JP3607758B2 - 音楽再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は音楽再生装置に係り、特に演奏曲の短縮演奏が可能な音楽再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、音楽再生装置の一種であるカラオケ装置においては、選曲に要する時間を短縮して装置の利用効率を高めるために、曲の演奏中に次の演奏曲の予約ができるように構成されているものが一般的であり、複数の演奏曲(例えば最大10曲程度)を同時に予約できるようにしたカラオケ装置も普及している。ところで、上記のようなカラオケ装置が設置されている各種カラオケ利用施設においては、時間料金制が採用されている場合が多く、利用者はその制限時間内でカラオケを楽しむこととなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のカラオケ装置では、装置の利用可能な残り時間に関係なく演奏曲の予約を許すようになっていた。そのため、利用時間に制限があるカラオケ施設においては、制限時間の終了間際になっても予約曲が多数残っていると、すべての予約曲が演奏される前に時間切れとなり、予約曲が歌えなかった利用客に不満が残ることになる。このような問題を解決するために、例えば特開平4−14098に示されているように、制限時間内に全ての予約曲の演奏ができなくなると判断された場合に、新たな予約を受け付けなくする装置構成が提案されている。しかしこの構成においては、残り時間が短くなると利用客は以降の曲予約の断念を強いらるので、必ずしも不満が解消されることにはならない問題がある。特に、カラオケの利用客が多い場合には、装置の利用可能時間が早々に曲予約で埋まってしまうこともあり、その段階で1曲も予約できなかった利用客にとっては事態は深刻である。
【0004】
本発明は、装置の利用可能な残り時間が短くなった場合でも、なるべく多くの曲の演奏を可能とし、以て上述のような利用客の不満を解消することができる音楽再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
本発明は、利用可能時間が予め設定される音楽再生装置に係るものであり、その第一の構成は下記の要件を含んで構成されることを特徴とする。
演奏曲の楽音データを記憶する楽音データ記憶手段と、
指定された前記演奏曲の演奏を予約する演奏曲予約手段と、
前記楽音データの演奏を可能とする音楽演奏手段と、
予め設定された利用時間に対する残り時間を計測する残り時間計測手段と、
前記予約された演奏曲に対応する楽音データを前記音楽演奏手段に演奏させるとともに、前記計測される残り時間が所定値以下となった場合、当該楽音データを短縮する短縮演奏モードによって前記音楽演奏手段に演奏させる演奏制御手段と、
を備えることを特徴とする音楽再生装置である。
【0006】
上述のように構成された音楽再生装置においては、残り時間が少なくなった場合に、演奏曲予約手段に予約されている以降の演奏曲が短縮して演奏されるので、限られた残り時間内において演奏可能な曲数を増やすことができる。これにより、予約曲が時間切れのために演奏できなくなったり、あるいは曲予約を断念しなければならなくなることが少なくなり、利用客の不満解消に貢献することができる。
【0007】
上記演奏制御手段は、音楽演奏手段に、演奏曲予約手段に登録されている演奏曲を、その最後に登録されたものから順に短縮して演奏させるように構成することができる。こうすれば、残り時間が十分ある場合には、先に曲予約を行った利用客は短縮せずに曲演奏を楽しむことができ、曲予約の順番と演奏短縮の関係において公平を期することができる。
【0008】
【0009】
また、次のような変形を付加することも可能である。
すなわち、前記短縮演奏モードは、前記計測される残り時間に対応した複数の短縮演奏モードを有し、前記演奏制御手段は、前記計測される残り時間に対応した短縮演奏モードによって前記楽音データを前記音楽演奏手段に演奏させるようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の音楽再生装置の実施の形態を、いくつかの実施例により図面を用いて説明する。
図1は、本発明の音楽再生装置の一例としての、カラオケ装置1の構成を示すブロック図である。カラオケ装置1は、いわゆる通信カラオケ装置として構成されており、ホストコンピュータ2から公共の電話回線等の通信手段3を介して、カラオケ装置の中核部であるカラオケコマンダ4へ、演奏曲の楽音データを含むカラオケデータが送られる。このカラオケコマンダ4に歌詞テロップや背景映像を表示するCRT等のモニタ7、アンプミキサ8等が接続され、アンプミキサ8にマイク5、スピーカ6がつながれる。
【0011】
カラオケコマンダ4はカラオケ制御部10を備え、ここにCPU11、ROM12、RAM13等を内蔵していて、カラオケ装置1の全体の制御を司る。カラオケ制御部10には、ホストコンピュータ2からカラオケデータを受信するためのモデム15、ホストコンピュータ2から配信される演奏曲の楽音データ等を蓄積するカラオケデータ記憶部16、その記憶部16に記憶された楽音データに基づいて曲を合成する楽音合成部17、モニタ制御部18、演奏曲予約手段の要部をなす入力部19が接続されている。また、カラオケ制御部10には、現在時刻Tnを示すとともに、その現在時刻Tnと後述する利用終了時刻Teとに基づいて、装置の利用可能な残り時間(=Te−Tn)を計測する残り時間計測手段としてのタイマ20が接続されている。
【0012】
カラオケデータ記憶部16の楽音データ記憶部24には、多数の演奏曲の楽音データが曲番号及びその演奏所要時間とともに記憶されている。この楽音データは、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格に基づいて構成され、その情報は少なくとも音階、音の強さ、音の長さ、音色等のデータを含む。
【0013】
また、歌詞情報記憶部25には各演奏曲の歌詞テロップデータが、背景映像データ記憶部26には、各演奏曲に一対一に対応する背景映像データ(もしくは各曲と一対一では対応しない幾つかの異なる背景映像データ)がそれぞれ記憶されている。さらに、楽音合成部17は、例えばシンセサイザ等で構成され、楽音データ記憶部24から送られてくる楽音データに基づいて各楽器の演奏信号を合成(生成)する音源となる。この演奏信号は、アンプミキサ8に送られて増幅されるとともに、マイク5を介して入力される利用者の歌声と適度の割合でミキシングされ、スピーカ6から出力される。すなわち、これら楽音合成部17、アンプミキサ8、スピーカ6等が音楽演奏手段を構成している。
【0014】
次に、モニタ制御部18は、歌詞情報記憶部25から送られてくる歌詞テロップデータ及び背景映像データ記憶部26から送られてくる背景映像データを、モニタ7に視覚的に表示可能な映像信号に変換し、それに基づく歌詞テロップと背景映像とを合成してモニタ7に表示するとともに、曲の演奏の進行に同期して歌詞テロップを順次反転させ、該当する歌唱部分を利用者に知らせる役割を果たす。また、入力部19は図3に示すように、曲番号による演奏曲の予約入力あるいは装置の利用終了時間Teを入力するための操作キー19a等を備えている。本実施例では入力部19は、赤外線発生器等の無線送信部19cを備えたリモコンユニットとして構成されているが、カラオケコマンダ4と有線により接続されたものとして構成したり、カラオケコマンダ4に一体的に組み込まれたものとして構成することもできる。なお、図1に示すようにカラオケ制御部10には、演奏中(あるいは予約中)の演奏曲の曲番号を表示するための表示部22が、表示制御部21を介して接続されている。
【0015】
次に、図2に示すように、カラオケコマンダ4のRAM13には、利用終了時刻Teを記憶するための利用終了時刻メモリ13a、予約曲数Nを記憶するための予約曲数メモリ13b、曲予約メモリ13c及び合計演奏所要時間Tmを記憶するための合計演奏所要時間メモリ13dが設けられている。ここで、曲予約メモリ13cは、予約曲の曲番号を記憶するための曲番号記憶エリアNrと、その演奏モードデータを記憶するためのモード記憶エリアMoとを一組とした予約エリアR1、R2・・・RN等を含むものとして形成されている。ここで、モード記憶エリアMoには、例えばその曲を短縮して演奏する場合には「1」が、短縮せずに全体を演奏する場合には「0」が記憶されるようになっている。
【0016】
また、ROM12には、楽音データ記憶部24から楽音データを読み出して曲の演奏を行うための音楽演奏プログラム12a、歌詞情報記憶部25に記憶された歌詞テロップデータに基づいて、歌詞テロップをモニタ7に出力するための歌詞出力プログラム12b、及び背景映像データ記憶部26に記憶された背景映像データに基づいて、背景映像をモニタ7に出力するための背景映像出力プログラム12cが格納されている。また、入力部19からの入力内容に基づいて演奏曲を選曲する選曲プログラム12d、及び予約された演奏曲の合計演奏所要時間Tmと残り時間Te−Tnとに基づいて、各演奏曲の演奏モードを全体演奏(短縮しない演奏)と短縮演奏とのいずれかに設定し、さらに該当するモードによる演奏データを構築するための演奏短縮プログラム12eも格納されている。以下、これらプログラムに基づくカラオケ装置1の作動をフローチャートを使用して説明する。
【0017】
まず、図4のステップS1(以下、単にS1等という)で、カラオケ装置1全体の初期化をおこなう。具体的には図5に示すように、S11でRAM3の内容がクリアされ、さらにS12で入力部19から入力された利用終了時刻Teが利用終了時刻メモリ13a(図2)に記憶される。
【0018】
初期化処理が終わると、S2からS4に至るメイン処理に入る。S2では、曲が演奏中であるかを否かを判断し、演奏中でなければ音楽演奏処理を行う(S5)。一方、S3では、入力部19から曲予約のためのキー入力があるか否かを判断し、もし入力があった場合には曲予約処理を行う(S6)。S4では、電源がOFFになったか否かを判断し、OFFでないときはS2からの動作を繰り返す一方、OFFの場合には動作を終了する。
【0019】
図6は音楽演奏処理(S5)の詳細を示すフローチャートである。まず演奏開始時の状態であるが、直前に演奏されていた曲の曲番号が表示部19に表示されているので、S21においてこれをクリアする。次にS22で、予約曲数Nが0であるか否か(すなわち予約曲があるかいなか)が判断され、もしNが0のときは音楽演奏処理は終了する。一方Nが0以外である場合は処理が継続される。すなわちS23において、曲予約メモリ13cの先頭のエリアR1に記憶された曲番号と演奏モードデータが読み出される。次にS24において、その曲番号と演奏モードに対応する楽音データが楽音データ記憶部24(図1)から読み出される。この場合、演奏モードが全体演奏モード(すなわち演奏モードデータが「0」)となっていればその演奏曲全体の楽音データが読み出され、短縮演奏モード(すなわち演奏モードデータが「1」)の場合には、その短縮演奏に必要な部分のデータのみが読み出される。なお、短縮演奏モードにおける楽音データの取捨選択は、演奏短縮プログラム12e(図2)により行われる。そして、楽音データとともに歌詞テロップデータ及び背景映像データも読み出され(S25)、これらデータに基づいて音楽演奏と歌詞テロップ及び背景映像のモニタ7への表示とが行われる(S27)。このとき、その演奏曲及び以降の予約曲の曲番号が表示部7に表示される(S26)。
【0020】
ここで、演奏時間を短縮する具体的な方法であるが、簡便な方法としては、例えば短縮しない場合の演奏時間に対し、1より小さい係数を乗ずることによりその短縮時の演奏時間を決定し、演奏が開始されてから該方法で設定された時間が経過すればそこで演奏を打ち切ってしまう方法を例示することができる。しかしながらこの方法では、歌唱中にカラオケ演奏が唐突に打ち切られてしまうこともあり、利用者の不満を招く可能性がある。そこで、より望ましい方法としては、演奏曲が後奏部を含む場合にはこの後奏部を省略ないし短縮して演奏する方法が挙げられる。後奏部を中途で終らせる場合、その曲尾の部分の音量を漸減させて最終的に無音状態とする、いわゆるフェードアウトの手法を用いると曲の中断感が和らげられて効果的である。一方、これとは別の方法として、演奏曲の歌唱部分が複数のコーラス(リフレイン)部を有している場合、コーラス部の1ないしそれ以上を省略して演奏する方法も可能である。この場合、省略されるコーラス部の楽音データとともに、そのコーラス部に対応する歌詞テロップデータも省略して読み込まれることとなる。
【0021】
こうして音楽演奏が終了すると、S28において曲予約メモリ13cがシフトし、演奏曲の予約に関するデータの書換えが行われる。例えば、図8(a)に示すように、これから演奏される曲も含めて合計6曲(曲予約エリアR2〜R7)が予約されている場合、そのエリアR2〜R7に格納されているデータがエリアR1〜R6に移動・上書きされて同図(b)の状態となる。このとき、既に演奏が終わった演奏曲のデータ(シフト前にエリアR1に格納されていたもの;曲番号101)と、末尾のエリアR7に格納されていたデータ(シフト後にエリアR6に格納されるもの;曲番号845)とが消去され、続いてS29において予約曲数Nの値がデクリメントされる(この場合7から6に減少する)。以上で音楽演奏処理は終了する。
【0022】
次に、図7は曲予約処理(図4のS6)の詳細を示している。この処理では、まずS31において入力部19から予約曲の曲番号が入力され、その曲番号が演奏モードデータとともに曲予約メモリ13cの末尾の空きエリア、例えば図8(b)におけるエリアR7に格納されるとともに、予約曲数Nがインクリメントされる。このとき、演奏モードデータは「0」(全体演奏モード)とされる。曲番号の入力が完了すれば、S33においてタイマ20から現在時刻Tnが読み込まれ、S34において利用終了時刻Teとの差Te−Tn、つまり終了までの残り時間が算出される。次に、S36〜S39の処理により、全ての予約曲の合計演奏所要時間Tmが算出される。そして、S40において残り時間Te−TnとTmとが比較され、Tmの方が小さい場合には、どの予約曲も演奏短縮の必要性がないと判断されて図4のS4へ進む。
【0023】
一方、Tmの方が大きい場合は、そのままでは全ての曲を残り時間内に再生できなくなるので調整処理を行う。すなわちS41に進み、曲予約メモリ13cに記憶されている予約曲に対して、その末尾のエリアに格納されているもの、例えば図8(c)においてR7に格納されているものから順に、演奏モードデータを「0」から「1」へ書き換える(すなわち全体演奏モードから短縮演奏モードへ切り換える)。書換えが終了するとS35に戻って合計演奏所要時間Tmの値が一旦クリアされ、短縮後の合計演奏所要時間Tmが算出しなおされる。この処理を繰り返すことで、予約曲が1曲ずつ短縮演奏モードに変更されてゆき、合計演奏所要時間Tmが残り時間Te−Tnより小さくなれば図4のS4へ進む。このときの曲予約メモリ13cの状態を図8(c)に示している。すなわち、末尾のいくつかの予約曲が短縮演奏モードとされ、その時点の残り時間において全ての予約曲の演奏が過不足なく終了するように調整されている。なお、短縮演奏モードへの切り換えは必ずしも末尾の予約曲から順に行う必要はなく、例えば複数の予約曲に対し順不同に短縮モードに切り換えてゆくこともできる。
【0024】
ここで、短縮演奏モードにおいては、その演奏時間を複数段階に設定することも可能であり、例えば複数のコーラス部と後奏部とを有する演奏曲の場合には、第一の短縮モード(演奏モードデータを例えば「1」とする)を後奏部のみをカットするモードとし、第二の短縮モード(演奏モードデータを例えば「2」とする)を後奏部とともに複数のコーラス部のうちの1つのもの(例えば最後のもの)もカットするモードして設定することができる。これら複数の短縮演奏モードは、残り時間の長短に応じて自動的に選択されるようにしてもよいし、利用者が残り時間内にさらに多くの曲を演奏させたい場合に、入力部19等を用いてマニュアル選択できるようにしてもよい。例えば自動選択される場合の例であるが、現在予約中の演奏曲を全て第一の短縮モードで短縮しても、なお残り時間内に演奏が完了できないと判断された場合に、図8(d)に示すように、その末尾の予約曲から順に、より演奏時間が短い第二の短縮演奏モードに切り換えるようにすれば、時間内に演奏終了できるように調整することが可能となる。なお、短縮演奏モードは3以上のものを設定することもできる。
【0025】
上述の実施例においては、予約曲の合計演奏所要時間と残り時間との比較に基づいて演奏モードの変更を行うようにしていたが、残り時間が予め定められた設定値以下になると、以降の演奏曲を一律に短縮して演奏するように処理することも可能である。この場合の曲予約処理の流れは、例えば図9に示すものとなる。すなわち、S31からS34までの処理の流れは図7に示すものと同様であるが、それ以降の処理においては、まずS42で残り時間Te−Tnが設定値Tq以下であるかどうかが判断され、Tq以下であればS43に進んで、曲予約メモリ13cに予約されている全ての曲の演奏モードが短縮演奏に切り換えられる。この場合も短縮演奏モードを2段階(あるいはそれ以上)に設定することができる。例えば、残り時間に対する設定値もこれに対応して2段階に設定しておき、残り時間が第一の設定値以下となった場合には以降の曲が第一の短縮モードで演奏され、さらに時間が経過して第二の設定値以下となった場合には第二の短縮モードで演奏されるように構成することができる。
【0026】
なお、上記実施例はカラオケ装置を例にとっているが、本発明はカラオケ装置以外の音楽再生装置、例えばジュークボックス装置等にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのカラオケ装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1のRAM及びROMの内容を示すブロック図。
【図3】入力部の一例を示す模式図。
【図4】図1のカラオケ装置における処理の流れの概要を示すフローチャート。
【図5】その初期化処理の詳細を示すフローチャート。
【図6】同じく音楽演奏処理の詳細を示すフローチャート。
【図7】同じく曲予約処理の詳細を示すフローチャート。
【図8】曲予約メモリの作用説明図。
【図9】別の方法で曲予約処理を行う場合のフローチャート。
【符号の説明】
1 カラオケ装置(音楽再生装置)
4 カラオケコマンダ
6 スピーカ(音楽演奏手段)
8 アンプミキサ(音楽演奏手段)
10 カラオケ制御部
11 CPU(演奏制御手段、残り時間計測手段、合計演奏所要時間算出手段)
12 ROM
12a 音楽演奏プログラム(音楽演奏手段)
12e 演奏短縮プログラム(演奏制御手段)
12d 選曲プログラム(演奏曲予約手段)
13 RAM
13c 曲予約メモリ(演奏曲予約手段)
19 入力部(演奏曲予約手段)
20 タイマ(残り時間計測手段)
24 楽音データ記憶部(楽音データ記憶手段)

Claims (2)

  1. 演奏曲の楽音データを記憶する楽音データ記憶手段と、
    指定された前記演奏曲の演奏を予約する演奏曲予約手段と、
    前記楽音データの演奏を可能とする音楽演奏手段と、
    予め設定された利用時間に対する残り時間を計測する残り時間計測手段と、
    前記予約された演奏曲に対応する楽音データを前記音楽演奏手段に演奏させるとともに、前記計測される残り時間が所定値以下となった場合、当該楽音データを短縮する短縮演奏モードによって前記音楽演奏手段に演奏させる演奏制御手段と、
    を備えることを特徴とする音楽再生装置。
  2. 前記短縮演奏モードは、前記計測される残り時間に対応した複数の短縮演奏モードを有し、
    前記演奏制御手段は、前記計測される残り時間に対応した短縮演奏モードによって前記楽音データを前記音楽演奏手段に演奏させるものである請求項1に記載の音楽再生装置。
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