JPH0948723A - 乳液状パウダー化粧料 - Google Patents

乳液状パウダー化粧料

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JPH0948723A
JPH0948723A JP7338128A JP33812895A JPH0948723A JP H0948723 A JPH0948723 A JP H0948723A JP 7338128 A JP7338128 A JP 7338128A JP 33812895 A JP33812895 A JP 33812895A JP H0948723 A JPH0948723 A JP H0948723A
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隆司 大森
Yoshihisa Kimoto
喜久 木本
Masami Kodama
昌巳 児玉
Kiyoshi Miyazawa
清 宮澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肌に塗布した時に清涼感があり、かつさらさ
らとした使用感触を有すると共に、べたつきがなく、し
かも安定で白浮きのない乳液状パウダー化粧料を提供す
る。 【解決手段】 エタノールのような低級アルコールと、
トウモロコシデンプンのような多孔質または吸水性粉末
と、オクタン酸セチルのような液状油分と、高級アルコ
ールと、アルキル変性カルボキシビニルポリマーとを配
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳液状パウダー化粧
料に関し、さらに詳しくは、肌に塗布した時に清涼感が
あり、しかもさらさら、すべすべとしたパウダー感が得
られる乳液状パウダー化粧料に関する。この乳液状パウ
ダー化粧料は、保湿剤を配合することで基礎化粧料に応
用したり、あるいは適当な香料を配合して塗布タイプの
芳香化粧料として用いる等、幅広い応用が可能なもので
ある。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、粉体を化粧料に配合する技術は、皮膚上の汚れや
余剰の脂質、汗等の成分を粉体に吸収させて皮膚を清浄
する、またその吸収作用により耐皮脂性、耐汗性を高
め、化粧持ちを良くする、あるいはそのさらさらした感
触を利用して使用感を高める等を目的として従来より広
く用いられている。例えば、化粧水としては、カラミン
(0.5%程度の酸化第二鉄を含む酸化亜鉛)を含有し
たローションがあり、これは乾燥、冷却、保護作用を持
つ夏用ローションとして従来よりよく用いられている。
しかしながら、基本的に保湿あるいは収斂を目的とした
ものであるため、使用感についてはあまり考慮されてい
なかった。また実際にも、乳化のバランス上粉末を多く
配合できないため、さらさら感を付与できるまでには至
っておらず、また清涼感についても満足できるものでは
なかった。一方、全身を対象として夏期の湯上がりやひ
げそり後などに用いて、肌にさらさらした感触を付与す
ると共に、汗や水分を吸収するボディー用のパウダー化
粧料としては、ベビーパウダーやタルカムパウダーが知
られている。また、粉末中に香料を配合することにより
肌に賦香することを目的としたダスティングパウダーも
知られている。しかしながら、これらの打粉して用いる
ボディー用パウダー化粧料は、粉末の飛散りがあり、衣
服や周辺部を汚す等、使用性の点で不便であるという問
題点、さらに打粉した後、粉末が白くなって残るという
欠点があった。また、皮膚への清涼感については、未だ
満足できるものではなかった。
【0003】本発明はこのような従来の事情に鑑みてな
されたもので、全身を対象とした粉末化粧料であって、
清涼感があり、かつさらさらとした使用感触を有すると
共に、べたつきがなく、白浮きのない乳液状パウダー化
粧料を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、相当量の低級アルコールと、トウモロコシデ
ンプンのような多孔質および/または吸水性の粉末とを
配合することで肌に塗布した時に低級アルコールに起因
する清涼感が付与されると共に、粉末の多量配合が可能
となってパウダー感に富むボディー用パウダー化粧水が
得られ、さらにこれに液状油分を配合して肌塗布後の白
浮きを抑えると共に、高級アルコールとアルキル変性カ
ルボキシビニルポリマーとを配合することで安定な乳液
状のパウダー化粧料が得られることを見い出した。
【0005】即ち、本発明は、低級アルコールと、多孔
質および/または吸水性の粉末と、液状油分と、炭素数
が12〜24の高級アルコールと、下記一般式(1)で表
され、分子量が50万〜300万のアルキル変性カルボ
キシビニルポリマーとを配合してなることを特徴とする
乳液状パウダー化粧料である。
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1は水素原子または炭素数10
〜30のアルキル基、n、n’、mおよびm’はn+
n’+m+m’=40〜100となるような任意の数を
示し、lは分子量が所定範囲となるような任意の数を示
す。)
【0008】次に、本発明の構成について説明する。本
発明で使用される低級アルコールとしては、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イ
ソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げら
れるが、このうち特にエタノールが好ましい。配合量
は、化粧水全量中、50.0〜92.0重量%であり、
好ましくは60.0重量%以上である。低級アルコール
量が50.0重量%未満では満足できる清涼感が得られ
にくい。このように、多量の低級アルコールを配合する
ことで、肌に塗布した時に、この低級アルコールの揮散
時の気化熱によって肌に清涼感が付与され、さらに塗布
後、程なく低級アルコール成分が揮散して、相当量の粉
末成分が肌に残ることで、肌にさらさらした感触が付与
される。
【0009】本発明で使用される多孔質および/または
吸水性の粉末としては、トウモロコシやバレイショ等か
ら得られるスターチ類、無水ケイ酸、タルク、カオリ
ン、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミ
ン酸マグネシウム、アルギン酸カルシウム、合成および
天然のヘクトライト,ベントナイト等の粉末が挙げられ
る。これらの中で使用性の観点から最も好適な粉末はト
ウモロコシデンプン、バレイショデンプンおよび無水ケ
イ酸であり、特にトウモロコシデンプンが好ましい。配
合量は、5.0〜30.0重量%であり、好ましくは、
10.0〜20.0重量%である。多孔質および/また
は吸水性の粉末の配合量が5.0重量%未満では肌塗布
後のパウダー感に乏しくなり、30.0重量%を超えて
配合すると肌塗布時に粉末がよれてしまう。
【0010】本発明で使用される液状油分としては、流
動パラフィン類,スクワラン,スクワレン等の炭化水素
系油分、ジメチルポリシロキサン,メチルポリシロキサ
ン,メチルフェニルポリシロキサン,メチルハイドロジ
ェンポリシロキサン等のシリコーン油分、アジピン酸イ
ソプロピル,イソステアリン酸ヘキシルデシル,オクタ
ン酸セチル,パルミチン酸オクチル,ミリスチン酸イソ
プロピル,イソオクタン酸グリセリル等の合成系エステ
ル油分、アボガド油,オリーブ油,ゴマ油,大豆油,ツ
バキ油,トウモロコシ油,ヒマワリ油,ホホバ油,ヤシ
油,ヒマシ油,ミンク油,魚油等の液状天然油分等が挙
げられる。このうち、使用性や白化抑制の観点からは、
オクタン酸セチル、パルミチン酸オクチルおよびホホバ
油が好適であり、特にオクタン酸セチルが好ましい。配
合量は、2.0〜20.0重量%であり、好ましくは、
4.0〜10.0重量%である。液状油分を配合するこ
とにより、肌塗布後の白浮きをなくすことができる。液
状油分の配合量が2.0重量%未満では肌塗布後に白浮
きするようになり、20.0重量%を超えて配合すると
べたつき感がでてくる。
【0011】多孔質および/または吸水性の粉末と液状
油分の配合割合は、(多孔質および/または吸水性の粉
末)/(液状油分)が0.5〜3.0の範囲であること
が好ましく、特に1.5〜2.5が好ましい。(多孔質
および/または吸水性の粉末)/(液状油分)が0.5
未満ではべたつき感が出てくる。また3.0を超える
と、白浮きしてくるようになる。
【0012】本発明で使用される炭素数が12〜24の
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール,セチル
アルコール,ステアリルアルコール,ベヘニルアルコー
ル,ミリスチルアルコール,オレイルアルコール,セト
ステアリルアルコール等の直鎖アルコール、モノステア
リルグリセリンエーテル(バチルアルコール),2−デ
シルテトラデシノール,ラノリンアルコール,コレステ
ロール,フィトステロール,ヘキシルドデカノール,イ
ソステアリルアルコール,オクチルドデカノール等の分
枝鎖アルコールが挙げられる。配合量は、0.01〜
5.0重量%であり、好ましくは、0.5〜5.0重量
%である。高級アルコールを配合することにより、乳化
安定性を付与することができる。高級アルコールの配合
量が0.01重量%未満、もしくは5.0重量%を超え
て配合すると安定性が悪くなる。
【0013】本発明に用いられるアルキル変性カルボキ
シビニルポリマーは乳化剤として作用するものであり、
アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体で、例えばCA
RBOPOL 1342、PEMULEN TR-1、PEMULEN TR-2(BFGoodric
h社)の商品名で知られているものが挙げられる。アル
キル変性カルボキシビニルポリマーの配合量は乳化組成
物中、0.01〜2.0重量%である。0.01重量%
未満では安定性が悪くなり、2.0重量%を超えて配合
すると、きしみ感が出てくる。
【0014】本発明の乳液状パウダー化粧料は、低級ア
ルコール、多孔質および/または吸水性の粉末、液状油
分、高級アルコール、アルキル変性カルボキシビニルポ
リマーに加えて、さらに香料を配合することで、肌への
賦香を目的とした芳香組成物への応用が可能である。こ
の場合の香料は、動物系、植物系、鉱物系の天然香料お
よび合成香料のいずれも使用可能である。香料の配合量
はフレグランス製品として十分な香りが得られる配合量
であるが、一般的には0.5〜30.0重量%であり、
好ましくは1.0〜10.0重量%である。
【0015】本発明でいう乳液状パウダー化粧料とは、
顔、手、首、足、頭皮その他全身の肌の整肌、保護、賦
活等を目的として使用される化粧料を意味する。
【0016】本発明の化粧料には、上記の成分以外に、
通常乳化化粧料に配合される他の油分、界面活性剤、高
分子化合物、水、防腐剤、その他の成分を用途、目的等
に応じて適宜配合することができる。
【0017】
【実施例】次に本発明を実施例により説明する。実施例
中、配合量は重量%である。
【0018】実施例1〜34、比較例1〜15 表1〜表6に示す組成の乳液状パウダー化粧料を製造
し、(1)パウダー感、(2)清涼感、(3)肌塗布時の粉末の
よれのなさ、(4)肌塗布後の白浮きのなさ、(5)べたつき
感のなさ、(6)安定性について評価を行った。各評価方
法は次の通りである。その結果を併せて表1〜表6に示
す。
【0019】[評価方法] (1) パウダー感の評価 使用性評価モニター10名が実施例および比較例のボデ
ィー用パウダー化粧水を適量肌に塗布し、乾燥後のパウ
ダー感を評価した。評価結果は、次の表示で表した。 ◎;10名中、8名以上がパウダー感ありと回答。 ○;10名中、5〜7名がパウダー感ありと回答。 △;10名中、3〜4名がパウダー感ありと回答。 ×;10名中、3名未満がパウダー感ありと回答。
【0020】(2) 清涼感の評価 使用性評価モニター10名が実施例および比較例のボデ
ィー用パウダー化粧水を適量肌に塗布し、塗布時の清涼
感を評価した。評価結果は、次の表示で表した。 ◎;10名中、8名以上が清涼感ありと回答。 ○;10名中、5〜7名が清涼感ありと回答。 △;10名中、3〜4名が清涼感ありと回答。 ×;10名中、3名未満が清涼感ありと回答。
【0021】(3) 肌塗布時の粉末のよれのなさの評価 使用性評価モニター10名が実施例および比較例のボデ
ィー用パウダー化粧水を適量肌に塗布し、肌塗布時の粉
末のよれのなさを評価した。評価結果は、非常に良好
(評点4)、良好(評点3)、やや良好(評点2)、不
良(評点1)の4段階評価とし、10名の平均値をとっ
て、次の表示で表した。 ◎;平均値が3.5以上。 ○;平均値が2.5以上、3.5未満。 △;平均値が1.5以上、2.5未満。 ×;平均値が1.5未満。
【0022】(4) 肌塗布後の白浮きのなさの評価 使用性評価モニター10名が実施例および比較例のボデ
ィー用パウダー化粧水を適量肌に塗布し、乾燥後の白浮
きのなさを評価した。評価結果は、非常に良好(評点
4)、良好(評点3)、やや良好(評点2)、不良(評
点1)の4段階評価とし、10名の平均値をとって、次
の表示で表した。 ◎;平均値が3.5以上。 ○;平均値が2.5以上、3.5未満。 △;平均値が1.5以上、2.5未満。 ×;平均値が1.5未満。
【0023】(5) べたつき感のなさの評価 使用性評価モニター10名が実施例および比較例のボデ
ィー用パウダー化粧水を適量肌に塗布し、塗布時のべた
つき感のなさを評価した。評価結果は、次の表示で表し
た。 ◎;10名中、8名以上がべたつき感なしと回答。 ○;10名中、5〜7名がべたつき感なしと回答。 △;10名中、3〜4名がべたつき感なしと回答。 ×;10名中、3名未満がべたつき感なしと回答。
【0024】(6) 安定性 試料を50mlのサンプル管(ガラス瓶)に充填し、室
温で1週間放置後、肉眼にて評価した。 ○;全く分離していない。 △;やや分離している。 ×;かなり分離している。
【0025】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ─────────────────────────────────── エタノール 50 50 58 60 60 60 68 70 70 80 トウモロコシデンプン 5 20 30 5 10 20 10 10 15 10 オクタン酸セチル 2 10 10 2 5 10 20 5 10 5 ステアリルアルコール 0.5 2 0.5 1 3 5 0.5 3 1 1 PEMULEN TR-1*1 0.01 0.5 1.0 0.2 0.5 0.5 0.5 0.8 0.8 0.8 キレート剤 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── パウダー感 ○ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 清涼感 ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 粉末のよれのなさ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 白浮きのなさ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ べたつき感のなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ 安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ───────────────────────────────────
【0026】*1:一般式(1)中、R1は水素または炭素数
10〜30のアルキル基の混合物、n+n’+m+m’
=55、分子量=1,500,000
【0027】
【表2】 ─────────────────────────────────── 実施例 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ─────────────────────────────────── エタノール 60 60 60 60 60 60 60 60 60 バレイショデンプン 20 − − − − − − − − 無水ケイ酸 − 20 − − − − − − − タルク − − 20 − − − − − − カオリン − − − 20 − − − − −ケイ 酸アルミン酸マク゛ネシウム − − − − 20 − − − −メタケイ 酸アルミン酸マク゛ネシウム − − − − − 20 − − − アルギン酸カルシウム − − − − − − 20 − − ヘクトライト − − − − − − − 20 − ベントナイト − − − − − − − − 20 オクタン酸セチル 10 10 10 10 10 10 10 10 10 パルミチン酸オクチル − − − − − − − − − ステアリルアルコール 2 2 2 2 2 2 2 2 2 PEMULEN TR-1*1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 キレート剤 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── パウダー感 ◎ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 清涼感 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 粉末のよれのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 白浮きのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ べたつき感のなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ───────────────────────────────────
【0028】
【表3】 ─────────────────────────── 実施例 20 21 22 23 24 ─────────────────────────── エタノール 60 60 60 60 60 バレイショデンプン 20 − − − − 無水ケイ酸 − 20 − − − タルク − − − − − カオリン − − 20 − −ケイ 酸アルミン酸マク゛ネシウム − − − − −メタケイ 酸アルミン酸マク゛ネシウム − − − 20 − アルギン酸カルシウム − − − − − ヘクトライト − − − − 20 ベントナイト − − − − − オクタン酸セチル − − − − − パルミチン酸オクチル 10 10 10 10 10 ステアリルアルコール 2 2 2 2 2 PEMULEN TR-1*1 1 1 1 1 1 キレート剤 適量 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────── パウダー感 ◎ ◎ ○ ○ ○ 清涼感 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 粉末のよれのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 白浮きのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ べたつき感のなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ───────────────────────────
【0029】
【表4】 ─────────────────────────────────── 実施例 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 ─────────────────────────────────── エタノール 92 − − 60 60 60 60 60 60 60 プロパノール − 60 − − − − − − − − イソプロパノール − − 60 − − − − − − − トウモロコシデンプン 5 20 20 15 10 10 10 10 10 10 オクタン酸セチル 2 10 10 10 4 5 5 5 5 5 ステアリルアルコール 0.01 0.5 0.5 0.5 1 0.01 − − 3 3 セチルアルコール − − − − − − 3 − − − ベヘニルアルコール − − − − − − − 3 − − PEMULEN TR-1*1 0.9 0.8 0.8 0.8 0.8 0.8 1 1 1 2 キレート剤 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── パウダー感 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 清涼感 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 粉末のよれのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 白浮きのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ べたつき感のなさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 安定性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ───────────────────────────────────
【0030】
【表5】 ─────────────────────────────────── 比較例 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ─────────────────────────────────── エタノール 10 30 30 30 40 40 40 60 60 50 −トウモロコシテ゛ンフ゜ン 15 2 40 15 2 40 20 2 8 − 10 オクタン酸セチル 3 0.5 20 3 − 10 5 1 22 10 10ステアリルアルコール − 1 1 0.5 − 1 − 1 0.5 1 1 PEMULEN TR-1*1 1 − 1 0.5 1 1 0.5 − 0.5 1 1 キレート剤 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── パウダー感 ◎ × ◎ ◎ × ◎ ◎ × ○ × ◎ 清涼感 × △ △ △ △ △ △ ◎ ◎ ○ × 粉末のよれのなさ ◎ ◎ × ◎ ◎ × ◎ ◎ ◎ ◎ × 白浮きのなさ × × ◎ × × × × ◎ ◎ ◎ ◎ べたつき感のなさ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × × × 安定性 × × ○ ○ × ○ × × ○ ○ ○ ───────────────────────────────────
【0031】
【表6】 ────────────────────────── 比較例 12 13 14 15 ────────────────────────── エタノール 60 60 60 60 シリコーン樹脂粉末 10 15 − − ポリエチレンビーズ − − 10 15 オクタン酸セチル 5 10 5 10 ステアリルアルコール 2 2 2 2 PEMULEN TR-1*1 0.8 0.8 0.8 0.8 キレート剤 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 ────────────────────────── パウダー感 × × × × 清涼感 ◎ ◎ ◎ ◎ 粉末のよれのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ 白浮きのなさ ◎ ◎ ◎ ◎ べたつき感のなさ ◎ ◎ ◎ ◎ 安定性 ○ ○ ○ ○ ──────────────────────────
【0032】 実施例35 香料入り乳液状パウダー化粧料 エタノール 60.0 重量% プロピレングリコール 2.0 グリセリン 4.0 トウモロコシデンプン 10.0 オクタン酸セチル 4.0 ベヘニルアルコール 3.0 PEMULEN TR-2 1.0 (一般式(1)中、R1は水素または炭素数10〜30のアルキル基の混合物、n +n’+m+m’=55、分子量=1,000,000) キレート剤 適量 色素 適量 香料 適量 精製水 残余
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の乳液状パ
ウダー化粧料は、肌に塗布した時、さらさらとしたパウ
ダー感を有し、清涼感にあふれるものであるとともに、
べたつきがなく、安定で、白浮きのないものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮澤 清 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低級アルコールと、多孔質および/また
    は吸水性の粉末と、液状油分と、炭素数が12〜24の
    高級アルコールと、下記一般式(1)で表され、分子量が
    50万〜300万のアルキル変性カルボキシビニルポリ
    マーとを配合してなることを特徴とする乳液状パウダー
    化粧料。 【化1】 (式中、R1は水素原子または炭素数10〜30のアル
    キル基、n、n’、mおよびm’はn+n’+m+m’
    =40〜100となるような任意の数を示し、lは分子
    量が所定範囲となるような任意の数を示す。)
  2. 【請求項2】 低級アルコールの配合量が50.0〜9
    2.0重量%であり、多孔質および/または吸水性の粉
    末の配合量が5.0〜30.0重量%であり、液状油分
    の配合量が2.0〜20.0重量%であり、炭素数が1
    2〜24の高級アルコールの配合量が0.01〜5.0
    重量%であり、アルキル変性カルボキシビニルポリマー
    の配合量が0.01〜2.0重量%である請求項1記載
    の乳液状パウダー化粧料。
  3. 【請求項3】 多孔質および/または吸水性の粉末がト
    ウモロコシデンプン、バレイショデンプンまたは無水ケ
    イ酸である請求項1または2記載の乳液状パウダー化粧
    料。
  4. 【請求項4】 液状油分がオクタン酸セチル、パルミチ
    ン酸オクチルまたはホホバ油である請求項1または2記
    載の乳液状パウダー化粧料。
  5. 【請求項5】 香料をさらに配合した請求項1〜4のい
    ずれかに記載の乳液状パウダー化粧料。
JP33812895A 1995-06-01 1995-12-01 乳液状パウダー化粧料 Expired - Fee Related JP3487390B2 (ja)

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