JP2003063919A - 固形状油中水系化粧料 - Google Patents

固形状油中水系化粧料

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JP2003063919A
JP2003063919A JP2001252180A JP2001252180A JP2003063919A JP 2003063919 A JP2003063919 A JP 2003063919A JP 2001252180 A JP2001252180 A JP 2001252180A JP 2001252180 A JP2001252180 A JP 2001252180A JP 2003063919 A JP2003063919 A JP 2003063919A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目元、頬等の皮膚に塗布したときにみずみず
しい良好な使用感が得られ、なおかつ、塗布後の皮膚の
乾燥、粉っぽい感触といった不快感がなく、さらに、化
粧効果の持続性に優れ、保存安定性に優れる固形状油中
水系化粧料を提供すること。 【解決手段】 液状油分、固形状油分、水、界面活性
剤、粉体を含有する固形状油中水系化粧料であって、前
記液状油分として少なくともシリコーン油を含み、前記
固形状油分としてキャンデリラワックス及び水素添加ホ
ホバエステルを含有してなる固形状油中水系化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形状油中水系化
粧料に関し、具体的には、アイシャドウ、頬紅、ファン
デーション等の固形状油中水系化粧料に関する。特に本
発明は、目元、頬等の皮膚に塗布したときにみずみずし
い、さっぱりとした良好な使用感が得られ、なおかつ、
塗布後の皮膚の乾燥、粉っぽい感触といった不快感がな
く、さらに、化粧効果の持続性に優れ、保存安定性に優
れる化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】油性固形化粧料は付着力、耐水性、被覆
力に優れることから口紅、アイシャドウ、アイライナ
ー、頬紅、ファンデーション等に広く使用されている。
一般に油性固形化粧料は、液状、半固形、固形油からな
る油性基剤、または、液状油をゲル化剤によって固化さ
せた油性基剤に顔料が分散されてなる。
【0003】しかし、従来の油性基剤主体の油性固形化
粧料は、べたつき感や油っぽさを感じる等の欠点があっ
た。そこで、みずみずしい、さっぱりとした良好な使用
感を得るために、水を配合した固形状油中水系化粧料が
開発されている。(特許2996410号公報、特許2
665473号公報等)しかしながら、べたつき感や油
っぽさはなくなったものの、皮膚が乾燥し、粉っぽい使
用感となるという問題があった。また、化粧効果の持続
性が悪くなり、さらに、多量の水を配合すると安定性が
悪くなるとい欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、目元、頬等の皮膚に
塗布したときにみずみずしい良好な使用感が得られ、な
おかつ、塗布後の皮膚の乾燥、粉っぽい感触といった不
快感がなく、さらに、化粧効果の持続性に優れ、保存安
定性に優れる固形状油中水系化粧料を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意研究を行った結果、特定の液状油
と、キャンデリラワックスと、水素添加ホホバエステル
を含有することにより上記課題が解決されることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、液状油分、固形状油
分、水、界面活性剤、粉体を含有する固形状油中水系化
粧料であって、前記液状油分として少なくともシリコー
ン油を含み、前記固形状油分としてキャンデリラワック
ス及び水素添加ホホバエステルを含有してなる固形状油
中水系化粧料である。
【0007】本発明において前記シリコーン油は揮発性
のシリコーン油であることが好ましい。キャンデリラワ
ックスの樹脂分含有量は10質量%以下であることが好
ましい。水素添加ホホバエステルは融点45〜70℃の
水素添加ホホバエステルであることが好ましい。界面活
性剤は部分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキ
サンであることが好ましい。
【0008】また、粉体の表面が疎水化されていること
が好適である。
【0009】本発明において、液状、固形状等の用語は
常温での状態を示し、揮発性等の用語は常圧での状態を
示す。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳述する。
【0011】本発明において用いられる液状油分は、少
なくともシリコーン油が含まれる。シリコーン油として
は、化粧料に配合できるシリコーン油であれば特に制限
されない。シリコーン油の例を挙げれば、例えば、ジメ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オ
クタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロ
ペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキ
サン等の環状ポリシロキサン;アミノ変性ポリシロキサ
ン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポ
リシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリ
シロキサン等が挙げられる。シリコーン油は、一種また
は二種以上を任意に選択して用いることができる。
【0012】本発明においては、シリコーン油のうち揮
発性のシリコーン油を用いることが好ましい。揮発性の
シリコーン油の配合により、さっぱりとした良好な使用
感が効果的に得られ、また化粧効果の持続性に優れた固
形状油中水系化粧料が得られる。揮発性のシリコーン油
の例としては、前記シリコーン油の例示の中に含まれて
いるが、改めて示せば、例えば重合度2〜5の以下に示
す直鎖状ポリシロキサン、すなわちジアルキルポリシロ
キサン(アルキル基の炭素数は1〜5程度)、ジアリー
ルポリシロキサン(アリール基の炭素数は6〜10程
度)、アルキルアリールポリシロキサン(アルキル基、
アリール基の炭素数は前記と同じ)等が挙げられる。さ
らに、重合度4〜6の以下に示す環状ポリシロキサン、
すなわち環状ジアルキルポリシロキサン(アルキル基の
炭素数は1〜5程度)、環状ジアリールポリシロキサン
(アリール基の炭素数は6〜10程度)、環状アルキル
アリールポリシロキサン(アルキル基、アリール基の炭
素数は前記と同じ)等が挙げられる。
【0013】前記直鎖状ポリシロキサンの具体例は、ジ
メチルポリシロキサン、メチルエチルポリシロキサン、
ジエチルポリシロキサン、ジプロピルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン、エチルフェニルポリシ
ロキサン、ジフェニルポリシロキサン等である。また、
環状ポリシロキサンの具体例は、前記オクタメチルシク
ロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等である。
揮発性のシリコーン油は、一種または二種以上を任意に
選択して用いることができる。
【0014】本発明のシリコーン油は、市販品を用いる
ことが可能であり、市販品の例としては、例えば、ジメ
チルポリシロキサンである、KF96A−1cs(沸点
153℃)、KF96A−1.5cs(沸点190
℃)、KF96A−6cs、KF96A−10cs、K
F96A−20cs、KF96A−100cs等、環状
ポリシロキサンである、KF994(沸点175℃)、
KF995(沸点210℃)等、メチルフェニルポリシ
ロキサンである、KF56、KF53、KF54(以
上、全て信越化学工業株式会社製)等が挙げられる。
【0015】本発明に用いられるシリコーン油の含有量
は、固形状油中水系化粧料全量中5〜70質量%が好ま
しく、15〜60質量%の範囲が特に好ましい。シリコ
ーン油をこの範囲で含有することにより、本発明の目的
をよく達成することができるが、特に、さっぱりとした
良好な使用感が得られる。
【0016】また、本発明において好ましく用いられる
揮発性のシリコーン油の含有量は、固形状油中水系化粧
料全量中5〜70質量%が好ましく、15〜60質量%
の範囲が特に好ましい。揮発性のシリコーン油はシリコ
ーン油の全部でもよい。
【0017】本発明においては、液状油分の全てがシリ
コーン油であっても構わないが、シリコーン油以外の液
状油分を配合することができる。本発明におけるシリコ
ーン油以外の液状油分としては、通常化粧料に用いられ
る液状油分であれば特に制限されない。液状油分の例を
挙げれば、例えば、サフラワー油、大豆油、ブドウ種子
油、ゴマ油、小麦胚芽油、アボガド油、オリーブ油、ヒ
マシ油、マカデミアナッツ油、メドフォーム油等の植物
性油、ミンク油、タートル油、液状ラノリン等の動物性
油、流動パラフィン、スクワラン、重質流動イソパラフ
ィン、ポリブテン等の炭化水素類、ミリスチン酸イソプ
ロピル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪
酸イソプロピル等の低級アルコールの脂肪酸エステル、
イソノナン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチ
ルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、2-エチル
ヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸イソセチル、
イソステアリン酸イソステアリル等の高級アルコールの
脂肪酸エステル、リンゴ酸ジイソステアリル、乳酸セチ
ル等の高級アルコールのオキシ酸エステル、トリカプリ
ル酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリ
ル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル
・カプリン酸)グリセリン、ジカプリル酸プロピレング
リコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリ
コール、ジイソステアリン酸プロピレングリコール、ジ
−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール等の多
価アルコールの脂肪酸エステル、オレイン酸、エルカ
酸、リノール酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸、オ
レイルアルコール、イソステアリルアルコール等の高級
アルコール類、パーフルオロポリエーテル、パーフルオ
ロカーボン等のフッ素油等が挙げられる。シリコーン油
以外の液状油分は、1種または2種以上が任意に選択さ
れて配合することができる。
【0018】本発明に用いられるシリコーン油を含めた
総液状油分の含有量は、固形状油中水系化粧料全量中1
0〜70質量%が好ましく、15〜60質量%の範囲が
特に好ましい。液状油分をこの範囲で含有することによ
り、本発明の目的をよく達成することができる。本発明
においてはシリコーン油を液状油分中50質量%以上含
有することが好ましい。
【0019】本発明において用いられる固形状油分は、
少なくともキャンデリラワックス及び水素添加ホホバエ
ステルが含まれる。
【0020】本発明においては、キャンデリラワックス
中に存在する樹脂分を少なくしたキャンデリラワックス
であると、より化粧効果の持続性に優れるようになり、
また、保存安定性もさらに優れるようになるため、好ま
しい。樹脂分はキャンデリラワックス中10質量%以下
の存在に押えることが好ましい。さらに好ましくは、5
質量%以下、特に2質量%以下が好ましい。下限は0で
あることが好ましいが、0.1質量%が実際的である。
本発明においては、さらに、キャンデリラワックス中に
存在する、遊離アルコール、遊離脂肪酸の含有量を押え
るとさらによい。遊離アルコール、遊離脂肪酸は、それ
ぞれキャンデリラワックス中10質量%以下に押えるこ
とが好ましい。
【0021】本発明のキャンデリラワックスは、市販品
を用いることが可能であり、市販品の例としては、例え
ば、精製キャンデリラワックス特号、精製キャンデリラ
ワックスNO.1、NC1630(以上、株式会社セラ
リカ野田製)、精製キャンデリラワックスMK−2、精
製キャンデリラワックスCG−7、精製キャンデリラワ
ックスMD−21(以上、横関油脂工業株式会社製)、
精製キャンデリラワックスR−2、精製キャンデリラワ
ックスリファイン、精製キャンデリラワックススーパー
リファイン(以上、ミツバ貿易株式会社製)等が挙げら
れる。
【0022】本発明に用いられるキャンデリラワックス
の含有量は、固形状油中水系化粧料全量中0.1〜20
質量%が好ましく、1〜10質量%の範囲が特に好まし
い。キャンデリラワックスをこの範囲で含有することに
より、本発明の目的をよく達成することができるが、特
に保存安定性に優れる固形状油中水系化粧料が得られ
る。
【0023】本発明に用いられる水素添加ホホバエステ
ルは、ホホバ油を水素添加し、ホホバ油中の炭素炭素間
二重結合(以下、単に二重結合という。)の一部または
全部を飽和結合にしたものである。水素添加ホホバエス
テルには、水素添加の度合により、二重結合を残した水
素添加物である部分水素添加ホホバエステル、及び完全
に二重結合が飽和された完全水素添加ホホバエステルが
存在する。また、水素添加ホホバエステルは水素添加の
度合により融点が変化し、水素添加率が高くなる程融点
が上昇する。本発明においては、水素添加率が高い水素
添加ホホバエステル好ましく、好ましくは融点が45℃
以上になる迄水素添加された水素添加ホホバエステルで
ある。さらに好ましくは、50℃以上であり、特に完全
水素添加ホホバエステルが好ましく、その融点は66〜
70℃である。融点が45℃以上である水素添加ホホバ
エステルを配合すると、本発明の目的をよく達成するこ
とができ、みずみずしい、さっぱりとした良好な使用感
が得られ、なおかつ、塗布後の皮膚の乾燥、粉っぽい感
触といった不快感がない固形状油中水系化粧料が得られ
る。好ましく用いられる融点が45℃以上である水素添
加ホホバエステルは、水素添加ホホバエステルのうち3
0質量%以上配合されれば添加効果が発揮される。さら
に、50質量%以上配合されることが好ましい。80質
量%以上配合されることがさらに好ましい。全てが、融
点が45℃以上である水素添加ホホバエステルであるこ
とが最も好ましい。
【0024】本発明の水素添加ホホバエステルは、市販
品を用いることが可能であり、市販品の例としては、例
えば、FLORAESTERS20(分子中に二重結合
を2つ持つ総炭素数40のエステル及び分子中に二重結
合を2つ持つ総炭素数42のエステルを主成分とする部
分水素添加ホホバエステル;融点42〜48℃)、FL
ORAESTERS30(分子中に二重結合を1つ持つ
総炭素数40及び42のエステル、並びに分子中に二重
結合を2つ持つ総炭素数40及び42のエステルを主成
分とする部分水素添加ホホバエステル;融点47〜51
℃)、FLORAESTERS60(分子中に二重結合
を1つ持つ総炭素数40のエステル及び分子中に二重結
合を1つ持つ総炭素数42のエステルを主成分とする部
分水素添加ホホバエステル;融点56〜60℃)、FL
ORAESTERS70(分子中に二重結合のない総炭
素数42のエステルを主成分とする完全水素添加ホホバ
エステル;融点66〜70℃)(以上、INTERNA
TIONAL FLORATECHNOLOGIES
製)等が挙げられる。
【0025】本発明に用いられる水素添加ホホバエステ
ルの含有量は、固形状油中水系化粧料全量中0.1〜2
0質量%が好ましく、1〜10質量%の範囲が特に好ま
しい。水素添加ホホバエステルをこの範囲で含有するこ
とにより、本発明の目的をよく達成することができる
が、特にみずみずしい、さっぱりとした良好な使用感が
得られ、なおかつ、塗布後の皮膚の乾燥、粉っぽい感触
といった不快感がない固形状油中水系化粧料が得られ
る。
【0026】本発明に用いられるキャンデリラワックス
と水素添加ホホバエステルの含有比率は質量比で1:1
〜10:1であることが好ましく、さらに好ましくは
1:1〜7:1である。また、両者を併せた配合量は、
固形状油中水系化粧料全量中0.2〜40質量%である
ことが好ましい。さらに好ましくは2〜20質量%であ
る。また、特に5〜15質量%であることが好ましい。
【0027】本発明においては、固形状油分の全てがキ
ャンデリラワックスと水素添加ホホバエステルであって
も構わないが、キャンデリラワックスと水素添加ホホバ
エステル以外の固形状油分を配合することができる。本
発明におけるキャンデリラワックスと水素添加ホホバエ
ステル以外の固形状油分としては、通常化粧料に用いら
れる固形状油分であれば特に制限されない。固形状油分
の例を挙げれば、例えば、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬
化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核
油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モ
クロウ、硬化ヒマシ油等の固体油脂、ミツロウ、綿ロ
ウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨
ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、カポックロウ、酢酸ラ
ノリン、ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イ
ソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、硬質
ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエー
テル、 POEラノリンアルコールアセテート、POEコレス
テロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコ
ール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等のロ
ウ類、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス
等の炭化水素油、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチ
ルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アル
コール等が挙げられる。キャンデリラワックスと水素添
加ホホバエステル以外の固形状油分は一種または二種以
上を任意に選択して配合される。
【0028】本発明において用いられる界面活性剤は、
通常化粧料に用いられるものであればよく、例えば、非
イオン界面活性剤として、ソルビタン脂肪酸エステル及
びそのアルキレングリコール付加物、ポリオキシアルキ
レン変性オルガノポリシロキサン、グリセリン脂肪酸エ
ステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコ
ール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリンアルキルエーテ
ル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキ
シアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシア
ルキレン硬化ヒマシ油、ラノリンアルキレングリコール
付加物、部分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロ
キサン重合物等が挙げられる。界面活性剤は、一種又は
二種以上を任意に選択して用いることができる。
【0029】本発明においては、界面活性剤として、部
分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン重合
物を用いることが好ましい。部分架橋型ポリエーテル変
性オルガノポリシロキサン重合物の使用により、特に安
定に本発明の組成物を得ることができる。部分架橋型ポ
リエーテル変性オルガノポリシロキサン重合物は、オル
ガノハイドロジェンポリシロキサンと脂肪族不飽和基含
有化合物とを付加重合したもので、例えば、特開平4−
272932号公報、特開平5−140320号公報等
に記載されているものを用いることができる。
【0030】本発明において、好ましく用いられる部分
架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン重合物
は、好ましくは下記一般式(1)
【0031】
【化1】
【0032】[式(1)中、Rはそれぞれ独立にメチ
ル基又はフェニル基を表す。ただし、同時にフェニル基
になることはない。Rはそれぞれ独立にメチル基又は
フェニル基を表す。Rは長鎖アルキル基(炭素数6〜
20のアルキル基が好ましい。)を表す。mは0又は正
の整数、l、nはそれぞれ正の整数を表す。]
【0033】または、下記一般式(2)
【0034】
【化2】
【0035】[式(2)中、Rはそれぞれ独立にメチ
ル基又はフェニル基を表す。Rは長鎖アルキル基(炭
素数6〜20のアルキル基が好ましい。)を表す。a、
dはそれぞれ正の整数、b、cはそれぞれ0又は正の整
数を表す。Phはフェニル基を表す。]で示されるオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンの一部を、下記一般
式(3)
【0036】
【化3】
【0037】[式(3)中、nは正の整数であるが、2
〜200の整数が好ましい。]
【0038】で示されるポリエチレングリコールジアリ
ルエーテルで架橋反応したものである。
【0039】本発明の部分架橋型ポリエーテル変性オル
ガノポリシロキサン重合物は、市販品を用いることが可
能であり、市販品の例としては、例えば、低粘度(6c
St)ジメチルポリシロキサンと部分架橋型ポリエーテ
ル変性オルガノポリシロキサン重合物(化1中、mが
0、R及びR2がメチル基のオルガノハイドロジェン
ポリシロキサン由来の部分架橋型ポリエーテル変性オル
ガノポリシロキサン重合物)との混合物(22〜32質
量%濃度)であるKSG21、流動パラフィンと部分架
橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン重合物
(化1中、mが正の整数、R及びR2がメチル基のオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサン由来の部分架橋型
ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン重合物)との
混合物(25〜35質量%濃度)であるKSG31、イ
ソドデカンと部分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリ
シロキサン重合物(化1中、mが正の整数、R及びR
2がメチル基のオルガノハイドロジェンポリシロキサン
由来の部分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキ
サン重合物)との混合物(20〜30質量%濃度)であ
るKSG32(以上、信越化学工業株式会社製)等が挙
げられる。本発明の部分架橋型ポリエーテル変性オルガ
ノポリシロキサン重合物は、一種または二種以上を任意
に選択して用いることができる。
【0040】本発明における界面活性剤の含有量は固形
状油中水系化粧料全量中0.1〜10質量%が好まし
く、0.5〜8質量%の範囲が特に好ましい。このう
ち、本発明に好ましく用いられる部分架橋型ポリエーテ
ル変性オルガノポリシロキサン重合物は、界面活性剤中
30質量%以上含有されることが好ましい。さらに好ま
しくは50質量%以上、さらには80質量%以上の含有
が好ましい。界面活性剤中100質量%であっても構わ
ない。
【0041】本発明において用いられる粉体としては、
例えば、タルク、カオリン、雲母、合成雲母、シリカ、
硫酸バリウム、窒化ホウ素、ナイロン粉末、ポリエチレ
ン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー、ベント
ナイト、スメクタイト、珪酸アルミニウム珪酸カルシウ
ム、珪酸マグネシウム、チッ化ホウ素、無水珪酸、結晶
セルロース、ポリメタクリル酸エステル(メチル、エチ
ルエステル)、ポリアクリル酸エステル(メチル、エチ
ルエステル)、ナイロンパウダー、ポリビニルピロリド
ン、シロキサン結合が三次元的に伸びた網状構造をな
し、ケイ素原子1個にメチル基が結合した無機と有機の
中間的構造を有するポリメチルシルセスキオキサン粉
末、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄(ベンガラ等)、
群青、紺青、パール顔料(雲母チタン等)、アルミニウ
ムパウダー、赤色201号、赤色226号、黄色4号、
橙色204号、青色404号、青色1号、緑色3号等が
挙げられる。粉体は、一種または二種以上が任意に選択
されて配合することができる。粉体の形状としては、真
球状、球に類似する形状、板状、針状等を挙げることが
できる。また,それらの粉体は、多孔質の粒子、及び無
孔質の粒子のいずれも用いることができる。
【0042】本発明においては疎水性の粉体が固形状油
中水系化粧料中に含有されることが好ましく、前記粉体
中親水性の粉体の場合は、表面が疎水化された粉体とす
ることが好ましい。疎水化の方法としては、メチルハイ
ドロジェンポリシロキサンを用いたコーティング焼き付
け処理、金属石鹸、脂肪酸デキストリン、トリメチルシ
ロキシケイ酸、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、フッ素化合物等によるコーティング
等が挙げられる。
【0043】前記粉体の含有量は、固形状油中水化粧料
全量中0.1〜50質量%の範囲が好ましく、0.5〜
40質量%の範囲が特に好ましい。
【0044】本発明で用いられる水は、通常化粧品に使
用されるものであれば特に制限はなく、イオン交換水の
ほかに、アロエベラ、ハマメリス、キュウリ、レモン、
ラベンダー、ローズ等の植物水抽出液、地表からの湧水
である天然水、深海から採取される海洋深層水等が挙げ
られる。
【0045】前記水の含有量は、固形状油中水化粧料全
量中3〜50質量%の範囲が好ましく、10〜40質量
%の範囲が特に好ましい。この範囲では、塗布したとき
にみずみずしい、さっぱりとした良好な使用感が得られ
る。
【0046】本発明の固形状油中水系化粧料には、本発
明の効果を損なわない範囲で上記した成分の他に通常化
粧品や医薬品等に用いられる他の成分を配合することが
できる。例えば、保湿剤、各種高分子・樹脂類、皮膜
剤、増粘剤、紫外線吸収剤、低級アルコール、多価アル
コール類、色素、ビタミン類、防腐剤、酸化防止剤、香
料等が挙げられる。
【0047】本発明の固形状油中水系化粧料の形態は、
広く各種化粧品基剤として利用できる。例えば、フェー
スカラー、ファンデーション、頬紅、アイカラー、アイ
シャドウ等に特に適しているが、これに限定されるもの
ではない。
【0048】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。配合量は質量%である。実施例の説明に先立ち本発
明で用いた効果試験方法及び評価基準について説明す
る。
【0049】[使用感官能試験]各試験品について、1
0名の女性パネルに肌のみずみずしさ、仕上がり感(仕
上がりの粉っぽさ)等の使用感を判定してもらい、以下
の基準に従って評価した。また、化粧効果の持続性は、
10名の女性パネルが各試験品を皮膚に塗布した3時間
後に目視により判定した。試験の結果は、以下の基準で
評価した。
【0050】(評価基準) 肌のみずみずしさ:しない 0←1←2→3→4 する 仕上り感(仕上がりの粉っぽさ):ある 0←1←2→
3→4 ない 化粧効果の持続性:ない 0←1←2→3→4 ある 0:非常に 1:割合 2:どちらともいえない 3:
割合 4:非常に
【0051】(判断基準) ◎:10名の4段階評価の平均値が3以上4以下 ○:10名の4段階評価の平均値が2以上3未満 △:10名の4段階評価の平均値が1以上2未満 ×:10名の4段階評価の平均値が0以上1未満
【0052】[保存安定性]固形状油中水系化粧料を2
5℃に保持された恒温槽、50℃に保持された恒温槽、
40℃(湿度85%)に保持された恒温槽、−5℃で8
時間保持した後に、20℃(湿度85%)で4時間保持
し、次いで40℃(湿度85%)で8時間保持し、さら
に20℃(湿度85%)で4時間保持するというサイク
ルで内部の雰囲気が変化する恒温槽のそれぞれに1ヶ月
保存された固形状油中水系化粧料につき、状態の変化の
有無を下記の基準に従って評価した。
【0053】(評価基準) ○:いずれの恒温槽に保存された固形状油中水系化粧料
も、変化がみられなかった。 △:40℃、50℃、サイクルの恒温槽のいずれか1つ
で発汗が見られる。 ×:40℃、50℃、サイクルの恒温槽のいずれか2つ
以上で発汗が見られる。
【0054】(実施例1〜12)表1及び表2に示す処
方の油中水系スティックファンデーションを以下の方法
で調製した。A:成分3〜8及び成分20〜22を加熱
溶解する。B:Aに成分1、2及び9、10と成分11
〜15を混合分散する。C:Bに成分16〜19を加え
分散し、成分23を加え、油中水系スティックファンデ
ーションバルクを得た。 上記調整方法で得られたファ
ンデーションバルクを75℃で溶解し、スティック容器
に流し込み、冷却し、油中水系スティックファンデーシ
ョンを得た。
【0055】
【表1】
【0056】表1中、 注1:KF96A−1.5cs(信越化学工業株式会社
製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:FLORAESTERS60(FLORATEC
H社製) 注6:KF6017(信越化学工業株式会社製) 注7:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0057】
【表2】
【0058】表2中、 注1:KF96A−1.5cs(信越化学工業株式会社
製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:FLORAESTERS60(FLORATEC
H社製) 注6:KF6017(信越化学工業株式会社製) 注7:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0059】実施例1〜12の評価結果を表3に示す。
【0060】
【表3】
【0061】表3から、液状油分としてシリコーン油を
含有し、固形状油分としてキャンデリラワックス、水素
添加ホホバエステルを含有し、さらに水と、界面活性剤
と、粉体を含有する実施例1〜12の油中水系スティッ
クファンデーションは、使用による肌はみずみずしく、
仕上がりの粉っぽさもない等優れた使用感が得られ、さ
らに、化粧効果の持続性、保存安定性に優れたものであ
ることが分かる。
【0062】(比較例1〜9)表4及び表5に示す処方
の油中水系スティックファンデーションを表1及び表2
の方法に準じて調製した。
【0063】
【表4】
【0064】表4中、 注1:KF96A−1.5cs(信越化学工業株式会社
製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:FLORAESTERS60(FLORATEC
H社製) 注6:KF6017(信越化学工業株式会社製) 注7:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0065】
【表5】
【0066】表5中、 注1:KF96A−1.5cs(信越化学工業株式会社
製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪 酸10質量%以下、遊離アルコール10質量%以下)
(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:FLORAESTERS60(FLORATEC
H社製)
【0067】比較例1〜9の評価結果を表6に示す。
【0068】
【表6】
【0069】表6から、本発明の必須構成成分を一つで
も欠く比較例1〜9の油中水系スティックファンデーシ
ョンは、肌のみずみずしさがなかったり、粉っぽい仕上
がりになったり、化粧効果の持続性が悪かったり、保存
安定性が悪いものであった。なお、比較例1はキャンデ
リラワックス及び水素添加ホホバエステルの両成分が配
合されていないものであり、比較例2及び3は水素添加
ホホバエステルの配合がない例であり、比較例4及び5
はキャンデリラワックスの配合を欠くものであり、さら
に、比較例6〜9はシリコーン油が配合されない例であ
る。
【0070】以下、表1の方法に準じて製造した種々の
処方の本発明固形状油中水系化粧料を実施例として示
す。なお、上記の効果試験をこれらにおいて行ったとこ
ろ、いずれも優れた結果が得られた。
【0071】 〔実施例13〕 スティックファンデーション 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 20.0 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 6.0 (4)リンゴ酸ジイソステアリル 4.0 (5)キャンデリラワックス(注2) 6.0 (6)キャンデリラワックス(注3) 1.0 (7)水素添加ホホバエステル(注4) 4.0 (8)ホ゜リオキシエチレン・メチルホ゜リシロキサン共重合体(注5) 0.5 (9)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注6) 2.0 (10)シリコーン処理酸化鉄 0.5 (11)シリコーン処理酸化チタン 3.5 (12)シリコーン処理タルク 2.0 (13)シリコーン処理マイカ 2.0 (14)ポリメタクリル酸メチル 2.0 (15)精製水 残余 (16)クエン酸ナトリウム 0.3 (17)1,3−ブチレングリコール 3.0 (18)グリセリン 2.0 (19)酸化防止剤 適量 (20)防腐剤 適量 (21)香料 適量
【0072】注1:KF96A−1.5cs(信越化学
工業株式会社製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスCG−7(樹脂10質
量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:KF6017(信越化学工業株式会社製) 注6:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0073】 〔実施例14〕 スティックファンデーション 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 1.0 (2)ジメチルポリシロキサン(注2) 4.0 (3)デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 (4)キャンデリラワックス(注3) 1.0 (5)キャンデリラワックス(注4) 8.0 (6)水素添加ホホバエステル(注5) 3.5 (7)水素添加ホホバエステル(注6) 0.5 (8)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注7) 8.0 (9)シリコーン処理酸化鉄 1.7 (10)シリコーン処理酸化チタン 8.0 (11)シリコーン処理タルク 3.1 (12)シリコーン処理マイカ 3.0 (13)ナイロンパウダー 3.0 (14)精製水 残余 (15)クエン酸ナトリウム 0.3 (16)1,3−ブチレングリコール 5.0 (17)グリセリン 2.0 (18)紫外線吸収剤 3.0 (19)酸化防止剤 適量 (20)防腐剤 適量 (21)香料 適量
【0074】注1:KF96A−1.0cs(信越化学
工業株式会社製) 注2:KF96A−1.5cs(信越化学工業株式会社
製) 注3:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注4:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注5:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注6:FLORAESTERS20(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注7:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0075】 〔実施例15〕 スティックファンデーション 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 5.0 (2)ジメチルポリシロキサン(注2) 10.0 (3)デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 (4)オクタメチルシクロテトラシロキサン 5.0 (5)キャンデリラワックス(注3) 3.0 (6)キャンデリラワックス(注4) 2.0 (7)水素添加ホホバエステル(注5) 2.5 (6)水素添加ホホバエステル(注6) 0.5 (9)ホ゜リオキシエチレン・メチルホ゜リシロキサン共重合体(注7) 0.5 (10)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注8) 2.0 (11)シリコーン処理酸化鉄 6.0 (12)シリコーン処理酸化チタン 16.0 (13)シリコーン処理タルク 6.0 (14)シリコーン処理マイカ 6.0 (15)ポリメタクリル酸メチル 6.0 (16)精製水 残余 (17)クエン酸ナトリウム 0.3 (18)1,3−ブチレングリコール 1.0 (19)グリセリン 2.0 (20)酸化防止剤 適量 (21)防腐剤 適量 (22)香料 適量
【0076】注1:KF96A−20cs(信越化学工
業株式会社製) 注2:KF96A−1.5cs(信越化学工業株式会社
製) 注3:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注4:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注5:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注6:FLORAESTERS30(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注7:KF6017(信越化学工業株式会社製) 注8:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0077】 〔実施例16〕 フェースカラー 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 30.0 (2)キャンデリラワックス(注2) 3.0 (3)キャンデリラワックス(注3) 4.0 (4)水素添加ホホバエステル(注4) 2.0 (5)ホ゜リオキシエチレン・メチルホ゜リシロキサン共重合体(注5) 0.5 (6)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注6) 4.0 (7)シリコーン処理酸化鉄 3.0 (8)シリコーン処理酸化チタン 12.0 (9)シリコーン処理タルク 4.5 (10)シリコーン処理マイカ 4.5 (11)ポリメタクリル酸メチル 6.0 (12)精製水 残余 (13)クエン酸ナトリウム 0.3 (14)1,3−ブチレングリコール 5.0 (15)グリセリン 2.0 (16)紫外線吸収剤 3.0 (17)酸化防止剤 適量 (18)防腐剤 適量 (19)香料 適量
【0078】注1:KF96A−10cs(信越化学工
業株式会社製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:KF6017(信越化学工業株式会社製) 注6:KSG21(信越化学株工業式会社製)
【0079】 〔実施例17〕 スティックファンデーション 成分 配合量(質量%) (1)メチルフェニルポリシロキサン(注1) 5.0 (2)ジメチルポリシロキサン(注2) 18.0 (3)デカメチルシクロペンタシロキサン 31.0 (4)トリイソステアリン酸グリセリル 2.0 (5)ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 4.0 (6)スクワラン 1.0 (7)キャンデリラワックス(注3) 5.0 (8)キャンデリラワックス(注4) 2.0 (9)水素添加ホホバエステル(注5) 2.0 (10)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注6) 0.5 (11)シリコーン処理酸化鉄 0.1 (12)シリコーン処理酸化チタン 0.1 (13)シリコーン処理雲母チタン 0.3 (14)精製水 残余 (15)クエン酸ナトリウム 0.3 (16)1,3−ブチレングリコール 5.0 (17)グリセリン 2.0 (18)紫外線吸収剤 3.0 (19)酸化防止剤 適量 (20)防腐剤 適量 (21)香料 適量
【0080】注1:KF−56(信越化学工業株式会社
製) 注2:KF96A−1.5cs(信越化学工業株式会社
製) 注3:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注4:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注5:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注6:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0081】 〔実施例18〕 スティックファンデーション 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 20.0 (2)メチルフェニルポリシロキサン(注2) 2.0 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 4.0 (4)ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 5.5 (5)キャンデリラワックス(注3) 4.0 (6)キャンデリラワックス(注4) 2.0 (7)水素添加ホホバエステル(注5) 5.0 (8)ソルビタンセスキオレエート 3.5 (9)酸化鉄 1.7 (10)酸化チタン 8.0 (11)タルク 3.1 (12)マイカ 3.0 (13)ポリメチルシルセスキオキサン粉末 3.0 (14)精製水 残余 (15)クエン酸ナトリウム 0.3 (16)1,3−ブチレングリコール 5.0 (17)グリセリン 2.0 (18)紫外線吸収剤 3.0 (19)酸化防止剤 適量 (20)防腐剤 適量 (21)香料 適量
【0082】注1:KF96A−10cs(信越化学工
業株式会社製) 注2:KF50−100cs(信越化学工業株式会社
製) 注3:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注4:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注5:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製)
【0083】 〔実施例19〕 アイシャドウ 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 15.0 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 7.0 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0 (4)ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 3.0 (5)キャンデリラワックス(注2) 2.0 (6)キャンデリラワックス(注3) 2.0 (7)水素添加ホホバエステル(注4) 4.0 (8)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注5) 5.0 (9)シリコーン処理酸化鉄 1.7 (10)シリコーン処理雲母チタン 8.0 (11)シリコーン処理酸化チタン 3.1 (12)シリコーン処理マイカ 3.0 (13)ポリメタクリル酸メチル 3.0 (14)精製水 残余 (15)クエン酸ナトリウム 0.3 (16)1,3−ブチレングリコール 5.0 (17)グリセリン 2.0 (18)紫外線吸収剤 3.0 (19)酸化防止剤 適量 (20)防腐剤 適量 (21)香料 適量
【0084】注1:KF96A−1.5cs(信越化学
工業株式会社製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0085】 〔実施例20〕 アイカラー 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 10.0 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0 (4)ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 2.0 (5)キャンデリラワックス(注2) 3.0 (6)キャンデリラワックス(注3) 3.0 (7)水素添加ホホバエステル(注4) 3.0 (8)ホ゜リオキシエチレン・メチルホ゜リシロキサン共重合体(注5) 0.5 (9)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注6) 5.5 (10)シリコーン処理酸化鉄 1.7 (11)シリコーン処理酸化チタン 8.0 (12)シリコーン処理タルク 3.1 (13)シリコーン処理マイカ 3.0 (14)ポリメタクリル酸メチル 3.0 (15)精製水 残余 (16)クエン酸ナトリウム 0.3 (17)1,3−ブチレングリコール 5.0 (18)グリセリン 2.0 (19)紫外線吸収剤 3.0 (20)酸化防止剤 適量 (21)防腐剤 適量 (22)香料 適量
【0086】注1:KF96A−1.5cs(信越化学
工業株式会社製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:KF6017(信越化学工業株式会社製) 注6:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0087】 〔実施例21〕 頬紅 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 1.0 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 18.0 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0 (4)ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 5.0 (5)キャンデリラワックス(注2) 3.0 (6)キャンデリラワックス(注3) 2.0 (7)水素添加ホホバエステル(注4) 4.0 (8)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注5) 3.5 (9)シリコーン処理酸化鉄 1.7 (10)シリコーン処理酸化チタン 8.0 (11)シリコーン処理タルク 3.1 (12)シリコーン処理マイカ 3.0 (13)ポリメタクリル酸メチル 3.0 (14)精製水 残余 (15)クエン酸ナトリウム 0.3 (16)1,3−ブチレングリコール 5.0 (17)グリセリン 2.0 (18)紫外線吸収剤 3.0 (19)酸化防止剤 適量 (20)防腐剤 適量 (21)香料 適量
【0088】注1:KF96A−1.5cs(信越化学
工業株式会社製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0089】 〔実施例22〕 スティックファンデーション 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 10.0 (2)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 10.0 (3)ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 10.0 (4)キャンデリラワックス(注2) 3.0 (5)キャンデリラワックス(注3) 2.0 (6)水素添加ホホバエステル(注4) 3.0 (7)ソルビタンセスキオレエート 1.5 (8)ホ゜リオキシエチレン・メチルホ゜リシロキサン共重合体(注5) 0.5 (9)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注6) 2.5 (10)酸化鉄 1.7 (11)酸化チタン 8.0 (12)タルク 3.1 (13)マイカ 3.0 (14)ポリメチルシルセスキオキサン粉末 3.0 (15)精製水 残余 (16)クエン酸ナトリウム 0.3 (17)1,3−ブチレングリコール 5.0 (18)グリセリン 2.0 (19)紫外線吸収剤 3.0 (20)酸化防止剤 適量 (21)防腐剤 適量 (22)香料 適量
【0090】注1:KF96A−1.5cs(信越化学
工業株式会社製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:KF6017(信越化学工業株式会社製) 注6:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0091】 〔実施例23〕 コンパクトファンデーション 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 1.0 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 24.0 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0 (4)ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 5.0 (5)キャンデリラワックス(注2) 3.0 (6)水素添加ホホバエステル(注3) 2.0 (7)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注4) 3.5 (8)シリコーン処理酸化鉄 1.7 (9)シリコーン処理酸化チタン 8.0 (10)シリコーン処理タルク 3.1 (11)シリコーン処理マイカ 3.0 (12)ポリメタクリル酸メチル 3.0 (13)精製水 残余 (14)クエン酸ナトリウム 0.3 (15)1,3−ブチレングリコール 5.0 (16)グリセリン 2.0 (17)紫外線吸収剤 3.0 (18)酸化防止剤 適量 (19)防腐剤 適量 (20)香料 適量
【0092】注1:KF96A−1.5cs(信越化学
工業株式会社製) 注2:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注3:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注4:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0093】 〔実施例24〕 アイシャドウ 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 1.0 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 5.0 (4)ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 5.0 (5)キャンデリラワックス(注2) 7.0 (6)水素添加ホホバエステル(注3) 2.0 (7)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注4) 3.5 (8)シリコーン処理黄色4号 1.7 (9)シリコーン処理酸化チタン 8.0 (10)シリコーン処理酸化鉄 3.1 (11)シリコーン処理雲母チタン 3.0 (12)ポリメタクリル酸メチル 3.0 (13)精製水 残余 (14)クエン酸ナトリウム 0.3 (15)1,3−ブチレングリコール 5.0 (16)グリセリン 2.0 (17)紫外線吸収剤 3.0 (18)酸化防止剤 適量 (19)防腐剤 適量 (20)香料 適量
【0094】注1:KF96A−1.5cs(信越化学
工業株式会社製) 注2:精製キャンデリラワックスMD−21(樹脂10
質量%以下、遊離脂肪酸10質量%以下、遊離アルコー
ル10質量%以下)(横関油脂株式会社製) 注3:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注4:KSG21(信越化学工業株式会社製)
【0095】 〔実施例25〕 スティックファンデーション 成分 配合量(質量%) (1)ジメチルポリシロキサン(注1) 10.0 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0 (3)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 6.0 (4)スクワラン 4.0 (5)キャンデリラワックス(注2) 6.0 (6)キャンデリラワックス(注3) 1.0 (7)水素添加ホホバエステル(注4) 4.0 (8)ホ゜リオキシエチレン・メチルホ゜リシロキサン共重合体(注5) 1.0 (9)部分架橋型ホ゜リエーテル変性シリコーン(注6) 5.0 (10)シリコーン処理酸化鉄 0.5 (11)シリコーン処理酸化チタン 3.5 (12)シリコーン処理タルク 2.0 (13)シリコーン処理マイカ 2.0 (14)ポリメタクリル酸メチル 2.0 (15)精製水 残余 (16)クエン酸ナトリウム 0.3 (17)1,3−ブチレングリコール 3.0 (18)グリセリン 2.0 (19)酸化防止剤 適量 (20)防腐剤 適量 (21)香料 適量
【0096】注1:KF96A−1.5cs(信越化学
工業株式会社製) 注2:NC1630(樹脂2質量%以下)(株式会社セ
ラリカ野田製) 注3:精製キャンデリラワックスCG−7(樹脂10質
量%以下)(横関油脂株式会社製) 注4:FLORAESTERS70(INTERNAT
IONAL FLORA TECHNOLOGIES
製) 注5:KF6017(信越化学工業株式会社製) 注6:KSG31(信越化学工業株式会社製)
【0097】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
目元、頬等の皮膚に塗布したときにみずみずしい良好な
使用感が得られ、なおかつ、塗布後の皮膚の乾燥、粉っ
ぽい感触といった不快感がなく、さらに、化粧効果の持
続性に優れ、保存安定性に優れる固形状油中水系化粧料
が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/02 A61K 7/02 P 7/032 7/032 Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AB051 AB232 AB242 AB432 AC022 AC122 AC302 AC372 AC392 AC422 AC442 AC852 AD092 AD151 AD152 AD161 AD162 AD172 BB01 BB12 BB13 BB21 BB25 CC12 CC14 DD11 DD17 DD21 DD27 DD32 EE01 EE06 EE07 EE11 FF05 FF06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状油分、固形状油分、水、界面活性
    剤、粉体を含有する固形状油中水系化粧料であって、前
    記液状油分として少なくともシリコーン油を含み、前記
    固形状油分としてキャンデリラワックス及び水素添加ホ
    ホバエステルを含有してなる固形状油中水系化粧料。
  2. 【請求項2】 シリコーン油が揮発性のシリコーン油で
    ある請求項1記載の固形状油中水系化粧料。
  3. 【請求項3】 キャンデリラワックスの樹脂分含有量が
    10質量%以下である請求項1又は2記載の固形状油中
    水系化粧料。
  4. 【請求項4】 水素添加ホホバエステルが融点45〜7
    0℃の水素添加ホホバエステルである請求項1乃至3の
    いずれか一項に記載の固形状油中水系化粧料。
  5. 【請求項5】 界面活性剤が部分架橋型ポリエーテル変
    性オルガノポリシロキサンである請求項1乃至4のいず
    れか一項に記載の固形状油中水系化粧料。
  6. 【請求項6】 粉体の表面が疎水化されていることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の固形状
    油中水系化粧料。
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