JPH0945454A - クランプユニットおよびそれを用いたコネクタ搬送装置 - Google Patents

クランプユニットおよびそれを用いたコネクタ搬送装置

Info

Publication number
JPH0945454A
JPH0945454A JP19388595A JP19388595A JPH0945454A JP H0945454 A JPH0945454 A JP H0945454A JP 19388595 A JP19388595 A JP 19388595A JP 19388595 A JP19388595 A JP 19388595A JP H0945454 A JPH0945454 A JP H0945454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
turntable
clamp unit
connector housing
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19388595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Taniguchi
賢一 谷口
Kenji Hashimoto
賢司 橋本
Yoshinobu Ota
好信 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP19388595A priority Critical patent/JPH0945454A/ja
Publication of JPH0945454A publication Critical patent/JPH0945454A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廉価な構成でコネクタハウジングC1の高い
位置決め性能を維持する。 【解決手段】 コネクタハウジングC1を止定する押圧
部材33を設ける。押圧部材33は、コネクタハウジン
グC1を止定する止定位置と解放する解放位置に変位で
きる。この押圧部材33には、伝達手段34が連結され
ており、何れの位置にも操作できるようになっている。
そして、押圧部材33を止定位置に付勢する付勢部材3
5を設けている。 【効果】 通常は、付勢部材35の付勢力により、コネ
クタハウジングC1を止定することができる。他方、必
要に応じて、伝達手段34によって付勢部材35を加勢
することにより、コネクタハウジングC1の止定力を強
化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクランプユニットお
よびそれを用いたコネクタ搬送装置に関し、特に、電線
をコネクタハウジングに接続するための電線接続ユニッ
トに対し、コネクタハウジングを供給するのに最適なク
ランプユニットおよびそれを用いたコネクタ搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイヤーハーネスやワイヤーハ
ーネスを構成するサブアセンブリを製造する際に、電線
の両端部に圧着された端子金具をコネクタハウジングに
挿入することにより、コネクタハウジングに電線を接続
することが行われている(例えば、特開昭63−200
416号)。
【0003】従来の電線接続工程では、コネクタハウジ
ングを搬送するためのターンテーブルが採用されてい
る。このターンテーブルには、コネクタハウジングを位
置決めして着脱可能に止定するクランプユニットが、周
方向に一定間隔を隔てて配設されている。これととも
に、ターンテーブルの周囲には、コネクタハウジングを
クランプユニットに対して供給するためのコネクタハウ
ジング供給装置、供給されたコネクタハウジングに対
し、端子付き電線を接続する電線接続装置、および電線
が接続されたコネクタハウジングを回収する回収装置等
が配設されている。そして、ターンテーブルが一時停止
を繰り返しながら間欠的に回動することにより、クラン
プユニットを各装置の前に停止させ、コネクタハウジン
グの供給、端子付き電線の接続、および電線が接続され
たコネクタハウジングの回収が行われるようになってい
る。ここで、各装置による処理を同時に行うために、各
クランプユニットと各装置とは、ターンテーブルの回転
中心を中心として、互いに同一円周角度(例えば90
°)ずつ隔てられた状態で配設されているとともに、タ
ーンテーブルは、上記同一円周角度ずつ間欠的に回動す
るよう、構成されている。
【0004】上記従来のターンテーブルに採用されてい
るクランプユニットは、例えば、特開昭63−2004
16号の第4図に開示されているように、コネクタハウ
ジングを位置決めするための位置決め部と、位置決めさ
れたコネクタハウジングを、上記位置決め部に押しつけ
る押圧部材と、押圧部材を駆動する駆動機構とを有して
いる。上記駆動機構は、押圧部材がコネクタハウジング
を解放可能な解放位置に押圧部材を付勢する、コイルば
ね等の付勢部材と、付勢部材の付勢力に抗して、押圧部
材がコネクタハウジングを止定可能な止定位置に押圧部
材を駆動するアクチュエータとを有している。この従来
の構成において、コネクタハウジングを装着する際に
は、付勢部材によって押圧部材が解放位置にある状態で
コネクタハウジングを位置決め部に位置決めした後、ア
クチュエータを駆動して、押圧部材を止定位置に変位す
るとともに、電線接続加工が終了して回収装置に搬送さ
れたコネクタハウジングを解放する際には、上記アクチ
ュエータによる駆動を解除して、付勢部材の付勢力によ
り、押圧部材を再び解放位置に変位させて、コネクタハ
ウジングを解放していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクラン
プユニットでは、コネクタハウジングを保持している
間、アクチュエータを常時作動させておく必要があるの
で、アクチュエータの作動時間が長くなり、アクチュエ
ータの寿命が短くなる等の不具合があった。また、その
ような問題を解決するために、押圧部材を止定位置に変
位するために付勢部材を用いるとともに、押圧部材を解
除位置に変位するために、アクチュエータを用いること
も考えられるが、その構成では、付勢部材によるコネク
タハウジングの保持力を安定させることが困難であっ
た。即ち、付勢力が強過ぎる場合には、アクチュエータ
が大型化してコストが増大するとともに、弱過ぎる場合
には、コネクタハウジングが電線接続工程時に位置ずれ
を来す等、位置決め性能が低下し、製品の歩留りが悪く
なるという問題があるからである。
【0006】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、廉価な構成で高い位置決め性能を維持すること
のできるクランプユニットおよびそれを用いたコネクタ
搬送装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の構成は、定位置に止定され
るべきコネクタハウジングを上記定位置に止定可能な止
定位置とコネクタハウジングを自由状態に解放可能な解
放位置とに変位自在な押圧部材と、押圧部材を止定位置
に付勢する付勢部材と、押圧部材に連結され、コネクタ
ハウジングを止定している押圧部材を止定位置に加勢す
ることも解放位置に変位させることもできるように押圧
部材に対して操作力を伝達する伝達手段とを含むことを
特徴とするクランプユニットである。
【0008】この構成では、通常は、伝達手段を介して
押圧部材を解放位置に変位させることによって、コネク
タハウジングの着脱を行うとともに、付勢部材の付勢力
により、押圧部材を止定位置に付勢して、装着されたコ
ネクタハウジングを保持することができる。しかも、コ
ネクタハウジングに加工を施す等の際には、コネクタハ
ウジングが付勢部材の付勢力によって止定されている状
態において、伝達手段を介して付勢部材を加勢し、押圧
部材を止定位置に付勢部材を強化することができる。
【0009】また、請求項2記載の構成は、請求項1記
載のクランプユニットが取り付けられているターンテー
ブルを含み、コネクタハウジングを上記クランプユニッ
トに供給するコネクタ供給装置と、供給されたコネクタ
ハウジングに端子付き電線を接続する電線接続装置と、
電線が接続されたコネクタハウジングを上記クランプユ
ニットから回収する回収装置とが少なくとも上記ターン
テーブルの周囲に併設されるコネクタ搬送装置であっ
て、クランプユニットに対応してターンテーブルに設け
られ、コネクタハウジングが止定される定位置を位置決
めする位置決め部と、クランプユニットが上記各装置に
対向した状態でターンテーブルが一時停止するように、
上記ターンテーブルを間欠的に駆動する駆動部材と、タ
ーンテーブルが一時停止する毎に、上記伝達手段を介し
てコネクタ供給装置およびコネクタ回収装置に対向する
クランプユニットの押圧部材を解放位置に駆動する解放
用アクチュエータと、ターンテーブルが一時停止する毎
に、上記伝達手段を介して電線接続装置に対向するクラ
ンプユニットの押圧部材を止定位置に駆動する締め付け
用アクチュエータとを備えていることを特徴とするコネ
クタ搬送装置である。
【0010】この構成では、コネクタ供給装置によって
加工前のコネクタハウジングをクランプユニットに供給
したり、コネクタ回収装置によって加工後のコネクタハ
ウジングをクランプユニットから回収したりする際に
は、解放用アクチュエータを用いて、付勢部材の付勢力
に抗し、押圧部材を解放位置に駆動することにより、ク
ランプユニットを解放することができる。また、電線接
続装置によってコネクタハウジングに電線を接続する際
には、締め付け用アクチュエータによってクランプユニ
ットの付勢部材を加勢し、コネクタハウジングの止定力
を増強することが可能になる。なお、この構成において
「クランプユニットに対応して」とは、クランプユニッ
トがターンテーブルに一個のみ設けられている場合に
は、それに対する位置決め部が一か所に設けられ、複数
のクランプユニットがターンテーブルに設けられている
場合には、それぞれのクランプユニットに対して位置決
め部が設けられていることを意味している。
【0011】また、請求項3記載の構成は、請求項2記
載のコネクタ搬送装置において、上記各アクチュエータ
は、駆動部材に取り付けられているものである。この構
成では、アクチュエータが駆動部材に担持された状態で
ターンテーブルがクランプユニットを間欠的に搬送す
る。
【0012】また、請求項4記載の構成は、請求項2ま
たは3記載のコネクタ搬送装置において、上記位置決め
部は、それに対応する複数のクランプユニットとともに
異なる種類のコネクタハウジングを位置決めする複数の
群を構成するものであり、各群の位置決め部は、ターン
テーブルが一時停止した際に、一の群を構成する一の位
置決め部がコネクタ供給装置、電線接続装置、および回
収装置のいずれか一の装置に対向する位置にあるとき
に、上記一の群を構成する他の位置決め部が残余の装置
に対向する位置に配設されているとともに、互いに他の
群の位置決め部と一定の位相差を有しているものであ
る。
【0013】この構成では、ターンテーブルの位相を変
更することにより、任意の群のクランプユニットを各装
置に対向させることが可能になる。なお、他のクランプ
ユニットが残余の装置に対向することについては、残余
のクランプユニットの一部または全部が残りの装置に対
向していればよい。また、請求項5記載の構成は、請求
項4記載のコネクタ搬送装置において、上記ターンテー
ブルは、取り付け部材を介して駆動部材に着脱可能に取
り付けられており、上記取り付け部材は、ターンテーブ
ルが一時停止した際に、上記複数の群のうちの何れかが
コネクタ供給装置、電線接続装置、および回収装置に対
向するように、ターンテーブルと駆動部材との位相を変
更可能に構成されているものである。
【0014】この構成では、ターンテーブルの取り付け
位置を変更することにより、ターンテーブルの位相を変
更することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は、本
発明に係るコネクタ搬送装置の概略構成を示す分解斜視
図であり、図2は、図1のコネクタ搬送装置を採用した
自動コネクタ加工装置の概略構成を示す斜視図である。
【0016】先ず、図2を参照して、これらの図に示さ
れている自動コネクタ加工装置1は、コネクタハウジン
グC1(図3参照)を搬送するためのコネクタ搬送装置
10を備えているとともに、このコネクタ搬送装置10
の回りに時計回りに配設された、コネクタ供給装置1
1、電線接続装置12、およびコネクタ回収装置13を
備えている。
【0017】上記自動コネクタ加工装置1の概略構成に
ついて説明すると、上記コネクタ搬送装置10は、後述
するように、本発明の骨子となる装置であり、円形のタ
ーンテーブル20と、ターンテーブル20の周方向に配
設された多数のクランプユニット30と、上記ターンテ
ーブル20を間欠的に(本実施例では、90°毎に一時
停止するように)時計回りに回転駆動する駆動部材40
とを含んでいるものである。
【0018】上記コネクタ供給装置11は、パーツフィ
ーダにより具体化された周知のものである。このコネク
タ供給装置11には、ハンドロボット11Aが併設され
ており、このハンドロボット11Aによって、供給され
たコネクタハウジングC1を一つずつ、コネクタ搬送装
置10に供給するように構成されている。上記電線接続
装置12は、端子金具T1、T2が圧着された被覆電線
Wの一方の端部近傍部分を把持して、予め定められたコ
ネクタハウジングC1(図3参照)またはコネクタハウ
ジングC2(図4参照)の端子挿入口内に対応する端子
金具T1を挿入するためのものである。図2の例では、
被覆電線Wを調尺して裁断し、その両端部に端子金具T
1、T2を連続的に圧着する連続圧着装置12Aと、連
続圧着装置12Aによって加工された被覆電線Wを受け
取る第1の電線搬送ユニット12Bと、第1の電線搬送
ユニット12Bが受け取った被覆電線Wを電線接続装置
12に搬送する第2の電線搬送ユニット12Cとが併設
されており、連続端子圧着装置12Aによって加工され
た端子付き被覆電線Wを第1、第2の電線搬送ユニット
12B、12Cによって、順次搬送し、所定のタイミン
グで所定のコネクタハウジングC1、C2に接続可能に
構成されている。
【0019】上記コネクタ回収装置13は、ハンドロボ
ット13Aおよび回収ユニット13Bとを備えており、
加工後のコネクタハウジングC1、C2をハンドロボッ
ト13Aで把持して回収ユニット13Bに受渡し、回収
ユニット13Bによって、回収容器(図示せず)の中に
製品を回収するためのものである。上記ハンドロボット
11A、13Aは、何れもマニピュレータをX、Y、Z
方向に変位操作可能に構成したものである。また、上記
電線搬送ユニット12B、12C、並びに回収ユニット
13Bは、周知のマニピュレータ121を平行なガイド
部材122の上で往復移動可能に構成することにより、
所定の方向に被覆電線Wを搬送可能に構成されているも
のである。なお、第1の電線搬送ユニット12Bに関し
ては、ガイド部材122の上流端に、連続端子圧着装置
12Aから被覆電線Wをマニピュレータ121に受け渡
すための受渡しハンド123が併設されている。
【0020】次に、図2の自動コネクタ加工装置1に採
用されているコネクタ搬送装置10について、説明す
る。先ず、図1並びに図3ないし図11を参照しながら
ターンテーブル20について詳述する。図3および図4
は、図1のコネクタ搬送装置10に採用されているター
ンテーブルの要部を示す平面部分図であり、図5は、図
1のコネクタ搬送装置10に採用されているクランプユ
ニットの外観を示す斜視図であり、図6は、図5のクラ
ンプユニットの分解斜視図であり、図7は、クランプユ
ニット30と駆動部材40の要部を示す側面部分略図で
ある。
【0021】先ず、図1を参照して、このコネクタ搬送
装置10は、上述したように、ターンテーブル20、ク
ランプユニット30、および駆動装置40を有してい
る。上記ターンテーブル20は、所定の厚みを有する板
金部材であり、その上面には、省略して図示しているよ
うに、二種類のコネクタ位置決め部23、24が形成さ
れている。
【0022】図3および図4を参照して、各位置決め部
23、24は、何れもコネクタハウジングC1、C2を
位置決めするためのものであり、コネクタハウジングC
1、C2に対応してターンテーブル20に形成された凹
部23A、24Aと、凹部23A、24Aの周囲二箇所
に配設された位置決め用突起23B、23C、24B、
24Cと、凹部23A、24Aに連続してターンテーブ
ル20の上下に貫通する切欠部23E、24Eとを備え
たものである。上記位置決め用突起23B、23C、2
4B、24Cは、それぞれターンテーブル20の径方向
に沿ってコネクタハウジングC1、C2を位置決めする
もの(位置決め用突起23B、24B)と、周方向に沿
ってコネクタハウジングC1、C2を位置決めするもの
(位置決め用突起23C、24C)とに構成されてお
り、上記切欠部23E、24Eは、周方向に沿ってコネ
クタハウジングC1、C2を位置決めする位置決め用突
起23C、24Cとの間で凹部23A、24Aを周方向
に挟む位置に形成されている。そして、後述するクラン
プユニット30の押圧部材33がこの切欠部23E、2
4Eから凹部23A、24Aに臨んで凹部23A、24
Aに配置されたコネクタハウジングC1、C2を位置決
め用突起23B、24Bとの間で挟持することができる
ように構成されている。
【0023】図1に示すように、一方のコネクタ位置決
め部23は、比較的幅W1の広いコネクタハウジングC
1を位置決めするためのものである(図3参照)。この
コネクタ位置決め部23は、円周方向90°間隔毎に配
設されて、第1の群を構成している。また、他方のコネ
クタ位置決め部24は、比較的幅W2の狭いコネクタハ
ウジングC2を位置決めするためのものである(図4参
照)。このコネクタ位置決め部24は、円周方向90°
毎に配設され、且つ、第1群のコネクタ位置決め部23
に対してそれぞれ円周方向に45°位相がずれている。
換言すれば、各コネクタ位置決め部23、24は、それ
ぞれ周方向に45°ずつずれて同一円周上に等配されて
いる。
【0024】図5および図6を参照して、各クランプユ
ニット30は、各群を構成するコネクタ位置決め部2
3、24毎に装着されており、上記ターンテーブル20
の下面に取り付けられる本体31と、本体31に対し、
リンクレバー32を介して取り付けられる押圧部材33
と、上記リンクレバー32を介して、押圧部材33に操
作力を伝達する、伝達手段としての操作部材34と、操
作部材34の外周に設けられた付勢部材35とを備えて
いる。なお、以下のクランプユニット30の説明におい
て、ターンテーブル20にクランプユニット30を取り
付けたときの当該ターンテーブル20の径方向外方側を
仮に前方とする。
【0025】上記本体31は、水平部31Aと垂直部3
1Bとを一体に有する正面視略L字形に形成された金属
製部材である。この本体31の背面側には、ブロック体
36が配置されており、水平部31Aに穿設された挿通
孔31Cを挿通するボルト38により、本体31と一体
化されている。ブロック体36は、上記水平部31Aに
沿う水平部36Aと、水平部36Aから立設される立設
部36Bとを一体に備えた金属製部材である。
【0026】図7を参照して、立設部36Bの背面に
は、後述する駆動部材40にフレーム40Aを介して併
設された近接スイッチSW1に検知されるストップピン
36Cが設けられており、上記ストップピン36Cが上
記近接スイッチSW1に検知することにより、クランプ
ユニット30の位置を検出し、精緻なタイミング制御を
図ることができるようになっている。
【0027】図5および図6に戻って、本体31の垂直
部31Bと上記ブロック体36の立設部36Bの各上面
には、ねじ孔31D、36Dがそれぞれ穿設されてお
り、このねじ孔31D、36Dに螺合する図示しないボ
ルトにより、クランプユニット30をターンテーブル2
0に固定できるようになっている。上記本体31の水平
部31Aには、その端部に一対の板片31Eがビス止め
されており、その上端部には、前後に延びるピン31F
を介して、上記リンクレバー32が軸支されている。リ
ンクレバー32は、略L字形に形成されており、押圧部
材33が取り付けられている出力側突起32Aと、操作
部材34が取り付けられている入力側突起32Bとを有
している。各突起32A、32Bは、何れも所定のレバ
ー比に設定されており、対応する部材33、34と前後
に延びるピン32C、32Dを介して回動可能に連結さ
れている。そして、これにより、リンクレバー32は、
操作部材34の上下運動を水平運動に変換して押圧部材
33に伝達するようにしている。
【0028】上記押圧部材33は、リンクレバー32の
ピン32Cを挿通させる板部33Aと、板部33Aを下
面に一体に有する水平ベース33Bと、水平ベース33
Bの一端に立設された押圧片33Cとを一体に有する金
属製部材である。上記水平ベース33Bを受けるため
に、上記本体31の垂直部31Bには、その前後に配置
されて対をなすアーム37がビス37Aによって固定さ
れている。このアーム37の上面には、いわゆるクロス
ローラガイド37Bが固定されており、このクロスロー
ラガイド37Bを介して上記押圧部材33の下面が、ア
ーム37に対し、相対的になめらかに水平移動可能に受
けられている。上記押圧片33Cは、上述したターンテ
ーブル20にクランプユニット30が取り付けられた際
に、当該ターンテーブル20に形成された切欠部23E
または24E内に入り込んで、凹部23Aまたは24A
に配設されたコネクタハウジングC1またはコネクタハ
ウジングC2を止定するためのものである(図3および
図4参照)。
【0029】上述したように、押圧部材33は、リンク
レバー32によって水平移動可能に本体31に取り付け
られており、これによって、押圧片33Cが本体31の
垂直部31Bから離れる解放位置(図5の位置)と垂直
部31Bに近接する止定位置(図6の位置)とに変位可
能に構成されている。操作部材34は、リンクレバー3
2をピン31F回りに回動させることにより、押圧部材
33を止定位置側にも解放位置側にも変位させることが
できるように構成されている。図示の通り、操作部材3
4は、本体31の水平部31Aを上下に貫通して、上記
ピン32Dを介しリンクレバー32の入力側突起32B
に接続されるロッド部34Aと、ロッド34Aの下端に
設けられ、ロッド34Aの径方向外方に張り出す円盤部
34Bとを一体に備えているものである。そして、この
円盤部34Bを介してロッド部34Aを上方に駆動する
ことにより、リンクレバー32をピン31F回りにおい
て反時計回り方向に回動し、押圧部材33を上記解放位
置に変位させることができるとともに、ロッド部34A
を下方に駆動することにより、リンクレバー32をピン
31F回りにおいて時計回り方向に回動し、押圧部材3
3を上記解放位置に変位させることができるようになっ
ている。
【0030】上記付勢部材35は、操作部材34のロッ
ド部34Aの外周に配設された圧縮コイルばねによって
具体化されている。この付勢部材35は、本体31の水
平部31Aの下面と、操作部材34の円盤部34Bの上
面との間に縮設されることにより、操作部材35を下方
に付勢し、押圧部材33を常時止定位置に付勢してい
る。さらに、押圧部材33がコネクタハウジングC1
(C2)を押圧している状態において、操作部材34を
さらに下方へ駆動し、付勢部材35による付勢力を加勢
することができるように、付勢部材35や押圧部材33
の諸元が設定されている。
【0031】次に、図1および図7並びに図8ないし図
11を参照して、本実施例の駆動部材40について説明
する。図8および図9は、図2の自動コネクタ加工装置
の要部を示す平面略図であり、図10および図11は、
上記クランプユニットの使用状態を示す斜視図である。
先ず、図1を参照して、この図に例示している駆動部材
40は、駆動源としてのモータ41と、モータ41を収
容するモータハウジング42と、モータハウジング42
の上に載置されているクラッチ機構43と、クラッチ機
構43によって間欠的に動力が伝達される出力軸44と
を備えている。
【0032】上記モータ41の出力用案内車41Aは、
タイミングベルト45を介してクラッチ機構43の入力
用案内車43Aに接続されており、この入力用案内車4
3Aに連結されている減速機構43Bを介して、上記出
力軸44が間欠的に回動されるように構成されている。
なお、図7に示すように、モータハウジング42には、
例えば上記フレーム40Aに固定されてターンテーブル
20の下面に対向する近接センサSW2が配置されてお
り、この近接センサSW2およびこれにに検知される突
起21を上記ターンテーブル20の同一円周沿い複数箇
所に設けておくことにより、ターンテーブル20の回動
位置を検出して、所定のホームポジションに初期設定す
ることが可能になっている。
【0033】上記出力軸44には、ターンテーブル20
を取り付けるための取り付け用ブロック44Aが頂部に
固定されている。この取り付け用ブロック44Aの上面
には、所定の間隔Dを介して対向する一対のねじ穴44
Bが穿設されている。これとともに、図8および図9に
示すように、上記ターンテーブル20には、各ねじ穴4
4Bに螺合する取り付け用のボルト46を挿通するため
に、それぞれ回転中心点を挟んで対向する二対の挿通孔
25、26が穿設されている。
【0034】図8および図9を参照して、各挿通孔2
5、26は、何れも回転中心Oを挟んで対向している間
隔D1、D2のみがそれぞれねじ穴44Bの対向間隔D
と一致するように設定されている。これとともに、一方
の対の挿通孔25と他方の対の挿通孔26とは、それぞ
れ対向線L1、L2が回転中心Oとなす鋭角θが、第1
群の位置決め部23と第2群の位置決め部24とがなす
位相差(図示の例では45°)と一致するように設定さ
れている。
【0035】そして、出力軸44、即ち取り付け部材と
してのブロック44Aが一時停止する位相に対して、一
対のねじ穴44Bを所定の位相に設定し、このねじ穴4
4Bに螺合するボルト46の挿通孔25、26を選択す
ることによって、ターンテーブル20が一時停止した際
に、上記複数の群の位置決め部23、24のうちの何れ
かがコネクタ供給装置11、電線接続装置12、および
コネクタ回収装置13に対向するように構成される。図
1の例では、挿通孔25を選択することにより、図8に
示すように、第1群のコネクタ位置決め部23が各装置
11、12、13に対向するように設定されている。ま
た、上記角度θが各群の位置決め部23、24同士がな
す位相差と一致することから、挿通孔26を選択するこ
とにより、ターンテーブル20と駆動部材40との位相
を変更して、図9に示すように、第2群の位置決め部2
4がコネクタ供給装置11、電線接続装置12、および
コネクタ回収装置13に対向するように構成されてい
る。
【0036】次に、図1および図7並びに図10および
図11を参照して、上記クラッチ機構43の周囲には、
クランプユニット30を駆動する解放用アクチュエータ
50および締め付け用アクチュエータ60が配設されて
いる。図10も参照して、上記解放用アクチュエータ5
0は、コネクタ供給装置11およびコネクタ回収装置1
3に対向して一時停止しているクランプユニット30の
操作部材34に設けられた円盤部34Bを上方に押し込
むことにより、当該クランプユニット30の押圧部材3
3を止定位置から解放位置に駆動するためのものであ
り、上記円盤部34Bの下面に対向するロッド50A
と、ロッド50Aを上下に駆動するエアシリンダ50B
とを備えたものである。上記エアシリンダ50Bは、取
り付けフレーム50Cを介して、モータハウジング42
の上面に配置され、対応する装置11、13に対向して
一時停止するクランプユニット30を駆動可能に固定さ
れている。上述したように、クランプユニット30は、
付勢部材35によって押圧部材33が常時コネクタハウ
ジングC1(C2)を止定する止定位置に付勢されてい
ることから、上記ロッド50Aによって操作部材34が
上方に駆動されることにより、付勢部材35の付勢力に
抗して解放位置に変位し、コネクタハウジングC1(C
2)を装着可能または取外し可能な状態に開くととも
に、上記ロッド50Aによる駆動が解除されることによ
り、もとの止定位置に戻り、コネクタハウジングC1
(C2)が装着されている場合には、これを止定するこ
とができるようになっている。
【0037】次に、図1、図7、および図11を参照し
て、上記締め付け用アクチュエータ60は、電線接続装
置12に対向して、一時停止しているクランプユニット
30を駆動することにより、当該クランプユニット30
にクランプされているコネクタハウジングC1(C2)
の止定力を強化するためものである。締め付け用アクチ
ュエータ60は、クランプユニット30のターンテーブ
ル20回りの変位を許容するとともに、電線接続装置1
2のところで一時停止した当該クランプユニット30の
円盤部34Bの上面に係合可能な係合爪60Aと、この
係合爪60Aを上下に駆動可能なエアシリンダ60Bと
を備えている。上記エアシリンダ60Bは、図7に示す
ように、取り付け板60Cを介してクラッチ機構43の
側面に固定されている。そして、一時停止したクランプ
ユニット30の円盤部34Bを下方に駆動することによ
り、付勢部材35の付勢力を加勢し、止定位置にある押
圧部材33の保持力を強化した状態で電線接続装置12
による電線接続作業を行うことができるようになってい
る。
【0038】次に、上述した構成の作用について説明す
る。図2を参照して、コネクタ搬送装置10は、所定の
タイミングで一時停止を繰り返しながら、90°ずつ間
欠的にターンテーブル20を回転する。他方、連続端子
圧着機12Aが加工した端子付き被覆電線Wが、第1、
第2の電線搬送ユニット12B、12Cによって、順
次、電線接続装置12に搬送される。そして、ターンテ
ーブル20が一時停止されている間に、コネクタ供給装
置11は、それに対向するクランプユニット30に対
し、コネクタハウジングC1(C2)を供給する。その
プロセスは、コネクタ供給装置11のところで一時停止
しているクランプユニット30を解放用アクチュエータ
50が駆動し、当該クランプユニット30を解放した
後、ハンドロボット11Aによってコネクタハウジング
C1(C2)を一つずつ供給する。
【0039】コネクタハウジングC1(C2)が供給さ
れたクランプユニット30は、何等加工装置が配置され
ていないブランクステーションで一時停止した後、電線
接続装置12に搬送される。ここでは、クランプユニッ
ト30が締め付け用アクチュエータ60によってコネク
タハウジングC1(C2)の保持力を強化された状態
で、電線接続装置12による被覆電線Wの接続加工が行
われ、被覆電線Wの接続が終了して、締め付け用アクチ
ュエータ60がクランプユニット30を解除した後、コ
ネクタ回収装置13の方へクランプユニット30が搬送
される。
【0040】さらに、電線接続加工を終了したコネクタ
ハウジングC1(C2)を担持しているクランプユニッ
ト30がコネクタ回収装置13のところで停止すると、
対応する解放用アクチュエータ50がこのクランプユニ
ット30を駆動してコネクタハウジングC1(C2)を
解放する。そして、コネクタ回収装置13のハンドロボ
ット13Aが加工後のコネクタハウジングC1(C2)
を把持して回収ユニット13Bに受渡し、回収ユニット
13Bが図示しない回収容器の中に製品を回収する。そ
の後、解放用アクチュエータ50による駆動が解除され
たクランプユニット30は、再びコネクタ供給装置11
のところへ搬送され、上記動作が繰り返される。上述し
たコネクタ供給装置11によるコネクタハウジングC1
(C2)の供給工程、電線接続装置12による電線接続
工程、およびコネクタ回収装置13による回収工程は、
同期してターンテーブル20の一時停止時に同時に行わ
れる。
【0041】なお、図2に例示される構成において、タ
ーンテーブル20の各群の位置決め部23(24)は、
ターンテーブル20が一時停止した際に、一の群を構成
する一の位置決め部23(24)がコネクタ供給装置1
1、電線接続装置12、および回収装置13のいずれか
一の装置に対向する位置にあるときに、上記一の群を構
成する他の位置決め部23(24)が残余の装置に対向
する位置に配設されているのであるが、他のクランプユ
ニット30が残余の装置に対向することについては、残
余のクランプユニットのうちの一部がブランクステーシ
ョンのところで一時停止することを妨げる意味ではな
い。
【0042】以上の構成では、通常は、クランプユニッ
ト30によって、アクチュエータ50、51を用いるこ
となくコネクタハウジングC1(C2)を保持すること
ができるとともに、必要に応じてクランプユニット30
の付勢部材35によるコネクタハウジングC1(C2)
の保持力を強化することができるので、コネクタハウジ
ングC1(C2)を保持している間、アクチュエータ5
0、51を常時作動させておく必要がなくなり、アクチ
ュエータ50、51の作動時間が短くなり、アクチュエ
ータ50、51の短寿命化を防止することができるとと
もに、必要な場合には、締め付け用アクチュエータ60
を用いることにより、コネクタハウジングC1(C2)
の保持力を安定させることが容易になり、位置決め性能
が低下するのを阻止して、製品の歩留りを高く維持する
ことができるという利点がある。従って、廉価な構成と
高い位置決め性能の維持とを両立することができるとい
う顕著な効果を奏する。
【0043】特に、コネクタハウジングを定位置に位置
決めするための位置決め部23、24がターンテーブル
20に形成されていることから、複数種類ののコネクタ
ハウジングC1、C2をターンテーブル20に位置決め
するに当たり、クランプユニット30を汎用化すること
が可能になる。また、アクチュエータ50、51が駆動
部材40に担持された状態でターンテーブル20がクラ
ンプユニット30を間欠的に搬送するので、アクチュエ
ータ50、51がターンテーブル20に載置されている
構成に比べ、駆動部材40の負荷を低減して小型化を実
現することが可能になる。
【0044】また、ターンテーブル20の位相を変更す
ることにより、任意の群の位置決め部23、24を各装
置11、12、13に対向させることが可能になるの
で、同一のターンテーブル20を用いて容易に加工させ
るコネクタハウジングC1(C2)の仕様変更を行うこ
とができるという利点がある。さらに、ターンテーブル
20の取り付け位置を変更することにより、ターンテー
ブル20の位相を変更することが可能になるので、駆動
部材40を作動させるためのプログラムの変更等を必要
とせず、段取り変えを容易に行うことができるという利
点がある。
【0045】なお、上述した実施の形態は、本発明の好
ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述の
形態に限定されない。上述の他にも種々の設計変更が可
能であることは云うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の構成では、通常は、アクチュエータを用いること
なくコネクタハウジングを保持することができるととも
に、必要に応じて付勢部材によるコネクタハウジングの
保持力を強化することができるので、コネクタハウジン
グを保持している間、アクチュエータを常時作動させて
おく必要がなくなり、アクチュエータの作動時間が短く
なり、アクチュエータの短寿命化を防止することができ
るとともに、コネクタハウジングの保持力を安定させる
ことが容易になり、位置決め性能が低下するのを阻止し
て、製品の歩留りを高く維持することができるという利
点がある。従って、廉価な構成と高い位置決め性能の維
持とを両立することができるという顕著な効果を奏す
る。
【0047】特に、請求項2記載の構成では、コネクタ
ハウジングを定位置に位置決めするための位置決め部が
ターンテーブルに形成されていることから、複数種類の
のコネクタハウジングをターンテーブルに位置決めする
に当たり、クランプユニットを汎用化することが可能に
なる。また、請求項3記載の構成では、アクチュエータ
が駆動部材に担持された状態でターンテーブルがクラン
プユニットを間欠的に搬送するので、アクチュエータが
ターンテーブルに載置されている構成に比べ、駆動部材
の負荷を低減して小型化を実現することが可能になる。
【0048】また、請求項4記載の構成では、ターンテ
ーブルの位相を変更することにより、任意の群の位置決
め部を各装置に対向させることが可能になるので、同一
のターンテーブルを用いて容易に加工させるコネクタハ
ウジングの仕様変更を行うことができるという利点があ
る。さらに、請求項5記載の構成では、ターンテーブル
の取り付け位置を変更することにより、ターンテーブル
の位相を変更することが可能になるので、駆動部材を作
動させるためのプログラムの変更等を必要とせず、段取
り変えを容易に行うことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ搬送装置の概略構成を示
す分解斜視図である。
【図2】図1のコネクタ搬送装置を採用した自動コネク
タ加工装置の概略構成を示す斜視図である。
【図3】図1のコネクタ搬送装置に採用されているター
ンテーブルの要部を示す平面部分図である。
【図4】図1のコネクタ搬送装置に採用されているター
ンテーブルの要部を示す平面部分図である。
【図5】図1のコネクタ搬送装置に採用されているクラ
ンプユニットの外観を示す斜視図である。
【図6】図5のクランプユニットの分解斜視図である。
【図7】クランプユニットと駆動部材の要部を示す側面
部分略図である。
【図8】図2の自動コネクタ加工装置の要部を示す平面
略図である。
【図9】図2の自動コネクタ加工装置の要部を示す平面
略図である。
【図10】上記クランプユニットの使用状態を示す斜視
図である。
【図11】上記クランプユニットの使用状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 自動コネクタ加工装置 10 コネクタ搬送装置 20 ターンテーブル 23 位置決め部 24 位置決め部 25 挿通孔 26 挿通孔 30 クランプユニット 33 押圧部材 34 操作部材(伝達手段) 35 付勢部材 40 駆動部材 44A 取り付け部材 46 ねじ孔 50 解放用アクチュエータ 60 締め付け用アクチュエータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定位置に止定されるべきコネクタハウジン
    グを上記定位置に止定可能な止定位置とコネクタハウジ
    ングを自由状態に解放可能な解放位置とに変位自在な押
    圧部材と、 押圧部材を止定位置に付勢する付勢部材と、 押圧部材に連結され、コネクタハウジングを止定してい
    る押圧部材を止定位置に加勢することも解放位置に変位
    させることもできるように押圧部材に対して操作力を伝
    達する伝達手段とを含むことを特徴とするクランプユニ
    ット。
  2. 【請求項2】請求項1記載のクランプユニットが取り付
    けられているターンテーブルを含み、コネクタハウジン
    グを上記クランプユニットに供給するコネクタ供給装置
    と、供給されたコネクタハウジングに端子付き電線を接
    続する電線接続装置と、電線が接続されたコネクタハウ
    ジングを上記クランプユニットから回収する回収装置と
    が少なくとも上記ターンテーブルの周囲に併設されるコ
    ネクタ搬送装置であって、 クランプユニットに対応してターンテーブルに設けら
    れ、コネクタハウジングが止定される定位置を位置決め
    する位置決め部と、 クランプユニットが上記各装置に対向した状態でターン
    テーブルが一時停止するように、上記ターンテーブルを
    間欠的に駆動する駆動部材と、 ターンテーブルが一時停止する毎に、上記伝達手段を介
    してコネクタ供給装置およびコネクタ回収装置に対向す
    るクランプユニットの押圧部材を解放位置に駆動する解
    放用アクチュエータと、 ターンテーブルが一時停止する毎に、上記伝達手段を介
    して電線接続装置に対向するクランプユニットの押圧部
    材を止定位置に駆動する締め付け用アクチュエータとを
    備えていることを特徴とするコネクタ搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のコネクタ搬送装置におい
    て、 上記各アクチュエータは、駆動部材に取り付けられてい
    るものである。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のコネクタ搬送装置
    において、 上記位置決め部は、それに対応するクランプユニットと
    ともに異なる種類のコネクタハウジングを位置決めする
    複数の群を構成するものであり、各群の位置決め部は、
    ターンテーブルが一時停止した際に、一の群を構成する
    一の位置決め部がコネクタ供給装置、電線接続装置、お
    よび回収装置のいずれか一の装置に対向する位置にある
    ときに、上記一の群を構成する他の位置決め部が残余の
    装置に対向する位置に配設されているとともに、互いに
    他の群の位置決め部と一定の位相差を有しているもので
    ある。
  5. 【請求項5】請求項4記載のコネクタ搬送装置におい
    て、 上記ターンテーブルは、取り付け部材を介して駆動部材
    に着脱可能に取り付けられており、上記取り付け部材
    は、ターンテーブルが一時停止した際に、上記複数の群
    のうちの何れかがコネクタ供給装置、電線接続装置、お
    よび回収装置に対向するように、ターンテーブルと駆動
    部材との位相を変更可能に構成されているものである。
JP19388595A 1995-07-28 1995-07-28 クランプユニットおよびそれを用いたコネクタ搬送装置 Pending JPH0945454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19388595A JPH0945454A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 クランプユニットおよびそれを用いたコネクタ搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19388595A JPH0945454A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 クランプユニットおよびそれを用いたコネクタ搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0945454A true JPH0945454A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16315360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19388595A Pending JPH0945454A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 クランプユニットおよびそれを用いたコネクタ搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0945454A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014181709A1 (ja) * 2013-05-10 2014-11-13 矢崎総業株式会社 端子挿入装置及び端子挿入方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014181709A1 (ja) * 2013-05-10 2014-11-13 矢崎総業株式会社 端子挿入装置及び端子挿入方法
JP2014220212A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 矢崎総業株式会社 端子挿入装置及び端子挿入方法
CN105229872A (zh) * 2013-05-10 2016-01-06 矢崎总业株式会社 端子插入装置和端子插入方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0669683B1 (en) Connector housing supplying device
JPH0945454A (ja) クランプユニットおよびそれを用いたコネクタ搬送装置
US6442829B1 (en) Production and/or assembly apparatus
JP3771730B2 (ja) シリンダヘッドの加工方法
CN215200573U (zh) 一种用于组装电表的螺丝机
JP2001076835A (ja) 圧接コネクタ用端子実装機
JPH0562757A (ja) コネクタ自動組立機におけるコンタクトピン挿入装置
JPH0726030Y2 (ja) チャージ装置の自動アンクランプ装置
JP2000301568A (ja) 金型に対するインサート金具の供給方法及び装置
JP2003089039A (ja) 生産システムおよび生産方法
CN216634430U (zh) 夹持模块
JP2537974Y2 (ja) ヨーク部材の組付装置
CN215967239U (zh) 组装装置
JP2777403B2 (ja) 長方形部材へのoリング嵌着方法及びその装置
CN219094204U (zh) 压装生产线
JPH035394Y2 (ja)
JPH07116935A (ja) ワーク組立方法およびその装置
JP2511615Y2 (ja) フロントフォ―ク組立装置
JPH0584676A (ja) 自動組立システム
JPH061303Y2 (ja) 治具の位置決め兼駆動力供給機構
JP3215649B2 (ja) 多工程加工機械のワーク移送装置
JPH06124761A (ja) コネクタ搬送装置
JPH0310708Y2 (ja)
JPH08155865A (ja) 搬送装置
JPH0217785Y2 (ja)