JPH02286212A - インサート成形装置におけるインサート部品供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インサート成形を行うに際し、金型にインサ
ート部品を装着するインサート部品供給装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、例えば、第９図に示すようなりレーボディを射出
成形法によって成形する場合には、金型に第５図ないし
第８図に示すような複数の端子１゜２．３．４を作業者
が１つ１つ装着した後に、インサート成形してラシ品５
を得ている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、製品５を多数個取りする金型にあっては、１
つの金型に装着する必要があるインサート部品（端子）
が多くなるため、作業性が悪く、成形前の段取り時間が
長（かかるという問題がある。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、多数のインサート部品を迅速にかつ円
滑に金型に装着でき、かつ段取り時間の低減を図ること
ができて、インサート部品の装ご作業を自動化できるイ
ンサート成形装置におけるインサート部品供給装置を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明のインサート部品供
給装置は、ト（数の金型を回転させて順次インサート成
形を行うロータリー成形機と、パレットにインサート部
品を着脱自在に装着する装着機構と、このパレットを運
搬し、上記金型に対向配置させてインサート部品を金型
に移し替える移送機構とを具備したものである。

〔作用］ 本発明のインサート成形装置におけるインサート部品供
給装置にあっては、装着機構によってノ＜レットにイン
サート部品を装着し、このパレットを、移送機構によっ
て、ロータリー成形機の金型に対向した位置に搬送し、
パレットに装着されたインサート部品を金型に移し替え
る。

〔実施例〕

以下、第１図ないし第９図に基づいて本発明の一実施例
を説明する。

第１図と第２図は本発明のインサート部品供給装置の一
例を示すもので、第１図は平面図、第２図は側面図であ
る。これらの図において符号１０は１１コンベアであり
、この搬送コンベア１０の下方にはリターンコンベア１
１が設置されている。

そして゛、上記搬送コンベア１０の両側には、第５図か
ら第８図に示す端子１，２，３，４．４に対応して５対
のインサートロボット１２が互いに対向配置されており
、これらのインサートロボット１２は、それぞれパーツ
フィーダ及びリニアフィーダ１３によって個別に供給さ
れた端子１，２゜３．４．４を１ｌ１２送コンベア１ｏ
上のパレット１４の所定位置に装着するようになってい
る。また、パレット１４には、上記端子１，２，３，４
．４を着脱自在に固定する着脱機構（図示せず）か設け
られている。この着脱機構は、端子１〜４に形成された
穴に、スプリングによって付勢されたホールを押し付け
て係止すると共に、シリンダによってボールをスプリン
グとともに後退させることにより係合状態を解除するよ
うに構成されている。

上記搬送コンベア１０の搬出端にはパレット供給機１５
が配置されている。このパレット供給機１５は、パレッ
ト１４の両側部をチャック部１６によって挾持して、ア
ーム部１７を１８０°反転してロータリー成形機１８の
下型１９上に載置するものである。そして、ロータリー
成型機１８は竪型射出成形機であり、製品８個取りの下
型１９が９０°ずつ間欠的に回転して、インサート部品
の装着（第１図において位置ａ）、インサート部品の装
着確認（位置ｂ）、インサート成形（位置Ｃ）、製品の
取出しく位置ｄ）がそれぞれ行われるようになっている
。このうち、位置すにおけるインサート確認装置２０は
、上方からカメラによって下型１９を撮影してその画像
パターンが予め記憶されていた正規のパターンと一致し
ているか否かを判定して総ての端子１〜４が正しく装着
されているかどうかを判断するもの、あるいは、下型１
９の各端子装着部に上方から接触子を降ろし、総ての端
子１〜４が装着されていれば、直列の電気回路が構成さ
れるようにして、電圧を印加することにより、これを検
出するようにしたものが適宜採用される。

また、位置Ｃにおいては、下型１９の停止位置の上方に
上型（図示せず）が配置され、両者が合わさって射出成
形がなされるようになっている。

さらに、位置ｄには、製品取出し収納機２１が配設され
ている。この製品取出し収納機２１は、下型１９上の製
品５を４個ずつ吸着して収納コンベア２２上に載置する
と共に、この収納コンベア２２の搬出端に積重されてい
る空のスティック２３のうち最下段のスティック２３内
に上記製品５を収納した後、満杯のスティック２３をシ
リンダ２４によって水平方向に押し出すものである。

上記搬送コンベア１０の搬出端とリターンコンベア１１
の搬入端との間には、シリンダ２５によって昇降自在に
支持されたパレット排出数２６が配置されている。また
、搬出コンベア１０の搬入端とリターンコンベア１１の
搬出端との間には、シリンダ２７によって昇降自在に支
持されたパレット供給板２８が配置されている。

上記のように構成されたインサート部品供給装置を備え
たインサート成形装置にあっては、まず、搬送コンベア
１０上にパレット１４を載置し、搬送しながら、パーツ
フィーダ及びリニアフィーダ１３によって供給された端
子１〜４を各インサートロボット１２によって順次パレ
ット１４の所定位置に装着する。この場合、パレット１
４に装着された各端子１〜４は、パレット１４に設けら
れた着脱機構によってパレット１４に確実に装着されて
いる。

次いで、搬送コンベア１０の搬出端に到達したパレット
１４は、パレット供給Ｒ１５のチャック部１６に挾持さ
れた後、アーム部１７を１８０゜反転することにより、
位置ａにある下型Ｉ９の上にかぶせられる。続いて、上
記着脱機構によってパレット１４と端子１〜４との係合
を解除して、端子１〜４を下型１９の所定位置に装着す
る。さらに、アーム部１７を逆方向に１８０°反転させ
てパレット１４を元の位置に戻した後に、シリンダ２５
によってパレット排出板２６を上昇させ、かつチャック
部１６による挟持を解除することにより、パレット１４
をパレット排出板２６上に載置する。そして、シリンダ
２５によりパレット排出板２６を下降させた後に、リタ
ーンコンベア１１にパレット排出板２６上のパレッ）１
４を押し出して、リターンコンベア１１でパレット１４
を搬送し、リターンコンベア１１の搬出端において、該
パレット１４をパレット供給板２８上に載せる。

次いで、シリンダ２７によってパレット供給板２８をパ
レット１４とともに上昇させて、搬送コンベア１０上に
移し替える。

一方、各端子１〜４が装着された下型１９は、ロータリ
ー成形機１８上で９０°回転して、位置すにおいて、イ
ンサート確認装置２０によって各端子１〜４が正常に装
着されているか否かを確認する。次いで、さらに９０°
回転して、位置Ｃにおいて、上型、下型を合致させてイ
ンサート成形を行った後に、９０°回転した位置ｄにお
いて、製品５を４個ずつ吸着して収納コンベア２２上に
載置して搬送し、スティック２３内に製品５を収納する
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のインサート部品供給装置
は、複数の金型を回転させて順次インサート成形を行う
ロータリー成形機と、パレットにインサート部品を着脱
自在に装着する装着機構と、このパレットを運搬し、上
記金型に対向配置させてインサート部品を金型に移し替
える移送機構とを備えたものであるから、装着機構によ
ってパレットにインサート部品を装着し、このパレット
を、移送機構によって、ロータリー成形機の金型に対向
した位置に搬送し、パレットに装着されたインサート部
品を金型に移し替えることにより、多数のインサート部
品を迅速にかつ円滑に金型に装着でき、かつ段取り時間
の低減を図ることができて、インサート部品の装着作業
を自動化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は本発明のインサート部品供給装着の一
実施例を示すもので、第１図は平面図、第２図は側面図
、第３図は金型における製品配置図、第４図はパレット
に端子を装着した場合の説明図、第５図ないし第８図は
各端子を示すもので、第５図は端子ｌの斜視図、第６図
は端子２の斜視図、第７図は端子３の斜視図、第８図は
端子４の斜視図、第９図はりレーボディの一例を示す斜
視図である。 １．２．３．４・・・端子、１ｏ・・・搬送コンベア（
移送機構）、１２・・・インサートロボット（装着機構
）１４・・・パレット、１５・・・パレット供給機（移
送機構）、１８・・・ロータリー成形機、１９・・・下
型。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インサート部品を金型に装着するインサート成形装置に
   おけるインサート部品供給装置において、複数の金型を
   回転させて順次インサート成形を行うロータリー成形機
   と、パレットにインサート部品を着脱自在に装着する装
   着機構と、このパレットを運搬し、上記金型に対向配置
   させてインサート部品を金型に移し替える移送機構とを
   具備したことを特徴とするインサート成形装置における
   インサート部品供給装置。