対象となる教習所の選択が終了している
か否か(即ち履修スケジュールの作成対象となる教習所
の教習予定表24−iの選択が終了しているか否か)が
判断される(ステップC4)。なお、各教習所の選択が
行なわれる場合には、各教習所の教習予定表24−iが
入力されていることが前提となる。
【0081】ここで、教習所の選択が行なわれる場合に
は、図6に示すメニュー画面の“教習所選択”が選択さ
れると、図10に示すような教習所選択画面がディスプ
レイ34に表示される。この図10に示す教習所選択画
面において、教習所番号が入力されると教習所が選択さ
れ(ステップC5)、教習所の選択が完了すると表示画
面は再び図6に示すメニュー画面となる。
【0082】さらに、履修表作成部30では、履修スケ
ジュール作成対象となる入校希望者についての履修制限
事項28−j(j=1,2,…,m)の入力が終了して
いるか否かが、履修制限ファイル27にその入校希望者
の履修制限事項28−jが保存されているか否かの判断
により判断される(ステップC6)。即ち、図6に示す
メニュー画面の“履修制限入力”が選択されると、図1
1に示すような履修制限入力画面がディスプレイ34に
表示される。
【0083】この履修制限入力画面において、生徒番号
(この生徒番号は、複数の入校希望者及びこれらの入校
希望者に対応した履修制限事項28−jを識別するため
のものである)が入力されると、履修表作成部30で
は、履修制限ファイル27にその入校希望者の履修制限
事項28−jが保存されているか否かが判断される。こ
こで、入校希望者の履修制限事項28−jが保存されて
いない場合(即ち入校希望者の履修制限事項28−jが
入力されていない場合であり、教習所支援団体ではこの
ように入校希望者の履修制限事項28−jが入力されて
いない場合が多い)には、例えば図11に示すような履
修制限入力画面は履修制限がない状態で表示され、この
状態から履修制限事項28−jが新規に入力される(ス
テップC6のnoルートからステップC8)。
【0084】また、入校希望者教習生の履修制限事項2
8−jが保存されている場合(即ち入校希望者の履修制
限事項28−jが入力されている場合であり、一度ある
教習所における履修スケジュールを作成した後に別の教
習所における履修スケジュールを作成するような場合)
には、更にこの履修制限事項28−jに変更があるか否
かが判断され、この履修制限事項28−jに変更がある
場合には、例えば図12に示すように履修制限事項28
−jからの情報(入校希望者が来校できない曜日,時間
帯及び日時等の情報)が初期値として画面に表示され、
この状態から履修制限事項28−jが追加入力される
(ステップC6のyesルート,ステップC7のyes
ルートからステップC8)。
【0085】なお、履修制限事項28−jの入力が完了
すると、入力された履修制限事項28−jが履修制限フ
ァイル23に保存され、表示画面は再び図6に示すメニ
ュー画面となる。また、教習支援装置20において、入
校希望者の履修制限事項28−jが既に入力されてい
て、この履修制限事項28−jの変更が行なわれない場
合には、上述したステップC8の動作は省略される(ス
テップC6のyesルート,ステップC7のnoルート
からステップC9)。
【0086】上述のステップC1〜ステップC8の動作
を行なった後に、図6に示すメニュー画面の“履修表作
成”が選択されると、履修表作成部30では、図14に
示すような履修スケジュール(特別スケジュール表)3
6が出力され、この履修スケジュール36がディスプレ
イ34に表示される(ステップC9)。なお、このステ
ップC9における履修スケジュール作成にかかる動作
は、前述において図5に示すフローチャートを用いて説
明したものと同様である。
【0087】このように履修スケジュール36の作成が
行なわれると、オペレータや入校希望者等により、作成
された履修スケジュール36の出力結果がディスプレイ
34上にて確認された後に、作成された履修スケジュー
ル36の印刷が必要か否かが判断される(ステップC1
0)。ここで、履修スケジュール36の印刷が必要であ
る場合(即ち作成された履修スケジュール36を印刷物
として保存したり、作成された履修スケジュール36を
入校希望者に提供する場合等)には、図6に示すメニュ
ー画面の“履修表印刷”が選択され、これによりディス
プレイ34に表示されていた履修スケジュール36がプ
リンタ35により印刷される(ステップC10のyes
ルートからステップC11)。
【0088】また、履修スケジュール36の印刷が必要
でない場合には、履修スケジュール36の印刷は行なわ
れない(ステップC10のnoルートからend)。な
お、図13に示すフローチャートにおいては、教習所支
援団体において教習支援装置20を使用したときの一般
的なルート(一番多く通るルート)が太線で示されてい
る。
【0089】教習所支援団体において教習支援装置20
を実際に使用する際には、教習支援装置20のディスプ
レイ34に初期画面として表示された図6に示すメニュ
ー画面において、まず、教習所支援団体の職員(教習所
支援者)が“教習予定入力”を選択すると、ディスプレ
イ34には図7に示す教習予定入力画面が表示される。
【0090】この図7に示す教習予定入力画面におい
て、教習予定の入力を行なう対象となる教習所名を入力
すると、その教習所の教習予定表24−i(i=1,
2,…,n)が表示され、職員がこの教習予定表24−
iの入力表に教習予定を入力する(図15のステップC
3を参照)。教習所支援団体においては、予め職員が上
記の教習予定の入力を行なっておき、入校希望者のため
の履修スケジュールの作成にそなえている。
【0091】ここで、ある入校希望者のための履修スケ
ジュールの作成を初めて行なう場合には、職員(または
入校希望者自身)が図6に示すメニュー画面の“教習所
選択”を選択すると、ディスプレイ34には図10に示
す教習所選択画面が表示される。この図10に示す教習
所選択画面において、職員等が履修スケジュール作成の
対象となる教習所の教習所番号を入力して教習所を選択
する(図15のステップC5を参照)さらに、職員等が
図6に示すメニュー画面の“履修制限入力”を選択する
と、ディスプレイ34には図11に示す履修制限入力画
面が表示される。
【0092】この図11に示す履修制限入力画面におい
て、職員等がその入校希望者の履修制限事項28−j
(j=1,2,…,m)を入力する(図15のステップ
C8を参照)。そして、職員等が図6に示すメニュー画
面の“履修表作成”を選択すると、ディスプレイ34に
は図14に示す履修スケジュール36が表示され(図4
のステップC9を参照)、これを入校希望者に提供する
場合には、更に図6に示すメニュー画面の“履修表印
刷”を選択すると、図14に示す履修スケジュール36
がプリンタ34から印字される(図15のステップC1
1を参照)。
【0093】また、この入校希望者のための履修スケジ
ュールの作成を一度行なった場合で、他の教習所におけ
る履修スケジュールを作成する場合、即ち、入校希望者
が例えば3つの教習所の履修スケジュールを必要とした
場合には、上述したステップC5において教習所の選択
をその都度変更しながら、上述したステップC9〜ステ
ップC11の処理を3回行なうことになる。
【0094】さらに、この入校希望者の履修制限事項2
8−jを変更して履修スケジュールを再作成したい場合
には、職員等が、上述した図15のステップC8の処理
と同様の処理を行なって履修制限事項28−jを変更
し、上述した図15のステップC9の処理を行なって履
修スケジュール36を再作成して、ステップC11の処
理を行なって履修スケジュール36を再印字する。
【0095】このように本発明の一実施形態にかかる教
習支援装置20においては、複数の教習所の教習予定表
24−iを入力可能とするとともに、教習所の入校希望
者の教習の履修可能な日程を入力可能とし、この条件と
教習所側の都合(教習予定表24−i)とをリンケージ
することにより、入校希望者の教習の履修条件を加味し
た最適な履修スケジュール36を瞬時に作成することが
できるとともに、各教習所に入校した場合の履修スケジ
ュール36をシミュレートすることができるため、入校
希望者が入校前に各教習所に入校した場合の履修スケジ
ュールを把握でき、入校希望者に対する教習所選択の支
援を具体的なものとして(例えば各教習所に入校した場
合の卒業予定日を比較することができる等)、入校希望
者に対するサービスの向上を図ることができる。
【0096】また、履修制限事項28−j(j=1,
2,…,m)を履修制限ファイル27に格納することに
より、複数の教習所における履修スケジュール36を作
成する場合において、履修制限事項28−jを再入力す
る必要がなくなるとともに、入力された履修制限事項2
8−jの変更が生じた時にはその変更箇所のみを入力す
ればよくなるため、履修制限事項28−jの入力操作に
かかる労力を低減することができる。
【0097】さらに、ディスプレイ34に表示された表
示画面の指示に従って、オペレータが入力処理を行なう
ことにより履修スケジュール36を作成することできる
ので、履修スケジュール36の作成にかかる操作を簡素
なものとすることができる。 (b3)その他 なお、上述においては、本発明の一実施形態にかかる教
習支援装置20を、教習所及び教習所支援団体において
用いた場合について説明したが、これに限定されず、例
えば各種専門学校や英会話学校のように、ある程度アト
ランダムに教程の履修が可能であるような学校(教習
所)において用いてもよい。
【0098】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の教習支援装置によれば、教習生が教習所において
使用する場合と、入校希望者が教習所支援団体において
使用する場合とにおいて共通のプログラムを用いて動作
し、教習所により提示された教習予定表から教程を任意
に選択して所定の教習コースを履修する教習システムの
ための教習支援装置であって、教習支援装置が教習所に
おいて使用されるべく、第1教習予定表を保持する第1
教習予定表ファイルと、教習生の第1履修制限事項を入
力する第1履修制限入力部と、第1教習予定表ファイル
に保持されている前記第1教習予定表を参照し、第1履
修制限入力部から入力された前記第1履修制限事項を考
慮しながら、前記教習生が前記所定の教習コースを修了
するまでの履修スケジュールを作成する第1スケジュー
ル作成部と、第1スケジュール作成部により作成された
履修スケジュールを出力する第1出力部とをそなえると
ともに、教習支援装置が教習所支援団体において使用さ
れるべく、複数の教習所における第2教習予定表を保持
する第2教習予定表ファイルと、前記複数の教習所のう
ちの一つを指定するための教習所選択入力部と、入校希
望者の第2履修制限事項を入力する第2履修制限入力部
と、教習所選択入力部により指定された教習所について
の前記第2教習予定表を第2教習予定表ファイルから読
み出し、読み出した前記第2教習予定表を参照し、第2
履修制限入力部から入力された前記第2履修制限事項を
考慮しながら、前記入校希望者が前記所定の教習コース
を修了するまでの履修スケジュールを作成する第2スケ
ジュール作成部と、第2スケジュール作成部により作成
された履修スケジュールを出力する第2出力部とをそな
え、前記教習所において使用する場合の第1教習予定表
ファイル及び前記教習所支援団体において使用する場合
の第2教習予定表ファイルと、前記教習所において使用
する場合の第1履修制限入力部及び前記教習所支援団体
において使用する場合の第2履修制限入力部と、前記教
習所において使用する場合の第1スケジュール作成部及
び前記教習所支援団体において使用する場合の第2スケ
ジュール作成部と、前記教習所において使用する場合の
第1出力部及び前記教習所支援団体において使用する場
合の第2出力部とが、それぞれ、共通のプログラムを用
いて構 成されているので、教習生の履修条件を考慮した
最適な履修スケジュールを瞬時に作成することができ、
教習生に対して効率的な教習の履修を促進して教習生に
対するサービスの向上を図ることができる利点がある。
さらに、教習生の履修条件を考慮した最適な履修スケジ
ュールを瞬時に作成することができるとともに、教習生
が事前に各教習所に入校した場合の履修スケジュールを
把握することができるため、教習生に対する教習所選択
の支援を具体的なものとすることができ、教習生に対す
るサービスの向上を図ることができる。
【0099】また、請求項2記載の本発明の教習支援装
置によれば、第1履修制限入力部から入力された第1
修制限事項を保持する履修制限ファイルと、教習生の現
在の履修状況を再見積り条件として入力する再見積り条
件入力部とをそなえ、第1スケジュール作成部が、第1
教習予定表ファイルに保持されている第1教習予定表を
参照するとともに履修制限ファイルから教習生について
第1履修制限事項を読み出し、再見積り条件入力部か
ら入力された再見積り条件と履修制限ファイルから読み
出した第1履修制限事項とを考慮しながら、教習生が所
定の教習コースを修了するまでの履修スケジュールを再
作成することにより、例えば教習生の都合により履修ス
ケジュール通りに教習が進まずに履修スケジュールを再
作成する場合においても、履修制限事項の入力操作にか
かる労力を低減しながら、その時点で最適な履修スケジ
ュールを瞬時に再作成することができ、教習生に対して
効率的な教習の履修を促進して教習生に対するサービス
の向上を図ることができる。
【0100】さらに、請求項3記載の本発明の教習支援
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、教習生が教習所において使用する場合
と、入校希望者が教習所支援団体において使用する場合
とにおいて共通のプログラムを用いてコンピュータを動
作させ、教習所により提示された教習予定表から教程を
任意に選択して所定の教習コースを履修する教習システ
ムのためにコンピュータを動作させる教習支援プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
って、教習支援プログラムが、教習所において使用され
るべく、第1教習予定表に教習生の第1履修制限事項を
反映した、第1履修スケジュール作成用教習予定表を作
成する第1教習予定表作成手段、及び、第1教習予定表
作成手段により作成された前記第1履修スケジュール作
成用教習予定表に基づいて、前記教習生が前記所定の教
習コースを修了するまでの履修スケジュールを作成する
第1スケジュール作成手段としてコンピュータを機能さ
せるとともに、教習支援プログラムが、教習所支援団体
において使用されるべく、複数の教習所における第2教
習予定表を保持する第2教習予定表ファイルから、指定
された教習所についての前記第2教習予定表を読み出す
読出手段、読出手段により読み出された前記第2教習予
定表に入校希望者の第2履修制限事項を反映した、第2
履修スケジュール作成用教習予定表を作成する第2教習
予定表作成手段、及び、第2教習予定表作成手段により
作成された前記第2履修スケジュール作成用教習予定表
に基づいて、前記入校希望者が前記所定の教習コースを
修了するまでの履修スケジュールを作成する第2スケジ
ュール作成手段としてコンピュータを機能させているの
、教習生の履修条件を考慮した最適な履修スケジュー
ルを瞬時に作成することができるとともに、教習生が事
前に各教習所に入校した場合の履修スケジュールを把握
することができるため、教習生に対する教習所選択の支
援を具体的なものとすることができ、教習生に対するサ
ービスの向上を図ることができる。また、請求項3記載
の本発明の教習支援プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体によれば、教習生の履修条件を
考慮した最適な履修スケジュールを瞬時に作成すること
ができるとともに、教習生が事前に各教習所に入校した
場合の履修スケジュールを把握することができるため、
教習生に対する教習 所選択の支援を具体的なものとする
ことができ、教習生に対するサービスの向上を図ること
ができる。
【0101】
【0102】
【0103】また、請求項4記載の本発明の教習支援プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体によれば、教習支援プログラムが、第1教習予定表に
教習生の第1履修制限事項を反映した第1履修スケジュ
ール作成用教習予定表を作成する第1教習予定表作成手
段、及び、第1教習予定表作成手段により作成された第
1履修スケジュール作成用教習予定表に基づいて教習生
が所定の教習コースを修了するまでの第1履修スケジュ
ールを作成する第1スケジュール作成手段としてコンピ
ュータを機能させてもよく、例えば教習生の都合により
履修スケジュール通りに教習が進まずに履修スケジュー
ルを再作成する場合においても、履修制限事項の入力操
作にかかる労力を低減しながら、その時点で最適な履修
スケジュールを瞬時に再作成することができ、教習生に
対して効率的な教習の履修を促進して教習生に対するサ
ービスの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置の構
成を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置にお
ける動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置にお
ける動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置にお
ける操作手順を説明するためのディスプレイ表示された
画面例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置にお
ける操作手順を説明するためのディスプレイ表示された
画面例を示す図である。
【図8】図7におけるX部を拡大して更に詳細に示した
表の一例を示す図である。
【図9】図7におけるX部を拡大して更に詳細に示した
表の他の例を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置に
おける操作手順を説明するためのディスプレイ表示され
た画面例を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置に
おける操作手順を説明するためのディスプレイ表示され
た画面例を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置に
おける操作手順を説明するためのディスプレイ表示され
た画面例を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置に
おける操作手順を説明するためのディスプレイ表示され
た画面例を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置に
おいて作成された履修スケジュールの一例を示す図であ
る。
【図15】本発明の一実施形態にかかる教習支援装置に
おける動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】従来の教習所内における履修スケジュールの
作成にかかる手順を説明するための図である。
【図17】教習所内における履修スケジュールの作成に
かかる手順を説明するための図である。
【図18】教習所支援団体における履修スケジュールの
作成にかかる手順を説明するための図である。
【符号の説明】
1 教習支援装置 2 教習予定表 3 教習予定表ファイル 4 履修制限入力部 5 スケジュール作成部 6 出力部 7 教習支援装置 8−1〜8−n 教習予定表 9 教習予定表ファイル 10 教習所選択入力部 11 履修制限入力部 12 スケジュール作成部 13 出力部 20 教習支援装置 21 パーソナルコンピュータ 22 教習予定入力部 23 教習予定表ファイル 24−1〜24−n 教習予定表 25 教習所選択入力部 26 履修制限入力部 27 履修制限ファイル 28−1〜28−n 履修制限事項 29 再見積り条件入力部 30 履修表作成部(スケジュール作成部) 31 画面出力データ生成部 32 印字データ生成部 33 プロセッサ 34 ディスプレイ(出力部) 35 プリンタ(出力部) 36 履修スケジュール(特別スケジュール表) 101A〜101C 生徒 102 教習所所員 103 教習予定表 104 履修現況 105 履修制限事項 106 履修表 108A〜101C IDカード 109 IDカードシステム 109A IDカード発行機 109B IDカード書き込み機 109C IDカード読み込み機 111 入校希望者 112 教習所支援者 113 履修制限事項 114A,114B 教習予定表 115 履修表 116A,116B 教習所
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 370 G06F 3/023 G09B 9/02 G06F 17/60 162

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教習生が教習所において使用する場合
    と、入校希望者が教習所支援団体において使用する場合
    とにおいて共通のプログラムを用いて動作し、教習所に
    より提示された教習予定表から教程を任意に選択して所
    定の教習コースを履修する教習システムのための教習支
    援装置であって、該教習支援装置が該教習所において使用されるべく、 第1 教習予定表を保持する第1教習予定表ファイルと、 教習生の第1履修制限事項を入力する第1履修制限入力
    部と、 該第1教習予定表ファイルに保持されている前記第1
    習予定表を参照し、該第1履修制限入力部から入力され
    た前記第1履修制限事項を考慮しながら、前記教習生が
    前記所定の教習コースを修了するまでの履修スケジュー
    ルを作成する第1スケジュール作成部と、 該第1スケジュール作成部により作成された履修スケジ
    ュールを出力する第1出力部とをそなえるとともに、 該教習支援装置が該教習所支援団体において使用される
    べく、 複数の教習所における第2教習予定表を保持する第2教
    習予定表ファイルと、 前記複数の教習所のうちの一つを指定するための教習所
    選択入力部と、 入校希望者の第2履修制限事項を入力する第2履修制限
    入力部と、 該教習所選択入力部により指定された教習所についての
    前記第2教習予定表を該第2教習予定表ファイルから読
    み出し、読み出した前記第2教習予定表を参照し、該第
    2履修制限入力部から入力された前記第2履修制限事項
    を考慮しながら、前記入校希望者が前記所定の教習コー
    スを修了するまでの履修スケジュールを作成する第2ス
    ケジュール作成部と、 該第2スケジュール作成部により作成された履修スケジ
    ュールを出力する第2出力部とをそなえ、 前記教習所において使用する場合の第1教習予定表ファ
    イル及び前記教習所支援団体において使用する場合の第
    2教習予定表ファイルと、前記教習所において使用する
    場合の第1履修制限入力部及び前記教習所支援団体にお
    いて使用する場合の第2履修制限入力部と、前記教習所
    において使用する場合の第1スケジュー ル作成部及び前
    記教習所支援団体において使用する場合の第2スケジュ
    ール作成部と、前記教習所において使用する場合の第1
    出力部及び前記教習所支援団体において使用する場合の
    第2出力部とが、それぞれ、共通のプログラムを用いて
    構成され たことを特徴とする、教習支援装置。
  2. 【請求項2】 該第1履修制限入力部から入力された前
    第1履修制限事項を保持する履修制限ファイルと、 前記教習生の現在の履修状況を再見積り条件として入力
    する再見積り条件入力部とをそなえ、 該第1スケジュール作成部が、該第1教習予定表ファイ
    ルに保持されている前記第1教習予定表を参照するとと
    もに該履修制限ファイルから前記教習生についての前記
    第1履修制限事項を読み出し、該再見積り条件入力部か
    ら入力された前記再見積り条件と該履修制限ファイルか
    ら読み出した前記第1履修制限事項とを考慮しながら、
    前記教習生が前記所定の教習コースを修了するまでの履
    修スケジュールを再作成することを特徴とする、請求項
    1記載の教習支援装置。
  3. 【請求項3】 教習生が教習所において使用する場合
    と、入校希望者が教習所支援団体において使用する場合
    とにおいて共通のプログラムを用いてコンピュータを動
    作させ、教習所により提示された教習予定表から教程を
    任意に選択して所定の教習コースを履修する教習システ
    ムのためにコンピュータを動作させる教習支援プログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
    って、 該教習支援プログラムが、該教習所において使用される
    べく、 第1 教習予定表に教習生の第1履修制限事項を反映し
    た、第1履修スケジュール作成用教習予定表を作成する
    第1教習予定表作成手段、及び、 該第1教習予定表作成手段により作成された前記第1
    修スケジュール作成用教習予定表に基づいて、前記教習
    生が前記所定の教習コースを修了するまでの履修スケジ
    ュールを作成する第1スケジュール作成手段として該コ
    ンピュータを機能させるとともに、 該教習支援プログラムが、該教習所支援団体において使
    用されるべく、 複数の教習所における第2教習予定表を保持する第2教
    習予定表ファイルから、指定された教習所についての前
    記第2教習予定表を読み出す読出手段、 該読出手段により読み出された前記第2教習予定表に入
    校希望者の第2履修制限事項を反映した、第2履修スケ
    ジュール作成用教習予定表を作成する第2教習予定表作
    成手段、及び、 該第2教習予定表作成手段により作成された前記第2履
    修スケジュール作成用教習予定表に基づいて、前記入校
    希望者が前記所定の教習コースを修了するまでの履修ス
    ケジュールを作成する第2スケジュール作成手段として
    該コンピュータを機能させる ことを特徴とする、教習支
    援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  4. 【請求項4】 該教習支援プログラムが、 前記第1教習予定表に、教習生の第1履修制限事項と前
    記教習生の現在の履修状況としての再見積り条件とを反
    映した、第1履修スケジュール作成用教習予定表を作成
    する第1教習予定表作成手段、及び、 該第1教習予定表作成手段により作成された前記第1
    修スケジュール作成用教習予定表に基づいて、前記教習
    生が前記所定の教習コースを修了するまでの第1履修ス
    ケジュールを作成する第1スケジュール作成手段として
    該コンピュータを機能させることを特徴とする、請求項
    3記載の教習支援プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
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