JP3312679B2 - 油中水型乳化組成物 - Google Patents
油中水型乳化組成物Info
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Description
物に関し、さらに詳細には、塗布時に清涼感を与え、塗
布後は化粧くずれしにくい、乳化安定性に優れたメーキ
ャップ用の油中水型乳化組成物に関する。
ンデーション、アイライナー、マスカラなどがあるが、
乳化系から分類すると、水中油型化粧料(以下、O/W
型化粧料と称する。)と、油中水型化粧料(以下、W/
O型化粧料と称する。)に分類できる。これらの乳化化
粧料は、油性化粧料に比べ、成分中に水を含有するた
め、肌に塗布した場合、さっぱり感を与え、さらに油性
感が抑えられている。また、形状が液状やクリーム状の
ものが多く、その性能として肌上でのびが良く、ムラの
ない均一な仕上がりが得られやすい等の特性を有する。
特にW/O型化粧料は、O/W乳化化粧料に比べ、油相
が連続相であるため微生物抵抗性が高く、使用に際して
も、皮膚表面上に水分透過性の低い油膜を残し、長時間
にわたって肌を乾燥から保護すると共に、水浴あるいは
水仕事、発汗などによって水と接触しても再乳化を起こ
すことが少なく、色ムラ、よれなどの化粧くずれが起こ
りにくい等の優れた性能を有している。
W/O型化粧料は安定な乳化を得ることが困難であり、
安定化を図るためには分散相に含有せしめる水分量を制
限したり、また、粘度の高い油成分を使用したりするこ
とが多く、実際に使用した場合、べとつき感や油性感が
強いという欠点があった。ところで、乳化系でべとつき
が少なく、さっぱりとした使用感を得るには、油性分量
を少なくし、べとつきの少ない油を用いることが必要で
ある。後述の一般式(2)、(3)または(4)で示さ
れるポリシロキサン(以下、シリコーンオイルと称す
る。)は皮膚上で均一な薄膜を形成し、べとつきのない
なめらかな感触を付与する油成分として適していること
が知られている。しかしながら、これらのシリコーンオ
イルは通常の界面活性剤および他の油分との相溶性が悪
く、被乳化性が著しく悪いため、均一で微細な乳化系を
得るのは難しいという欠点があった。また、塗布時に清
涼感を付与させるには、エチルアルコールを含有する系
であることが有効であるが、一般にエチルアルコールの
添加により、系の安定性は著しく低下するという欠点が
あった。したがって、そのもの自体が安定性の悪いポリ
シロキサン含有の系にさらにエチルアルコールを配合す
ることは、安定性の点では非常に困難なことであった。
つまり、W/O型化粧料はO/W乳化化粧料に比較して
優れた性能を有しているにも拘わらず、清涼感のなさ、
べとつき感などの使用性から嗜好性が低いため、化粧料
として広く利用されていないのが現状である。本発明は
前記従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、その
目的は、安定性が高く、しかも優れた清涼感を有し、塗
布後もさっぱりとしていながら化粧持ちの良い油中水型
乳化組成物を提供することにある。
発明者らは上記課題を解決せんと鋭意検討を行った結
果、特定のポリエーテル変性シリコーンを乳化剤として
用い、シリコーンオイル及び撥水処理した粉体を含む油
相に、一定濃度のエチルアルコールを含む水相を攪拌下
で加えることにより、水相が長時間安定に乳化され、塗
布時には清涼感を与えることができ、塗布後は化粧くず
れにしにくい、乳化安定性に優れた油中水型乳化組成物
を得ることができることを見い出した。
(ニ)を必須成分として含有することを特徴とする油中
水型乳化組成物である。 (イ)一般式(1):
0〜30、nは8〜12、mは300〜500の整数を
示し、Rは水素原子を示す。) で表されるポリエーテル変性シリコーン 0.05〜
5.0重量% (ロ)一般式(2)、(3)または(4):
数で、y+zは1〜100、qは3〜6の整数を示
す。)で表されるポリシロキサンの1種または2種以上
を油成分中の60重量%以上含有する油成分 7.0〜
60.0重量% (ハ)表面撥水処理された粉体 3.0〜60.0重量
% (ニ)エチルアルコールと水の重量比が、エチルアルコ
ール/水=50/50〜2/98であるエチルアルコー
ル水溶液 15.0〜80.0重量%
エーテル変性シリコーンは、前記一般式(1)で示され
るポリオキシアルキレン基を有するオルガノポリシロキ
サンである。ポリエーテル変性シリコーンの好ましい具
体例としては、前記一般式(1)中、Rが水素原子で、
aが3、bが20〜30、cが20〜30、mが300
〜500、より好ましくは350〜450、nが8〜1
2、より好ましくは10のものである。この(イ)成分
は本発明の油中水型乳化組成物中、0.05〜5.0重
量%、好ましくは0.1〜2.0重量%配合される。
5.0重量%より多く配合した場合はその効果が既に飽
和に達しており、不経済であり、また、0.05重量%
未満では効果が弱く、特に長期安定性に乏しい。
般式(2)、(3)または(4)で表されるポリシロサ
ンと40.0%未満のそれ以外の油成分からなるもので
あるが、ポリシロキサンのうち好ましいものは、一般式
(4)で表されるものである。このポリシロキサンは揮
発性を有し、実際に化粧料として使用した場合、肌上に
残らないため、使用中、油性感がなく、さっぱり感を与
えることができ、また、他の一般式(2)、(3)のポ
リシロキサンに比較して、より長期安定性に優れている
ものである。容易に入手できるこれらポリシロキサンの
例としては、トーレ・シリコーン社製SH244,SH
344,SH245,DC345、信越化学工業社製K
F994,KF995,KF996,KF9956、東
芝シリコーン社製TSF404,TSF405,TSF
406等が挙げられる。(ロ)成分中、ポリシロキサン
以外の油成分としては、例えば流動パラフィン、スクワ
ラン等の炭化水素;オリーブ油、ホホバ油等の天然動植
物油脂;ミリスチン酸オクチルドデシル、IPP(イソ
プロピルパルミテート)、IMP(イソプロピルミリス
テート)などの合成エステル油等が挙げられる。この
(ロ)成分中のポリシロキサン量が60.0重量%より
少ない場合は、乳化粒子が粗大なものになりやすく、長
期安定性を保つことが難しい。本発明の油中水型乳化組
成物に、(ロ)成分は7.0〜60.0重量%、好まし
くは15.0〜40.0重量%配合される。油成分が
7.0重量%未満では乳化が不安定であり、また60.
0重量%を超えると水相によるさっぱり感、清涼感が乏
しくなり、好ましくない。
水処理したものであり、粉体の例としては、タルク、セ
リサイト、マイカ、カオリン、シリカ、ナイロンパウダ
ー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロー
スパウダー等の体質顔料;酸化チタン、酸化鉄、酸化亜
鉛、群青、紺青、酸化クロム、有機タール系色素、レー
キ等の着色剤;および雲母チタン、酸化鉄コーテツド雲
母等の複合顔料等が挙げられ、また、表面撥水処理剤の
例としては、シリコーン、高級脂肪酸、高級アルコー
ル、脂肪酸エステル、金属石鹸、アミノ酸、アルキルフ
ォスフォエーテル、フッ素化合物等が挙げられる。
(ハ)成分のうち、好ましいものとしては、高級脂肪
酸、デキストリン脂肪酸エステル、フッ素化合物、シリ
コーン等を用いて撥水処理した粉体が挙げられる。この
ようにして得られた粉体は最も撥水性が強く、実際に乳
化物に適用した場合も、水や汗に強く、化粧くずれが最
も起きにくい。また、乳化粒子が緻密で、長期安定性も
最も優れている。なお撥水処理をしない無処理の粉体を
使用した場合においても、比較的安定な乳化物が得られ
るが、粉体表面の親水性が強いため、水や汗による化粧
くずれが非常に起きやすい。この(ハ)成分は、本発明
の油中水型乳化組成物中に3.0〜60.0重量%,好
ましくは7.0〜30.0重量%配合される。3.0重
量%より少ない場合は、発色に乏しく、メーキャップ化
粧料としては不適当である。60.0重量%より多い場
合は、粉っぽさが著しく、本発明の組成物の目的である
清涼感が乏しくなる。
ル水溶液は、エチルアルコール/水の重量比が50/5
0〜2/98の範囲にあることが必要であり、特に35
/65〜5/95の範囲にあることが好ましい。エチル
アルコール/水の比率が2/98より小さくなると清涼
感が感じられなくなり、また50/50より大きくなる
と乳化が不安定となる他、皮膚に対する刺激が強くな
る。この(ニ)成分は、本発明の油中水型乳化組成物中
に15.0〜80.0重量%、好ましくは30.0〜7
0.0重量%配合される。15.0重量%より少ない場
合には、実際に使用したときの清涼感が乏しく、80.
0重量%より多い場合には長期安定性が乏しい。なお、
この(ニ)成分中には、必要に応じてグリセリン、ソル
ビトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、ピロリドンカルボ
ン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンメチルグルコシ
ド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド、グルコー
スなどの保湿剤;グリシン、セリン、プロリンなどのア
ミノ酸;消炎剤、殺菌剤、ビタミン類などの薬効剤等を
配合することができる。
のようにして調製される。まず、成分(ロ)に成分
(イ)を添加し、撹拌する。次いで、成分(イ)が分散
した後、成分(ハ)を添加し、更に撹拌しながら成分
(ニ)を少量づつ添加し、更に撹拌し、目的の油中水型
乳化組成物を得る。上記の方法において、製造温度は5
〜90℃までの任意の温度を選択することができ、いず
れにおいても安定な油中水型乳化組成物を得ることがで
きる。
乳化組成物の特徴は、その乳化粒子の乳化状態を顕微鏡
で観察すると、10〜50μmの水相の粒子の表面に粉
体が吸着した状態が観察されることである。粉体が粒子
の内側に存在する場合は長期乳化安定性が乏しい。ま
た、この乳化粒子のもう一つの特徴は、静置時や、振ト
ウ時には非常に安定であるが、溶液を薄膜にして軽いシ
エアを与えると簡単に破壊されることである。このこと
は実際に肌に塗布する際も同様の現象が起きていること
を示し、したがって油中水型でありながら塗布時はただ
ちに乳化破壊が起き、エチルアルコールを含んだ水層が
皮膚に接触し、清涼感を感じさせると考えられる。
く室温下で流動状のものが好ましい。粘度が高い場合
は、外観的にも適応時にも、清涼感が乏しくなりやす
い。また、本発明の油中水型乳化組成物は長時間静置し
た場合、上部に油成分の層が多少分離する場合もある。
しかし、軽い振トウにより、均一化する程度の粘度の場
合は、振トウ型化粧料として使用可能である。本発明の
油中水型乳化組成物は、粉体を含むメーキャップ化粧料
であれば特に限定されないが、その主な性能である清涼
感や化粧くずれしにくさが明確に知覚されるものとし
て、ファンデーションとしての用途が特に好ましい。特
に、従来の夏用液状ファンデーションには、エタノール
を含む水相に無処理の粉体を分散させた懸濁型のもの
(静置時には粉体が沈降し、水相と二層分籬する)があ
り、清涼感を有することがその特徴であったが、水や汗
による化粧くずれが起きやすいという欠点があった。本
発明の油中水型乳化組成物は、その問題点を解決するも
のであり、夏用液状ファンデーションへの適用は特に好
ましいものである。
る。 実施例1〜4、比較例1〜5 表1、表2に示す配合組成の液状ファンデーションを製
造し、その製造直後の乳化状態と、0℃および50℃で
1週間保存した時の乳化安定性を調べた。その結果を表
1、表2に示す。なお、製法は以下の通りである。 (製法)粉体と油相を混合し、撹拌により粉体を均一に
分散したところに、撹拌しながら水相を添加して乳化を
行った。その後、ガラス容器に充填し、室温中で放置し
た。
は22〜26、cは22〜26、nは8〜12、mは3
00〜500の整数を示し、RはHを示すものを用い
た。 *2):以下の組成のものを原料粉体として使用し、該粉
体に対し、2%のメチルハイドロジェンポリシロキサン
(信越化学工業社製KF99)を添加後、加熱処理して得ら
れたものを用いた。 酸化チタン 8部 タルク 4部 ベンガラ 1.2部 黄酸化鉄 2.6部 黒酸化鉄 0.2部
状ファンデーションは比較例のものに比べて良好な安定
性を示した。
し、10名の専門パネラーが、その使用感を官能評価し
た。評価基準は以下の通りである。また製法は実施例1
〜4の方法に準じて行った。 (評価基準) ◎:10名中、8名以上が良好と評価した。 ○:10名中、6〜7名が良好と評価した。 △:10名中、4〜5名が良好と評価した。 ×:10名中、3名以下が良好と評価した。
は24、cは24、nは10、mは400の整数を示
し、RはHのものを用いた。 *4):一般式(1)において、aは3、bは8〜10、
cは0、nは2〜5、mは50〜60の整数を示し、R
はHのものを用いた。
ァンデーションは、比較例のものに比べて清涼感が強
く、べたつき、粉っぽさが少なく、良好な使用性であっ
た。
名の専門パネラーが、外観、使用感、耐水性、耐汗性を
官能評価した。なお、製法は実施例1〜4に、評価基準
は実施例5〜8に準じた。耐水性は、試料を塗布した皮
膚を一定時間流水にさらした後の化粧くずれの状態を観
察した。また耐汗性は、40℃、湿度80%の恒温恒湿
室中に、1時間在室した後の化粧くずれの状態を観察し
た。
ナトリウムを添加、混合し、表面処理を行ったもの。 *7):実施例1の原料粉体に対し、2%のデキストリン
ステアリン酸エステルを添加、混合し、表面処理を行っ
たもの。 *8):実施例1の原料粉体に対し、2%のパーフルオロ
アルキルリン酸エステルを添加、混合し、表面処理を行
ったもの。
ンデーションは、外観、使用感が良好であり、しかも耐
水性、耐汗性も良く、化粧くずれしにくい性能を有し
た。
加えてアイライナーを得た。このアイライナーは、40
℃、25℃、0℃でそれぞれ1カ月以上安定であり、か
つ、清涼感のあるさっぱりとした使用感で使用性に優
れ、耐水性、耐汗性は、ともに◎であり、化粧持ちに優
れたものであった。
し、(1)〜(8)に(9)〜(10)を撹拌しながら加えて乳化
後、冷却してハンドクリームを得た。このハンドクリー
ムは、40℃、25℃、0℃でそれぞれ1カ月以上安定
であり、かつ、清涼感のあるさっぱりとした使用感で使
用性に優れ、耐水性、耐汗性は、ともに◎であり、化粧
持ちに優れたものであった。
(8)に(9),(10)を攪拌しながら加えて乳化後、冷却して
マスカラを得た。このマスカラは、40℃、25℃、0
℃でそれぞれ1カ月以上安定であり、かつ、清涼感のあ
るさっぱりとした使用感で使用性に優れ、耐水性、耐汗
性は、ともに◎であり、化粧持ちに優れたものであっ
た。
拌し、(1)〜(8)に(9)〜(12)を撹拌しながら加えて乳化
後、(14)を加えて混合撹拌し、冷却してW/O型のサン
スクリーンクリームを得た。このサンスクリーンクリー
ムは、40℃、25℃、0℃でそれぞれ1カ月以上安定
であり、かつ、清涼感があり、さっぱりとした使用感で
使用性に優れ、耐水性、耐汗性は、ともに◎であり、長
時間紫外線を防いだ。
を撹拌しながら加えて乳化後、冷却してW/O型のサン
スクリーンローションを得た。このローションは、40
℃、25℃、0℃でそれぞれ1カ月以上安定であり、か
つ、清涼感のあるさっぱりとした使用感で使用性に優
れ、耐水性、耐汗性は、ともに◎であり、化粧持ちに優
れたものであった。
拌し、(1)〜(9)に(10)〜(12)を撹拌しながら加えて乳化
した後、冷却してプレメークローションを製造した。こ
のローションは、37℃、25℃、0℃でそれぞれ1カ
月以上安定であった。また、さっぱりとした使用感であ
りながら、耐水性、耐汗性は、ともに◎であり、化粧持
ちに優れたものであった。そして、重ねてパウダリーフ
ァンデーションを塗布すると、このローションなしに塗
布した場合に比べて化粧持ちが向上した。
拌し、(1)〜(8)に(9)〜(11)を撹拌しながら加えて乳化
した後、冷却してファンデーションを製造した。このフ
ァンデーションは、37℃、25℃、0℃でそれぞれ1
カ月以上安定であった。また、さっぱりとした清涼感の
ある使用感であり、かつ、耐水性、耐汗性は、ともに◎
であり、化粧持ちに優れたものであった。
均一にし、(1)〜(11)を(12)〜(13)に撹拌しながら加え
て乳化した後、冷却してファンデーションを製造した。
このファンデーションは40℃、25℃、0℃でそれぞ
れ1カ月以上安定であり、かつ、清涼感のあるさっぱり
とした使用感で使用性に優れ、耐水性、耐汗性は、とも
に◎であり、化粧持ちに優れたものであった。
乳化組成物は、適用時に清涼感を有し、しかも適用後も
油性感がなく、さっぱりとした使用感を有しており、さ
らに水や汗により化粧くずれしにくいという効果を有す
るものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 次の成分(イ)〜(ニ)を必須成分とし
て含有することを特徴とする油中水型乳化組成物。 (イ)一般式(1): 【化1】 (式中、aは3、bは20〜30、cは20〜30、n
は8〜12、mは300〜500の整数を示し、Rは水
素原子を示す。) で表されるポリエーテル変性シリコーン 0.05〜
5.0重量% (ロ)一般式(2)、(3)または(4): 【化2】 【化3】 【化4】 (式中、xは4〜100、zは1以上の整数で、y+z
は1〜100、qは3〜7の整数を示す。) で表されるポリシロキサンの1種または2種以上を油成
分中の60重量%以上含有する油成分 7.0〜60.
0重量% (ハ)表面撥水処理された粉体 3.0〜60.0重量
% (ニ)エチルアルコールと水の重量比が、エチルアルコ
ール/水=50/50〜2/98であるエチルアルコー
ル水溶液 15.0〜80.0重量% - 【請求項2】 (ハ)成分が、高級脂肪酸、デキストリ
ン脂肪酸エステル、フッ素化合物、シリコーンよりなる
群から選ばれた表面撥水処理剤で表面撥水処理された粉
体である請求項1記載の油中水型乳化組成物。
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JP35446195A JP3312679B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 油中水型乳化組成物 |
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---|---|---|---|
JP35446195A JP3312679B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 油中水型乳化組成物 |
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ID=18437718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP35446195A Expired - Lifetime JP3312679B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 油中水型乳化組成物 |
Country Status (1)
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US5891954A (en) * | 1997-09-15 | 1999-04-06 | Dow Corning Corporation | Method of making alcohol stable emulsions ABD microemulsions |
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-
1995
- 1995-12-28 JP JP35446195A patent/JP3312679B2/ja not_active Expired - Lifetime
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