JPH09502990A - アントラサイクリン二糖類、それらの調製方法、およびそれらを含む医薬組成物 - Google Patents

アントラサイクリン二糖類、それらの調製方法、およびそれらを含む医薬組成物

Info

Publication number
JPH09502990A
JPH09502990A JP7510106A JP51010695A JPH09502990A JP H09502990 A JPH09502990 A JP H09502990A JP 7510106 A JP7510106 A JP 7510106A JP 51010695 A JP51010695 A JP 51010695A JP H09502990 A JPH09502990 A JP H09502990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
lyxo
exopyranosyl
dideoxy
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7510106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3836503B2 (ja
Inventor
アニマーティ,ファビオ
ロンバルディ,パオロ
アルカモネ,フェデリコ
シポローネ,アマリア
Original Assignee
エイ.メナリニ インダストリエ ファルマチュチキ リウニテ エス.アール.エル.
ブリストル−マイヤーズ スクイッブ エス.ピー.エイ.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エイ.メナリニ インダストリエ ファルマチュチキ リウニテ エス.アール.エル., ブリストル−マイヤーズ スクイッブ エス.ピー.エイ. filed Critical エイ.メナリニ インダストリエ ファルマチュチキ リウニテ エス.アール.エル.
Publication of JPH09502990A publication Critical patent/JPH09502990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3836503B2 publication Critical patent/JP3836503B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • C07H15/252Naphthacene radicals, e.g. daunomycins, adriamycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、一般式(I)および(II)の化合物、それらの医薬上許される塩、それらの調製方法、並びにそれらを含む医薬組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 アントラサイクリン二糖類、それらの調製方法、およびそれらを含む医薬組成物 発明の分野 本発明は一般式(I)および(II)の化合物、および抗癌特性を有するそれらの医 薬上許される塩に関する。 式中、 RはHもしくはOHまたはOR7基(R7はCHOもしくはCOCH3または6個までの 炭素原子を含むカルボン酸のアシル基である)であり、 R1はHN、OHまたはOCH3であり、 R2はHまたはFであり、 R3はHまたはOHであり、 R4およびR5は、同じであり、または異なり、それぞれH、OHまたはNH2で あり、 たはエカトリアルの位置にあり得ることを示す。 上記の式に見られるように、化合物(I)および(II)はグリコシド基の空間配置 を専ら異にし、それ故、式(A)により表し得る。 式中、 で第一の糖の炭素原子4’に結合されてもよいことを示す。 また、本発明は前記化合物、それらの医薬上許される塩、およびそれらを含む 医薬組成物の調製方法に関する。 従来技術 ダウノルビシンおよびドキソルビシンは種々の固型腫瘍および白血病の治療の ための臨床上の実施に現在使用されている公知の抗生物質である(F.Arcamone“ ドキソルビシン:抗癌抗生物質“,A.C.Sartorelli編集,アカデミック プレス ,N.Y.,1981)。 欧州特許第0457215号明細書は、構造が本願で特許請求された生成物の構造と 似ているが、一のグリコシド基しか有さない生成物を開示している。 しかしながら、知られているように、現在使用される抗癌剤により生じるひど い副作用は、それがなければ、その治療から恩恵を受けるかなりの数の患者にお けるそれの使用に制限を課する。更に、顕著な進歩が幾つかの重要な固型腫瘍、 例えば、肺腫瘍および卵巣腫瘍(これらは現行のいかなる治療にも適切に応答し ない)の治療に必要とされる。 従って、疾患細胞の増殖に対する抑制作用が正常な細胞と比較して高度に選択 的な薬剤が市販されることについて、緊急の要望がある。 発明の詳細な説明 本発明の目的は、炭水化物部分が二糖残基からなる、新規な抗癌化合物、特に アントラサイクリン類似体を提供することである。 驚くことに、アグリコンに直接結合された糖がアミノ基を含まない、特許請求 されたアントラサイクリン二糖類は、既に知られているアントラサイクリンより も高い抗癌活性および選択性を示すことがわかった。二つ以上の炭水化物残基を 含む既知のアントラサイクリンにおいて、アグリコンに結合された糖が常に遊離 アミノ基または置換アミノ基を含むことは注目に値する。 本発明の化合物は上記の一般式(I)および(II)の化合物、およびそれらの医薬 上許される塩であり、式中、R、R1、R2、R3、R4、およびR5は上記のとお りである。 また、本発明は、前記化合物、または医薬上許される酸、好ましくは塩酸と前 記化合物との塩を含む医薬組成物に関する。 下記の化合物が特に好ましい。 a)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]ダウノルビシノンクロルヒドレ ート、 b)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]ダウノルビシノンクロルヒド レート、 c)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]ドキソルビシノンクロルヒドレ ート、 d)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ- エキソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]ドキソルビシノンクロル ヒドレート、 e)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ダウノルビシ ノンクロルヒドレート、 f)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ダウノルビシノ ンクロルヒドレート、 g)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ドキソルビシノ ンクロルヒドレート、 h)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ドキソルビシ ノンクロルヒドレート、 i)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,4,6-テトラデオキシ-4-アミノ-α-L-エリス ロ-エキソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]ダウノルビシノンクロ ルヒドレート、 j)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,4,6-テトラデオキシ-4-アミノ-α-L-エリス ロ-エキソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ダウノ ルビシノンクロルヒドレート、 k)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,4,6-テトラデオキシ-4-アミノ-α-L-エリス ロ-エキソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]ドキソルビシノンクロ ルヒドレート、 l)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,4,6-テトラデオキシ-4-アミノ-α-L-エリス ロ-エキソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ドキソ ルビシノンクロルヒドレート、 m)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-8-フルオロ-ダ ウノルビシノンクロルヒドレート、 n)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-8-フルオロ-ド キソルビシノンクロルヒドレート。 一般式(I)および(II)の化合物は下記の工程からなる方法により調製し得る。 a)式(III)の化合物 (式中、R1およびR2は上記のとおりであり、かつR6はHまたはOR7基(R7 はアルコール官能基の保護基であり、好ましくはアセチル基、ジメチルターブチ ルシリル基またはp-メトキシフェニルジフェニルメチル基から選ばれる)である )と、式(IV)または(V)の化合物 (式中、R8はHまたは保護された-OH基、好ましくはp-ニトロベンゾエートであ り、R9およびR10は同じであり、または異なり、それぞれがHまたは保護され たOH基、好ましくはp-ニトロベンゾエートまたは保護されたNH2基、好ましく はトリフルオロアセトアミドまたはアリルカルボキシアミドであり、かつXは、 縮合条件下で、式(III)の化合物の位置C-7のヒドロキシル基にそれ自体で結合し 得る安定な炭素陽イオンを生成できる基であり、前記X基はグリコシド化反応 に使用される基、例えば、ハロゲン、例えば、塩素もしくは臭素、好ましくは塩 素、またはp-ニトロベンゾイルオキシ基の中から適宜選ばれる) との縮合。こうして式(VI)または(VII)の化合物が得られる。 されたとおりである) b)式(VI)および(VII)の化合物からOH官能基および/またはNH2官能基の保護基 を除去して式(I)および(II)の化合物(式中、R、R1、R2、R3、R4の反応 c)必要により、前記式(I)および(II)のグリコシドの、医薬上許される塩、好ま しくはクロルヒドレートへの変換。 式(VI)または(VII)の化合物を得るための、式(IV)または(V)の化合物による式 (III)の化合物のグリコシド化の反応条件は、式(IV)または(V)の化合物中に存在 する置換基の型に応じて変化し得る。 グリコシド化は縮合剤の存在下で不活性有機溶媒中で行われる。 使用される縮合剤は、例えば、銀トリフルオロメタンスルホネート、過塩素酸 銀、酸化水銀と臭化水銀の混合物、ホウ素ハロゲン化物、四塩化チタンもしくは 四塩化スズまたはイオン交換樹脂、例えば、アンバーライトである。 グリコシド化は不活性溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、エチルエーテル、 テトラヒドロフラン、ジオキサン、クロロホルム、塩化メチレンまたはジクロロ エタンおよびこれらの混合物中で1:1〜1:3のモル比で行われるのが好ましい。 反応温度は-40℃から40℃まで、好ましくは-20℃から20℃までの範囲であって もよく、また反応時間は15分から3時間までの範囲であればよい。 反応混合物は脱水物質、例えば、活性化されたモレキュラーシーブを含んでい てもよい。 反応の進行中または反応終了時に、反応混合物に有機塩基、例えば、ピリジン 、コリジン、N,N-ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミンまたは1,8-ビス-( ジメチルアミノ)-ナフタレンを添加してもよい。 本発明によれば、式(I)の化合物を得るための式(VI)および(VII)の化合物から のOH官能基および/またはNH2官能基の保護基の除去は、使用した保護基の型 に応じて異なる条件下で行えばよい。 R9および/またはR10が同じであり、または異なり、それぞれが保護されたN H2基、例えば、トリフルオロアセトアミドまたは保護されたOH基、例えば、p- ニトロベンゾエートであり、かつ/またはR8が保護されたOH基、例えば、p- ニトロベンゾエートであり、かつ/またはR6が保護されたOH基、例えば、ア セテートである場合、脱保護反応は極性溶媒、例えば、水、メタノール、エタノ ール、ピリジン、ジメチルホルムアミドまたはこれらの混合物中で化学量論量ま たは化学量論量より過剰の無機塩基、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム またはバリウムの水酸化物または炭酸塩の存在下で行われる。 その反応温度は0℃から50℃までの範囲であればよく、また反応時間は3時間 から48時間までの範囲であればよい。 R9および/またはR10が保護されたNH。基、例えば、アリルカルボキシアミ ドである場合、脱保護は不活性溶媒中で金属錯体、例えば、Tetrahedron Letter s,30,3773(1989)に開示されたようなテトラキス(トリフェニルホスフィン) パラジウム、または、例えば、J.Org.Chem.,38,3233(1973)に開示されたよ うなテトラカルボニルニッケルの存在下で行われる。 R6が保護されたOH基、例えば、ジメチルタ−ブチルシリルエーテルである 場合、脱保護は不活性溶媒中で、例えば、J.of Antibiot.,37,853(1984)に 開示されたようなテトラブチルアンモニウムフルオリドの存在下で行われる。 R6が保護されたOH基、例えば、p-メトキシフェニルジフェニルメチルエー テルである場合、脱保護は、例えば、J.Org.Chem.,42,3653(1977)に開示さ れたように、酸媒質、例えば、酢酸水溶液中で行われる。 式(III)の化合物は知られており、または、例えば、Gazz.Chim.Ital.,114,5 17(1984)、Bull.Chem.Soc.Jpn.,59,423(1986)、そして本願出願人により 前記イタリア特許出願に開示されたように、有機化学において知られている方法 およびプロセスに従って調製すればよく、これらの開示が参考として本明細書に 含まれる。 式(IV)または(V)の化合物は知られており、または有機化学において知られて いる二糖類の合成の方法およびプロセス[J.Carbohydr.Chem.,10,833(1991) 、Carbohydr.Res.,74,199(1979)、Carbohydr.Res.,208,111(1980)、Tet rahedron,46,103(1990)]に従って調製すればよい。 また、所望により、式(I)および(II)のアントラサイクリングリコシド(式中 、R1、R2、R3、R4、R5は先に定義されたとおりであり、かつRはOH基で ある)は、式(I)および(II)のグリコシドまたはその医薬上許される塩(式中、 り、かつRはHである)から、クロロホルム中の臭素により14位の炭素を臭素化 し、得られた14−ブロモ誘導体を次にギ酸ナトリウムにより室温で48時間加水分 解することにより調製してもよい。 所望により、式(I)および(II)のグリコシドはメチルアルコール中の塩酸によ る処理により、それらの医薬上許される塩、例えば、クロルヒドレートに変換し てもよい。 また、本発明は、活性成分としての式(I)または(II)の化合物またはその医薬 上許される塩を、医薬上許される希釈剤または担体と組み合わせて含む医薬組成 物に関する。 本発明によれば、治療有効投薬量の式(I)または(II)の化合物が不活性担体と 組み合わされる。これらの組成物は普通の担体を使用して通常の方法で製剤化し てもよい。 特許請求された化合物はヒトおよびその他の哺乳類の治療措置に有益である。 特に、前記化合物は治療有効投薬量で投与される時に良好な抗癌剤である。 以下の実施例により本発明を更に詳しく説明する。 実施例1 7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ダウノルビシノ ンクロルヒドレート(式IIの化合物、R=R1=R2=H、R3=R5=OH、R4 =NH2) -20℃、モレキュラーシーブ(A4)の存在下、塩化メチル(72ml)およびエチルエ ーテル(24ml)中で、4-デメトキシダウノルビシノン(式IIIの化合物、R1=R2= R6=H)(300mg、0.81mmol)および2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-4- 0-p-ニトロベンゾイル-3-トリフルオロアセトアミド-α-L-リキソ-エキソピラノ シル)-3-0-p-ニトロベンゾイル-α-L-リキソ-エキソピラノシル-p-ニトロベンゾ エート(式IVの化合物、R3=R5=p-ニトロベンゾイル-オキシ-、R4=トリフル オロアセトアミド-、X=p-ニトロベンゾイルオキシ-)(600mg、0.72mmol)の混合 物をトリメチルシリルトリフレート(266μl、1.44mmol)で処理した。その反応混 合物を1時間攪拌し、次にそれを塩化メチレンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム 溶液で洗浄し、蒸発、乾燥させた。残渣をシリカゲルによるクロマトグラフィー (溶離剤CH2Cl2-EtOH、99/l)により分離して、 7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-4-0-p-ニトロベンゾイル-3-ト リフルオロアセトアミド-α-L-リキソ-エキソピラノシル)-3-0-p-ニトロベンゾ イル-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシダウノルビシノン(式VIIの 化合物、R1=R2=R6=H、R8=R10=p-ニトロベンゾイルオキシ-、R9=ト リフルオロアセトアミド-)360mgを得た。 H2O/MeOHN、1/1中のBa(OH)2の0.1Mの溶液17.6ml中の式(VII)の化合物(R1=R2 =R6=H、R8=R10=p-ニトロベンゾイルオキシ-、R9=トリフルオロアセ トアミド-)(l20mg;0.117mmol)の保護されたグリコシド懸濁液を、室温で3時間 、攪拌下に維持した。その反応混合物を0.2Mの重硫酸カリウム溶液で中和し、そ してクロロホルムで抽出した。有機抽出物を一緒に回収し、無水硫酸ナトリウム で乾燥させ、蒸発、乾燥させ、そして0.002MのHCl溶液に吸収させた。その酸性 水溶液をクロロホルムで洗浄し、凍結乾燥して所望の生成物(式IIの化合物、R =R1=R2=H、R3=R5=OH、R4=NH2)62mgを得た。収率は39%であった 。 得られたNMRデータを以下に報告する。1 H NMR(DMSO-d6)、δ1.05(d,3H),1.15(d,3H),1.5-1.95(m,4H),2.1(m,2H),2. 25(s,3H),2.95(dd,2H),3.55(s,2H),3.8(m,1H),3.95(m,1H),4.15(q,1H),4 .35(q,1H),4.6(d,1H),4.9(bs,2H),5.25(bs,1H),5.35(d,1H),5.55(s,1H),7 .95(bs,2H),8.25(bs,2H) 同様の方法に従って、下記の式(I)および(II)の化合物を得た。 7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]ダウノルビシノンクロルヒドレ ート(式IIの化合物、R=R2=H、R1=OCH3、R3=R5=OH、R4=NH2)1 H NMR(DMSO-d6)、δ1.05(d,3H),1.15(d,3H),1.35-2.15(m,6H),2.25(s,3H), 2.95(dd,2H),3.55(bs,2H),3.8(m,1H),3.95(s,3H),4.05-4.2(m+q,2H),4.35 (q,1H),4.9(bs,2H),5.25(d,1H),7.65(m,1H),7.9(d,2H) 7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]ダウノルビシノンクロ ルヒドレート(式Iの化合物、R=R2=H、R1=OCH3、R3=R5=OH、R4= NH2)1 H NMR(DMSO-d6)、δ1.13(d,3H),1.15(d,3H),1.45-1.85(m,4H),2.05(m,2H), 2.15(s,3H),2.87(dd,2H),2.98(m,1H),3.5(m,1H),3.6(m,1H),3.85(q,1H), 3.9(q,1H),3.9(s,3H),4.84(m,2H),5.13(bs,1H),5.28(s,1H),5.32(d,1H),5 .55(s,1H),7.55(m,1H),7.8(m,2H) 7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エキ ソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ダウノルビシ ノンクロルヒドレート(式Iの化合物、R=R1=R2=H、R3=R5=OH、R4 =NH2)1 H NMR(DMSO-d6)、δ1.1(d,3H),1.2(d,3H),1.5-1.95(m,4H),2.05-2.2(m,2H) ,2.25(s,3H),2.95(dd,2H),3.1(t,1H),3.4(m,1H),3.6(bs,1H),3.65(m,1H) ,3.85-4.00(q+q,2H),3.9(m,1H),4.95(d,1H),5.2(d,1H),5.4(bs,2H),5.7(s ,1H),7.95(m,2H),8.25(m,2H)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,E E,FI,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MN, MW,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,SI,S K,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 アニマーティ,ファビオ イタリア国 アイ―00152 ローマ,25番 地,ヴィア モンテヴェルデ (72)発明者 ロンバルディ,パオロ イタリア国 アイ―20020 セサーテ,22 番地,16エイ ストラーダ (72)発明者 アルカモネ,フェデリコ イタリア国 アイ―20014 ネルヴィアノ 26番地,ヴィア 4 ノヴェンブレ (72)発明者 シポローネ,アマリア イタリア国 アイ―00128 ローマ,31番 地,ヴィア アイ.オルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式(I)および(II)の化合物、並びにそれらの医薬上許される塩。 (式中、 RはHもしくはOHまたはOR7基(R7はCHOもしくはCOCH3または6個まで の炭素原子を含むカルボン酸のアシル基である)であり、 R1はH、OHまたはOCH3であり、 R2はHまたはFであり、 R3はHまたはOHであり、 R4およびR5は、同じであり、または異なり、それぞれH、OHまたはNH2 であり、 またはエカトリアルの位置にあり得ることを示す) 2.a)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ- エキソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]ダウノルビシノンクロルヒ ドレート、 b)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エ キソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]ダウノルビシノンクロルヒ ドレート c)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エ キソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]ドキソルビシノンクロルヒド レート、 d)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エ キソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]ドキソルビシノンクロルヒ ドレート、 e)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エ キソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ダウノルビ シノンクロルヒドレート、 f)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エ キソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ダウノルビシ ノンクロルヒドレート、 g)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エ キソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ドキソルビシ ノンクロルヒドレート、 h)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エ キソピラノシル)-α-L-アラビノ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ドキソルビ シノンクロルヒドレート、 i)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,4,6-テトラデオキシ-4-アミノ-α-L-エリ スロ-エキソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]ダウノルビシノンク ロルヒドレート、 j)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,4,6-テトラデオキシ-4-アミノ-α-L-エリ スロ-エキソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキ シ-ダウノルビシノンクロルヒドレート、 k)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,4,6-テトラデオキシ-4-アミノ-α-L-エリ スロ-エキソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]ドキソルビシノンク ロルヒドレート、 l)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,4,6-テトラデオキシ-4-アミノ-α-L-エリ スロ-エキソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-ドキ ソルビシノンクロルヒドレート、 m)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エ キソピラノシル)-α-L-リキソ一エキソピラノシル]-4-デメトキシ-8-フルオロ- ダウノルビシノンクロルヒドレート及び n)7-0-[2,6-ジデオキシ-4-0-(2,3,6-トリデオキシ-3-アミノ-α-L-リキソ-エ キソピラノシル)-α-L-リキソ-エキソピラノシル]-4-デメトキシ-8-フルオロ- ドキソルビシノンクロルヒドレート からなる群に属する請求項1に記載の式(I)および(II)の化合物。 3.一般式(I)および(II)の化合物またはそれらの医薬上許される塩の調製方法 であって、 (式中、 RはHもしくはOHまたはOR7基(R7はCHOもしくはCOCH3または6個まで の炭素原子を含むカルボン酸のアシル基である)であり、 R1はH、OHまたはOCH3であり、 R2はHまたはFであり、 R3はHまたはOHであり、 R4およびR5は、同じであり、または異なり、それぞれH、OHまたはNH2 であり、 またはエカトリアルの位置にあり得ることを示す) 下記の工程: i)式(III)の化合物 (式中、R1およびR2は上記のとおりであり、かつR6はHまたはOR7基(R7 はアセチル基、ジメチルターブチルシリル基またはp-メトキシフェニルジフェ ニルメチル基の中から選ばれた、アルコール官能基の保護基である)である) と、式(IV)または(V)の化合物 (式中、R8はHまたは保護された-OH基であり、R9およびR10は同じであり 、または異なり、それぞれがH、保護された-OH基または保護されたNH2基であり 、かつXはハロゲンまたはp-ニトロベンゾイルオキシ基から選ばれた基である) との縮合、こうして式(VI)または(VII)の化合物を得、 義されたとおりである) ii)式(VI)および(VII)の化合物からOH官能基および/またはNH2官能基の保 護基を除去して式(I)および(II)の化合物(式中、R、R1、R2、R3は複数の反応、 iii)必要により、式(I)および(II)の化合物の、医薬上許される塩への変換 からなる上記の化合物の調製方法。 4.下記の工程: i)式(I)および(II)の化合物またはそれらの医薬上許される塩(式中、R1かつRはHである)の14位の炭素の臭素化、ならびに ii)得られた14−ブロモ誘導体を加水分解し、式(I)および(II)の化合物(式中 、R1、R2、R3、R4、R5は先に定義されたとおりであり、かつRはOH基で ある)を得ること からなる、請求項1に記載の式(I)および(II)の化合物(式中、R1、R2、R3 、R4、R5は先に定義されたとおりであり、かつRはOH基である)、またはそ れらの医薬上許される塩の調製方法。 5.工程iの式(IV)または(V)の化合物において、R8がHまたは保護されたOH 基、例えば、p-ニトロベンゾエートであり、R9およびR10が同じであり、また は異なり、それぞれがHまたは保護されたOH基、例えば、p-ニトロベンゾイル 基またはトリフルオロアセトチル基もしくはアリルオキシカルボニル基により保 護されたNH2基である請求項3に記載の方法。 6.工程i)が、銀トリフレート、過塩素酸銀、酸化水銀と臭化水銀との混合物、 トリメチルシリルトリフレート、p-トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、ホ ウ素ハロゲン化物、四塩化スズ、四塩化チタンまたはアンバーライト型のイオン 交換樹脂からなる群から選ばれた縮合剤の存在下で行われる請求項3に記載の方 法。 7.式(III)の化合物が不活性有機溶媒に溶解され、縮合が脱水物質としてのモ レキュラーシーブの存在下で行われる請求項3および6に記載の方法。 8.縮合中にピリジン、コリジン、N,N-ジメチルアミノピリジン、トリエチルア ミンまたは1,8-ビス-(ジメチルアミノ)-ナフタレンからなる群から選ばれた有機 塩基で反応混合物に添加される請求項6および7に記載の方法。 9.工程i)の前記ハロゲンが塩素または臭素である請求項3に記載の方法。 10.工程ii)において、NH2官能基を保護するトリフルオロアセチル基、および/ またはOH官能基を保護するp-ニトロベンゾイル基および/またはアセチル基が 、ナトリウム、カリウム、リチウムまたはバリウムの水酸化物または炭酸塩から なる群から選ばれた無機塩基の作用により除去される請求項3に記載の方法。 11.工程ii)において、NH2官能基を保護するアリルオキシカルボニル基がニッ ケルまたはパラジウム有機錯体の作用により除去される請求項3に記載の方法。 12.工程ii)において、OH官能基を保護するメトキシフェニルジフェニルメチ ル基が有機酸の作用により除去される請求項3に記載の方法。 13.前記有機酸が酢酸である請求項12に記載の方法。 14.工程ii)において、OH官能基を保護するジメチルターブチルシリル基がテ トラブチルアンモニウムフルオリドの存在下で除去される請求項3に記載の方法 。 15.工程iii)において、式(I)および(II)の化合物が医薬上許されるクロルヒド レートに変換される請求項3に記載の方法。 16.工程i)において、臭素化がクロロホルム中で臭素を用いて行われる請求項4 に記載の方法。 17.工程ii)において、加水分解がギ酸ナトリウムを用いて行われる請求項4に 記載の方法。 18.活性成分として少なくとも請求項1および2に記載の化合物またはその医薬 上許される塩を、医薬上許される担体または希釈剤と組み合わせて含んでなる医 薬組成物。 19.請求項1および2に記載の化合物またはその医薬上許される塩の抗癌剤とし ての使用。 20.活性成分として少なくとも請求項1および2に記載の化合物またはその医薬 上許される塩を、医薬上許される担体または希釈剤と組み合わせて含んでなる、 抗癌剤として作用する医薬組成物。
JP51010695A 1993-09-30 1994-09-26 アントラサイクリン二糖類、それらの調製方法、およびそれらを含む医薬組成物 Expired - Fee Related JP3836503B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITFI930187A IT1262565B (it) 1993-09-30 1993-09-30 Disaccaridi di antracicline, loro processi di preparazione e composizioni farmaceutiche che li contengono.
IT93A000187 1993-09-30
PCT/EP1994/003201 WO1995009173A1 (en) 1993-09-30 1994-09-26 Anthracycline disaccharides, process for their preparation, and pharmaceutical compositions containing them

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09502990A true JPH09502990A (ja) 1997-03-25
JP3836503B2 JP3836503B2 (ja) 2006-10-25

Family

ID=11350615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51010695A Expired - Fee Related JP3836503B2 (ja) 1993-09-30 1994-09-26 アントラサイクリン二糖類、それらの調製方法、およびそれらを含む医薬組成物

Country Status (27)

Country Link
US (1) US5801152A (ja)
EP (1) EP0721456B1 (ja)
JP (1) JP3836503B2 (ja)
KR (1) KR100341166B1 (ja)
CN (1) CN1042032C (ja)
AT (1) ATE178901T1 (ja)
AU (1) AU688374B2 (ja)
BG (1) BG62289B1 (ja)
BR (2) BR9407679A (ja)
CZ (1) CZ288462B6 (ja)
DE (1) DE69417907T2 (ja)
DK (1) DK0721456T3 (ja)
ES (1) ES2132429T3 (ja)
FI (1) FI113541B (ja)
GE (1) GEP20002095B (ja)
GR (1) GR3030731T3 (ja)
HU (1) HU227309B1 (ja)
IT (1) IT1262565B (ja)
NO (1) NO305400B1 (ja)
NZ (1) NZ273624A (ja)
PL (1) PL179399B1 (ja)
RO (1) RO115525B1 (ja)
RU (1) RU2144540C1 (ja)
SK (1) SK281797B6 (ja)
TW (1) TW404950B (ja)
UA (1) UA41951C2 (ja)
WO (1) WO1995009173A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1271689B (it) * 1994-08-04 1997-06-04 Menarini Farma Ind 8-fluoro-antracicline, loro processi di preparazione e composizioni farmaceutiche che le contengono
IT1307846B1 (it) * 1999-03-09 2001-11-19 Menarini Ricerche Spa L-arabino disaccaridi di antracicline, loro processi di preparazione ecomposizioni farmaceutiche che li contengono.
CN112010913B (zh) * 2019-05-31 2022-06-21 南京正大天晴制药有限公司 4-脱氧柔红霉素的制备方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1561507A (en) * 1976-11-17 1980-02-20 Farmaceutici Italia Snthracycline disaccharides
US4201773A (en) * 1978-07-26 1980-05-06 The United States Of America As Represented By The Department Of Health, Education And Welfare 7-O-(2,6-Dideoxy-α-L-lyxo-hexopyranosyl)-daunomycinone, desmethoxy daunomycinone, adriamycinone, and carminomycinone
DE3641833A1 (de) * 1986-12-08 1988-06-09 Behringwerke Ag Zytostatisch wirksame anthracyclinderivate
US4918172A (en) * 1987-10-06 1990-04-17 Sanraku Incorporated Anthracycline antibiotics
AU4752190A (en) * 1988-12-28 1990-08-01 Board Of Regents, The University Of Texas System 3'-deamino analogs of esorubicin and methods for their use
IT1241927B (it) * 1990-05-14 1994-02-01 Menarini Farma Ind 3'-deamino-4'-deossi-4'-amino-8-fluoroantra- cicline processi per la loro preparazione e composizioni farmaceutiche che le contengono
WO1992007862A1 (en) * 1990-10-30 1992-05-14 Yale University Antibiotics improved by conjugation with stereospecific carbohydrtes and methods for carbohydrate stereoselectivity

Also Published As

Publication number Publication date
HU9600812D0 (en) 1996-05-28
AU688374B2 (en) 1998-03-12
ES2132429T3 (es) 1999-08-16
TW404950B (en) 2000-09-11
ATE178901T1 (de) 1999-04-15
NO961061L (no) 1996-03-15
PL313708A1 (en) 1996-07-22
SK39696A3 (en) 1996-11-06
JP3836503B2 (ja) 2006-10-25
CN1042032C (zh) 1999-02-10
GR3030731T3 (en) 1999-11-30
AU7698694A (en) 1995-04-18
ITFI930187A1 (it) 1995-03-30
RU2144540C1 (ru) 2000-01-20
BR1100550A (pt) 2000-03-14
KR100341166B1 (ko) 2002-11-11
IT1262565B (it) 1996-07-04
CN1136317A (zh) 1996-11-20
NO305400B1 (no) 1999-05-25
EP0721456B1 (en) 1999-04-14
SK281797B6 (sk) 2001-08-06
DE69417907T2 (de) 1999-08-12
RO115525B1 (ro) 2000-03-30
EP0721456A1 (en) 1996-07-17
NO961061D0 (no) 1996-03-15
FI961423A (fi) 1996-03-29
DK0721456T3 (da) 1999-10-25
BR9407679A (pt) 1997-03-04
ITFI930187A0 (it) 1993-09-30
UA41951C2 (uk) 2001-10-15
CZ288462B6 (en) 2001-06-13
GEP20002095B (en) 2000-05-10
PL179399B1 (pl) 2000-08-31
FI961423A0 (fi) 1996-03-29
CZ90496A3 (en) 1997-03-12
FI113541B (fi) 2004-05-14
BG100466A (bg) 1996-11-29
DE69417907D1 (de) 1999-05-20
HU227309B1 (en) 2011-03-28
NZ273624A (en) 1998-01-26
HUT75343A (en) 1997-05-28
BG62289B1 (bg) 1999-07-30
US5801152A (en) 1998-09-01
WO1995009173A1 (en) 1995-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6328077B2 (ja)
JPH0660191B2 (ja) 新規アントラサイクリングリコシド類,それらの製造方法及びそれらを含む抗腫瘍剤
JPH09502990A (ja) アントラサイクリン二糖類、それらの調製方法、およびそれらを含む医薬組成物
EP0230013B1 (en) New anthracycline derivatives, uses thereof as antitumor agent and production thereof
JPS58198455A (ja) (−)−15−デオキシスパガリンおよびその製造法並びにその中間体
JPH10503509A (ja) 8−フルオロ−アントラサイクリン類、それらの調整法及びそれらを含む薬学的組成品
JP4615712B2 (ja) 5−イミノ−13−デオキシアントラサイクリン誘導体、その使用、及び、その調製方法
CA2173158C (en) Anthracycline disaccharides, process for their preparation, and pharmaceutical compositions containing them
GB2215332A (en) 4-Demethyl-4-0-(p-fluorobenzensulfonyl) anthracycline glycosides
JP2584479B2 (ja) 新規なアンスラサイクリン誘導体とその製造法
JPH01153694A (ja) 新規4‐デメトキシアントラサイクリン誘導体
HRP950092A2 (en) Anthracycline disaccharides, process for their preparation, and pharmaceutical compositions containing them
GB2201419A (en) Anthracycline-oestrone derivatives
JP2584486B2 (ja) 新規なアンスラサイクリン誘導体とその製造法
JPH0912590A (ja) 4−アミノ−2,4,6−トリデオキシ−2−フルオロ−マンノピラノシル基を有する新規アンスラサイクリン誘導体
JP2002539133A (ja) アントラサイクリンのl−アラビノ−二糖類、その製造方法およびそれを含有する医薬組成物
JPH01203397A (ja) 新規なアンスラサイクリン誘導体とその製造法
JPH0113717B2 (ja)
JPS6328437B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees