JPH035412A - しわかくし用化粧料 - Google Patents

しわかくし用化粧料

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JPH035412A
JPH035412A JP13822489A JP13822489A JPH035412A JP H035412 A JPH035412 A JP H035412A JP 13822489 A JP13822489 A JP 13822489A JP 13822489 A JP13822489 A JP 13822489A JP H035412 A JPH035412 A JP H035412A
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Takeshi Nakamura
武 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、まぶた、目じり、額、口、首などの小じわの
部位に塗布することで、小じわを一時的に伸ばし、小じ
わを目立たなくさせる、いわゆるしわかくし用化粧料を
提供せんとするものである。
[従来の技術] 従来、しわを目立たなくさせるために、皮膚自体に作用
してしわの発現を防止する方法と、しわになった皮膚を
一時的に物理的に引張る方法とが考えられてきた。
前者の例として、細胞賦活作用を活発にざぜるために特
定のアミノ酸類、ビタミン類及び糖類の3成分を必須成
分とした皮膚外用剤(特開昭61−289,016号)
や、皮膚別能をこう進させるためにビタミンE−γ−リ
ルン酸エステルを自存する皮膚老化防止用化粧料(特開
昭62−39511号)や、皮膚の保水性を向上させる
。ために甘い帯や鶏のトザカの抽出エキス含有する化粧
料(特開昭58−113114号)などが知られている
しかし、これらの方法ではいずれも短期間に顕著な効果
発現することは期待できない。
一方、後者の例として、皮膚表面に塗布俊乾燥せしめて
皮膚を引張る原理を応用して、ケイ酸ソーダとヒト血清
アルブミンを併用するしわとり化粧用組成物(特開昭6
3−22008号)が知られているが、ケイ酸ソーダが
高pHを呈すること、またヒト血清アルブミンが皮膚ア
レルギーをおこす恐れがあることなどの欠点が指摘され
ている。また、同じ原理を応用して、モンモ1人ロナイ
ト群粘土鉱物、プルラン、水を併用するしね伸ばし用化
粧料(特開昭63−139105号)が知られているが
、塗布膜の耐汗性、耐水性に課題が残る。また、アクリ
ル酸エチルやメック1ノ。
ル酸等の高分子ポリマーを溶媒にとかしたしわ伸ばし用
化粧料は、透明感は出せるが、溶媒による安全性は問題
が残る。更に、ポリビニルピロリドンやポリビニルアル
コールなどの化粧品用水溶性高分子を配合した化粧料に
あっては、肌へのなじみや収縮性が悪く一被膜がはがれ
やすく、しわ伸ばし効果も弱い。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者は、肌へのなじみが良くて、被膜安定性にすぐ
れ、透明感を損なわずにしわを目立たなくさせ、しかも
皮膚刺激がなく安全性が高い、しわかくし用化粧料を提
供することを課題とした。
[課題を解決するための手段] 本発明は、(a)成分として固体脂、(b)成分として
液体油、(c)成分として体質顔料粉体の3成分を必須
成分とし、且つ、(a)成分と(b)成分との重量比が
2:1〜99:1であり、(a)成分と(b)成分の重
量和と(c)成分の重量の比が2:1〜1:4でおるこ
とを特徴とするしわかくし用化粧料である。
更に、好ましい態榔としては、上記(a)成分、(b)
成分と(c)成分の3必須成分の他に、(d)成分とし
て補助皮膜形成剤を含有し、且つ、(a)成分と(b)
成分と(c)成分の重量和が、(d)成分のff1ff
lより大きいことを特徴とするしわかくし用化粧料であ
る。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で用いる固体脂とは、40℃以上の融点をもつ化
粧品用油性原料であり、例えば、マイクロクリスタリン
ワックス・固形パラフィンなどの炭化水素類、ミツロウ
・カルナウバロウ・キャンデリラロウ・モンタンロウ・
鯨ロウなどの日つ類、牛脂・硬化ヒマシ油などの油脂類
、ステアリン酸・ベヘン酸・バルミチン酸などの脂肪酸
類、セタノール・ステアリルアルコールなどの高級アル
コール類及び固形状界面活性剤であり、これらを一種ま
たは二種以上選択して用いる。
本発明で用いる液体油とは、常温で液状の不揮発性化粧
品用油性原料でおり、例えば、流動パラフィン・スクワ
ランなどの炭化水素類、オリブ油・ヒマシ油・ミンク油
などの油脂類、ホホバ油・バルミチン酸イソプロピルな
どのエステル類、オレイン酸・イソステアリン酸などの
脂肪酸類、オレイルアルコール・イソステアリルアルコ
ールなどの高級アルコール類及び液状界面活性剤であり
、これらを一種または二種以上選択して用いる。
尚、炭素数10〜13のイソパラフィンや環状シリコー
ン油などの揮発性油剤は除外する。
本発明で用いる体質顔料粉体とは、つやがなく、湿粉状
態で透明性があり、光散乱効果のおる粉体であり、例え
ば、シリカ(二酸化ケイ素)、チタン雲母、チタンセリ
サイトなどの体質顔料、及びタルク・カオリン・雲母・
セリサイトなどの体質顔料の表面を無機珪素化合物でコ
ーティングした粉体(特開昭60−228406号)や
アクリル樹脂でコーティングした粉体く特開昭61−6
9708号)でおり、これらを一種または二種以上選択
して用いる。
本発明で用いる補助皮膜形成剤とは、しわかくし用化粧
料を皮膚に塗布した時柔軟性のおる皮膚を形成させるた
めのものでおり、例えば、高分子シリコーン(例、シリ
コーンKf’−96−30万CP、信越化学製)、アク
リル酸エチル、ポリ酢酸ビニル、アクリル酸メトキシエ
チルとアクリル酸ヒドロキシエチルとの共重合体、ポリ
ビニルアルコールであり、これらを一種または二種以上
選択して用いる。
その他、保湿剤、防腐剤、着色剤、薬効成分、揮発性油
剤、精製水など通常化粧品に使用される成分を含有する
ことができる。
本発明で提供される、しわかくし用化粧料は、上記の(
a)成分として固体脂、(b)成分として液体油、(c
)成分として体質顔料粉体の3成分を必須成分としてい
る。また、(a)成分と(b)成分との重量比は、2:
1〜99:1である。
重量比が2:1を超えると、液体油が多くなりすぎ、皮
膚塗布後の皮膜強度が弱くなり、化粧もちが悪くなる。
一方、重量比が99:1を超えると液体油が少なすぎる
ので、皮膚塗布後に異和感(つっばり感)が生じてくる
また、(a)成分と(b)成分とのff1ffi和と(
c)成分の重量の比は、2:1〜1:4が好ましいff
1ffi比が2:1を超えると、粉体の相対比が小さく
なり、しわかくし効果が弱くなる。一方、重量比が1:
4を超えると、塗布時の伸び、肌へのなじみ、化粧もち
が悪くなる。
更に、本発明で提供される、しわかくし用化粧料は、上
記(a)成分、(b)成分と(c)成分の3必須成分の
他に、(d)成分として補助皮膜形成剤を含有してもよ
いが、(a)成分と(b)成分と(c)成分の重量和か
(d)成分の重量より大きくしなければならない。
もし、(d)成分の方が大きくなれば、補助皮膜形成剤
の特性が強くなりすぎ、皮膚塗布時に肌へのなじみが悪
く、皮膜がはがれやすくなったりまた、化粧もちが悪く
なったりする。
次に、本発明のしわかくし用化粧料の使用法について述
べている。
本発明のしわかくし用化粧料を適量(b0〜’100m
!J/ct?を位)指にとり、まぶた、目じり、額、口
、首などの小じわが気になる部位につCプ、軽くのばし
て使用する。
[実施例] 次に、本発明の実施例と比較対照のための比較例につい
て処方と製法を記す。
尚、配合割合は重量部である。
実施例1と比較例1,2.3のしわかくし用化粧料につ
いて、処方をまとめて表1に示す。
(以下余白) *本実施例で用いるラテックスタルクとは、タルク(6
0部)の表面を、懸濁重合法によりメタクリル酸メチル
とエチレングリコールジメタクリレート(9: 1 )
の共重合体(40部)でコーティングして得られる体質
顔料粉体である。
(製法) ■を70℃に加熱して均一に溶解する。
あらかじめ、粉体を攪拌分散させた■を70℃に加熱す
る。
攪拌しながら■に■を徐々に加えていく。
攪拌しなから40’Cまで冷却し、■を加え、30℃で
攪拌を停止する。
容器につめて、本発明品1、比較量1、比較量2、比較
量3を得る。
次に実施例2と比較例4,5のしわかくし用化粧料につ
いて、処方をまとめて表2に示す。
いずれの処方も、揮発性油剤が配合されている。
1本実施例で用いる二酸化珪素被覆雲母とは、平均粒径
30μの雲母10部の表面をオルト珪酸ナトリウムを含
む100部の水溶液と反応させて得られる体質顔料粉体
である。
(製法) あらかじめ粉体を攪拌分散させた■を70℃に加熱する
。■、■をそれぞれ70℃に加熱し均一に溶解1炎■に
■を加える。これにi拌しながら■を少但ずつ添加して
いき反転乳化させる。
攪拌しながら40℃まで冷却し、■を加え、30℃で攪
拌を停止する。
容器につめて本発明品2、比較量4及び比較量5を得る
実施例3 しわかくし用化粧料 (処方) (製法) ■、■をそれぞれ70℃に加熱し、均一に溶解させる。
攪拌しながら■に■を加えて反転乳化させる。30℃ま
で冷却し、容器につめて分離型の本発明品3を得る。
[発明の効果] 本発明品が、使用官能特性(塗布時の伸び、肌へのなじ
み具合、異和感)にすぐれ、小じわのかくれ度合と化粧
もちがよく、更に、透明感を損なわれないことについて
詳述する。
(b)使用官能特性、小じわのかくれ度合及び化粧もち
の比較 く実験方法と結果〉 (試料) 本発明品1及び比較品1,2.3 (実験法) 50名の女性を被験者とし、通常の使用法にて各試料を
塗布してもらう。表3に示すような各評価項目について
、5点法にて評価してもらう。その平均点を表4に示す
(評価) (結果) 表4より明らかなように、本発明品1はいずれの項目に
おいても高得点でおり所期の目的を達している。
一方、(a)成分と(b)成分との重量比が許容範囲外
の比較量1では、小じわのかくれ度合が低下し、皮膜強
度が弱くなり化粧もちが悪くなっている。また、(a)
成分と(b)成分との重量和と(c)成分の重量の比が
許容範囲外の比較量2では、塗イ「時の伸び、肌へのな
じみ、化粧もちが悪くなっている。更に(a)成分と(
b))成分と(c)成分の重量和よりlj)成分の重量
が大きい比較量3では、肌へのなじみ、異和感(つっば
り感)、化粧もちが悪くなっている。
(2)透明度及び光沢度の比較 〈実験方法と結果〉 (試料) 本発明品2及び比較量4,5 (試験法) (イ)乾燥被膜の作製 隠蔽率測定紙(JIS K 5400)にドクターブレ
ードで1ミル塗布し、室温にて5時間風乾する。
〈口)透明度の測定 村上色研製高速色彩計にて白色度(L値)を測定する。
白板のL1値から黒板のL2値を差引いたΔLをもって
透明度にかえて表5に示す。
(ハ)光沢度の測定 日本重色工業製GRO3S )IETER型にて75°
での反射率を測定し、3回の平均値を表5に示す。
(結果) 表5より明らかなように、本発明品2は、いずれの項目
においても、満足のいく結果が得られた。
一方、体質顔料粉体が異なる比較量4では、光沢度は適
度であるが、白色度が低下し、不透明となっている。
また比較量5では、白色度は適度であるが、光沢度が大
きすぎつやが強すぎる。
以上のことから明らかなように、本発明のしわかくし用
化粧料は塗布時の伸び、朋へのなじみ具合、異和感(つ
っばり感)なとの使用官能特性にすぐれ、小じわのかく
れ度合いと化粧もちがよく、更に透明感があって、光沢
がないすばらしい化粧品である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)成分として固体脂、(b)成分として液体油
    、(c)成分として体質顔料粉体の3成分を必須成分と
    し、且つ(a)成分と(b)成分との重量比が2:1〜
    99:1であり、(a)成分と(b)成分の重量和と(
    c)成分の重量の比が2:1〜1:4であることを特徴
    とするしわかくし用化粧料。 2)(a)成分として固体脂、(b)成分として液体油
    、(c)成分として体質顔料粉体の3必須成分の他に、
    (d)成分として補助皮膜形成剤を含有し、且つ(a)
    成分と(b)成分と(c)成分の重量和が、(d)成分
    の重量より大きいことを特徴とする請求項1)記載のし
    わかくし用化粧料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0948723A (ja) * 1995-06-01 1997-02-18 Shiseido Co Ltd 乳液状パウダー化粧料
JP2004018462A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Kao Corp メイクアップ化粧料
JP2010047495A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Shiseido Co Ltd 凹凸補正用組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6479104A (en) * 1987-06-23 1989-03-24 Shiseido Co Ltd Water-in-oil type emulsified cosmetic in solid state

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