JP2000301568A - 金型に対するインサート金具の供給方法及び装置 - Google Patents

金型に対するインサート金具の供給方法及び装置

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JP2000301568A
JP2000301568A JP11117283A JP11728399A JP2000301568A JP 2000301568 A JP2000301568 A JP 2000301568A JP 11117283 A JP11117283 A JP 11117283A JP 11728399 A JP11728399 A JP 11728399A JP 2000301568 A JP2000301568 A JP 2000301568A
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axis
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Tadashi Ikeda
正 池田
Takayuki Shibuya
隆之 渋谷
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Niigata Engineering Co Ltd
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インサート成形品の多品種少量生産を可能に
する。 【解決手段】 パレット3が所定位置に停止すると、ロ
ボット5が作動してパレット3上のインサート金具を把
持具でY軸方向に把持し、その一方向と他方向とを装置
のY軸方向とX軸方向とに正確に一致させて後退位置の
可動板6の載置部6aに移載する。可動板6がX軸方向
に前進して停止すると、移動装置28が作動して押圧部
材8でインサート金具を図で左に移動させ、載置部6a
のX軸基準面に押し付けて正しく位置決めする。パレッ
ト3を変形しにくい金属材料により高い寸法精度で製作
しなくてもよく、プラスチックのような材料で安価に製
作してインサート成形の単価を低く抑えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インサート成形す
る場合に、金型にインサート金具を供給するインサート
金具の供給方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機で電気部品等をインサート成
形するために、金型に電極等のインサート金具を供給す
る場合、従来においては、作業員の手作業でインサート
金具を金型に供給するか、或いはロボットで金型に供給
している。
【0003】図10はロボットを備えた従来の供給装置
を示すもので、この供給装置は、例えば図11に示すイ
ンサート金具1を、その一方向Yaと該一方向Yaに直
交する他方向XaとをY軸方向と該Y軸方向に直交する
X軸方向とにそれぞれ正確に一致させて凹状の保持部に
保持したパレット51を、搬送装置52で供給位置に搬
送し、そのパレット51内のインサート金具1をロボッ
ト10で射出成形機41の金型42に供給する構造とな
っている。
【0004】なお、搬送装置52の前部には、積載され
たパレット51を下から順に搬送装置52の上に乗せる
積載装置53が設けられ、また搬送装置52の後部に
は、空になったパレット51を横送りする横送装置54
と、該横送装置54によって送られてきたパレット51
を積載装置53の横に戻す戻し装置55が連設されてい
る。射出成形機41は竪型のもので、金型42はターン
テーブル43の上に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】インサート金具1を作
業員の手作業によって金型42に供給する方式は、多品
種少量生産に適するが、作業能率が低く、また省人化で
きないという問題点がある。
【0006】図10の従来の供給装置の場合は、人手を
煩わすことなく、インサート金具1を迅速に金型42に
供給して能率良くインサート成形することができるが、
次のような大きな問題点がある。すなわち、インサート
金具1を、パレット(保持部)51と搬送装置52とに
よって供給位置に位置決めする構造のため、非常に精度
の高いパレット51を、インサート金具1の形状に合わ
せ、かつ温度や衝撃等によって変形しにくい金属材料等
によって製作する必要があり、成形品の生産数が少ない
場合高価格のパレット51に起因してコスト高になる。
【0007】本発明は、生産数に関係なくインサート成
形を能率よく、かつコスト安に行うことができる金型に
対するインサート金具の供給方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、インサート金具の一方向
と該一方向に直交する他方向とをY軸方向と該Y軸方向
に直交するX軸方向とにそれぞれほぼ一致させてインサ
ート金具を保持部に保持したパレットを搬送装置で所定
位置に搬送する搬送工程と、該搬送工程で所定位置に搬
送されたパレットのインサート金具を把持具でY軸方向
に把持することにより、インサート金具の一方向と他方
向とをY軸方向とX軸方向とにそれぞれ一致させてロボ
ットで可動板の供給Y軸帯域の載置部に移載する移載工
程と、上記可動板を移送装置でX軸方向に移送して押圧
部材によりインサート金具をX軸基準面に当接させるこ
とにより、インサート金具を供給X軸帯域に位置決めし
て供給位置につける供給準備工程と、該供給準備工程で
供給位置につけられたインサート金具をロボットで運ん
で金型に装着する装着工程とを具備した構成とした。
【0009】この手段では、パレットと保持部の寸法精
度及び搬送装置の搬送精度がインサート金具の位置決め
精度に全く影響しない。したがって、パレットを強度の
大きい材料で高精度に製作する必要がなく、プラスチッ
ク等によって安価に製作してインサート成形の単価を低
く抑えることができる。X軸基準面は、通常は可動板に
設けられるが、場合によっては可動板とは別に設けるこ
ともある。
【0010】請求項1記載のインサート金具供給方法の
搬送工程において、プラスチック製のパレットを基板に
載せて搬送装置で搬送することが好ましい(請求項
2)。この構成では、基板がパレットを支えるので、パ
レットの強度を低下させて一層安価に製作することが可
能となる。
【0011】請求項1又は2記載のインサート金具供給
方法の供給準備工程において、可動板をストッパで停止
させてから、押圧部材でインサート金具を可動板の移送
方向と逆の方向に押し動かして可動板のX軸基準面に当
接させることが好ましい(請求項3)。この場合は、例
えば、可動板の移送と押圧部材によるインサート金具の
X軸基準面への当接を同時に行う場合と違って、作動が
的確に行われるようになる。
【0012】請求項4記載の発明は、インサート金具の
一方向と該一方向に直交する他方向とをY軸方向と該Y
軸方向に直交するX軸方向とにそれぞれほぼ一致させて
インサート金具を保持部に保持するパレットと、該パレ
ットを所定位置に搬送する搬送装置と、インサート金具
の載置部を供給Y軸帯域に有する可動板と、該可動板を
X軸方向に移送する移送装置と、移動装置でX軸方向に
移動させられ、インサート金具を可動板のX軸基準面に
当接させて供給X軸帯域に位置決めして供給位置につけ
る押圧部材と、上記パレットの保持部に保持されたイン
サート金具を把持具でY軸方向に把持して可動板の載置
部に移載するロボットと、上記押圧部材で供給位置につ
けられたインサート金具を金型に運んで装着するロボッ
トとを備えた構成とした。
【0013】この手段では、ロボットの把持具がインサ
ート金具をY軸方向に把持すると、インサート金具の一
方向と他方向が把持具の把持によりY軸方向とX軸方向
とにそれぞれ一致される。また、インサート金具は、可
動板の供給Y軸帯域の載置部において、押圧部材でX軸
基準面に当接させられて供給位置に位置決めされる。こ
のため、パレットを、比較的変形しやすい材料により低
い寸法精度で安価に製作することが可能になる。
【0014】請求項4記載の金型に対するインサート金
具の供給装置において、1台のロボットが、パレットの
保持部に保持されたインサート金具を可動板の載置部に
移載し、また押圧部材で供給X軸帯域に位置決めされて
供給位置につけられたインサート金具を金型に運んで装
着する構成とすることが好ましい(請求項5)。この構
成では、2台のロボットを備えた供給装置よりも、装置
の価格と運転費等が安くなる。
【0015】請求項4又は5記載の金型に対するインサ
ート金具の供給装置において、パレットをプラスチック
製とし、搬送装置で搬送される基板に着脱自在に構成す
ることが好ましい(請求項6)。この構成では、基板が
プラスチック製のパレットを支え、その強度を補強す
る。既存の搬送装置が基板を持つ場合、その搬送装置等
を有効に活用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を添付図面を参
照して説明する。図1ないし図9は、本発明に係る金型
に対するインサート金具の供給装置の実施の形態を示
す。このインサート金具供給装置は、パレット3と、搬
送装置4と、可動板6と、移送装置7と、押圧部材8
と、ロボット5,10とを備えている。
【0017】パレット3は、インサート金具1(図1
1)の一方向Yaと該一方向Yaに直交する他方向Xa
とを装置のY軸方向Yと該Y軸方向Yに直交するX軸方
向Xとにそれぞれ一致させてインサート金具1を保持す
る凹状の多数の保持部3aを有する。パレット3と保持
部3aの寸法精度はそれほど高くなくてもよく、またパ
レット3の多少の変形も許容される。パレット3の材質
は任意であり、どのような材料でもパレットを製作する
ことができるが、上記のように寸法精度と剛性が低くて
もよいため、一般にはプラスチックでできるだけ安価に
製作する。
【0018】搬送装置4は、パレット3をX軸方向に搬
送して所定位置に停止させるものであり、パレット3を
水平状態で着脱自在に支持する平板状の基板12と、基
板12を当接させて停止させる停止部材13とを持つ。
基板12の周囲には、係止爪14と複数の固定ブロック
15,16が配設されており、パレット3の浮上りを係
止爪14で防止し、またパレット3の前後左右の遊動を
固定ブロック15,16で防止するようになっている。
係止部材13は、基板12の搬送移動面に出没自在にさ
れている。
【0019】ロボット5は、X軸レール17に沿って移
動させられる可動アーム18に、スライダ19を可動ア
ーム18の長さ方向、つまりY軸方向に移動自在に取り
付け、そのスライダ19に、把持具20,20と、それ
らの把持具20,20を上下動させるシリンダ21とを
設けて成り、搬送装置4で所定位置に搬送されたパレッ
ト3の任意の1個のインサート金具1の真上に、スライ
ダ19と可動アーム18のY軸方向とX軸方向の移動に
より把持具20,20を移動させ、シリンダ21で把持
具20,20を下降させてインサート金具1をY軸方向
に把持してから、シリンダ21で把持具20,20をイ
ンサート金具1と一緒に上昇させてスライダ19と可動
アーム18のY軸方向とX軸方向の移動によりインサー
ト金具1を可動板6の載置部6aの真上に移動させ、シ
リンダ21で把持具20,20を下降させてインサート
金具1を載置部6aに移載することができるようになっ
ている。
【0020】上記においてインサート金具1は、把持具
20,20によるY軸方向の把持作動で一方向Yaと他
方向XaとをY軸方向とX軸方向とにそれぞれ正確に一
致させる。
【0021】可動板6は、インサート金具1の載置部6
aを有し、ロッドレスシリンダよりなる移送装置7によ
り案内レール23に沿ってX軸方向に移送され、当接部
材24をストッパ25に当接させて停止するようになっ
ている。可動板6は移送装置7にボルト26で水平に取
り付けられており、着脱自在である。
【0022】載置部6aは、インサート金具1の供給Y
軸帯域Yz(図6)に、そのY軸方向の幅をインサート
金具1の一方向Yaの幅に正確に一致させるとともに、
X軸方向の幅をインサート金具1の他方向Xaの幅より
も少し大きくして凹状に形成されている。そして載置部
6aの図6で左の端壁は供給X軸帯域XzのX軸基準面
Xfとされ、載置部6aの左右(図6で上下)には把持
具20,20が挿入される挿入孔6e,6eが形成され
ている。
【0023】押圧部材8は、可動板6の載置部6aに移
載されたインサート金具1をX軸方向に押し動かし、X
軸基準面Xfに当接させて供給X軸帯域Xzに位置決め
するものであり、シリンダ等の移動装置28でX軸方向
に水平に動かされるようになっている。なお、押圧部材
8でX軸基準面Xfに当接されたインサート金具1は、
供給Y軸帯域Yzと供給X軸帯域Xzの交点、つまり供
給位置Pにつくことになる。
【0024】ロボット10は、供給位置Pに位置決めさ
れたインサート金具1を把持具40,40で把持し、射
出成形機41の金型42に運んで所定部分に装着する周
知のものである。把持具40,40は把持具20,20
と同様にインサート金具1の姿勢制御機能を有する。搬
送装置4の前後には、従来と同様に、積載装置53、横
送装置、戻し装置が連設されるのが普通である。
【0025】次に、上記の構成とされた金型に対するイ
ンサート金具の供給装置の作用を本発明の供給方法と共
に説明する。各保持部3aにインサート金具1をそれぞ
れ保持したパレット3は、基板12の上に載せられて搬
送装置4でX軸方向に搬送され、所定位置に停止する。
この状態では、インサート金具1の一方向Yaと他方向
Xaは装置のY軸方向とX軸方向にほぼ一致しているだ
けである。
【0026】パレット3が所定位置に停止すると、ロボ
ット5が作動してパレット3上の1個のインサート金具
1を把持具20,20でY軸方向に把持し、そのインサ
ート金具1を後退位置の可動板6(図6と図7の2点鎖
線参照)の載置部6aに移載する。この際インサート金
具1は、把持具20,20によるY軸方向の把持によっ
てその一方向Yaと他方向XaとをY軸方向とX軸方向
とに正確に一致させられ、供給Y軸帯域Yzの載置部6
aに正しく移載される。
【0027】このようにしてインサート金具1が載置部
6aに移載されると、移送装置7が作動して可動板6を
X軸方向に前進させ、当接部材24をストッパ25に当
接させて可動板6を停止させその位置に固定する。
【0028】可動板6が前進位置で固定されると、移動
装置28が作動して押圧部材8を可動板6の移送方向と
逆の方向(図6と図7で左方向)に移動させる。これに
より、載置部6a上のインサート金具1は、X軸基準面
Xfに当接されて供給X軸帯域Xzに正しく位置決めさ
れ、供給位置Pにつく。
【0029】インサート金具1が供給位置Pに位置決め
されると、ロボット10が作動してそのインサート金具
1を金型42に運んで所定箇所に装着する。
【0030】ロボット5,10と可動板6は、移載作
動、供給作動、移送作動を終了すると、それぞれ直ちに
旧状に戻されて次のインサート金具1の供給に備えられ
る。
【0031】上記の供給方法及び装置においては、多品
種の成形品を少量生産しようとする場合、各インサート
金具1に適合したパレット3と可動板6を製作しなけれ
ばならないが、ロボット5の把持具20,20と押圧部
材8がインサート金具1を両帯域Yz,Xzに位置決め
して供給装置Pに正しくつける関係で、パレット3を、
変形しやすく、寸法精度の出ないプラスチック材料等で
簡単に製作することができ、また可動板6は1個製作す
るだけでよいので、従来と違ってそれらを低コストで製
作して多種類の成形品をコスト安に少量生産することが
できる。
【0032】基板12はパレット3を水平に支えてその
変形を防ぐ。したがって、パレット3を一層コスト安に
製作することができる。
【0033】ロボット5を省き、1台のロボット10で
パレット3のインサート金具1を可動板6に移載し、ま
た可動板6のインサート金具1を金型42に運ぶ構成と
することができる。また図のロボット5の把持具20,
20は、インサート金具1の止着機能と位置決め機能を
持つが、真空作用や磁力でインサート金具1を吸いつけ
る吸着ヘッドでインサート金具1を止着し、把持具で位
置決めする構造とすることもできる。ロボット10がロ
ボット5を兼ねないときは、把持具40,40に替えて
上記の吸着ヘッドを用いることができる。
【0034】図11のインサート金具1とは異なるイン
サート金具の場合、パレット3の保持部3aの形状はも
とより、可動板6の載置部6a及び/又は押圧部材8の
形状等も、例えば、載置部6b,6c、押圧部材8b,
8cのように、そのインサート金具の形状や構造に対応
して変更される。図の可動板6のように、複数の載置部
6a,6b,6cが形成されていると、インサート金具
が変わっても一々可動板6を交換しないで済むので好都
合であるが、載置部を1個しか設けないこともある。
【0035】また、図の押圧部材8は、案内レール23
側に設けられているが、可動板6に設けてもよい。この
ようにした場合、押圧部材8によるインサート金具1の
押圧方向は、可動板6の移送方向の逆方向とは限らず、
可動板6の移送方向にすることができ、また可動板6の
移送中にインサート金具1をX軸基準面Xfを当接させ
ることもできる。更に、押圧部材8を案内レール23側
に固定し、可動板6の移送力によってインサート金具1
を押圧部材8でX軸基準面Xfに当接させる構造とする
こともできる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は4記
載の発明によれば、生産数の多少に拘わらず、インサー
ト成形を能率よく、かつコスト安に行うことができる。
【0037】請求項1記載のインサート金具供給方法の
搬送工程において、プラスチック製のパレットを基板に
載せて搬送装置で搬送する構成とした場合は、パレット
の強度を最低限度に抑えてその製作コストを低減するこ
とができる。
【0038】請求項1又は2記載のインサート金具供給
方法の供給準備工程において、可動板をストッパで停止
させてから、押圧部材でインサート金具を可動板の移送
方向と逆の方向に押し動かして可動板のX軸基準面に当
接させる構成とすると、例えば可動板の移送中にインサ
ート金具と押圧部材でX軸基準面に当接させるような場
合と違って、作動が復合せずに的確に行われる。
【0039】また、請求項4記載の金型に対するインサ
ート金具の供給装置において、1台のロボットで、パレ
ットの保持部に保持されたインサート金具を可動板の載
置部に移載し、また押圧部材で供給X軸帯域に位置決め
されて供給位置につけられたインサート金具を金型に運
んで装着する構成とすると、装置の価格と運転費が易く
なる効果がある。
【0040】請求項4又は5記載の金型に対するインサ
ート金具の供給装置において、パレットをプラスチック
製とし、搬送装置で搬送される基板に着脱自在とした場
合は、基板を持つ既存の搬送装置とその付帯設備を活用
して、設備費を最低限度に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る金型に対するインサート金具の
供給装置の実施の形態を示す側面図である。
【図2】 図1の供給装置の主要部の平面図である。
【図3】 パレットと基板の関係を示す平面図である。
【図4】 図3の(IV−IV)線部分の基板の断面図であ
る。
【図5】 移載用のロボットの図である。
【図6】 可動板と押圧部材等の関係を示す平面図であ
る。
【図7】 同じく、側面図である。
【図8】 図6の(VIII−VIII)線部分の断面図であ
る。
【図9】 インサート金具を可動板から金型に運ぶロボ
ットの把持具の図である。
【図10】 従来の金型に対するインサート金具の供給
装置の平面図である。
【図11】 インサート金具の一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 インサート金具 3 パレット 3a 保持部 4 搬送装置 5,10 ロボット 6 可動板 6a 載置部 7 移送装置 8 押圧部材 12 基板 20 把持具 25 ストッパ 28 移動装置 42 金型

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサート金具の一方向と該一方向に直
    交する他方向とをY軸方向と該Y軸方向に直交するX軸
    方向とにそれぞれほぼ一致させてインサート金具を保持
    部に保持したパレットを搬送装置で所定位置に搬送する
    搬送工程と、 該搬送工程で所定位置に搬送されたパレットのインサー
    ト金具を把持具でY軸方向に把持することにより、イン
    サート金具の一方向と他方向とをY軸方向とX軸方向と
    にそれぞれ一致させてロボットで可動板の供給Y軸帯域
    の載置部に移載する移載工程と、 上記可動板を移送装置でX軸方向に移送して押圧部材に
    よりインサート金具をX軸基準面に当接させることによ
    り、インサート金具を供給X軸帯域に位置決めして供給
    位置につける供給準備工程と、 該供給準備工程で供給位置につけられたインサート金具
    をロボットで運んで金型に装着する装着工程とを具備し
    たことを特徴とする金型に対するインサート金具の供給
    方法。
  2. 【請求項2】 搬送工程において、プラスチック製のパ
    レットを基板に載せて搬送装置で搬送することを特徴と
    する請求項1記載の金型に対するインサート金具の供給
    方法。
  3. 【請求項3】 供給準備工程において、可動板をストッ
    パで停止させてから、押圧部材でインサート金具を可動
    板の移送方向と逆の方向に押し動かして可動板のX軸基
    準面に当接させることを特徴とする請求項1又は2記載
    の金型に対するインサート金具の供給方法。
  4. 【請求項4】 インサート金具の一方向と該一方向に直
    交する他方向とをY軸方向と該Y軸方向に直交するX軸
    方向とにそれぞれほぼ一致させてインサート金具を保持
    部に保持するパレットと、 該パレットを所定位置に搬送する搬送装置と、 インサート金具の載置部を供給Y軸帯域に有する可動板
    と、 該可動板をX軸方向に移送する移送装置と、 移動装置でX軸方向に移動させられ、インサート金具を
    可動板のX軸基準面に当接させて供給X軸帯域に位置決
    めして供給位置につける押圧部材と、 上記パレットの保持部に保持されたインサート金具を把
    持具でY軸方向に把持して可動板の載置部に移載するロ
    ボットと、 上記押圧部材で供給位置につけられたインサート金具を
    金型に運んで装着するロボットとを備えたことを特徴と
    する金型に対するインサート金具の供給装置。
  5. 【請求項5】 1台のロボットが、パレットの保持部に
    保持されたインサート金具を可動板の載置部に移載し、
    また押圧部材で供給X軸帯域に位置決めされて供給位置
    につけられたインサート金具を金型に運んで装着する構
    成とされたことを特徴とする請求項4記載の金型に対す
    るインサート金具の供給装置。
  6. 【請求項6】 パレットはプラスチック製で、搬送装置
    で搬送される基板に着脱自在とされたことを特徴とする
    請求項4又は5記載の金型に対するインサート金具の供
    給装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020082634A (ko) * 2001-04-25 2002-10-31 이춘우 자동 인서트 공급기
KR100602685B1 (ko) 2005-03-30 2006-07-20 (주) 영진 반제품에 판스프링너트를 자동으로 삽입장착하는 장치
KR20070022535A (ko) * 2005-08-22 2007-02-27 송훈주 인서트 자동삽입장치
KR100831851B1 (ko) 2006-10-18 2008-05-22 최영길 백라이트 유니트 프레임의 가로형 사출장치 및 그 구동방법
CN102814920A (zh) * 2012-09-16 2012-12-12 衡阳华意机械有限公司 橡胶注射机自动装模出模装置
DE102005061193B4 (de) * 2005-12-21 2016-12-22 Hermann Müller Handhabungsverfahren und -vorrichtung, insbesondere an einer Spritzgussmaschine

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